ビオラ
2023年04月19日
お台場シンボルプロムナード公園でチューリップとガンダムとサクラ その4
前回に書いたフラミンゴより先の桜並木は、夢の広場と呼ばれている場所を取り囲んでいる。それを過ぎて現れるのが夢の大橋。名前にやたら夢がつく理由は不明。そういえば5kmほど先に夢の島という公園もある。そこは元ゴミ処分場で(いろいろ問題がおきて)全国的に有名だったから、ある年代以上ならそのネーミングに聞き覚えがあるだろう。
この橋でお台場と有明の2つの地区が結ばれている。
全長360m、最大幅60mと巨大。
2年前の東京オリンピックでは夢の大橋に聖火台が設けられた。開会式ではもちろん国立競技場の聖火台に点火される。しかし建物のレイアウト的に消防法上ずっと灯せないとの理由で、開会式が終わるとここまで聖火を移送して再点火したという。
ーーーまったく知らなかったな。ここへも聖火リレーで運んだの? それにしても大会期間中は聖火を灯し続けて競技を見守るのがオリンピックの伝統。それができないオリンピックのメイン会場って設計ミスだろ。オリンピックのために建て替えたのに。
道路橋だった出会い橋と違って、夢の大橋は運河をまたいでいる。
運河の名前は有明西運河。
ゆりかもめが通りかかった。
見えている橋は「あけみ橋」。
夢の大橋を渡ってしばらく進むと、秋を思わせるような実をつけた木があった。
その先に、本日の三箇所目となるチューリップ。
また混ぜ植えかと思ったけれど、
このゾーンのテーマは「流れの花壇」ということで、
それなりにキレイにまとめられている。
青い花を咲かせているのはムスカリ。
チューリップに青はないので組み合わせてよく使われる。
看板には「川の流れをイメージした美しい花のラインは必見です」と書かれていたものの、そこまでのレベルには達していないかな(^^ゞ セントラル広場の植え方があまりに雑で芸がなかったから、こちらがまともに見えるだけ。
単色のシンプルなチューリップでまとめられている。
もうちょっと賑やかな品種も欲しかった。
このエリアでは花びらが落ちて雌しべ雄しべの茎だけになったものは少なかった。最初に見たフジテレビスタジオの前も充分に見頃だったし、セントラル広場だけ茎だけの株が多かったのが不思議。
さらに東に進んでビッグサイトの前を通り過ぎる。写真では階段を上がれば中に入れるように見えているが、入口までは道路やゆりかもめの線路を越えて200mほどある。
その先にあるのが花の広場で、わかりやすいモニュメント(^^ゞ
こちらにチューリップはほとんどなく、
メインとなっていたのはパンジー・ビオラ。
パンジーとビオラは分類学的にどちらもスミレ科スミレ属。三色スミレを品種改良したのがパンジーで、そのパンジーをさらに品種改良したのがビオラ(だったような気がする)。
基本的区別としては花の大きさでパンジー > ビオラ。ただしどちらもたくさんの種類があって小さなパンジーや大きなビオラもあるので一概にに分けるのは不可能。というか名前を分ける意味もなくなってきている。
さてパンジー・ビオラもいいのだけれどチューリップ好きとしては、この場所にもチューリップを植えて欲しかったな。ここは長半径25mほどの楕円に近い形をした緩やかな斜面で、いろいろとレイアウトに工夫のしがいがある。またムスカリではなくビオラをチューリップと組み合わせる植え方を大宮花の丘農林公苑で見たこともあって、そんなのも楽しそうである。まっ、関係者にヤル気があればの話。
ところでこれは斜面の上にあったベンチ。
昨今はホームレス対策で、中央に仕切りなどがあって寝ころべない「排除ベンチ」がほとんど。ここはその心配はないとの判断なのか。それにしてもこの幅はベッドに近くて寝ころべと言わんばかり。逆に座りにくいやろ(^^ゞ
チューリップゾーンにまた戻って、
ちょっとサマになっている風景を眺め、
カラフルな咲きっぷりに元気をもらい、
🎶あか〜しろ〜きいろ〜
🎶どの花 見ても キレイだな
と(心の中で)唄ってお台場&有明でのチューリップお花見は終了。
