サンシュユ
2026年04月04日
新宿御苑でサクラ巡り その3
プラタナス並木は素敵なのに、センターの植え込みに芸がなさ過ぎて残念な整形式庭園を背にすると風景式庭園が広がっている。整形式と風景式については以前に少しだけ解説したので、ここを興味があれば読んでちょうだい→https://wassho.livedoor.blog/archives/53421344.html
でもこれが風景式庭園だと認識している人はほとんどいないんじゃないかな。一般的な感覚でいえばビッグサイズの芝生広場。庭園とは作り込んだものとの観念があるから風景式庭園は日本人にはピンとこない。
それでもサクラは楽しめてヨシ。
ところで整形式と風景式の間には不自然な更地がある。
実はここに元赤坂にある迎賓館のようなベルサイユ風の宮殿が建築されるはずだったが、日露戦争に戦費を取られて国家財政が苦しくなり中止になったいきさつがある。これが当時の完成予想図。
時間の経過で並べると
迎賓館(当初は東宮御所=皇太子の住まいとして建設)
1899年着工〜1909年竣工(明治32年〜42年)
農業試験場から新宿御苑への改造、含む宮殿建設計画
1901年立案〜1906年竣工(明治34年〜39年)
日露戦争1904〜1905年(明治37年〜38年)
日露戦争の5年前に着工していた東宮御所は予定通り完成させたものの、工期最盛期に戦争が始まった新宿御苑宮殿はそのとばっちりを受けた模様。なお当時の新宿御苑は今と違って皇室のための施設である。もっとも同じ宮殿でも建設の必要性があった東宮御所と違って、新宿御苑のそれは農業試験場から庭園への改造を依頼されたフランス人造園家が、整形式庭園は宮殿がつきもの程度で配置しただけで、その使い道が明確でなかったのも影響したかも知れない。
なお迎賓館は間口が約120mで奥行きが約85m。新宿御苑に計画されていた宮殿は完成予想図から推測すると間口50m奥行き30m程度かな。それでも充分に大きな建物。ここに西洋宮殿風の建物があれば新宿御苑の景色もずいぶんと違ったはず。
参考までに同縮尺での航空写真。
ただし宮殿計画が中止になって120年ほど経つのに、今でも砂利を敷いただけの更地のままなのが解せない。新宿御苑公式ホームページには「宮殿建設は実現しなかったものの、現在もバラ花壇の前には広いスペースが確保され、その先に広がる風景式庭園が臨めます」とまったく意に介していない様子。芝生を張るとかフラワーガーデンにするとか活用方法はあるはず。なんなら宮殿風の建物を建ててもいいと思うゾ。なぜなら前回に書いたように中央部分をもっとまともな幾何学模様に造り直すとして(勝手に決めた)、整形式庭園の美しさを堪能するには上から眺める必要がある。
風景式&背形式庭園を離れて第三目的地の下の池にあるしだれ桜に向かう。新宿御苑が素晴らしいのはいろいろなサクラがあって、ソメイヨシノだけの白一色でないところ。
多くの人が集まって写真を撮っていいるこの大きなサクラは、
地面すれすれにまで枝が伸びている珍しい樹形。
掲示はなかったが品種はたぶんソメイヨシノ。
なぜか苑内の他のソメイヨシノと違ってこれは満開で、
枝も大きく張りだしておりまさに咲き乱れるとの表現がぴったり。
このタイプでは中に入ってみるのがお約束。
サクラ越しのプラタネスを狙うも遠すぎて企画倒れ(^^ゞ
さらに進む。
しだれ桜が見えてきた。
状態は想像通りーーー
ソメイヨシノと一緒に。
5分散りといったところ。
でもたくさん花のあるところを眺めれば充分に楽しめる。
色もキレイでこのしだれ桜はモフモフに咲くタイプ。
青空だけじゃなくて緑も背景にしましょう。
隣のしだれ桜は白っぽい。
この一画はいくつもの種類のしだれ桜が植えられている。
右はヤマザクラ系。
逆光で透けて見える姿は白いフジを思い出した。
いつかここのしだれ桜が満開のときに来られますように。
これが下の池。
その隣に中の池が連なっている。
中の池沿いを日本庭園方向に歩くと、
またしだれ桜があって、
サンシュユもまだ咲いていた。
ウメと同時期と思っていたのに意外と開花期間が長い。
新宿御苑のツツジは私の好きな丸い刈り込み。
その背景にサクラ。
近くのサクラを見上げたり遠くのサクラを眺めたり。
イヌザクラは初めて知った。
樹皮や枝に臭気があるってイヤなサクラだな。
それに花もサクラのイメージとはずいぶんと違う。
中の池の東端、日本庭園との境目付近までやって来た。
ーーー続く
でもこれが風景式庭園だと認識している人はほとんどいないんじゃないかな。一般的な感覚でいえばビッグサイズの芝生広場。庭園とは作り込んだものとの観念があるから風景式庭園は日本人にはピンとこない。
それでもサクラは楽しめてヨシ。
ところで整形式と風景式の間には不自然な更地がある。
実はここに元赤坂にある迎賓館のようなベルサイユ風の宮殿が建築されるはずだったが、日露戦争に戦費を取られて国家財政が苦しくなり中止になったいきさつがある。これが当時の完成予想図。
時間の経過で並べると
迎賓館(当初は東宮御所=皇太子の住まいとして建設)
1899年着工〜1909年竣工(明治32年〜42年)
農業試験場から新宿御苑への改造、含む宮殿建設計画
1901年立案〜1906年竣工(明治34年〜39年)
日露戦争1904〜1905年(明治37年〜38年)
日露戦争の5年前に着工していた東宮御所は予定通り完成させたものの、工期最盛期に戦争が始まった新宿御苑宮殿はそのとばっちりを受けた模様。なお当時の新宿御苑は今と違って皇室のための施設である。もっとも同じ宮殿でも建設の必要性があった東宮御所と違って、新宿御苑のそれは農業試験場から庭園への改造を依頼されたフランス人造園家が、整形式庭園は宮殿がつきもの程度で配置しただけで、その使い道が明確でなかったのも影響したかも知れない。
なお迎賓館は間口が約120mで奥行きが約85m。新宿御苑に計画されていた宮殿は完成予想図から推測すると間口50m奥行き30m程度かな。それでも充分に大きな建物。ここに西洋宮殿風の建物があれば新宿御苑の景色もずいぶんと違ったはず。
参考までに同縮尺での航空写真。
ただし宮殿計画が中止になって120年ほど経つのに、今でも砂利を敷いただけの更地のままなのが解せない。新宿御苑公式ホームページには「宮殿建設は実現しなかったものの、現在もバラ花壇の前には広いスペースが確保され、その先に広がる風景式庭園が臨めます」とまったく意に介していない様子。芝生を張るとかフラワーガーデンにするとか活用方法はあるはず。なんなら宮殿風の建物を建ててもいいと思うゾ。なぜなら前回に書いたように中央部分をもっとまともな幾何学模様に造り直すとして(勝手に決めた)、整形式庭園の美しさを堪能するには上から眺める必要がある。
風景式&背形式庭園を離れて第三目的地の下の池にあるしだれ桜に向かう。新宿御苑が素晴らしいのはいろいろなサクラがあって、ソメイヨシノだけの白一色でないところ。
多くの人が集まって写真を撮っていいるこの大きなサクラは、
地面すれすれにまで枝が伸びている珍しい樹形。
掲示はなかったが品種はたぶんソメイヨシノ。
なぜか苑内の他のソメイヨシノと違ってこれは満開で、
枝も大きく張りだしておりまさに咲き乱れるとの表現がぴったり。
このタイプでは中に入ってみるのがお約束。
サクラ越しのプラタネスを狙うも遠すぎて企画倒れ(^^ゞ
さらに進む。
しだれ桜が見えてきた。
状態は想像通りーーー
ソメイヨシノと一緒に。
5分散りといったところ。
でもたくさん花のあるところを眺めれば充分に楽しめる。
色もキレイでこのしだれ桜はモフモフに咲くタイプ。
青空だけじゃなくて緑も背景にしましょう。
隣のしだれ桜は白っぽい。
この一画はいくつもの種類のしだれ桜が植えられている。
右はヤマザクラ系。
逆光で透けて見える姿は白いフジを思い出した。
いつかここのしだれ桜が満開のときに来られますように。
これが下の池。
その隣に中の池が連なっている。
中の池沿いを日本庭園方向に歩くと、
またしだれ桜があって、
サンシュユもまだ咲いていた。
ウメと同時期と思っていたのに意外と開花期間が長い。
新宿御苑のツツジは私の好きな丸い刈り込み。
その背景にサクラ。
近くのサクラを見上げたり遠くのサクラを眺めたり。
イヌザクラは初めて知った。
樹皮や枝に臭気があるってイヤなサクラだな。
それに花もサクラのイメージとはずいぶんと違う。
中の池の東端、日本庭園との境目付近までやって来た。
ーーー続く
wassho at 21:54|Permalink│Comments(0)│
2026年03月08日
残り5分咲きだった池上梅園
タイトルを変更して3月1日の大田区でウメをハシゴする散歩の後編。
聖蹟蒲田梅屋敷公園から40分ほど歩いて池上梅園に到着。
ここは2020年2月にウメ、2022年にロウバイを見に来て以来の3回目。
聖蹟蒲田梅屋敷公園は残り1分咲きの終了状態だったが、ここならもっと咲いているのはわかっていた。それは出かける前に見た大田区のホームページに、2日前の2月27日付けで「まだまだ見頃です!」と載っていたから。
ウメの本数は聖蹟蒲田梅屋敷公園が100本で池上梅園は370本。数が多い=多様な品種=全体の開花時期が長いのだと思う。
