バイクブーツ
2011年05月16日
FC MOTOはクソ会社(本編)
この週末は何かと用事があって、天気もよかったのにバイクには乗れずで残念。今日は風がかなり強かったみたい。
さて例の重すぎるブーツ。
観音崎ツーリングに行ったときに、その重さゆえに灯台に登る気にならなかったので買い換えることに決めた。最初は同じエンジニアブーツにしようと思っていた。もちろん重くないヤツを。しかしエンジニアブーツはほとんど黒か茶色である。ネットでは違う色を取りそろえているショップもあるが、今回ばかりは実際に履いて重さを確かめずに買う気はなかったので、早々にパス。
バイク用のブーツも調べてみたら、エンジニアブーツ以上に黒が多くて、茶色がたまににある程度。バイク人口少ないし、オッサンマーケットだからこういう状況になるのだろうか。別に深い信念がある訳じゃないものの、今はなぜか黒い靴を履いてバイクに乗る気がしない。気に入ったブーツがないからバイク売っちゃったーーーなんてのも、シャレとしてはおもしろいかなと思ったり。
それでようやく見つけたのが、前に紹介した革ジャンと同じアルパインスターというイタリアのメーカーのブーツ。カラーはウォームグレーと書かれており、やや茶色をまぶしたようなグレー。少しエレガントなデザインで気に入った。
最初、これはアルパインスター本国のホームページで見つけた.しかし、いざ発注しようとしたときには、黒しか載っていなかった。同じ頃、革ジャンも品揃えが少なくなったから、商品の入れ替えをしていたのかもしれない。でも、このブーツは冬物専用ではないと思うのだが。
というわけでガッカリ。バイクの神様はあまり私が好きではないようである。しかしめげずに探してウォームグレーを売っているネットショップを見つけた。それがFC MOTOというサービス砂漠・ドイツのクソ会社である。
ポチッとクリックして、名前や住所を記入するのは日本のネットショップと同じ。ところで日本の住所を英語で書くときは、例えば東京都千代田区本町1丁目2番地3号なら 1-2-3 honmachi chiyoda-ku Tokyo と順番が逆になる。ところがFC MOTOのフォームではStreetとhouseナンバーの記入欄があって、Streetの欄には数字が入らない。(Tokyoを書く欄は別にある) つまり
「honmachi chiyoda-ku」「1-2-3」との記入になる。
※マンション名や部屋番号を書く欄は別にある
どうもドイツの住所はストリート名と番号で構成されているらしい。参考までにFC MOTOの住所はJulicherstr. 13。FC MOTOは世界中に発送すると書いてあるし、注文も10カ国の通貨が利用できるのにドイツ式でしか入力できないのはマヌケな話。
とにかく1-2-3 honmachi chiyoda-ku では入力エラーになってしまうので、honmachi chiyoda-ku 1-2-3 で入力して注文した。これでも届くとは思ったが少し心配になったので、翌日「おたくのフォームではエラーになって入力できなかったのでhonmachi chiyoda-ku 1-2-3で入力したけれど、正確な住所表記は1-2-3 honmachi chiyoda-kuである。そちらで修正しておいてくれ」とのメールを出した。
二日後、返事が来た。
「こちらに登録されているのはhonmachi chiyoda-ku 1-2-3 の住所です」
アホかコイツ?