おしまい
wassho at 08:01|Permalink│Comments(0)│
2016年04月16日
あけぼの山農業公園でチューリップ
今年のチューリップ・ツーリングは千葉県柏市にある「あけぼの山農業公園」に行ってきた。以前にもブラッと訪れたり、ヒマワリを見に来たこともある。過去のエントリーを見ると2012年の日付でそんなに前だったかと驚く。歳を取るわけだ(^^ゞ
前日の天気予報では晴れ時々曇りで昼間は晴天のはずだったのに、朝起きると空の色はかなりグレー。チューリップは青空の下で元気な姿を見たい。でも翌日は雨の予報で現在満開という情報だし。雨雲は出ていないようだったので昼を過ぎれば晴れるかもと期待して出発。
首都高6号線で都心を抜けて常磐自動車道の柏インターで降りる。そこからは国道16号〜県道7号と続く。公園の手前が少しややこしいが、以前と違って道順を示す立て看板がたくさん出ていた。

ところで自宅近くのセルフスタンドでガソリンを入れたのだけれど、給油ノズルのレバーを握ってもガソリンが出てこなかった。何度か握り直しても同じ。店員を呼んで彼がこちらに来る間にもう一度握ったら出てきた。そんなこともあるんだと初体験。
午後1時前に到着。渋滞がなかったので1時間半ほど。以前より臨時駐車場があちこちにできていた。でも人の歩いていない歩道の片隅に何台かバイクが駐めてあったのでそれに便乗。
オランダ風の風車がお出迎え。風車が動いているのを見たことがないし、だいたい風車の羽根が枠組みだけだから、たぶん回らないんだろう。
チューリップ畑に入るとこんな感じ。ベランダのチューリップもキレイに咲いているけれど、やっぱりこのボリュームや密集感はたまらないね。
少し高いところから。この2枚でだいたい全景をカバーしている。
そんなに広いわけじゃない。
でもこんな風に写真を撮ると延々チューリップが続いているように見える。
観光地の写真にはご用心(^^ゞ
風車とのツーショット。
青空じゃないのが恨めしい。
欲張ってチューリップを大きく写そうとすると風車のピントがぼける(/o\)
一部の畝にはこんなプラカード。
何年何組じゃなくて班単位なのはどうしてだろうと想像してみる。
すべてのチューリップの根本にはビオラが一緒に植えられていた。この組み合わせで植えるところも多い。ビオラはたぶん苗で植えるから、チューリップの球根を植えるより大変かも。ちなみにビオラとパンジーはスミレの仲間で、その区別は曖昧みたい。
基本的にチューリップと同じ色のビオラが植えられ、紫チューリップが青紫ビオラ、赤チューリップがワイン色ビオラの組み合わせだった。
でも大宮花の丘農林公苑で見たようなコントラストのある組み合わせのほうがキレイかも。
突然変異のチューリップ発見!
他にもないか探したが見つけられず。
花を大きくしかも密集した感じに撮るには倍率の高い望遠レンズで、遠くの景色を切り取るように撮影する。しかし私が持っているのは35ミリ換算(説明省略)で24mm〜105mm相当とあまり望遠タイプじゃない。それでデジタルズームで拡大して撮ることを思いつく。
デジタルズーム2.5倍。だから262mmの望遠レンズ相当。
花が大きくかつ密集感があっても何となくノッペリした写真。
画像自体は荒くなっていることはないのだが。
こちらはデジタルズームなしで105ミリ相当。
較べると立体感がずいぶんと違う。デジタルズームはちょっと期待はずれだった。
このチューリップ畑は1.2ヘクタールで16万球が植えられている。ボリューム的には満足したものの、植えられているのが赤、白、黄色、オレンジ、ピンク、紫の6種類だけ。ベーシックな品種のみで花の形のバリエーションもなく、だからとても単調な印象。正直にいうとつまらない。ベランダでいろいろな種類を育てているし、あちこちにチューリップを見に行って目が肥えてしまったのかもしれない。写真を整理してアップで撮ったものがなかったのは自分でも驚いた。
