ダリア
2016年10月13日
町田ダリア園 その2
お食事中の蝶々とハチ。
ダリアを一輪だけアップで撮るのにも飽きてきたので、2つ3つの花を集合的に撮ってみようと思いつく。でもこれがなかなか難しい。大きな花だから株と株の間隔も広い。状態のよい花同士が写真映えのするレイアウトで並んでいるなんて、そんな都合のいいことはあまりないのだ。望遠側に長いレンズがあれば奥の方に咲いている花も狙えるんだろうけれど、私の持っているズームレンズでは柵の外側に咲いているものしか撮れないし。
最初のエントリーとはできるだけ違う種類のダリアをアップしたつもり。
2つ3つの集合写真でも難しいんだから、お花畑的に賑やかな雰囲気を撮れるように咲いている場所はもっと少ない。
お花畑的にうまく撮れないので、遠くの一輪にだけピントを合わせ、背景はボカしてごまかすという作戦に変更。何事も諦めが肝心。
それにしてもたくさんの品種があるものだ。一説によるとダリアの品種は3万を超え、花の中で品種数が一番多いとのこと。町田ダリア園のホームページでは、花の形だけで13種類に分けられている。ここまでくると全部ひっくるめてダリアと呼ぶのもどうかという気もしてくる。また背丈が5メートルを超えるダリアもあるらしいから、一度見てみたいものだ。
ダリアを見に行く度に書いているが、ダリアは後ろから見てもきれい。
ツボミも大きいから迫力がある。
不揃いに成育中?
花が子供を咲かせているようだが、もちろん別々の茎が重なっているだけ。
上から順番に見て噴水の所まで降りてきた。こういうところではシャッタースピードを速くして水しぶきを撮るのが私のお約束(^^ゞ
町田ダリア園は障害者の働く福祉作業所が運営している。
大きな休憩所がある。お茶は無料。
お花屋さん。
ここで売っているのはダリア以外のベゴニアとか。
ダリアの苗はもっと奥の方で売っている。その後ろが作業所の施設かな。2階にクルマが並んでいてビックリしたが、右側は坂道だから2階のところで道路に面しているのだろう。
町田=郊外で田舎じゃない。だから小さなダリア園だという先入観があった。しかし一昨年に訪れた秩父の「両神山麓花の郷」と較べてそんなに見劣りはしない。満開になるのはこれからかな。花数はやや少ない気がした。それと小振りな花が多く、人の顔くらいの巨大なダリアが咲いていなかったのがちょっと残念。「わあデカッ!」と驚くのもダリア鑑賞の醍醐味なのである。でも近場でこれだけのダリアを見られて大満足。なんだかんだで3時間半くらいブラブラしていた。
帰りは高速道路を使わずにとりあえず18号線を走る。こんなディープ町田に来たことはなかったが、ダリア園の周辺は結構田舎っぽくて、つかのまツーリングに来た気分を味わえた。57号線に入り鶴川まで来る。そのまま進むと世田谷道路につながるが、いつも混んでいるイメージがあるので、TBS緑山スタジオの方向に南下。このあたりはほどよい郊外ルートといった感じ。こどもの国(そういう名前の遊園地)を過ぎると同じ形のマンションや住宅が並んでいるところがあってなかなかの街並み。その後しばらくは国道246号と平行している道路でニュータウンぽいエリアを抜け、青葉台の手前辺りで246号に入る。
午後5時頃帰宅で、走行77キロと縁起よし(^^ゞ
おしまい
ダリアを一輪だけアップで撮るのにも飽きてきたので、2つ3つの花を集合的に撮ってみようと思いつく。でもこれがなかなか難しい。大きな花だから株と株の間隔も広い。状態のよい花同士が写真映えのするレイアウトで並んでいるなんて、そんな都合のいいことはあまりないのだ。望遠側に長いレンズがあれば奥の方に咲いている花も狙えるんだろうけれど、私の持っているズームレンズでは柵の外側に咲いているものしか撮れないし。
最初のエントリーとはできるだけ違う種類のダリアをアップしたつもり。
2つ3つの集合写真でも難しいんだから、お花畑的に賑やかな雰囲気を撮れるように咲いている場所はもっと少ない。
お花畑的にうまく撮れないので、遠くの一輪にだけピントを合わせ、背景はボカしてごまかすという作戦に変更。何事も諦めが肝心。
それにしてもたくさんの品種があるものだ。一説によるとダリアの品種は3万を超え、花の中で品種数が一番多いとのこと。町田ダリア園のホームページでは、花の形だけで13種類に分けられている。ここまでくると全部ひっくるめてダリアと呼ぶのもどうかという気もしてくる。また背丈が5メートルを超えるダリアもあるらしいから、一度見てみたいものだ。
ダリアを見に行く度に書いているが、ダリアは後ろから見てもきれい。
ツボミも大きいから迫力がある。
不揃いに成育中?