英語を考えるのも面倒だったので「それはわかっている」とだけ書いて、後は前回の文章をもう一度コピーして返信した。そういえばドイツはサービス砂漠の国だったなと、そのとき思い出した。私とFC MOTOとのコミュニケーションは、それが最後である。
その後、返事はナシ。
もちろん商品も届かない。
注文から1ヶ月後にメールしてみた。
「1ヶ月前に注文したが、いつ発送するのか教えてほしい」
返事は来なかった。
ちなみにFC MOTOはバイク用品通販サイトでは大手である(たぶん)
それからしばらくたったゴールデンウイーク前、ドイツ在住の知人に電話した。カクカクシカジカなので、ゴールデンウイークが過ぎても商品が届かなければ、済まないが一度電話で問い合わせてくれないかと頼んだ。ガッテンショウチ!と快諾される。そのときには、もう安全靴は届いていたし、もしカネだけ取られて商品が届かなくても、たいした金額でもないので、これも勉強のうちくらいのつもりだった。
ところがゴールデンウイークの終わり頃(ドイツにGWはないが)、見慣れないメールが届いたので開いてみると、銀行からクレジットカードの返金があったとの内容。ネット通帳を開いてみるとFC MOTOが返金してきた模様。
もちろんFC MOTOからは何の連絡もない。なお現在もFC MOTOの私の注文記録のページを見ると、発注したときと同じく「処理中」となっている。とことんクソ会社である。
ドイツの知人によると、ドイツではクレームは客から何度も問い合わせなければラチがあかないそうである。店側が自発的に対処するケースはまずないとの話。またなぜか、店が客に丁寧な対応をしたとしても、客が礼を言うこともないらしい。世界各国いろいろある中で、ドイツはまともな国の最右翼だと思っていたのに、何とも不思議な一面を持っている。暇なときに「商品はいつ届くのか」とメールをし、返金したといわれれば「受け取っていない」と言い返してやろうと思っている(^^ゞ
ところで写真のブーツはFC MOTOで買うと送料込みで1万8452円である。関税が取られるかどうかは運次第だが、取られたとしてもたぶん3000円ほど。実はアルパインスターは国内にも代理店があって、日本価格はなんと3万4440円! 87%増し!ボッタクリもいいところである。
でも、またいちから探すのも面倒になって買っちゃった。
さすが日本の会社、注文して3日後には届いた。
このブーツが欲しかったはずだったのに、なにか損したような気分。
以上、ドイツ・サービス砂漠の顛末でした。
さて例の重すぎるブーツ。
観音崎ツーリングに行ったときに、その重さゆえに灯台に登る気にならなかったので買い換えることに決めた。最初は同じエンジニアブーツにしようと思っていた。もちろん重くないヤツを。しかしエンジニアブーツはほとんど黒か茶色である。ネットでは違う色を取りそろえているショップもあるが、今回ばかりは実際に履いて重さを確かめずに買う気はなかったので、早々にパス。
バイク用のブーツも調べてみたら、エンジニアブーツ以上に黒が多くて、茶色がたまににある程度。バイク人口少ないし、オッサンマーケットだからこういう状況になるのだろうか。別に深い信念がある訳じゃないものの、今はなぜか黒い靴を履いてバイクに乗る気がしない。気に入ったブーツがないからバイク売っちゃったーーーなんてのも、シャレとしてはおもしろいかなと思ったり。
それでようやく見つけたのが、前に紹介した革ジャンと同じアルパインスターというイタリアのメーカーのブーツ。カラーはウォームグレーと書かれており、やや茶色をまぶしたようなグレー。少しエレガントなデザインで気に入った。
最初、これはアルパインスター本国のホームページで見つけた.しかし、いざ発注しようとしたときには、黒しか載っていなかった。同じ頃、革ジャンも品揃えが少なくなったから、商品の入れ替えをしていたのかもしれない。でも、このブーツは冬物専用ではないと思うのだが。
というわけでガッカリ。バイクの神様はあまり私が好きではないようである。しかしめげずに探してウォームグレーを売っているネットショップを見つけた。それがFC MOTOというサービス砂漠・ドイツのクソ会社である。
ポチッとクリックして、名前や住所を記入するのは日本のネットショップと同じ。ところで日本の住所を英語で書くときは、例えば東京都千代田区本町1丁目2番地3号なら 1-2-3 honmachi chiyoda-ku Tokyo と順番が逆になる。ところがFC MOTOのフォームではStreetとhouseナンバーの記入欄があって、Streetの欄には数字が入らない。(Tokyoを書く欄は別にある) つまり
「honmachi chiyoda-ku」「1-2-3」との記入になる。
※マンション名や部屋番号を書く欄は別にある
どうもドイツの住所はストリート名と番号で構成されているらしい。参考までにFC MOTOの住所はJulicherstr. 13。FC MOTOは世界中に発送すると書いてあるし、注文も10カ国の通貨が利用できるのにドイツ式でしか入力できないのはマヌケな話。
とにかく1-2-3 honmachi chiyoda-ku では入力エラーになってしまうので、honmachi chiyoda-ku 1-2-3 で入力して注文した。これでも届くとは思ったが少し心配になったので、翌日「おたくのフォームではエラーになって入力できなかったのでhonmachi chiyoda-ku 1-2-3で入力したけれど、正確な住所表記は1-2-3 honmachi chiyoda-kuである。そちらで修正しておいてくれ」とのメールを出した。
二日後、返事が来た。
「こちらに登録されているのはhonmachi chiyoda-ku 1-2-3 の住所です」
アホかコイツ?
