モモ
2025年04月27日
足立区都市農業公園でまずはサクラから その2
気象庁による東京のサクラ開花宣言は3月24日で満開宣言が3月30日。その後に真冬並みの寒さに戻ったりして開花は例年より長持ちしたとはいえ、この日は4月9日だからさすがにソメイヨシノはもう終了。
でもここはソメイヨシノ以外もたくさんあって、まだまだ充分に楽しめた。だいたい「ほんのり桜色」でなく「真っ白な」なソメイヨシノは好きじゃないし(^^ゞ 足立区のホームページによると公園全体で約50種類250本余の桜が植えられ、中央芝生広場は約30種類90本。前回に紹介した江北五色桜の説明看板には約30種類80本とあり、公園内の案内看板では単に芝生広場だけれど、まあ細かいことはいいでしょう。でも品種別の本数は知りたいな。
芝生広場で見頃を終えているのはパスして、
きれいに咲いているサクラのみ撮影。
「高砂」
花びらの数はそれほど多くないものの、
花が密集して咲きモフモフと典型的な八重桜のイメージ。
「白妙」
花びらが波打っているのがカワイイ。
「鬱金桜」
昨年に西郷山公園で見つけて「黄色いサクラが咲いている!」とびっくりしたウコンザクラ。鬱金とは二日酔いに効く、カレーのスパイスにも使われるウコンね。ウコンザクラを見たのは西郷山が生まれて初めてだったので、とてもレアな品種だと思っていたけど、この公園にはたくさんあった。
しかし西郷山のは確かに黄色を感じたのに↓ここのは薄く緑がかっている。
しばらくしたら緑が抜けて黄色になるのかな。
どちらかといえば同じく西郷山にあった、
緑色のサクラである御衣黄(ギョイコウ)↓の色を薄くした感じ。
まあ御衣「黄」というくらいで緑と黄色は近い。また色の種類に黄緑だってある。
「八重紅枝垂れ」
これは芝生広場を周回する通路にあって、
新緑と「ほんのり桜色」の対比がタマリマセン。
「八重紫桜」
ほんのり桜色、しっかり桜色、どちらもイイネ!
「日暮」(ヒグラシ)
「手弱女」(タオヤメ)
「たおやめ」とは優美、繊細な、あるいはかよわい女性を指す言葉。辞書には「なよなよと優美」とも載っているが、「なよなよ」は今では否定的なニュアンスなのでちょっと違和感がある。「たおやかな女性」とも言うがほとんど死語かな。なんとなく別の意味の「おおらか」を連想しがち。
また漢字で書く「手弱女」にも優美や繊細を感じないけれど、これは万葉集の頃からある言葉なので当時とは感覚が違うのかも知れない。なお「たおやかな」には「嫋やかな」と別の漢字がある。おんなへんに弱いなんて、そんな時代があったんだね(^^ゞ 対義語は「ますらお:益荒男」。強い、たくましい、勇気がある男性の意味。なぜか私は童話の金太郎が思い浮かんでしまう。
ちょっと箸休め。
同じ木に紅白の花が咲く源平咲きのモモ。その名前は源平合戦で源氏が白、平家が赤の旗を使っていたのに由来する。運動会などで紅白に分かれるのもオリジナルは源平合戦。
ひとつの花に2色混じるのは「絞り咲き」ともいう。
サクラは芝生広場を取り囲むように植えられている。
実にいい景色ではあるものの回れ右をすると、
この公園は高速道路沿いでクルマの騒音が途切れない(/o\)
「太白」(タイハク)
「嵐山」
山桜のように開花時に緑ではなく茶色の葉が出てくるタイプのサクラ。
やはり見栄えはちょっと劣る。
「朱雀」(スザク)
新緑の若葉とサクラ。
私の好きな新緑のモミジも少しだけサクラと一緒に。
何となく趣のある建物。
両サイドに家臣や使用人の居住スペースがあるいわゆる長屋門。
でも立ち入り禁止で階段を上れなかった。
芝生広場を一段高い位置から。
こちらの新緑はドングリができるコナラ。
ぶら下がっているのはコナラの花。
先ほどの長屋門に回り込んで接近。
隣に江戸時代後期の古民家もあった。
どちらも柵があって近づけず。
鎧兜は本物ではなく、
五月人形。

端午の節句に備えて、
こちらでは鯉のぼりのポールを設営中。
古民家の近くにディープピンクなモモの花。
ゴッホにあのヒマワリやアイリスのタッチで描いてもらいたいね。
荒川の堤防に出て上流方向。
公園の横を通って荒川に合流している新芝川の水門。
魚を釣り上げている彫刻。
上を見すぎヤロ(^^ゞ
ここから富士山が見えるらしい。
この日は「ふ」の字も拝めず。
下流方向。
サクラ並木の足元にチューリップ。
この公園を訪れた本来の目的であるチューリップ畑は、
この下の河川敷にある。
ーーー続く
でもここはソメイヨシノ以外もたくさんあって、まだまだ充分に楽しめた。だいたい「ほんのり桜色」でなく「真っ白な」なソメイヨシノは好きじゃないし(^^ゞ 足立区のホームページによると公園全体で約50種類250本余の桜が植えられ、中央芝生広場は約30種類90本。前回に紹介した江北五色桜の説明看板には約30種類80本とあり、公園内の案内看板では単に芝生広場だけれど、まあ細かいことはいいでしょう。でも品種別の本数は知りたいな。
芝生広場で見頃を終えているのはパスして、
きれいに咲いているサクラのみ撮影。
「高砂」
花びらの数はそれほど多くないものの、
花が密集して咲きモフモフと典型的な八重桜のイメージ。
「白妙」
花びらが波打っているのがカワイイ。
「鬱金桜」
昨年に西郷山公園で見つけて「黄色いサクラが咲いている!」とびっくりしたウコンザクラ。鬱金とは二日酔いに効く、カレーのスパイスにも使われるウコンね。ウコンザクラを見たのは西郷山が生まれて初めてだったので、とてもレアな品種だと思っていたけど、この公園にはたくさんあった。
しかし西郷山のは確かに黄色を感じたのに↓ここのは薄く緑がかっている。
しばらくしたら緑が抜けて黄色になるのかな。
どちらかといえば同じく西郷山にあった、
緑色のサクラである御衣黄(ギョイコウ)↓の色を薄くした感じ。
まあ御衣「黄」というくらいで緑と黄色は近い。また色の種類に黄緑だってある。
「八重紅枝垂れ」
これは芝生広場を周回する通路にあって、
新緑と「ほんのり桜色」の対比がタマリマセン。
「八重紫桜」
ほんのり桜色、しっかり桜色、どちらもイイネ!
「日暮」(ヒグラシ)
「手弱女」(タオヤメ)
「たおやめ」とは優美、繊細な、あるいはかよわい女性を指す言葉。辞書には「なよなよと優美」とも載っているが、「なよなよ」は今では否定的なニュアンスなのでちょっと違和感がある。「たおやかな女性」とも言うがほとんど死語かな。なんとなく別の意味の「おおらか」を連想しがち。
また漢字で書く「手弱女」にも優美や繊細を感じないけれど、これは万葉集の頃からある言葉なので当時とは感覚が違うのかも知れない。なお「たおやかな」には「嫋やかな」と別の漢字がある。おんなへんに弱いなんて、そんな時代があったんだね(^^ゞ 対義語は「ますらお:益荒男」。強い、たくましい、勇気がある男性の意味。なぜか私は童話の金太郎が思い浮かんでしまう。
ちょっと箸休め。
同じ木に紅白の花が咲く源平咲きのモモ。その名前は源平合戦で源氏が白、平家が赤の旗を使っていたのに由来する。運動会などで紅白に分かれるのもオリジナルは源平合戦。
ひとつの花に2色混じるのは「絞り咲き」ともいう。
サクラは芝生広場を取り囲むように植えられている。
実にいい景色ではあるものの回れ右をすると、
この公園は高速道路沿いでクルマの騒音が途切れない(/o\)
「太白」(タイハク)
「嵐山」
山桜のように開花時に緑ではなく茶色の葉が出てくるタイプのサクラ。
やはり見栄えはちょっと劣る。
「朱雀」(スザク)
新緑の若葉とサクラ。
私の好きな新緑のモミジも少しだけサクラと一緒に。
何となく趣のある建物。
両サイドに家臣や使用人の居住スペースがあるいわゆる長屋門。
でも立ち入り禁止で階段を上れなかった。
芝生広場を一段高い位置から。
こちらの新緑はドングリができるコナラ。
ぶら下がっているのはコナラの花。
先ほどの長屋門に回り込んで接近。
隣に江戸時代後期の古民家もあった。
どちらも柵があって近づけず。
鎧兜は本物ではなく、
五月人形。

端午の節句に備えて、
こちらでは鯉のぼりのポールを設営中。
古民家の近くにディープピンクなモモの花。
ゴッホにあのヒマワリやアイリスのタッチで描いてもらいたいね。
荒川の堤防に出て上流方向。
公園の横を通って荒川に合流している新芝川の水門。
魚を釣り上げている彫刻。
上を見すぎヤロ(^^ゞ
ここから富士山が見えるらしい。
この日は「ふ」の字も拝めず。
下流方向。
サクラ並木の足元にチューリップ。
この公園を訪れた本来の目的であるチューリップ畑は、
この下の河川敷にある。
ーーー続く
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2025年04月20日
隅田川を散歩
4月5日に荒川区にある尾久の原(おぐのはら)公園でしだれ桜を見た続き。
公園を北側に抜けると、
道路1本を挟んで隅田川に面している。
せっかくなので隅田川をお散歩しましょうというのが本日の企画第2弾。どこまで歩くかは気分次第でスタート。結果的には南千住にある汐入公園のちょっと先まで。隅田川沿いを歩いた距離は約7キロで2時間弱。
堤防から上流の景色。
下まで降りる。
これから歩く下流方向。
ところで堤防の上にあるのは堤防道路、下にあるのは河川敷道路の呼び名で合っているのかな? あるいは堤防を歩く河川敷を歩くで。
暑くなってきたのでパーカーを脱いでバッグに挟む。
このバッグはTimbuk2(ティンバック2)のクラシックメッセンジャーXSサイズ。
発祥は自転車便ためのカバンを作っていたブランド。それで機能性が高く、肩ストラップの長さをワンタッチで調節できるバックルが超絶に便利で気に入り、サイズ&色違いでもうふたつ持っている。でもTimbuk2はアメリカの会社なんだけれど、なぜか2020年に日本から撤退してしまって残念。
これを買ったのは2012年だったと思う。まだ見た目はキレイなもののTimbuk2で最も使用頻度の高いこのバッグは、生地内側に貼られている防水のフィルムが剥がれてボロボロな状態。そろそろ買い換えないと。アメリカのAmazonあるいはTimbuk2本社サイトで個人輸入的に買えるとは思うけど。ところでTimbuk2はわりとリーズナブルな価格だった。しかし考えてみれば2012年のドル円相場は70円台後半から80円ちょっと。今はその2倍の円安になっているからなあ。
さて歩き始めて5分ほどでユリカモメと遭遇。
ユリカモメは東京湾周辺や大きな川沿いなどそこら中にいる。でもユリのついていない普通のカモメって長いこと見ていないような気がする。
尾久の原公園から隅田川の右岸(下流を向いて右側)を歩き出したわけだが、対岸はアシのような草が茂って通行不能だった。でもここを境に河川敷を歩けるようだ。
見えてきたのは「おたけばし」。
近づくとここで右岸は通行止めに。
仕方ないので対岸へ渡る。
「おたけばし」は尾竹橋だった。
橋を渡った先は足立区。
左岸へ降りる。
先ほど見た河川敷道路スタート地点まではまだ真新しい。
でも下流方向は使い込まれている様子。
橋桁の下がフェンスで囲まれているのは、おそらくホームレス対策。
今度は逆に対岸の右岸が通行不能。
隅田川は片側通行なのか?
堤防の向こうのサクラがキレイ。
左岸にサクラはなくて見かけたのは、
トキワマンサク。
後で名前を調べようと、
花をアップで撮った写真がピンボケで上手く画像検索できず(/o\)
レンギョウかな?
ベニカナメモチ。
春に出てくる新芽と若葉が赤いという変わった植物。生け垣としてポピュラーでよく見かける。赤の色味はさまざまで、ここのはとても鮮やかでキレイだった。日当たりが関係するのかも知れない。
まだ4月5日なのにツツジが少しだけ咲いていた。
この堤防の壁に仕込まれた、
こちらはつる性の植物を這わす仕掛けと理解できたものの、
この木でできた造作は何なのだろう?
デザイン的にはおしゃれな感じなのだが、まさかそれが目的とは思えず。
テクテク歩いていると今度は左岸が通行止め。
道路はしっかり整備されているのにどうして?
