シャガ
2020年03月24日
しだれ桜を眺めに小石川後楽園 その3
小石川後楽園は築山泉水回遊式の日本庭園。もっとも昨年の秋から今年にかけて訪れた六義園や浜離宮庭園など、大名家の屋敷に造られた大名庭園は基本的に築山泉水回遊式である。
その築山・泉水・回遊式だが、まず築山(つきやま)とは、土を盛ったり岩を積み上げたりして造った山に見立てた場所。
泉水(せんすい)は池のこと。日本庭園では池をお上品に泉水と呼ぶみたい。別に泉が湧いて池になっているという意味ではない。大きさを誇って大泉水という名前になっていることも多い。泉水ではなく池泉(ちせん)という言葉が使われる場合もある。
造園において土木工事レベルが必要になるのが築山と泉水。だからそれが2つ揃っていれば、それなりのスケールの庭園ということになる。
回遊式はその名前の通り庭を歩いて鑑賞すること。反対語は(言葉がヘンだが)鑑賞式で、室内やある定められた場所から眺める庭。大きな庭園は必然的に回遊式になる。お寺の枯山水なんかは特定の位置から眺めることが多い。
以上が言葉の説明だが、築山泉水回遊式なんて一言で定義できるくらいで、どの庭園も似たり寄ったりなのが難点。もっとも西洋式庭園だって、いろいろと様式に縛られているが。
園内マップでシダレザクラと書いてあるところから、
右下の内庭というところへ向かって池沿いに進む。
少し離れたところから望む馬場桜。
池から離れて木立の間をつかの間の森林浴。回遊式の場合は、こういうエリアを設けるのがお約束。限られた敷地の中で、シーンの切り替え効果を狙ってのことと思う。
私の好きな「緑のモミジ日の光透け」。
内庭に到着。
カメ発見。
庭園を反時計回りに進んだのは、
この内庭のソメイヨシノが満開だとホームページに載っていたから。
まさに満開。
どうしてこの場所のソメイヨシノだけが先に咲くのかが不思議。
キレイだけれど、やはりソメイヨシノはほとんど真っ白だからツマラナイ。昨年はピンク色のサクラを見たくて、国立劇場にジンダイアケボノやコマツオトメを見に出かけた。しかし、たくさんサクラが咲いている圧巻の風景を眺めたいとなると、必然的にソメイヨシノになるのが悩ましいところ。
サクラを背景に入れながら、花より団子のバエる写真を撮ろうとする人(^^ゞ
これは東門。出入り口としては使われていない。江戸時代はこの門の向こうに藩邸が並んでいて、それに近い庭だからここが内庭と呼ばれていたらしい。
サムライが向こうから歩いてきそうだ。
内庭からメインの池に戻って。正面が馬場桜。
マツがたくさん植えられている広場に出る。
そこに1つだけ咲いていた白い花。
形だけ見ると八重咲きのウメのようにも見えるーーー。しかし今から咲き始めるのは季節的に合わないし、花の直径も5〜6センチあった。玉牡丹というウメに似ている気もするが、正体はよく分からず。
マツの広場を抜けたところにあったのは、水戸光圀が息子の嫁に農民の苦労を分からせようと作ったとされる田んぼ。美談のように聞こえるが、こんなわずかの面積で体験できることなんて、農民の苦労とはかけ離れていると思うな。
なお田んぼは手前の茶色い部分だけね。刈り取った稲を残しているのは、ここが田んぼだとわかりやすくするためなのかな。
名前の分からない木が2本。
これはアセビ(馬酔木)。
風景を楽しみながら進む。
シャガが咲いていた。アヤメの仲間のきれいな花。
これは藤棚だけれど低すぎないか? 特に手前のやつ。
低い藤棚のおかげで、フジの木を初めてマジマジと眺めることができた。
それにしても、まだまったく芽吹いていないが、これがあと1ヶ月ほどであのフジの花になるのか? それともこれは枯れているの?
遅咲きのウメが残っていた。ただしアップには耐えられない状態。八重咲きでかなり大きな花。サクラも八重桜は咲くのが遅いから、八重咲きは遅咲きと思っている。その解釈で正しいのかな?
