キンカン

2024年03月17日

もちろんキンカンの種はまいた

細々と続けているベランダ・フルーツガーデニング。食べ終わった果物の種を、ベランダの余っているプランターにまけば発芽するのだろうかとの好奇心で始めたのがこの試み。とりあえず振り返ってみるとーーー


最初は2020年の2月に柿とリンゴ。
柿は2019年の秋に食べたもの。
1ヶ月後に初めてリンゴが発芽したときは感激したなあ。
2020-3


5月には柿も芽を出した。
気をよくして6月にアメリカンチェリーも追加。

しかし4つ発芽したリンゴのうち、ほとんど成長していないひとつを残して8月には枯れた。2つが発芽した柿も同様。アメリカンチェリーは発芽せず(/o\)

そして8月の終わりに桃を追加。
しかしこれまた発芽せず(>_<)

12月にその年の秋に食べた柿をまく。
2021年6月になってもプランターに変化なし。
もう発芽しないのがデフォルトになって残念と思わなくなる。



そんな中で頑張ったのが最初に植えたリンゴのひとつ。

これは2020年5月。
左のプランターの小さい方がその株。
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それ以外は7月に15センチ程度まで大きくなったのに、
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8月になるとハダニにやられてしまった。
写真を拡大すればクモの巣のような症状が確認できる。
2020-8-1


小さかったのはハダニの被害はなかったものの、
なぜか大きくならないまま。
2020-8-2


そして2021年の2月にはご臨終寸前。
2021-2-1


しかし茎の先端には生き生きとした緑がわずかにに残っている
2021-2-2


2021年4月には見事に復活。
ど根性リンゴと名付けた!
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ただし7月頃が背丈のピーク。
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8月には弱りだし、
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2022年1月にはこの姿。
2022-1


残念ながら2度目の復活はなく、
2022年4月にご臨終認定。
2022-4




ど根性リンゴ以外の話を続けると、
2021年6月、アメリカンチェリーに再挑戦。
お約束通りの結果。


2022年5月。
気を取り直して柿、みかん、せとか、リンゴ、桃の種をまく。
合計21粒の大規模?チャレンジ。
2022-5


その中で桃がひとつだけ発芽。
7月にはいい感じに育ってきたのに、
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8月になって突然あっという間に枯れた。
これは2023年3月まで、枯れたままの姿でミイラとなってベランダにあった桃。
2023-3


めげずに2023年3月に桃と柿をまく。
夏までに発芽の気配を見せず。

その後はブログにもしていないので時期はうろ覚えだが、
8月か9月にブドウの種をまいた。

10月下旬に土だけが見えているプランターの様子(/o\)
2023-10



ここまでトータルの種まき&発芽状況を確認すると

  リンゴ       種まき数 12   発芽数 4
  柿         種まき数 24   発芽数 2
  アメリカンチェリー 種まき数 8    発芽数ゼロ
  桃         種まき数 6    発芽数 1
  みかん       種まき数 6    発芽数ゼロ
  せとか       種まき数 1    発芽数ゼロ
  (ブドウの種まき数は記録なし)

ブドウを除いて、種をまいた総数は57で発芽したのが7なので、発芽率は12%に過ぎない。また背丈も20センチ以上に成長した株はない。でもまあ食べ残した種は無料だし、発芽の喜びを味わうためにやっているような趣味である。



さてようやくここからが本題で、
前日のブログに書いた生で食べたキンカン。
その実は小さいくせに種の数は多い。普通なら腹立たしものだが、この春はこれをまいてやろうとほくそ笑んでいた(^^ゞ もっとも過去に「みかん」と「せとか」は発芽しなかったから柑橘系は期待薄ではある。


本日に種まきを実施。
種数は12粒。
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昨年の秋に食べた柿の種を残しておいたはずなのに、どこを探しても見当たらず。
なのでプランターの大きさに関係なく各2粒をまいた。
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一般に小さい種は好光性種子(こうこう・せい・しゅし:発芽に光を必要とする)らしいので、まき穴は1センチ未満の深さ。写真で表面に穴が開いているのは失敗して深くなってしまった穴。

また浅くまいた種に水やりをすると、水の勢いで種が流れてしまうから、水やりは種まき前の実施。多少は私もガーデニングの経験則が増えてきた。


では期待せずに発芽を待ちましょう(^^ゞ

wassho at 22:27|PermalinkComments(0)

2024年03月16日

生のキンカンを食べた

2月18日にウメを見に行った羽根木公園では植木屋の出店で、そして2月24日に赤塚梅祭りの帰りに立ち寄った赤塚植物園でも栽培展示されているキンカンを見かけた。キンカンの実がなっているところを見るなんて珍しいのに1週間に2回も。

01

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そうなると、どうしても気になるじゃない。
羽根木公園のブログではこう書いている。

   皮ごと生で食べられるらしいけれど、甘露煮以外は食べたことがない。
   そのうちトライしよう。

とはいうもののキンカンなんてどこで売っているのかと思っていたら、いつも行く駅前スーパーの果物売り場であっさり見つけた。脳は効率的に行動できるようにスーパーなどたくさんの商品があるところでは、関心のある対象しか認識しない機能を備えている。だから今まで気がつかなかったのだろう。


買ったときは10〜12個ほど入っていたかな。
値段は500円くらいだった。
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この駅前のスーパーは同系列の他店舗と較べて少し狭い。それで他店舗はで売ってるのに、この店には置いていない商品がよくある。それでもキンカンがあるのは、それだけよく売れているからなのか。普通に生活していてキンカンの話題なんて聞かないから、そのあたりがどうもナゾ


さて

   食べた感想はーーーウ〜ン、ビミョー。

それほど酸っぱいわけではない。
しかし甘みはまったく感じない。
というわけで買ってから2週間以上経つのに、まだ全部食べ切れていない(^^ゞ


キンカンが生で食べられるのは柑橘類としては皮がとても薄いから。最初はホンマカイナ?と思って恐る恐る囓ったたものの、皮の存在はまったく気にならない。

しかし不思議なことが。

皮ごと食べているから皮の味がする。当たり前と思われるかも知れないが、ミカンだろうがハッサクだろうがレモンだろうが柑橘類を皮ごと食べた経験はない。なのにどうして皮の味と認識できるのか? 今まで皮を食べたとすればユズの皮などを刻んで香り付けで料理に添えてあるものくらい。でも極めて少量だしその香り以外の味覚的記憶もない。なのにキンカンを食べると、ミカンの皮を囓ったのと同じ味が含まれているとわかるのが説明不能。

文章では想像しづらいと思うし、これ以上は考察のしようもないので、
できればキンカンを生で食べて体験してみて。


どれだけ皮が薄いのかと好奇心を抑えれれず切ってみた(^^ゞ
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意外にも直径に占める皮の黄色い部分の厚みの割合は、他の柑橘類と較べて別に薄くもない。皮が薄いから食べられるというより、キンカンは小さいから皮の絶対量が少ないので気にならないようだ。

様々な柑橘類の断面を確認するにはここをクリック

また皮と実の間の白い部分の割合はかなり多い。
そして実が少なっ!
ちょっとガッカリ(/o\)

そして実が少ないくせに種が多い。
なお種が緑色なのは実を切るときに一緒に切れて断面が露出しているから。


食生活行動としては、
他の柑橘類を買って食べた方が満足度は高かった。
しかし何事も経験なので、

これでいいのだ


wassho at 18:23|PermalinkComments(0)