堤防にあがって上流を振り返る。
アーチがわずかに見えているのが尾竹橋。
尾久の原公園からここまで約40分。
堤防の上は美しく植栽されており、
モモが咲いていた。
しかも紅、ピンク、白と三色の源平咲き!
紅またはピンクいずれかと白の組み合わせ、あるいは白い花びらに紅かピンクが混じった絞り咲きは見たことがあっても三色ミックスは初めて。
1本で3色を楽しめてお得な気分。
尾竹橋のときと違って対岸に渡る橋はなく、
堤防を降りて最初に出くわしたこの道路を歩く。
でも何となく隅田川から離れていく気がして方針転換。
右折してとりあえずいったん川のギリギリ近くまで戻ろうと考える。
それは正解で2〜3分歩いただけなのに、
堤防まではもうこれだけの距離が。
野生の勘はまだ健在。
堤防に接近。
見えているマンションは川向に建っているもの。
堤防に突き当たる。
堤防の真横は歩けなかったので、
少し引き返してこの道を進む。
道が堤防に沿うようになり見えている電車は京成本線。
その橋をくぐると行き止まりで、
鉄道沿いにまた少し堤防から離れ、
今度はこの道。
しばらくすると川に接近し、堤防に上がる階段が見えてきた。
航空写真でたどるとこんなルート。
とりあえず無事に川べりに復帰。
上流方向に見えている橋が京成本線。
そして下流方向。
整備あるいは改修されて間もない様子。
現在位置はこのあたり。
ーーー続く
公園を北側に抜けると、
道路1本を挟んで隅田川に面している。
せっかくなので隅田川をお散歩しましょうというのが本日の企画第2弾。どこまで歩くかは気分次第でスタート。結果的には南千住にある汐入公園のちょっと先まで。隅田川沿いを歩いた距離は約7キロで2時間弱。
堤防から上流の景色。
下まで降りる。
これから歩く下流方向。
ところで堤防の上にあるのは堤防道路、下にあるのは河川敷道路の呼び名で合っているのかな? あるいは堤防を歩く河川敷を歩くで。
暑くなってきたのでパーカーを脱いでバッグに挟む。
このバッグはTimbuk2(ティンバック2)のクラシックメッセンジャーXSサイズ。
発祥は自転車便ためのカバンを作っていたブランド。それで機能性が高く、肩ストラップの長さをワンタッチで調節できるバックルが超絶に便利で気に入り、サイズ&色違いでもうふたつ持っている。でもTimbuk2はアメリカの会社なんだけれど、なぜか2020年に日本から撤退してしまって残念。
これを買ったのは2012年だったと思う。まだ見た目はキレイなもののTimbuk2で最も使用頻度の高いこのバッグは、生地内側に貼られている防水のフィルムが剥がれてボロボロな状態。そろそろ買い換えないと。アメリカのAmazonあるいはTimbuk2本社サイトで個人輸入的に買えるとは思うけど。ところでTimbuk2はわりとリーズナブルな価格だった。しかし考えてみれば2012年のドル円相場は70円台後半から80円ちょっと。今はその2倍の円安になっているからなあ。
さて歩き始めて5分ほどでユリカモメと遭遇。
ユリカモメは東京湾周辺や大きな川沿いなどそこら中にいる。でもユリのついていない普通のカモメって長いこと見ていないような気がする。
尾久の原公園から隅田川の右岸(下流を向いて右側)を歩き出したわけだが、対岸はアシのような草が茂って通行不能だった。でもここを境に河川敷を歩けるようだ。
見えてきたのは「おたけばし」。
近づくとここで右岸は通行止めに。
仕方ないので対岸へ渡る。
「おたけばし」は尾竹橋だった。
橋を渡った先は足立区。
左岸へ降りる。
先ほど見た河川敷道路スタート地点まではまだ真新しい。
でも下流方向は使い込まれている様子。
橋桁の下がフェンスで囲まれているのは、おそらくホームレス対策。
今度は逆に対岸の右岸が通行不能。
隅田川は片側通行なのか?
堤防の向こうのサクラがキレイ。
左岸にサクラはなくて見かけたのは、
トキワマンサク。
後で名前を調べようと、
花をアップで撮った写真がピンボケで上手く画像検索できず(/o\)
レンギョウかな?
ベニカナメモチ。
春に出てくる新芽と若葉が赤いという変わった植物。生け垣としてポピュラーでよく見かける。赤の色味はさまざまで、ここのはとても鮮やかでキレイだった。日当たりが関係するのかも知れない。
まだ4月5日なのにツツジが少しだけ咲いていた。
この堤防の壁に仕込まれた、
こちらはつる性の植物を這わす仕掛けと理解できたものの、
この木でできた造作は何なのだろう?
デザイン的にはおしゃれな感じなのだが、まさかそれが目的とは思えず。
テクテク歩いていると今度は左岸が通行止め。
道路はしっかり整備されているのにどうして?
堤防にあがって上流を振り返る。
アーチがわずかに見えているのが尾竹橋。
尾久の原公園からここまで約40分。
堤防の上は美しく植栽されており、
モモが咲いていた。
しかも紅、ピンク、白と三色の源平咲き!
紅またはピンクいずれかと白の組み合わせ、あるいは白い花びらに紅かピンクが混じった絞り咲きは見たことがあっても三色ミックスは初めて。
1本で3色を楽しめてお得な気分。
尾竹橋のときと違って対岸に渡る橋はなく、
堤防を降りて最初に出くわしたこの道路を歩く。
でも何となく隅田川から離れていく気がして方針転換。
右折してとりあえずいったん川のギリギリ近くまで戻ろうと考える。
それは正解で2〜3分歩いただけなのに、
堤防まではもうこれだけの距離が。
野生の勘はまだ健在。
堤防に接近。
見えているマンションは川向に建っているもの。
堤防に突き当たる。
堤防の真横は歩けなかったので、
少し引き返してこの道を進む。
道が堤防に沿うようになり見えている電車は京成本線。
その橋をくぐると行き止まりで、
鉄道沿いにまた少し堤防から離れ、
今度はこの道。
しばらくすると川に接近し、堤防に上がる階段が見えてきた。
航空写真でたどるとこんなルート。
とりあえず無事に川べりに復帰。
上流方向に見えている橋が京成本線。
そして下流方向。
整備あるいは改修されて間もない様子。
現在位置はこのあたり。
ーーー続く
wassho at 13:41|Permalink│Comments(0)│
2024年04月15日
板橋と練馬の南蔵院でしだれ桜のハシゴ 板橋編
気象庁によるサクラ満開宣言が4月4日。しかし3月31日こそ最高気温28.1度を記録するバカ陽気になったものの、東京の4月前半は天候に恵まれず。画像はhttps://kishojin.weathermap.jp/diary.php?ame=より引用
それでも晴れた日を狙って4月2日に妙見堂のしだれ桜&池上本門寺、4月7日には善福寺川緑地&和田堀公園を見てきた。そしてそろそろ葉桜になり始める4月10日に出かけてきたのは板橋区と練馬区にある南蔵院というお寺。
3月31日にはかむろ坂と目黒川の桜祭りを回って「花の咲いていないサクラ祭りをハシゴした本日の最高気温は28.1度!」のブログを書いた。4月2日と4月7日も場所としてはつながっているとはいえ2箇所を回っている。だから「ハシゴ」は今年の花見の隠れテーマ。
それにしてもどうしてハシゴなのだろう。語源としては梯子酒で、これは「飲み屋を次々と変えて飲み歩くのを」「梯子を一段一段と上がる様子になぞらえた」と解説される。でもいい気分でフラフラとお店を回るのと、慎重に足元を確認しながら上がっていく梯子とではイメージがずいぶん違う。深く考えると違和感あり。
そろそろ葉桜に−−−と書いたが、板橋の南蔵院のしだれ桜はSNSで情報を探すと、4月1日の時点ではまだほとんど咲いていなかった。4月6日に公式ホームページのお知らせで「しだれ桜もようやく咲き始め、見頃を迎えつつあります」と載る。咲き始めと見頃では文章が矛盾しているが、いずれにせよまだ満開でないと判断。それで4月7日は善福寺川緑地&和田堀公園にした。
しだれ桜といっても品種は様々で、ソメイヨシノより先に咲いてそれが満開の頃には散ってしまうものもあれば、ソメイヨシノと同時期あるいは遅く咲くしだれ桜もある。ソメイヨシノと違ってしだれ桜の開花情報はマスコミで流れないから、調べるのがけっこう面倒。
4月6日以降の開花情報はSNSや公式ホームページで得られなかった。それでも7日と8日は20度を超える気温となったので、もうそろそろ大丈夫かと天気予報とスケジュールの都合を睨んで4月10日に訪れることにした。ここはモモもキレイで、それが3月末には咲いていたので傷まないうちにとの気持ちもあった。
話は変わるがこの板橋の南蔵院は東京のしだれ桜を特集していたネットのページで見つけた。しかし南蔵院というと、こんな大きな涅槃(ねはん)像のある福岡のお寺が有名。
だから「南蔵院」だけでネット検索すると福岡の情報の方が多くなるので「東京 南蔵院 サクラ」などの工夫が必要。それでたまたま見つけたのが練馬にある同じく南蔵院。こちらはネットでもあまり情報がなかったものの、板橋まで行けば帰り道かと思い、今年の隠れテーマのハシゴに合わせて訪れたしだい。実はまったく帰り道じゃなかったけれど、その話は後ほど。
さてまずは板橋の南蔵院から。
2月に赤塚梅まつりで、上の地図にも記した赤塚公園と赤塚溜池公園を訪れたとき「東京で暮らしてずいぶんと長いが、単なる通過ではなく目的を持って板橋区を訪れたのは初めてかも知れない」と書いた。なのに2ヶ月後にまさかの板橋区再訪。もっとも同じようなことが連続して起きるのは人生あるあるな話。
都営地下鉄三田線の本蓮沼(もとはすぬま)駅で下車。
目の前は国道17号である中山道。

ところでこの中山道(なかせんどう)。東海道が江戸から京都までを主に太平洋沿岸ルートで結ぶのに対して、こちらは長野や岐阜など内陸部を通る街道。しかし子供の頃に社会科で習ったのは中仙道だったのに、いつのまにか中山の表記が一般的になっている。どうしてなの? 中山を「なかせん」とは読みづらいやろ。
中山道に突き当たっているのがこの蓮沼アスリート通り。
この道路沿いにオリンピック強化指定選手などが(だけが)利用できるナショナルトレーニングセンターがあって、このしゃれた名前が付いている。ただし何の変哲もないごく普通の道路。
中山道沿いに歩いて行く。
寺に着いたかと思ったら石材屋だった(^^ゞ
その数軒隣に南蔵院。
外から眺めるだけでやたらキレイなお寺。
寳勝山(ほうしょうざん)と書かれている。
寳は宝の旧字。
境内はまるで箱庭のように整った光景。
板橋十景に選ばれている。
板橋十景のうち「赤塚溜池公園周辺」「高島平団地とけやき並木」「東京大仏(乗蓮寺)」は赤塚梅まつりの際に訪れている。板橋2度目で早くも4つをゲット!
まずは境内に入ってすぐ右側にある真っ赤なキクモモ。
菊の花びらに形が似ているからその品種名。別名はゲンジグルマ(源氏車)。
あまり菊には見えないけれどいい形。
赤とピンクのキクモモに囲まれて極楽にいるような仏様。
この三体は奥から
羽黒山供養塔:聖観音菩薩
湯殿山供養塔:大日如来
月山供養塔:阿弥陀如来
で、まとめて出羽三山供養塔と呼ばれる。ただしここ南蔵院では湯殿山供養塔を単独で出羽三山供養塔と称していて、三体全部でも出羽三山供養塔とする変則的な構成。
なお出羽三山とは、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称。3つの独立した山ではなく月山を主峰とした峰続きの3つの山。
古くから信仰の対象となっている山である。ただし出羽三山供養塔は供養と名前が付いていても、その山で遭難などした人の冥福を祈るのでなく、普通にご利益を願って拝む。だからちょっと変わったネーミング。
出羽三山供養塔の隣は地蔵堂。
ここの地蔵は「はいた地蔵」と呼ばれ歯痛に効くらしい。
地蔵堂にはピンクのキクモモ。
新緑とのコントラストが美しい。
地蔵堂の斜め向かいにある不動明王を祀る不動堂。
その左右に2本のモモ。
左側はモフモフしたモモ。
品種名はわからず。
ところで桃の花をハナモモと呼ぶ場合があるが私はそれがどうも気に入らない。果実栽培ではなく花の観賞用に改良した園芸品種がハナモモらしいが、その理屈だと桜も梅もハナサクラやハナウメじゃないと整合性がとれない。それにハナモモだって実がなって食べられる。
またハナモモは品種名ではなく園芸品種の総称なのに、「南蔵院のハナモモとキクモモがきれいでした」と書かれているものもたくさん見かける。アホチャウカ?