わずかに残っていた白いウメ。
白いソメイヨシノが好きじゃなくても白梅は美しいと感じる矛盾(^^ゞ
このあたりは花菖蒲やカキツバタの畑。
久しぶりに見た気がするタンポポ。
ーーー続く
その築山・泉水・回遊式だが、まず築山(つきやま)とは、土を盛ったり岩を積み上げたりして造った山に見立てた場所。
泉水(せんすい)は池のこと。日本庭園では池をお上品に泉水と呼ぶみたい。別に泉が湧いて池になっているという意味ではない。大きさを誇って大泉水という名前になっていることも多い。泉水ではなく池泉(ちせん)という言葉が使われる場合もある。
造園において土木工事レベルが必要になるのが築山と泉水。だからそれが2つ揃っていれば、それなりのスケールの庭園ということになる。
回遊式はその名前の通り庭を歩いて鑑賞すること。反対語は(言葉がヘンだが)鑑賞式で、室内やある定められた場所から眺める庭。大きな庭園は必然的に回遊式になる。お寺の枯山水なんかは特定の位置から眺めることが多い。
以上が言葉の説明だが、築山泉水回遊式なんて一言で定義できるくらいで、どの庭園も似たり寄ったりなのが難点。もっとも西洋式庭園だって、いろいろと様式に縛られているが。
園内マップでシダレザクラと書いてあるところから、
右下の内庭というところへ向かって池沿いに進む。
少し離れたところから望む馬場桜。
池から離れて木立の間をつかの間の森林浴。回遊式の場合は、こういうエリアを設けるのがお約束。限られた敷地の中で、シーンの切り替え効果を狙ってのことと思う。
私の好きな「緑のモミジ日の光透け」。
内庭に到着。
カメ発見。
庭園を反時計回りに進んだのは、
この内庭のソメイヨシノが満開だとホームページに載っていたから。
まさに満開。
どうしてこの場所のソメイヨシノだけが先に咲くのかが不思議。
キレイだけれど、やはりソメイヨシノはほとんど真っ白だからツマラナイ。昨年はピンク色のサクラを見たくて、国立劇場にジンダイアケボノやコマツオトメを見に出かけた。しかし、たくさんサクラが咲いている圧巻の風景を眺めたいとなると、必然的にソメイヨシノになるのが悩ましいところ。
サクラを背景に入れながら、花より団子のバエる写真を撮ろうとする人(^^ゞ
これは東門。出入り口としては使われていない。江戸時代はこの門の向こうに藩邸が並んでいて、それに近い庭だからここが内庭と呼ばれていたらしい。
サムライが向こうから歩いてきそうだ。
内庭からメインの池に戻って。正面が馬場桜。
マツがたくさん植えられている広場に出る。
そこに1つだけ咲いていた白い花。
形だけ見ると八重咲きのウメのようにも見えるーーー。しかし今から咲き始めるのは季節的に合わないし、花の直径も5〜6センチあった。玉牡丹というウメに似ている気もするが、正体はよく分からず。
マツの広場を抜けたところにあったのは、水戸光圀が息子の嫁に農民の苦労を分からせようと作ったとされる田んぼ。美談のように聞こえるが、こんなわずかの面積で体験できることなんて、農民の苦労とはかけ離れていると思うな。
なお田んぼは手前の茶色い部分だけね。刈り取った稲を残しているのは、ここが田んぼだとわかりやすくするためなのかな。
名前の分からない木が2本。
これはアセビ(馬酔木)。
風景を楽しみながら進む。
シャガが咲いていた。アヤメの仲間のきれいな花。
これは藤棚だけれど低すぎないか? 特に手前のやつ。
低い藤棚のおかげで、フジの木を初めてマジマジと眺めることができた。
それにしても、まだまったく芽吹いていないが、これがあと1ヶ月ほどであのフジの花になるのか? それともこれは枯れているの?
遅咲きのウメが残っていた。ただしアップには耐えられない状態。八重咲きでかなり大きな花。サクラも八重桜は咲くのが遅いから、八重咲きは遅咲きと思っている。その解釈で正しいのかな?