花が子供を咲かせているようだが、もちろん別々の茎が重なっているだけ。
上から順番に見て噴水の所まで降りてきた。こういうところではシャッタースピードを速くして水しぶきを撮るのが私のお約束(^^ゞ
町田ダリア園は障害者の働く福祉作業所が運営している。
大きな休憩所がある。お茶は無料。
お花屋さん。
ここで売っているのはダリア以外のベゴニアとか。
ダリアの苗はもっと奥の方で売っている。その後ろが作業所の施設かな。2階にクルマが並んでいてビックリしたが、右側は坂道だから2階のところで道路に面しているのだろう。
町田=郊外で田舎じゃない。だから小さなダリア園だという先入観があった。しかし一昨年に訪れた秩父の「両神山麓花の郷」と較べてそんなに見劣りはしない。満開になるのはこれからかな。花数はやや少ない気がした。それと小振りな花が多く、人の顔くらいの巨大なダリアが咲いていなかったのがちょっと残念。「わあデカッ!」と驚くのもダリア鑑賞の醍醐味なのである。でも近場でこれだけのダリアを見られて大満足。なんだかんだで3時間半くらいブラブラしていた。
帰りは高速道路を使わずにとりあえず18号線を走る。こんなディープ町田に来たことはなかったが、ダリア園の周辺は結構田舎っぽくて、つかのまツーリングに来た気分を味わえた。57号線に入り鶴川まで来る。そのまま進むと世田谷道路につながるが、いつも混んでいるイメージがあるので、TBS緑山スタジオの方向に南下。このあたりはほどよい郊外ルートといった感じ。こどもの国(そういう名前の遊園地)を過ぎると同じ形のマンションや住宅が並んでいるところがあってなかなかの街並み。その後しばらくは国道246号と平行している道路でニュータウンぽいエリアを抜け、青葉台の手前辺りで246号に入る。
午後5時頃帰宅で、走行77キロと縁起よし(^^ゞ
おしまい
wassho at 21:40|Permalink│Comments(0)│
2016年10月10日
町田ダリア園
三連休のうち土日は曇り時々強い雨だった。最終日の月曜は「予報は曇りだが晴れるところも多いはず」という、だったらそう予報しろよというような、どっちつかずの内容をテレビで聞いた。起きてみると雲は厚いものの降水確率は10%と低かったので、近場なら大丈夫かと思ってツーリング先に選んだのが東京の町田市にある町田ダリア園。
何年か前に神代植物園で秋バラのついでのつもりでダリアを見て以来、けっこうダリアファンである。大きくて派手で「花を見た」という満腹感を味わえる。グーグルでダリアを検索すると829万件ヒットする。一方でコスモスだと2230万件だから、誰でも名前を知っている花だと思うが、人気はそれほどでもないのかもしれない。
午前11時に出発。気温は20度でワイシャツ+トレーナー+革ジャンといういでたち。1週間前の彼岸花ツーリングでは高速道路上で32度もあり、半袖ポロシャツ+メッシュ革ジャンだったのと較べると大きな変わりよう。何度か書いた気もするが春と秋が短くなっている、つまり、ずっと寒くて急に暑くなる・ずっと暑くて急に寒くなるという気候パターンになりつつあるのが気掛かり。
改めて書くと東京というのは東西に広がった地形で、図で紫色の東側が23区、ピンク色部分に26の市がある。その他に町(べーシュ)や村(グリーン)がいくつか。行政的にはこの26市を多摩地区と呼ぶけれど、三鷹や調布までが多摩だというのはどうもしっくり来ない。でも一番西側エリアを一般に奥多摩と呼ぶのは、あまり意識されていないと思うが、センター部分が多摩だからである。町田市はピンク部分の1番南にある市。ちなみに東京の人口は大雑把に23区が70%、多摩地区が30%。
往きのルートは東名の町田インターで降り、国道16号を北上。その後は都道52号〜18号と進む。52号は鎌倉街道と名前がついているが、鎌倉までつながっているわけではなく、町田市と隣の相模原市を結ぶ13キロ程度のごく短い道路で名前負け。ナビはセットせず、ダリア園のホームページにあった交差点名を頼りに進めばOKだった。
高速道路の渋滞はなかったのに16号や52号が結構混んでおり、正午過ぎに町田ダリア園に到着。
駐車場の片隅、自転車と同じエリアにバイクを駐める。駐車料金は無料。
ダリア園の入園料は500円。
入口すぐに噴水あり。
噴水をアップで撮ったせいで、この写真だとずいぶん敷地が狭く写っている。
噴水の後ろ側から。すり鉢状の斜面にダリア園が作られている。とりあえず1番上までいって、そこから降りながらダリアを観賞することにした。
大きなカメラを持った人多数。また先生と思われる人が10人位を相手にカメラの設定を指導する講習会のようなものも開かれていた。先生も含めて全員が女性のいわゆるカメラ女子。女子といっても40歳代だったけど(^^ゞ
一番上からの眺め。総敷地面積は1.5ヘクタールというで、
ダリアが植えられているのはその1/2くらいかな。
いろんなダリアを楽しみながら斜面を降りていく。
得意の下から撮って空を背景にする構図も試すものの、青空じゃないので残念。
ダリア園の隣りにこんな看板。
すり鉢状の地形なので動物広場はダリア園より高い位置にある。
これでダリア園の半分くらい。
「みどりの動物」って、こういうことね。