園内は3つのゾーンに分かれる。案内看板にウメがたくさん描かれているのがメインとなる西向きの斜面。斜面の下に前庭的なものがある。南側は茶室などが点在する庭園的なゾーン。(看板地図は左が北)
面積は約0.9ヘクタール。ウメが植えられているのが約半分としても、メインは斜面なので表面積で考えれば平面の敷地面積より広い。そこにウメが密集して植えられており0.45ヘクタールの敷地と聞いてイメージするより本数は多い。(聖蹟蒲田梅屋敷公園も0.46ヘクタールである)
ただし斜面の中に入れず花には近づけない。
どちらかといえばウメ景色を眺める設計の梅園になっている。
まずは斜面を登る。
この日は日曜日で人が多いせいか北側階段が上り、南側階段が下りの一方通行になっていた。
途中で斜面を横から。
この密集感が池上梅園の魅力。
ただもうちょっと花数の多いときに来たかったな。
水平の通路になったら、
下を眺める。
斜面の向こうに写っているのが前庭ゾーン。
さらにその先は同じ大田区立なのに池上梅園付属緑地となぜか別の公園になっている。
通路に近いウメを撮るものの、どうにもサマにならない。
ウメのせいではなく私のテクニック不足(^^ゞ
せっかくのサンシュユなのにちょっとウメから遠い。
通路を南に渡ったところに咲いていたのは八重揚羽という品種。
八重なのでモフモフ。
斜面上部には東屋(あずまや)的な休憩所もある。
こちらの階段は気をつけて降りましょう。
上ってきた北側階段の途中で斜面を眺めると南を向くので逆光。南側階段では順光になって撮影的に条件はいいのに、南側は広く斜面を見渡せないルートになっているのが残念。
庭園ゾーンに入ってロウバイ。
もう香りは残っていなかった。
鳥に食べられたと思われる柑橘系の実。
そして向かったのは、
池上梅園を含めて日本に数本しかないとされる希少種の座論梅。
既に見頃終了(/o\)
初めて来た2020年2月27日も同じような状態だった。わりと早咲きのウメのよう。ロウバイ目的だった2022年の2月6日はまだ開花前。まあまた来る機会はあるでしょう。なお宮崎県で国の天然記念物に指定されている樹齢600年の座論梅とは別の品種。ここの座論梅は昭和になって中国からもたらされた品種なのに、どうして同じ名前を付けたのかナゾ
庭園ゾーンをブラブラ。
雪吊りのトップとボトム。
奥に小さな広場があって、
屋台も出ている。
その手前の紅梅の色が印象的だった。
ほとんど花が残っていないけれど。
この門をくぐると、
池があり、この建物は「和室」というヘンな名前。
池の横にあるヤナギ。
まだ葉が少ないので何となく「幽霊の正体見たり枯れ尾花」的な雰囲気。
尾花とはススキ。ただし日本画で幽霊と最も一緒に描かれるのはヤナギ。
それとは打って変わって、おめでたいイメージの源平咲きのウメ。
源平咲きとは1本の木に白梅と紅梅が一緒に咲く、あるいは花びらに白と赤やピンクが混ざる咲き方。源平合戦(源氏の白旗、平氏の赤旗)にちなんだネーミング。モモやツバキではよくあるもののウメやサクラでは珍しい。
庭園ゾーンを抜けて斜面の下の通路。
お嬢ちゃんたちはウメより砂利遊びが楽しいみたい。
斜面の横から上から、あれこれ撮り方を工夫してみたのに、
素直に下から眺めるのが一番キレイだったとのオチ(^^ゞ
斜面のごく一部だけ立ち入れるようになっている。
でも至近距離で満開のウメはこれくらいしかなかった。
その代わりにゴツゴツした幹を見て楽しみましょう。
ずいぶんと緑色のツボミを発見。
前庭エリア。
ここには藁ボッチがたくさんある。
包まれているのはボタン(牡丹)だと思う。
池上梅園にはボタンが50本、ツツジが800本、それ以外にもシャクヤクやハナショウブなどが植えられている。それらも見てみたい。ただ開花情報がつかめるが不明。ウメならSNSにたくさん投稿されるけど。
前庭から斜面を見上げて「大田区でウメをハシゴする散歩」は終了。
この後は自宅まで帰る普通の散歩。
聖蹟蒲田梅屋敷公園から40分ほど歩いて池上梅園に到着。
ここは2020年2月にウメ、2022年にロウバイを見に来て以来の3回目。
聖蹟蒲田梅屋敷公園は残り1分咲きの終了状態だったが、ここならもっと咲いているのはわかっていた。それは出かける前に見た大田区のホームページに、2日前の2月27日付けで「まだまだ見頃です!」と載っていたから。
ウメの本数は聖蹟蒲田梅屋敷公園が100本で池上梅園は370本。数が多い=多様な品種=全体の開花時期が長いのだと思う。
園内は3つのゾーンに分かれる。案内看板にウメがたくさん描かれているのがメインとなる西向きの斜面。斜面の下に前庭的なものがある。南側は茶室などが点在する庭園的なゾーン。(看板地図は左が北)
面積は約0.9ヘクタール。ウメが植えられているのが約半分としても、メインは斜面なので表面積で考えれば平面の敷地面積より広い。そこにウメが密集して植えられており0.45ヘクタールの敷地と聞いてイメージするより本数は多い。(聖蹟蒲田梅屋敷公園も0.46ヘクタールである)
ただし斜面の中に入れず花には近づけない。
どちらかといえばウメ景色を眺める設計の梅園になっている。
まずは斜面を登る。
この日は日曜日で人が多いせいか北側階段が上り、南側階段が下りの一方通行になっていた。
途中で斜面を横から。
この密集感が池上梅園の魅力。
ただもうちょっと花数の多いときに来たかったな。
水平の通路になったら、
下を眺める。
斜面の向こうに写っているのが前庭ゾーン。
さらにその先は同じ大田区立なのに池上梅園付属緑地となぜか別の公園になっている。
通路に近いウメを撮るものの、どうにもサマにならない。
ウメのせいではなく私のテクニック不足(^^ゞ
せっかくのサンシュユなのにちょっとウメから遠い。
通路を南に渡ったところに咲いていたのは八重揚羽という品種。
八重なのでモフモフ。
斜面上部には東屋(あずまや)的な休憩所もある。
こちらの階段は気をつけて降りましょう。
上ってきた北側階段の途中で斜面を眺めると南を向くので逆光。南側階段では順光になって撮影的に条件はいいのに、南側は広く斜面を見渡せないルートになっているのが残念。
庭園ゾーンに入ってロウバイ。
もう香りは残っていなかった。
鳥に食べられたと思われる柑橘系の実。
そして向かったのは、
池上梅園を含めて日本に数本しかないとされる希少種の座論梅。
既に見頃終了(/o\)
初めて来た2020年2月27日も同じような状態だった。わりと早咲きのウメのよう。ロウバイ目的だった2022年の2月6日はまだ開花前。まあまた来る機会はあるでしょう。なお宮崎県で国の天然記念物に指定されている樹齢600年の座論梅とは別の品種。ここの座論梅は昭和になって中国からもたらされた品種なのに、どうして同じ名前を付けたのかナゾ
庭園ゾーンをブラブラ。
雪吊りのトップとボトム。
奥に小さな広場があって、
屋台も出ている。
その手前の紅梅の色が印象的だった。
ほとんど花が残っていないけれど。
この門をくぐると、
池があり、この建物は「和室」というヘンな名前。
池の横にあるヤナギ。
まだ葉が少ないので何となく「幽霊の正体見たり枯れ尾花」的な雰囲気。
尾花とはススキ。ただし日本画で幽霊と最も一緒に描かれるのはヤナギ。
それとは打って変わって、おめでたいイメージの源平咲きのウメ。
源平咲きとは1本の木に白梅と紅梅が一緒に咲く、あるいは花びらに白と赤やピンクが混ざる咲き方。源平合戦(源氏の白旗、平氏の赤旗)にちなんだネーミング。モモやツバキではよくあるもののウメやサクラでは珍しい。
庭園ゾーンを抜けて斜面の下の通路。
お嬢ちゃんたちはウメより砂利遊びが楽しいみたい。
斜面の横から上から、あれこれ撮り方を工夫してみたのに、
素直に下から眺めるのが一番キレイだったとのオチ(^^ゞ
斜面のごく一部だけ立ち入れるようになっている。
でも至近距離で満開のウメはこれくらいしかなかった。
その代わりにゴツゴツした幹を見て楽しみましょう。
ずいぶんと緑色のツボミを発見。
前庭エリア。
ここには藁ボッチがたくさんある。
包まれているのはボタン(牡丹)だと思う。
池上梅園にはボタンが50本、ツツジが800本、それ以外にもシャクヤクやハナショウブなどが植えられている。それらも見てみたい。ただ開花情報がつかめるが不明。ウメならSNSにたくさん投稿されるけど。
前庭から斜面を見上げて「大田区でウメをハシゴする散歩」は終了。
この後は自宅まで帰る普通の散歩。
wassho at 17:30|Permalink│Comments(0)│
2026年03月06日
とっくに終了していた聖蹟蒲田梅屋敷公園のウメ その2
園内に入るとウメは想定以上に終了状態(>_<) それと歴史のある梅園なので大きな古木かと思っていたら、そうじゃなかったのが意外。
何本か「咲き残っている」ウメを眺めましょう。
後ろにある構造物は京急の高架。
萼(がく)の色が鮮やかだと花びらがなくてもそれなりにキレイ。
もちろん花びらがないと花じゃないけれど。
このウメの花はとても小さかった。
たぶん今まで見た中で最小クラス。
サンシュユもあったが、いつも書いているようにウメと並べて白・ピンク・黄色を一緒にしてくれないとこれを植える意味がない。
こちらの黄色はマンサクで錦糸卵みたいな花びら。
私の好きな青軸(枝が緑)にもう少し花が残っていて欲しかった。
新しく伸びた枝が緑なのはわかるけれど、
いつから茶色に変化するのだろう?