英語を考えるのも面倒だったので「それはわかっている」とだけ書いて、後は前回の文章をもう一度コピーして返信した。そういえばドイツはサービス砂漠の国だったなと、そのとき思い出した。私とFC MOTOとのコミュニケーションは、それが最後である。
その後、返事はナシ。
もちろん商品も届かない。
注文から1ヶ月後にメールしてみた。
「1ヶ月前に注文したが、いつ発送するのか教えてほしい」
返事は来なかった。
ちなみにFC MOTOはバイク用品通販サイトでは大手である(たぶん)
それからしばらくたったゴールデンウイーク前、ドイツ在住の知人に電話した。カクカクシカジカなので、ゴールデンウイークが過ぎても商品が届かなければ、済まないが一度電話で問い合わせてくれないかと頼んだ。ガッテンショウチ!と快諾される。そのときには、もう安全靴は届いていたし、もしカネだけ取られて商品が届かなくても、たいした金額でもないので、これも勉強のうちくらいのつもりだった。
ところがゴールデンウイークの終わり頃(ドイツにGWはないが)、見慣れないメールが届いたので開いてみると、銀行からクレジットカードの返金があったとの内容。ネット通帳を開いてみるとFC MOTOが返金してきた模様。
もちろんFC MOTOからは何の連絡もない。なお現在もFC MOTOの私の注文記録のページを見ると、発注したときと同じく「処理中」となっている。とことんクソ会社である。
ドイツの知人によると、ドイツではクレームは客から何度も問い合わせなければラチがあかないそうである。店側が自発的に対処するケースはまずないとの話。またなぜか、店が客に丁寧な対応をしたとしても、客が礼を言うこともないらしい。世界各国いろいろある中で、ドイツはまともな国の最右翼だと思っていたのに、何とも不思議な一面を持っている。暇なときに「商品はいつ届くのか」とメールをし、返金したといわれれば「受け取っていない」と言い返してやろうと思っている(^^ゞ
ところで写真のブーツはFC MOTOで買うと送料込みで1万8452円である。関税が取られるかどうかは運次第だが、取られたとしてもたぶん3000円ほど。実はアルパインスターは国内にも代理店があって、日本価格はなんと3万4440円! 87%増し!ボッタクリもいいところである。
でも、またいちから探すのも面倒になって買っちゃった。
さすが日本の会社、注文して3日後には届いた。
このブーツが欲しかったはずだったのに、なにか損したような気分。
以上、ドイツ・サービス砂漠の顛末でした。
wassho at 08:10|Permalink│Comments(13)│
2011年05月12日
FC MOTOはクソ会社
さて、ドイツのサービス砂漠・腹立ち日記である。
発端はバイク用に買ってはみたけれど、片足1.2キロもある重すぎるブーツ。グリーンのブーツなんて滅多にないからデザイン的には気に入っていたのに、やはり重すぎる。自宅から5〜6分のガレージに行くのもイヤになる。これじゃとてもバイクツーリングを楽しめないから、三浦半島〜湘南ツアーを最後に買い換えることにした。
後で知ったのは、ブーツが1.2キロもあると書いたエントリーで「災害現場で活躍する安全靴」でも1.12キロだと書いたのは間違い。リンク先のデータをみると1,120g/足と書いてあるが、足というのは左右両方の靴という意味だった。そういえば靴は左右セットで1足、2足と数える。つまりあの頑丈そうな靴でも片足560グラムである。だから片足1.2キロもあるブーツというのがいかに重いかわかる。ちなみにブランドはホーキンス。生まれて初めて買ったけれど、もう二度と買うことはないだろう。
「/足が」左右両方の靴の重さだとなぜ知ったかというと、安全靴を買ったから(^^ゞ バイク用の商品というのは何でも高い。バイク人口はドンドン少なくなっていて少量生産しかできないからだろう。安全靴は安いし、先ほどのエントリーにも書いたようにカジュアルなデザインもたくさんあることを知った。
ただ、その気になって探すと気に入ったものはほとんどなかった。バイク用シューズとして私が考えていた条件は
■丈夫で安全→これは安全靴だから問題なし。
■ハイカットでくるぶしをカバーする→このタイプはたくさんある。
■ひも靴でないこと→安全性が求められるのは転けたり事故ったりの時である。そんな時に、何かのはずみで靴ひもがチェンジペダルやステップ(バイクで足を置くところ)に引っかかったりしたら困る。カジュアルなデザインの安全靴はたくさんあると書いたが、そのタイプはほとんどひも靴だというのが調べてみてわかった。
■黒じゃないこと→これは好みの問題。革ジャンも革パンもバイク用は黒以外を選んでいる。
結論として、カジュアルな安全靴には色のバリエーションが一杯ある→カジュアルな安全靴はひも靴である→ひも靴でないのはトラディショナルな安全靴→それらはほとんど黒しかない(/o\)
それでも、あれこれネットで画像検索しながら探したのがこの商品。
ひも靴ではあるが上の方のベルトに挟めるから問題なし。ただし写真ではオフホワイト×黒に見えるオフホワイトのところはもう少しグレーっぽい。つまり写真で見えるほど明るい感じはしない。ただそのことはネットでの書き込みでわかっていた。それでも購入したのは、これ以外に私の条件を満たす安全靴がなかったから。それとなんと送料込みで2980円だったから!
