サルスベリ
2016年07月30日
日比谷公園で変化朝顔
午前5時起床。
朝顔が早く咲くからではない。
本日は群馬の某所で花畑を見て、それからクネクネ道路沿いにある滝を楽しんで、最後に温泉に浸かるツーリングの予定だった。昨日の予報では晴れ時々曇り、朝起きたら文句なしの快晴。準備万端整えてから、念のために群馬の北側山地の天気予報をチェックすると、なんと現地は午後から雨(>_<) ヤフーの天気予報では弱雨の表示だったが、テレビの解説では本日の山の天候は変わりやすく、ところどころ強く降るとのこと。
その時点でまだ午前6時。目的地を変更すれば、どこにでもツーリングできる時間だけれど、なんとなく戦意喪失。しかし、もう一度寝るには目がさめすぎたので、日比谷公園で開催されている変化朝顔の展示会に出かけることにした。朝顔は朝に咲く花なので早朝からやっている。(文章は変化朝顔研究会のホームページから借用)
しかし変化朝顔のついでに日比谷公園を散歩するとしても、それだけじゃ午前中に帰ってくることになる。だから六本木の国立新美術館でルノワール展も観ることに。もちろんバイクじゃなくて電車でお出かけである。
日比谷交差点。
手前はかつてGHQの総司令部があった第一生命ビル(現在のビルは1995年に建て替えられたもの)、その並びの奥が帝国劇場。
皇居のお堀ドーン。
銀座方向。真ん中のビルはペニンシュラ東京。
このクラスのホテルとしては幅の狭い敷地に建っている。
日比谷公園は皇居から国道1号線を挟んだ南側にある。
1番北東の有楽町門から入る。
趣のある池。日比谷公園は江戸時代には大名屋敷が並んでいたエリア。
池は心の字になっているらしいが、その形を見渡せるような展望場所はない。公園の周りの高層ビルからなら見えるのかな。
このレトロな洋風建物はフェリーチェガーデン日比谷という結婚式場。元は公園事務所だったらしい。公園内にはいくつか民間の施設がテナントとして入っている。
こちらは日比谷茶廊というレストラン。創業1949年の老舗。
第1花壇と呼ばれる広場を通り過ぎると、
会場らしいところが見えてきた。
サルスベリが青空に映える。
ネットで得た情報では上に貼った「変化朝顔 & 大輪朝顔 共催展示会」だったのに、現地では「超大輪朝顔展」になっていた。
ここは日比谷公園の「陳列場」と呼ばれる施設。正面の奥の壁沿いに大輪朝顔、左側に変化朝顔が展示されていた。
大輪朝顔。サイズ感が伝わるかな。
アップでいろいろ。大輪すぎてクターっとした広がり方。
こちらはやや小さいサイズ。それでも普通の朝顔の倍近くはある。
縞模様のものが多かった。
なにやら品評中。
こちらでは短冊に文字を書き込んでいる。
見事選ばれると、こういう展示になる。
団十郎というのは、この茶色い朝顔の名前みたい。短冊のない後ろの団十郎と見較べると、花そのものより鉢全体の姿形で選考されているみたいだ。
さて変化朝顔。ヘン顔じゃないよ。
変化朝顔とは突然変異によって朝顔とは思えない形となった朝顔のこと。江戸時代に大ブームがあったらしい。品種改良と同じように、いろいろな品種を掛け合わせて珍種を造るのだと思う。
細い花びらのものが多かった。
極細の変化朝顔。
花は咲いていなかったがセロリみたい。
これだけ金屏風をバックに展示されていた。
貝割れ大根と正体不明の花?
変わったのばかり見ていると、この程度ならまだ朝顔の面影があるように思えてくる。
変化朝顔のことはつい最近テレビで知った。その時にネットで調べてこの展示会を知ったしだい。来るつもりはなかったのだが、本日のツーリングを中止にしたのでといういきさつ。それで初めて見た変化朝顔は、確かにめずらしい形には違いない。でも、じゃキレイだったかといわれると「ウ〜ン特に」というのが正直なところ。例えば金屏風の変化朝顔より普通の朝顔を貰った方がうれしい。変化朝顔というのは一般的な園芸をやり尽くして、ヘンタイ濃度の高まった人たちの高貴な趣味かな(^^ゞ 私はまだまだその境地には達していない。
外に置かれている朝顔のほうが日が当たって見栄えがするのだが、日差しがきつすぎるのか、まだ9時前なのに少し萎れ気味。無理やり大輪に育てているからか、花びらが自重に耐えきれないのかもしれない。
これなんかまるでハンカチ。
あまり趣味に合わなかったとはいえ、変化朝顔を見られたの貴重な経験だった。それに江戸時代からの庶民の園芸文化が、現在まで続いているのは何となくうれしい。会場では種がどうのこうのとマニアックな会話を多く耳にした。ところで毎年、朝顔を育てようと思っているのに気がついたら真夏になっている。来年こそは!
