フジ

2025年05月15日

仙川散歩:祖師谷公園 その2

前回にあれこれ書いた、公園なのにその真ん中を縦断=敷地を分断している車道。
まずは下流を向いてその左側からスタート。
仙川との位置関係では左岸になる。
152-1DSCF8217のコピー


この日は4月30日。甲州街道と仙川の交差地点北側で見た「仙川・鯉のぼり流し」に続いて本日2つ目の鯉のぼり。なかなかポップなカラーリング。背中部分にロープを入れてあるので「泳ぐよう」には風に舞わない。そういう吊り方は初めて見た。
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奥にもうひとつ。
よく見ると胸ビレと尻ビレも付いている。
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♪♪やねよりたかいこいのぼり
 大きいまごいはお父さん
 小さいひごいは子どもたち

この童謡「こいのぼり」にはお母さんがいない。しかし真鯉(まごい)とは黒い鯉で、緋鯉(ひごい)は赤い鯉。そしてベーシックな鯉のぼりは次のような配置になっていて緋鯉は子供ではなくお母さん。画像はhttps://www.hinakoubou.jp/product/734415から引用
154-2鯉のぼり


それは鯉のぼりが次のように変遷してきたから。

  江戸時代は真鯉だけ→跡取り息子の誕生を祝う、成長を願っての掲揚
            つまり真鯉は息子を表している
  明治になって真鯉と緋鯉が対になる→父と息子の象徴
  戦後→緋鯉はお母さんの象徴となり、さらに家族全員を表現するため
     子供は男の子なら青や緑、女の子ならピンクやオレンジの子鯉が登場

童謡「こいのぼり」は1931年(昭和6年)に作られており、まだ明治スタイルの鯉のぼりを歌にしているから現在では歌詞が矛盾する。


ちょっとアップで。
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あまり近づかないほうがよかったかも。
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鯉のぼりの隣にあった藤棚。
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見頃時期はとっくに終了していても、
何房かは写真に撮れた。
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道路を渡って右側のエリアを探索。
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特に何もなかったものの、
仙川の対岸にはそこそこツツジが咲いているのを見つける。
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でも向こう岸に渡れないので、
また道路左側エリアに戻り、気持ちよさそうに風にそよぐ新緑。
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ユリノキだった。
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これは車道ではなく歩行者用通路。
新緑と常緑針葉樹の濃い緑のミックスゾーン。
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少し開けた場所に出た。
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とってもキミドリな新緑。
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せきれい橋で右岸に移動。
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上流方向。
先ほどのツツジは「まっいいか」と見に行かず。
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下流方向に本日3つ目の鯉のぼり。
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絵柄はわりとオーソドックスなものの、
色の塗り方は先ほどの鯉のぼりと似ている。
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この時は風がなく、
鯉のぼりはご機嫌斜め(^^ゞ
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右岸にある「はらっぱ広場」。
少し開けた場所もそうだったけれど祖師谷公園は芝生がない。
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木に何か引っ掛かっている。
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ナンジャコレ?
今までに見たことがない形状。
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しかし今は画像検索ができる便利な時代。
これはパチンコのようにして飛ばすパラシュートのオモチャだと判明。
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ところで、
この木に引っ掛かった写真をAIに見せて尋ねると

  ChatGPT:オリエンテーリングのコントロールフラッグ
       (オリエンテーリングとは野山に設定されたポイントを、
        指定された順序で通過し所要時間を競うスポーツ
        コントロールフラッグはそのポイントを示す目印)

  Grok:ヘリウムを詰め浮いていた風船

  Gemini:赤と青の風船が複数入ったネット状の袋

と、チンプンカンプンな回答。AIは思考の補助ツール、平たく言えば相談相手としてはかなり使えるが、調べ物をさせるとあまり当てにならない。画像の内容に使ったのは初めてで、まるでダメダメだとわかった。

ただし不可解なのはGemini(ジェミニ)の回答。これはGoogleが提供している生成AI。画像検索したのもGoogleで、こちらは一発でパラシュートオモチャを探し当ててきたのに。どうやら連携はしていないみたい。いや、私がAIより賢いことにしておこう(^^ゞ なおGrok(グロック)はエックス(旧Twitter)が提供している。



「はらっぱ広場」を進むと白いフジがあった。
白フジは紫フジより後に咲くのでまだ見頃。
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背景の新緑と一緒になって優しい雰囲気。
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今年はフジを見に出かけなかったので、
こんなところで見られてうれしい。
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白い藤棚より「はらっぱ広場」を見下ろした光景。
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出口近くにあった新緑3色。
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この日に公園内を歩いたのは、右から左へこんなルート。
公園マップ

ホームページに掲載されているこのマップは上が西で左が南を向いている。前回に載せた公園内の看板にあったマップとは逆。横長の公園だかから北を上にできないのは仕方ないとしても、東西は統一して欲しいね。




ーーー続く

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2024年05月08日

玉敷公園のフジ その3&よさこい

最初に見た藤棚と、隣にあるステージと芝生広場。
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ここでヨサコイをやるとアナウンスがあった。
そのメンバーたちが準備中。
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芝生広場の反対側の藤棚を眺める。
ここのフジは最初に見た藤棚や大藤と較べてかなり短い。
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ヨサコイが始まった。
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最初に「まず2曲踊ります、その後、踊り子さんがしばらく休憩します」とアナウンスが流れる。踊り子さんーーーと「さん」をつけると何かヘンな感じ(^^ゞ

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小さな女の子が一生懸命に旗を振っていて可愛い。
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しかし人数が少なかったのと、ヨサコイはド派手な衣装と思っていたから、ちょっとイメージと違った。いわゆる創作ダンスを見たような印象。画像はグーグルの検索画面
001よさこい


ところでヨサコイとはよく耳にするのに、
イマイチ意味を理解していなかったので調べてみた。
大きくはヨサコイとYOSAKOIソーランに分かれる。

まずはよさこい。平仮名だと文章の中で読みにくいので、片仮名でヨサコイと書いてきたが「よさこい」が正しい表記。

これは高知の「よさこい祭り」が発祥。
1954年(昭和29年)に徳島の阿波踊りに対抗する商工会議所の企画として始まった。

鳴子(なるこ)と呼ばれる、
振るとカチャカチャと音の出る道具を使うのが特徴だが、
002鳴子


当初は盆踊り的だった模様。鳴子のことを知らなければファッション的にも阿波踊りと見分けが付かない。写真は1959年(昭和34年)の撮影。画像はhttps://story.nakagawa-masashichi.jp/103441から引用
30年代


1971年(昭和46年)にニース(フランス)のカーニバルに参加招待さる。この時に同じく招待されていた新潟の「佐渡おけさ」、山形の「花笠踊り」などと差別化するためにサンバ調のリズムに変更された。

その作戦が功を奏し現地では大受け。
国内でもニュースになる。

それをきっかけにロックその他の音楽を取り入れたり、
ダンスとしての振り付けが行われるようになる。


そして平成になって大きな転機。

北海道の大学生が高知でよさこい祭りを見て感動。この光景を北海道でもと企画立案し、1992年(平成4年)に高知の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」を融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」を10チーム・1000名で開催する。

その学生とは飛行機内でのCAへの横柄な態度を吉幾三に暴露され、それがきっかけで札幌市職員に対するパワハラも発覚して絶賛炎上した長谷川岳参議院議員だったというからビックリ。ヨサコイの第二の生みの親だったのに、いつから天狗になったんや長谷川ちゃん(/o\)

(/_')/ソレハコッチニオイトイテ

北海道でのYOSAKOIソーラン祭り成功をきっかけにヨサコイは全国に広まり、1999年(平成11年)には高知で「よさこい全国大会」が開催されるまでに。現在は全国で800以上のよさこいイベントが開催されているともいわれる。

高知・北海道・それ以外を区別するために

  高知:よさこい
  北海道:ソーラン
  それ以外:よさこいソーラン

と呼び分けたりもする。
この日のイベントでも「よさこいソーラン」と紹介されていた。
でも一般的には単に「よさこい」と呼んでいるような気がするな。

ヨサコイの基本ルールはシンプル。発祥の高知ではまず鳴子を持って踊ること。また曲のどこかに「よさこい鳴子踊り」の一部を取り入れるの2つだけ。「よさこい鳴子踊り」は民謡「よさこい節」をベースに初期のよさこい祭りのために作られた曲。

それが北海道では「ソーラン節」に変えられ、それに倣って各地ではそれぞれの地元民謡などを取り入れている。なお北海道でも鳴子は持つが鳴らさないことも多い。この日のメンバーは鳴子を持っていなかった。

大きな違いは高知では踊りながらのパレードなのに対して、北海道ではステージでのダンス披露が基本となる。これは雪の降る北海道では冬の練習が屋内だからそうなったらしい。

ちなみに「よさこい」とは「夜さり来い→夜さ来い=夜にいらっしゃい」の古語が変化した言葉。ただしどうして「夜にいらっしゃい」というのかは解説が見つからなかった。

いろいろ調べていたら見たくなってきちゃった(^^ゞ
東京でも夏に原宿や池袋であるみたいなので出かけてみようか。



さてミニよさこいを見た後は公園内をまたひと回り。
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フジの新緑もなかなかキレイ。
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フジの花は小さいし風で揺れるのでアップでは撮りにくい。
なおかつその形はたいして美しくもない(^^ゞ
やはりフジは香ってナンボの世界。
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もう10日経つのに、
まだ鼻の奥に甘い香りの記憶が残っている。
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玉敷公園は想像していた以上にいい藤棚だった。
藤棚は旧河野邸を含め大小合わせて6つ。
そしてこの規模が無料なのも初めてだし素晴らしい。
都内からだと遠いけれど、フジ好きなら訪れる価値があるのは保証するよ。


おしまい

<補足>
この日は4月なのに30度超えの真夏日!
加須市気温


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2024年05月07日

玉敷公園のフジ その2

玉敷神社の参道途中から公園に向かう。
行列ができているお団子屋さん屋台カーを過ぎると、
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ドカーンと大きな藤棚。
これだけの規模は久しぶり。
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これが短辺。
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長辺は写真1枚には収まりきらない。
目測で12m x 35m 位。だとしたら面積は420平方メートルの計算。
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日の当たっているところは枯れ始めたり色あせたりしていたものの、
全体的には充分に見頃なタイミングで来られたと思う。
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そして藤棚の中に入ると濃厚な甘い香りに包まれる。
クンクンする必要がまったくないのはこの規模だからこそ。
それを味わいたくてここまでやってきたのよ\(^o^)/
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フジのカーテン。
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自宅近くに藤棚のある公園やお寺はいくつかあっても、
こんな風には長く伸びていない。何が違うのだろう。