おっと、仏の前ではしたない言葉は慎んで(^^ゞ
ところでこのモモは花から葉が飛び出ている。
そんな咲き方ってある?と思ってよく見ると、
枝から延びた葉が花の間をすり抜けているとわかった。
モモはサクラと違って枝から延びる花柄(かへい)が短く、つまり花と葉の出所がほぼ同じ位置。だから見方によって花から葉が生えているように見える。
とても素晴らしかったので全体像をもう一度。
ウメやサクラと違ってモモを見られるところは少ないので貴重。
そして不動堂の右側は、
先ほどの地蔵堂と同じピンクのキクモモ。
キクモモの隣にも別のお地蔵さん。
さて本堂右手前のしだれ桜。
なかなか立派な姿ではあるとはいえ、ちょっと花数が少ない。ツボミがたくさん残っているでもなく、またネットで見かける写真ではもっと豪華な咲きっぷりなので、今年は不作なのかも知れない。
それでもまさに桜色の淡いピンクが降ってくる姿は楽しめた。
南無阿弥陀仏、お釈迦様ありがとう。
こちらは本堂より手前のしだれ桜。
周りの新緑と混じり合いがキレイ。
少し葉桜になっているのは品種が違うのか?
でもその葉の色もいい。
先ほどのお地蔵さんをアップで。
横顔まで撮るのがこのブログのいいところ。
そのお地蔵さんの横、
本堂の左側にもしだれ桜がある。
右にあるのよりかなり小さく、
植えられてそれほど年数が経っていない印象。
こちらの方が花付き「率」は高く、
また花により元気がある印象。
ーーー続く
それでも晴れた日を狙って4月2日に妙見堂のしだれ桜&池上本門寺、4月7日には善福寺川緑地&和田堀公園を見てきた。そしてそろそろ葉桜になり始める4月10日に出かけてきたのは板橋区と練馬区にある南蔵院というお寺。
3月31日にはかむろ坂と目黒川の桜祭りを回って「花の咲いていないサクラ祭りをハシゴした本日の最高気温は28.1度!」のブログを書いた。4月2日と4月7日も場所としてはつながっているとはいえ2箇所を回っている。だから「ハシゴ」は今年の花見の隠れテーマ。
それにしてもどうしてハシゴなのだろう。語源としては梯子酒で、これは「飲み屋を次々と変えて飲み歩くのを」「梯子を一段一段と上がる様子になぞらえた」と解説される。でもいい気分でフラフラとお店を回るのと、慎重に足元を確認しながら上がっていく梯子とではイメージがずいぶん違う。深く考えると違和感あり。
そろそろ葉桜に−−−と書いたが、板橋の南蔵院のしだれ桜はSNSで情報を探すと、4月1日の時点ではまだほとんど咲いていなかった。4月6日に公式ホームページのお知らせで「しだれ桜もようやく咲き始め、見頃を迎えつつあります」と載る。咲き始めと見頃では文章が矛盾しているが、いずれにせよまだ満開でないと判断。それで4月7日は善福寺川緑地&和田堀公園にした。
しだれ桜といっても品種は様々で、ソメイヨシノより先に咲いてそれが満開の頃には散ってしまうものもあれば、ソメイヨシノと同時期あるいは遅く咲くしだれ桜もある。ソメイヨシノと違ってしだれ桜の開花情報はマスコミで流れないから、調べるのがけっこう面倒。
4月6日以降の開花情報はSNSや公式ホームページで得られなかった。それでも7日と8日は20度を超える気温となったので、もうそろそろ大丈夫かと天気予報とスケジュールの都合を睨んで4月10日に訪れることにした。ここはモモもキレイで、それが3月末には咲いていたので傷まないうちにとの気持ちもあった。
話は変わるがこの板橋の南蔵院は東京のしだれ桜を特集していたネットのページで見つけた。しかし南蔵院というと、こんな大きな涅槃(ねはん)像のある福岡のお寺が有名。
だから「南蔵院」だけでネット検索すると福岡の情報の方が多くなるので「東京 南蔵院 サクラ」などの工夫が必要。それでたまたま見つけたのが練馬にある同じく南蔵院。こちらはネットでもあまり情報がなかったものの、板橋まで行けば帰り道かと思い、今年の隠れテーマのハシゴに合わせて訪れたしだい。実はまったく帰り道じゃなかったけれど、その話は後ほど。
さてまずは板橋の南蔵院から。
2月に赤塚梅まつりで、上の地図にも記した赤塚公園と赤塚溜池公園を訪れたとき「東京で暮らしてずいぶんと長いが、単なる通過ではなく目的を持って板橋区を訪れたのは初めてかも知れない」と書いた。なのに2ヶ月後にまさかの板橋区再訪。もっとも同じようなことが連続して起きるのは人生あるあるな話。
都営地下鉄三田線の本蓮沼(もとはすぬま)駅で下車。
目の前は国道17号である中山道。

ところでこの中山道(なかせんどう)。東海道が江戸から京都までを主に太平洋沿岸ルートで結ぶのに対して、こちらは長野や岐阜など内陸部を通る街道。しかし子供の頃に社会科で習ったのは中仙道だったのに、いつのまにか中山の表記が一般的になっている。どうしてなの? 中山を「なかせん」とは読みづらいやろ。
中山道に突き当たっているのがこの蓮沼アスリート通り。
この道路沿いにオリンピック強化指定選手などが(だけが)利用できるナショナルトレーニングセンターがあって、このしゃれた名前が付いている。ただし何の変哲もないごく普通の道路。
中山道沿いに歩いて行く。
寺に着いたかと思ったら石材屋だった(^^ゞ
その数軒隣に南蔵院。
外から眺めるだけでやたらキレイなお寺。
寳勝山(ほうしょうざん)と書かれている。
寳は宝の旧字。
境内はまるで箱庭のように整った光景。
板橋十景に選ばれている。
板橋十景のうち「赤塚溜池公園周辺」「高島平団地とけやき並木」「東京大仏(乗蓮寺)」は赤塚梅まつりの際に訪れている。板橋2度目で早くも4つをゲット!
まずは境内に入ってすぐ右側にある真っ赤なキクモモ。
菊の花びらに形が似ているからその品種名。別名はゲンジグルマ(源氏車)。
あまり菊には見えないけれどいい形。
赤とピンクのキクモモに囲まれて極楽にいるような仏様。
この三体は奥から
羽黒山供養塔:聖観音菩薩
湯殿山供養塔:大日如来
月山供養塔:阿弥陀如来
で、まとめて出羽三山供養塔と呼ばれる。ただしここ南蔵院では湯殿山供養塔を単独で出羽三山供養塔と称していて、三体全部でも出羽三山供養塔とする変則的な構成。
なお出羽三山とは、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称。3つの独立した山ではなく月山を主峰とした峰続きの3つの山。
古くから信仰の対象となっている山である。ただし出羽三山供養塔は供養と名前が付いていても、その山で遭難などした人の冥福を祈るのでなく、普通にご利益を願って拝む。だからちょっと変わったネーミング。
出羽三山供養塔の隣は地蔵堂。
ここの地蔵は「はいた地蔵」と呼ばれ歯痛に効くらしい。
地蔵堂にはピンクのキクモモ。
新緑とのコントラストが美しい。
地蔵堂の斜め向かいにある不動明王を祀る不動堂。
その左右に2本のモモ。
左側はモフモフしたモモ。
品種名はわからず。
ところで桃の花をハナモモと呼ぶ場合があるが私はそれがどうも気に入らない。果実栽培ではなく花の観賞用に改良した園芸品種がハナモモらしいが、その理屈だと桜も梅もハナサクラやハナウメじゃないと整合性がとれない。それにハナモモだって実がなって食べられる。
またハナモモは品種名ではなく園芸品種の総称なのに、「南蔵院のハナモモとキクモモがきれいでした」と書かれているものもたくさん見かける。アホチャウカ?
おっと、仏の前ではしたない言葉は慎んで(^^ゞ
ところでこのモモは花から葉が飛び出ている。
そんな咲き方ってある?と思ってよく見ると、
枝から延びた葉が花の間をすり抜けているとわかった。
モモはサクラと違って枝から延びる花柄(かへい)が短く、つまり花と葉の出所がほぼ同じ位置。だから見方によって花から葉が生えているように見える。
とても素晴らしかったので全体像をもう一度。
ウメやサクラと違ってモモを見られるところは少ないので貴重。
そして不動堂の右側は、
先ほどの地蔵堂と同じピンクのキクモモ。
キクモモの隣にも別のお地蔵さん。
さて本堂右手前のしだれ桜。
なかなか立派な姿ではあるとはいえ、ちょっと花数が少ない。ツボミがたくさん残っているでもなく、またネットで見かける写真ではもっと豪華な咲きっぷりなので、今年は不作なのかも知れない。
それでもまさに桜色の淡いピンクが降ってくる姿は楽しめた。
南無阿弥陀仏、お釈迦様ありがとう。
こちらは本堂より手前のしだれ桜。
周りの新緑と混じり合いがキレイ。
少し葉桜になっているのは品種が違うのか?
でもその葉の色もいい。
先ほどのお地蔵さんをアップで。
横顔まで撮るのがこのブログのいいところ。
そのお地蔵さんの横、
本堂の左側にもしだれ桜がある。
右にあるのよりかなり小さく、
植えられてそれほど年数が経っていない印象。
こちらの方が花付き「率」は高く、
また花により元気がある印象。
ーーー続く
wassho at 21:03|Permalink│Comments(0)│
2024年04月13日
善福寺川緑地と和田堀公園で満開のサクラ
タイトルを少し変更して前回からの続き。
善福寺川緑地を上流の西田橋から尾崎橋まで歩いてきて、
現在位置がこちら。
びっしりと桜並木が並んでいる尾崎橋上流。
それと較べて下流は様相が一変するけれど、
お花見散歩は続行。
尾崎橋の下流すぐのところにある銅像。
1月の終わりに梅里中央公園でロウバイを見た帰りに立ち寄ったときは、誰かに暖かそうなストールを着せてもらっていた。ところでこの銅像をネットで調べると「川の声」との名前らしい。しかしどれも伝聞ばかりできちんとした情報がないし、東京都公園協会のマップにも載っていない。台座に書かれている文字も見忘れた。
なので作者はわからないし銅像の性別も不明。また公園内には他にも子供の銅像があるようだが、この日は見かけなかった。まあ次に来たときのお楽しみにということで。
横からも撮ってあげましょう。
このアングルのほうが可愛い。
尾崎橋から下流にもポツポツとサクラは咲いている。
しばらく歩くと、
少しまとまった規模で。
尾崎川上流より圧倒的に人は少ないので、
のんびりお花見したいのならこちらがいいかも。
さらに歩くと、
ピンクのサクラ。
名前は書かれていなかったものの、これは上流で見た紅華(こうか)だろう。
やはりサクラは淡いピンクでなければ。
これこそが桜色。(前回に引き続き4回目)
成園橋で右岸に渡りしばらく歩くと、
対岸にヒコーキ広場が見えてきた。
ここには飛行機型のジャングルジムがある。
このあたりで善福寺川緑地はそろそろ終わり。
しばらくするとまたピンクのサクラ。前回に書いた名前の書かれていなかった最初のピンクのサクラに似ている。ここでも名前はわからず。ひょっとしたらサクラではなくハナカイドウかも知れない。でも花びらの先が割れているからやはりサクラかな。
まあとにかくサクラは淡いピンクでなければ。
これこそが桜色。(5回目)
なぜかこの付近だけ散った花びらが多い。
先ほどのピンクのサクラはまだ満開になっていないから、その花びらではない。そして周りにソメイヨシノも見当たらず。風の影響で違う場所で散った花びらの吹き溜まりになっているのだろうか。ちょっと不思議。
現地に標識はないものの、
この白山前橋から先が和田堀公園。
工事で通行止めかと思ったら、
工事は対岸。
右岸に広がる「はらっぱ広場」。
先ほどの花びらはここから飛んできたのかも。
大成橋の先は、
右岸沿いに道はないし、
左岸は工事中だったので、
左岸の少し奥からケヤキ広場に入る。
以前にも写真を撮った和田堀池手前の飲食店は、
隣が釣り堀だった。
外から釣り堀の様子はうかがえず。
水面が落ち葉だらけだった和田堀池は、
それがなくなって多少は見られる風景になっていた。
ナゾにゴリラがいるお店で、
今回は犬を発見。ゴールデンレトリーバー?