公園の南側は柵に囲まれて中に入れない。
若木の育成中なのかな。
だから写真としてちょっと遠い。
なんとか柵に近いウメを狙って。
南北に細長い地形で主に東側にウメがあり、西側はこんな雰囲気。
たいした作庭ではないものの、とりあえずマツでも眺めましょう。
でもよく見たらマツの下にウメがあるじゃないか。
マツを背景に咲いているウメが見たかったなあ。
公園の西側は京急の高架で、東側は国道15号線に面している。
つまりこの公園は騒音にあふれていて風情はゼロ。
それがとても残念なところ。
歩道橋に上がって育成ゾーンをマツ越しに見下ろす。
満開なら見応えがあるかも知れない。
(/_')/ソレハコッチニオイトイ
国道15号の品川方向を歩道橋から眺めると。
写真左側の空地は道路の拡幅予定地。
左下隅に公園の敷地が少しだけ写っている。
ということはこの公園は道路になってしまうのか?
航空写真で確認すると半分以上は削られそうだ。
調べてみると大田区公園緑地等箇所図なる資料を発見。
地図の凡例によると赤く囲まれているのは「都市計画決定公園」。
その言葉が意味しているところはよく知らない。しかし赤く囲まれた部分以外は道路になると考えていいだろう。公園の面積は1/3位まで削られそう。
江戸時代 10,000平米
現在 4365平米 (6割減)
近い将来 1300平米 (7割減 江戸時代からだと9割弱減)
前回に書いたように「明治天皇の聖蹟」まで担ぎ出してせっかく江戸時代の梅園を残したのに、これも時代の流れだね。道路の拡幅&公園敷地の削減時期は不明。用地取得率が2022年度末で90%であるくらいしかわからなかった。開通予定が報道されていないから少なくとも2〜3年は先と思う。
できたら4365平米の広さがあるうちに、ここで満開時期のウメを見たい。
いや本当は1ヘクタールの時代に来たかったな(^^ゞ
おしまい
何本か「咲き残っている」ウメを眺めましょう。
後ろにある構造物は京急の高架。
萼(がく)の色が鮮やかだと花びらがなくてもそれなりにキレイ。
もちろん花びらがないと花じゃないけれど。
このウメの花はとても小さかった。
たぶん今まで見た中で最小クラス。
サンシュユもあったが、いつも書いているようにウメと並べて白・ピンク・黄色を一緒にしてくれないとこれを植える意味がない。
こちらの黄色はマンサクで錦糸卵みたいな花びら。
私の好きな青軸(枝が緑)にもう少し花が残っていて欲しかった。
新しく伸びた枝が緑なのはわかるけれど、
いつから茶色に変化するのだろう?
公園の南側は柵に囲まれて中に入れない。
若木の育成中なのかな。
だから写真としてちょっと遠い。
なんとか柵に近いウメを狙って。
南北に細長い地形で主に東側にウメがあり、西側はこんな雰囲気。
たいした作庭ではないものの、とりあえずマツでも眺めましょう。
でもよく見たらマツの下にウメがあるじゃないか。
マツを背景に咲いているウメが見たかったなあ。
公園の西側は京急の高架で、東側は国道15号線に面している。
つまりこの公園は騒音にあふれていて風情はゼロ。
それがとても残念なところ。
歩道橋に上がって育成ゾーンをマツ越しに見下ろす。
満開なら見応えがあるかも知れない。
(/_')/ソレハコッチニオイトイ
国道15号の品川方向を歩道橋から眺めると。
写真左側の空地は道路の拡幅予定地。
左下隅に公園の敷地が少しだけ写っている。
ということはこの公園は道路になってしまうのか?
航空写真で確認すると半分以上は削られそうだ。
調べてみると大田区公園緑地等箇所図なる資料を発見。
地図の凡例によると赤く囲まれているのは「都市計画決定公園」。
その言葉が意味しているところはよく知らない。しかし赤く囲まれた部分以外は道路になると考えていいだろう。公園の面積は1/3位まで削られそう。
江戸時代 10,000平米
現在 4365平米 (6割減)
近い将来 1300平米 (7割減 江戸時代からだと9割弱減)
前回に書いたように「明治天皇の聖蹟」まで担ぎ出してせっかく江戸時代の梅園を残したのに、これも時代の流れだね。道路の拡幅&公園敷地の削減時期は不明。用地取得率が2022年度末で90%であるくらいしかわからなかった。開通予定が報道されていないから少なくとも2〜3年は先と思う。
できたら4365平米の広さがあるうちに、ここで満開時期のウメを見たい。
いや本当は1ヘクタールの時代に来たかったな(^^ゞ
おしまい
wassho at 22:56|Permalink│Comments(0)│
2026年03月01日
小石川後楽園で観梅 その3
梅園の外から日差しをたっぷり浴びたウメを眺め、
キレイやな〜、春やな〜と幸せ気分。
そろそろ中に入りましょう。
連休の初日で天気もよかった割にそれほど混雑していない。
梅園に入ってすぐ、先ほど外側から眺めていたあたりは強く香りが漂っていた。
エエ匂いやな〜。
ウメを見上げながら。
見上げれば東京ドームや周りのビルが視界に入るのは致し方ないところ。それよりも梅林は東京ドームに近いので、ドームの中から漏れているのか、あるいは周辺で音楽を流しているのか、とにかくその騒音がうるさい。ちょっと興ざめ。
なお小石川後楽園の総面積は7ヘクタール。梅園はだいたい1500平米(0.15ヘクタール)といったところ。
ちょっと寄り気味で。
このウメは変わった色をしていると思って撮ったのに、
写真で見るとそうでもなかった。不思議。
その隣にロウバイが少し残っていた。
もうクンクンしても香りはほとんど感じられない。
こちらの黄色い花はサンシュユ。
ウメより先に咲くロウバイと違ってサンシュユの開花期はウメと同じ。そしてウメには黄色がないので梅園にはウメとサンシュユを混ぜて植えるべしが私の主張であり願い。
これは以前に京王百草園で撮ったもの。
ほら黄色がアクセントになっていい感じでしょ。
今まで訪れた梅林でウメとサンシュユが同じ場所に植えられていたのは京王百草園と池上梅園のみ。神代植物園はウメと一緒でもサンシュユは1本だけだったような。新宿御苑、向島百花園、芦花公園は小石川後楽園と同じようにウメとは離れた位置だった。
梅林関係者の皆さん、サンシュユをウメと並べてたくさん植えましょう!