ちなみに私が見に行った中で一番キレイだったのは昭和記念公園かな。植えられている風景込みでの評価。僅差の2位はひたち海浜公園。ただしここはネモフィラが圧巻なので、それをセットで評価すれば断トツの1位になる。第3位は自宅のベランダということにしておこう(^^ゞ
あけぼの山農業公園にいたのは1時間くらい。帰りに利根川を見ようと思いつく。公園からは1キロ程度である。県道47号線で新大利根橋というのを目指したが、川の手前で土手のほうに降りられるような脇道はなかった。仕方なくそのまま橋を渡る。それでわかったのが、土手と土手の間がとても広く、水が流れている川幅はその1/4くらいの面積なので、もし川沿いを走れたとしても川は見えないということ。目論見失敗。
橋を渡ってUターンして戻ってくると、利根川の土手の手前が広い畑になっていて農道が貫いていることを発見。帰りはそこを通ってきた。畑に一直線に延びる農道を走るととてもツーリング気分。ただし対向車は多いしセンターラインもないので少し緊張する。あけぼの山農業公園はこのルートを推奨しているようで「あけぼの山農業公園帰路」という立て看板がたくさん配置されていた。
やがて常磐自動車道と農道は交差し、高速道路沿いに南下して柏インターまで戻る。そこにも要所要所に「あけぼの山農業公園帰路」の立て看板があり迷うことはない。信号はまったくないので、往きの国道〜県道ルートの半分くらいの時間で柏インターについたと思う。次に来る時があれば、往きもこのルートを使おう。
午後3時半頃帰宅で走行約120キロ。この時間帯だから帰りも渋滞なしで快走。バラエティ感に物足りなさはあったが、今年も広いチューリップ畑を見られてよかった。カラフルな原色がワーッと飛び込んできてまだ目に残っている感じ。
前日の天気予報では晴れ時々曇りで昼間は晴天のはずだったのに、朝起きると空の色はかなりグレー。チューリップは青空の下で元気な姿を見たい。でも翌日は雨の予報で現在満開という情報だし。雨雲は出ていないようだったので昼を過ぎれば晴れるかもと期待して出発。
首都高6号線で都心を抜けて常磐自動車道の柏インターで降りる。そこからは国道16号〜県道7号と続く。公園の手前が少しややこしいが、以前と違って道順を示す立て看板がたくさん出ていた。

ところで自宅近くのセルフスタンドでガソリンを入れたのだけれど、給油ノズルのレバーを握ってもガソリンが出てこなかった。何度か握り直しても同じ。店員を呼んで彼がこちらに来る間にもう一度握ったら出てきた。そんなこともあるんだと初体験。
午後1時前に到着。渋滞がなかったので1時間半ほど。以前より臨時駐車場があちこちにできていた。でも人の歩いていない歩道の片隅に何台かバイクが駐めてあったのでそれに便乗。
オランダ風の風車がお出迎え。風車が動いているのを見たことがないし、だいたい風車の羽根が枠組みだけだから、たぶん回らないんだろう。
チューリップ畑に入るとこんな感じ。ベランダのチューリップもキレイに咲いているけれど、やっぱりこのボリュームや密集感はたまらないね。
少し高いところから。この2枚でだいたい全景をカバーしている。
そんなに広いわけじゃない。
でもこんな風に写真を撮ると延々チューリップが続いているように見える。
観光地の写真にはご用心(^^ゞ
風車とのツーショット。
青空じゃないのが恨めしい。
欲張ってチューリップを大きく写そうとすると風車のピントがぼける(/o\)
一部の畝にはこんなプラカード。
何年何組じゃなくて班単位なのはどうしてだろうと想像してみる。
すべてのチューリップの根本にはビオラが一緒に植えられていた。この組み合わせで植えるところも多い。ビオラはたぶん苗で植えるから、チューリップの球根を植えるより大変かも。ちなみにビオラとパンジーはスミレの仲間で、その区別は曖昧みたい。
基本的にチューリップと同じ色のビオラが植えられ、紫チューリップが青紫ビオラ、赤チューリップがワイン色ビオラの組み合わせだった。
でも大宮花の丘農林公苑で見たようなコントラストのある組み合わせのほうがキレイかも。
突然変異のチューリップ発見!