ところが、その長く伸びた房をニコニコして眺めていたら、
地元の人の会話があちこちから聞こえてきた。

  「今年は短いな」
  「昔と較べると半分の長さしかない」

へえ〜、そうなんだ。


左側の藤棚に移る。
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写真では右と較べて小さく見えるがこちらの方が広い。ほぼ正方形で面積は700平方メートルといわれているから、ルート計算では26メートル四方くらい。


ただしフジの下には入れず外から眺めるだけ。
中にあるのは樹齢450年とされる埼玉県指定天然記念物の大藤。
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こりらのほうが色が少し濃かったかな。
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俳句コンテストもやっているみたい。
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大藤の隣に池があってその畔(ほとり)に白フジ。
白は紫より遅れて咲くので、こちらの方がみずみずしかった。
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白フジの棚は規模が小さく房も短いので積極的なクンクンが必要。
紫と較べるとややすっきりとした香りなのが白フジの特徴。
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白フジと紫フジを一緒に。
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少し高くなっているところから。
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中央に広がっているのが大藤と最初に見た藤棚。
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屋台の前を通って最初の地点に戻る。
左右に広がっているのが最初の藤棚、こちらに延びているのが大藤。
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最初の藤棚の反対側はステージ状に高くなっている。
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そこから見下ろして。
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ステージの前は芝生広場と、その先にまた藤棚。
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ステージの横に小さな藤棚。
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その付近にツツジも咲いている。
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ツツジ特有の色が飽和したような見え方が好き。
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でも全体的に期待したほどは咲いていなかった。
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フジと一緒に撮るもツツジの花数が物足りない。
まあ欲張ってはいけません。
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ーーー続く

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2024年05月06日

玉敷公園のフジ

久しぶりに大規模な藤棚で存分にクンクンしたいと思い立ち、
4月28日に埼玉県は加須市の玉敷公園まで出かけてきた。


加須市は読み方もわからなかったが「かぞ」市で、地図を見ると群馬・茨城・栃木に接する埼玉県北東部のディープなエリア。
001埼玉県市町村


乗り換え案内アプリによると東横線で渋谷→JR湘南新宿ラインで大宮→JR宇都宮線で久喜(くき)→東武伊勢崎線で加須までと提示された。「宇都宮線」なんて名前だけでも遠くに出かけるイメージ。

当日は10時9分発の湘南新宿ライン特別快速に乗るはずが、10時3分発の埼京線に乗ってしまった。同じホームで大宮行きと表示されていて快速だったし、先に発車するこちらの方が早いのかなと思って。しかし最初はよかったもののだんだんと停まる駅が多くなり、特に最後のほうは各駅停車状態。後で数えてみると湘南新宿ライン特別快速が渋谷から大宮間で4駅停まるだけに対して、埼京線快速は11駅も停まっていた。

結果、湘南新宿ライン特別快速なら10時44分に着いたはずが、埼京線快速では10時50分と6分遅れ。これだけならたいした違いではないけれど、その後も1本ずつ遅れて次の電車が来るまでの間隔も長いから、トータルでは30分ほどのロス。乗り換え案内アプリはいろいろ計算してくれているので素直に信じましょう(^^ゞ

ところで埼玉に行くのに「湘南新宿ライン」なんて妙な感じだが、これは山手線〜赤羽線〜東北本線をまたいで運行する列車の通称。埼京線も同じネーミング手法で正式な線路名称ではない。このあたりの仕組みは複雑であまり理解していない。乗り換え案内アプリが普及したから、これからも理解することはないと思う。


さて大宮から宇都宮線に乗り換えてしばらくすると、いかにも地方都市の郊外な雰囲気になってくる。車窓から見えるのは駅の前後を除けば戸建て住宅のみ。つまりビルやマンションなどの高い建物は皆無。緑も多く空がやたら広い。それを眺めていると身体から緊張感が抜けてリラックスし、時間もゆっくり流れている感覚になる。いや別に毎日緊張を感じながら生活している意識はまったくないのに、都会に住むのはそれだけでプレッシャーが掛かっているものなのかな。

とにかくもうフジなど見に行かないで、このまま宇都宮線に乗っていようかという心地よい気分だった(^^ゞ ストレスが溜まっている人には、とりあえず地方まで電車に乗りに行くミニミニ旅行をお勧めしたい。



久喜から伊勢崎線に乗り換えて加須に到着。
所要時間はドア to 改札で2時間半ほどだった。
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改札や駅舎出入り口に鯉のぼりがあしらわれているのは、もうすぐ5月5日の端午の節句だからじゃない。戦前は生産量日本一となるなど、ここはかつて鯉のぼり作りが盛んだったから。ただし現在の状況は調べてもわからなかった。昭和の初めには40社以上あった製造・販売業者が現在は3社しか残っていないらしいので、駅のディスプレイに使うほどの生産規模なのかな。ちなみに現在の生産量日本一は岡山県。

それでも長さ100メートルの鯉のぼりを揚げるイベントは有名で、
ニュースで取り上げられることも多い。
それを見た記憶はあっても、加須市とまでは覚えていなかったm(_ _)m 画像はhttps://www.qualitysaitama.com/newspost/44730とhttps://www.city.kazo.lg.jp/soshiki/shougyou_kankou/event/5650.htmlから引用
003ジャンボ鯉のぼり2

003ジャンボ鯉のぼり


駅前のロータリー。
鯉のぼりがいくつか見える。
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それにしてもガラーンとした風景。
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さてまだ駅に着いただけである。
ここからバスに乗って玉敷公園まで行く。
藤まつり期間は無料送迎バスが提供されている。
1時間に2本だけだけれど、ちょうどいいタイミングで駅に着いた。
それは間違って埼京線に乗ったおかげ。日頃の行いがいいとこうなる(^^ゞ


無料送迎バスは乗り合いバスと同じ車両だし、「ここが乗り場」と目立つ看板なども出ておらず、案内のオッチャンが立っているだけなのでわかりにくい。
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ロータリーを離れて数分すると車窓からの光景はこんな感じ。
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航空写真で見ると見事に農地だらけ。
004航空写真


到着したのは工場の空き地のような場所。
乗車時間は約15分。
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ところどころに置かれた案内に沿って歩いて行く。
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公園に隣接する玉敷神社に着いた。
平安時代初期からあると書かれている。
現在の場所に移ってきたのは1627年。
なお玉敷公園は、玉敷神社の神苑(神社付属の庭園)だった場所。
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鳥居が3つもある長い参道。
距離約200メートル。
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本殿到着。
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左側に神楽殿。
屋根は茅葺き。
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拝殿と本殿は一体タイプ。
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大きくはないが端正なデザインでいい雰囲気。本殿が1816年、拝殿が1898年(明治31年)の建築とされるから、それほど古くはない。


神社のすぐ近くに醸造所がある加須市の地酒。
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新緑がキレイだった。
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参道の脇にあったこの門をくぐると、
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藤棚を発見。
ただし普通の公園サイズ。
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地下で水音が鳴る水琴窟(すいきんくつ)があったので、イラストにあるように竹筒を当てて聴いてみる。でも水の量が少なすぎて、何か聞こえたか聞こえなかったか程度(/o\)
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ツツジ。
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紫で花びらが細いのはモチツツジで(たぶん)、
黄色の花は八重咲きのヤマブキ(たぶん)。
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ここは玉敷公園の旧河野邸と呼ばれるエリア。
案内図を見ると植物ではアジサイがメインみたい。
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河野家は玉敷神社に仕える神官の家系。
そこから出た河野省三(1882年・明治15年〜1963年・昭和38年)が神道と国学の学者として有名らしい。国学院大学の学長にも就任している。


この旧河野邸は玉敷公園の飛び地みたいな存在。
メインのエリアには神社参道の途中を右折して入っていく。
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ーーー続く

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2023年04月30日

ご近所のツツジやフジ

今年の春は早くから暖かな日が多かったせいか、いろいろな花も早く咲き始めた。それも善し悪しで、その開花ペースについて行けずツツジ、フジ、ボタンなどの名所を訪れそびれてしまった。

とはいうもののツツジなら街路樹や公園などそこら中で咲いている。風景として当たり前すぎて、ほとんど見向きもされないが意外とキレイなものである。私は「白いツツジは、あらゆる白い花の中で最も純白に近い」説を唱えていて、春になって道路沿いでそんな白ツツジを見かけると、やたらニコニコしてアブない人になっている(^^ゞ

フジもまあまああるかな。
残念ながらボタンは近所に咲いているところはないようだ。


たまたま見かけてiPhoneで撮った写真を。
どれも4月中旬の撮影。

駒沢公園のツツジ。
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ついでに鮮やかな新緑も。
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祐天寺のフジ。
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こちらは洗足池。
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名所といわれるところのフジは長く下に延びてくるのに、そうでない場所で見かけるフジは短いのがいつも不思議。それとそんなフジがあまり香らないのは、下に延びず花と鼻の距離が遠いからだろうか。


目黒川緑道にあったビックリするくらい真っ赤なツツジ。薩摩ナントカと品種名が書いてあったように思うがもう忘れてしまった。とにかくじっと見ていると目がおかしくなるくらいに赤い。
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来年はしっかり予定を立てて名所めぐりをしたいもの。
まあ毎年そう思っていていることだけれど(^^ゞ

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2022年05月03日

皇居東御苑〜皇居外苑〜国会前庭

本日は東京国立近代美術館で日本画の巨匠である鏑木清方(かぶらき・きよかた)の展覧会を見てきた。その話はいずれまた。


ところで今年もクラシックの音楽祭であるラ・フォル・ジュルネはコロナの影響を受けて中止。これで3年連続となる。来年こそはと期待したい。そのラ・フォル・ジュルネはゴールデンウィークに丸の内にある東京国際フォーラムで開催される。公演の合間によく皇居あたりをブラブラしていたので、まるでパブロフの犬のように、なぜかこの頃になると皇居に行きたくなる(^^ゞ

だからといってこの展覧会を選んだわけではないのだが、
東京国立近代美術館は都合のいいことにこんな立地。
地図

堀に囲まれたエリア全体を一般に皇居と呼ぶが、天皇や宮内庁が使っている狭義の皇居敷地はその半分くらい。残りの半分は一般に開放された公園や広場になっている。それで本日のプランは皇居東御苑と皇居外苑をまず散策。ゴールデンウィークになると皇居東御苑に花はほとんど咲いていないし、皇居外苑はもともと松と芝生の広場が広がっているだけである。だからその後に皇居南側にある日比谷公園に向かうつもりだった。しかし桜田門から皇居を出たときに、そういえば国会の前庭というまだ行ったことのない公園があるのを思いだし、そちらに寄ることに。


