ムスカリ

2019年04月11日

猿江公園でチューリップ

猿江公園にはチューリップも植えられていた。それほど大規模ではなく品種数もそこそこ。しかし配置などをよく考えて丁寧に植えられている印象。
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これはムスカリ。
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チューリップにはブルー系がないので、カラーバランスを考えて一緒に植えられることが多い。また青いムスカリを水の流れのような演出で配置することもある。猿江公園でもそうなっていたーーーが写真を撮り忘れた(^^ゞ


先日の横浜公園のエントリーでチューリップの写真はたくさん載せた。
今回はその時に撮らなかった下からあおったアングルのものをいくつか。
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自宅の近くにもこんな公園が欲しいなあ。


おしまい

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2015年04月18日

昭和記念公園のチューリップ

今年のチューリップ・ツーリングは昭和記念公園にした。ここは「関東最大級2万本のアイスチューリップ」があまりにショボクてガッカリしたところだが、普通のチューリップの名所としては定評がある。約130品種22万球の規模。

出発前に少しバイクをいじっていたら、これに思いのほか手間取り出発は12時半頃。中央高速は延々と事故渋滞。現場にさしかかると5台くらいの玉突き衝突の模様。一番手前にあったクルマはフロント部分がかなり大破していたから、渋滞最後部に気付かずに突っ込んだのだろう。ところで本日は相当に風が強かった。信号待ちでは片足ではなく両足でバイクを支えることもあったくらい。風が強いとバイクに乗るのが怖いし高速道路はなおさら。しかし環七を北上している時は西からの横風だったので、東西に延びている中央自動車道なら正面からの風になるからいいやと思っていたら、中央自動車道でも横風(>_<) ナンデ?

地図

国立府中のインターで降りると「新宿・立川こっち」の標識がある。ここからだと新宿は都心方向で立川はその逆。なぜこのような標識かというと「東方向なら新宿、西方向なら立川にいく甲州街道がこの先にある」との意味。ちょっと不親切。初めてこの標識を見た時は、間違えてもっと先のインターで降りたと思ってしまった。


先日、梅を見に訪れた谷保天満宮の前を通り、昭和記念公園の到着は午後2時過ぎ。
今回利用したのは西立川口の駐車場。
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バイク駐車場はかなり広く、クルマが満車の時でも大丈夫そう。
料金は260円。
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駐車場のすぐ隣がJR青梅線の西立川駅。ここは電車で来るにも便利な公園。
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駅のすぐ前が西立川口のゲートになっている。この公園は6箇所のゲートがあり、うち3箇所に駐車場が備わっている。
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ここでトラブル発生!
カメラを落としそうになり、太ももと手で挟むようにしてつかんだ。地面への落下は免れたものの、かなりガツンと挟んでカメラに衝撃を与えたせいかオートフォーカスがまったく合わなくなってしまう。
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こんな時は電源を入れ直せば治るものだが、それも効果なし。
アレコレ設定を確かめるシルエットの私。光の当たり具合のせいでやたらデブの影になっている。ここまでひどくはない(^^ゞ
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結局、もう2〜3回電源を入れ直したら復旧した。
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入園料は410円。以前は400円だった。消費税が8%になって値上げしたらしい。

   400÷1.05=381円
   381円×1.08=411円

おお良心的。しか〜しバイクの駐車料金は250円から260円になった。

   250÷1.05=238円
   238円×1.08=257円

便乗値上げじゃ!



ゲートをくぐったすぐ先に大きな池がある。
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池を迂回しながら進んでいく。
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しばらく歩くと橋がある。
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そういえば、昭和記念公園には紅葉も見に来た
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橋を渡ったところにあるのはバーベキューの広場。
しかしなぜほとんどの人が立っている?
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さらに先に進むと水色なエリアを発見!
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ネモフィラだった。ラッキー!
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ただし風が強くて花が揺れているからシャッタースピードを上げなければならない。そうすると絞りが開かれる→遠くのものまでピントが合わないのがカメラの原理。というわけで今ひとつクッキリしない写真。


アップで撮る分には後ろがぼけても問題なし。
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実際のネモフィラはこんな様子で植えられている。ズームレンズの望遠側で遠くの部分を切り取れば、2つ前の写真のように密集して咲いているような感じに撮れる。この写真でも遠くの方は花が一杯咲いているように見えるでしょ。
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ネモフィラは満開少し手前といったところ。ひたち海浜公園の広大なネモフィラとは較べるべくもないけれど、今年もネモフィラを見られてうれしい。