ダリア園上部に咲いていたきれいな花。名前はわからない。とても柔らかそうだが、触ってみるとそうでもなかった。
ーーー続く
何年か前に神代植物園で秋バラのついでのつもりでダリアを見て以来、けっこうダリアファンである。大きくて派手で「花を見た」という満腹感を味わえる。グーグルでダリアを検索すると829万件ヒットする。一方でコスモスだと2230万件だから、誰でも名前を知っている花だと思うが、人気はそれほどでもないのかもしれない。
午前11時に出発。気温は20度でワイシャツ+トレーナー+革ジャンといういでたち。1週間前の彼岸花ツーリングでは高速道路上で32度もあり、半袖ポロシャツ+メッシュ革ジャンだったのと較べると大きな変わりよう。何度か書いた気もするが春と秋が短くなっている、つまり、ずっと寒くて急に暑くなる・ずっと暑くて急に寒くなるという気候パターンになりつつあるのが気掛かり。
改めて書くと東京というのは東西に広がった地形で、図で紫色の東側が23区、ピンク色部分に26の市がある。その他に町(べーシュ)や村(グリーン)がいくつか。行政的にはこの26市を多摩地区と呼ぶけれど、三鷹や調布までが多摩だというのはどうもしっくり来ない。でも一番西側エリアを一般に奥多摩と呼ぶのは、あまり意識されていないと思うが、センター部分が多摩だからである。町田市はピンク部分の1番南にある市。ちなみに東京の人口は大雑把に23区が70%、多摩地区が30%。
往きのルートは東名の町田インターで降り、国道16号を北上。その後は都道52号〜18号と進む。52号は鎌倉街道と名前がついているが、鎌倉までつながっているわけではなく、町田市と隣の相模原市を結ぶ13キロ程度のごく短い道路で名前負け。ナビはセットせず、ダリア園のホームページにあった交差点名を頼りに進めばOKだった。
高速道路の渋滞はなかったのに16号や52号が結構混んでおり、正午過ぎに町田ダリア園に到着。
駐車場の片隅、自転車と同じエリアにバイクを駐める。駐車料金は無料。
ダリア園の入園料は500円。
入口すぐに噴水あり。
噴水をアップで撮ったせいで、この写真だとずいぶん敷地が狭く写っている。
噴水の後ろ側から。すり鉢状の斜面にダリア園が作られている。とりあえず1番上までいって、そこから降りながらダリアを観賞することにした。
大きなカメラを持った人多数。また先生と思われる人が10人位を相手にカメラの設定を指導する講習会のようなものも開かれていた。先生も含めて全員が女性のいわゆるカメラ女子。女子といっても40歳代だったけど(^^ゞ
一番上からの眺め。総敷地面積は1.5ヘクタールというで、
ダリアが植えられているのはその1/2くらいかな。
いろんなダリアを楽しみながら斜面を降りていく。
得意の下から撮って空を背景にする構図も試すものの、青空じゃないので残念。
ダリア園の隣りにこんな看板。
すり鉢状の地形なので動物広場はダリア園より高い位置にある。
これでダリア園の半分くらい。
「みどりの動物」って、こういうことね。
ダリア園上部に咲いていたきれいな花。名前はわからない。とても柔らかそうだが、触ってみるとそうでもなかった。
ーーー続く
wassho at 21:42|Permalink│Comments(0)│
2014年10月07日
両神山麓花の郷 ダリア園 その2
はるばる秩父までやってきたダリア園はたいへん見応えがあった。
小学校の夏休みに朝顔を育てるのは宿題みたいなもの。ダリアもそれに近い身近な存在だったような気がする。校庭にも咲いていたはず。でも大人になるにつれてなぜかダリアを見かけなくなり、いつの間にか名前だけは知っている存在に。去年、神代植物園でダリアを見たのは本当に久しぶりの体験。いろいろな種類のダリアがあって楽しかった。しかし、そのほとんどは初めて見る花の形だった。
子供の頃に見ていたダリアはこんな花だったかなあ?あまりよく覚えていない。何となく黄色やオレンジ色で少し派手な花だったイメージが記憶に残っている。
この両神山麓花の郷のダリア園にも、神代植物園以上にたくさんの種類のダリアが咲いている。私が子供の頃にも,こんなにたくさんの種類があったのだろうか。
後でアップの写真もいろいろ載せるが、とてもバリエーションに富んでいるので、ダリアの花というのはこういう形と一言で説明することは難しい。でも私にとって去年からダリアのイメージは「カッコいい花」。普通は花を表現するのはキレイとかカワイイという言葉だが、とにかくダリアはカッコいいのである。
なぜかアンデスとかマヤ文明という言葉を思い出すのは、
何に似ているのだろう?
岡本太郎を連想させる。
これはピンぼけだけれど写真がカッコ良く撮れた。
つぼみが開ききっていない花もカッコいい。
裏から見てもカッコいいのがダリア。
またダリアは眺めていると何となく元気が出てくる花である。元気な花の代表はもちろんヒマワリ。しかし真夏にヒマワリ畑に行くと直射日光を遮るものが何もないので、30分もいると暑さに元気を吸い取られてしまうのが難点。
ダリア園の一番上から。
頂上部分は、何とお墓!
眼下にたくさんのダリアが咲いていて、さぞ眠り心地がいいに違いない。
しかし、ここはもともと何に使われていた土地なのだろう?