そのぬいぐるみのある飲食店の裏にもお花見スペース。
先ほどの「はらっぱ広場」と同じくご近所さんオンリーの雰囲気。
モクレンでも咲いているのかと思って近づいてみると、
花に見えていたのは新しい葉が立っている姿。
調べてみるとビワのようなのだがイマイチ自信なし。
また川岸を歩く。
前回はこの付近で生まれて初めてカワセミを目撃した。鳥に特別の興味はないのになぜか感激。サクラ的には尾崎橋で切り上げてもよかったのに、和田堀公園まで足を伸ばしたのはまたカワセミを見られるかなとの期待半分で。
しかし残念ながらこの日はカワセミを拝めず(>_<)
野球場のそばにもサクラが何本か。
そして対岸の民家に生えているサクラが、
公園以上に立派でビックリ。
大宮橋を越えて、
左岸に広がるのがワンパク広場。
広い芝生にサクラが点在していて素敵な場所。
1月の終わりにここで見たのはこの満開のウメ。
寂しい冬の景色の中にいきなり現れたのでよく覚えている。
もちろんもう花はないが、
今はたくさんの実をつけている。
子供の成長を見るようでうれしいゾ(^^ゞ
下流に向かって歩き、
工事通行止めで少し川から離れて歩き、
さらに歩いて、
武蔵野橋に到着。
ここで和田堀公園は終了。
このスロープのようなものは杉並区立の済美(せいび)公園。
ここで前回に発見したナゾの魚道もどきを再び観察する。
右が下流。
川を遡ってくる魚を誘い込むような構造。
川の端を通って、
途中になぜか障害物のような箇所があったり、
幅が狭まったりしているが上流側で川とつながっている。
しかしこの区間、川の本流には魚の遡上あるいは往来を阻害する堰(せき)などはないのだ。だから単に川幅を柵で仕切ったに過ぎず魚道ではないはず。まったくナゾの構造物でネットでも手がかりを得られず。杉並区に問い合わせてみたい気分。
済美公園の上から眺める。
視点を変えてもナゾは解けず。
さらに下流の熊野橋と紅葉橋の間にもサクラがたくさんあった。
そろそろ夕日の時刻。
環七通りに出る手前にあったのは、
キクモモ(だと思う)。
花びらが菊のように細長い桃。
そして今度こそモクレン。
奥のサクラの手前が環七通り。
ここは水道用の水を取水しているのではなく、善福寺川が洪水になりそうなときに、環七通りの下に備えた貯水槽トンネルに流すための設備がある。
善福寺川にサヨナラして、
環七通りに出る。
善福寺川緑地に着いてから約3時間歩いて、本日のサクラ散歩はここで終了。
善福寺川緑地は圧倒的なサクラのボリュームがあったし、
和田堀公園はのんびりできるお花見スポットが点在している。
それでも前回に書いたように知名度が低いのでそれほど混雑していない。
こういうところが他にもないのか探してみたい。
おしまい
善福寺川緑地を上流の西田橋から尾崎橋まで歩いてきて、
現在位置がこちら。
びっしりと桜並木が並んでいる尾崎橋上流。
それと較べて下流は様相が一変するけれど、
お花見散歩は続行。
尾崎橋の下流すぐのところにある銅像。
1月の終わりに梅里中央公園でロウバイを見た帰りに立ち寄ったときは、誰かに暖かそうなストールを着せてもらっていた。ところでこの銅像をネットで調べると「川の声」との名前らしい。しかしどれも伝聞ばかりできちんとした情報がないし、東京都公園協会のマップにも載っていない。台座に書かれている文字も見忘れた。
なので作者はわからないし銅像の性別も不明。また公園内には他にも子供の銅像があるようだが、この日は見かけなかった。まあ次に来たときのお楽しみにということで。
横からも撮ってあげましょう。
このアングルのほうが可愛い。
尾崎橋から下流にもポツポツとサクラは咲いている。
しばらく歩くと、
少しまとまった規模で。
尾崎川上流より圧倒的に人は少ないので、
のんびりお花見したいのならこちらがいいかも。
さらに歩くと、
ピンクのサクラ。
名前は書かれていなかったものの、これは上流で見た紅華(こうか)だろう。
やはりサクラは淡いピンクでなければ。
これこそが桜色。(前回に引き続き4回目)
成園橋で右岸に渡りしばらく歩くと、
対岸にヒコーキ広場が見えてきた。
ここには飛行機型のジャングルジムがある。
このあたりで善福寺川緑地はそろそろ終わり。
しばらくするとまたピンクのサクラ。前回に書いた名前の書かれていなかった最初のピンクのサクラに似ている。ここでも名前はわからず。ひょっとしたらサクラではなくハナカイドウかも知れない。でも花びらの先が割れているからやはりサクラかな。
まあとにかくサクラは淡いピンクでなければ。
これこそが桜色。(5回目)
なぜかこの付近だけ散った花びらが多い。
先ほどのピンクのサクラはまだ満開になっていないから、その花びらではない。そして周りにソメイヨシノも見当たらず。風の影響で違う場所で散った花びらの吹き溜まりになっているのだろうか。ちょっと不思議。
現地に標識はないものの、
この白山前橋から先が和田堀公園。
工事で通行止めかと思ったら、
工事は対岸。
右岸に広がる「はらっぱ広場」。
先ほどの花びらはここから飛んできたのかも。
大成橋の先は、
右岸沿いに道はないし、
左岸は工事中だったので、
左岸の少し奥からケヤキ広場に入る。
以前にも写真を撮った和田堀池手前の飲食店は、
隣が釣り堀だった。
外から釣り堀の様子はうかがえず。
水面が落ち葉だらけだった和田堀池は、
それがなくなって多少は見られる風景になっていた。
ナゾにゴリラがいるお店で、
今回は犬を発見。ゴールデンレトリーバー?
そのぬいぐるみのある飲食店の裏にもお花見スペース。
先ほどの「はらっぱ広場」と同じくご近所さんオンリーの雰囲気。
モクレンでも咲いているのかと思って近づいてみると、
花に見えていたのは新しい葉が立っている姿。
調べてみるとビワのようなのだがイマイチ自信なし。
また川岸を歩く。
前回はこの付近で生まれて初めてカワセミを目撃した。鳥に特別の興味はないのになぜか感激。サクラ的には尾崎橋で切り上げてもよかったのに、和田堀公園まで足を伸ばしたのはまたカワセミを見られるかなとの期待半分で。
しかし残念ながらこの日はカワセミを拝めず(>_<)
野球場のそばにもサクラが何本か。
そして対岸の民家に生えているサクラが、
公園以上に立派でビックリ。
大宮橋を越えて、
左岸に広がるのがワンパク広場。
広い芝生にサクラが点在していて素敵な場所。
1月の終わりにここで見たのはこの満開のウメ。
寂しい冬の景色の中にいきなり現れたのでよく覚えている。
もちろんもう花はないが、
今はたくさんの実をつけている。
子供の成長を見るようでうれしいゾ(^^ゞ
下流に向かって歩き、
工事通行止めで少し川から離れて歩き、
さらに歩いて、
武蔵野橋に到着。
ここで和田堀公園は終了。
このスロープのようなものは杉並区立の済美(せいび)公園。
ここで前回に発見したナゾの魚道もどきを再び観察する。
右が下流。
川を遡ってくる魚を誘い込むような構造。
川の端を通って、
途中になぜか障害物のような箇所があったり、
幅が狭まったりしているが上流側で川とつながっている。
しかしこの区間、川の本流には魚の遡上あるいは往来を阻害する堰(せき)などはないのだ。だから単に川幅を柵で仕切ったに過ぎず魚道ではないはず。まったくナゾの構造物でネットでも手がかりを得られず。杉並区に問い合わせてみたい気分。
済美公園の上から眺める。
視点を変えてもナゾは解けず。
さらに下流の熊野橋と紅葉橋の間にもサクラがたくさんあった。
そろそろ夕日の時刻。
環七通りに出る手前にあったのは、
キクモモ(だと思う)。
花びらが菊のように細長い桃。
そして今度こそモクレン。
奥のサクラの手前が環七通り。
ここは水道用の水を取水しているのではなく、善福寺川が洪水になりそうなときに、環七通りの下に備えた貯水槽トンネルに流すための設備がある。
善福寺川にサヨナラして、
環七通りに出る。
善福寺川緑地に着いてから約3時間歩いて、本日のサクラ散歩はここで終了。
善福寺川緑地は圧倒的なサクラのボリュームがあったし、
和田堀公園はのんびりできるお花見スポットが点在している。
それでも前回に書いたように知名度が低いのでそれほど混雑していない。
こういうところが他にもないのか探してみたい。
おしまい
wassho at 20:15|Permalink│Comments(0)│
2020年03月31日
砧公園で芝生のサクラ その3
サクラを眺めながら歩いていると、鮮やかに色づいている一画が見えた。
モモの花だった。
砧公園にモモが咲いているなんて知らなかった。ラッキー\(^o^)/
ただしちょっと日陰の場所。
ピンクと濃いピンク。
このミックスは源平桃という品種。これはちょっと変わった品種で、1本の木に白とピンクと、白&ピンクがミックスした3種類の花を咲かせる。ミックスの花は「絞り」と呼ぶ。おそらく絞り染めからの連想だろう。
実は2つ前のピンク桃は源平桃のピンク。よく見れば白&ピンクと同じように花びらに模様が入っていることがわかる。3種類のうちどの花が咲くかの比率は毎年違うらしい。ここの源平桃で白だけの花はほとんどなかったように思う。
源平桃の名前は、源平合戦の時に源氏が白、平氏が赤の旗を使用したことに由来する。運動会などで赤組と白組に分けるものルーツは源平合戦に遡るらしい。また紅白が混ざる咲き方のことを源平咲きと呼び、ウメやツツジにもある。
これは昨年に根津神社で撮ったツツジの源平咲き。
残念ながらウメはまだ見たことがない。
それにしても華やかな光景。
ずっとモモを眺めていると、サクラが素っ気なく見えてくるので危険(^^ゞ
サクラのアーチをくぐって、サクラの花見をリスタート。
もうお約束になってきた逆光での撮影。
これは斜め後ろから光が当たっている。
こちらは太陽も写っているド逆光。
こんなことをして何が楽しいのか自分でもよく分からず。
ただ新たな発見をした。
逆光の写真を見ると眩しい。写真が光っているわけではないから、眩しかった記憶が脳によみがえって、ある種の錯覚を起こしているのだと思う。ド逆光の写真をしばらく眺めてみて欲しい。本当に目が疲れるから。おそらく瞳孔も小さくなっているんじゃないかな。
(ここまで書いて、その場にいた人間でなければ記憶はよみがえらないことに気がづいた。
一般的な眩しい記憶でも作用するかどうかは私には確かめようがない)
とりあえず眩しいことにして、
目のリフレッシュに普通に順光でのサクラ写真をどうぞ。
ブラブラ歩いていると吊り橋があった。
形だけ真似ているのかと思ったら、渡るとけっこう揺れてビックリ。
これは公園の造作としての水路じゃなくて谷戸川(やとがわ)という河川。世田谷区を流れる3.5キロの川で最終的には多摩川に合流する。
フ〜ンと読み流しそうになったが、3.5キロの長さということはスタート地点も世田谷区ということになる。調べてみると源流は成城警察署付近らしい。高級住宅地で知られる成城だが、成城警察署は環八沿いにある。あんなところに水でも湧いているのか?
それ以上は調べていないが、川の源流なんて遠くの山奥にあるものだと思っていた。
世の中、まだまだ知らないことばかりだ。
ーーー続く
モモの花だった。
砧公園にモモが咲いているなんて知らなかった。ラッキー\(^o^)/
ただしちょっと日陰の場所。
ピンクと濃いピンク。
このミックスは源平桃という品種。これはちょっと変わった品種で、1本の木に白とピンクと、白&ピンクがミックスした3種類の花を咲かせる。ミックスの花は「絞り」と呼ぶ。おそらく絞り染めからの連想だろう。
実は2つ前のピンク桃は源平桃のピンク。よく見れば白&ピンクと同じように花びらに模様が入っていることがわかる。3種類のうちどの花が咲くかの比率は毎年違うらしい。ここの源平桃で白だけの花はほとんどなかったように思う。
源平桃の名前は、源平合戦の時に源氏が白、平氏が赤の旗を使用したことに由来する。運動会などで赤組と白組に分けるものルーツは源平合戦に遡るらしい。また紅白が混ざる咲き方のことを源平咲きと呼び、ウメやツツジにもある。
これは昨年に根津神社で撮ったツツジの源平咲き。
残念ながらウメはまだ見たことがない。
それにしても華やかな光景。
ずっとモモを眺めていると、サクラが素っ気なく見えてくるので危険(^^ゞ
サクラのアーチをくぐって、サクラの花見をリスタート。
もうお約束になってきた逆光での撮影。
これは斜め後ろから光が当たっている。
こちらは太陽も写っているド逆光。
こんなことをして何が楽しいのか自分でもよく分からず。
ただ新たな発見をした。
逆光の写真を見ると眩しい。写真が光っているわけではないから、眩しかった記憶が脳によみがえって、ある種の錯覚を起こしているのだと思う。ド逆光の写真をしばらく眺めてみて欲しい。本当に目が疲れるから。おそらく瞳孔も小さくなっているんじゃないかな。
(ここまで書いて、その場にいた人間でなければ記憶はよみがえらないことに気がづいた。
一般的な眩しい記憶でも作用するかどうかは私には確かめようがない)
とりあえず眩しいことにして、
目のリフレッシュに普通に順光でのサクラ写真をどうぞ。
ブラブラ歩いていると吊り橋があった。
形だけ真似ているのかと思ったら、渡るとけっこう揺れてビックリ。
これは公園の造作としての水路じゃなくて谷戸川(やとがわ)という河川。世田谷区を流れる3.5キロの川で最終的には多摩川に合流する。
フ〜ンと読み流しそうになったが、3.5キロの長さということはスタート地点も世田谷区ということになる。調べてみると源流は成城警察署付近らしい。高級住宅地で知られる成城だが、成城警察署は環八沿いにある。あんなところに水でも湧いているのか?
