スイセン
2022年03月28日
多摩川 等々力緑地北側の河津桜 その2
堤防の下にある多摩川沿線道路はクルマがビュンビュン走っているのに、歩道どころか路肩すらなく危険。しかしこの写真で分かるように河津桜を眺めるポイントは駐車場になっているのでスペースは確保できそう。そこに行くまでが危ないことに変わりないが、気をつけて歩きましょうということにした。
なお駐車場の先にガードレールがあるが、路肩ギリギリに設置されており、内側を人が歩くような造りではない。つまり遠回りして反対側から安全に来ることもできない。この多摩川沿線道路は自動車専用道路でもないのに徹底的に歩行者無視である。
そしてこれが堤防の下から眺めた5本の河津桜。
青空と河津桜そして堤防の緑のコントラストが際だって抜群にキレイじゃないか。やはり花には日の光が当たっていないと。写真にも撮ったけれど目にもしっかりと焼き付けた。ビビりながらここまで歩いてきた甲斐があったというもの。
少しズームして。
ワォ! 顔の前をトラックが通り過ぎた(>_<)
しかしキャビンと荷台の間から河津桜が見えるし、
ピントはそちらに合っているという傑作写真である?
日差しを浴びた姿を堪能して、今シーズンの河津桜花見は終了。
下流方向に戻る。
河川敷内の道路は舗装の上に細かな砂利がたくさん乗っている。
こんな看板があったので川岸のほうにいってみた。
ここは砂が固まってできた地面だということが足裏の感触で伝わってくる。
最初は水辺まで近づけなかったが、
少し進むと。
しかし、だからどうしたという光景だった(^^ゞ
河川敷の上のほうに戻る。
川の流れとの間には、どう表現したらいいのか説明に困る光景が続く。
家庭菜園の場所まで戻ってきた。
家庭菜園と書けば柔らかな言葉の響きになるが、ここは河川敷なので個人が自由に使える土地ではない。つまり不法占拠であり不法耕作。しかし河川敷に住んでいるホームレスは追い出されても、なぜか行政や警察は家庭菜園は見て見ぬ振りで、多摩川全体で百数十箇所の家庭菜園があるといわれている。事実上やった者勝ちの状態。またここはいかにも家庭菜園らしい造りだが、中にはどう見ても畑そのもので、絶対に作物を出荷しているやろというところもある。
それはさておき、
菜の花やスイセンを見て楽しむ。
先に進む。これはユキヤナギ。
ユキヤナギはもっとたくさん咲いていると、まさに雪のように見えるのだが、この程度の花密度だと中途半端であまりキレイじゃない。
堤防の上のサクラの形が印象的。
丸子橋に近づいてきた。ここからだと橋が1本に見えるが、水色のアーチが見えるのが丸子橋で、その手前に東急線の鉄橋がある。
ほらね。
なぜか唐突に亀のオブジェ。
ここで多摩川を離れ駅まで戻るつもりだったのに、
橋を見れば渡ってみたくなるもの。
丸子橋の下流にはJRの鉄橋があり新幹線も走っている。
新幹線が通るまで待って撮った写真だからよく見てね(^^ゞ
橋の上から眺める多摩川。
このあたりだと水が流れていない部分のほうが広い。
久しぶりに訪れた多摩川はやはり空が広くて気持ちよかった。
ソメイヨシノも見に行こうかと思っている。
おしまい
なお駐車場の先にガードレールがあるが、路肩ギリギリに設置されており、内側を人が歩くような造りではない。つまり遠回りして反対側から安全に来ることもできない。この多摩川沿線道路は自動車専用道路でもないのに徹底的に歩行者無視である。
そしてこれが堤防の下から眺めた5本の河津桜。
青空と河津桜そして堤防の緑のコントラストが際だって抜群にキレイじゃないか。やはり花には日の光が当たっていないと。写真にも撮ったけれど目にもしっかりと焼き付けた。ビビりながらここまで歩いてきた甲斐があったというもの。
少しズームして。
ワォ! 顔の前をトラックが通り過ぎた(>_<)
しかしキャビンと荷台の間から河津桜が見えるし、
ピントはそちらに合っているという傑作写真である?
日差しを浴びた姿を堪能して、今シーズンの河津桜花見は終了。
下流方向に戻る。
河川敷内の道路は舗装の上に細かな砂利がたくさん乗っている。
こんな看板があったので川岸のほうにいってみた。
ここは砂が固まってできた地面だということが足裏の感触で伝わってくる。
最初は水辺まで近づけなかったが、
少し進むと。
しかし、だからどうしたという光景だった(^^ゞ
河川敷の上のほうに戻る。
川の流れとの間には、どう表現したらいいのか説明に困る光景が続く。
家庭菜園の場所まで戻ってきた。
家庭菜園と書けば柔らかな言葉の響きになるが、ここは河川敷なので個人が自由に使える土地ではない。つまり不法占拠であり不法耕作。しかし河川敷に住んでいるホームレスは追い出されても、なぜか行政や警察は家庭菜園は見て見ぬ振りで、多摩川全体で百数十箇所の家庭菜園があるといわれている。事実上やった者勝ちの状態。またここはいかにも家庭菜園らしい造りだが、中にはどう見ても畑そのもので、絶対に作物を出荷しているやろというところもある。
それはさておき、
菜の花やスイセンを見て楽しむ。
先に進む。これはユキヤナギ。
ユキヤナギはもっとたくさん咲いていると、まさに雪のように見えるのだが、この程度の花密度だと中途半端であまりキレイじゃない。
堤防の上のサクラの形が印象的。
丸子橋に近づいてきた。ここからだと橋が1本に見えるが、水色のアーチが見えるのが丸子橋で、その手前に東急線の鉄橋がある。
ほらね。
なぜか唐突に亀のオブジェ。
ここで多摩川を離れ駅まで戻るつもりだったのに、
橋を見れば渡ってみたくなるもの。
丸子橋の下流にはJRの鉄橋があり新幹線も走っている。
新幹線が通るまで待って撮った写真だからよく見てね(^^ゞ
橋の上から眺める多摩川。
このあたりだと水が流れていない部分のほうが広い。
久しぶりに訪れた多摩川はやはり空が広くて気持ちよかった。
ソメイヨシノも見に行こうかと思っている。
おしまい
wassho at 22:14|Permalink│Comments(0)│
2019年01月14日
新宿御苑でロウバイ
1月6日に明治神宮へ行った時「東京は私鉄と地下鉄の乗り入れが進んだので、自宅からは乗り換えなしで明治神宮まで行けるようになった」と書いた。それは新宿御苑も同じ事。「明治神宮前」の2つ先の「新宿3丁目」が新宿御苑の最寄り駅である。