お墓にはつきものの彼岸花も少しだがまだ咲いていた。
道路を挟んで下側のダリア園。広さは下の方が広い。係員の人と少し話をしたら、最初に上のダリア園をつくって評判がよかったので下にも拡張したそうだ。
ダリアが植えられているそれぞれの畝(うね)には品種の表示があってわかりやすい。
ところどころにこんな注意書き。
これと勘違いしている人がいたが、
こちらは成長の途中でダリアが倒れないためのネット。
電気柵は敷地を取り囲むように張られている。(写真の中央奥) 勘違いする人が多いのは注意書きが電気柵とは関係なくダリアのそばにあるから。ちょっと不親切かな。
ダリアのアップあれこれ。
写真に撮ったのはごく一部。なんてったって300種類もあるのだから全部を撮りきれない。実を言うと途中から撮り飽きてきて写真はやめてしまった。
というわけでお腹満腹。2〜3年はダリアを見に行かなくてもいい気がする(^^ゞ
3時間ほどダリア園にいたが、すべてをじっくり見るならもう3時間は必要と思う。
ダリア園出発は午後4時前。到着した時は25度くらいだったが、山あいなので日が傾くと気温は19.5度まで下がっていた。来た道を秩父市の中心部まで引き返す。帰りの方向だと武甲山がよく見える。秩父を代表する山のひとつらしいが、石灰石(セメントの材料)の産地でもあり削られた山肌が異様な光景。
国道299号で飯能市まで降りて,そこから圏央道〜関越が帰りのルート。299号も緩やかなカーブが続くいい道だが、交通量が多いのでまったりペース。平地に降りてからインターまではひどい渋滞で閉口。午後7時半ガレージ着。
走行は265キロで、ダリア園に3時間もいたせいもあるが距離の割に時間のかかったツーリングだった。また次の台風19号が接近しているらしいが、今度の三連休もツーリングに行けるといいな。
おしまい
小学校の夏休みに朝顔を育てるのは宿題みたいなもの。ダリアもそれに近い身近な存在だったような気がする。校庭にも咲いていたはず。でも大人になるにつれてなぜかダリアを見かけなくなり、いつの間にか名前だけは知っている存在に。去年、神代植物園でダリアを見たのは本当に久しぶりの体験。いろいろな種類のダリアがあって楽しかった。しかし、そのほとんどは初めて見る花の形だった。
子供の頃に見ていたダリアはこんな花だったかなあ?あまりよく覚えていない。何となく黄色やオレンジ色で少し派手な花だったイメージが記憶に残っている。
この両神山麓花の郷のダリア園にも、神代植物園以上にたくさんの種類のダリアが咲いている。私が子供の頃にも,こんなにたくさんの種類があったのだろうか。
後でアップの写真もいろいろ載せるが、とてもバリエーションに富んでいるので、ダリアの花というのはこういう形と一言で説明することは難しい。でも私にとって去年からダリアのイメージは「カッコいい花」。普通は花を表現するのはキレイとかカワイイという言葉だが、とにかくダリアはカッコいいのである。
なぜかアンデスとかマヤ文明という言葉を思い出すのは、
何に似ているのだろう?
岡本太郎を連想させる。
これはピンぼけだけれど写真がカッコ良く撮れた。
つぼみが開ききっていない花もカッコいい。
裏から見てもカッコいいのがダリア。
またダリアは眺めていると何となく元気が出てくる花である。元気な花の代表はもちろんヒマワリ。しかし真夏にヒマワリ畑に行くと直射日光を遮るものが何もないので、30分もいると暑さに元気を吸い取られてしまうのが難点。
ダリア園の一番上から。
頂上部分は、何とお墓!
眼下にたくさんのダリアが咲いていて、さぞ眠り心地がいいに違いない。
しかし、ここはもともと何に使われていた土地なのだろう?
お墓にはつきものの彼岸花も少しだがまだ咲いていた。
道路を挟んで下側のダリア園。広さは下の方が広い。係員の人と少し話をしたら、最初に上のダリア園をつくって評判がよかったので下にも拡張したそうだ。
ダリアが植えられているそれぞれの畝(うね)には品種の表示があってわかりやすい。
ところどころにこんな注意書き。
これと勘違いしている人がいたが、
こちらは成長の途中でダリアが倒れないためのネット。
電気柵は敷地を取り囲むように張られている。(写真の中央奥) 勘違いする人が多いのは注意書きが電気柵とは関係なくダリアのそばにあるから。ちょっと不親切かな。
ダリアのアップあれこれ。
写真に撮ったのはごく一部。なんてったって300種類もあるのだから全部を撮りきれない。実を言うと途中から撮り飽きてきて写真はやめてしまった。
というわけでお腹満腹。2〜3年はダリアを見に行かなくてもいい気がする(^^ゞ
3時間ほどダリア園にいたが、すべてをじっくり見るならもう3時間は必要と思う。
ダリア園出発は午後4時前。到着した時は25度くらいだったが、山あいなので日が傾くと気温は19.5度まで下がっていた。来た道を秩父市の中心部まで引き返す。帰りの方向だと武甲山がよく見える。秩父を代表する山のひとつらしいが、石灰石(セメントの材料)の産地でもあり削られた山肌が異様な光景。
国道299号で飯能市まで降りて,そこから圏央道〜関越が帰りのルート。299号も緩やかなカーブが続くいい道だが、交通量が多いのでまったりペース。平地に降りてからインターまではひどい渋滞で閉口。午後7時半ガレージ着。