それ以上は調べていないが、川の源流なんて遠くの山奥にあるものだと思っていた。
世の中、まだまだ知らないことばかりだ。
ーーー続く
wassho at 18:13|Permalink│Comments(0)│
2017年04月25日
山梨で桃の花見:一宮町 花見台&御坂路さくら公園
釈迦堂遺跡博物館を後にして再び中央自動車道。とはいっても釈迦堂パーキングエリアから一宮御坂(みさか)インターまでは5キロ程度。インターを降りてからは御坂みちと呼ばれる笛吹市から河口湖まで続いている国道137号を、これまた5キロほど走って一宮町にある花見台を目指す。
花見台はグーグルマップに載っているが、複雑に分岐する細い農道の先にある。とりあえず国道から県道34号に入り「ももの里温泉」という施設を目指す。そして、その付近から農道を上っていく。そのまま道沿いに進めば花見台に着くはずなのだが、途中の分岐で道を間違えたらしい。何となく目的地からそれているような雰囲気。でも適当に走り回っていたら少し遠回りしたかもしれないが花見台に着いた。こういう場合は野生の勘みたいなものに頼るしかない。
到着は午前11時過ぎ。
こういう櫓(やぐら)形式の展望台が建っている。
そこから目の前に広がる桃畑を眺めるというもの。
櫓(やぐら)の上から。
のどかな風景にピンク色が被さって、ふんわりと幸せな気分。
レンズの倍率を大きくして。
これは櫓からではなく畑に降りて撮ったもの。
前回のエントリーで桃にはフルーツ生産用の桃と、花を観賞するために品種改良された花桃があると書いた。花だけを見せられてどちらかを見分ける自信はないが、フルーツ生産用の桃には支柱が立っていて、そこからワイヤーで枝を吊っていることを発見。実の重みで枝が垂れ下がるのを防ぐためだろう。それとフルーツ生産用の桃はピンクのものだけのようだ。
櫓の上から盆地と反対方向の光景。
盆地側の桃は花が萎れかけていたが反対側はまだキレイだった。
ここは庭ではなく農地。入っていいともいけないとも書かれていなかった。本来、農地は私有地だから入れない。でも観光用の花見台に隣接している場所だから、まあいいかなと。
たぶん受粉の作業中。
ネットは基本的に若木を守るためのもののよう。
しかし、かなり大きな木にもネットが張られていた。
畑をブラブラ歩いてピンクの花を楽しむ。花の香りはまったくしなかった。
花桃も少し植えられている。後ろの白いのは桜。
地面にはタンポポ多し。
1時間弱くらい桃を眺めて花見台を後にする。
途中の農道で桃とBMW F800Rとのツーショット。
県道37号まで戻る。帰りに下った農道は分岐点に道順が書いてあった。それでそのルートは私が花見台に向かったのとほぼ同じ。往きに道順の表示は見かけなかったし、花見台への道路は狭いので往きと帰りで別のルートが設定されている、つまり一方通行が推奨なことを思い出した。ということは往きは県道37号から農道に入る場所を間違えたらしい。でもどこから農道に入れというような案内はなかったんだよなあ。
国道137号には戻らず、その側道のような道路を走る。これがなかなか景色よし。これで道路沿いの桃に花が咲いていれば最高だったのだが。ここと花見台との標高差は数百メートルくらいと思う。桃の花はその差に敏感らしい。
花見台の次に向かったのは御坂路さくら公園。そのあたりは花見台より標高がさらに100メートルほど高く、まだ桃の花がたくさん残っているというのがネットで得た情報。つまり目的地は公園ではなくその周辺。
しかし先ほどの側道から国道137号の旧道に入り、公園コッチの案内板に従って脇道にそれると、いつの間にか公園の中に入ってしまった。この御坂路さくら公園は不思議な造りで特に公園の入口というものはなかった。かなり広いエリアが公園に指定され、そのところどころにキャンプやバーベキューをする広場が配置されているというレイアウトらしい。
わけのわからないまま坂道を進むと通行止めになっており、その手前に広場があったのでバイクで乗り入れる。散りかけの桜があるだけの場所なんだけれど、ここが何とも落ち着く空間だった。
見晴らしもよし。写真中央を横切っているのが国道137号の旧道。
八重桜だけで桃はなし。なんたってその名前の通り、ここは御坂路さくら公園(^^ゞ
垂れ桜とBMW F800R。
桃を見に来て桜を愛でるのもオツなもの?
桜はやっぱり優しい雰囲気があるなと再認識。
花見台にはベンチなどがなく歩き回っただけだったが、この広場には東屋(あずまや)があったのでゆったり休憩。そうこうしているうちに桃のある場所を探してバイクで走り回る気もなくなってきた。というわけで桃の花見は花見台で終了として、次の目的地に向かうこととした。
ーーー続く
花見台はグーグルマップに載っているが、複雑に分岐する細い農道の先にある。とりあえず国道から県道34号に入り「ももの里温泉」という施設を目指す。そして、その付近から農道を上っていく。そのまま道沿いに進めば花見台に着くはずなのだが、途中の分岐で道を間違えたらしい。何となく目的地からそれているような雰囲気。でも適当に走り回っていたら少し遠回りしたかもしれないが花見台に着いた。こういう場合は野生の勘みたいなものに頼るしかない。
到着は午前11時過ぎ。
こういう櫓(やぐら)形式の展望台が建っている。
そこから目の前に広がる桃畑を眺めるというもの。
櫓(やぐら)の上から。
のどかな風景にピンク色が被さって、ふんわりと幸せな気分。
レンズの倍率を大きくして。
これは櫓からではなく畑に降りて撮ったもの。
前回のエントリーで桃にはフルーツ生産用の桃と、花を観賞するために品種改良された花桃があると書いた。花だけを見せられてどちらかを見分ける自信はないが、フルーツ生産用の桃には支柱が立っていて、そこからワイヤーで枝を吊っていることを発見。実の重みで枝が垂れ下がるのを防ぐためだろう。それとフルーツ生産用の桃はピンクのものだけのようだ。
櫓の上から盆地と反対方向の光景。
盆地側の桃は花が萎れかけていたが反対側はまだキレイだった。
ここは庭ではなく農地。入っていいともいけないとも書かれていなかった。本来、農地は私有地だから入れない。でも観光用の花見台に隣接している場所だから、まあいいかなと。
たぶん受粉の作業中。
ネットは基本的に若木を守るためのもののよう。
しかし、かなり大きな木にもネットが張られていた。
畑をブラブラ歩いてピンクの花を楽しむ。花の香りはまったくしなかった。
花桃も少し植えられている。後ろの白いのは桜。
地面にはタンポポ多し。
1時間弱くらい桃を眺めて花見台を後にする。
途中の農道で桃とBMW F800Rとのツーショット。
県道37号まで戻る。帰りに下った農道は分岐点に道順が書いてあった。それでそのルートは私が花見台に向かったのとほぼ同じ。往きに道順の表示は見かけなかったし、花見台への道路は狭いので往きと帰りで別のルートが設定されている、つまり一方通行が推奨なことを思い出した。ということは往きは県道37号から農道に入る場所を間違えたらしい。でもどこから農道に入れというような案内はなかったんだよなあ。
国道137号には戻らず、その側道のような道路を走る。これがなかなか景色よし。これで道路沿いの桃に花が咲いていれば最高だったのだが。ここと花見台との標高差は数百メートルくらいと思う。桃の花はその差に敏感らしい。
花見台の次に向かったのは御坂路さくら公園。そのあたりは花見台より標高がさらに100メートルほど高く、まだ桃の花がたくさん残っているというのがネットで得た情報。つまり目的地は公園ではなくその周辺。
しかし先ほどの側道から国道137号の旧道に入り、公園コッチの案内板に従って脇道にそれると、いつの間にか公園の中に入ってしまった。この御坂路さくら公園は不思議な造りで特に公園の入口というものはなかった。かなり広いエリアが公園に指定され、そのところどころにキャンプやバーベキューをする広場が配置されているというレイアウトらしい。
わけのわからないまま坂道を進むと通行止めになっており、その手前に広場があったのでバイクで乗り入れる。散りかけの桜があるだけの場所なんだけれど、ここが何とも落ち着く空間だった。
見晴らしもよし。写真中央を横切っているのが国道137号の旧道。
八重桜だけで桃はなし。なんたってその名前の通り、ここは御坂路さくら公園(^^ゞ
垂れ桜とBMW F800R。
桃を見に来て桜を愛でるのもオツなもの?
桜はやっぱり優しい雰囲気があるなと再認識。
花見台にはベンチなどがなく歩き回っただけだったが、この広場には東屋(あずまや)があったのでゆったり休憩。そうこうしているうちに桃のある場所を探してバイクで走り回る気もなくなってきた。というわけで桃の花見は花見台で終了として、次の目的地に向かうこととした。
ーーー続く
wassho at 23:52|Permalink│Comments(0)│
2017年04月23日
山梨で桃の花見:釈迦堂遺跡博物館
山桜に続いて今回は桃の花と2週続けてのバイクツーリング。桃は桜と同じ頃に咲き出して桜より開花期間が長い。今年は桜が満開になるのが遅かった。それは桃にも当てはまるわけだが、それにしても見頃の最後が1週間ほど前だったことは承知の上。身体は1つしかないんだから仕方がない。
梅と桜の名所は数え切れないくらいあるが、桃の場合は極端に少ない。今まで訪れたのは茨城県の古河総合公園と埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパークの2つくらい。それで今回は山梨県笛吹市(ふえふきし)の3箇所。山梨県はフルーツとしての桃の産地なのであちこちに桃畑があって、大げさに言えば花のシーズンは郊外がピンク色に染まる。それは承知でも、例えば梅園のように観賞用に管理された庭を訪れればいいというものではなく、桃の栽培地を巡るツーリングになるので、どんなルートにするかなどそれなりのプランが必要。それが面倒なので今まで後回しになっていた。でも今回はもうシーズン終わりに近く、まだ咲いているのは少し小高い場所に限られるので、それが幸いしてプランもシンプルで済むということで腰を上げたしだい。
ルートは地図右上から反時計回り。中央自動車道の釈迦堂パーキングエリアが最初の目的地。それから一宮御坂(みさか)インターで高速道路を降りて、笛吹市一宮町の花見台と御坂町の御坂路さくら公園付近で桃の花を見るのが基本プラン。その後はいくつかのパターンを考えていたが、河口湖と本栖湖で富士山を眺めて、新東名〜東名で帰ってくるというツーリングになった。

出発は午前8時15分。先週に茨城県桜川市の磯部桜川公園にツーリングした時、革ジャンの下は半袖ポロだけだったが、今回も天気は晴れているものの標高の高いエリアだからと下着シャツ&長袖シャツの組み合わせ。現地で寒かった時のことも考えトレーナーも持参。ところがガレージを出た時のバイクの気温計は13.5度。その時は何も感じなかったが、高速道路でスピードが上がると結構な寒さ。現地のことは頭にあったけれど、途中の気温が低いことはまったく想定外。極薄のダウンを着込んでもよかったくらい。結局そのまま走り続けた。
渋滞もなく9時45分に釈迦堂パーキングエリア到着。
どうして高速道路上のパーキングエリアが最初の目的地かというと、このパーキングから釈迦堂遺跡博物館に直接出入りでき、博物館の周りに桃の木がたくさんあるから。
上の写真で右側の階段が博物館へ続く道順。左側にあるのが展望台。
南アルプスをよく見ようと登ってみた後に気がついたのだが、博物館は展望台より高い位置にあるじゃないか(/o\)
南アルプスと甲府盆地。写真中央の一番高い雪山がたぶん北岳。ちなみに3776メートルの富士山に次いで、3193メートルと日本で2番目に高い山。マーケティングの世界では「日本で一番高い山は富士山と誰でも知っているが、2番目の山の名前なんてでてこない。つまり一番になるのと二番になるのでは天と地ほども違う」といつも引き合いに出される気の毒な山である。
釈迦堂遺跡博物館に桃の木が植えてあると思っていたが、博物館の敷地に隣接して農家の所有する桃の栽培地があるということだった。
フェンスの中に入ってみる。フルーツ用の桃だけでなく観賞用の花桃も植えられているようである。フルーツ用と観賞用の違いはよく知らない。たくさんの花の種類が咲いていたら花桃だと思うようにしている。
桃と菜の花。
この区画は生産ではなく庭として多品種の桃が植えられていることがわかる。
赤、ピンク、白。
そして私が好きな白とピンクがミックスの源平桃。
白とピンクのアップ。赤は梅と同じく先に咲くのでいい状態の花はなかった。
見学順路という看板に沿って奥に進む。これはブドウの木かな? 上にワイヤーが貼ってあるので、私の身長だと腰をかがめて歩かなくてはいけない。
菜の花畑の周りに桃が植えられていた。遠くの山並みとの景色がいい感じ。
丸い金属製の柵のようなものを転がしている。何をしている農作業なのか不明。
こちらは上部にブドウ(たぶん)が張っている菜の花畑。
先ほどの農地は博物館の裏手にある。
こちらは博物館の横にある飲み物や苗なんかも売っている園芸園。
休憩用スペースもある。
桃とチューリップとスイセンの競演。
白いスイセンに混じって一輪だけ配色が逆転したような黄色いスイセン。突然変異?
釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道を建設する時に発掘された縄文時代の遺跡を管理するための施設。今回は館内に立ち寄らず。でも桃の花の最盛期で標高の低い盆地のほうがピンク色に染まっている時は、ロビーは高くて見晴らしのいい場所にあるので遺跡に興味がなくても景色目当てで入ってみるのもいいかもしれない。ちなみに入館料は200円。
ところで釈迦堂遺跡博物館は釈迦堂パーキングエリアと同じ敷地ではなく、間に道路が通っている。横断歩道の左側がパーキングエリアに降りる階段。つまり高速道路を使っていなくてもここからパーキングエリアに入れるし、逆に人間だけ高速道路から出ることもできる。サスペンスドラマのアリバイ作りトリックに使えるかも(^^ゞ
ーーー続く
梅と桜の名所は数え切れないくらいあるが、桃の場合は極端に少ない。今まで訪れたのは茨城県の古河総合公園と埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパークの2つくらい。それで今回は山梨県笛吹市(ふえふきし)の3箇所。山梨県はフルーツとしての桃の産地なのであちこちに桃畑があって、大げさに言えば花のシーズンは郊外がピンク色に染まる。それは承知でも、例えば梅園のように観賞用に管理された庭を訪れればいいというものではなく、桃の栽培地を巡るツーリングになるので、どんなルートにするかなどそれなりのプランが必要。それが面倒なので今まで後回しになっていた。でも今回はもうシーズン終わりに近く、まだ咲いているのは少し小高い場所に限られるので、それが幸いしてプランもシンプルで済むということで腰を上げたしだい。
ルートは地図右上から反時計回り。中央自動車道の釈迦堂パーキングエリアが最初の目的地。それから一宮御坂(みさか)インターで高速道路を降りて、笛吹市一宮町の花見台と御坂町の御坂路さくら公園付近で桃の花を見るのが基本プラン。その後はいくつかのパターンを考えていたが、河口湖と本栖湖で富士山を眺めて、新東名〜東名で帰ってくるというツーリングになった。

出発は午前8時15分。先週に茨城県桜川市の磯部桜川公園にツーリングした時、革ジャンの下は半袖ポロだけだったが、今回も天気は晴れているものの標高の高いエリアだからと下着シャツ&長袖シャツの組み合わせ。現地で寒かった時のことも考えトレーナーも持参。ところがガレージを出た時のバイクの気温計は13.5度。その時は何も感じなかったが、高速道路でスピードが上がると結構な寒さ。現地のことは頭にあったけれど、途中の気温が低いことはまったく想定外。極薄のダウンを着込んでもよかったくらい。結局そのまま走り続けた。
渋滞もなく9時45分に釈迦堂パーキングエリア到着。
どうして高速道路上のパーキングエリアが最初の目的地かというと、このパーキングから釈迦堂遺跡博物館に直接出入りでき、博物館の周りに桃の木がたくさんあるから。
上の写真で右側の階段が博物館へ続く道順。左側にあるのが展望台。
南アルプスをよく見ようと登ってみた後に気がついたのだが、博物館は展望台より高い位置にあるじゃないか(/o\)
南アルプスと甲府盆地。写真中央の一番高い雪山がたぶん北岳。ちなみに3776メートルの富士山に次いで、3193メートルと日本で2番目に高い山。マーケティングの世界では「日本で一番高い山は富士山と誰でも知っているが、2番目の山の名前なんてでてこない。つまり一番になるのと二番になるのでは天と地ほども違う」といつも引き合いに出される気の毒な山である。
釈迦堂遺跡博物館に桃の木が植えてあると思っていたが、博物館の敷地に隣接して農家の所有する桃の栽培地があるということだった。
フェンスの中に入ってみる。フルーツ用の桃だけでなく観賞用の花桃も植えられているようである。フルーツ用と観賞用の違いはよく知らない。たくさんの花の種類が咲いていたら花桃だと思うようにしている。
桃と菜の花。
この区画は生産ではなく庭として多品種の桃が植えられていることがわかる。
赤、ピンク、白。
そして私が好きな白とピンクがミックスの源平桃。
白とピンクのアップ。赤は梅と同じく先に咲くのでいい状態の花はなかった。
見学順路という看板に沿って奥に進む。これはブドウの木かな? 上にワイヤーが貼ってあるので、私の身長だと腰をかがめて歩かなくてはいけない。
菜の花畑の周りに桃が植えられていた。遠くの山並みとの景色がいい感じ。
丸い金属製の柵のようなものを転がしている。何をしている農作業なのか不明。
こちらは上部にブドウ(たぶん)が張っている菜の花畑。
先ほどの農地は博物館の裏手にある。
こちらは博物館の横にある飲み物や苗なんかも売っている園芸園。
休憩用スペースもある。
桃とチューリップとスイセンの競演。
白いスイセンに混じって一輪だけ配色が逆転したような黄色いスイセン。突然変異?
釈迦堂遺跡博物館は中央自動車道を建設する時に発掘された縄文時代の遺跡を管理するための施設。今回は館内に立ち寄らず。でも桃の花の最盛期で標高の低い盆地のほうがピンク色に染まっている時は、ロビーは高くて見晴らしのいい場所にあるので遺跡に興味がなくても景色目当てで入ってみるのもいいかもしれない。ちなみに入館料は200円。
ところで釈迦堂遺跡博物館は釈迦堂パーキングエリアと同じ敷地ではなく、間に道路が通っている。横断歩道の左側がパーキングエリアに降りる階段。つまり高速道路を使っていなくてもここからパーキングエリアに入れるし、逆に人間だけ高速道路から出ることもできる。サスペンスドラマのアリバイ作りトリックに使えるかも(^^ゞ
ーーー続く
wassho at 22:18|Permalink│Comments(0)│
2016年04月05日
サクラ散歩 その2
すずめのお宿緑地公園から少し歩くと碑文谷(ひもんや)八幡宮。
ここの参道のサクラもなかなか見事。
参道からさらに延びる道。視界の限りサクラが続いている。
これは緑道といって、昔は川や用水路が流れていたところを暗渠にして(川にフタをして)、その上が遊歩道になっている構造(写真真ん中は普通の車道で、遊歩道は左側部分)。緑道は目黒区や世田谷区の所々にある。もっとも住宅街の奥まったところにあるものなので、住んだことのない場所のことまでは知らないが。
ほんのりとサクラ色で上品な美しさ。
ツボミはもっと色が濃いのに、その色はどこにいってしまうのだろう。
緑道のサクラ並木に興味はあったが、自宅から離れてしまうのでサレジオ教会に戻る。
教会の手前に八重桜があった。まだほとんどがツボミの状態。
子供の頃、実家の庭に八重桜があったので今でも何となく親近感を持っている。
ブラブラ歩いていると白い大島桜とソメイヨシノが連なっているところがあった。でも梅や桃のピンクと違って、ソメイヨシノも白っぽい花なので紅白のメデタイ感じにはならず。
来た道とは違うルートで自宅に戻る。ここはサレジオ教会の前の道路と違って、両側からサクラのアーチになっている。
こんなところが数え切れないくらいある。だからサクラはわざわざ人で混んでいる名所に出かけずに、近所で手軽に楽しみましょうとなってしまう。ところでサクラが多いのはいいことだけれど、一方でどこもかしこもサクラだらけにしないで、梅や桃やもっと他の木も混ぜて植えたらよかったのにとも思う。
そんなことを考えながら歩いていたら、桃の花が咲いているお宅があった。
私の好きな白とピンクがミックスになった源平桃もあってラッキー。
最後は自宅隣のマンションのツツジ。
ツツジは道路脇に植えられている、ありきたりの木のイメージしか持っていなかった。というかほとんど関心がなかった。しかし2年前に「あしかがフラワーパーク」でツツジを見てその美しさに感激。それ以来、春になってツツジが咲くのが楽しみ。サクラ以上にどこにでもあるので、ツツジのシーズンは街を歩きながらニヤニヤしている(^^ゞ
iPhoneじゃなくてデジカメを持って散歩すると、せっかく持ってきたのだから何か撮ろうという気になるからか、普段よりいろいろなものが目につく。それが気分転換になるし、ただ歩いているより楽しい。
おしまい
ここの参道のサクラもなかなか見事。
参道からさらに延びる道。視界の限りサクラが続いている。
これは緑道といって、昔は川や用水路が流れていたところを暗渠にして(川にフタをして)、その上が遊歩道になっている構造(写真真ん中は普通の車道で、遊歩道は左側部分)。緑道は目黒区や世田谷区の所々にある。もっとも住宅街の奥まったところにあるものなので、住んだことのない場所のことまでは知らないが。
ほんのりとサクラ色で上品な美しさ。
ツボミはもっと色が濃いのに、その色はどこにいってしまうのだろう。
緑道のサクラ並木に興味はあったが、自宅から離れてしまうのでサレジオ教会に戻る。
教会の手前に八重桜があった。まだほとんどがツボミの状態。
子供の頃、実家の庭に八重桜があったので今でも何となく親近感を持っている。
ブラブラ歩いていると白い大島桜とソメイヨシノが連なっているところがあった。でも梅や桃のピンクと違って、ソメイヨシノも白っぽい花なので紅白のメデタイ感じにはならず。
来た道とは違うルートで自宅に戻る。ここはサレジオ教会の前の道路と違って、両側からサクラのアーチになっている。
こんなところが数え切れないくらいある。だからサクラはわざわざ人で混んでいる名所に出かけずに、近所で手軽に楽しみましょうとなってしまう。ところでサクラが多いのはいいことだけれど、一方でどこもかしこもサクラだらけにしないで、梅や桃やもっと他の木も混ぜて植えたらよかったのにとも思う。
そんなことを考えながら歩いていたら、桃の花が咲いているお宅があった。
私の好きな白とピンクがミックスになった源平桃もあってラッキー。
最後は自宅隣のマンションのツツジ。
ツツジは道路脇に植えられている、ありきたりの木のイメージしか持っていなかった。というかほとんど関心がなかった。しかし2年前に「あしかがフラワーパーク」でツツジを見てその美しさに感激。それ以来、春になってツツジが咲くのが楽しみ。サクラ以上にどこにでもあるので、ツツジのシーズンは街を歩きながらニヤニヤしている(^^ゞ
iPhoneじゃなくてデジカメを持って散歩すると、せっかく持ってきたのだから何か撮ろうという気になるからか、普段よりいろいろなものが目につく。それが気分転換になるし、ただ歩いているより楽しい。
おしまい
wassho at 09:01|Permalink│Comments(0)│
2016年03月24日
中川やしおフラワーパークに桃を見に行く その2
川べりに出る。
景色は殺風景で見るべきものはない。
この一帯は20年ほど前までゴミの不法投棄で荒れた土地だったらしい。それを地元の人々が協力してきれいにし、さらに自治体や国を動かして公園に整備したという。そんないきさつがあるから、桃の木の1本1本にも里親がついていたり(たぶん地元の人や会社だと思う)、個人に花壇用の土地区画を貸し出したりしているんだろう。ここはいいコミュニティが育っているのかもしれない。
川べり側からは菜の花越しに桃の花を見ることになる。
構図のアイデアとしては悪くなかったと思うが、
電線が多すぎ(>_<)
風はほとんどなかった日だったが、
どうしても泳ぐ鯉のぼりを見たくて、しばらく粘ってみる。
その甲斐あって風が吹き始め、
ヤッター\(^o^)/
やっぱり鯉のぼりはこうじゃなくっちゃ。
でもすぐメザシ状態に戻ったーーー
しかし鯉のぼりを見ていると季節感が狂うなあ。
念のために書いておくとこの日は3月21日。
黄梅と書かれた木。公園内に2〜3本あった。
よく知らなかったので、調べてみるとジャスミンの仲間で植物学的に梅とは何の関係もない。花の形も梅に似ているように見えない。こんな黄色い梅モドキを植えなくていいから、白い桃を植えて欲しいというのが正直なところ。
これはミモザ。そんなに見かける花ではないが、たまたま自宅近くに植えているお宅があるので私には馴染み深い。
本来はもっと鮮やかで真っ黄色な花だが、開花してからだいぶ経っているようでオレンジに近い色になっていた。ちなみにゆで卵を細かく刻んで野菜にのせたのがミモザサラダ。卵もミモザも同じ黄色だから。
公園から駐車場を挟んだ先に、
川の駅と名付けられたボート置き場があった。
あきらかに道の駅をパクった便乗ネーミング。以前、海沿いにある食堂&土産物屋で海の駅を名乗っている店があったが、ここは事務所しかない単なるボート置き場。ノボリにはマリーナとも書かれている。マリーナはレジャーボート用の港という意味だが、川に港というのもピンとこない。とにかく突っ込みどころの多いネーミング。ところでここから東京湾に抜けるまで20キロはあると思うけれど、こんなところに船を駐めて不便じゃないのかな。
ところで私が訪れたことがある海の駅は便乗商法のお店だったが、道の駅と同じく国土交通省が所管する海の駅というものも全国に150箇所ほどある。1000箇所以上ある道の駅と較べれば数が少ないし、基本的にレジャーボートのための施設だから世間的にはあまり知られていない。私も立ち寄ったことはないが、そのうち海の駅巡りツーリングでもしてみようか。
最後に桃のアップ。
やっぱりもう一色欲しい!
