ホットリップス
2022年06月18日
多摩川台公園のアジサイ
アジサイとツツジはどちらも私の好きな花である。また道路脇や小さな公園などに多く植えられているのも共通点。だから身近なところで眺められてうれしい反面、それゆえに名所とされるところへ出かけるのは腰が重くなってしまう。それでもツツジはそこそこ訪れたものの、アジサイが咲くのは雨の季節なこともあって数えるほどしかない。
昨日は自宅にいてどんよりとした天気。それが午後になってしばらくすると急に晴れ上がってきた。天気予報を見ると週末そして来週はすべて雨か曇りマーク。ひょっとして青空の下で満開のアジサイを見られる残り数少ないチャンスかも知れないーーーと思ったらウズウズしてきて(^^ゞ それで出かけてきたのが大田区にある多摩川台公園。
場所は文字通り多摩川のほとりにある。東急東横線でいうと自由が丘→田園調布→多摩川の順番。3月に河津桜を眺めてきたところの近くである。
多摩川駅を降り公園の入口までは1分ほど。
多摩川台公園は多摩川沿いの台地に750メートルに渡って伸びた細長い公園。その東の端、最も駅に近い位置ににアジサイ園がある。看板にピンクで囲みを描いた当たり。
園内の風景。
どこかで見たものに似ている気もするが、これは大田区の「はねぴょん」というゆるキャラ。頭は飛行機の形になっていて羽田空港がモチーフ。誰でも知っている羽田空港だけれど、大田区のイメージとは結びついていないからPRしているのか。もっとも羽田空港が多摩川の河口にあると位置を把握している人自体が少ないが。
雨の日に眺めるアジサイも素敵であるが、
やはり花にはたっぷり日差しが当たっているほうが写真はキレイ。
当然、青空とも一緒に撮りましょう。
明るいだけじゃなく、
こういう明暗のある姿がアジサイには似合う。
アジサイがだんだんと色づいていく様子。
まだベイビーなアジサイも可愛い。
こちらはガクアジサイ。
アジサイは言葉がややこしい。
ガクアジサイは額縁のように縁取りがあるからガクアジサイ。一方で普通の丸い形のアジサイはホンアジサイ。その咲き方をてまり咲きという。手鞠・手毬(てまり)とは日本の伝統的なボールのことね。
そしてホンアジサイもガクアジサイもは花のように見えているのは、本来は花びらを下から支える萼(がく)が変化したもの。額と萼で発音が同じ。
アジサイの本当の花は萼のセンターにあって、そこに極小の花を咲かす。
だからガクアジサイは、開花していないときは粒のように見える花が中央にあり、ガク(萼)でできた花モドキがガク(額)のようにそれを取り囲んでいるガクガクな構造。
木が多くて公園から多摩川はあまり見えない。それと東横線がすぐ近くを走っているので、電車の音がうるさいのがこのアジサイ園の泣き所。
アジサイ園の上はこんな造りになっていた。
上の写真中央の花壇はデイジーが密集して咲いていて、
キレイだと思い近づいて写真を撮ったのだが−−−
写真では意外にも枯れて茶色くなっている花が多くてビックリ。
目というか脳には、見たいものしか見えていないのだと再認識。
バラも少しだけ。
これはチェリーセージの1種であるホットリップス。直訳すれば熱い唇。そんな情熱的には見えなくて可憐な感じである。
ラベンダーもあった。ただしまだ成長途中のようで、鼻を近づけても花のところを握っても香りはほとんどしなかったのが残念。
もう一段上にあったのが水生植物のエリア。
ここは元浄水場で、当時の姿を残しながら転用しているとのこと。
それにしてもどうして「調布」? 調布市とはちょっと離れているのに。
花が少し水面から離れているが、葉の形からしてこれはハスではなくスイレン。
白以外はなかった。
久しぶりにたくさんのアジサイを眺められて満足。ただよく見る普通のアジサイばかりだったのが残念。もっと鮮やかなブルーや赤それに真っ白いアジサイも見たかった。大田区のホームページによると7品種3000株とある。もっと増やしましょう。ついでにスイレンの色数も。