走行は265キロで、ダリア園に3時間もいたせいもあるが距離の割に時間のかかったツーリングだった。また次の台風19号が接近しているらしいが、今度の三連休もツーリングに行けるといいな。
おしまい
wassho at 23:27|Permalink│Comments(0)│
2014年10月04日
両神山麓花の郷 ダリア園(秩父:小鹿野町)
久々のお花見ツーリング。
今回は秩父の小鹿野町にダリアを見に行ってきた。去年、神代植物園へ秋バラを見に行った時にたまたま見かけたダリアだが、あれ以来お気に入りの花になっている。ネットで調べたところ、関東では小鹿野(おがの)のダリア園が一番規模が大きいようだ。敷地は1ヘクタール(坪でいうなら約3000坪)で300品種5000株のダリアが咲いているとある。
秩父は埼玉の一番西側に位置する。北を群馬県、西に長野県、南は山梨県と東京都に接している県境のエリアである。何か突出したものがあるわけでもなく、ごく普通の地方都市であるが、なぜか秩父は知名度が高い気がする。もっとも場所までわかっている人は少なく、私も秩父と聞くとなんとなく群馬県を思い浮かべてしまう。山のイメージがかぶるのかな。
東京から高速道路を使って秩父へ行くルートは2通り。最寄りのインターは関越道の花園か圏央道の狭山日高。どちらのインターからも秩父中心部まで40キロほどの距離がある。つまりちょっと遠い。でもツーリングということを考えると楽しい距離である。今回は圏央道から秩父へアクセスした。
地図は下側のルートが往きの時計回り。中央自動車道を八王子ジャンクションで圏央道(けんおうどう)に乗り換え青梅(おうめ)インターで降りる。一番ポピュラーなのは帰りに通った国道299号だが、同じ道路を往復してもつまらないから往路は県道44号線:岩藏街道〜28号線:小曽木街道〜53号線:成木街道をつないで走った。
出発は午前9時頃。気温は25度で暑くもなく寒くもなく。ただし天候は曇りで雲が厚い。明日は台風の影響で雨の予報。早めに天候が崩れないかが気掛かり。中央道はところどころ渋滞していたが圏央道に入ると快適そのもの。東名からつながったのはいいけれど採算採れているのか心配になってくる。
青梅インターから先の県道ルートは選んで正解だった。道幅もそこそこあって緩やかなカーブが続くツーリング向きの道路。道路脇に沢が流れているところも多くていい景色。進むにつれてだんだんと山里っぽくなり、ところどころにある製材所の前を通り過ぎる時は木のいい香りがする。ただし53号線では途中でヘアピンが連続する箇所と超クネクネ箇所がある。ヘアピンのところの名前はわからないがクネクネは山伏峠。山伏峠を過ぎると正丸峠こっちの標識があらわれる。正丸峠は県道53号と国道299号を結んでいる旧道で、かつては走り屋達の聖地のひとつだったらしい。
正丸峠の分岐を過ぎてしばらくすると国道299号に合流する。2〜3キロ走ると道の駅があったので休憩。ここまでで自宅からちょうど100キロだった。
「果樹公園あしがくぼ」
後で調べたらこのあたりは多くの農園があって、イチゴ狩り、ブドウ狩り、キノコ狩りその他を季節に応じて楽しめるらしい。
山伏峠や正丸峠があるからかバイクが多かった。写真の左側に,ここに写っている3倍くらいのバイクが駐まっている。そっちを撮っておくべきだったな。
道の駅を出ると秩父の市街地に入る。あちこちに「何番札所」の標識が目につく。巡礼・お遍路さんというと四国が思い浮かぶが、西国三十三所(近畿地方)、坂東三十三箇所(関東地方)、秩父三十四箇所をあわせて日本百観音というらしい。ちなみに四国は八十八箇所ある。地名を見てわかるように秩父の巡礼はエリアがコンパクトなことが特徴。秩父市内を走っている時に1人だけ白装束の巡礼スタイルのおばあさんを見かけた。宗教的なことはともかく、老人になったら暇つぶし&出歩くことによる健康という意味で巡礼はいい趣味かもしれない。
秩父駅前の通りは木造の古い商家風のお店もあってところどころいい感じ。秩父までたどり着くと何となく安心するが、ダリア園はここからまだ25キロも先にある。駅前を抜けてしばらくすると趣のある橋があった。後で調べたら秩父橋で、国道299号が通っている現在の3代目の橋の隣に2代目の橋も遊歩道として残っている。趣のあるのは2代目の橋。通り過ぎてしまったが写真に撮ればよかったと後悔。
やがて小鹿野町(秩父は秩父市と5つの町がある)に入ると、曲がり角ごとに「ダリア園こっち」の立て看板があるので道はわかりやすい。しかし延々と山の中を走っていく。秩父には土地はいくらでもあるのに、何でこんな山奥にダリア園を造ったんだろう。
12時45分ようやくダリア園到着。
無料の駐車場があるが、ダリア園のかなり手前から路上駐車しているクルマ多数。
ちなみにダリア園は県道279号線沿いにある。
駐車場に誘導する係員。
ここまでがんばって誘導するほど混雑していなかったけれど(^^ゞ
何となく駐車禁止の白線ぽいが、ここに駐めてくれと入り口でいわれたので。
ダリア園は道路を挟んで上下に分かれている。
この写真を見て「狭っ!」と思わなかった?