ネモフィラの隣にあったしだれ桜。残念ながら終了間際。
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そしていよいよチューリップが植えられている渓流広場に到着。
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今まであちこち訪れてきた経験でいうとチューリップの名所には3パターンある。

  (1)
   チューリップの配置が考えられており、庭園的な風景として楽しめる。

  (2)
   基本的にチューリップ畑のまま。数や品種の多さで勝負。

  (3)
   たとえばサクラとチューリップとか、チューリップを見ながら富士山も
   眺められるとかチューリップ以外にもポイントがあるもの。


この昭和記念公園は(1)のタイプ。そのクオリティはひたち海浜公園と同じくらい高い。ここは水辺に植えられているアドバンテージがあるので、昭和記念公園の方がきれいなチューリップ「風景」を見たという満足度は高いかも知れない。


渓流のすぐ横と、その周りにチューリップが植えられていて散策するようになっている。
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青いのはチューリップではなくムスカリという植物。挿し色としてチューリップの回りに植えられることが多い。
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とにかく、おとぎの国に来たような気分になれる。
それがチューリップ花見の楽しさ。現実逃避できるよ!
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ーーー続く

wassho at 19:34|PermalinkComments(0)

2013年04月28日

ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ

見たいなと思っている花が3つある。困ったことに3つとも道路が大渋滞するゴールデンウイークに見頃を迎える。だから出かけるのを躊躇してしまう。でもその3つの花は来年も再来年も、その先もずっとゴールデンウイークが見頃なのである。渋滞をいやがっていたら永遠に見られない。だから「いつ行くんだ?今でしょう」と予備校の先生のキャッチフレーズを見習って、まずはそのうちの1つに出かけてきた。


バイクで向かったのは茨城県にある「ひたち海浜公園」。去年の秋にコキアをみて感激した国営の公園である。グーグルマップによれば自宅からの距離は135キロ。いい公園なのだがちょっと遠い。

地図はグーグルマップ。
自宅近くから首都高に乗り、6号向島線・三郷線から常磐自動車道に入って、途中で北関東自動車道に乗り換え「ひたち海浜公園」の出口で降りる単純明快な道順。コキアの時のブログを読み返すと午前8時過ぎに出発して10時半頃についたとある。所要時間約2時間半。その日も日曜日だったがゴールデンウイークはもっと渋滞するだろうから3時間半と計算。早起きしなくちゃと前日は早々に寝たのに、結局出発したのは7時30分(/o\)
地図その1

渋滞はところどころあったものの、何とかすり抜け走行で公園到着は10時15分。結局2時間45分の行程と前回とそれほど変わらず。ただし、これはバイクだからの話。クルマなら昼までに公園に入れたかどうか。途中の渋滞もさることながら、高速道路の「ひたち海浜公園」出口2キロ先の標識のところからビッシリと数珠つなぎ。クルマで出かける人はご参考に。


2000台規模の駐車場。
でもバイクは片隅に10台分程度。
駐車料金はクルマ500円でバイクは250円とバイクは割高。
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暖かかったので革ジャンは脱いで公園に入るとした。
スクリーン(ヘッドライトの上の風よけ)に白い縦線が入っているのは何かが写り込んでいるだけで割れているわけじゃない。ちなみにこのスクリーンはショットガンを撃ち込まれても割れないらしい。
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ヘルメットは100円ショップの鍵付きワイヤーロープでバイクのキャリアにくくりつける。グリーンのワイヤーも鍵付きで、革ジャンの袖に通してバイクのフレームと、まだ長さが余るからヘルメットにも巻き付けてある。グリーンはサイクリング用のワイヤー。ただしその気になったらこれらの切断は簡単だが。
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チケット売り場はそれなりの混雑。
でも並んでいたのは5分ほど。
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大人400円。
そういえば前回来たときは入場無料の日だった。
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入場ゲートをくぐったのは午前10時33分。
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公園内から入場ゲートを振り返ったところ。「翼のゲート」の名前がついている。なおコキアの時に入ったのは南口ゲートで今回はそれとは別の西口ゲート。
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西口ゲートを入ってすぐのところにあるのが、前回フラダンスを観て身体が溶けた「水のステージ」という施設。
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水のステージの右側にあるのが「たまごの森」と呼ばれているエリア。ここではチューリップが植えられている。ただ時期的にそろそろ終わりのはずだし、いたんだチューリップばかりだったらテンション下がるなあと、おそるおそる訪れてみるとーーー
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      まったくOK \(^o^)/