1時間ほど公園にいて、帰りも往きと同じく1時間ほど程度で午後4時半に帰宅。その時刻ならまだ昼間と感じられる季節になってきた。走行65キロ。サクッと短いツーリングだったが、春本番がやってきたワクワクした気持ちの1日だった。
おしまい
景色は殺風景で見るべきものはない。
この一帯は20年ほど前までゴミの不法投棄で荒れた土地だったらしい。それを地元の人々が協力してきれいにし、さらに自治体や国を動かして公園に整備したという。そんないきさつがあるから、桃の木の1本1本にも里親がついていたり(たぶん地元の人や会社だと思う)、個人に花壇用の土地区画を貸し出したりしているんだろう。ここはいいコミュニティが育っているのかもしれない。
川べり側からは菜の花越しに桃の花を見ることになる。
構図のアイデアとしては悪くなかったと思うが、
電線が多すぎ(>_<)
風はほとんどなかった日だったが、
どうしても泳ぐ鯉のぼりを見たくて、しばらく粘ってみる。
その甲斐あって風が吹き始め、
ヤッター\(^o^)/
やっぱり鯉のぼりはこうじゃなくっちゃ。
でもすぐメザシ状態に戻ったーーー
しかし鯉のぼりを見ていると季節感が狂うなあ。
念のために書いておくとこの日は3月21日。
黄梅と書かれた木。公園内に2〜3本あった。
よく知らなかったので、調べてみるとジャスミンの仲間で植物学的に梅とは何の関係もない。花の形も梅に似ているように見えない。こんな黄色い梅モドキを植えなくていいから、白い桃を植えて欲しいというのが正直なところ。
これはミモザ。そんなに見かける花ではないが、たまたま自宅近くに植えているお宅があるので私には馴染み深い。
本来はもっと鮮やかで真っ黄色な花だが、開花してからだいぶ経っているようでオレンジに近い色になっていた。ちなみにゆで卵を細かく刻んで野菜にのせたのがミモザサラダ。卵もミモザも同じ黄色だから。
公園から駐車場を挟んだ先に、
川の駅と名付けられたボート置き場があった。
あきらかに道の駅をパクった便乗ネーミング。以前、海沿いにある食堂&土産物屋で海の駅を名乗っている店があったが、ここは事務所しかない単なるボート置き場。ノボリにはマリーナとも書かれている。マリーナはレジャーボート用の港という意味だが、川に港というのもピンとこない。とにかく突っ込みどころの多いネーミング。ところでここから東京湾に抜けるまで20キロはあると思うけれど、こんなところに船を駐めて不便じゃないのかな。
ところで私が訪れたことがある海の駅は便乗商法のお店だったが、道の駅と同じく国土交通省が所管する海の駅というものも全国に150箇所ほどある。1000箇所以上ある道の駅と較べれば数が少ないし、基本的にレジャーボートのための施設だから世間的にはあまり知られていない。私も立ち寄ったことはないが、そのうち海の駅巡りツーリングでもしてみようか。
最後に桃のアップ。
やっぱりもう一色欲しい!
1時間ほど公園にいて、帰りも往きと同じく1時間ほど程度で午後4時半に帰宅。その時刻ならまだ昼間と感じられる季節になってきた。走行65キロ。サクッと短いツーリングだったが、春本番がやってきたワクワクした気持ちの1日だった。
おしまい
wassho at 08:56|Permalink│Comments(0)│
2016年03月21日
中川やしおフラワーパークに桃を見に行く
桃の節句の雛祭りは3月3日で、桜が咲くよりずいぶん早い時期だけれど、旧暦の3月3日は今の4月初旬から中旬なので(その年によって違ってくる)、桃と桜はだいたい同じ時期に咲く。東京近郊では桃のほうが早いかな。そろそろ満開になっているところがあったので出かけてきた。ちなみに東京の桜開花宣言は本日で、満開になるのは1週間か10日後くらいか。
桃の花ツーリングの目的地は埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパーク。中川というのは利根川の支流で、八潮市を流れている川の名前。八潮市は足立区や葛飾区の隣なので片道30キロちょっとの道のり。

前日は最高気温18度と春本番の暖かさだったのに、本日午前9時の気温は8.5度と冬に逆戻り。空模様も灰色で出鼻をくじかれる。近場だしもっと気温が上がってから出かけることにして午前11時まで待つ。しかし気温は10度を超えたが空の色が先ほどより暗くなっている。ネットで雨雲レーダーを確認すると、八潮市にはなかったものの途中のルートには薄くかかった雨雲が広範囲に(/o\) パラついている程度だと思うが、雨の中をバイクで走る気はないので中止に決定。
それでハードディスクに溜まっているテレビ録画を見て過ごしていたら、午後1時前に急に空が明るくなってきた。というわけで急遽1時半頃に出発のツーリングとなる。
本日は首都高が往復の95%を占めるルート。2号目黒線で都心部に入ってから6号向島線で八潮を目指す。向島線は浅草の隅田川沿いを見おろしながら走るしスカイツリーも見えるから気持ちがいい。ここを走るのはずいぶん久し振りかもしれない。
1時間で中川やしおフラワーパーク到着。
桃の花と菜の花。そして青空。
いや〜来られてよかった\(^o^)/
鯉のぼりはまだ気が早いと思うなあ。
でも菜の花と一緒に見たことはないから初体験でうれしい。
とりあえず菜の花撮影。
なぜか菜の花の黄色を見ると元気が出てくる気がする。
奥の上流方向に進む。
公園は河川敷沿いの細長い地形でこのあたりが中心部分。
鯉のぼりもここにある。
この日は風がほとんどなかったので並んでぶら下がったメザシ状態(^^ゞ
一番奥に桃の回廊的な植え方をしているところがあった。
午前中の天候がウソのような快晴。
やっぱり花は青空を背景に見たほうがきれい。
ここの桃の木は1本ずつ里親がいるらしく名札がついていた。
気温は12度でも日差しが強く歩き回っていると暑かった。冬用のバイクジャケットは駐車場においてきたが、その下は極薄ダウンに薄手ウールのタートルセーター。革パンの下にはタイツもはいている。バイクで走っている時はこれくらいは必要。バイクの場合、現地での服装のバランスをとるのがなかなか難しい。
こちらは赤い色の桃。
ピンクより先に咲くのか僅かに盛りを過ぎている印象。
赤桃とピンク桃のツーショット。
中川やしおフラワーパークにあったのはこの2種類だけ。
白や私が好きな赤白ミックスの源平桃がなかったのは残念。
土手の上から桃を眺める。
土手の下に桃、菜の花、川の順番。
土手下には屋台も出ている。
小さな区画の花壇がたくさんあって、桃の里親と同じように名前がついている。家庭菜園向けに土地を貸し出しているところがあるけれど、それの花壇版みたいなものか。
ーーー続く
桃の花ツーリングの目的地は埼玉県八潮市にある中川やしおフラワーパーク。中川というのは利根川の支流で、八潮市を流れている川の名前。八潮市は足立区や葛飾区の隣なので片道30キロちょっとの道のり。

前日は最高気温18度と春本番の暖かさだったのに、本日午前9時の気温は8.5度と冬に逆戻り。空模様も灰色で出鼻をくじかれる。近場だしもっと気温が上がってから出かけることにして午前11時まで待つ。しかし気温は10度を超えたが空の色が先ほどより暗くなっている。ネットで雨雲レーダーを確認すると、八潮市にはなかったものの途中のルートには薄くかかった雨雲が広範囲に(/o\) パラついている程度だと思うが、雨の中をバイクで走る気はないので中止に決定。
それでハードディスクに溜まっているテレビ録画を見て過ごしていたら、午後1時前に急に空が明るくなってきた。というわけで急遽1時半頃に出発のツーリングとなる。
本日は首都高が往復の95%を占めるルート。2号目黒線で都心部に入ってから6号向島線で八潮を目指す。向島線は浅草の隅田川沿いを見おろしながら走るしスカイツリーも見えるから気持ちがいい。ここを走るのはずいぶん久し振りかもしれない。
1時間で中川やしおフラワーパーク到着。
桃の花と菜の花。そして青空。
いや〜来られてよかった\(^o^)/
鯉のぼりはまだ気が早いと思うなあ。
でも菜の花と一緒に見たことはないから初体験でうれしい。
とりあえず菜の花撮影。
なぜか菜の花の黄色を見ると元気が出てくる気がする。
奥の上流方向に進む。
公園は河川敷沿いの細長い地形でこのあたりが中心部分。
鯉のぼりもここにある。
この日は風がほとんどなかったので並んでぶら下がったメザシ状態(^^ゞ
一番奥に桃の回廊的な植え方をしているところがあった。
午前中の天候がウソのような快晴。
やっぱり花は青空を背景に見たほうがきれい。
ここの桃の木は1本ずつ里親がいるらしく名札がついていた。
気温は12度でも日差しが強く歩き回っていると暑かった。冬用のバイクジャケットは駐車場においてきたが、その下は極薄ダウンに薄手ウールのタートルセーター。革パンの下にはタイツもはいている。バイクで走っている時はこれくらいは必要。バイクの場合、現地での服装のバランスをとるのがなかなか難しい。
こちらは赤い色の桃。
ピンクより先に咲くのか僅かに盛りを過ぎている印象。
赤桃とピンク桃のツーショット。
中川やしおフラワーパークにあったのはこの2種類だけ。
白や私が好きな赤白ミックスの源平桃がなかったのは残念。
土手の上から桃を眺める。
土手の下に桃、菜の花、川の順番。
土手下には屋台も出ている。
小さな区画の花壇がたくさんあって、桃の里親と同じように名前がついている。家庭菜園向けに土地を貸し出しているところがあるけれど、それの花壇版みたいなものか。
ーーー続く
wassho at 23:14|Permalink│Comments(0)│
2014年04月15日
大宮花の丘農林公苑 その2
チューリップ畑をブラブラ。
自宅ベランダのチューリップもキレイだし、ひたち海浜公園や佐倉ふるさと広場とかチューリップの名所にあちこち出かけて目も肥えてきたきたので、もう少々のことじゃ驚かない。でもたくさんのチューリップが咲いているとテンション上がるね。
オレンジチューリップ。
黄色チューリップ。
ふたつまとめて。
ピンクと赤チューリップの畑になぜか黄色チューリップが一株。前回に書いたシャッタースピードと絞りの関係で、後ろにあるピンクと赤チューリップがボンヤリしすぎてしまう。
チューリップ畑の横にある橋。
橋の上から覗くと、こんな大きな鯉(こい)が、
たくさん泳いでいる。
鴨もいる。ときどき水の上をバシャバシャバシャと数メートルほど助走するようにしてから飛び上がる姿が見られた。それを写真に撮ろうと何度か試したが、鴨の動きが速すぎてまったくカメラの液晶画面に捉えられず。
少し小高くなったところからチューリップ畑を望む。
単色のチューリップばかりなのでもう少し品種のバラエティが欲しいところ。今のように色数が少ない場合は、もっと色を混ぜて植えた方が賑やかになるよ。それとチューリップを植える間隔が少し広すぎるかな。
チューリップ・コンサルタント談←いつから?
チューリップ畑を抜けて公園の一番北側にある芝生。
ピンクのラインのように見えているのは、
芝桜!