私も最初はこれで本当に関東最大のダリア園?とガッカリした。でもダリアは細長い畝ごとに植えられている。それをつづら折り式に見て歩くから(端から端までを何十往復もすることになるから)、実はとても広いというか全部見るにはかなりの時間がかかるのである。
入り口の様子。
きわめてのどかな雰囲気。
入場料は400円。この入り口は下側の園地にある。上の園地に入る時に検札はないし、私は上を先に見て下に降りてきたが、下の園地に入る時に入場券を見せてくれともいわれなかった。まあのどかなのである。
なお入場料は正確には協力金という名目。そうすれば寄付金扱いなので消費税は非課税で売り上げはすべて運営者のものとなる。そういうところはチャッカリしている。ちなみにこのダリア園は小鹿野町の町営のようである。
ーーー続く
今回は秩父の小鹿野町にダリアを見に行ってきた。去年、神代植物園へ秋バラを見に行った時にたまたま見かけたダリアだが、あれ以来お気に入りの花になっている。ネットで調べたところ、関東では小鹿野(おがの)のダリア園が一番規模が大きいようだ。敷地は1ヘクタール(坪でいうなら約3000坪)で300品種5000株のダリアが咲いているとある。
秩父は埼玉の一番西側に位置する。北を群馬県、西に長野県、南は山梨県と東京都に接している県境のエリアである。何か突出したものがあるわけでもなく、ごく普通の地方都市であるが、なぜか秩父は知名度が高い気がする。もっとも場所までわかっている人は少なく、私も秩父と聞くとなんとなく群馬県を思い浮かべてしまう。山のイメージがかぶるのかな。
東京から高速道路を使って秩父へ行くルートは2通り。最寄りのインターは関越道の花園か圏央道の狭山日高。どちらのインターからも秩父中心部まで40キロほどの距離がある。つまりちょっと遠い。でもツーリングということを考えると楽しい距離である。今回は圏央道から秩父へアクセスした。
地図は下側のルートが往きの時計回り。中央自動車道を八王子ジャンクションで圏央道(けんおうどう)に乗り換え青梅(おうめ)インターで降りる。一番ポピュラーなのは帰りに通った国道299号だが、同じ道路を往復してもつまらないから往路は県道44号線:岩藏街道〜28号線:小曽木街道〜53号線:成木街道をつないで走った。
出発は午前9時頃。気温は25度で暑くもなく寒くもなく。ただし天候は曇りで雲が厚い。明日は台風の影響で雨の予報。早めに天候が崩れないかが気掛かり。中央道はところどころ渋滞していたが圏央道に入ると快適そのもの。東名からつながったのはいいけれど採算採れているのか心配になってくる。
青梅インターから先の県道ルートは選んで正解だった。道幅もそこそこあって緩やかなカーブが続くツーリング向きの道路。道路脇に沢が流れているところも多くていい景色。進むにつれてだんだんと山里っぽくなり、ところどころにある製材所の前を通り過ぎる時は木のいい香りがする。ただし53号線では途中でヘアピンが連続する箇所と超クネクネ箇所がある。ヘアピンのところの名前はわからないがクネクネは山伏峠。山伏峠を過ぎると正丸峠こっちの標識があらわれる。正丸峠は県道53号と国道299号を結んでいる旧道で、かつては走り屋達の聖地のひとつだったらしい。
正丸峠の分岐を過ぎてしばらくすると国道299号に合流する。2〜3キロ走ると道の駅があったので休憩。ここまでで自宅からちょうど100キロだった。
「果樹公園あしがくぼ」
後で調べたらこのあたりは多くの農園があって、イチゴ狩り、ブドウ狩り、キノコ狩りその他を季節に応じて楽しめるらしい。
山伏峠や正丸峠があるからかバイクが多かった。写真の左側に,ここに写っている3倍くらいのバイクが駐まっている。そっちを撮っておくべきだったな。
道の駅を出ると秩父の市街地に入る。あちこちに「何番札所」の標識が目につく。巡礼・お遍路さんというと四国が思い浮かぶが、西国三十三所(近畿地方)、坂東三十三箇所(関東地方)、秩父三十四箇所をあわせて日本百観音というらしい。ちなみに四国は八十八箇所ある。地名を見てわかるように秩父の巡礼はエリアがコンパクトなことが特徴。秩父市内を走っている時に1人だけ白装束の巡礼スタイルのおばあさんを見かけた。宗教的なことはともかく、老人になったら暇つぶし&出歩くことによる健康という意味で巡礼はいい趣味かもしれない。
秩父駅前の通りは木造の古い商家風のお店もあってところどころいい感じ。秩父までたどり着くと何となく安心するが、ダリア園はここからまだ25キロも先にある。駅前を抜けてしばらくすると趣のある橋があった。後で調べたら秩父橋で、国道299号が通っている現在の3代目の橋の隣に2代目の橋も遊歩道として残っている。趣のあるのは2代目の橋。通り過ぎてしまったが写真に撮ればよかったと後悔。
やがて小鹿野町(秩父は秩父市と5つの町がある)に入ると、曲がり角ごとに「ダリア園こっち」の立て看板があるので道はわかりやすい。しかし延々と山の中を走っていく。秩父には土地はいくらでもあるのに、何でこんな山奥にダリア園を造ったんだろう。
12時45分ようやくダリア園到着。
無料の駐車場があるが、ダリア園のかなり手前から路上駐車しているクルマ多数。
ちなみにダリア園は県道279号線沿いにある。
駐車場に誘導する係員。
ここまでがんばって誘導するほど混雑していなかったけれど(^^ゞ
何となく駐車禁止の白線ぽいが、ここに駐めてくれと入り口でいわれたので。
ダリア園は道路を挟んで上下に分かれている。
この写真を見て「狭っ!」と思わなかった?