東京国立近代美術館を出て右に進むと国立公文書館。
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その少し先に北の丸公園の入口がある。
北の丸公園は日本武道館のあるところね。
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そこを過ぎたところにある歩道橋を渡る。
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歩道橋の上から。まさに五月晴れ。
写真中央わずかに左寄りに赤いものが見えるのが東京国立近代美術館。
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皇居東御苑の出入り口である北桔橋門(きた・はねばし・もん)が見える。
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皇居東御苑はだいたいこんなルートで歩いた。
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ピンクのラインはパソコン上で描いたものだけれど、看板にスプレーで落書きしたようになってしまった(^^ゞ なおこの地図は上が西になっている。


北桔橋門に向かって進む。
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平川壕という堀越しに東京国立近代美術館。
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ここでは警官による荷物チェックがある。
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これが実にヤッテル感をアピールするためだけのお役所仕事。警備の業務は2人一組が鉄則なのに警官は1人で雑にチェックするだけ。だいたい3つある出入り口のうち荷物チェックがあるのは一番人の少ないこの北桔橋門のみ。それでは意味ないヤロ。だからテロリストの皆さんはフリーパスで通れる他の出入り口からどうぞ(^^ゞ


門をくぐると、
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新緑が眩しい!!
これを期待してやって来たようなもの。
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門の正面にあるのは天守(天守閣のこと)の土台部分。
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土台部分を回り込む。
この南北方向で石垣は約45メートル、高さは約11メートル。
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左側にあったこの変わった形の建物は桃華楽堂(とうか・がくどう)。200名収容の音楽ホールらしい。ただし一般人向けの施設ではないようだ。
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石垣をもう一度回り込んで、こちらが正面。
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江戸城の天守は、まず家康が建て(1607年)、なぜか2代将軍秀忠がそれを壊して新しいのを建て(1623年)、3代将軍家光も2代目天守を壊して3代目を建てている(1638年)。無駄遣いにもほどがあるが、父親を超えたところをアピールしたかったのかな。

その3代目天守も明暦の大火(1657年)で焼け落ちる。天守台はすぐに再建されたが、天守そのものは江戸市街の復興を優先との理由で再建されなかった。そしてその後も再建の機会は巡ってこず。だから徳川260年の歴史のうち江戸城に天守が存在したのは最初のたったの50年だけ。もし再建されて現在も残っていたら東京の景色は少し違ったかも。

それにしても江戸城は広い堀で隔てられているのに、城の外から飛んできた火の粉で天守も御殿も全焼するのだから江戸の火事ってスゴイよね。


天守台の上。
巨大な天守の土台としては意外と狭く感じるが、それはこの広場が天守台の一部だから。
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Googleマップで計測すると、
赤で囲ったエリアが約1500平米、水色が約400平米。
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天守台から芝生広場を眺める。
そこは江戸城の本丸御殿があったところ。
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城=天守のイメージがあるが、天守とはシンボルタワーのようなもので、将軍を始め人々が仕事や生活をしていた建物が御殿。

これは江戸東京博物館にある天守と御殿の復元模型。※同館ホームページから引用
天守を背にして、この芝生広場に建物が建ち並んでいた様子がよく分かる。
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芝生広場に入る。
ここは女性達が権謀術数を繰り広げた大奥のあったエリア。
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少し進んでここは中奥あたりか。このように地面ではないにしろ家康も確実にここを歩いていたと思うと何となく感慨深い。
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それにしてもこの開放感と新緑の美しさよ。
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本丸芝生広場を離れ二の丸庭園へ向かう。
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途中に堀がある。
つまり堀に囲まれた城の中にある堀。
本丸がそれだけ重要エリアだったことの表れかと思う。
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こんな雑木林を歩くと、
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庭園に出る。
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隣にある諏訪の茶屋という建物。
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ここに来るとどうしても江戸城、江戸時代の意識を持ってしまう。
それでこれは明治に建てられたものだし、中にも入れないから、

茶屋よりも新緑かな(^^ゞ
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庭園に戻って。
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この庭園は悪くはないけれど「皇居」「二の丸」などの格式高いキーワードに引きづられると少し肩すかしを食らう。雑木林的にゴチャゴチャしていて、庭園らしい研ぎ澄まされた造園美はあまり味わえない。

水面に咲いている黄色い花はヒメコウホネ。スイレンの仲間で絶滅危惧種。


やたらヒレが長くて神々しい感じの錦鯉。
ヒレナガ・ニシキゴイという品種。
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少し小高くなっている場所があったので上がってみる。
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ここから水が落ちているということはだーーー
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下に降りると小さな滝になっていた。
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こういうのを見るとシャッタースピードを速めて、
シブキを止めずにはいられない(^^ゞ
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泡まで止めたけど意味なかった(>_<)
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滝から池に水が泡となって流れるところに、ヒレナガ・ニシキゴイが集まって順番に泡を浴びている。泡風呂的に気持ちがいいのか、あるいは泡に酸素が豊富なのだろうか。
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白いフジを久しぶりに見られてラッキー。
フジはピンク→紫→白→黄色の順番に咲く。
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二の丸庭園を後にする。
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これはハナショウブとのこと。
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森林浴と竹林浴をして、
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広場に出てこれは百人番所という江戸城時代の建物。
番所とは警備員詰め所みたいなもの。
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皇居外苑広場に近い大手門の出入り口に向かう。
ここから眺める江戸時代から現代にタイムスリップしそうな雰囲気が好き。
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ーーー続く

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2022年04月30日

西新井大師でフジとボタン その2

西新井大師は本堂の周りが割りとガラーンとして殺風景な雰囲気なのだが、
藤棚は池のそばにあり周りの木もそこそこ多くていい感じ。
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フジの房は1メートル弱くらいの長さ。
少し白っぽいというか紫の色が浅いフジだった。
もう開花終盤だったからかも知れない。
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藤棚の規模はこんな感じ。
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樹齢は700年らしい。
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この人は巡礼をしているのかな。
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巡礼というと四国八十八ヶ所を巡るお遍路さんが有名。
しかし日本仏教界のホームページによると全国に61もの巡礼種類がある。


この日は天気もよくフジと新緑と青空の組み合わせを楽しめた。
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そしてマスクを外して、
フジの甘いのにすっきりしている香りをクンクン。
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藤の写真を撮っていると上空に飛行船が到来。
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拡大して見ると意外とピントが合っていた。
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フジを満喫した後はボタン。西新井大師的にはボタンがメインの扱いらしく、ホームページにボタンの開花状況は載せられているがフジに関するお知らせはなし。

境内の隅のほうにあるボタン園。
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ここが第1で、他に第3まであるがそちらはかなり小さい。
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園内の雰囲気。
コロナ対策で鑑賞ルートが一方通行で定められており、
好き勝手にぶらぶらはできない。
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ーーー続く

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2022年04月29日

西新井大師でフジとボタン

先日に八重桜を見に行った新宿御苑では、フジも咲いていたのに柵に囲まれていて近づけなかった。だからというわけでもないが、久しぶりにフジの名所を訪れようかと4月23日に足立区にある西新井大師まで出かけてきた。ここはフジと共にボタンでも知られる。

地図で少し色が明るくなっているのが足立区。
東京23区でもっとも北側にある。
地図


西新井大師は関東厄除け三大師のひとつである。
ところが寺の関東三大というのは似たようなものが色々とあってややこしい。

  関東厄除け三大師  真言宗  西新井大師・川崎大師・観福寺
  関東三大師     天台宗  佐野厄除け大師・青柳大師・川越大師
  関東厄除け三不動  天台宗  千葉厄除け不動・目黒不動・飛不動
  関東三大不動    真言宗  成田山新勝寺・高幡不動・不動ヶ岡不動
                 ※関東三大不動の三番目については諸説あり

人物で厄除け大師と呼ばれているのは天台宗の慈恵大師であるがネーミングでは「厄除けのつかない」三大師。逆に単に大師だけなら真言宗の弘法大師(空海)を指すのにネーミングでは厄除け三大師になっている。どうしてそんなにねじれてしまったのか。最近CMでリバイバルした昭和言葉でいうならワケワカメ。

さらに真言宗は関東厄除け三大師なのに、不動となると関東三大不動。逆に天台宗は関東三大師なのに不動となると関東厄除け三不動。なぜ大師と不動で「厄除け」の付け方を逆にしたのだろう。まさにイミフミコ(^^ゞ


さて西新井大師には地下鉄日比谷線と直通している東武線で西新井駅まで行き、そこから東武大師線に乗り換え大師前駅まで。大師線は西新井大師のために設けられたような路線。

西新井からひと駅で大師前駅到着。
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こういうアーチ型の屋根って今はほとんど見なくなったような気がする。またプラットフォームを見てわかるように大師線は単線である。車両は2両編成でワンマンカー。

そしてここは無人駅。23区内で無人駅って他にあるのかな。
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改札はなく大師線に乗るときに先払い、大師線で西新井駅まで行ったときに後払いするシステム。ここから乗って折り返して帰ってくれば、どこにも降りられないけれど無料で電車に乗れるね。

駅を出る。
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駅の前の道は西新井大師につながっていそうだったが、
参道から入りたかったので、
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こちらの商店街を進む。
何となくレトロな感じ。
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ダルマ屋さん。
西新井大師では毎年2月3日にダルマを炊き上げる(燃やす)ダルマ供養がおこなわれる。
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参道入口に到着。
ここまで駅から3分くらい。
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山門をくぐり境内に入る。
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入ってすぐのところにあった塩地蔵。
霊験あらたかに塩が噴き出してくるのかと思ったら、お供えされたものだった。
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今はどこの寺や神社でもコロナ対策で手水舎が使えない。
その代わりなのかボタンが入れられていた。
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まあまあ大きな本堂。
これは1971年(昭和46年)に再建されたもの。
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階段を上がって本堂の廊下をひとまわり。
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廊下から見えた光景。
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山門方向を振り返って。
藤棚が左に見える。
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さて眺める&クンクン開始。
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ところで屋台がいくつか出ているが、寺の境内で焼き鳥ってどうよ?
仏教で殺生は禁止じゃないのか。
もちろん焼きそばにも豚肉は使われていたりするものの焼き鳥はちょっとどぎついような。
たまたま目についたが他の寺ではどうなんだろう。
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まあ
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ


ーーー続く

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2021年04月26日

富士公園 〜 フラワーガーデン(総合レクリエーション公園)

なぎさ公園でツツジとポニーを楽しんだ後は、
来た時とは逆方向に富士見橋を渡って隣の富士公園に移る。
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富士公園に入ると、こんな階段がある。
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さて、どうして橋は富士見橋なのに、
公園は富士「見」公園ではなく富士公園なのか?
それはこの階段で上る小さな盛り上がりこそが富士山だから!