ーーー続く
朝顔が早く咲くからではない。
本日は群馬の某所で花畑を見て、それからクネクネ道路沿いにある滝を楽しんで、最後に温泉に浸かるツーリングの予定だった。昨日の予報では晴れ時々曇り、朝起きたら文句なしの快晴。準備万端整えてから、念のために群馬の北側山地の天気予報をチェックすると、なんと現地は午後から雨(>_<) ヤフーの天気予報では弱雨の表示だったが、テレビの解説では本日の山の天候は変わりやすく、ところどころ強く降るとのこと。
その時点でまだ午前6時。目的地を変更すれば、どこにでもツーリングできる時間だけれど、なんとなく戦意喪失。しかし、もう一度寝るには目がさめすぎたので、日比谷公園で開催されている変化朝顔の展示会に出かけることにした。朝顔は朝に咲く花なので早朝からやっている。(文章は変化朝顔研究会のホームページから借用)
しかし変化朝顔のついでに日比谷公園を散歩するとしても、それだけじゃ午前中に帰ってくることになる。だから六本木の国立新美術館でルノワール展も観ることに。もちろんバイクじゃなくて電車でお出かけである。
日比谷交差点。
手前はかつてGHQの総司令部があった第一生命ビル(現在のビルは1995年に建て替えられたもの)、その並びの奥が帝国劇場。
皇居のお堀ドーン。
銀座方向。真ん中のビルはペニンシュラ東京。
このクラスのホテルとしては幅の狭い敷地に建っている。
日比谷公園は皇居から国道1号線を挟んだ南側にある。
1番北東の有楽町門から入る。
趣のある池。日比谷公園は江戸時代には大名屋敷が並んでいたエリア。
池は心の字になっているらしいが、その形を見渡せるような展望場所はない。公園の周りの高層ビルからなら見えるのかな。
このレトロな洋風建物はフェリーチェガーデン日比谷という結婚式場。元は公園事務所だったらしい。公園内にはいくつか民間の施設がテナントとして入っている。
こちらは日比谷茶廊というレストラン。創業1949年の老舗。
第1花壇と呼ばれる広場を通り過ぎると、
会場らしいところが見えてきた。
サルスベリが青空に映える。
ネットで得た情報では上に貼った「変化朝顔 & 大輪朝顔 共催展示会」だったのに、現地では「超大輪朝顔展」になっていた。
ここは日比谷公園の「陳列場」と呼ばれる施設。正面の奥の壁沿いに大輪朝顔、左側に変化朝顔が展示されていた。
大輪朝顔。サイズ感が伝わるかな。
アップでいろいろ。大輪すぎてクターっとした広がり方。
こちらはやや小さいサイズ。それでも普通の朝顔の倍近くはある。
縞模様のものが多かった。
なにやら品評中。
こちらでは短冊に文字を書き込んでいる。
見事選ばれると、こういう展示になる。
団十郎というのは、この茶色い朝顔の名前みたい。短冊のない後ろの団十郎と見較べると、花そのものより鉢全体の姿形で選考されているみたいだ。
さて変化朝顔。ヘン顔じゃないよ。
変化朝顔とは突然変異によって朝顔とは思えない形となった朝顔のこと。江戸時代に大ブームがあったらしい。品種改良と同じように、いろいろな品種を掛け合わせて珍種を造るのだと思う。
細い花びらのものが多かった。
極細の変化朝顔。
花は咲いていなかったがセロリみたい。
これだけ金屏風をバックに展示されていた。
貝割れ大根と正体不明の花?