わずかに残っていた白いウメ。
白いソメイヨシノが好きじゃなくても白梅は美しいと感じる矛盾(^^ゞ
このあたりは花菖蒲やカキツバタの畑。
久しぶりに見た気がするタンポポ。
ーーー続く
wassho at 08:58|Permalink│Comments(0)│
2014年04月05日
江川せせらぎ緑道で桜とチューリップ
花の名所にバイクであちこちに出かけているが、桜(ソメイヨシノ)の花見を目的にツーリングしたことはない。人並みに桜は好きだ。しかし桜はそこら中で咲いているので、バイクでツーリングしてまで見に行こうというモチベーションがなかなか起こらないのがその理由。あまり見かけない河津桜は三浦海岸に見に行ったことがある。
そんなわけで今年も桜を見に行くつもりはなかったが、
数日前このブログを読んでいる知人と話をしたら
知人「チューリップ好きなんですね。あなたのイメージと随分違うけれど」
私 「それは本人が百も承知(^^ゞ」
知人「ところで港北ニュータウンに桜と一緒にチューリップが咲いている
ところがあるのをご存じですか?」
エッ! そんな天国みたいなところがあるのか!
というわけで行ってきたのが横浜市都筑区にある江川せせらぎ緑道というところ。
残念ながら朝からどんより曇りでときどき小雨がパラパラ。東京アメッシュで雨雲レーダーを見たら自宅よりも横浜方面のほうが雨雲が濃く、しかも目的地近くに居座っている。結局午後2時近くまで待って雨雲が取れてから出発。片道20キロほどだけれど、出遅れたので往きは第三京浜(高速道路)で。
江川せせらぎ緑道は第三京浜の港北インターの近くにある。家具のIKEAがあるところといった方が東京近郊ではわかる人が多いかもしれない。緑で塗ったのは桜並木になっている部分で、緑道そのものは第三京浜をくぐって東側に延びて鶴見川に注いでいる。地図の右下の公園はサッカーの日産スタジアムのある新横浜公園の端っこ。公園をさらに右下側に抜ければ新幹線の新横浜駅。
第三京浜入り口の交差点のすぐそばに、こんな場所を見つけてBMW F800Rを駐める。江川せせらぎ緑道は公園ではないので駐車場はない。でもバイクなら緑道のまわりで駐める場所には苦労しないはず。クルマも路駐できそうだがIKEAの駐車場に入れた方がベターかな。なお緑道にはトイレもないよ。
上の地図で緑色に塗った一番右側、つまり港北インターに接続している幹線道路から。
谷のようになったところに小さな水路沿いの桜並木。
満開過ぎで散り始めているのは織り込み済み。
東京の満開は先週の火曜日くらいだった。
せせらぎ緑道に降りてしばらく進むと橋があった。
その橋の手前で歩いてきた方向を振り返る。
奥の水色の橋が最初に写真を撮ったところ。
橋をくぐって進行方向。桜並木も水路があるといっそう趣がでるね。空が白くて桜と一体化してしまっているのが残念。まあ雨降りで来られなかったよりはいいか。
その次の橋には名前のプレートがあった。
川向境橋から振り返る。
花が咲いているところと目線がほぼ同じ高さになるので、花のボリュームを感じられる。
進行方向を橋の上から。
川の中に花壇が作られている。プリムラという花だったかな?
しばらく進むとチューリップが見えてきた。緑道のチューリップのうち咲いていたのは1割程度。まあ桜とチューリップは満開の時期が違うから仕方ないね。
桜のアップ。
私が使っているNEX-5Nというデジカメはオートフォーカスの精度があまり高くない。でも最近、カメラのオートフォーカスモードをデフォルトの「マルチ」から「フレキシブルスポット」にすると多少はマシになることを発見した。機能の説明は長くなるのでいずれそのうち。
しかしマシになったという程度でオートフォーカスはコントラスト方式(説明は省略)なので、色の薄いものや濃淡のないものはやはり苦手。上に貼った写真はそこそこピントが合っているように見えても、クリックして拡大すると何となくボヤーッとしていている。サイズが小さいほど密集状態になるからピントが合っているように見えているだけ。そしてカメラの液晶画面はブログのページの写真より少し小さい。だから撮影時にクッキリとピントが合っているように表示されても、パソコンに取り込んでからガッカリすることが多い。ブログの写真をクリックで拡大して、ピンぼけだったらすぐ閉じてください(^^ゞ
橋には川にせり出しているスペースが設けられている。
せり出しから進行方向を撮る。
チューリップがたくさん咲いている場所が見えてきた。
赤チューリップと桜。
次の橋の上から振り返って。
先を進む。
水草と川に散った桜の花びら。ミレーのオーフィーリアを思い出す。ここなら溺死する心配はない(^^ゞ(1つ前のエントリーです)
タンポポ。
アヤメの仲間のシャガという花。
これが桜並木の最後の橋。
橋の向こう側は水路だけで遊歩道はなかった。スタート地点からここまで1キロちょっとだと思う。ちなみに江川せせらぎ緑道の全長は約2.5キロ。
折り返して右岸を歩く。右岸左岸とは上流から下流を見ての左右。
赤チューリップ一輪。
背の低い黄色い花は先ほど花壇の中にあった(推定)プリムラ。
山崎パンの工場が川沿いにある。
子供がえさをあげているのは、
鯉(こい)。
小さいのはメダカだと思うが自信なし。♪メダカの学校は〜と子供の頃は唱ったので、メダカが絶滅危惧種に指定された時は本当にビックリした。でも、ここにはたくさんいた。
花びらが散った後はこういう風になっているんだと眺める。
昔はドブ川だったのを水処理で「せせらぎ」にしたということらしい。
手づくり郷土賞に認定されている江川せせらぎ緑道。
調べてみると国交省の制度だった。その選定基準は
地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及び
それと関わりがある優れた地域活動が一体となったものを選定
手づくり関係ないやん!