標高11メートルで名付けて江戸川富士。富士見橋はこの江戸川富士を見るためのものという設定のネーミング。ついでにいうとなぎさ公園でツツジが植えられていた場所を「芝生の小山」と書いたが「展望の丘」というのが正式名称。そちらは標高13.5メートル。ということで江戸川富士は丘より低い(^^ゞ


その江戸川富士の階段を上って頂上まで行っても、こんな彫像以外は、特に何もなく見晴らしのいい景色が広がっているだけ。まあ気持ちのいい場所なことは確か。
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富士山を下って公園の奥に進む。
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動物が集まってミーティングしている。
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自分も仲間だと思っているらしい(^^ゞ
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次の橋を渡ると富士公園を抜けてフラワーガーデンに入る。
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バラを感じさせる通路が続く。
もちろんまだ咲いていない。(この日は4月15日)
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そしてなぜかチューリップが1本だけ。
意外性を狙った? なにかの手違い? どちらだろう。
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ところでデイジーとマーガレットとの違いがいつもわからない。ツバキとサザンカのように他にも似ている花はいろいろあるが、それなりに区別のポイントというものがある(それを覚えられるかどうかは別として)。

しかしデイジーとマーガレットについては、明確なポイントがなさそうなのである。それで名前の雰囲気から元気そうならデイジー、優しい感じがしたらマーガレットというのが私のナゾ基準。日が当たっているかどうかで印象が決まってしまうという気もするが。

そういうわけでこれはデイジー。
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フラワーガーデンというのはバラ園のことらしい。
これがその入り口。
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その脇にキミドリの新緑と、白&ピンクのツツジが配色よく並んでいる。
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展望の丘の左側にもこの系統のツツジがあったが、こちらのほうが状態がよかった。
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紅白が混じる源平咲きはよくある咲き方以外に、
ラインが1本入る珍しいパターンも。
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バラ園を見下ろす位置に藤棚。ここ以外にも藤棚はいくつかあった。藤は美しいし背景の新緑と青空にも目を奪われるね。
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藤棚の位置からバラ園を見下ろす。
いずれバラの季節も見に来ましょう。
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ところで写真に高圧線が写っている。他の写真にも電線が写り込んでいるものが多いことに気がついたかも知れない。

実はこの総合レクリエーション公園は、高圧線沿いに造られた東西3キロに渡る公園や広場やグランドの集合体。総面積は24ヘクタール。高圧線の下は建築が禁止や制限される=使い道があまりないので、東京電力が江戸川区にその土地を提供して公園ができたようだ。




フラワーガーデンには噴水がたくさんあった。それで噴水といえばシャッタースピードを早くして水しぶきを止めた写真。これが私の水遊びみたいなもの。
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これはメインの噴水が出ていなかったので水がこぼれ落ちるところを。
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この水流ではなく細かな水滴が出るタイプは手強かった。
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いろいろなところを狙ってみたが思ったような結果は得られず。
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でも虹が写ったのでヨシとしよう。
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これが最後の噴水。
もうアップは飽きたので全体写真だけ。
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道路を渡ったバス停から。
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この後ろ側にも公園は続いているがこの日はここで終了。ツツジと藤とポニーと噴水が見られて楽しいお散歩でした。さて次は5月11日までの予定となっている緊急事態宣言を睨みながら、バラをどこに見に行くか思案中。


おしまい


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2021年04月25日

なぎさ公園(江戸川区)でツツジ その2 &ポニーランド

どんな花も明るい日差しで見たほうがキレイに映えるものだが、
特にツツジは強い太陽光との相性がいい。
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前回にも書いた低木剪定のところ。やっぱりイマイチ。公式ページによると「ツツジの絨毯」を意図したものらしいが企画倒れかな。ここにあるすべてのツツジが咲いていたらまた違った印象かも知れないが。
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芝生の小山を下から見るとツツジの絨毯は左側に植えられている。
この写真ではわかりにくいが右側にもツツジがある。
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右側のツツジはやさしい印象の配色。
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けっこう傷んでいてアップに耐えられるものが少なかった。
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再び外周通路に降りる。
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もう一段降りて地面レベルからの眺め。
右見て左見ての写真を並べておくから、脳内で1枚に合成して広さをイメージして欲しい。区立の無料公園でこれだけの規模はなかなかご立派。55品種1万株が植えられている。
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かなり小さな株が多いが、公園にこのツツジゾーンが設けられたのは2017年。あと5年もすれば密度やコンモリ感も増して格好がついてくるだろう。惜しむらくはこれが北東の斜面に造園されていること。ツツジ観賞には日差しが重要なのに。


ツツジ斜面の前にある藤棚。
満開だったけれどあまり香りはしなかったのが残念。
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そしてツツジを見終えた後に向かったのは、すぐ隣にあるポニーランド。
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子供達が見つめているのはポニーの運動?風景。
このポニーはかなり大きかった。
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ちなみにポニーというのは馬の品種名ではなく、体高(肩の高さ)が147センチ以下の小型種の馬の総称。原付とか軽四のように区別を示すネーミング。なおサラブレッドなら体高は160〜170センチある。

日本の在来種は小さいのですべてポニーに分類される。戦国武将が乗っていたのはポニーだったなんてイメージが狂うね。武田の騎馬軍団と呼ばれるから強そうなのであって、それがポニー隊では(^^ゞ


通り過ぎる時に必ずカメラ目線をくれる賢いポニー。
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もうひとつの馬場にいた前髪の可愛いこの子はプラムちゃん。
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馬ヅラというと間抜けな顔つきのイメージになってしまうが、実際の馬の長い顔は何ともいえず愛くるしい。眺めていると癒やしの効果さえ感じる。加えて一攫千金も狙えるから競馬は人気があるんだろうな(^^ゞ


ーーー続く

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2021年04月19日

日比谷公園で藤とツツジと芝刈りロボット

ネモフィラとチューリップの背後に、
白い花がきれいに咲いている木があった。
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それは「♫ 君と好きな人が百年続きますように〜」のハナミズキ。
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実はここ最近やたらJ-POPのカバーアルバムを聴いている。それで一青窈(ひととよう)のハナミズキはもっとも多くの歌手にカバーされている曲のひとつなことがわかった。そんな話はいずれそのうち。


ここはツツジとハナミズキのエリアであるが、
4月7日の時点ではそれほど咲いていなかった。
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公園内を移動。
これは昨年にイエローオータムを見たイチョウ並木。
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「木陰」がイイ感じだったのだけれど、
写真に撮ってみると、普通にちょっと暗いだけなのがツライ(/o\)
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やってきたのは雲形池。
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公式ホームページによると、この鶴は日本で3番目に古い噴水らしい。
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じゃ1番と2番はどこ?と調べてみると

   京都の仙洞御所:17世紀 ただし存在の証拠なし
   金沢の兼六園:1861年(明治維新が1868年)
   上野公園:1877年(明治10年)
   長崎公園:1878年(明治11年)
   大阪の箕面公園:1898年(明治31年)現存せず

あたりがネットで得られた情報。雲形池の噴水ができたのは1903年と1905年(明治36年と38年)の2つの説がある。いずれにせよ京都御所のを除いたとしても5番目なのだけど。それとなぜか長崎公園の噴水が日本で最初と断定している情報も多かった。何かと謎多き噴水の歴史である。


雲形池にやってきたのは噴水を見るためではなく、ここには藤棚があるから。
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でもまだあまり育っていなかった。
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ほとんど棚から垂れ下がらず。
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そして甘い香りもしない。だからなのか藤の花につきものの蜂もいない。
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ただし藤棚の後ろにはツツジが植えられていて、
先ほどのエリアよりはたくさん咲いていた。
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出口に向かう途中にある第一花壇。前回にも書いたように日比谷公園の花壇とは芝生広場で、花は片隅にある程度。
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キレイに咲いている一角があって、あれはスミレかパンジーかビオラのどちらだろうと思っていたら(この3つの見分けは難しい)、品種を書いた標識のようなものが見えた。
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近づいてみると、
宣伝かい!
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ところで芝生広場でこんなものを見つけた。
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この状況から推測すると、これは掃除ロボットのルンバのように、自動で芝刈りをしてこの場所に充電のために戻ってくる芝刈りロボットのようだった。


なんとホンダ製。ロゴが切り文字の貼り付けだから試作機らしい。
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調べてみると、今年の夏から発売とのこと。そのうちこれが公園やゴルフ場で芝刈りしながら走っている姿を見るのかな。ちょっとSFぽいかも。
MIIMO

ホームページは https://www.honda.co.jp/lawn-garden/miimo/index.html


最後に心字池でしばらく鴨を眺めてから退出。
1時間半くらいの花散歩でした。
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おしまい

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2020年05月03日

洗足池公園を経由して3区巡りの散歩

自宅のある目黒区から大田区に少し入ったところにある洗足池公園まで行き、帰りは品川区もかすめながら歩いたというルート。区境に近い場所が目的地だったので、たまたま3区をまたいだお散歩になった。
マップ

ゴールデンウィーク5連休初日の昨日は、最高気温25度で快晴と絶好のお出かけ日和。コロナウイルスで Stay at home なんだけれど、散歩は「密」な状態にはならないので。ついでに言うと、この日は暑かったのでマスクもしなかった。もちろん公園がやたら混雑している場合に備えて持っては出かけたが。道路で人がたくさんいた場合は? ルート的にその可能性はほぼないし、もし突然瞬間的にそういう状況になったら息を止めればいいかと(^^ゞ


まずは円融寺通りを南下していく。すると15分ほど歩いた頃に敷地の周りがツツジで囲まれた大規模なマンションがあった。最初はきれいにツツジが咲いているなと思って足を踏み入れたのだが、
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角を曲がっても、その次の角を曲がっても延々と。
どんだけツツジ好きやねん(^^ゞ
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咲いていたのは3色。
これだけ植えるなら、もっと種類を増やせばいいのに。
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ツツジマンションを後にして先に進む。環七を渡ると大田区である。そこからさらに南下。自宅から洗足池(せんぞくいけ)まではほぼ一本道。中原街道まで出て洗足池に向かう予定だったが、途中でこんな標識を発見。ここを曲がって公園の裏側から入ることにした。
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洗足池公園に到着。ここまでで約40分の散歩。
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現在位置は洗足池案内図の「案」の字の下あたり。
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地図に公園面積は7.7ヘクタールで池の面積が4ヘクタールとあるが、公園面積は道路を挟んだ子供広場や桜山、松山を含んだ面積であり、現地感覚的にはほとんどを池が占めている公園である。



まず地図で水生植物園と記されているところへ。

アヤメが数本あった。先日の散歩で近くのマンションの植え込みにアヤメがあってビックリしたが、今年はアヤメに縁があるのか? ちなみにアヤメ、カキツバタ、ハナショウブは似たような品種だが、大規模に栽培されているのはハナショウブが圧倒的に多い(気がする)。
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ピントが後ろの看板に(>_<)
この日は身軽に散歩したかったのでデジカメを持たずiPhoneでの撮影。