というわけで快晴の本日、新宿御苑へロウバイを見に行ってきた。ロウバイの場合、快晴すなわち青空であるというのが鑑賞の絶対条件である。それは後ほど。
新宿御苑は新宿駅から歩いても10分程度のところにある。改めて地図で見ると(クリックで拡大)明治神宮からも近いし、神宮外苑とはほとんどつながっているように見える。でも原宿と青山は隣同士でも、新宿はいわば文化圏が違うから何となくもっと離れた場所にあるイメージ。
概略を書いておくと、外周3.5キロで面積が58.3ヘクタール。
歴史的には、
江戸時代は大名屋敷
明治になって農業試験場
庭園に改造されて明治39年(1906年)に皇室専用の新宿御苑に
戦後の一時期は農業試験場的に使われていたが
昭和24年(1949年)に国民公園としての新宿御苑になる
国民公園は皇居外苑と京都御苑(一般にいう京都御所の敷地全体)とこの新宿御苑の3つだけ。皇室の園地に由来する公園である。他に名前に国とつく公園は国立公園、国定公園、国営公園がある。興味があったらお調べを。ちなみに昭和天皇の大喪の礼は新宿御苑で執り行われた。
新宿御苑の新宿門到着。他に2つの入口がある。
チケット売り場。料金は200円とリーズナブル。
もっとも皇居外苑と京都御苑は無料だけれど。
無人改札機のようなゲートになっている。
新宿門から入ってすぐのところにあるロウバイ。右側の木。
ここの品種はソシンロウバイ。
青空に黄色の花がキレイ。ロウバイの花は小さいし形も地味だから、背景が青空じゃないとつまらない。2つ前の写真をもう一度見て、この写真が曇り空の灰色だったらと想像してみて。
写真じゃよくわからないが、花びらがロウソクのロウのような質感に見えるのでロウバイという名前。触ってみると普通の花びらなのにロウのように見えるから不思議。漢字では蝋梅と書く。でもウメとは関係なくクスノキの仲間。
ロウバイのツボミは豆みたいだ。
植えられていたロウバイは4〜5本。以前に1500本といわれる「寄のロウバイ園」を見ているから、それと較べると(>_<) もちろんそれは承知の上で新宿御苑に来ている。でも5分咲きくらいだったから、もう1週間ほど後でもよかったかな。
芝生広場を横目に見ながら園内を歩く。
スイセンが植えられている場所に来た。
写生している人。ほかにも園内にはあちこちにいた。
全部真っ白なペーパーホワイトというスイセン。初めて見たような気がする。
こちらは一般的なニホンズイセン。なぜか「ズ」と濁る。
スイセンはかなりボリュームがあって、たっぷり楽しめた。
園内マップにウメとあったので芝生広場を歩く。ムラサキの上着を着ている人の後ろにあるのがウメ。
枝がカオスに絡まっている。
もちろんまだツボミ始めたばかり。
園内の脇道をブラブラ。
茶室のようなところに出た。奥に見えるのはNTTドコモの代々木ビル。通称ドコモタワー。上層部のだんだんと尖っていく部分は内部にアンテナ設備が入っており、たくさんのアンテナを設置するために階段状になっているらしい。しかし、なんとなくニューヨークのどこかのビルのデザインをパクった感あり。
和の雰囲気とのツーショットで。このドコモタワーはスカイツリー、東京タワーに続く都内で3番目の高さなので、どこからでも目立つ。新宿御苑の雰囲気からいうと、とても目障りでもある。
茶室前の芝生広場に変わった形の木を見つけた。
なんと松だった。夏目漱石が小説の中でも書いた、いわゆる「ローマの松」の背が低いバージョンのような樹形。こっそり松好きなのでとても興味深かった。
またブラブラ歩いて池の畔。正面は見慣れた形の松。
なぜか池の水に凍った形跡。
この時は気温8.5度。本日の最低気温は4.2度。どうして?
ツノのあるナゾの建物を発見!
近づいてみると中国風。
台湾の建築様式らしい。
内部はガランドウの展望台。
ここからの眺めがいちばん良かったかな。
ーーー続く
実はこの後に事件が起きる(>_<)
というわけで快晴の本日、新宿御苑へロウバイを見に行ってきた。ロウバイの場合、快晴すなわち青空であるというのが鑑賞の絶対条件である。それは後ほど。
新宿御苑は新宿駅から歩いても10分程度のところにある。改めて地図で見ると(クリックで拡大)明治神宮からも近いし、神宮外苑とはほとんどつながっているように見える。でも原宿と青山は隣同士でも、新宿はいわば文化圏が違うから何となくもっと離れた場所にあるイメージ。
概略を書いておくと、外周3.5キロで面積が58.3ヘクタール。
歴史的には、
江戸時代は大名屋敷
明治になって農業試験場
庭園に改造されて明治39年(1906年)に皇室専用の新宿御苑に
戦後の一時期は農業試験場的に使われていたが
昭和24年(1949年)に国民公園としての新宿御苑になる
国民公園は皇居外苑と京都御苑(一般にいう京都御所の敷地全体)とこの新宿御苑の3つだけ。皇室の園地に由来する公園である。他に名前に国とつく公園は国立公園、国定公園、国営公園がある。興味があったらお調べを。ちなみに昭和天皇の大喪の礼は新宿御苑で執り行われた。
新宿御苑の新宿門到着。他に2つの入口がある。
チケット売り場。料金は200円とリーズナブル。
もっとも皇居外苑と京都御苑は無料だけれど。
無人改札機のようなゲートになっている。
新宿門から入ってすぐのところにあるロウバイ。右側の木。
ここの品種はソシンロウバイ。
青空に黄色の花がキレイ。ロウバイの花は小さいし形も地味だから、背景が青空じゃないとつまらない。2つ前の写真をもう一度見て、この写真が曇り空の灰色だったらと想像してみて。
写真じゃよくわからないが、花びらがロウソクのロウのような質感に見えるのでロウバイという名前。触ってみると普通の花びらなのにロウのように見えるから不思議。漢字では蝋梅と書く。でもウメとは関係なくクスノキの仲間。
ロウバイのツボミは豆みたいだ。
植えられていたロウバイは4〜5本。以前に1500本といわれる「寄のロウバイ園」を見ているから、それと較べると(>_<) もちろんそれは承知の上で新宿御苑に来ている。でも5分咲きくらいだったから、もう1週間ほど後でもよかったかな。
芝生広場を横目に見ながら園内を歩く。