私も最初はこれで本当に関東最大のダリア園?とガッカリした。でもダリアは細長い畝ごとに植えられている。それをつづら折り式に見て歩くから(端から端までを何十往復もすることになるから)、実はとても広いというか全部見るにはかなりの時間がかかるのである。
入り口の様子。
きわめてのどかな雰囲気。
入場料は400円。この入り口は下側の園地にある。上の園地に入る時に検札はないし、私は上を先に見て下に降りてきたが、下の園地に入る時に入場券を見せてくれともいわれなかった。まあのどかなのである。
なお入場料は正確には協力金という名目。そうすれば寄付金扱いなので消費税は非課税で売り上げはすべて運営者のものとなる。そういうところはチャッカリしている。ちなみにこのダリア園は小鹿野町の町営のようである。
ーーー続く
wassho at 23:37|Permalink│Comments(0)│
2013年11月03日
神代植物公園でバラとダリア
春と秋はバラのシーズン。バイクを買ってから
12年春:京成バラ園
12年秋:谷津バラ園
13年春:生田緑地ばら苑
と訪れてきた。
この秋はパスしようとも思ったが、ネットでバラ園情報を調べていると、神代植物公園ではバラ以外にダリアも咲いているということなので出かけることに。
神代植物公園(じんだい)は調布市にある都立の公園。神代植物園と呼ばれることのほうが多い気がする。深大寺ソバで有名な深大寺(じんだいじ)は公園の隣にある。公園の敷地は江戸時代に深大寺の領地だったらしい。神代と深大はどちらも「じんだい」と読むが、なぜ違う漢字を使っているんだろう。
自宅からは20キロくらい。朝起きたら空が暗くて雨が降りそうだったが、昼頃になってなんとか持ち直してきた。この秋はあまり天候に恵まれない。
入り口のゲートを入ってすぐのところにあったのが神代花車と名付けられた菊の飾り物。現在、菊花大会というイベントが催されている。
懸崖仕立て(けんがい)の小菊。
懸崖仕立てとは鉢の下の方に植物が伸びるように育てること。
これ以上は近づけなかったので、どうやって下の方にのばしているのかは観察できなかった。でもズラッと並んだ懸崖仕立ては壮観な眺め。
盆栽コーナー。
菊の盆栽なんて初めて見た。ところで菊は木ではなくて草なのに、ここにあるのは木のように見える。ネットで調べたら茎の周りを土で囲う筒植えという手法で育てるらしい。盆栽って植物で表現した小宇宙のような印象を受けるけれど、その園芸技術ってすごいね。
こちらは小宇宙というよりジオラマみたいなカワイイ盆栽。箱根と札があるから左隅の船があるところは芦ノ湖かな。
先ほどの盆栽とは別のテントに展示してあった「参考花」。解説は何もないが素人でも格の違いはわかる。こちらは名人の作品かな。
この一画にあったのは小菊の展示。大きな菊はダリアやバラとは道順的に逆方向だったので帰りに見ることにーーーつもりが、結局見るのを忘れた。
テクテク歩いて、
ダリア園に到着。
ダリアは子供の頃はすごくポピュラーな花だったが、最近はあまり見ないように思うのは気のせいかな。少なくとも私は久しぶりに見るダリアである。
赤いダリア。
赤と白が半分ずつ。
先っちょだけが白。
黄色いダリア。
このダリアは人の顔より大きかった。太陽のイラストみたい。
黄色とピンクのコンビネーション。
本日のお気に入り第2位。
紫のダリア。
これはまだ咲いたばかりで、真ん中の今は脳みそ?みたいに見えるところから雄しべや雌しべが出てくる。ダリアは球根で育てるが種もできるらしい。
ピンク系のダリア。
虫が蜜を吸って受粉をお手伝い。
ピンク一色のダリア。
ピンクと白が半分ずつ。
上とはピンクと白の配色が逆。
ピンクと白のまだら模様。
きれいな花は後ろから見ても美しい。
美人と一緒?
得意の空撮りは曇り空なので(/o\)
白いダリア2つ。
ダリアの花びらは普通の形と、丸まっているのがあるみたいだ。
オレンジのダリア。
蕾から順番に広がっていく様子がわかる。
トロピカルなイメージのダリア。
本日のお気に入り第3位。
オレンジ系のミックス。
メキシカンなイメージのダリア。
本日のお気に入り第1位。
第1位なので、もう一枚。
それぞれの品種には名前がついている。このダリアはジェシカという名前だった。他はあまりチェックせず。
久しぶりに見たダリアはきれいで大きくて、見ているだけで元気になってくるような花だった。今までノーマークだったけれど予想以上に気に入った。背が高いからベランダで育てるのは難しいかな。
ダリア園は写真に写っている範囲だけであまり広くない。本来はボタンが植えられる敷地の片隅で育てられている。やっぱりあまり人気がないのか? もっと大規模にやって欲しいなあ。
ダリア園の少し先にあるバラ園。
こちらは敷地面積たっぷり。
中央にある噴水。
一番奥にある建物はパルテノン神殿風?