キショウブはたくさん咲いていた。
これは「黄色のハナショウブ」ではなく独立した品種。
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ジグザグ橋で池を渡る。
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これで池の2/3くらいが見えているかな。
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鯉と亀。
亀が泳いでいるのを見るのは久しぶり。たいていは甲羅干しの姿だから。
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桜広場と呼ばれるエリア。
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ブランコやジャングルジムがあったが、先日の林試の森公園と違って使用禁止になっていなかった。あちらは東京都立、こちらは大田区立。行政の対応がバラバラなのは好ましくないが、こんな遊具までコロナ対象にしなくていいと思う。
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フジが咲いていた。
想定していなかったのでラッキー\(^o^)/
ただしもう終盤なのか香りはほとんどなかった。ザンネン。
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ところで日本でフジは藤棚にしているところがほとんど。しかしヨーロッパではそうでもないみたい。下のリンクは東松山ぼたん園の駐車場から見えたフジ。圧巻の藤棚もいいけれど、こういうナチュラルなものも見たいな。

     https://livedoor.blogimg.jp/wassho/imgs/d/e/deecec83.jpg


池の東側沿いに歩いて正面(南側)に向かうが、
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途中で行き止まりになっていた。
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というわけでジグザグ橋を戻って、池の北から西側沿いに進むことに。
それにしてもいい天気で初夏を満喫。
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池の北側に小島が突き出したような神社エリアがある。
弁財天とのこと。
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池月(いけづき)は源頼朝の愛馬とされる。
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頼朝は流刑地であった伊豆半島の付け根中央部の韮山付近で挙兵→次に湯河原付近を目指すが、そこでの平家との戦いで敗北→真鶴から海路で房総半島に逃走→勢力を盛り返して陸路で鎌倉を目指す→その途中に洗足池で宿営する。ここまでは史実。

そして「するとどこからともなく天地を震わす嘶き(いななき)と共に野飼いの馬が現れ、これが名馬だったので捕らえて頼朝の馬とした」というお約束の伝説が語られる。しかし、それは馬泥棒やろ(^^ゞ 池月というのは、その姿が池に映る月影のようだったかららしい。

それはともかく洗足池の周りを頼朝も歩いたのかと思うと何となくワクワクする。しかし、この馬の銅像は、もうちょっと上手な彫刻家を起用できなかったの?と思う。絵の上手な小学生レベルである(>_<)
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ーーー続く

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2020年03月24日

しだれ桜を眺めに小石川後楽園 その3

小石川後楽園は築山泉水回遊式の日本庭園。もっとも昨年の秋から今年にかけて訪れた六義園浜離宮庭園など、大名家の屋敷に造られた大名庭園は基本的に築山泉水回遊式である。

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その築山・泉水・回遊式だが、まず築山(つきやま)とは、土を盛ったり岩を積み上げたりして造った山に見立てた場所。

泉水(せんすい)は池のこと。日本庭園では池をお上品に泉水と呼ぶみたい。別に泉が湧いて池になっているという意味ではない。大きさを誇って大泉水という名前になっていることも多い。泉水ではなく池泉(ちせん)という言葉が使われる場合もある。

造園において土木工事レベルが必要になるのが築山と泉水。だからそれが2つ揃っていれば、それなりのスケールの庭園ということになる。

回遊式はその名前の通り庭を歩いて鑑賞すること。反対語は(言葉がヘンだが)鑑賞式で、室内やある定められた場所から眺める庭。大きな庭園は必然的に回遊式になる。お寺の枯山水なんかは特定の位置から眺めることが多い。

以上が言葉の説明だが、築山泉水回遊式なんて一言で定義できるくらいで、どの庭園も似たり寄ったりなのが難点。もっとも西洋式庭園だって、いろいろと様式に縛られているが。



園内マップでシダレザクラと書いてあるところから、
右下の内庭というところへ向かって池沿いに進む。
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少し離れたところから望む馬場桜。
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池から離れて木立の間をつかの間の森林浴。回遊式の場合は、こういうエリアを設けるのがお約束。限られた敷地の中で、シーンの切り替え効果を狙ってのことと思う。
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私の好きな「緑のモミジ日の光透け」。
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内庭に到着。
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カメ発見。
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庭園を反時計回りに進んだのは、
この内庭のソメイヨシノが満開だとホームページに載っていたから。
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まさに満開。
どうしてこの場所のソメイヨシノだけが先に咲くのかが不思議。
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キレイだけれど、やはりソメイヨシノはほとんど真っ白だからツマラナイ。昨年はピンク色のサクラを見たくて、国立劇場にジンダイアケボノやコマツオトメを見に出かけた。しかし、たくさんサクラが咲いている圧巻の風景を眺めたいとなると、必然的にソメイヨシノになるのが悩ましいところ。



サクラを背景に入れながら、花より団子のバエる写真を撮ろうとする人(^^ゞ
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これは東門。出入り口としては使われていない。江戸時代はこの門の向こうに藩邸が並んでいて、それに近い庭だからここが内庭と呼ばれていたらしい。
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サムライが向こうから歩いてきそうだ。
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内庭からメインの池に戻って。正面が馬場桜。
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マツがたくさん植えられている広場に出る。
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そこに1つだけ咲いていた白い花。
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形だけ見ると八重咲きのウメのようにも見えるーーー。しかし今から咲き始めるのは季節的に合わないし、花の直径も5〜6センチあった。玉牡丹というウメに似ている気もするが、正体はよく分からず。
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マツの広場を抜けたところにあったのは、水戸光圀が息子の嫁に農民の苦労を分からせようと作ったとされる田んぼ。美談のように聞こえるが、こんなわずかの面積で体験できることなんて、農民の苦労とはかけ離れていると思うな。
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なお田んぼは手前の茶色い部分だけね。刈り取った稲を残しているのは、ここが田んぼだとわかりやすくするためなのかな。

名前の分からない木が2本。
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これはアセビ(馬酔木)。
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風景を楽しみながら進む。
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シャガが咲いていた。アヤメの仲間のきれいな花。
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これは藤棚だけれど低すぎないか? 特に手前のやつ。
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低い藤棚のおかげで、フジの木を初めてマジマジと眺めることができた。
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それにしても、まだまったく芽吹いていないが、これがあと1ヶ月ほどであのフジの花になるのか? それともこれは枯れているの?


遅咲きのウメが残っていた。ただしアップには耐えられない状態。八重咲きでかなり大きな花。サクラも八重桜は咲くのが遅いから、八重咲きは遅咲きと思っている。その解釈で正しいのかな?
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わずかに残っていた白いウメ。
白いソメイヨシノが好きじゃなくても白梅は美しいと感じる矛盾(^^ゞ
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このあたりは花菖蒲やカキツバタの畑。
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久しぶりに見た気がするタンポポ。
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ーーー続く

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2017年05月20日

箱根 山のホテルでツツジとシャクナゲ

何度かこのブログでも書いているが、3年前にあしかがフラワーパークへ藤を見に行った。そして藤も素晴らしかったが、ツツジの美しさに圧倒された。ツツジは道路の街路樹によく使われている。照り返しによる高温や乾燥に強く、また排気ガスの浄化作用にも優れているらしい。そんなわけでよく見かける花だが、頭の中では道路沿いの風景と一体化していて鑑賞する花という意識はまったくなかった。街路樹だから汚れていることも多く、それもツツジに気を留めなかった理由かもしれない。

しかし、あしかがフラワーパークでそんな印象も一変。それから毎年のようにツツジの名所に出かけている。またそんなことをしなくても、そこら中に咲いているわけで、汚れる前は大変にキレイだからツツジの季節になると道路を歩いているだけで楽しい。ほとんどの人は街路樹のツツジになんて以前の私と同じように目もくれないから、実にもったいないと思ったりしている。

芦ノ湖のほとりにある「山のホテル」にある庭園はツツジとシャクナゲで有名。ずっと訪れたかったが何かとタイミングが合わず。ようやく見頃の時期にツーリングできることになった。ただし庭園を見るだけでは時間が余る。そこで箱根周辺をあちこち走り回るがむしゃらコースも考えたが、結局はポーラ美術館で開催中の「ピカソとシャガール展」を見て、その後は温泉に浸かるというノンビリコースでツーリングしてきた。


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出発は午前7時半。往きのルートは東名を厚木インターで降りて小田原厚木道路に。ここは覆面パトカーが多いので常に緊張を強いられる。小田原厚木道路から箱根へは箱根新道で登った。クルマは多かったがそこそこのペースで快走。芦ノ湖の遊覧船発着場あたりに出て、そこからホテルまでは湖畔沿いに5分くらいの距離である。


山のホテル到着は9時半過ぎ。それにしてもヘンな名前のホテルである。箱根の山にあるから「山のホテル」という名前になったらしい。
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つつじ・しゃくなげフェア開催中で、ホテル前の道路沿いには係員がたくさんいる。バイクは道路に面したこの場所に駐めるように指示された。ホテルはもう少し上の方にあるのだが、文句を垂れるほどの距離じゃなかった。
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一段上の第2駐車場まで上がると庭園への案内看板。
この風景だけでも期待が高まってくる。
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壁沿いに進んで、この角を曲がると、
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声を上げずにはいられない光景が飛び込んでくる。
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全体のレイアウトはこんな感じ。
ホテルの庭園のほとんどがツツジとシャクナゲで占められていることがわかる。
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山のホテルのツツジの特徴は丸く刈られていること。そういえば同じく丸いツツジで有名な塩船観音寺には見頃が終わってから訪れて悲しい思いをした(^^ゞ
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この日は富士山もよく見えた。
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それでは丸ツツジのボンボンをお楽しみあれ。
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ここはツツジ園とシャクナゲ園の中間にある広場。
シャクナゲは写真右側のもう一段高いところにある。
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白い藤。ほのかに甘い香りがしていた。
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ツツジ園の下にある売店コーナー。
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花が売られていたのはシャクナゲだけ。
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ツツジ園の隣にあるチャペル。
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チャペル前庭にドーム。
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周りにはバラが植えられている。そろそろ春バラが見頃のシーズンだが、標高の高い箱根ではまだツボミもなし。
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なおチャペルの中はショボかった(^^ゞ
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ーーー続く

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2017年05月16日

亀戸天神の藤

訪れたのはゴールデンウイークの5月3日。

この近くで夕方早めからという中途半端な開始時間の飲み会があり、だったら時間を有効に使おうかと藤の花を見に亀戸天神を訪れたしだい。ちなみに亀戸とかいてカメドではなくカメイドと読む。この方面にはあまり馴染みがないので、私は亀戸とマンガで有名な亀有をいつも混同する。
地図