他にもないか探したが見つけられず。
花を大きくしかも密集した感じに撮るには倍率の高い望遠レンズで、遠くの景色を切り取るように撮影する。しかし私が持っているのは35ミリ換算(説明省略)で24mm〜105mm相当とあまり望遠タイプじゃない。それでデジタルズームで拡大して撮ることを思いつく。
デジタルズーム2.5倍。だから262mmの望遠レンズ相当。
花が大きくかつ密集感があっても何となくノッペリした写真。
画像自体は荒くなっていることはないのだが。
こちらはデジタルズームなしで105ミリ相当。
較べると立体感がずいぶんと違う。デジタルズームはちょっと期待はずれだった。
このチューリップ畑は1.2ヘクタールで16万球が植えられている。ボリューム的には満足したものの、植えられているのが赤、白、黄色、オレンジ、ピンク、紫の6種類だけ。ベーシックな品種のみで花の形のバリエーションもなく、だからとても単調な印象。正直にいうとつまらない。ベランダでいろいろな種類を育てているし、あちこちにチューリップを見に行って目が肥えてしまったのかもしれない。写真を整理してアップで撮ったものがなかったのは自分でも驚いた。
ちなみに私が見に行った中で一番キレイだったのは昭和記念公園かな。植えられている風景込みでの評価。僅差の2位はひたち海浜公園。ただしここはネモフィラが圧巻なので、それをセットで評価すれば断トツの1位になる。第3位は自宅のベランダということにしておこう(^^ゞ
あけぼの山農業公園にいたのは1時間くらい。帰りに利根川を見ようと思いつく。公園からは1キロ程度である。県道47号線で新大利根橋というのを目指したが、川の手前で土手のほうに降りられるような脇道はなかった。仕方なくそのまま橋を渡る。それでわかったのが、土手と土手の間がとても広く、水が流れている川幅はその1/4くらいの面積なので、もし川沿いを走れたとしても川は見えないということ。目論見失敗。
橋を渡ってUターンして戻ってくると、利根川の土手の手前が広い畑になっていて農道が貫いていることを発見。帰りはそこを通ってきた。畑に一直線に延びる農道を走るととてもツーリング気分。ただし対向車は多いしセンターラインもないので少し緊張する。あけぼの山農業公園はこのルートを推奨しているようで「あけぼの山農業公園帰路」という立て看板がたくさん配置されていた。
やがて常磐自動車道と農道は交差し、高速道路沿いに南下して柏インターまで戻る。そこにも要所要所に「あけぼの山農業公園帰路」の立て看板があり迷うことはない。信号はまったくないので、往きの国道〜県道ルートの半分くらいの時間で柏インターについたと思う。次に来る時があれば、往きもこのルートを使おう。
午後3時半頃帰宅で走行約120キロ。この時間帯だから帰りも渋滞なしで快走。バラエティ感に物足りなさはあったが、今年も広いチューリップ畑を見られてよかった。カラフルな原色がワーッと飛び込んできてまだ目に残っている感じ。
wassho at 22:41|Permalink│Comments(0)│
2014年04月12日
大宮花の丘農林公苑
先週に続いてお花見ツーリング。
ただし現在、春の交通安全運動・絶賛カツアゲ中なのであまり遠くに行く気がしない。本日も山手通りの陸橋を降りたところで、クルマが白い自転車に乗ったヤンキー2名にインネンをつけられていた。たぶん陸橋の上での車線変更禁止違反かな。この時期はパトカー、白バイだけじゃなく制服制帽姿すべてに目配りが必要である。
あれこれ考えて選んだのが埼玉県のさいたま市にある大宮花の丘農林公苑。もともと大宮市にあったが、平成の大合併で大宮市は「さいたま市」となった。いつも思うのだが、地名が平仮名だと前後の平仮名と混ざって読みにくいからやめて欲しいな。自宅からのルートはほとんど首都高で、首都高を降りて2〜3キロのところにあるから比較的安全地帯かなと。

首都高の池袋線〜大宮線で大宮に向かうことになるが、問題はその手前にある首都高中央環状線の山手トンネル。数年前にこのトンネルができたおかげで、目的地によっては混雑する東京中心部を通らずに済むようになった。しかしこの全長11キロほどのトンネルは換気が悪くて猛烈に暑い。真夏だと40度以上になって渋滞したらバイクでは危険である。一度か二度あまりの暑さに耐えかねて途中の出口から降りたこともある。本日も自宅を出る前にネットで渋滞していないことを確認し、首都高に入る前も電光掲示板をチェックしてから入った。まあ季節的にはまだ大丈夫だが、それでもトンネルに入る前に17.5度だったバイクの気温計は30度まで上がった。
幸い首都高はまったく渋滞しておらず1時間ほどで目的地到着。駐車場は2つあって、最初に入った方はバイクを駐める場所がなかったので、ここは道路を挟んだ公園南側の駐車場。係員がいるのはこの駐車場だけ。駐車料金や公園の入場料は必要ない。
親子連れが楽しそうに遊んでいるのを横目で見て歩くと、
さっそく現れるのが圧巻のピンク×イエロー。
斜めからもう一枚。
黄色いのはビオラ。
スミレ/パンジー/ビオラは同じスミレ属の植物であるが、その違いがイマイチよくわからない。野生に近いのがスミレで、それを園芸用に品種改良したのがパンジー。そのパンジーの中で小さいものをビオラと呼ぶ習わしのようである。ちなみにスミレは英語でviola(ビオラ)。野生のスミレは紫色がほとんどで、だから紫色はviolet(バイオレット)。パンジーはpansyという単語がある。すると日本語のビオラは?