アップで色とりどり。
これは私の好きな青軸(枝がグリーン)。
奥の梅林に進む。
その途中にあったしだれ梅。
枝垂れているとウメのめでたい感じが増すね。
奥の梅林も手前にあったのとそう変わりはないのだけれど、
一番奥は少し日当たりが悪く、
そこから日の当たっているウメを眺めるとちょっと幻想的。
梅林を離れる。
帰りのルート。
小石川後楽園は日本と中国各地の景勝地と、古典になぞらえた見所をいくつも配したテーマパークのような構成になっている。前回に紹介した大泉水は琵琶湖がモデル。とはいっても形が琵琶湖に似ているわけでもなく、琵琶湖にある竹生島(ちくぶしま)がいくつかの石で表現されているだけ。似せる模すではなく「見立てる」のは日本独自の文化様式(たぶん)。
園内の北側は迷路のように細い通路が入り組んでいるのだが、今回は前回より立ち入り禁止カ所が多かったように思う。
この工事の影響のようだ。
通天橋に見立てたところもこの通り。
これは前回2020年に撮った写真。
ところで通天橋(つうてんきょう)って知ってる? 周りの人に尋ねたら大阪の通天閣なら知っているという人ばかりだった。通天橋は京都の東福寺にある。これも奈良の東大寺ならとの答え。
それでもこれを見ればCMやニュースなどで見覚えがあるはず。通天橋は京都でも屈指の紅葉スポット。しかしよく見て欲しい。通天橋は水路をまたぐ橋ではあるが屋根のついた渡り廊下なのだ。それを川に置いた飛び石を通天橋とは。まさに究極の見立て! あるいは単なるこじつけ?
公式ホームページはこれらの見立てを網羅していない。少なくと10、ひょっとしたら20以上はあるように思う。もしすべての見立て箇所がわかったら、全部見て回ってひとつひとつケチをつけたい(^^ゞ
しだれ桜のエリア手前まで戻ってきた。
この橋は嵐山の渡月橋の見立て。下を流れるのは大堰川(おおいがわ)とされる。渡月橋の下は桂川で大堰川はもっと上流の名称。ひょっとしたら江戸時代は違っていたのかも知れないが。しかし渡月橋の先は中国の西湖なんだからもうやりたい放題。
ウメと庭園を楽しんで1時間半ほど。
違う花の季節にまた来ましょう。
おしまい
キレイやな〜、春やな〜と幸せ気分。
そろそろ中に入りましょう。
連休の初日で天気もよかった割にそれほど混雑していない。
梅園に入ってすぐ、先ほど外側から眺めていたあたりは強く香りが漂っていた。
エエ匂いやな〜。
ウメを見上げながら。
見上げれば東京ドームや周りのビルが視界に入るのは致し方ないところ。それよりも梅林は東京ドームに近いので、ドームの中から漏れているのか、あるいは周辺で音楽を流しているのか、とにかくその騒音がうるさい。ちょっと興ざめ。
なお小石川後楽園の総面積は7ヘクタール。梅園はだいたい1500平米(0.15ヘクタール)といったところ。
ちょっと寄り気味で。
このウメは変わった色をしていると思って撮ったのに、
写真で見るとそうでもなかった。不思議。
その隣にロウバイが少し残っていた。
もうクンクンしても香りはほとんど感じられない。
こちらの黄色い花はサンシュユ。
ウメより先に咲くロウバイと違ってサンシュユの開花期はウメと同じ。そしてウメには黄色がないので梅園にはウメとサンシュユを混ぜて植えるべしが私の主張であり願い。
これは以前に京王百草園で撮ったもの。
ほら黄色がアクセントになっていい感じでしょ。
今まで訪れた梅林でウメとサンシュユが同じ場所に植えられていたのは京王百草園と池上梅園のみ。神代植物園はウメと一緒でもサンシュユは1本だけだったような。新宿御苑、向島百花園、芦花公園は小石川後楽園と同じようにウメとは離れた位置だった。
梅林関係者の皆さん、サンシュユをウメと並べてたくさん植えましょう!
アップで色とりどり。
これは私の好きな青軸(枝がグリーン)。
奥の梅林に進む。
その途中にあったしだれ梅。
枝垂れているとウメのめでたい感じが増すね。
奥の梅林も手前にあったのとそう変わりはないのだけれど、
一番奥は少し日当たりが悪く、
そこから日の当たっているウメを眺めるとちょっと幻想的。
梅林を離れる。
帰りのルート。
小石川後楽園は日本と中国各地の景勝地と、古典になぞらえた見所をいくつも配したテーマパークのような構成になっている。前回に紹介した大泉水は琵琶湖がモデル。とはいっても形が琵琶湖に似ているわけでもなく、琵琶湖にある竹生島(ちくぶしま)がいくつかの石で表現されているだけ。似せる模すではなく「見立てる」のは日本独自の文化様式(たぶん)。
園内の北側は迷路のように細い通路が入り組んでいるのだが、今回は前回より立ち入り禁止カ所が多かったように思う。
この工事の影響のようだ。
通天橋に見立てたところもこの通り。
これは前回2020年に撮った写真。
ところで通天橋(つうてんきょう)って知ってる? 周りの人に尋ねたら大阪の通天閣なら知っているという人ばかりだった。通天橋は京都の東福寺にある。これも奈良の東大寺ならとの答え。
それでもこれを見ればCMやニュースなどで見覚えがあるはず。通天橋は京都でも屈指の紅葉スポット。しかしよく見て欲しい。通天橋は水路をまたぐ橋ではあるが屋根のついた渡り廊下なのだ。それを川に置いた飛び石を通天橋とは。まさに究極の見立て! あるいは単なるこじつけ?
公式ホームページはこれらの見立てを網羅していない。少なくと10、ひょっとしたら20以上はあるように思う。もしすべての見立て箇所がわかったら、全部見て回ってひとつひとつケチをつけたい(^^ゞ
しだれ桜のエリア手前まで戻ってきた。
この橋は嵐山の渡月橋の見立て。下を流れるのは大堰川(おおいがわ)とされる。渡月橋の下は桂川で大堰川はもっと上流の名称。ひょっとしたら江戸時代は違っていたのかも知れないが。しかし渡月橋の先は中国の西湖なんだからもうやりたい放題。
ウメと庭園を楽しんで1時間半ほど。
違う花の季節にまた来ましょう。
おしまい
wassho at 23:45|Permalink│Comments(0)│
2023年03月24日
芦花公園(蘆花恒春園)で彼岸桜とルピナス
菜の花とのツーショット。
ピンクと黄色の組み合わせがきれいなので、早咲きのサクラの近くには菜の花がよく植えられる。でも彼岸桜は早咲きのサクラの中では遅い方なので、菜の花は既に盛りを過ぎた様子。
それと菜の花を植える間隔が広すぎる。上の写真はいわゆる望遠レンズの圧縮効果で何とかたくさん咲いているように見えているが、肉眼に近いのはこちらの写真。これじゃテンションが上がらない(/o\) 菜の花はもっと密集して植えましょう、芦花公園関係者の皆さん。
チューリップも植えられていたが背丈低っ!
ベランダでチューリップを育てていると、暖冬のときは背丈が低いまま花を咲かせることがある。今年の冬は暖冬ではなかったが、3月に入る少し前から急に気温が上がったので、そのせいなのかなあ。
♪並んだ並んだ赤・白・黄色〜と写真に収めたかったのに、赤チューリップは黄色や白と離れたところで、まだポツンポツンと咲いているだけだった。
2〜3頭身のズングリムックリな姿でも、できるだけカッコよく撮ってあげました。
そして、そして、
ルピナスが咲いていたのがうれしいサプライズ!
写真中央のカラフルなトウモロコシのような花がルピナスね。
しばらくルピナスを見ていなかったので、この宇宙植物のような姿をじっくりと眺める。ところでこの日は3月16日。ソメイヨシノならまだ満開になっていない時期。ルピナスは4月の終わりからツツジなどと同じ頃に咲く花なのに、どうしてもう咲いている?