メーカーはシモンという安全靴では一流のメーカー。少し前のモデルで、在庫限りの商品なのが安い理由らしい。それでも定価で4800円だから安全靴はやっぱり安い。購入したとき在庫のある一番小さなサイズは26.5センチだった。デザインを見ると幅が広そうだから、私の足には少し大きいかもしれない。もしそうでもインソールを入れれば何とかなると判断。それにハイテクインソールを入れた方が履き心地はよくなる。全然見当外れでも2980円の勉強代で済む。
ネット通販で届いた商品を実際に履いてみると、予想通りハイテクインソールを入れてぴったりとフィットした。おかげで履き心地も2980円の靴とは思えないくらいソフトになってメデタシメデタシ。いわゆる質感はお世辞にもいいとはいえない。それでも、ちょっと離れてみれば、まさかこれが2980円だとは誰も思わないだろう。できるだけ明るい感じにするために、靴紐をオフホワイトの色に合わせたものと取り替えた。
足首のところのベルトはマジックテープで締めるようになっている。でも、あまり締まらない。だからちょっと違和感はあるものの、靴紐のところでしっかり締まっているから実用的には問題ない。ただ写真じゃわかりづらいが、この安全靴はスニーカータイプだから踵(かかと)がない。土踏まずのところが少しへこんでいるだけ。私は靴の踵をステップに引っかけて乗るほうが、足がどの場所にあるかわかって乗りやすい。(バイクに乗る人しかわからない話でゴメン)。あと写真の反対側には蒸れ防止のための空気穴が2つ開いている。寒い季節にはツライかもしれない。でもトータルではいい靴だと思う。定価の4800円でも充分にリーズナブル。さっき調べたら、まだ在庫はあるみたい。
ただしこの安全靴は、別のブーツが届くまでのつなぎ&予備用として購入した。問題はそのブーツ。例によって前振りが長くなったので、腹立ち日記本編は次回に。
発端はバイク用に買ってはみたけれど、片足1.2キロもある重すぎるブーツ。グリーンのブーツなんて滅多にないからデザイン的には気に入っていたのに、やはり重すぎる。自宅から5〜6分のガレージに行くのもイヤになる。これじゃとてもバイクツーリングを楽しめないから、三浦半島〜湘南ツアーを最後に買い換えることにした。
後で知ったのは、ブーツが1.2キロもあると書いたエントリーで「災害現場で活躍する安全靴」でも1.12キロだと書いたのは間違い。リンク先のデータをみると1,120g/足と書いてあるが、足というのは左右両方の靴という意味だった。そういえば靴は左右セットで1足、2足と数える。つまりあの頑丈そうな靴でも片足560グラムである。だから片足1.2キロもあるブーツというのがいかに重いかわかる。ちなみにブランドはホーキンス。生まれて初めて買ったけれど、もう二度と買うことはないだろう。
「/足が」左右両方の靴の重さだとなぜ知ったかというと、安全靴を買ったから(^^ゞ バイク用の商品というのは何でも高い。バイク人口はドンドン少なくなっていて少量生産しかできないからだろう。安全靴は安いし、先ほどのエントリーにも書いたようにカジュアルなデザインもたくさんあることを知った。
ただ、その気になって探すと気に入ったものはほとんどなかった。バイク用シューズとして私が考えていた条件は
■丈夫で安全→これは安全靴だから問題なし。
■ハイカットでくるぶしをカバーする→このタイプはたくさんある。
■ひも靴でないこと→安全性が求められるのは転けたり事故ったりの時である。そんな時に、何かのはずみで靴ひもがチェンジペダルやステップ(バイクで足を置くところ)に引っかかったりしたら困る。カジュアルなデザインの安全靴はたくさんあると書いたが、そのタイプはほとんどひも靴だというのが調べてみてわかった。
■黒じゃないこと→これは好みの問題。革ジャンも革パンもバイク用は黒以外を選んでいる。
結論として、カジュアルな安全靴には色のバリエーションが一杯ある→カジュアルな安全靴はひも靴である→ひも靴でないのはトラディショナルな安全靴→それらはほとんど黒しかない(/o\)
それでも、あれこれネットで画像検索しながら探したのがこの商品。
ひも靴ではあるが上の方のベルトに挟めるから問題なし。ただし写真ではオフホワイト×黒に見えるオフホワイトのところはもう少しグレーっぽい。つまり写真で見えるほど明るい感じはしない。ただそのことはネットでの書き込みでわかっていた。それでも購入したのは、これ以外に私の条件を満たす安全靴がなかったから。それとなんと送料込みで2980円だったから!