スイセンが植えられている場所に来た。
写生している人。ほかにも園内にはあちこちにいた。
全部真っ白なペーパーホワイトというスイセン。初めて見たような気がする。
こちらは一般的なニホンズイセン。なぜか「ズ」と濁る。
スイセンはかなりボリュームがあって、たっぷり楽しめた。
園内マップにウメとあったので芝生広場を歩く。ムラサキの上着を着ている人の後ろにあるのがウメ。
枝がカオスに絡まっている。
もちろんまだツボミ始めたばかり。
園内の脇道をブラブラ。
茶室のようなところに出た。奥に見えるのはNTTドコモの代々木ビル。通称ドコモタワー。上層部のだんだんと尖っていく部分は内部にアンテナ設備が入っており、たくさんのアンテナを設置するために階段状になっているらしい。しかし、なんとなくニューヨークのどこかのビルのデザインをパクった感あり。
和の雰囲気とのツーショットで。このドコモタワーはスカイツリー、東京タワーに続く都内で3番目の高さなので、どこからでも目立つ。新宿御苑の雰囲気からいうと、とても目障りでもある。
茶室前の芝生広場に変わった形の木を見つけた。
なんと松だった。夏目漱石が小説の中でも書いた、いわゆる「ローマの松」の背が低いバージョンのような樹形。こっそり松好きなのでとても興味深かった。
またブラブラ歩いて池の畔。正面は見慣れた形の松。
なぜか池の水に凍った形跡。
この時は気温8.5度。本日の最低気温は4.2度。どうして?
ツノのあるナゾの建物を発見!
近づいてみると中国風。
台湾の建築様式らしい。
内部はガランドウの展望台。
ここからの眺めがいちばん良かったかな。
ーーー続く
実はこの後に事件が起きる(>_<)
wassho at 21:59|Permalink│Comments(0)│
2017年04月23日
山梨で桃の花見:釈迦堂遺跡博物館
山桜に続いて今回は桃の花と2週続けてのバイクツーリング。桃は桜と同じ頃に咲き出して桜より開花期間が長い。今年は桜が満開になるのが遅かった。それは桃にも当てはまるわけだが、それにしても見頃の最後が1週間ほど前だったことは承知の上。身体は1つしかないんだから仕方がない。
梅と桜の名所は数え切れないくらいあるが、桃の場合は極端に少ない。今まで訪れたのは茨城県の古河総合公園と埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパークの2つくらい。それで今回は山梨県笛吹市(ふえふきし)の3箇所。山梨県はフルーツとしての桃の産地なのであちこちに桃畑があって、大げさに言えば花のシーズンは郊外がピンク色に染まる。それは承知でも、例えば梅園のように観賞用に管理された庭を訪れればいいというものではなく、桃の栽培地を巡るツーリングになるので、どんなルートにするかなどそれなりのプランが必要。それが面倒なので今まで後回しになっていた。でも今回はもうシーズン終わりに近く、まだ咲いているのは少し小高い場所に限られるので、それが幸いしてプランもシンプルで済むということで腰を上げたしだい。
ルートは地図右上から反時計回り。中央自動車道の釈迦堂パーキングエリアが最初の目的地。それから一宮御坂(みさか)インターで高速道路を降りて、笛吹市一宮町の花見台と御坂町の御坂路さくら公園付近で桃の花を見るのが基本プラン。その後はいくつかのパターンを考えていたが、河口湖と本栖湖で富士山を眺めて、新東名〜東名で帰ってくるというツーリングになった。
出発は午前8時15分。先週に茨城県桜川市の磯部桜川公園にツーリングした時、革ジャンの下は半袖ポロだけだったが、今回も天気は晴れているものの標高の高いエリアだからと下着シャツ&長袖シャツの組み合わせ。現地で寒かった時のことも考えトレーナーも持参。ところがガレージを出た時のバイクの気温計は13.5度。その時は何も感じなかったが、高速道路でスピードが上がると結構な寒さ。現地のことは頭にあったけれど、途中の気温が低いことはまったく想定外。極薄のダウンを着込んでもよかったくらい。結局そのまま走り続けた。
渋滞もなく9時45分に釈迦堂パーキングエリア到着。
どうして高速道路上のパーキングエリアが最初の目的地かというと、このパーキングから釈迦堂遺跡博物館に直接出入りでき、博物館の周りに桃の木がたくさんあるから。
上の写真で右側の階段が博物館へ続く道順。左側にあるのが展望台。
南アルプスをよく見ようと登ってみた後に気がついたのだが、博物館は展望台より高い位置にあるじゃないか(/o\)
南アルプスと甲府盆地。写真中央の一番高い雪山がたぶん北岳。ちなみに3776メートルの富士山に次いで、3193メートルと日本で2番目に高い山。マーケティングの世界では「日本で一番高い山は富士山と誰でも知っているが、2番目の山の名前なんてでてこない。つまり一番になるのと二番になるのでは天と地ほども違う」といつも引き合いに出される気の毒な山である。
釈迦堂遺跡博物館に桃の木が植えてあると思っていたが、博物館の敷地に隣接して農家の所有する桃の栽培地があるということだった。
フェンスの中に入ってみる。フルーツ用の桃だけでなく観賞用の花桃も植えられているようである。フルーツ用と観賞用の違いはよく知らない。たくさんの花の種類が咲いていたら花桃だと思うようにしている。
桃と菜の花。
この区画は生産ではなく庭として多品種の桃が植えられていることがわかる。
赤、ピンク、白。
そして私が好きな白とピンクがミックスの源平桃。
白とピンクのアップ。赤は梅と同じく先に咲くのでいい状態の花はなかった。
見学順路という看板に沿って奥に進む。これはブドウの木かな? 上にワイヤーが貼ってあるので、私の身長だと腰をかがめて歩かなくてはいけない。
菜の花畑の周りに桃が植えられていた。遠くの山並みとの景色がいい感じ。
丸い金属製の柵のようなものを転がしている。何をしている農作業なのか不明。
こちらは上部にブドウ(たぶん)が張っている菜の花畑。
先ほどの農地は博物館の裏手にある。
こちらは博物館の横にある飲み物や苗なんかも売っている園芸園。
休憩用スペースもある。
桃とチューリップとスイセンの競演。
白いスイセンに混じって一輪だけ配色が逆転したような黄色いスイセン。突然変異?
釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道を建設する時に発掘された縄文時代の遺跡を管理するための施設。今回は館内に立ち寄らず。でも桃の花の最盛期で標高の低い盆地のほうがピンク色に染まっている時は、ロビーは高くて見晴らしのいい場所にあるので遺跡に興味がなくても景色目当てで入ってみるのもいいかもしれない。ちなみに入館料は200円。
ところで釈迦堂遺跡博物館は釈迦堂パーキングエリアと同じ敷地ではなく、間に道路が通っている。横断歩道の左側がパーキングエリアに降りる階段。つまり高速道路を使っていなくてもここからパーキングエリアに入れるし、逆に人間だけ高速道路から出ることもできる。サスペンスドラマのアリバイ作りトリックに使えるかも(^^ゞ
ーーー続く
梅と桜の名所は数え切れないくらいあるが、桃の場合は極端に少ない。今まで訪れたのは茨城県の古河総合公園と埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパークの2つくらい。それで今回は山梨県笛吹市(ふえふきし)の3箇所。山梨県はフルーツとしての桃の産地なのであちこちに桃畑があって、大げさに言えば花のシーズンは郊外がピンク色に染まる。それは承知でも、例えば梅園のように観賞用に管理された庭を訪れればいいというものではなく、桃の栽培地を巡るツーリングになるので、どんなルートにするかなどそれなりのプランが必要。それが面倒なので今まで後回しになっていた。でも今回はもうシーズン終わりに近く、まだ咲いているのは少し小高い場所に限られるので、それが幸いしてプランもシンプルで済むということで腰を上げたしだい。
ルートは地図右上から反時計回り。中央自動車道の釈迦堂パーキングエリアが最初の目的地。それから一宮御坂(みさか)インターで高速道路を降りて、笛吹市一宮町の花見台と御坂町の御坂路さくら公園付近で桃の花を見るのが基本プラン。その後はいくつかのパターンを考えていたが、河口湖と本栖湖で富士山を眺めて、新東名〜東名で帰ってくるというツーリングになった。
出発は午前8時15分。先週に茨城県桜川市の磯部桜川公園にツーリングした時、革ジャンの下は半袖ポロだけだったが、今回も天気は晴れているものの標高の高いエリアだからと下着シャツ&長袖シャツの組み合わせ。現地で寒かった時のことも考えトレーナーも持参。ところがガレージを出た時のバイクの気温計は13.5度。その時は何も感じなかったが、高速道路でスピードが上がると結構な寒さ。現地のことは頭にあったけれど、途中の気温が低いことはまったく想定外。極薄のダウンを着込んでもよかったくらい。結局そのまま走り続けた。
渋滞もなく9時45分に釈迦堂パーキングエリア到着。
どうして高速道路上のパーキングエリアが最初の目的地かというと、このパーキングから釈迦堂遺跡博物館に直接出入りでき、博物館の周りに桃の木がたくさんあるから。
上の写真で右側の階段が博物館へ続く道順。左側にあるのが展望台。
南アルプスをよく見ようと登ってみた後に気がついたのだが、博物館は展望台より高い位置にあるじゃないか(/o\)
南アルプスと甲府盆地。写真中央の一番高い雪山がたぶん北岳。ちなみに3776メートルの富士山に次いで、3193メートルと日本で2番目に高い山。マーケティングの世界では「日本で一番高い山は富士山と誰でも知っているが、2番目の山の名前なんてでてこない。つまり一番になるのと二番になるのでは天と地ほども違う」といつも引き合いに出される気の毒な山である。
釈迦堂遺跡博物館に桃の木が植えてあると思っていたが、博物館の敷地に隣接して農家の所有する桃の栽培地があるということだった。
フェンスの中に入ってみる。フルーツ用の桃だけでなく観賞用の花桃も植えられているようである。フルーツ用と観賞用の違いはよく知らない。たくさんの花の種類が咲いていたら花桃だと思うようにしている。
桃と菜の花。
この区画は生産ではなく庭として多品種の桃が植えられていることがわかる。
赤、ピンク、白。
そして私が好きな白とピンクがミックスの源平桃。
白とピンクのアップ。赤は梅と同じく先に咲くのでいい状態の花はなかった。
見学順路という看板に沿って奥に進む。これはブドウの木かな? 上にワイヤーが貼ってあるので、私の身長だと腰をかがめて歩かなくてはいけない。
菜の花畑の周りに桃が植えられていた。遠くの山並みとの景色がいい感じ。
丸い金属製の柵のようなものを転がしている。何をしている農作業なのか不明。
こちらは上部にブドウ(たぶん)が張っている菜の花畑。
先ほどの農地は博物館の裏手にある。
こちらは博物館の横にある飲み物や苗なんかも売っている園芸園。
休憩用スペースもある。
桃とチューリップとスイセンの競演。
白いスイセンに混じって一輪だけ配色が逆転したような黄色いスイセン。突然変異?
釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道を建設する時に発掘された縄文時代の遺跡を管理するための施設。今回は館内に立ち寄らず。でも桃の花の最盛期で標高の低い盆地のほうがピンク色に染まっている時は、ロビーは高くて見晴らしのいい場所にあるので遺跡に興味がなくても景色目当てで入ってみるのもいいかもしれない。ちなみに入館料は200円。
ところで釈迦堂遺跡博物館は釈迦堂パーキングエリアと同じ敷地ではなく、間に道路が通っている。横断歩道の左側がパーキングエリアに降りる階段。つまり高速道路を使っていなくてもここからパーキングエリアに入れるし、逆に人間だけ高速道路から出ることもできる。サスペンスドラマのアリバイ作りトリックに使えるかも(^^ゞ
ーーー続く
wassho at 22:18|Permalink│Comments(0)│
2017年01月31日
城ヶ島でスイセン その2
城ヶ島のことを少し調べてみると、
弥生時代の遺跡もあって古くから人が住んでいた。
昔は砂浜の広がる風光明媚なところで、鎌倉時代には源頼朝もこの地を好んでよく
遊びに来ていた。当時は尉ヶ嶋という名前だったのを城ヶ島に改めたのも彼である。
それ以降もいわば関東のリゾートだったが、大正12年(1923年)の関東大震災で
地中の岩盤が隆起して砂浜がなくなったらしい。
また幕末からは東京湾防衛の砲台などが整備され、徐々に観光地から軍事エリアに
なっていく。
第2次大戦後に観光地として復活し、1970年頃には年間200万人が訪れる人気となる。
しかし1973年のオイルショックで観光客が急減し、また近隣の観光スポットとの競争も
激しくなる。現在、三浦半島には年間約1500万人の観光客が訪れているが、城ヶ島まで
足を伸ばすのは93万人といわれている。ちなみに湘南エリアは年間5300万人。
フ〜ン、なるほど。砂浜がなくなったのは痛手かも。数字はわからないが、今は対岸の三崎漁港にマグロを食べに来る人のほうが圧倒的に多いと思われる。とりあえず橋と駐車場が無料なら私はもっと頻繁に来るけど。
昨日のエントリーで展望台から眺めたこの芝生エリアはピクニック広場という名前。写真中央右寄りの電灯の立っている所から海岸に降りていく。
ピクニック広場の下、城ヶ島の東端にあるのが安房埼(あわざき)灯台。反対の西端にも城ヶ島灯台があるが今回は訪れず。
けっこう下っていく。往きはよいよい帰りは怖い(^^ゞ
階段を下りきったところからの風景。
なぜ房総半島の地名である安房という名前がついているかの説明。
岩の景色を楽しみながらブラブラ。城ヶ島というとこういうゴツゴツした岩のイメージがまず浮かび、関東大震災までは砂浜が広がっているとは思いもよらなかった。
ところどころ貝殻浜になっている。ピンク色の貝殻が多くなかなかキレイ。
水の透明度も高し。
安房埼灯台。巨大なローソクのようにも見える。もう1つの城ヶ島灯台は明治時代に日本で5番目に設置されたものだが、こちらは1962年にできた比較的新しいもの。高さ11.5メートルと小型。中は開放されておらず登ることはできなかった。
灯台の扉の反対側に回り込む。ここが正真正銘の城ヶ島東端。
漁師さんが通りかかる。
穏やかな天候だったが灯台周辺は波が荒い。
灯台から少し離れたところでコーヒーブレーク。
iPhoneのマップに表示された気温は12度。
バイクジャケットは駐車場で脱いだが、革パンの下はタイツをはいてきたので歩き回っているとかなり暑かった。アイスコーヒーのほうがよかったかも。冬でも夏でもバイクの場合は服装に苦労する。
駐車場に引き返す。
この枯れたところが白くなっていることも含めて、地味にカラフルな花がところどころに咲いていた。
帰りは公園中央の松&スイセンの歩道で。
広場を挟んで最初に登った展望台。
ところどころで密集しているスイセンを楽しみながら。城ヶ島のスイセンは八重咲きなのでちょっとゴージャス。
公園入口近くの松はワラで「こも巻き」されていた。
暖かいワラに害虫を集めて、害虫が松皮の中に入り込むのを防ぎ、春先にワラごと害虫を燃やしてしまうという仕掛け。別に松が寒さをしのいでいるわけじゃないよ。昔からある冬の風物詩だけれど、最近はこの「こも巻き」には害虫対策の効果がないと廃止するところも多いと聞く。上の写真の歩道の松には巻かれていないから比較実験をしているのかな?
だからこんなツーショットはしばらくしたら見られなくなるかもしれない。
島の西側にもバイクで回るつもりだったが、道を間違えたというか駐車場を出て橋まで一本道で曲がるところがなかったので、そのまま渡ってしまった。城ヶ島を出た後のプランもいくつか頭にあったが、充分楽しめたので往きとまったく同じルートでそのままブォーンと。午後5時45分帰宅で走行140キロ。
実はもっと広〜いスイセン畑を想像していた。歩道沿いにもずっとスイセンが植えられているから総数ではすごいのかも知れないが、見た目の規模インパクトではちょっと肩すかし。でも城ヶ島のスイセンは八重咲きで見応えがあるし、香りも濃厚なので訪れてよかったと思っている。
おしまい
弥生時代の遺跡もあって古くから人が住んでいた。
昔は砂浜の広がる風光明媚なところで、鎌倉時代には源頼朝もこの地を好んでよく
遊びに来ていた。当時は尉ヶ嶋という名前だったのを城ヶ島に改めたのも彼である。
それ以降もいわば関東のリゾートだったが、大正12年(1923年)の関東大震災で
地中の岩盤が隆起して砂浜がなくなったらしい。
また幕末からは東京湾防衛の砲台などが整備され、徐々に観光地から軍事エリアに
なっていく。
第2次大戦後に観光地として復活し、1970年頃には年間200万人が訪れる人気となる。
しかし1973年のオイルショックで観光客が急減し、また近隣の観光スポットとの競争も
激しくなる。現在、三浦半島には年間約1500万人の観光客が訪れているが、城ヶ島まで
足を伸ばすのは93万人といわれている。ちなみに湘南エリアは年間5300万人。
フ〜ン、なるほど。砂浜がなくなったのは痛手かも。数字はわからないが、今は対岸の三崎漁港にマグロを食べに来る人のほうが圧倒的に多いと思われる。とりあえず橋と駐車場が無料なら私はもっと頻繁に来るけど。