最寄り駅は錦糸町。
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この街を訪れたこともあまりない。しかし錦糸町と聞くと1970年代の中頃にマツダ・コスモが「錦糸町のキャバレーみたいなクルマ」といわれていたのを未だに思い出す。

写真ではわかりづらいが内装が当時は珍しかったベルベット調のシートで、メーター周りの木目の模様が派手だったから。要はケバくて場末の雰囲気ということだろうと理解していた。よし大人になったら錦糸町のキャバレーとやらに行って、その実態を確かめようと思っていたのだが40年経っても果たせず(^^ゞ 時代は流れてもうキャバレーという業態が死語になってしまったが。
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ついでに初代のコスモスポーツは今見ても宇宙ぽくてカッコいい。
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話は戻って錦糸町からブラブラ歩く。タワーマンションもあって錦糸町も今は大都会。
スカイツリーも近くに見える。
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ボーリング場だとかがあったロッテ会館は、いつの間にかホテルになっていた。
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駅のすぐそばの錦糸公園。やたら人が大勢いるので入ってみるとフリーマーケットをやっていた。賑わっていたけれど何か買っている人はあまり見なかったかな。
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遊戯器具のエリアは子供で順番待ち渋滞。
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さらに歩いて西に右折し天神橋で横十間川という運河を渡りると、亀戸天神のある江東区に入る。ちなみに錦糸町は墨田区である。
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亀戸天神に近づくにつれて人が多くなってきた。
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行列のできているお店。くず餅やあんみつの老舗らしい。
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大通りから亀戸天神に入る交差点。
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参道はすごい人出! こんなに人がいるとは思わなかった。というか、こんな狭いところとは想像していなかった。
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鳥居をくぐって太鼓橋。ズームでアップしたら面白い絵になった。
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太鼓橋の上から。藤は短いものが多い。
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亀がいるから亀戸なのか? こういう池にはたいてい亀はいるけど。
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本殿の手前に2つの池があって、池の周りに藤棚というレイアウト。
それにしても通路が狭くて人で一杯。
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藤は何種類かあるようで見頃終わりのものが多かった。これはまだきれいに咲いている藤。ただ亀戸天神の藤はあまり香りがしない。
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やっぱり藤は陽の光が透けて見えるような光景がきれい。
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藤を背景にツツジのつもりが藤がボケ過ぎ(/o\)
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2つ目の太鼓橋の上から。
こういう風に池を向いて写真を撮ると静寂な雰囲気だが、
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実際は本殿の周りもこの通り。
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神社の名前に天神とか天満宮とあったら、祀られているのはたいてい菅原道真。彼は牛に何かと縁のあった人物。
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境内は人で溢れているので散策はあきらめて、とっとと退散。滞在時間は20分ほど。人混みがなければ入って戻って5分ほどの距離を歩いた程度の訪問。

こちらの池を挟んで参道と平行している通路で鳥居に戻る。
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池越しに美しい藤と、参道の人混みの対比を眺める。
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同じく太鼓橋。
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人が多くなければいい雰囲気なんだけれどーーー。
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ついでだったとはいえ、ゴールデンウイークに来たのが間違い。藤の花も最盛期を過ぎていたし。でも都心から電車でサックといける距離で藤の数も多かったから、機会があったらいいタイミングを狙ってまた来ることにしよう。

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2017年04月30日

東松山ぼたん園

ゴールデンウイークの高速道路は渋滞する。バイクは「スリヌケ」ができるからクルマよりは早く移動できる。それでも緊張感を強いられるし楽しいものでは決してない。それに私のバイクはミラーエクステンションというパーツで、バックミラーを少し外側に移動させてあるせいもあってスリヌケはあまり得意ではない。もっともバイクで得意なことって他にも特にないんだけれど。


というわけで、できるだけ近場の目的地を探す。ツツジでも見に行こうと考えたが、お目当てのところはまだ見頃にはなっていなかった。でもツツジをネットで調べているうちにボタン(牡丹)の情報を見つけ、埼玉県の東松山市にヨサゲなところを発見。そこは以前に紅葉を見に行った武蔵丘陵森林公園の近く。そして公園で今は何が咲いているのかをチェックしてみると、なんとルピナスやネモフィラが満開!なのでその2つを訪れるのが今回のツーリング。


ルートは関越自動車道で東松山インターまで。インターを降りて東松山ぼたん園までは5〜6キロ。ぼたん園から武蔵丘陵森林公園までも3〜4キロと現地はあまり走り回らないツーリングである。
地図

出発は午前8時15分。この日の最高気温予想は26度。それに武蔵森林公園ではかなりの距離を歩く。というわけで革ジャンの下は、スポーツ用のピチピチ速乾アンダーウエア(半袖)にTシャツの重ね着で汗対策。ところで東名や第三京浜あるいは首都高の入口までは自宅からすぐだが、関越自動車道の入口である練馬インターはちょっと遠いのが難点。以前にクルマでインターまでが超渋滞で出かけるのを諦めたことがある。幸いこの日は渋滞もなくスムーズ。関越自動車道も東松山インターの手前で1キロほど渋滞していた程度だった。


ぼたん園まではナビまかせ。インターを降りて市役所の前などを通ったが東松山はかなりローカルな雰囲気である。そしてぼたん園に近づく頃には完全にカントリー道路。短い距離だったがツーリング気分を味わえた。


東松山ぼたん園到着は午前10時。道路を挟んだところにある駐車場にバイクを入れようとすると係員に、この入口から園内に入って奥のブランコの隣りに駐めろと言われる。そして中に入ったらエンジンは切ってくれと。写真ではわかりづらいが建物の前でも少し勾配がある。原付じゃないんだからバイクを押して動かすのはけっこう大変。それでエンジンをできるだけ回さないようにして、脚でバイクを漕いでいる振りをして奥に進んだのはナイショ。
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バイクの駐車スペース。料金は掛からない。
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売店の前を通って、
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ぼたん園の入口へ。
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入園料は500円。中生咲き牡丹が見頃と書かれているが、早咲きと遅咲きの間のことを園芸用語ではなぜか中生咲きという。チューナマではなく「ちゅうせい」あるいは「なかて」とも発音する。
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まさに満開のボタンの花。こんなにたくさんの牡丹を見るのは初めて。
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極端に密度が低く植えられている区画。これは次世代の花壇?
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ここだけ日よけが掛けられている。日光に弱い品種?
でも他のボタンと花の姿に違いはないように思えたけれど。
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奥にあった売店では野菜が売られていた。
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藤の花は駐車場の隣の敷地に。
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ツツジもきれい。
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子供の遊び場が併設されている。
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それでその前にある特設ステージ。観客席はなく、つまり遊具で遊んでいる子供にステージが向いている。この時はまだリハーサル中だったが、ちょっと大人っぽい感じの女性ヴォーカル。何かちぐはぐな感じ。
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位置関係の写真。
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園内はこんなふうに通路でいくつかのブロックに区切られている。その中に入って奥にあるボタンを間近で見られないのが残念。
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園内を見渡せる展望台のような物はなく、たくさんの花を写真に収められるのは、ところどころの緩い斜面で。
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黄色のボタンは数えるほどしか咲いていなかった。聞こえてきた見物客の会話では黄色は遅咲きらしい。ちなみに遅咲きの園芸用語は晩成。発音は「ばんせい」または「おくて」である。もう死語に近いが「あの子はオクテ」というのはそれに由来する言葉。その場合は奥手とも書く。
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アップでいろいろ。まずはピンク。
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ところでボタンの花は手を広げたくらいのサイズでかなり大きい。それで風が吹くと花がゆったりと揺れてクシュッと閉じたような状態になる。それが意外と見飽きない。
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真ん中がピンクで周りが白いボタン。
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赤と白で、赤がメイン。
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赤と白で、白がメイン。
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赤とピンク。
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白。
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濃い紫。
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薄い紫。
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光沢のある赤。
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光沢のない赤。
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花びらが細いボタン。
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他にもあったが、例によってピンぼけ写真も多くーーー。

ところで「立てば芍薬(シャクヤク)座れば牡丹(ボタン)歩く姿は百合の花」という言葉がある。しかしシャクヤクとボタンの花はとてもよく似ている。どちらもボタン科・ボタン属で、シャクヤクが草でボタンが木というちがいはあるものの、欧米では両者を区別していないくらい。英語ではどちらもpeony(ピオニー)。このぼたん園ではシャクヤクも植えられているらしい。時期的にまだ咲いていないと思うが、もしブログに載せた写真にシャクヤクが混ざっていたら気付かなかったことにして(^^ゞ


ーーー続く

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2014年05月18日

足利フラワーパーク:番外編

5月2日に訪れた足利フラワーパーク。5月6日にもブログに書いた。
本日はその番外編。


正面ゲートの近くには普通のお土産ショップの他に、いろいろな鉢植えを売っている一角がある。一番広いスペースを占めているのはもちろん藤。
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ひと鉢3580円とそれなりのお値段。
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こちらはバーゲン中。
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藤の種類については岐阜県大垣市のホームページがわかりやすい。同市には東海地方最大級の藤棚があるらしい。ただし大垣市の「市の木」はクスノキで「市の花」はサツキだったが。なお足利フラワーパークにある一重黒龍(ひとえこくりゅう)は、大垣市ホームページにある野田一歳藤(いっさいふじ)の別名。


他にもいろんな花が売られている。
花の値段っていくら位するのか私と一緒にお勉強しましょう。
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プリティ長島と小ネタを挟み込んでいる(^^ゞ
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こちらは建物の中で売られていた花。
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これはブーゲンビリア。こんなピンクと白のツートーンがあるとは知らなかった。よく見るのは赤とか紫。ハイビスカスと同じく南国を代表する花というイメージで、だからカンカン照りの日差しに負けないような鮮やかな色の花を咲かすと勝手に思っていた。
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ブーゲンビリアもアジサイハナミズキと同じく、花のように見えているのは実は花びらじゃない。
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なんとも愛くるしい容器に入れられているのは多肉植物。
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多肉植物は肉厚植物と呼んだほうが表現的には正確かと思う。葉っぱとか茎に厚みがあり内部に水分を蓄えることができる植物。当然サボテンも多肉植物の仲間。しかしサボテンはとても種類が多いという理由で、園芸的にはサボテンと多肉植物は別のジャンルのように扱う。サボテンと他の多肉植物との違いは長くなるので省略。ここで売られていた多肉植物はセダムが多かったかな。