メーカーはシモンという安全靴では一流のメーカー。少し前のモデルで、在庫限りの商品なのが安い理由らしい。それでも定価で4800円だから安全靴はやっぱり安い。購入したとき在庫のある一番小さなサイズは26.5センチだった。デザインを見ると幅が広そうだから、私の足には少し大きいかもしれない。もしそうでもインソールを入れれば何とかなると判断。それにハイテクインソールを入れた方が履き心地はよくなる。全然見当外れでも2980円の勉強代で済む。
ネット通販で届いた商品を実際に履いてみると、予想通りハイテクインソールを入れてぴったりとフィットした。おかげで履き心地も2980円の靴とは思えないくらいソフトになってメデタシメデタシ。いわゆる質感はお世辞にもいいとはいえない。それでも、ちょっと離れてみれば、まさかこれが2980円だとは誰も思わないだろう。できるだけ明るい感じにするために、靴紐をオフホワイトの色に合わせたものと取り替えた。
足首のところのベルトはマジックテープで締めるようになっている。でも、あまり締まらない。だからちょっと違和感はあるものの、靴紐のところでしっかり締まっているから実用的には問題ない。ただ写真じゃわかりづらいが、この安全靴はスニーカータイプだから踵(かかと)がない。土踏まずのところが少しへこんでいるだけ。私は靴の踵をステップに引っかけて乗るほうが、足がどの場所にあるかわかって乗りやすい。(バイクに乗る人しかわからない話でゴメン)。あと写真の反対側には蒸れ防止のための空気穴が2つ開いている。寒い季節にはツライかもしれない。でもトータルではいい靴だと思う。定価の4800円でも充分にリーズナブル。さっき調べたら、まだ在庫はあるみたい。
ただしこの安全靴は、別のブーツが届くまでのつなぎ&予備用として購入した。問題はそのブーツ。例によって前振りが長くなったので、腹立ち日記本編は次回に。
wassho at 23:23|Permalink│Comments(0)│
2011年02月27日
やっぱり重すぎるブーツ
土曜日はバイクで、東京から横浜に入ってしばらくのところにある港北ニュータウンに行ってきた。10年ほど前に、このニュータウンによく行っていた時期があって、土地の造成は終わっているがマンションも住宅も建っていない場所、つまり道路付きの空き地みたいなところがたくさんあったので、バイクの教習所風な練習にはちょうどいいかなと。
ところが当時とは違う道順=違う入り口からニュータウンに入ったため、目指す場所がどこにあるかさっぱりわからず(ちなみに港北ニュータウンはそのエリアの中に駅が7つほどもある広大なエリアである)。出かけるのも遅かったので、ウロウロしているうちに日も傾いてしまい、単なるドライブで終わってしまった。
久しぶりの港北ニュータウンは商業施設がずいぶん増えて賑やかになっていた。よく考えれば10年前の造成地は、とっくに家が建っているはず。でもまあ交通量は少ないだろうけれど。さいわい港北ニュータウンは公団が切り開いて区画整理した場所以外に、ニュータウンとなる以前から存在していたと思われる「裏山の田舎道」みたいなところがいくつかある。そういうところは多少クネクネしているので楽しめる。
ところで例の、色と形は気に入っていても、とっても重いブーツ。バイク用に買ったのだから、もちろん乗るときは履いている。
ソールの固いのはどうにも我慢できず、あれからハイテク・インソールを買ってきて、オリジナルのインソールを無理矢理はがして入れ替えた(履き心地改善目的のインソールは、そうやって使うのが正しい気がする)。幸いにも多少は革が伸びてきたので足首内側が当たることもなくなった。それで足首のところのバックルを少しきつめに調整したら、踵の浮き上がりも我慢できる範囲に収まった。ブーツの時に履くハイソックスが少し厚めなこともあって、何とかこのブーツは私の足にフィットするようになった。
でも、重い(>_<)
バイクガレージまで歩いて5分ほどなのに、それだけで疲れる。