昨日のエントリーで展望台から眺めたこの芝生エリアはピクニック広場という名前。写真中央右寄りの電灯の立っている所から海岸に降りていく。
ピクニック広場の下、城ヶ島の東端にあるのが安房埼(あわざき)灯台。反対の西端にも城ヶ島灯台があるが今回は訪れず。
けっこう下っていく。往きはよいよい帰りは怖い(^^ゞ
階段を下りきったところからの風景。
なぜ房総半島の地名である安房という名前がついているかの説明。
岩の景色を楽しみながらブラブラ。城ヶ島というとこういうゴツゴツした岩のイメージがまず浮かび、関東大震災までは砂浜が広がっているとは思いもよらなかった。
ところどころ貝殻浜になっている。ピンク色の貝殻が多くなかなかキレイ。
水の透明度も高し。
安房埼灯台。巨大なローソクのようにも見える。もう1つの城ヶ島灯台は明治時代に日本で5番目に設置されたものだが、こちらは1962年にできた比較的新しいもの。高さ11.5メートルと小型。中は開放されておらず登ることはできなかった。
灯台の扉の反対側に回り込む。ここが正真正銘の城ヶ島東端。
漁師さんが通りかかる。
穏やかな天候だったが灯台周辺は波が荒い。
灯台から少し離れたところでコーヒーブレーク。
iPhoneのマップに表示された気温は12度。
バイクジャケットは駐車場で脱いだが、革パンの下はタイツをはいてきたので歩き回っているとかなり暑かった。アイスコーヒーのほうがよかったかも。冬でも夏でもバイクの場合は服装に苦労する。
駐車場に引き返す。
この枯れたところが白くなっていることも含めて、地味にカラフルな花がところどころに咲いていた。
帰りは公園中央の松&スイセンの歩道で。
広場を挟んで最初に登った展望台。
ところどころで密集しているスイセンを楽しみながら。城ヶ島のスイセンは八重咲きなのでちょっとゴージャス。
公園入口近くの松はワラで「こも巻き」されていた。
暖かいワラに害虫を集めて、害虫が松皮の中に入り込むのを防ぎ、春先にワラごと害虫を燃やしてしまうという仕掛け。別に松が寒さをしのいでいるわけじゃないよ。昔からある冬の風物詩だけれど、最近はこの「こも巻き」には害虫対策の効果がないと廃止するところも多いと聞く。上の写真の歩道の松には巻かれていないから比較実験をしているのかな?
だからこんなツーショットはしばらくしたら見られなくなるかもしれない。
島の西側にもバイクで回るつもりだったが、道を間違えたというか駐車場を出て橋まで一本道で曲がるところがなかったので、そのまま渡ってしまった。城ヶ島を出た後のプランもいくつか頭にあったが、充分楽しめたので往きとまったく同じルートでそのままブォーンと。午後5時45分帰宅で走行140キロ。
実はもっと広〜いスイセン畑を想像していた。歩道沿いにもずっとスイセンが植えられているから総数ではすごいのかも知れないが、見た目の規模インパクトではちょっと肩すかし。でも城ヶ島のスイセンは八重咲きで見応えがあるし、香りも濃厚なので訪れてよかったと思っている。
おしまい
wassho at 23:21|Permalink│Comments(0)│
2017年01月29日
城ヶ島でスイセン
既に1月も末だから初乗りというには気が引けるものの、ようやく今年最初のツーリングに出かけてきた。城ヶ島は三浦半島の先端にあるマグロで有名な三崎港の沖合に浮かぶ小さな島。三浦半島にはバイクに乗り始める前から何度も出かけているが、なぜかこの城ヶ島は訪れたことがなかった。
しかし何年か前にここがスイセンの名所だということを知る。それで毎年チャンスをうかがっていたのだが、咲き始めた頃に強風が吹いてすべて倒れたとか、突然の大雪でダメになったというシーズンが続いて訪れられずじまい。幸いにも今年は私の休みと天候(あまり寒いとバイクに乗る気がしない)そして開花時期が揃ったというしだい。
ルートは第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路とほぼ8割が高速道路のツーリング。衣笠インターで降りて城ヶ島を目指す。
縮小地図じゃよく見えないので城ヶ島の航空写真。島といっても沖合数百メートルに位置しているし橋で結ばれているので三浦半島の一部みたいなものである。ちなみに橋は有料でバイクは50円。ETCがないので特にバイクだと支払いが面倒。
暖かくなるのを待って正午に出発。この日の東京の最高気温予想は13〜14度と1月にしては暖かく、革ジャンでも大丈夫かとも思ったが、ほとんどが高速道路だし帰りが遅くなる可能性もあるので冬用のバイクジャケットを着用。結果は正解で東京から横浜を走っている区間は10度くらいの気温だった。
午後2時前に城ヶ島公園に到着。高速道路はスムーズだったものの、降りてから三崎に着くまでにところどころ渋滞。まあ三崎はいつものこと。
城ヶ島で一番密集して水仙が植えられているのがこの駐車場の奥。ちょっとロケーション的にありがた味が薄い気もするが。
こんな斜面になっている。
斜面を上がったところ。
スイセンと松。似合っているような変わった組み合わせのようなーーー。
数日前の公式フェイスブックでは7分咲きという情報だったが、当日は満開といっていいレベルだった。甘い香りが広がっていい雰囲気。
駐車場の先にあるゲートの向こうが城ヶ島公園。入場は無料。
ただ駐車場はバイクで100円取られる。
ゲートをくぐると遊歩道の両脇にスイセンが咲いていていい感じ。
でも推奨コースはいったん海近くまで回っていくようなので、
それに従って歩いて行く。こちらもスイセンが途切れることはない。
海に突き出した崖の上のような地形。
途中に展望スペース。
♪海は広いなあ大きいなあ〜
俳句の句碑。それにしても「芋の露」という情景が思い浮かばないし、文字にしてみると字面として何かヘンな感じ。
展望台があった。
当然、登る。
それほど高さのある展望台ではないので、先ほど見た景色とあまり変わらず。
しかし今まで歩いてきた歩道はよく見えた。
さらにこの先にも展望台があることも発見。
視界がよければ伊豆半島や富士山も眺められるらしいが、この日は半曇りな天候なので何も見えずに残念。
展望台を降り、右方向の磯場に向かってみる。