多摩川台公園には古墳などの遺跡もあるらしいのだが、この後に人と会う約束があったので探検できず。ラベンダーやスイレンが成長した頃にまた訪れましょう。
昨日は自宅にいてどんよりとした天気。それが午後になってしばらくすると急に晴れ上がってきた。天気予報を見ると週末そして来週はすべて雨か曇りマーク。ひょっとして青空の下で満開のアジサイを見られる残り数少ないチャンスかも知れないーーーと思ったらウズウズしてきて(^^ゞ それで出かけてきたのが大田区にある多摩川台公園。
場所は文字通り多摩川のほとりにある。東急東横線でいうと自由が丘→田園調布→多摩川の順番。3月に河津桜を眺めてきたところの近くである。
多摩川駅を降り公園の入口までは1分ほど。
多摩川台公園は多摩川沿いの台地に750メートルに渡って伸びた細長い公園。その東の端、最も駅に近い位置ににアジサイ園がある。看板にピンクで囲みを描いた当たり。
園内の風景。
どこかで見たものに似ている気もするが、これは大田区の「はねぴょん」というゆるキャラ。頭は飛行機の形になっていて羽田空港がモチーフ。誰でも知っている羽田空港だけれど、大田区のイメージとは結びついていないからPRしているのか。もっとも羽田空港が多摩川の河口にあると位置を把握している人自体が少ないが。
雨の日に眺めるアジサイも素敵であるが、
やはり花にはたっぷり日差しが当たっているほうが写真はキレイ。
当然、青空とも一緒に撮りましょう。
明るいだけじゃなく、
こういう明暗のある姿がアジサイには似合う。
アジサイがだんだんと色づいていく様子。
まだベイビーなアジサイも可愛い。
こちらはガクアジサイ。
アジサイは言葉がややこしい。
ガクアジサイは額縁のように縁取りがあるからガクアジサイ。一方で普通の丸い形のアジサイはホンアジサイ。その咲き方をてまり咲きという。手鞠・手毬(てまり)とは日本の伝統的なボールのことね。
そしてホンアジサイもガクアジサイもは花のように見えているのは、本来は花びらを下から支える萼(がく)が変化したもの。額と萼で発音が同じ。
アジサイの本当の花は萼のセンターにあって、そこに極小の花を咲かす。
だからガクアジサイは、開花していないときは粒のように見える花が中央にあり、ガク(萼)でできた花モドキがガク(額)のようにそれを取り囲んでいるガクガクな構造。
木が多くて公園から多摩川はあまり見えない。それと東横線がすぐ近くを走っているので、電車の音がうるさいのがこのアジサイ園の泣き所。
アジサイ園の上はこんな造りになっていた。
上の写真中央の花壇はデイジーが密集して咲いていて、
キレイだと思い近づいて写真を撮ったのだが−−−
写真では意外にも枯れて茶色くなっている花が多くてビックリ。
目というか脳には、見たいものしか見えていないのだと再認識。
バラも少しだけ。
これはチェリーセージの1種であるホットリップス。直訳すれば熱い唇。そんな情熱的には見えなくて可憐な感じである。
ラベンダーもあった。ただしまだ成長途中のようで、鼻を近づけても花のところを握っても香りはほとんどしなかったのが残念。
もう一段上にあったのが水生植物のエリア。
ここは元浄水場で、当時の姿を残しながら転用しているとのこと。
それにしてもどうして「調布」? 調布市とはちょっと離れているのに。
花が少し水面から離れているが、葉の形からしてこれはハスではなくスイレン。
白以外はなかった。
久しぶりにたくさんのアジサイを眺められて満足。ただよく見る普通のアジサイばかりだったのが残念。もっと鮮やかなブルーや赤それに真っ白いアジサイも見たかった。大田区のホームページによると7品種3000株とある。もっと増やしましょう。ついでにスイレンの色数も。
多摩川台公園には古墳などの遺跡もあるらしいのだが、この後に人と会う約束があったので探検できず。ラベンダーやスイレンが成長した頃にまた訪れましょう。
wassho at 22:55|Permalink│Comments(0)│