今はまだバイクに乗って帰ってくるだけであるが、このブーツでどこか観光地に行ってブラブラ散策しようという気にはとてもならない。家に帰ってきて別の靴に履き替えて出かけると、あまりの軽さにフルマラソンでも走れそうな気がする(^^ゞ 歩かないとはいえ、バイクは信号待ちなどで停まる度に足をステップから降ろしたり上げたりする。足で踏むリアブレーキの感触もつかみにくい。
あまりに重いので重さを量ってみた。
1.2キロもあった。
もちろん片足。
1.2キロといわれてもピンとこないかもしれない。
私もピンとこない(^^ゞ
こっちのブーツを計ってみた。400グラム。
もうひとつ革のスニーカーも計ってみたら、やはり400グラム。
スニーカーと較べるのは不公平なので、登山靴を調べてみた。
このページを見ると3000メートル級の山を登るものでも1キロ。そのほかの頑丈そうな靴でも700〜800グラム程度である。
私のブーツはつま先が安全靴のように保護カップがついている。その分は重くなる。ということで安全靴を調べる。なかなか重さのデータが見あたらなかったが、この災害現場で履く釘を踏んでも大丈夫な靴でも1.12キロと私のブーツより軽い。
つまり1.2キロというのは相当重いということである。だいたい私のブーツは山を登ったり災害現場で救助活動をするのではなく、おしゃれブーツのはずである。何でこんな重いのかなあ?
というわけで近々このブーツはバイク用からは引退させて、
ダイエット散歩専用?にしようと考えている。
ところでバイクの時にブーツを履くのは、ひとつは今は寒いから。もう一つは安全のため。転倒などしたときに靴下やズボンの生地より、靴で覆われていた方が脚は安全である。ズボンの裾は事故の時にまくれあがったり裂けたりもする。つま先もケガをしたり爪が剥がれたりしやすいから安全靴のようになっている方が安心。
ついでに。
安全靴って工事現場のイメージしかなかったけれど、こんなカジュアルなものもあった。重さも530グラム! このページには、ほかにも普通のスニーカーのようなものがいっぱいある。う〜ん、こんなマーケットがあるとは全く知らなかった。こんど工事現場があれば、職人たちの足下チェックをしてみよう。
▢▢▢▢▢▢▢▢
後日追記(訂正)
上の災害現場の靴の1.12キロとは両足分の重さでした。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/52690822.html
ところが当時とは違う道順=違う入り口からニュータウンに入ったため、目指す場所がどこにあるかさっぱりわからず(ちなみに港北ニュータウンはそのエリアの中に駅が7つほどもある広大なエリアである)。出かけるのも遅かったので、ウロウロしているうちに日も傾いてしまい、単なるドライブで終わってしまった。
久しぶりの港北ニュータウンは商業施設がずいぶん増えて賑やかになっていた。よく考えれば10年前の造成地は、とっくに家が建っているはず。でもまあ交通量は少ないだろうけれど。さいわい港北ニュータウンは公団が切り開いて区画整理した場所以外に、ニュータウンとなる以前から存在していたと思われる「裏山の田舎道」みたいなところがいくつかある。そういうところは多少クネクネしているので楽しめる。
ところで例の、色と形は気に入っていても、とっても重いブーツ。バイク用に買ったのだから、もちろん乗るときは履いている。
ソールの固いのはどうにも我慢できず、あれからハイテク・インソールを買ってきて、オリジナルのインソールを無理矢理はがして入れ替えた(履き心地改善目的のインソールは、そうやって使うのが正しい気がする)。幸いにも多少は革が伸びてきたので足首内側が当たることもなくなった。それで足首のところのバックルを少しきつめに調整したら、踵の浮き上がりも我慢できる範囲に収まった。ブーツの時に履くハイソックスが少し厚めなこともあって、何とかこのブーツは私の足にフィットするようになった。
でも、重い(>_<)
バイクガレージまで歩いて5分ほどなのに、それだけで疲れる。
今はまだバイクに乗って帰ってくるだけであるが、このブーツでどこか観光地に行ってブラブラ散策しようという気にはとてもならない。家に帰ってきて別の靴に履き替えて出かけると、あまりの軽さにフルマラソンでも走れそうな気がする(^^ゞ 歩かないとはいえ、バイクは信号待ちなどで停まる度に足をステップから降ろしたり上げたりする。足で踏むリアブレーキの感触もつかみにくい。