こちらは、かわいいミニチュアサボテンのセット。
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ウ〜、こんな容器に入っているとたまらん!!
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マグカップの倍くらいの大きさのものが1680円。
もっと小さいものもあった。
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買いたかったがバイクで来ているからーーー。
横にすればバイクにつけてあるバッグには入る。しかし土はこぼれるし、ざっくり植えてあるからポットから抜けそうだし、それよりも何かの拍子にサボテンが折れたらイヤだし。
この日、足利フラワーパークでサボテンのポットを横にしたり逆さまにしたりしている変な人物を見かけたなら、それはどうやってバイクで持ち帰ろうかとシミュレーションしていた私です(^^ゞ

結局、サボテンを買うのは断念。
またどこかで見かけたら買うことにした。


足利フラワーパークではいろんな花を見たけれど、
最後に楽しませてくれたのはサボテンだったというお話でした。

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2014年05月06日

あしかがフラワーパーク その2

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ラ・フォル・ジュルネのエントリーを2つ挟んだが5月2日のツーリングの続き。
藤の花を思い出すために写真を先に貼ってみた。

前回のエントリーでは藤の他にツツジやシャクナゲが素晴らしかったことを書いた。足利フラワーパークでは、それ以外にもきれいな花がたくさん咲いていて見所多数である。


白い花はローゼンセマムで、水色は好物のネモフィラ。
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うしろの黄色いのはムルチコーレ。
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これはカラーという花。色のカラーじゃなくて襟(えり)のカラーが名前の由来。
なんと里芋の仲間らしい。
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リビングストンデージー。
デージー(デイジー)=ヒナギク→キク科だけれど、リビングストンデージーはハナミズナ科でキクとは関係ないらしい。
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デルフィニウム。
場所を取らないからベランダにいいかも。ツボミがイルカに似ていてイルカ=ドルフィン〜デルフィニウムが名前の由来らしい。しかしイルカのようなツボミなんて想像不可能。
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ルピナス。
これはわりとあちこちで見るような気がする。というかインパクトが強いので、しっかり覚えているのかもしれない。
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ルピナスとデルフィニウム。
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ルピナスとネモフィラ。
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これはバラ園。まだ咲いていなかった。
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このアジサイみたいなのはオオデマリ(大手鞠)。
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こっちの小さいのがコデマリ(子手鞠)。
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大きさが違うだけかと思いきやオオデマリはキク系で、コデマリはバラ系とまったく別の品種。ちなみにアジサイもキク系であるが、オオデマリとは植物分類的に相当離れている。


マーガレット。
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マーガレットとデージー(デイジー)=ヒナギクの違いってよくわからない。植物分類的には極めて近い品種である。私は言葉のイメージから、花を見て優しそうな印象を受けたらマーガレット、元気そうな花だったらデージーと呼ぶことにしている(^^ゞ


アイスランドポピー。
ポピー=ひなげし。アイスランドポピーは大型のポピーかな?
だったら「雛」じゃないけど。
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藤の花にはたくさんクマバチが群がっていて園内のクマバチ密度は高い。しかしアイスランドポピーにはミツバチだけだった。ハチにもいろいろ蜜の好みがあるみたい。ツーリング先で理科の観察も楽し。
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前回ツツジのアップを載せなかったので。
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ペチュニア。
鉢植えではポピュラーな品種。これだけ咲いていると見応えがある。
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ドウよ。
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リナリア(金魚草)。
可憐さを絵に描いたような花。これってベランダでも育てられるのかなあ。
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それでウァオ!なのがリナリアとルピナスの組み合わせ。
私が死んだら棺桶はこんな感じにして欲しい(^^ゞ
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そして藤の花とルピナスやデルフィニウムとのツーショット。上から垂れ下がっている花と、下から伸びていく花の対比がおもしろい。
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とにかく百花繚乱。このほかに写真に撮っていない花もたくさんある。矛盾するような表現になるが、きれいな花を見てテンションがハイになって、そして心が和んだ。メールマガジンで100円割引の1600円の価値は充分にある。絶対のお勧めスポットである。



足利フラワーパークには午後1時頃までいた。
そのころになると園内はかなりの混雑で、入出場ゲートのあるお土産コーナーもご覧の通り。駐車場近辺の渋滞のこともあるから、もし来年のゴールデンウイークに来るなら早起きしたほうがいい。この時期は午前7時から開いている。
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来た時はガラ〜ンとしていた正面入り口も観光バス多数。自家用車は西口で、観光バスと身障者を乗せたクルマと、バイクと自転車が正面入り口を使うように振り分けているみたいである。
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午前9時について2時間くらいのつもりだったのに、思いのほか長くここにいたので今後の予定を再検討。そのまま帰るには早すぎるから、帰りの渋滞は覚悟で予定通り赤城山までツーリングを続けるという結論に。


ーーー続く

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2014年05月02日

あしかがフラワーパークで藤とツツジと

金曜日だけれどゴールデンウイーク休みにしてバイクツーリング。栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」に行き、その後は赤城山まで走ってきた。何度も書くがネーミングが平仮名だと文章の中で紛らわしく括弧とかが必要で面倒。ここの話じゃないが、なんとなく関西は平仮名のネーミングが多いように思う。

去年は埼玉県春日部市にある牛島の藤(うしじまのふじ)を訪れ巨大な藤棚にビックリした。牛島の藤を何で知ったかは思い出せないのだが、足利フラワーパークについては牛島の藤で知った。

ベンチで休憩していた時に聞こえてきた女性二人の会話。

  女A「奥さん、ここ素晴らしいわ、連れてきてくれてありがとう」
  女B「ここより足利フラワーパークはもっとすごいのよ。今度行きましょうね」

その後にネットで調べてウアォ!と思い、今年のシーズンを楽しみにしていたのが、このツーリングのいきさつ。

実は先日「おおた芝桜まつり」の駐車場で話を交わしたライダーが、そこに来る前に足利フラワーパークに寄ってきたと言っていた。その時はハシゴが好きな人だなあと思っていた程度だったが、本日のために場所を調べてビックリ。あしかがフラワーパークはおおた芝桜まつりが開催されている太田市北部運動公園と直線距離で15キロ程度しか離れていない。似たような場所にあるとは何となくわかっていたものの、こんなに近いとは。しかし彼は「白い藤はまだあまり咲いていない」といっていたから1週間たった今日でよかったかも。


ゴールデンウイークだから何となく遠くに行ってきた感を味わいたくて、やたら広い範囲の地図を載せてみる。第2目的地の赤城山は日本海までの中間当たりである。往きのルートは先日とほぼ同じ。首都高山手トンネル経由で、東北自動車道に乗り佐野藤岡インターで降りる。出発は午前7時で今回は渋滞皆無。
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インターを降りて国道50号線で足利パークに向かう。これが相当にいい道。道路の両サイドに高い建物がなくスパーンと開放感たっぷり。まあ地元の人はそんなこと思わずに毎日走っているのだろうが。それと水田も多くて緑がまぶしい。??? まだ田植え前のシーズンだぞ。バイクを降りて確かめたわけじゃないものの、どうやら麦を育ているみたい。麦畑は初めて見た気がする。

50号線から県道に入り、さらに足利フラワーパーク近くまで来ると、まだ朝早いのにかなりの渋滞。それとパークのずいぶんと手前から臨時駐車場が設けられている。そこからだと歩いて20〜30分くらいかかるように思える距離。クルマの横をすり抜けて先に進む。

バイクや自転車の駐車場(というかただの路肩)は正面入り口近くで便利。クルマだと裏門の西口から入ることになる。誘導の係員が自転車を写真の右の奥に押しやって、ここに駐めろと言うからビックリしたが、この周りに置いてあるのはほとんど従業員の自転車らしい。係員は仕事も的確で親切な人が多かった。なお地面が柔らかいから、バイクのスタンドの下に敷く板などを持っていったほうがいい。ここが無料なのは当然としてクルマも無料。
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ゲートは門ではなく建物で中に入ると売店になっている。つまり売店を通らずには帰さない仕組みである。なお手前に写っている藤は造花。
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入場は午前9時5分。
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園内に出たところ。(日本語的におかしい?)
無料写真サービスをやっていた。その場でプリントしてくれる。
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ゆるキャラ。
足利学校とは室町時代あたりにできた日本で最初の大学みたいなものだったっけ? このゆるキャラのかぶり物は外が見えないようで、付き添いの係員に「そこを右」とか「10歩まっすぐ」とかアシストされていた。
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なぜかここではトイレの表示にすべて水洗トイレと明記されている。
水洗以外のトイレの看板はなかったから、なぜわざわざ水洗と書き加えるのかナゾ。
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園内マップ。広さは9.2ヘクタールとそこそこの規模。
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書き忘れたが入園料は1700円もする。メールマガジン登録をすると100円割引券のページにアクセスできるので持っていった。ただしプリントアウトが必要。





とりあえず藤の木。
白い藤も満開。
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藤を見に行ったのに「とりあえず」とはーーー。
ここの前身は藤を育てる農園だったらしくメインはもちろん藤の花。しかし1997年にこの地に移ってからはフラワーパークと名乗っているだけあって、園内には様々な花が咲いている。藤の花しか頭になく来てみたら、他の花の美しさにも感激して、でも花の写真の最初はやっぱり藤でしょとこだわったのが「とりあえず」の理由。




咲き誇るーーーの表現がまさにふさわしかったのがツツジ。
これだけを見たとしても、ここに来る価値がある。
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ツツジの仲間であるシャクナゲもたくさん咲いていた。
大きくてド派手。これだけを見たとしても、ここに来る価値がある(^^ゞ
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これが
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こうなって、その後に花になる。
ツボミの段階で貫禄の存在感。
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ちなみに日本美人の様を表すのは「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花」で、名前は似ていてもシャクナゲではないので要注意。老夫婦のご主人が「さすがにキレイだな。立てばシャクナゲというだけある」とつぶやいて奥さんに「あなた、違うでしょ」と叱られているのを目撃(^^ゞ



それでこのツツジやシャクナゲが藤の花と一緒になって、
気絶しそうなくらいの光景なのである。
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写真でどれだけ伝わったかは自信がないけれど、
まだしばらくは咲いていると思うから気絶したくなったら現地に行ってください。





藤といえば藤棚がお約束。
足利フラワーパークには大小あわせて10カ所の藤棚がある。

これは淡いピンク色の藤棚で池のまわりのテラス席のようになっている。
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藤棚の下に入って。
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足利フラワーパークのトレードマークである樹齢145年の大藤。
1000平米で600畳の広さを誇る。写真に収まったのは1/2で程度で右側に残り半分が広がっている。移転当時の約20年前はわずか72平米だったというから驚く。ちなみに牛島の藤は約500平米で樹齢は自称?1200年。
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ところで上の写真の右の方でモデル立ちポーズをとっている、赤い服を着た女性は中国人の観光客。中国人はそこそこいて、あまり年齢に関係なく女性が写真に撮られる時は、ちょっと気取ったポーズをする人が多いのを発見した。逆にピースサインをする人は見なかった。