残念ながら、この噴水の近くは立ち入り禁止。
パルテノン神殿側から見た風景。正面に見えるのは温室。
ところで、この写真はズームレンズの望遠側で撮っている。そうすると噴水のある池がとても狭く見えるのが不思議。
バラ園の中をブラブラ歩く。
もう少し早い時期に来たほうがよかったかな。ちょっと密度感が不足気味。写真は比較的バラが集まっているところで撮っているが、エリアによっては結構スカスカ。ボロボロのバラはほとんど見かけなかったから、傷んだ花は早々に摘み取ってあるんだろう。風はなかったのに、バラの香りがほとんど漂ってこなかったのも残念。
でもまあ、たくさんのバラを眺めながら、こういう広い庭を歩くのは楽しいもの。ちょっとした別世界観を味わえる。ダリアでけっこう満腹感があったものの、バラは別腹で堪能できた(←ダジャレ)。
ーーー続く
12年春:京成バラ園
12年秋:谷津バラ園
13年春:生田緑地ばら苑
と訪れてきた。
この秋はパスしようとも思ったが、ネットでバラ園情報を調べていると、神代植物公園ではバラ以外にダリアも咲いているということなので出かけることに。
神代植物公園(じんだい)は調布市にある都立の公園。神代植物園と呼ばれることのほうが多い気がする。深大寺ソバで有名な深大寺(じんだいじ)は公園の隣にある。公園の敷地は江戸時代に深大寺の領地だったらしい。神代と深大はどちらも「じんだい」と読むが、なぜ違う漢字を使っているんだろう。
自宅からは20キロくらい。朝起きたら空が暗くて雨が降りそうだったが、昼頃になってなんとか持ち直してきた。この秋はあまり天候に恵まれない。
入り口のゲートを入ってすぐのところにあったのが神代花車と名付けられた菊の飾り物。現在、菊花大会というイベントが催されている。
懸崖仕立て(けんがい)の小菊。
懸崖仕立てとは鉢の下の方に植物が伸びるように育てること。
これ以上は近づけなかったので、どうやって下の方にのばしているのかは観察できなかった。でもズラッと並んだ懸崖仕立ては壮観な眺め。
盆栽コーナー。
菊の盆栽なんて初めて見た。ところで菊は木ではなくて草なのに、ここにあるのは木のように見える。ネットで調べたら茎の周りを土で囲う筒植えという手法で育てるらしい。盆栽って植物で表現した小宇宙のような印象を受けるけれど、その園芸技術ってすごいね。
こちらは小宇宙というよりジオラマみたいなカワイイ盆栽。箱根と札があるから左隅の船があるところは芦ノ湖かな。
先ほどの盆栽とは別のテントに展示してあった「参考花」。解説は何もないが素人でも格の違いはわかる。こちらは名人の作品かな。
この一画にあったのは小菊の展示。大きな菊はダリアやバラとは道順的に逆方向だったので帰りに見ることにーーーつもりが、結局見るのを忘れた。
テクテク歩いて、
ダリア園に到着。
ダリアは子供の頃はすごくポピュラーな花だったが、最近はあまり見ないように思うのは気のせいかな。少なくとも私は久しぶりに見るダリアである。
赤いダリア。
赤と白が半分ずつ。
先っちょだけが白。
黄色いダリア。
このダリアは人の顔より大きかった。太陽のイラストみたい。
黄色とピンクのコンビネーション。
本日のお気に入り第2位。
紫のダリア。
これはまだ咲いたばかりで、真ん中の今は脳みそ?みたいに見えるところから雄しべや雌しべが出てくる。ダリアは球根で育てるが種もできるらしい。
ピンク系のダリア。
虫が蜜を吸って受粉をお手伝い。
ピンク一色のダリア。
ピンクと白が半分ずつ。
上とはピンクと白の配色が逆。
ピンクと白のまだら模様。
きれいな花は後ろから見ても美しい。
美人と一緒?
得意の空撮りは曇り空なので(/o\)
白いダリア2つ。
ダリアの花びらは普通の形と、丸まっているのがあるみたいだ。
オレンジのダリア。
蕾から順番に広がっていく様子がわかる。
トロピカルなイメージのダリア。
本日のお気に入り第3位。
オレンジ系のミックス。
メキシカンなイメージのダリア。
本日のお気に入り第1位。
第1位なので、もう一枚。
それぞれの品種には名前がついている。このダリアはジェシカという名前だった。他はあまりチェックせず。
久しぶりに見たダリアはきれいで大きくて、見ているだけで元気になってくるような花だった。今までノーマークだったけれど予想以上に気に入った。背が高いからベランダで育てるのは難しいかな。
ダリア園は写真に写っている範囲だけであまり広くない。本来はボタンが植えられる敷地の片隅で育てられている。やっぱりあまり人気がないのか? もっと大規模にやって欲しいなあ。
ダリア園の少し先にあるバラ園。
こちらは敷地面積たっぷり。
中央にある噴水。
一番奥にある建物はパルテノン神殿風?
残念ながら、この噴水の近くは立ち入り禁止。
パルテノン神殿側から見た風景。正面に見えるのは温室。
ところで、この写真はズームレンズの望遠側で撮っている。そうすると噴水のある池がとても狭く見えるのが不思議。
バラ園の中をブラブラ歩く。
もう少し早い時期に来たほうがよかったかな。ちょっと密度感が不足気味。写真は比較的バラが集まっているところで撮っているが、エリアによっては結構スカスカ。ボロボロのバラはほとんど見かけなかったから、傷んだ花は早々に摘み取ってあるんだろう。風はなかったのに、バラの香りがほとんど漂ってこなかったのも残念。
でもまあ、たくさんのバラを眺めながら、こういう広い庭を歩くのは楽しいもの。ちょっとした別世界観を味わえる。ダリアでけっこう満腹感があったものの、バラは別腹で堪能できた(←ダジャレ)。
ーーー続く
wassho at 23:37|Permalink│Comments(0)│