あまりに重いので重さを量ってみた。
1.2キロもあった。
もちろん片足。
1.2キロといわれてもピンとこないかもしれない。
私もピンとこない(^^ゞ
こっちのブーツを計ってみた。400グラム。
もうひとつ革のスニーカーも計ってみたら、やはり400グラム。
スニーカーと較べるのは不公平なので、登山靴を調べてみた。
このページを見ると3000メートル級の山を登るものでも1キロ。そのほかの頑丈そうな靴でも700〜800グラム程度である。
私のブーツはつま先が安全靴のように保護カップがついている。その分は重くなる。ということで安全靴を調べる。なかなか重さのデータが見あたらなかったが、この災害現場で履く釘を踏んでも大丈夫な靴でも1.12キロと私のブーツより軽い。
つまり1.2キロというのは相当重いということである。だいたい私のブーツは山を登ったり災害現場で救助活動をするのではなく、おしゃれブーツのはずである。何でこんな重いのかなあ?
というわけで近々このブーツはバイク用からは引退させて、
ダイエット散歩専用?にしようと考えている。
ところでバイクの時にブーツを履くのは、ひとつは今は寒いから。もう一つは安全のため。転倒などしたときに靴下やズボンの生地より、靴で覆われていた方が脚は安全である。ズボンの裾は事故の時にまくれあがったり裂けたりもする。つま先もケガをしたり爪が剥がれたりしやすいから安全靴のようになっている方が安心。
ついでに。
安全靴って工事現場のイメージしかなかったけれど、こんなカジュアルなものもあった。重さも530グラム! このページには、ほかにも普通のスニーカーのようなものがいっぱいある。う〜ん、こんなマーケットがあるとは全く知らなかった。こんど工事現場があれば、職人たちの足下チェックをしてみよう。
▢▢▢▢▢▢▢▢
後日追記(訂正)
上の災害現場の靴の1.12キロとは両足分の重さでした。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/52690822.html
wassho at 23:56|Permalink│Comments(2)│
2011年01月28日
初めてのエンジニアブーツ
昨年末に丈の短いブーツを買った。スニーカーよりほんの2〜3センチ長いだけなのかなり暖かい。じゃ、もっと長いのならどうだ!と思って買ったのが写真のブーツ。
こういう形はエンジニアブーツという。なんかヘンな名前。エンジニアがよく履いていたから、そういう名前らしい。しかしエンジニア=技術者というよりは工場などで働くメカニック(機械工)を指す意味のようだ。要は労働者の作業ブーツ。
それが証拠にエンジニアブーツは、工場などで履く安全靴と同じく(重いものをもし落としても怪我をしないように)つま先が保護カバーで覆われている(ものが多い)。作業ブーツならワークブーツでいい気がするものの、ブーツ業界ではひもで編み上げる形式のブーツのことをワークブーツと呼ぶ決まりになっている。
ブーツは一般に黒や茶色が多く、グリーンめずらしいと思う。私はそれが気に入って買ったのだが、店員に尋ねると不人気だったみたい。でもそのおかげで定価の1/3で叩き売られていたのでラッキー。
ところで、ブーツといえば短いブーツの時にも書いたインソールである。当然、今回は最初から少し大きめのサイズでインソールを敷いてーーーと目論む。叩き売られていたこのブーツは最後の一足でサイズは27.5。私の足は26なのでインソールを入れてもちょっと大きいかと思ったが、そのまま履いてみたらけっこうピッタリ。
まったくもって靴のサイズというのは当てにならない。それでも無理矢理インソールを入れてみると、足裏のサイズとしてはよりフィットしたものの、靴の中で足が持ち上がった分、足首の曲がる部分が靴の革に押しつけられてちょっと無理。う〜ん残念。とりあえずインソールなしで購入。
昨日、初めて履いて外出してみた。
丈が長いけれど、履くのはそれほど苦労しない。
ただし脱ぐ時は、一緒に靴下も半分脱げる(^^ゞ
さて履き心地。
ーーーーーーー重い
自宅から駅までで、いつもの倍の距離を歩いたように感じる。それとサイズは許容範囲のはずなのに、なぜか踵(かかと)がとっても浮く。この重くて踵が浮く感じは以前に経験したことがあるゾ。スキーブーツのバックルを外して歩いている時だ!