ひょっとしてルピナスにも早咲き品種があるのか。もしそうだとして、それを早咲きの彼岸桜に合わせて咲かせたのならーーーグッドジョブ!です、芦花公園関係者の皆さん。
それにしてもルピナスとサクラを同時に眺められるなんて思ってもみなかった。
もっとも組み合わせ的に似合っているかどうかはビミョーだけれど(^^ゞ
おそらく芦花公園でしか見られない光景だから、もう1枚いっておきましょう。
これは紅白桃色のウメをカラフルにするために、
梅林に植えて欲しいといつも主張しているサンシュユ。
園内の数カ所にあって、どれも大きなサンシュユだった。発音しにくい名前なのは中国名の山茱萸をそのまま音読みしたから。中国語だと「シァン ヂゥー ユ」らしい。
この季節は真っ白な花を咲かせて、公園や道路沿いでよく目立つユキヤナギ。私が噴水を見つけたときのお約束、高速シャッタースピードで水しぶきが静止したような写真と同じような姿に撮れた。
ユキヤナギは白い花が雪が積もったように見えるからユキである。しかし分類学的にヤナギとはまったく関係ない。ヤナギと葉の形が似ている、ヤナギのように枝が垂れるからその名前がついている。
高遠小彼岸桜を今までとは違った方向から。
どちらもユキヤナギと、前回に書いたコブシが一緒に写っている。
芦花公園のサクラはそれほど知られていない。東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言があれば、満開になるのはその1週間から10日後。でもその開花宣言の時に彼岸桜はもう満開になっているから、一足早くお花見ができるよ。ほんのりとピンク色で、ほとんど真っ白なソメイヨシノよりサクラらしくて美しい。
来年は開花宣言のニュースを見たら、
ソッコーで芦花公園に是非。
おしまい
ピンクと黄色の組み合わせがきれいなので、早咲きのサクラの近くには菜の花がよく植えられる。でも彼岸桜は早咲きのサクラの中では遅い方なので、菜の花は既に盛りを過ぎた様子。
それと菜の花を植える間隔が広すぎる。上の写真はいわゆる望遠レンズの圧縮効果で何とかたくさん咲いているように見えているが、肉眼に近いのはこちらの写真。これじゃテンションが上がらない(/o\) 菜の花はもっと密集して植えましょう、芦花公園関係者の皆さん。
チューリップも植えられていたが背丈低っ!
ベランダでチューリップを育てていると、暖冬のときは背丈が低いまま花を咲かせることがある。今年の冬は暖冬ではなかったが、3月に入る少し前から急に気温が上がったので、そのせいなのかなあ。
♪並んだ並んだ赤・白・黄色〜と写真に収めたかったのに、赤チューリップは黄色や白と離れたところで、まだポツンポツンと咲いているだけだった。
2〜3頭身のズングリムックリな姿でも、できるだけカッコよく撮ってあげました。
そして、そして、
ルピナスが咲いていたのがうれしいサプライズ!
写真中央のカラフルなトウモロコシのような花がルピナスね。
しばらくルピナスを見ていなかったので、この宇宙植物のような姿をじっくりと眺める。ところでこの日は3月16日。ソメイヨシノならまだ満開になっていない時期。ルピナスは4月の終わりからツツジなどと同じ頃に咲く花なのに、どうしてもう咲いている?
ひょっとしてルピナスにも早咲き品種があるのか。もしそうだとして、それを早咲きの彼岸桜に合わせて咲かせたのならーーーグッドジョブ!です、芦花公園関係者の皆さん。
それにしてもルピナスとサクラを同時に眺められるなんて思ってもみなかった。
もっとも組み合わせ的に似合っているかどうかはビミョーだけれど(^^ゞ
おそらく芦花公園でしか見られない光景だから、もう1枚いっておきましょう。
これは紅白桃色のウメをカラフルにするために、
梅林に植えて欲しいといつも主張しているサンシュユ。
園内の数カ所にあって、どれも大きなサンシュユだった。発音しにくい名前なのは中国名の山茱萸をそのまま音読みしたから。中国語だと「シァン ヂゥー ユ」らしい。
この季節は真っ白な花を咲かせて、公園や道路沿いでよく目立つユキヤナギ。私が噴水を見つけたときのお約束、高速シャッタースピードで水しぶきが静止したような写真と同じような姿に撮れた。
ユキヤナギは白い花が雪が積もったように見えるからユキである。しかし分類学的にヤナギとはまったく関係ない。ヤナギと葉の形が似ている、ヤナギのように枝が垂れるからその名前がついている。
高遠小彼岸桜を今までとは違った方向から。
どちらもユキヤナギと、前回に書いたコブシが一緒に写っている。
芦花公園のサクラはそれほど知られていない。東京でサクラ(ソメイヨシノ)の開花宣言があれば、満開になるのはその1週間から10日後。でもその開花宣言の時に彼岸桜はもう満開になっているから、一足早くお花見ができるよ。ほんのりとピンク色で、ほとんど真っ白なソメイヨシノよりサクラらしくて美しい。
来年は開花宣言のニュースを見たら、
ソッコーで芦花公園に是非。
おしまい
wassho at 20:25|Permalink│Comments(0)│
2023年03月09日
向島百花園でウメとスカイツリー その2
白梅と濃さの違うピンク梅3本。
前回でも紅梅の色について書いた。白でなければすべて紅梅とする考えもあるし、そこまで極端でなくても上のピンクの1枚目くらいに色が濃ければ紅梅と呼ぶことも多い。しかし紅とは赤より鮮やかで深い色だと捉えているので、やはり下の写真くらい赤純度が高くなければ紅梅ではないというのが私の感覚。写真は2015年に神代植物園で撮ったもの。
同じ順番でアップを。
白梅と紅梅あるいはピンク梅が重なっている風景は美しい。
グリーンとの組み合わせも生命感があって悪くない。
先日の新宿御苑で初めて見たフクジュソウと、
サンシュユも向島百花園に咲いていた。
その時も書いたように、サンシュユの黄色はウメの花を引き立てるので一緒に植えて欲しい。この写真も神代植物園。
ウメ以外いろいろ。
フヨウは枯れた姿がドライフラワーみたいで印象的。
咲いている様子はここをクリック。
侘助(わびすけ)はツバキの一種。
木五倍子と書いてキブシと読む植物の実。
漢字を分解すれば五倍が「ブ」に当たるけれど、まあ読めないわな。
キブシの実からは黒色の染料が取れ、お歯黒の材料として利用されたそうだ。それにしても昔は歯が黒いのが美しいとされたのだから、美の感覚って変わるものだ。

画像はhttps://www.pinterest.jp/pin/820358888356471403/から引用
例によって逆光のスケスケ写真を撮る。
園内のウメ風景いろいろ。
昨年に訪れた京王百草園と名前が似ているから、何となく同じような雰囲気を想像していたものの、広さや品種数はかなり違って、向島百花園はコンパクトな梅園だった。園内を何度も回ったが、それでも滞在時間は45分ほど。ちょっと物足りない。
そういえば枝垂れのウメがなかったなと思っていたら、
入口に鉢植えで出迎えてくれていたのを帰るときに気づく(^^ゞ
こんなのがベランダに欲しいね。
おしまい
前回でも紅梅の色について書いた。白でなければすべて紅梅とする考えもあるし、そこまで極端でなくても上のピンクの1枚目くらいに色が濃ければ紅梅と呼ぶことも多い。しかし紅とは赤より鮮やかで深い色だと捉えているので、やはり下の写真くらい赤純度が高くなければ紅梅ではないというのが私の感覚。写真は2015年に神代植物園で撮ったもの。
同じ順番でアップを。
白梅と紅梅あるいはピンク梅が重なっている風景は美しい。
グリーンとの組み合わせも生命感があって悪くない。
先日の新宿御苑で初めて見たフクジュソウと、
サンシュユも向島百花園に咲いていた。
その時も書いたように、サンシュユの黄色はウメの花を引き立てるので一緒に植えて欲しい。この写真も神代植物園。
ウメ以外いろいろ。
フヨウは枯れた姿がドライフラワーみたいで印象的。
咲いている様子はここをクリック。
侘助(わびすけ)はツバキの一種。
木五倍子と書いてキブシと読む植物の実。
漢字を分解すれば五倍が「ブ」に当たるけれど、まあ読めないわな。
キブシの実からは黒色の染料が取れ、お歯黒の材料として利用されたそうだ。それにしても昔は歯が黒いのが美しいとされたのだから、美の感覚って変わるものだ。

画像はhttps://www.pinterest.jp/pin/820358888356471403/から引用
例によって逆光のスケスケ写真を撮る。
園内のウメ風景いろいろ。
昨年に訪れた京王百草園と名前が似ているから、何となく同じような雰囲気を想像していたものの、広さや品種数はかなり違って、向島百花園はコンパクトな梅園だった。園内を何度も回ったが、それでも滞在時間は45分ほど。ちょっと物足りない。
そういえば枝垂れのウメがなかったなと思っていたら、
入口に鉢植えで出迎えてくれていたのを帰るときに気づく(^^ゞ
こんなのがベランダに欲しいね。
おしまい
wassho at 20:53|Permalink│Comments(0)│
2023年02月28日
新宿御苑で寒桜と松とプラタナス
ここから先はウメを見なかったのでタイトルを少し変更。
日本庭園にある楽羽亭という茶室の周りでウメと早咲きのヤマザクラ、そしてフクジュソウを眺めた後はブラブラと苑内散策。
このあたりの池は「上の池(かみのいけ)」と呼ばれている。
まずはこのL字クランクの橋で池の中にある小さな島へ。
松がカッコイイ。
暖かくなるにつれて黄色い部分が緑色になっていくのかな。普通は黄色いと枯れるイメージなのに、生命力を感じさせる黄色だった。
2つめの橋は太鼓橋。
橋の上からウメとヤマザクラが咲いていたところを。
ウメ ビハインド マツ
ウメ&マツ好きにはたまらないね(^^ゞ
橋を渡ったところにも見応えのある松が。
少し先にサクラっぽいものが見えてきた。
先ほどと同じヤマザクラかと思いきや、
葉が出ていないからヤマザクラではない。
苑内マップに照らし合わせると、これはサツマカンザクラという寒桜。
赤く見えているのは花びらが落ちて露わになった雄しべと雌しべ。
見頃かなり過ぎの感じなので、きれいなところを狙って。
さらに進んでこの立派な3本松があるのは、日本庭園の中の芝生広場。
ここには夏目漱石が小説の中でも書いた、
いわゆる「ローマの松」の背を低くしたようなマツがたくさんある。
ここにも早咲きのサクラが。
先ほど見たのと同じサツマカンザクラだと見て取れたので素通りしようと思ったが、
その隣にある木の色づきに興味を引かれて近づいてみると、
たくさんのツボミだった。
品種までは分からないもののサクラで間違いないだろう。
せっかくそばまで来たので、サツマカンザクラをもう1枚。
いずれ機会があれば、もっとキレイに咲いている時期に来てみましょう。
ローマの松ショート版を下からあおって。
パワーがみなぎっているように見えるのに、どうして背が低いの?