72平米といえば家一軒分くらいの広さだから、
それを移転移植したとはすごいね。
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真ん中にいる人はボランティア?の説明員さん。自分と同じようにこの藤は老木なので肥料を与えすぎてはいけないとジョークを言っていた。
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藤棚の下はいい香りが漂っている。大きなクマバチ(クマンバチ)がたくさん飛んでいてビビる。でも花の蜜に夢中で刺される心配はない。
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上の2枚の写真は地面近くからあおって撮っている=藤棚の上から差し込む太陽で逆光になるというかハレーションを起こすというか、結果としてキラキラと幻想的に写っている。下の写真は目の高さ当たりからの撮影で、実際の見た目はこんな感じ。
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うす紅橋と名付けられた藤棚。奥の白い藤が、池に写って「逆さ藤」になっている。
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ツツジの多いエリアにある「むらさき藤棚」と名付けられた小振りの藤棚。
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足利フラワーパークの藤棚で唯一残念なのは、藤棚が鉄パイプで組まれていること。牛島の藤は竹製だった。現地にいると藤の花に目がいってあまり気にならないとはいえ、写真で見るとなんとなく興醒め。改善を望みたい。




きばな藤のトンネル。
藤はピンク→紫→白→黄色の順で咲く。なのでまだトンネルには至らず。
もっとも黄花藤はキングサリとよばれる植物で藤とは別物。
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これは別のところにあった一本立ちのきばな藤。
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まるでブドウのように見えるのは八重藤の棚。
これは今まで見たことがなかった。
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ご覧のように八重藤の花の房は短い。
ただし香りは断トツに濃厚。
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白藤の滝と名付けられたフェンス。
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いいアイデアなのだが密度が不足気味。手前の一本立ちの白藤と較べれば違いが一目瞭然。まだ育成途中なのかな。このフェンスの紫藤版もあったが写真を撮り忘れた。
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大長藤の藤棚。
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花房の長さが1.8メートルとの説明だが、それほど長いとは感じなかった。牛島の藤は最長2.7メートルといわれる。その藤棚の下では腰をかがめなければならなかったのに、足利フラワーパークでは普通に歩ける。もっともそれは枝の高さが関係してくるけれど、どの程度だったかは記憶がない。


それはともかく青空と藤の花の対比が美しい。
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白藤のトンネル。
全長約80メートル。紫の藤は幻想的で白い藤はすがすがしい印象。そのせいか香りも甘さ控えめできりっとしているように思える。
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藤の花のアップ。上から垂れ下がっているので花が揺れるし、
サイズも小さいからピントがなかなか合わない。

ピンク。もう少し白に近いピンクもあった。
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白。ピンぼけだからクリックで拡大しないで(^^ゞ
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紫&薄紫。紫一色もあったが撮り忘れる。
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黄色。藤じゃないから、よく見ると花の形が違うね。
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ーーー当分続く

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2013年05月03日

牛島の藤

ゴールデンウイークお花見ツーリング第2弾は藤棚を見てきた。牛島とは藤棚の所在地である埼玉県春日部市にある地名。だから牛島にある藤という意味なのだが、国の特別天然記念物に指定されている有名な藤だから、牛島の藤と固有名詞扱いで呼ばれている。ちなみに最寄り駅はその藤に敬意を表してか「藤の牛島駅」と言葉の順序が逆さまになっている。


実を言うと、この日は牛島の藤を見に行くつもりではなかった。ゴールデンウイークに見頃を迎える花が3つあると前に書いたが、優先順位1位が先日のネモフィラで牛島の藤は3位だった。天候のこともあるし計画的に連休を過ごしているわけでもないから、行ける時に優先順位の高いものから見に行く作戦。でもーー


午前6時前起床。
優先順位第2位の花はちょっと遠方にあるから早起き。でも6時半頃ニュースで渋滞情報が流れる。この時点で既に40キロの報道。ぎっしりクルマが詰まった渋滞の生中継映像を見て戦意喪失(>_<) それで牛島の藤が繰り上げ当選。


地図はグーグルマップ。
牛島の藤も自宅から約60キロとそれなりに遠い。地図で「往き」と書いてある右側あたりは首都高中央環状線である。3年ほど前に渋谷・新宿間が開通して東京の西側から東北道や常磐道など東京の北側に入り口のある高速を利用する時は、混雑する都心中心部を避けられるようになって便利になった。来年には渋谷・品川間も開通して首都高湾岸線とも接続する。

でもバイクではほとんど利用したことがない。なぜかというと渋谷から新宿を超えて池袋の先まで、この区間の首都高中央環状線は地下トンネルだから。一度だけ試しに入ったがメチャクチャ暑い。しかしこの日は最低気温11度と真冬の冷え込み。それにネットで調べたらこの区間は渋滞なし。

というわけで首都高中央環状線地下トンネルに挑戦。雲が取れて日が差すのを待って午前8時45分出発。バイクの温度計は12.5度。首都高には富ヶ谷という入り口から入る。やっぱり暑い。しばらくして気温計は29.5度になった! もう少し暖かい日で渋滞していたら、やっぱりバイクでの利用は無理。
牛島地図

牛島の藤の最寄りインターチェンジは東北道の岩槻。中央環状線からは板橋ジャンクションで東に進んで首都高川口線に入るのが普通。でも板橋から先はいつも渋滞している。この日もジャンクションの分岐手前から渋滞していた。それでそのまま直進して首都高池袋線を走り美女木(びじょき)ジャンクションで東京外環状線を回るルートを選択。少し大回りになるが渋滞の中をすり抜けて走るのが面倒だった。

ジャンクションというのは高速道路同士が接続する場所。それで美女木ジャンクションにはなんと高速道路のくせに信号がある。普通は立体交差でぐるぐる回りながら接続する高速道路に乗り入れるものだが、そういう構造にするだけの土地がなかったらしい(>_<)

東北道に入ってからの渋滞は覚悟の上。でもすり抜け走行がイヤになって1つ手前の浦和インターで降りる。高速道路と並行して走る国道122号線はソコソコ空いていて得した気分。その後国道16号にでてからはかなりの渋滞で牛島の藤に着いたのは10時半頃。


正式名は藤花園というのかな。
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それでパーラーサクランボというのはサクランボパフェとかを食べられるところではなくてパチンコ屋。藤棚とパチンコ屋の不思議な組み合わせ。
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パーラーサクランボとBMW F800R。
パチンコ屋の駐車場って何となく治安的に心配だったけれど、戻ってきた時にイタズラとかの形跡はなし。
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これが牛島の藤の入り口。駐車場のすぐ先にある。
ちなみに入園料は1000円とちょっと高い。
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もうちょっと字の上手な人はいなかったの?
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樹齢1200年。
2013年ー1200年=813年。鳴くよウグイス平安京(794年)だから、ここの藤は平安時代初期からあることになる。クレヨンしんちゃんの春日部が平安時代ってほとんど未開の荒野だったはずだから、まあ古い木だということは確かだとしても1200年というのはちょっとオーバーというか「言ったもの勝ち」な気がする。

それと牛島の藤は弘法大師が自ら植えたと伝えられている。もっとも弘法大師が杖で地面を叩いたら温泉が湧きでてきたとかいうアヤカリ伝説は全国に5000以上あるらしい。
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こんな看板に園主として個人名が書いてあるのは珍しいし、すい子という名前も珍しい。




これが特別天然記念物の藤。
34メーター×14メーター。スイングパノラマでぎりぎり収まった。ちなみに植物で特別天然記念物に指定されているのは全国で30件。
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こんな大きな藤を見るのは初めて。
園内には甘い香りが漂っている。同じ紫色が連想させるのかラベンダーの香りに近いような気がした。
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藤棚の構造。
藤は一本立ちでもたくさん花をつけるが、こうして棚をつけると枝が横に延びて広がる。最初に誰が考えたんだろうね。
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内部の様子。
古木だから根元は相当グルグル巻きになっている。この広い藤棚は2本の藤の木でできていた。
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長い房が垂れ下がり、藤棚の内部は甘い香りが充満していてちょっと幻想的。
ただし中腰での見学が疲れる。
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カメラのオートフォーカスは、レンズを動かしてコントラスト(色の濃淡)が一番ハッキリしたところをピントがあったと判断する。だから単色の白い花とかはピントが合いにくい。こういう同じような模様の繰り返しの場合も苦手みたいだ。液晶画面にはピントがあったマークが表示されていたのに、本日撮った写真のほとんどがピンぼけでちょっとガッカリ。
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竹の棚と枝だと花。
この天然記念物の藤は紫と白のミックスの花だった。
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これは別の藤棚。構造はこっちのほうがわかりやすい。
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できるだけピントの合っているものを選んでアップの写真。
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こういう大きな蜂が一杯いて、ちょっとビビる。
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他の花いろいろ。

アヤメはかなり盛りを過ぎた感じ。アヤメとカキツバタとショウブはよく似た花。アヤメは花びらに虎のような模様がある。網目(あみめ)→アヤメと連想すると覚えやすい。カキツバタとショウブは花びらに、どっちかが白で、どっちかが黄色の模様がある。どっちがどっちか忘れた。
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これはたぶんシャクナゲ。
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これはたぶんツツジ。
なぜか白いツツジにピントがよく合っている。本日のメインじゃないのに。
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ツツジとサツキもよく似ている。葉っぱがテカっているのがサツキだったように思うがあまり自信なし。ちなみにシャクナゲ、ツツジ、サツキは植物学的には近い品種。


マーガレット。
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たぶん芝桜の1種。
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以下は不明。
ところどころ小さな植え込みがあって他にもいろんな花が咲いていた。
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敷地の一角に植えられていた竹。
藤棚を作るのに使うためかな。
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かなり大きなタケノコ。
もう食べられない(^^ゞ
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とっても大きなタケノコ!
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相当に古そうな松。
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松藤。
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藤松。
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これは天然記念物とは別の藤棚。
むこうは白×紫で、こっちは薄紫×紫。
牛島にはなかったが、もっとピンクがかった紫の藤もあったと思う。
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こっちは白い藤。
これもなかなかきれい。
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というわけで藤という渋めの花見。それほど広くない園内をぐるぐる回りながら2時間ほど目の保養。ここに付いた頃は気温も18度くらいに上がり、快晴で日差しもたっぷりでなかなか爽快な天候。
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帰りは高速を使わず国道4号線でノンビリと郊外ツーリング。まだ埼玉の越谷や草加からもスカイツリーが見えた。上野、日本橋、新橋、品川と通って特に渋滞もなく自宅に戻ってきたのは午後3時前。やっぱり近場のツーリングにしてよかった。さて優先順位第2位をどうしようか?

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