変わったのばかり見ていると、この程度ならまだ朝顔の面影があるように思えてくる。
変化朝顔のことはつい最近テレビで知った。その時にネットで調べてこの展示会を知ったしだい。来るつもりはなかったのだが、本日のツーリングを中止にしたのでといういきさつ。それで初めて見た変化朝顔は、確かにめずらしい形には違いない。でも、じゃキレイだったかといわれると「ウ〜ン特に」というのが正直なところ。例えば金屏風の変化朝顔より普通の朝顔を貰った方がうれしい。変化朝顔というのは一般的な園芸をやり尽くして、ヘンタイ濃度の高まった人たちの高貴な趣味かな(^^ゞ 私はまだまだその境地には達していない。
外に置かれている朝顔のほうが日が当たって見栄えがするのだが、日差しがきつすぎるのか、まだ9時前なのに少し萎れ気味。無理やり大輪に育てているからか、花びらが自重に耐えきれないのかもしれない。
これなんかまるでハンカチ。
あまり趣味に合わなかったとはいえ、変化朝顔を見られたの貴重な経験だった。それに江戸時代からの庶民の園芸文化が、現在まで続いているのは何となくうれしい。会場では種がどうのこうのとマニアックな会話を多く耳にした。ところで毎年、朝顔を育てようと思っているのに気がついたら真夏になっている。来年こそは!
ーーー続く
wassho at 23:11|Permalink│Comments(0)│
2015年03月18日
神代植物公園で梅
谷保天満宮の梅園はなかなか良かったが量的に物足りなかったので、
梅の名所をもうひとつハシゴすることにした。
この近辺で思い浮かぶのは、
昭和記念公園
府中市郷土の森博物館
神代植物公園

府中市郷土の森博物館の梅は見たことがあるので今回はパス。
iPhoneを使ってネットで調べると
昭和記念公園:300本
神代植物公園:214本で、うち梅園内に180本
という情報。本数は昭和記念公園が多いが、神代植物公園のほうが一箇所にまとまって植えられているみたいだ。あの広大な昭和記念公園を歩き回るにはもう遅かったので、神代植物公園に行くことにした。こちらもかなり敷地は広いが。
谷保天満宮をでたのが午後2時頃。45分くらいで神代植物公園についた。
ところがバイクを駐めてヘルメットを脱いだまさにその時、パラパラと雨が降り出した。雨粒はとても小さくごくごく弱い雨。iPhoneで雨雲レーダーを確認すると神代植物公園上空には雨雲の表示なし。でも西の方は雨が降っている模様。まだ少し離れていたから梅を見ている間は降ったとしても弱い雨だろう。バイクのジャケットは防水だし帽子も持ってきているので傘はなくても大丈夫。でも帰りに本降りになったらイヤだ。
少し考えたが、もし本降りになりそうなら、梅園に着く途中でも(入場口は梅園からいちばん離れた場所にある)引き返すことにして公園に入る。途中で引き返せば入場料500円が無駄になるが、谷保天満宮はもちろん無料だったので、2箇所で割ればたった250円だと訳のわからない理屈で自分を納得させる。
梅園に行く前にバラ園に寄り道する。
その中心にある噴水。
もちろん今頃にバラは咲いていないが、
この季節のバラがどんな状態になっているのかに興味があったから。
枝はかなり刈り込んである。
柵に這わされているツルバラにはほとんど枝なし。
バラを見に来る時は花にしか目がいかないけれど、
引っかけたら痛そうなトゲがしっかり。
噴水の向かいにある温室は来年の春まで大規模改装工事中。
バラ園でブラブラしているうちに雨はとりあえず上がった。
梅園へ向かう途中の風景。
まだまだ冬の景色である。
やがて冬景色の先に、そこだけが春のような梅園が見えてくる。
黄色い花の木が1本あって、いい色のバランス。
サンシュユと発音しにくい木だった。
階段を降りて梅園の中に入る。谷保天満宮は落ち着いた感じの梅園。こちらはワーッと元気よく咲いている感じ。どちらがいい悪いということはないにしても、神代植物公園の方がテンションは上がる。
谷保天満宮と較べると花数が多いのが、元気よく感じる理由かも知れない。
特に構図などは考えず目に写るものを撮っているだけだが、谷保天満宮との雰囲気の違いは意外と写真にあらわれるものだと感心する。やっぱりビジュアルの情報量は大きい。文章だけで両者の梅の違いを説明するなんて無理。
梅園の奥にも別の黄色の花が咲いていた。
梅の木とは少し離れていて一緒に眺められないのが残念。
マンサクの仲間でアーノルド・プロミスという名前がついている。
でも錦糸卵にしか見えない(^^ゞ
道を挟んで右側が梅園で、左側がツバキ・サザンカ園。
境目に植えられている白い木はサルスベリ。