新宿御苑は
日本庭園
風景式庭園(イギリス風)
整形式庭園(フランス風)
と3つのタイプ別に庭園が設けられている。
それがどんな庭かについては昨年に訪れた際のブログで少し説明している。
ここは日本庭園を抜けて風景式庭園に入ったところ。
見回したところ花が咲いている気配はなかったので、池の周りを進むことにする。日本庭園の池とつながっているが、このあたりでは「中の池」と名前がついている。
なんじゃこれ?
識別タグのようなものが打たれている。
アメリカデイゴという木のようだ。
現在位置。
さらに進むと、八重桜を見に来たときに一緒に楽しめたツツジ。
私の好きな丸い形の剪定。
この黄色い花はサンシュユ。
ロウバイと違って、サンシュユはウメと同じ時期に咲く。それでウメに黄色はないから(ロウバイは梅と名前がついているがクスノキの仲間)ウメと一緒に植えると彩りがきれい。新宿御苑のガーデナーにもアドバイスしたいね。写真は昨年に訪れた京王百草園。
池の端までやって来た。
このあたりは「下の池」という名前。
上の池から下の池までを直線で結ぶと約800メートル。相当大きな池であるが、その水源は苑内の湧き水らしい。そしてこの池が渋谷川の源流のひとつとのこと。
川の源流と聞くと山奥を想像するが平地にあるものも意外と多い。桜並木で有名な目黒川の源流も世田ヶ谷区内にある。家康がやって来て城や城下町を開くまで江戸は湿地帯だったから、東京には地下水が豊富なのだろう。
下の池の近くにあるのがなぜか「開かずの門」となっている正門。
門を出てJRの線路を越えれば国立競技場である。
かつて新宿御苑が皇室苑地だった時代に、皇族の出入りに使われていた門だから平民は通らせてもらえないらしい。ただし総理主催の「桜を見る会」で国会議員や外国大使などに対してはこの正門が使われた。そして安倍晋三後援会のご一行様を乗せたバス17台も正門から入場したんだって。
さて正門近くから広がるのは整形式庭園。
その目玉はプラタナス並木。
新宿御苑は細い枝をまったく残さない剪定スタイル。だから葉を落としたプラタナスは実に異様な形をしていて、それに魅せられる。
そのゴツゴツさは北斎の描く波の形にも似ているけれど、
なぜかウルトラセブンに登場した
電気海獣エレキングをいつも思いだしてしまう(^^ゞ
整形式庭園の中央にはバラ園があるが今はご覧の状態。
何年か前の1月にロウバイを見に来たときには少し咲いていたのだが。
整形式庭園の全景。
180度回って風景式庭園。
この季節の芝生はもちろんこんな状態。しかしなぜかとてもフカフカしていて気持ちよかった。昨年の4月半ばに八重桜を見たとき緑色の芝生にそんな記憶はないから、芝生は枯れた状態の方がクッションがいいのかな?
トイレを探していたら旧御凉亭(台湾閣) の近くまで来たので、以前も訪れているが、ついでに入ってみた。
昭和天皇の成婚祝いに台湾から贈られたものだと思っていたが、よく読むと台湾在住の邦人からの寄贈だった。当時の台湾は日本に占領されていたから多くの日本人がいたのだろう。
外観はすごく中華的に凝っているのに、
中はガランとしていて、ところどころに中国風の装飾があるものの、拍子抜けするほど殺風景。名前が「御凉亭」なのは、ここで池からの風を感じながら夕涼みでもするための施設だったからみたい。
御凉亭の利点は庭(日本庭園の芝生広場付近)を少し高い位置から広く眺められること。また池や庭に対して北向きに建っているので、視界的にもクッキリと見える。
今回で分かったのは
ソメイヨシノや八重桜と違って、新宿御苑はウメにあまり重きを置いていない
早咲きのサクラについても同じく
ということ。ウメはもうちょっと品種バラエティ的にがんばって欲しいもの。まあそれでも都会のオアシス的な空間を歩くだけで、充分に楽しめる場所であるのに変わりはないが。
超混雑するソメイヨシノの時期に来る気はないし、八重桜は昨年に見たし、
さて次はどのシーズンに訪れようかな。
おしまい
日本庭園にある楽羽亭という茶室の周りでウメと早咲きのヤマザクラ、そしてフクジュソウを眺めた後はブラブラと苑内散策。
このあたりの池は「上の池(かみのいけ)」と呼ばれている。
まずはこのL字クランクの橋で池の中にある小さな島へ。
松がカッコイイ。
暖かくなるにつれて黄色い部分が緑色になっていくのかな。普通は黄色いと枯れるイメージなのに、生命力を感じさせる黄色だった。
2つめの橋は太鼓橋。
橋の上からウメとヤマザクラが咲いていたところを。
ウメ ビハインド マツ
ウメ&マツ好きにはたまらないね(^^ゞ
橋を渡ったところにも見応えのある松が。
少し先にサクラっぽいものが見えてきた。
先ほどと同じヤマザクラかと思いきや、
葉が出ていないからヤマザクラではない。
苑内マップに照らし合わせると、これはサツマカンザクラという寒桜。
赤く見えているのは花びらが落ちて露わになった雄しべと雌しべ。
見頃かなり過ぎの感じなので、きれいなところを狙って。
さらに進んでこの立派な3本松があるのは、日本庭園の中の芝生広場。
ここには夏目漱石が小説の中でも書いた、
いわゆる「ローマの松」の背を低くしたようなマツがたくさんある。
ここにも早咲きのサクラが。
先ほど見たのと同じサツマカンザクラだと見て取れたので素通りしようと思ったが、
その隣にある木の色づきに興味を引かれて近づいてみると、
たくさんのツボミだった。
品種までは分からないもののサクラで間違いないだろう。
せっかくそばまで来たので、サツマカンザクラをもう1枚。
いずれ機会があれば、もっとキレイに咲いている時期に来てみましょう。
ローマの松ショート版を下からあおって。
パワーがみなぎっているように見えるのに、どうして背が低いの?
新宿御苑は
日本庭園
風景式庭園(イギリス風)
整形式庭園(フランス風)
と3つのタイプ別に庭園が設けられている。
それがどんな庭かについては昨年に訪れた際のブログで少し説明している。
ここは日本庭園を抜けて風景式庭園に入ったところ。
見回したところ花が咲いている気配はなかったので、池の周りを進むことにする。日本庭園の池とつながっているが、このあたりでは「中の池」と名前がついている。
なんじゃこれ?