とりあえず佐倉ふるさと広場にはなかった品種から。

ユリ咲き。筆で赤の線を描いたような模様のチューリップ。
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その黄色版かと思いきや、線の入り方や数が違うし、花びらもフリンジ(ギザギザ)になっている。
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佐倉にも同じ形はあったが、この色はなかった。
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これもチューリップらしい。
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たとえ植物学的にはチューリップでも、この花をチューリップと呼ぶのは間違っている気がするけど。
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これは黒に近い色。
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黄色の縁取りがフリンジになっている。なんとなく食虫植物っぽい。左下の蕾なんか指を近づけたらカパッと開いて食いちぎられそうである(^^ゞ
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赤と黄色でユリ咲き。
ところで写真を見ると蕾がたくさんあるのがわかる。自宅で育てていると同じ品種は同じ時期に一斉に咲く。開花時期が違えば長く楽しめるので、そうしたいんだけれど、どうやって育てているのだろう。密集しているから球根を違う時期に植えたとは考えにくい。ナゾ
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トロピカルフルーツみたいなチューリップ。
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話は変わるが、この日はときどき強い風が吹いた。
風が吹くと花が揺れる→写真がブレル。でもこのチューリップはスポーツモードで撮ったから、強い風が吹いて花が傾いていてもブレていない。
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スポーツモードはスポーツなど動きのあるものを撮るときに使うモードで、シャッタースピード(撮影する瞬間の長さ)を上げて(短くして)動きを止めるように撮る。この写真のシャッタースピードは1/2000秒。ちなみに1つ前のトロピカルフルーツは通常のオートモード撮影で1/15秒、一番最初の白赤は1/50秒とかなり違う。

とにかくブレなくなってこれは便利と思ったもののスポーツモードには難点もある。ややこしい話になるので説明は別の機会に。そこで風対策としてシャッタースピード優先モード(自分でシャッタースピードを設定できる)を使う。ただし、どれくらいのスピードがいいのか皆目見当もつかない。とりあえず1/1000もあればいいだろうとアバウトに。

というわけで風が吹いてきたらシャッタースピード優先モードにし、風がやんだら通常のオートモードに戻して撮影。シャッタースピードを速くするのも、いろいろ弊害があるのでできるだけ使いたくなかったから。しかし、このモード切り替えが超面倒。ボタンを押して画面をタッチして、その後ダイヤルを回さなければいけない。その繰り返し。風で花が揺れて写真がブレるなんてのはよくある話なので、被写体の揺れを検知して、それに最適なシャッタースピードにまであげるような機能を開発して欲しいと思う。



さて話はチューリップに戻って、たまごの森の中チューリップはこんな風に植えられている。松林の下に植えられるチューリップなんて珍しいと思う。
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ここがたまごの森と呼ばれているのは、
卵形の遊具がいくつか置かれているから。
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ひたち海浜公園のチューリップはなかなかセンスよく植えられている。
川が流れてきて下流には白い跳ね橋が架かっている。
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ところで青いチューリップは存在しない。
だから川を表現しているのはムスカリという植物。まあ、ズルイちゃズルイ。
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そういえば何年か前にサントリーが青いバラの品種を開発したと話題になった。是非チューリップもお願いしたい。ついでに緑も。水色とキミドリもあったらもっとうれしい。


川はさらに風車のほうへ流れていく。
チューリップは松林の下に植えられているから、日の当たるところと枝の陰影になるところができて、その対比もこれまた趣(オモムキ)あり。
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無数にあるチューリップの花を見ていたら点描写のゴッホを思い出した。この風景をゴッホならどんなエネルギッシュな絵にしただろうか。ところで彼はチューリップの本場オランダ人なのに、ゴッホの描いたチューリップの絵は聞いたことがない。ナニユエ?



川のそばにある風車。
普通、川のそばにあるのは水車。オランダは国土が低いため風車で開拓地にたまる水をすくい上げて排水していたーーーだったっけ?
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写真じゃわかりづらいものの、ここの黄色のチューリップはジャンボサイズ。赤と較べれば2倍くらいの大きさ。




ミックス植えのエリア。歌にあるように♪赤〜白〜黄色〜となっている。でも白が目立たないね。赤と黄色に対して白は倍の比率で植えるべしとアドバイスしておこう。
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もうひとつのミックスエリア。
こんな景色を想像したことある?
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もちろん得意技の下からアオって青空入りも忘れずに。
でも森の中で木があるから、佐倉の時ほど開放的なイメージにはならない。
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その他あれこれキレイどころを。
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どうよ、この密集感!
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多少はきれいなチューリップが残っていればいいかくらいの気持ちで来たから、予想外の満開ぶりに大満足。

さて、次はいよいよ本命のネモフィラ。


ーーー続く。

wassho at 23:22|PermalinkComments(0)