本当に猿も滑るくらいツルツルだった。
ツバキというとこういう赤い花しか思い浮かばないが、
黙って見せられたらバラと思ってしまうような花もあった。
まだら模様のツバキ。
こちらは葉っぱが斑入り(ふいり)=まだら模様。
もっといろいろな種類のツバキがあったが、
きれいな状態で咲いているものが少なく写真に撮ったのも少なめ。
上に貼った花は葉っぱのギザギザが小さいからツバキのはず。サザンカはもうシーズンオフかな。でも両者はとても似ているからネームプレートには名前だけでなく、ツバキかサザンカのどちらなのかの区別も書いておいて欲しいな。
ーーー続く。
梅の名所をもうひとつハシゴすることにした。
この近辺で思い浮かぶのは、
昭和記念公園
府中市郷土の森博物館
神代植物公園

府中市郷土の森博物館の梅は見たことがあるので今回はパス。
iPhoneを使ってネットで調べると
昭和記念公園:300本
神代植物公園:214本で、うち梅園内に180本
という情報。本数は昭和記念公園が多いが、神代植物公園のほうが一箇所にまとまって植えられているみたいだ。あの広大な昭和記念公園を歩き回るにはもう遅かったので、神代植物公園に行くことにした。こちらもかなり敷地は広いが。
谷保天満宮をでたのが午後2時頃。45分くらいで神代植物公園についた。
ところがバイクを駐めてヘルメットを脱いだまさにその時、パラパラと雨が降り出した。雨粒はとても小さくごくごく弱い雨。iPhoneで雨雲レーダーを確認すると神代植物公園上空には雨雲の表示なし。でも西の方は雨が降っている模様。まだ少し離れていたから梅を見ている間は降ったとしても弱い雨だろう。バイクのジャケットは防水だし帽子も持ってきているので傘はなくても大丈夫。でも帰りに本降りになったらイヤだ。
少し考えたが、もし本降りになりそうなら、梅園に着く途中でも(入場口は梅園からいちばん離れた場所にある)引き返すことにして公園に入る。途中で引き返せば入場料500円が無駄になるが、谷保天満宮はもちろん無料だったので、2箇所で割ればたった250円だと訳のわからない理屈で自分を納得させる。
梅園に行く前にバラ園に寄り道する。
その中心にある噴水。
もちろん今頃にバラは咲いていないが、
この季節のバラがどんな状態になっているのかに興味があったから。
枝はかなり刈り込んである。
柵に這わされているツルバラにはほとんど枝なし。
バラを見に来る時は花にしか目がいかないけれど、
引っかけたら痛そうなトゲがしっかり。
噴水の向かいにある温室は来年の春まで大規模改装工事中。
バラ園でブラブラしているうちに雨はとりあえず上がった。
梅園へ向かう途中の風景。
まだまだ冬の景色である。
やがて冬景色の先に、そこだけが春のような梅園が見えてくる。
黄色い花の木が1本あって、いい色のバランス。
サンシュユと発音しにくい木だった。
階段を降りて梅園の中に入る。谷保天満宮は落ち着いた感じの梅園。こちらはワーッと元気よく咲いている感じ。どちらがいい悪いということはないにしても、神代植物公園の方がテンションは上がる。
谷保天満宮と較べると花数が多いのが、元気よく感じる理由かも知れない。
特に構図などは考えず目に写るものを撮っているだけだが、谷保天満宮との雰囲気の違いは意外と写真にあらわれるものだと感心する。やっぱりビジュアルの情報量は大きい。文章だけで両者の梅の違いを説明するなんて無理。
梅園の奥にも別の黄色の花が咲いていた。
梅の木とは少し離れていて一緒に眺められないのが残念。
マンサクの仲間でアーノルド・プロミスという名前がついている。
でも錦糸卵にしか見えない(^^ゞ
道を挟んで右側が梅園で、左側がツバキ・サザンカ園。
境目に植えられている白い木はサルスベリ。
本当に猿も滑るくらいツルツルだった。
ツバキというとこういう赤い花しか思い浮かばないが、
黙って見せられたらバラと思ってしまうような花もあった。
まだら模様のツバキ。
こちらは葉っぱが斑入り(ふいり)=まだら模様。
もっといろいろな種類のツバキがあったが、
きれいな状態で咲いているものが少なく写真に撮ったのも少なめ。
上に貼った花は葉っぱのギザギザが小さいからツバキのはず。サザンカはもうシーズンオフかな。でも両者はとても似ているからネームプレートには名前だけでなく、ツバキかサザンカのどちらなのかの区別も書いておいて欲しいな。
ーーー続く。
wassho at 08:41|Permalink│Comments(0)│








































