桜とチューリップを土手の上から。
ここのチューリップは近くの小学生が植えているというプレートがあった。
桜とチューリップの組み合わせは珍しい。ただしこの両者がマッチしているかといえば、それはちょっと微妙だったかな。桜には菜の花がよく一緒に植えられる。色は派手でも桜の引き立て役になっている。それと較べればチューリップには自己主張がありすぎるというか。
広場とかベンチとかはない。ところどころの階段でお弁当を食べている人がチラホラ。
土手の上にたこ焼きとか焼き鳥の出店が4軒あった。
帰る頃になって少し青空になってきた。
でも写真が映えるほど青くはならず。
最後に緑道に架かっていた橋まで移動して、桜とBMW F800Rとのツーショット。
帰りはしばらく適当に走ったら綱島街道に出たので、そのまま進む。綱島街道は途中で中原街道と名前を変えて五反田までつながっている。江戸時代初期の中原街道は江戸城と小田原城を結ぶ街道だったらしい。
自宅近くのメジャーな桜の名所である洗足池の桜を横目でチラッと眺めて、お花見ミニツーリング終了。走行40キロ。気温は13度くらいで微妙に寒かった。
それでは恒例の?バイクでハイク
しろ桜
わずかな紅を
愛でるもの
そんなわけで今年も桜を見に行くつもりはなかったが、
数日前このブログを読んでいる知人と話をしたら
知人「チューリップ好きなんですね。あなたのイメージと随分違うけれど」
私 「それは本人が百も承知(^^ゞ」
知人「ところで港北ニュータウンに桜と一緒にチューリップが咲いている
ところがあるのをご存じですか?」
エッ! そんな天国みたいなところがあるのか!
というわけで行ってきたのが横浜市都筑区にある江川せせらぎ緑道というところ。
残念ながら朝からどんより曇りでときどき小雨がパラパラ。東京アメッシュで雨雲レーダーを見たら自宅よりも横浜方面のほうが雨雲が濃く、しかも目的地近くに居座っている。結局午後2時近くまで待って雨雲が取れてから出発。片道20キロほどだけれど、出遅れたので往きは第三京浜(高速道路)で。
江川せせらぎ緑道は第三京浜の港北インターの近くにある。家具のIKEAがあるところといった方が東京近郊ではわかる人が多いかもしれない。緑で塗ったのは桜並木になっている部分で、緑道そのものは第三京浜をくぐって東側に延びて鶴見川に注いでいる。地図の右下の公園はサッカーの日産スタジアムのある新横浜公園の端っこ。公園をさらに右下側に抜ければ新幹線の新横浜駅。
第三京浜入り口の交差点のすぐそばに、こんな場所を見つけてBMW F800Rを駐める。江川せせらぎ緑道は公園ではないので駐車場はない。でもバイクなら緑道のまわりで駐める場所には苦労しないはず。クルマも路駐できそうだがIKEAの駐車場に入れた方がベターかな。なお緑道にはトイレもないよ。
上の地図で緑色に塗った一番右側、つまり港北インターに接続している幹線道路から。
谷のようになったところに小さな水路沿いの桜並木。
満開過ぎで散り始めているのは織り込み済み。
東京の満開は先週の火曜日くらいだった。
せせらぎ緑道に降りてしばらく進むと橋があった。
その橋の手前で歩いてきた方向を振り返る。
奥の水色の橋が最初に写真を撮ったところ。
橋をくぐって進行方向。桜並木も水路があるといっそう趣がでるね。空が白くて桜と一体化してしまっているのが残念。まあ雨降りで来られなかったよりはいいか。
その次の橋には名前のプレートがあった。
川向境橋から振り返る。
花が咲いているところと目線がほぼ同じ高さになるので、花のボリュームを感じられる。
進行方向を橋の上から。
川の中に花壇が作られている。プリムラという花だったかな?