歩道から少し降りたところにある踊り場的なスペース。
磯場にはここからかなりの下り坂。帰りは登り坂なわけで、磯場に特におもしろそうなものもなさそうなのでスルーした。
地層とか、とことん剪定された木などを眺めながら歩く。整備された歩道で雰囲気は自然を満喫というわけではないけれど、それでも街中とは違うマッタリ感に徐々に浸ると、心の中から緊張感が抜けていく心地よさにトローンとした気分になってくる。
歩道の終わり近くに先ほどの展望台から見えた、もう1つの展望台があらわれた。
展望台から見えているのは東西に延びた城ヶ島の東端の岬。一番先に小さな灯台が見える。
反対側を振り返ると城ヶ島と三崎を結ぶ城ヶ島大橋。
ーーー続く
しかし何年か前にここがスイセンの名所だということを知る。それで毎年チャンスをうかがっていたのだが、咲き始めた頃に強風が吹いてすべて倒れたとか、突然の大雪でダメになったというシーズンが続いて訪れられずじまい。幸いにも今年は私の休みと天候(あまり寒いとバイクに乗る気がしない)そして開花時期が揃ったというしだい。
ルートは第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路とほぼ8割が高速道路のツーリング。衣笠インターで降りて城ヶ島を目指す。
縮小地図じゃよく見えないので城ヶ島の航空写真。島といっても沖合数百メートルに位置しているし橋で結ばれているので三浦半島の一部みたいなものである。ちなみに橋は有料でバイクは50円。ETCがないので特にバイクだと支払いが面倒。
暖かくなるのを待って正午に出発。この日の東京の最高気温予想は13〜14度と1月にしては暖かく、革ジャンでも大丈夫かとも思ったが、ほとんどが高速道路だし帰りが遅くなる可能性もあるので冬用のバイクジャケットを着用。結果は正解で東京から横浜を走っている区間は10度くらいの気温だった。
午後2時前に城ヶ島公園に到着。高速道路はスムーズだったものの、降りてから三崎に着くまでにところどころ渋滞。まあ三崎はいつものこと。
城ヶ島で一番密集して水仙が植えられているのがこの駐車場の奥。ちょっとロケーション的にありがた味が薄い気もするが。
こんな斜面になっている。
斜面を上がったところ。
スイセンと松。似合っているような変わった組み合わせのようなーーー。
数日前の公式フェイスブックでは7分咲きという情報だったが、当日は満開といっていいレベルだった。甘い香りが広がっていい雰囲気。
駐車場の先にあるゲートの向こうが城ヶ島公園。入場は無料。
ただ駐車場はバイクで100円取られる。
ゲートをくぐると遊歩道の両脇にスイセンが咲いていていい感じ。
でも推奨コースはいったん海近くまで回っていくようなので、
それに従って歩いて行く。こちらもスイセンが途切れることはない。
海に突き出した崖の上のような地形。
途中に展望スペース。
♪海は広いなあ大きいなあ〜
俳句の句碑。それにしても「芋の露」という情景が思い浮かばないし、文字にしてみると字面として何かヘンな感じ。
展望台があった。
当然、登る。
それほど高さのある展望台ではないので、先ほど見た景色とあまり変わらず。
しかし今まで歩いてきた歩道はよく見えた。
さらにこの先にも展望台があることも発見。
視界がよければ伊豆半島や富士山も眺められるらしいが、この日は半曇りな天候なので何も見えずに残念。
展望台を降り、右方向の磯場に向かってみる。
歩道から少し降りたところにある踊り場的なスペース。
磯場にはここからかなりの下り坂。帰りは登り坂なわけで、磯場に特におもしろそうなものもなさそうなのでスルーした。
地層とか、とことん剪定された木などを眺めながら歩く。整備された歩道で雰囲気は自然を満喫というわけではないけれど、それでも街中とは違うマッタリ感に徐々に浸ると、心の中から緊張感が抜けていく心地よさにトローンとした気分になってくる。
歩道の終わり近くに先ほどの展望台から見えた、もう1つの展望台があらわれた。
展望台から見えているのは東西に延びた城ヶ島の東端の岬。一番先に小さな灯台が見える。
反対側を振り返ると城ヶ島と三崎を結ぶ城ヶ島大橋。
ーーー続く
wassho at 23:45|Permalink│Comments(0)│
2015年02月01日
葛西臨海公園でスイセン
三渓園へ行った12月6日が昨年の乗り納めだから、約2ヶ月ぶりのバイクツーリング。任意保険更新のハガキが来なければ、バイクを持っていることを忘れてしまうところだった(^^ゞ
スイセンは寒い時期に咲くから貴重な草花といえるが、それゆえにバイクで行くには都合が悪い。実は去年も一昨年も「見に行こうかな」「やっぱり寒いからやめよう」と断念した。というわけで今年は三年目の正直。東京近郊で有名どころは三浦半島の先端にある城ヶ島と、千葉の鋸南町(きょなんまち)にある江月(えづき)水仙ロード。どちらも往復150キロ前後で、普段のツーリングなら何ということはない距離。しかし今は真冬。スイセン畑の規模がかなり小さいのは妥協して、無理をせずにディズニーランドの隣にある葛西臨海公園へ行くことに。ここだと往復50キロ程度。
東京は最低気温1度、最高気温8.3度の寒さ。しかし快晴で日差しがあるのでバイクウエアを着込めばそれほど寒くない。下半身は暖パンに革のオーバーオール。目的地まで近いし、現地でかなり歩くことを予想してタイツは履かなかった。
しかし本日は風が強かった。自宅を出ると♪北風ピープーな感じ。ゲートブリッジで強風だとイヤだなあと思いながらガレージに向かう。出発は12時前頃。環七を走っている時は風がきつかったが、大田区の臨海部あたりでほとんど感じなくなる。
ラッキーっと思っているとゲートブリッジ手前からかなりの強風。案の定ゲートブリッジ上ではところどころ突風で、たまに30センチほど進路を持って行かれる(>_<) 橋の全長は2600メートル。海の景色を見る余裕もなく顔面引きつりながら走っていたが、対向車線から来るバイクを見て「誰も風に飛ばされてないから大丈夫」と自分に言い聞かせる。