識別タグのようなものが打たれている。
アメリカデイゴという木のようだ。
現在位置。
さらに進むと、八重桜を見に来たときに一緒に楽しめたツツジ。
私の好きな丸い形の剪定。
この黄色い花はサンシュユ。
ロウバイと違って、サンシュユはウメと同じ時期に咲く。それでウメに黄色はないから(ロウバイは梅と名前がついているがクスノキの仲間)ウメと一緒に植えると彩りがきれい。新宿御苑のガーデナーにもアドバイスしたいね。写真は昨年に訪れた京王百草園。
池の端までやって来た。
このあたりは「下の池」という名前。
上の池から下の池までを直線で結ぶと約800メートル。相当大きな池であるが、その水源は苑内の湧き水らしい。そしてこの池が渋谷川の源流のひとつとのこと。
川の源流と聞くと山奥を想像するが平地にあるものも意外と多い。桜並木で有名な目黒川の源流も世田ヶ谷区内にある。家康がやって来て城や城下町を開くまで江戸は湿地帯だったから、東京には地下水が豊富なのだろう。
下の池の近くにあるのがなぜか「開かずの門」となっている正門。
門を出てJRの線路を越えれば国立競技場である。
かつて新宿御苑が皇室苑地だった時代に、皇族の出入りに使われていた門だから平民は通らせてもらえないらしい。ただし総理主催の「桜を見る会」で国会議員や外国大使などに対してはこの正門が使われた。そして安倍晋三後援会のご一行様を乗せたバス17台も正門から入場したんだって。
さて正門近くから広がるのは整形式庭園。
その目玉はプラタナス並木。
新宿御苑は細い枝をまったく残さない剪定スタイル。だから葉を落としたプラタナスは実に異様な形をしていて、それに魅せられる。
そのゴツゴツさは北斎の描く波の形にも似ているけれど、
なぜかウルトラセブンに登場した
電気海獣エレキングをいつも思いだしてしまう(^^ゞ
整形式庭園の中央にはバラ園があるが今はご覧の状態。
何年か前の1月にロウバイを見に来たときには少し咲いていたのだが。
整形式庭園の全景。
180度回って風景式庭園。
この季節の芝生はもちろんこんな状態。しかしなぜかとてもフカフカしていて気持ちよかった。昨年の4月半ばに八重桜を見たとき緑色の芝生にそんな記憶はないから、芝生は枯れた状態の方がクッションがいいのかな?
トイレを探していたら旧御凉亭(台湾閣) の近くまで来たので、以前も訪れているが、ついでに入ってみた。
昭和天皇の成婚祝いに台湾から贈られたものだと思っていたが、よく読むと台湾在住の邦人からの寄贈だった。当時の台湾は日本に占領されていたから多くの日本人がいたのだろう。
外観はすごく中華的に凝っているのに、
中はガランとしていて、ところどころに中国風の装飾があるものの、拍子抜けするほど殺風景。名前が「御凉亭」なのは、ここで池からの風を感じながら夕涼みでもするための施設だったからみたい。
御凉亭の利点は庭(日本庭園の芝生広場付近)を少し高い位置から広く眺められること。また池や庭に対して北向きに建っているので、視界的にもクッキリと見える。
今回で分かったのは
ソメイヨシノや八重桜と違って、新宿御苑はウメにあまり重きを置いていない
早咲きのサクラについても同じく
ということ。ウメはもうちょっと品種バラエティ的にがんばって欲しいもの。まあそれでも都会のオアシス的な空間を歩くだけで、充分に楽しめる場所であるのに変わりはないが。
超混雑するソメイヨシノの時期に来る気はないし、八重桜は昨年に見たし、
さて次はどのシーズンに訪れようかな。
おしまい
wassho at 22:42|Permalink│Comments(0)│
2022年03月20日
京王百草園で傾斜地ならではのウメを楽しむ その2
百草園は丘の斜面を利用して作られており、そのいわば中腹あたりに休憩所が設けられている。そこから眺めるウメも見事である。
さらに上を目指す。
謎の洞窟?
上にあったのは展望台らしきスペース。
写真が貼り付けてあるだけで何も説明はなかったが、
ここから富士山が見えるということなのだろう。方角は南西。
見えたのは団地だけ(/o\)
前回に書いた筑波山と違って、富士山が見えないとチェッという気持ちになる。
でも満開の梅を見下ろすことができたので満足。2枚目の写真中央にあるのは巨大なイチョウ。紅葉シーズンにも来てみようかな。
斜面の上にウメは植えられていない。
竹を見たり木の根っこを見たりして、山歩き気分を味わう。
少し下まで降りてくると池が見えた。
ここは休憩所の奥に広がっているエリア。
池の畔にあった松尾芭蕉の句碑。
石碑の文字は達筆すぎて読めないが、隣に普通の文字で書いた看板がある。
志ばらくは
花の上なる
月夜かな
「志ばらく」はおそらく「しばらく」のことだと思うが、ネットで検索しても蕎麦屋の店名しかヒットしなかった(^^ゞ
松尾芭蕉が生きたのは大規模な照明のない江戸時代。だから、月明かりが出たので夜でも花見ができるぞと喜んでいる、そしてそれはわずかな時間でしかないと惜しんでいるような意味だと思う。
しかしこの花とはサクラのことだろう。奈良時代までは花見といえばウメだったが、それ以降はサクラに変わっている。百草園はサクラも多少は植えられているが別に名所でもない。それなのになにゆえこの句を選んだ? 付け加えると百草園は江戸時代から続いているものの、造られたのは松尾芭蕉が亡くなってから後のことであり、彼がここに来たわけでもない。
ところで
入口近くの庭園でロウバイが、傷みながらもまだ咲いていたことは前回に書いた。また黄色い花が見えて何となく元気そうだったので、こちらのロウバイは遅咲きの品種かと思って近づいてみると、
サンシュユという木だった。
花の大きさはウメと同じくらいだし、上に伸びる咲き方も似ている。もちろんウメに黄色はないから、各地の梅園はもっとサンシュユとウメを一緒に植えて欲しいな。ウメと一緒に写っている写真キレイでしょ。
池の周りをウロウロ。
藁葺きの家屋。
中に上がることはできないが、縁側は自由に座れて座布団まで置いてある。
そのそばに咲いていた黄色い花はマンサク。
この花には割りと馴染みがあるが、いつも錦糸卵を連想してしまう(^^ゞ
ーーー続く
さらに上を目指す。
謎の洞窟?