しばらく進むとチューリップが見えてきた。緑道のチューリップのうち咲いていたのは1割程度。まあ桜とチューリップは満開の時期が違うから仕方ないね。
桜のアップ。
私が使っているNEX-5Nというデジカメはオートフォーカスの精度があまり高くない。でも最近、カメラのオートフォーカスモードをデフォルトの「マルチ」から「フレキシブルスポット」にすると多少はマシになることを発見した。機能の説明は長くなるのでいずれそのうち。
しかしマシになったという程度でオートフォーカスはコントラスト方式(説明は省略)なので、色の薄いものや濃淡のないものはやはり苦手。上に貼った写真はそこそこピントが合っているように見えても、クリックして拡大すると何となくボヤーッとしていている。サイズが小さいほど密集状態になるからピントが合っているように見えているだけ。そしてカメラの液晶画面はブログのページの写真より少し小さい。だから撮影時にクッキリとピントが合っているように表示されても、パソコンに取り込んでからガッカリすることが多い。ブログの写真をクリックで拡大して、ピンぼけだったらすぐ閉じてください(^^ゞ
橋には川にせり出しているスペースが設けられている。
せり出しから進行方向を撮る。
チューリップがたくさん咲いている場所が見えてきた。
赤チューリップと桜。
次の橋の上から振り返って。
先を進む。
水草と川に散った桜の花びら。ミレーのオーフィーリアを思い出す。ここなら溺死する心配はない(^^ゞ(1つ前のエントリーです)
タンポポ。
アヤメの仲間のシャガという花。
これが桜並木の最後の橋。
橋の向こう側は水路だけで遊歩道はなかった。スタート地点からここまで1キロちょっとだと思う。ちなみに江川せせらぎ緑道の全長は約2.5キロ。
折り返して右岸を歩く。右岸左岸とは上流から下流を見ての左右。
赤チューリップ一輪。
背の低い黄色い花は先ほど花壇の中にあった(推定)プリムラ。
山崎パンの工場が川沿いにある。
子供がえさをあげているのは、
鯉(こい)。
小さいのはメダカだと思うが自信なし。♪メダカの学校は〜と子供の頃は唱ったので、メダカが絶滅危惧種に指定された時は本当にビックリした。でも、ここにはたくさんいた。
花びらが散った後はこういう風になっているんだと眺める。
昔はドブ川だったのを水処理で「せせらぎ」にしたということらしい。
手づくり郷土賞に認定されている江川せせらぎ緑道。
調べてみると国交省の制度だった。その選定基準は
地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及び
それと関わりがある優れた地域活動が一体となったものを選定
手づくり関係ないやん!
桜とチューリップを土手の上から。
ここのチューリップは近くの小学生が植えているというプレートがあった。
桜とチューリップの組み合わせは珍しい。ただしこの両者がマッチしているかといえば、それはちょっと微妙だったかな。桜には菜の花がよく一緒に植えられる。色は派手でも桜の引き立て役になっている。それと較べればチューリップには自己主張がありすぎるというか。
広場とかベンチとかはない。ところどころの階段でお弁当を食べている人がチラホラ。
土手の上にたこ焼きとか焼き鳥の出店が4軒あった。
帰る頃になって少し青空になってきた。
でも写真が映えるほど青くはならず。
最後に緑道に架かっていた橋まで移動して、桜とBMW F800Rとのツーショット。
帰りはしばらく適当に走ったら綱島街道に出たので、そのまま進む。綱島街道は途中で中原街道と名前を変えて五反田までつながっている。江戸時代初期の中原街道は江戸城と小田原城を結ぶ街道だったらしい。
自宅近くのメジャーな桜の名所である洗足池の桜を横目でチラッと眺めて、お花見ミニツーリング終了。走行40キロ。気温は13度くらいで微妙に寒かった。
それでは恒例の?バイクでハイク
しろ桜
わずかな紅を
愛でるもの
wassho at 22:19|Permalink│Comments(50)│