それでこのピンク×イエロー畑はとてもいい香りがする。チューリップは例外的な品種を除いてほとんど香りはしない。このチューリップはごく普通のチューリップ。ということはビオラの香りということになる。しかしパンジーやビオラは道路の植え込みでそこら中にあるけれど、今まで香りを感じたことはなかった。これだけの数があるから漂うほどの香りになったということか。今度、道路のビオラをクンクンして確かめてみよう。
大宮花の丘農林公苑は南北に約1キロの細長い形をしていて、面積は11ヘクタールとほどよい広さ。ちなみに日比谷公園が16ヘクタール。公園は花の丘通りという市道か町道かで南北に分断されている。南側は全体の1/8程度で駐車場が半部くらいを占めている。
これが北側の敷地の入り口で実質的なメインゲート。公園には植木鉢で作った埴輪みたいなものがあちこちにあった。ゆるキャラみたいなものか。
入り口を入ってすぐのところの花壇。
さえない風景に見えるが、ここに植えられているのは
ネモフィラである!
白ネモフィラ。この模様のは初めて見た。
青ネモフィラ。
去年、ひたち海浜公園で見た時は「天国に来てしまったか」と錯覚するほど圧巻だったネモフィラ。さすがにひと山すべてネモフィラのひたち海浜公園とは較べものにならないが、こんなお手軽な場所で見られて得した気分。
できるだけ天国っぽく撮れるよう試みるーーー。
この日は風がソコソコあって花がとても揺れている状態。そういう場合はシャッタースピードを上げる。この日の明るさでカメラのおまかせモードで撮ると1/100秒程度のシャッタースピードに設定されるが、上の写真は1/1000秒。そうするとより瞬間だけを撮影するから、揺れによるピンぼけにはなりにくい。ただしカメラというのは次の2つで光りの量(露出)をコントロールしている。
レンズの絞り
シャッタースピード
もうひとつフィルムやデジカメのセンサーの感度というのもあるが、ややこしくなるので省略。それでシャッタースピードを上げる=光りが瞬間しか入ってこない=それじゃ暗くしか写らないのでレンズの絞りを開くという仕組みにカメラはなっている。明るさに関してはそれで問題ないが、レンズは絞りを開くほどピントが合う距離の範囲が狭くなる=ピントのあったもの以外はボケて写るという特性を持っている(原理は良く理解していないが)。
何かをアップで撮る時はまわりがボケたほうが対象が引き立つからそうすることもある。しかし広い範囲をクッキリ撮りたい、目で見たままを写真に残したいという場合には、絞りを絞ってシャッタースピードを遅くして撮るべきなのである。上の写真で後ろのネモフィラがとてもボンヤリとしか写っていないのはシャッタースピードが速くて絞りが開いているから。カメラは濡らすと故障するが、実は風にも弱い。
ネモフィラの隣にあった育成途中といった様子の花壇。
黄色い花はムルチコーレ。
ここは農林公苑だからか花の名前がしっかり表示されている。
その奥にあったオブジェ?