お店でも多少は歩いたんだけどなあ〜
もう少し慣れたり、足が靴になじめばマシになるのかな〜
でもまあ、あまり落胆していない。
実はこのブーツ、歩き心地は少々悪くてもいいのだ。
エッ? 歩かずにブーツを磨いて眺めるのが趣味のブーツフェチかって? もちろん違う。では歩きにくくても構わないこのブーツの使い道とは? 正解はいずれそのうちに。
追伸
書き忘れたけれど、抜群に暖かい。
女性が冬になるとブーツを履く気持ちがよくわかった。
こういう形はエンジニアブーツという。なんかヘンな名前。エンジニアがよく履いていたから、そういう名前らしい。しかしエンジニア=技術者というよりは工場などで働くメカニック(機械工)を指す意味のようだ。要は労働者の作業ブーツ。
それが証拠にエンジニアブーツは、工場などで履く安全靴と同じく(重いものをもし落としても怪我をしないように)つま先が保護カバーで覆われている(ものが多い)。作業ブーツならワークブーツでいい気がするものの、ブーツ業界ではひもで編み上げる形式のブーツのことをワークブーツと呼ぶ決まりになっている。
ブーツは一般に黒や茶色が多く、グリーンめずらしいと思う。私はそれが気に入って買ったのだが、店員に尋ねると不人気だったみたい。でもそのおかげで定価の1/3で叩き売られていたのでラッキー。
ところで、ブーツといえば短いブーツの時にも書いたインソールである。当然、今回は最初から少し大きめのサイズでインソールを敷いてーーーと目論む。叩き売られていたこのブーツは最後の一足でサイズは27.5。私の足は26なのでインソールを入れてもちょっと大きいかと思ったが、そのまま履いてみたらけっこうピッタリ。
まったくもって靴のサイズというのは当てにならない。それでも無理矢理インソールを入れてみると、足裏のサイズとしてはよりフィットしたものの、靴の中で足が持ち上がった分、足首の曲がる部分が靴の革に押しつけられてちょっと無理。う〜ん残念。とりあえずインソールなしで購入。
昨日、初めて履いて外出してみた。
丈が長いけれど、履くのはそれほど苦労しない。
ただし脱ぐ時は、一緒に靴下も半分脱げる(^^ゞ
さて履き心地。
ーーーーーーー重い
自宅から駅までで、いつもの倍の距離を歩いたように感じる。それとサイズは許容範囲のはずなのに、なぜか踵(かかと)がとっても浮く。この重くて踵が浮く感じは以前に経験したことがあるゾ。スキーブーツのバックルを外して歩いている時だ!
お店でも多少は歩いたんだけどなあ〜
もう少し慣れたり、足が靴になじめばマシになるのかな〜
でもまあ、あまり落胆していない。
実はこのブーツ、歩き心地は少々悪くてもいいのだ。
エッ? 歩かずにブーツを磨いて眺めるのが趣味のブーツフェチかって? もちろん違う。では歩きにくくても構わないこのブーツの使い道とは? 正解はいずれそのうちに。
追伸
書き忘れたけれど、抜群に暖かい。
女性が冬になるとブーツを履く気持ちがよくわかった。
wassho at 17:50|Permalink│Comments(0)│