1時間弱で葛西臨海公園到着。バイクは駐車場の隣にある歩道に沿って留めることになっているのだが、ここはかなりの頻度でお巡りさんがやってきてアレコレ聞かれる。本日も職務質問された。まあ別に感じは悪くないし、彼らが頻繁にパトロールしていることでバイクの盗難やイタズラが減るからいいんじゃないかと思う。今は知らないが、昔はこの近辺の夜間はちょっと治安が悪かった。
公園に入って進んでいくと人だかりのできているところが。
こんなパフォーマンスをやっている人が。
私が着いてすぐ後にトークタイムになってしまったのが残念。
公園の中を走っている汽車型の乗り物。一度乗ってみたいが1人では恥ずかしい。
スイセン畑は観覧車の近くなことを知っていたので、そちらの方向に向かう。
わかりやすい案内はなかったように思う。
途中でノボリがあった。
観覧車到着。
日本で最大らしい。
観覧車のすぐそばがスイセン畑である。
ここのスイセンは伊豆の下田から球根を寄付してもらっているとこのこと。
ちょっと遠景から。
見てわかるように辺り一面スイセン畑というわけではない。
一番密集しているところでこれくらい。
葛西臨海公園は読んで字のごとく海沿いにある。ゲートブリッジでバイクの進路が乱されるほどの強風だったので、当然公園内もかなりの風が吹いていた。スイセンは甘い香りがかなり強い花だが、風に飛ばされた香りをほとんど感じ取れなかったのが残念。それと黄色い花びらのスイセンはなかった。
スイセンのような小さな花はカメラのオートフォーカスが合いにくい。それに風で激しく花が揺れているからなおさらである。シャッタースピードを早めにして、かつ連写モードにしてパシャパシャパシャーと撮ってみたが、それでも7割くらいがボツ写真になってしまった。
もっと密集した感じに撮りたくても、私のズームレンズはあまり望遠側までないので、これくらいが精一杯。(遠くのものは密集して見える→そこを望遠レンズで切り取ると密集感が強くなる)
ところでスイセンを見ると、いつも葉っぱがニラに似ていると思う。調べてみると、どちらもヒガンバナ科に属する。でも彼岸花って花が咲いている時期は葉っぱがない変わった植物なんだけどな。
スイセンはこんな可憐な植物なのに有毒植物である。たまにスイセンとニラを間違って食べて食中毒を起こす人がいるらしい。野山から摘んでくるのかな?
ーーー続く
スイセンは寒い時期に咲くから貴重な草花といえるが、それゆえにバイクで行くには都合が悪い。実は去年も一昨年も「見に行こうかな」「やっぱり寒いからやめよう」と断念した。というわけで今年は三年目の正直。東京近郊で有名どころは三浦半島の先端にある城ヶ島と、千葉の鋸南町(きょなんまち)にある江月(えづき)水仙ロード。どちらも往復150キロ前後で、普段のツーリングなら何ということはない距離。しかし今は真冬。スイセン畑の規模がかなり小さいのは妥協して、無理をせずにディズニーランドの隣にある葛西臨海公園へ行くことに。ここだと往復50キロ程度。
東京は最低気温1度、最高気温8.3度の寒さ。しかし快晴で日差しがあるのでバイクウエアを着込めばそれほど寒くない。下半身は暖パンに革のオーバーオール。目的地まで近いし、現地でかなり歩くことを予想してタイツは履かなかった。
しかし本日は風が強かった。自宅を出ると♪北風ピープーな感じ。ゲートブリッジで強風だとイヤだなあと思いながらガレージに向かう。出発は12時前頃。環七を走っている時は風がきつかったが、大田区の臨海部あたりでほとんど感じなくなる。
ラッキーっと思っているとゲートブリッジ手前からかなりの強風。案の定ゲートブリッジ上ではところどころ突風で、たまに30センチほど進路を持って行かれる(>_<) 橋の全長は2600メートル。海の景色を見る余裕もなく顔面引きつりながら走っていたが、対向車線から来るバイクを見て「誰も風に飛ばされてないから大丈夫」と自分に言い聞かせる。
1時間弱で葛西臨海公園到着。バイクは駐車場の隣にある歩道に沿って留めることになっているのだが、ここはかなりの頻度でお巡りさんがやってきてアレコレ聞かれる。本日も職務質問された。まあ別に感じは悪くないし、彼らが頻繁にパトロールしていることでバイクの盗難やイタズラが減るからいいんじゃないかと思う。今は知らないが、昔はこの近辺の夜間はちょっと治安が悪かった。
公園に入って進んでいくと人だかりのできているところが。
こんなパフォーマンスをやっている人が。
私が着いてすぐ後にトークタイムになってしまったのが残念。
公園の中を走っている汽車型の乗り物。一度乗ってみたいが1人では恥ずかしい。
スイセン畑は観覧車の近くなことを知っていたので、そちらの方向に向かう。
わかりやすい案内はなかったように思う。
途中でノボリがあった。
観覧車到着。
日本で最大らしい。
観覧車のすぐそばがスイセン畑である。
ここのスイセンは伊豆の下田から球根を寄付してもらっているとこのこと。
ちょっと遠景から。
見てわかるように辺り一面スイセン畑というわけではない。
一番密集しているところでこれくらい。
葛西臨海公園は読んで字のごとく海沿いにある。ゲートブリッジでバイクの進路が乱されるほどの強風だったので、当然公園内もかなりの風が吹いていた。スイセンは甘い香りがかなり強い花だが、風に飛ばされた香りをほとんど感じ取れなかったのが残念。それと黄色い花びらのスイセンはなかった。
スイセンのような小さな花はカメラのオートフォーカスが合いにくい。それに風で激しく花が揺れているからなおさらである。シャッタースピードを早めにして、かつ連写モードにしてパシャパシャパシャーと撮ってみたが、それでも7割くらいがボツ写真になってしまった。
もっと密集した感じに撮りたくても、私のズームレンズはあまり望遠側までないので、これくらいが精一杯。(遠くのものは密集して見える→そこを望遠レンズで切り取ると密集感が強くなる)
ところでスイセンを見ると、いつも葉っぱがニラに似ていると思う。調べてみると、どちらもヒガンバナ科に属する。でも彼岸花って花が咲いている時期は葉っぱがない変わった植物なんだけどな。
スイセンはこんな可憐な植物なのに有毒植物である。たまにスイセンとニラを間違って食べて食中毒を起こす人がいるらしい。野山から摘んでくるのかな?
ーーー続く
wassho at 23:54|Permalink│Comments(0)│