ムルチコーレあたりまでが前栽みたいなもの。
先へ進む。写真左側はソメイヨシノのサクラ。花は散ってすっかり葉桜。この公園には400本のサクラがあるらしい。
そして本日のメインイベントはチューリップじゃなくて、このしだれ桜。
しだれ桜を見るのは久しぶりである。
今、まさに満開!
来てよかった。
青空だと適当に撮ってもキレイな写真になるからウレシイ。
しだれ桜の下に植えられていたのはナデシコ。
でもナデシコってこんな花だっけ? 調べてみるとナデシコは300種類ほどあり、いわゆる可憐な乙女の象徴とされるのはカワラナデシコで花の形がまったく違う。女子サッカーチームには、この公園のナデシコのほうが似合ってるかも(^^ゞ
まわりが白い縁になっている。
あまり縁がハッキリしていない。
白と赤紫。
ピンクのは雄しべの数が他の色と違う。
白いナデシコ。
サクラのしだれたところとナデシコ。
ナデシコを舐めて下から。
ナデシコがボケ過ぎてイマイチ。それと赤ナデシコのアップを撮るのを忘れた。
しだれ桜は公園全体で3〜4本あっただけ。
もっと植えればいいのに。
小高くなっているところがあったので登る。
丘の上からしだれ桜をもう一度。
丘の向こう側は水辺になっていた。川っぽいけど池のようである。
公園によくある西洋式跳ね橋風。
そして丘を下った先はチューリップ畑。
植木鉢埴輪がお出迎え。
ーーー続く。
ただし現在、春の交通安全運動・絶賛カツアゲ中なのであまり遠くに行く気がしない。本日も山手通りの陸橋を降りたところで、クルマが白い自転車に乗ったヤンキー2名にインネンをつけられていた。たぶん陸橋の上での車線変更禁止違反かな。この時期はパトカー、白バイだけじゃなく制服制帽姿すべてに目配りが必要である。
あれこれ考えて選んだのが埼玉県のさいたま市にある大宮花の丘農林公苑。もともと大宮市にあったが、平成の大合併で大宮市は「さいたま市」となった。いつも思うのだが、地名が平仮名だと前後の平仮名と混ざって読みにくいからやめて欲しいな。自宅からのルートはほとんど首都高で、首都高を降りて2〜3キロのところにあるから比較的安全地帯かなと。

首都高の池袋線〜大宮線で大宮に向かうことになるが、問題はその手前にある首都高中央環状線の山手トンネル。数年前にこのトンネルができたおかげで、目的地によっては混雑する東京中心部を通らずに済むようになった。しかしこの全長11キロほどのトンネルは換気が悪くて猛烈に暑い。真夏だと40度以上になって渋滞したらバイクでは危険である。一度か二度あまりの暑さに耐えかねて途中の出口から降りたこともある。本日も自宅を出る前にネットで渋滞していないことを確認し、首都高に入る前も電光掲示板をチェックしてから入った。まあ季節的にはまだ大丈夫だが、それでもトンネルに入る前に17.5度だったバイクの気温計は30度まで上がった。
幸い首都高はまったく渋滞しておらず1時間ほどで目的地到着。駐車場は2つあって、最初に入った方はバイクを駐める場所がなかったので、ここは道路を挟んだ公園南側の駐車場。係員がいるのはこの駐車場だけ。駐車料金や公園の入場料は必要ない。
親子連れが楽しそうに遊んでいるのを横目で見て歩くと、
さっそく現れるのが圧巻のピンク×イエロー。
斜めからもう一枚。
黄色いのはビオラ。
スミレ/パンジー/ビオラは同じスミレ属の植物であるが、その違いがイマイチよくわからない。野生に近いのがスミレで、それを園芸用に品種改良したのがパンジー。そのパンジーの中で小さいものをビオラと呼ぶ習わしのようである。ちなみにスミレは英語でviola(ビオラ)。野生のスミレは紫色がほとんどで、だから紫色はviolet(バイオレット)。パンジーはpansyという単語がある。すると日本語のビオラは?