上にあったのは展望台らしきスペース。
写真が貼り付けてあるだけで何も説明はなかったが、
ここから富士山が見えるということなのだろう。方角は南西。
見えたのは団地だけ(/o\)
前回に書いた筑波山と違って、富士山が見えないとチェッという気持ちになる。
でも満開の梅を見下ろすことができたので満足。2枚目の写真中央にあるのは巨大なイチョウ。紅葉シーズンにも来てみようかな。
斜面の上にウメは植えられていない。
竹を見たり木の根っこを見たりして、山歩き気分を味わう。
少し下まで降りてくると池が見えた。
ここは休憩所の奥に広がっているエリア。
池の畔にあった松尾芭蕉の句碑。
石碑の文字は達筆すぎて読めないが、隣に普通の文字で書いた看板がある。
志ばらくは
花の上なる
月夜かな
「志ばらく」はおそらく「しばらく」のことだと思うが、ネットで検索しても蕎麦屋の店名しかヒットしなかった(^^ゞ
松尾芭蕉が生きたのは大規模な照明のない江戸時代。だから、月明かりが出たので夜でも花見ができるぞと喜んでいる、そしてそれはわずかな時間でしかないと惜しんでいるような意味だと思う。
しかしこの花とはサクラのことだろう。奈良時代までは花見といえばウメだったが、それ以降はサクラに変わっている。百草園はサクラも多少は植えられているが別に名所でもない。それなのになにゆえこの句を選んだ? 付け加えると百草園は江戸時代から続いているものの、造られたのは松尾芭蕉が亡くなってから後のことであり、彼がここに来たわけでもない。
ところで
入口近くの庭園でロウバイが、傷みながらもまだ咲いていたことは前回に書いた。また黄色い花が見えて何となく元気そうだったので、こちらのロウバイは遅咲きの品種かと思って近づいてみると、
サンシュユという木だった。
花の大きさはウメと同じくらいだし、上に伸びる咲き方も似ている。もちろんウメに黄色はないから、各地の梅園はもっとサンシュユとウメを一緒に植えて欲しいな。ウメと一緒に写っている写真キレイでしょ。
池の周りをウロウロ。
藁葺きの家屋。
中に上がることはできないが、縁側は自由に座れて座布団まで置いてある。
そのそばに咲いていた黄色い花はマンサク。
この花には割りと馴染みがあるが、いつも錦糸卵を連想してしまう(^^ゞ
ーーー続く
wassho at 20:24|Permalink│Comments(0)│
2015年03月18日
神代植物公園で梅
谷保天満宮の梅園はなかなか良かったが量的に物足りなかったので、
梅の名所をもうひとつハシゴすることにした。
この近辺で思い浮かぶのは、
昭和記念公園
府中市郷土の森博物館
神代植物公園

府中市郷土の森博物館の梅は見たことがあるので今回はパス。
iPhoneを使ってネットで調べると
昭和記念公園:300本
神代植物公園:214本で、うち梅園内に180本
という情報。本数は昭和記念公園が多いが、神代植物公園のほうが一箇所にまとまって植えられているみたいだ。あの広大な昭和記念公園を歩き回るにはもう遅かったので、神代植物公園に行くことにした。こちらもかなり敷地は広いが。
谷保天満宮をでたのが午後2時頃。45分くらいで神代植物公園についた。
ところがバイクを駐めてヘルメットを脱いだまさにその時、パラパラと雨が降り出した。雨粒はとても小さくごくごく弱い雨。iPhoneで雨雲レーダーを確認すると神代植物公園上空には雨雲の表示なし。でも西の方は雨が降っている模様。まだ少し離れていたから梅を見ている間は降ったとしても弱い雨だろう。バイクのジャケットは防水だし帽子も持ってきているので傘はなくても大丈夫。でも帰りに本降りになったらイヤだ。
少し考えたが、もし本降りになりそうなら、梅園に着く途中でも(入場口は梅園からいちばん離れた場所にある)引き返すことにして公園に入る。途中で引き返せば入場料500円が無駄になるが、谷保天満宮はもちろん無料だったので、2箇所で割ればたった250円だと訳のわからない理屈で自分を納得させる。
梅園に行く前にバラ園に寄り道する。
その中心にある噴水。
もちろん今頃にバラは咲いていないが、
この季節のバラがどんな状態になっているのかに興味があったから。
枝はかなり刈り込んである。
柵に這わされているツルバラにはほとんど枝なし。
バラを見に来る時は花にしか目がいかないけれど、
引っかけたら痛そうなトゲがしっかり。
噴水の向かいにある温室は来年の春まで大規模改装工事中。
バラ園でブラブラしているうちに雨はとりあえず上がった。
梅園へ向かう途中の風景。
まだまだ冬の景色である。
やがて冬景色の先に、そこだけが春のような梅園が見えてくる。
黄色い花の木が1本あって、いい色のバランス。
サンシュユと発音しにくい木だった。
階段を降りて梅園の中に入る。谷保天満宮は落ち着いた感じの梅園。こちらはワーッと元気よく咲いている感じ。どちらがいい悪いということはないにしても、神代植物公園の方がテンションは上がる。
谷保天満宮と較べると花数が多いのが、元気よく感じる理由かも知れない。
特に構図などは考えず目に写るものを撮っているだけだが、谷保天満宮との雰囲気の違いは意外と写真にあらわれるものだと感心する。やっぱりビジュアルの情報量は大きい。文章だけで両者の梅の違いを説明するなんて無理。
梅園の奥にも別の黄色の花が咲いていた。
梅の木とは少し離れていて一緒に眺められないのが残念。
マンサクの仲間でアーノルド・プロミスという名前がついている。
でも錦糸卵にしか見えない(^^ゞ
道を挟んで右側が梅園で、左側がツバキ・サザンカ園。
境目に植えられている白い木はサルスベリ。
本当に猿も滑るくらいツルツルだった。
ツバキというとこういう赤い花しか思い浮かばないが、
黙って見せられたらバラと思ってしまうような花もあった。
まだら模様のツバキ。
こちらは葉っぱが斑入り(ふいり)=まだら模様。
もっといろいろな種類のツバキがあったが、
きれいな状態で咲いているものが少なく写真に撮ったのも少なめ。
上に貼った花は葉っぱのギザギザが小さいからツバキのはず。サザンカはもうシーズンオフかな。でも両者はとても似ているからネームプレートには名前だけでなく、ツバキかサザンカのどちらなのかの区別も書いておいて欲しいな。
ーーー続く。
梅の名所をもうひとつハシゴすることにした。
この近辺で思い浮かぶのは、
昭和記念公園
府中市郷土の森博物館
神代植物公園

府中市郷土の森博物館の梅は見たことがあるので今回はパス。
iPhoneを使ってネットで調べると
昭和記念公園:300本
神代植物公園:214本で、うち梅園内に180本
という情報。本数は昭和記念公園が多いが、神代植物公園のほうが一箇所にまとまって植えられているみたいだ。あの広大な昭和記念公園を歩き回るにはもう遅かったので、神代植物公園に行くことにした。こちらもかなり敷地は広いが。
谷保天満宮をでたのが午後2時頃。45分くらいで神代植物公園についた。
ところがバイクを駐めてヘルメットを脱いだまさにその時、パラパラと雨が降り出した。雨粒はとても小さくごくごく弱い雨。iPhoneで雨雲レーダーを確認すると神代植物公園上空には雨雲の表示なし。でも西の方は雨が降っている模様。まだ少し離れていたから梅を見ている間は降ったとしても弱い雨だろう。バイクのジャケットは防水だし帽子も持ってきているので傘はなくても大丈夫。でも帰りに本降りになったらイヤだ。
少し考えたが、もし本降りになりそうなら、梅園に着く途中でも(入場口は梅園からいちばん離れた場所にある)引き返すことにして公園に入る。途中で引き返せば入場料500円が無駄になるが、谷保天満宮はもちろん無料だったので、2箇所で割ればたった250円だと訳のわからない理屈で自分を納得させる。
梅園に行く前にバラ園に寄り道する。
その中心にある噴水。
もちろん今頃にバラは咲いていないが、
この季節のバラがどんな状態になっているのかに興味があったから。
枝はかなり刈り込んである。
柵に這わされているツルバラにはほとんど枝なし。
バラを見に来る時は花にしか目がいかないけれど、
引っかけたら痛そうなトゲがしっかり。
噴水の向かいにある温室は来年の春まで大規模改装工事中。
バラ園でブラブラしているうちに雨はとりあえず上がった。
梅園へ向かう途中の風景。
まだまだ冬の景色である。
やがて冬景色の先に、そこだけが春のような梅園が見えてくる。
黄色い花の木が1本あって、いい色のバランス。
サンシュユと発音しにくい木だった。
階段を降りて梅園の中に入る。谷保天満宮は落ち着いた感じの梅園。こちらはワーッと元気よく咲いている感じ。どちらがいい悪いということはないにしても、神代植物公園の方がテンションは上がる。
谷保天満宮と較べると花数が多いのが、元気よく感じる理由かも知れない。
特に構図などは考えず目に写るものを撮っているだけだが、谷保天満宮との雰囲気の違いは意外と写真にあらわれるものだと感心する。やっぱりビジュアルの情報量は大きい。文章だけで両者の梅の違いを説明するなんて無理。
梅園の奥にも別の黄色の花が咲いていた。
梅の木とは少し離れていて一緒に眺められないのが残念。
マンサクの仲間でアーノルド・プロミスという名前がついている。
でも錦糸卵にしか見えない(^^ゞ
道を挟んで右側が梅園で、左側がツバキ・サザンカ園。
境目に植えられている白い木はサルスベリ。
本当に猿も滑るくらいツルツルだった。
ツバキというとこういう赤い花しか思い浮かばないが、
黙って見せられたらバラと思ってしまうような花もあった。
まだら模様のツバキ。
こちらは葉っぱが斑入り(ふいり)=まだら模様。
もっといろいろな種類のツバキがあったが、
きれいな状態で咲いているものが少なく写真に撮ったのも少なめ。
上に貼った花は葉っぱのギザギザが小さいからツバキのはず。サザンカはもうシーズンオフかな。でも両者はとても似ているからネームプレートには名前だけでなく、ツバキかサザンカのどちらなのかの区別も書いておいて欲しいな。
ーーー続く。
wassho at 08:41|Permalink│Comments(0)│






































































































































































































































































