それでこのピンク×イエロー畑はとてもいい香りがする。チューリップは例外的な品種を除いてほとんど香りはしない。このチューリップはごく普通のチューリップ。ということはビオラの香りということになる。しかしパンジーやビオラは道路の植え込みでそこら中にあるけれど、今まで香りを感じたことはなかった。これだけの数があるから漂うほどの香りになったということか。今度、道路のビオラをクンクンして確かめてみよう。
大宮花の丘農林公苑は南北に約1キロの細長い形をしていて、面積は11ヘクタールとほどよい広さ。ちなみに日比谷公園が16ヘクタール。公園は花の丘通りという市道か町道かで南北に分断されている。南側は全体の1/8程度で駐車場が半部くらいを占めている。
これが北側の敷地の入り口で実質的なメインゲート。公園には植木鉢で作った埴輪みたいなものがあちこちにあった。ゆるキャラみたいなものか。
入り口を入ってすぐのところの花壇。
さえない風景に見えるが、ここに植えられているのは
ネモフィラである!
白ネモフィラ。この模様のは初めて見た。
青ネモフィラ。
去年、ひたち海浜公園で見た時は「天国に来てしまったか」と錯覚するほど圧巻だったネモフィラ。さすがにひと山すべてネモフィラのひたち海浜公園とは較べものにならないが、こんなお手軽な場所で見られて得した気分。
できるだけ天国っぽく撮れるよう試みるーーー。
この日は風がソコソコあって花がとても揺れている状態。そういう場合はシャッタースピードを上げる。この日の明るさでカメラのおまかせモードで撮ると1/100秒程度のシャッタースピードに設定されるが、上の写真は1/1000秒。そうするとより瞬間だけを撮影するから、揺れによるピンぼけにはなりにくい。ただしカメラというのは次の2つで光りの量(露出)をコントロールしている。
レンズの絞り
シャッタースピード
もうひとつフィルムやデジカメのセンサーの感度というのもあるが、ややこしくなるので省略。それでシャッタースピードを上げる=光りが瞬間しか入ってこない=それじゃ暗くしか写らないのでレンズの絞りを開くという仕組みにカメラはなっている。明るさに関してはそれで問題ないが、レンズは絞りを開くほどピントが合う距離の範囲が狭くなる=ピントのあったもの以外はボケて写るという特性を持っている(原理は良く理解していないが)。
何かをアップで撮る時はまわりがボケたほうが対象が引き立つからそうすることもある。しかし広い範囲をクッキリ撮りたい、目で見たままを写真に残したいという場合には、絞りを絞ってシャッタースピードを遅くして撮るべきなのである。上の写真で後ろのネモフィラがとてもボンヤリとしか写っていないのはシャッタースピードが速くて絞りが開いているから。カメラは濡らすと故障するが、実は風にも弱い。
ネモフィラの隣にあった育成途中といった様子の花壇。
黄色い花はムルチコーレ。
ここは農林公苑だからか花の名前がしっかり表示されている。
その奥にあったオブジェ?
ムルチコーレあたりまでが前栽みたいなもの。
先へ進む。写真左側はソメイヨシノのサクラ。花は散ってすっかり葉桜。この公園には400本のサクラがあるらしい。
そして本日のメインイベントはチューリップじゃなくて、このしだれ桜。
しだれ桜を見るのは久しぶりである。
今、まさに満開!
来てよかった。
青空だと適当に撮ってもキレイな写真になるからウレシイ。
しだれ桜の下に植えられていたのはナデシコ。
でもナデシコってこんな花だっけ? 調べてみるとナデシコは300種類ほどあり、いわゆる可憐な乙女の象徴とされるのはカワラナデシコで花の形がまったく違う。女子サッカーチームには、この公園のナデシコのほうが似合ってるかも(^^ゞ
まわりが白い縁になっている。
あまり縁がハッキリしていない。
白と赤紫。
ピンクのは雄しべの数が他の色と違う。
白いナデシコ。
サクラのしだれたところとナデシコ。
ナデシコを舐めて下から。
ナデシコがボケ過ぎてイマイチ。それと赤ナデシコのアップを撮るのを忘れた。
しだれ桜は公園全体で3〜4本あっただけ。
もっと植えればいいのに。
小高くなっているところがあったので登る。
丘の上からしだれ桜をもう一度。
丘の向こう側は水辺になっていた。川っぽいけど池のようである。
公園によくある西洋式跳ね橋風。
そして丘を下った先はチューリップ畑。
植木鉢埴輪がお出迎え。
ーーー続く。
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