ネモフィラと同じく芝桜も、本栖湖リゾートで見た富士の芝桜のような大パノラマというわけにはいかない。それにしてもこの公園はいろいろな植物が植えてあって見どころが豊富。一番有名なのは秋に真っ赤に咲くサルビアらしい。
少し残念だったのは、このピンクの芝桜しかなかったところ。
複数品種の栽培を希望したい。
チューリップ畑は南北に細長い公園の西側にある。
帰りは東側を歩く。
このピンクと白の花は桃の花。
梅・桜・桃と今年も春の花トップ3をコンプリートできてよかった。
これは読んで字のごとく梅である。
花が咲いていない梅をわざわざ写真に撮ったのは、
梅の実がなっていたから。
木になっている実を見たことはあまりない。
この大きな木に咲いている白い花は、
花びらの形と花柄(花と枝をつなぐ部分)の長さから桜であることに間違いはない。
でもなんという名前の桜なんだろう。名前のプレートはなかった。
品種不明なれど気持ちよさそうに伸びていた若葉。
これはムクゲという木。
初夏から花をつけるらしいが、今のところその気配は微塵もなし。
生け垣でよく見かける緑と赤い葉っぱが一緒に生えている木。自宅のマンションにも植えられていて前からなんという名前か気になっていた。ようやく調べてみたらレッドロビン、和名はベニ・カナメモチと判明。
鉄塔と一緒に。
赤いのが新芽で時間がたつと緑色になる。葉は落ちないが紅葉とは逆の変化。
この付近の草には、
紫色の花が咲いていた。
一部のチューリップ畑で下草のように生えていたのと同じもの。
ネットで調べたらホトケノザ(仏の座)という植物。仏像を置く台を蓮華座(れんげざ)というが、花の下の円形になっている葉っぱがそれに似ているのが名前の由来。薄い紫の部分が花で、濃い紫はツボミ。適当なキーワードで写真検索できるからネットは便利。紙の植物図鑑だったらそう簡単に見つけられなかったかも。きれいな花であるが分類的には雑草扱い。
公園東側の最後にまた小さなチューリップ畑があった。こちらは同じ区画にいろんな色のチューリップが植えてある。余った球根を植えた?
お約束の下から青空写しを忘れていたのでこちらで撮影。
これは逆光で撮影。太陽光線が花びらを透かしておもしろい表情になるが、逆光だと光りが強すぎて空が青くならないのが難点。
この日、風はずっと吹いていた。しかしチューリップが傾いているのは風のためというよりも、南側に少しに傾いて花の中により光りを取り入れようとしているからだと思う。
川のような池の途中まで橋?があった。
川のような池の真ん中で撮影。
鴨はなかなかこちらまで来てくれない。
ところが川のような池の真横もホトケノザ畑になっているのだが、そこに鴨を発見!
地上を歩く鴨なんて初めて見た。
どうやら鴨はホトケノザを食べるみたい。
えさ代わりに栽培しているのかな?
2時間半ほど公園を散歩して駐車場のある南側敷地に戻る。
最後にチューリップ&ビオラの別バージョン。
しだれ桜にチューリップ、ネモフィラと芝桜、それと桃の花まで見られて、まるであちこちにツーリングに出かけたような気分。
それではバイクでハイク。
春の花
見つつ歩いて
目が和み
走行95キロで帰りもまったく同じルート。
首都高がウソのように渋滞がなかったのは春の交通安全運動のおかげ?
おしまい
自宅ベランダのチューリップもキレイだし、ひたち海浜公園や佐倉ふるさと広場とかチューリップの名所にあちこち出かけて目も肥えてきたきたので、もう少々のことじゃ驚かない。でもたくさんのチューリップが咲いているとテンション上がるね。
オレンジチューリップ。
黄色チューリップ。
ふたつまとめて。
ピンクと赤チューリップの畑になぜか黄色チューリップが一株。前回に書いたシャッタースピードと絞りの関係で、後ろにあるピンクと赤チューリップがボンヤリしすぎてしまう。
チューリップ畑の横にある橋。
橋の上から覗くと、こんな大きな鯉(こい)が、
たくさん泳いでいる。
鴨もいる。ときどき水の上をバシャバシャバシャと数メートルほど助走するようにしてから飛び上がる姿が見られた。それを写真に撮ろうと何度か試したが、鴨の動きが速すぎてまったくカメラの液晶画面に捉えられず。
少し小高くなったところからチューリップ畑を望む。
単色のチューリップばかりなのでもう少し品種のバラエティが欲しいところ。今のように色数が少ない場合は、もっと色を混ぜて植えた方が賑やかになるよ。それとチューリップを植える間隔が少し広すぎるかな。
チューリップ・コンサルタント談←いつから?
チューリップ畑を抜けて公園の一番北側にある芝生。
ピンクのラインのように見えているのは、
芝桜!
ネモフィラと同じく芝桜も、本栖湖リゾートで見た富士の芝桜のような大パノラマというわけにはいかない。それにしてもこの公園はいろいろな植物が植えてあって見どころが豊富。一番有名なのは秋に真っ赤に咲くサルビアらしい。
少し残念だったのは、このピンクの芝桜しかなかったところ。
複数品種の栽培を希望したい。
チューリップ畑は南北に細長い公園の西側にある。
帰りは東側を歩く。
このピンクと白の花は桃の花。
梅・桜・桃と今年も春の花トップ3をコンプリートできてよかった。
これは読んで字のごとく梅である。
花が咲いていない梅をわざわざ写真に撮ったのは、
梅の実がなっていたから。
木になっている実を見たことはあまりない。
この大きな木に咲いている白い花は、
花びらの形と花柄(花と枝をつなぐ部分)の長さから桜であることに間違いはない。
でもなんという名前の桜なんだろう。名前のプレートはなかった。
品種不明なれど気持ちよさそうに伸びていた若葉。
これはムクゲという木。
初夏から花をつけるらしいが、今のところその気配は微塵もなし。
生け垣でよく見かける緑と赤い葉っぱが一緒に生えている木。自宅のマンションにも植えられていて前からなんという名前か気になっていた。ようやく調べてみたらレッドロビン、和名はベニ・カナメモチと判明。
鉄塔と一緒に。
赤いのが新芽で時間がたつと緑色になる。葉は落ちないが紅葉とは逆の変化。
この付近の草には、
紫色の花が咲いていた。
一部のチューリップ畑で下草のように生えていたのと同じもの。
ネットで調べたらホトケノザ(仏の座)という植物。仏像を置く台を蓮華座(れんげざ)というが、花の下の円形になっている葉っぱがそれに似ているのが名前の由来。薄い紫の部分が花で、濃い紫はツボミ。適当なキーワードで写真検索できるからネットは便利。紙の植物図鑑だったらそう簡単に見つけられなかったかも。きれいな花であるが分類的には雑草扱い。
公園東側の最後にまた小さなチューリップ畑があった。こちらは同じ区画にいろんな色のチューリップが植えてある。余った球根を植えた?
お約束の下から青空写しを忘れていたのでこちらで撮影。
これは逆光で撮影。太陽光線が花びらを透かしておもしろい表情になるが、逆光だと光りが強すぎて空が青くならないのが難点。
この日、風はずっと吹いていた。しかしチューリップが傾いているのは風のためというよりも、南側に少しに傾いて花の中により光りを取り入れようとしているからだと思う。
川のような池の途中まで橋?があった。
川のような池の真ん中で撮影。
鴨はなかなかこちらまで来てくれない。
ところが川のような池の真横もホトケノザ畑になっているのだが、そこに鴨を発見!
地上を歩く鴨なんて初めて見た。
どうやら鴨はホトケノザを食べるみたい。
えさ代わりに栽培しているのかな?
2時間半ほど公園を散歩して駐車場のある南側敷地に戻る。
最後にチューリップ&ビオラの別バージョン。
しだれ桜にチューリップ、ネモフィラと芝桜、それと桃の花まで見られて、まるであちこちにツーリングに出かけたような気分。
それではバイクでハイク。
春の花
見つつ歩いて
目が和み
走行95キロで帰りもまったく同じルート。
首都高がウソのように渋滞がなかったのは春の交通安全運動のおかげ?
おしまい
wassho at 01:02|Permalink│Comments(0)│
2013年04月02日
古河総合公園に桃を見に行く2
桃を見に行った土曜日も寒かったが、その後も東京は寒さが続いている。4月になったというのに、とうとう本日はコート着用で出勤。3月中頃の暖かさがウソみたい。予報によればあと1日我慢が必要な模様。
さて桃のお花見の続き。
桃畑というべきなのか桃林なのかよくわからないが、古河総合公園ではこんな風に植えられている。
ピンクの桃と赤い桃の花。
ピンクの後ろに白い桃。
白とピンクと赤。
色がたくさん混じっているほうが楽しいね。
これは接ぎ木して桃を増やしているのだろうか。
やたら背の低い桃。でも花はたくさんついている。
桃源郷ってどんなところなんだろう?
桃ばかりじゃ飽きちゃうから意味もなくモミジ(^^ゞ
同じく地面に落ちているツバキ。
これはなかなか見事な柳。
アップで撮った桃の花。
まずはピンク。
ちょっと葉のでた桃。サクラを見て葉桜だと残念がる人もいるが、
私は何となく葉っぱの生命感が好き。
赤い桃。
結構濃いめの赤で、こればかりだとちょっとキツイ。
ピンクの桃の中に差し色的に赤い桃があるといい感じ。
白い桃もキレイなんだが写真に撮るとぼやけた感じになるのが残念。
一番気に入ったのが、この白と濃いピンクのミックス。
華やかで美人な桃。紅白だから何となくメデタイ。
こいつは同じ木にミックスと赤が混じって咲いていたりする。
混血品種?
これなんて一番下が白で真ん中がピンク。1番上が少しだけミックス。
私はこのミックスが1番キレイだと思うんだけれど公園では植えられている本数は少なかった。まあソーメンの中に1本か2本ピンクや黄色の麺が混じっていたらとてもうれしいのと同じで、数が少ない方がありがた味があるのかもしれない。
これでバックが青空ならーーー
ウラメシヤ。
再び桃以外編。
すごくもつれている木があった。
葉はついていなかったが、まだ生きているの?
少し小高くなった場所。
階段が誘う。
登れるところは登る主義である!
多少は見晴らしがいい程度で別にフツー。
15秒で撤収。
公園のあちこち。
これはスイングパノラマで広めに撮影。
池と桃の花。
これもスイングパノラマ。
水面に花びらが落ちていてキレイだったが、
写真に撮ってみるとそうでもない。
鴨がいる場所も。
白い空とそれが映った水面で、写真の左側の角を丸めたようになってしまった。
舟でも浮かべて一杯やりたい。
桃の花をじっくり見たのはたぶん初めてかな。梅や桜とどう違うかといわれれば別にたいして違わない。まあ違いは別にどうでもよくて、木々の間を歩いて、ポケーっと花を眺めて脳みそをほぐすのが快感なのである。
半月ほどの間に梅、河津桜、桃と連続して花見ができて満足。これも手軽に出かけられるバイクだからこそかと思う。ちなみに帰りは首都高が大渋滞。しかし、おかげでライトアップされた千鳥ヶ淵のサクラもじっくり見ることができたので、よかったということにしておく。
おしまい
さて桃のお花見の続き。
桃畑というべきなのか桃林なのかよくわからないが、古河総合公園ではこんな風に植えられている。
ピンクの桃と赤い桃の花。
ピンクの後ろに白い桃。
白とピンクと赤。
色がたくさん混じっているほうが楽しいね。
これは接ぎ木して桃を増やしているのだろうか。
やたら背の低い桃。でも花はたくさんついている。
桃源郷ってどんなところなんだろう?
桃ばかりじゃ飽きちゃうから意味もなくモミジ(^^ゞ
同じく地面に落ちているツバキ。
これはなかなか見事な柳。
アップで撮った桃の花。
まずはピンク。
ちょっと葉のでた桃。サクラを見て葉桜だと残念がる人もいるが、
私は何となく葉っぱの生命感が好き。
赤い桃。
結構濃いめの赤で、こればかりだとちょっとキツイ。
ピンクの桃の中に差し色的に赤い桃があるといい感じ。
白い桃もキレイなんだが写真に撮るとぼやけた感じになるのが残念。
一番気に入ったのが、この白と濃いピンクのミックス。
華やかで美人な桃。紅白だから何となくメデタイ。
こいつは同じ木にミックスと赤が混じって咲いていたりする。
混血品種?
これなんて一番下が白で真ん中がピンク。1番上が少しだけミックス。
私はこのミックスが1番キレイだと思うんだけれど公園では植えられている本数は少なかった。まあソーメンの中に1本か2本ピンクや黄色の麺が混じっていたらとてもうれしいのと同じで、数が少ない方がありがた味があるのかもしれない。
これでバックが青空ならーーー
ウラメシヤ。
再び桃以外編。
すごくもつれている木があった。
葉はついていなかったが、まだ生きているの?
少し小高くなった場所。
階段が誘う。
登れるところは登る主義である!
多少は見晴らしがいい程度で別にフツー。
15秒で撤収。
公園のあちこち。
これはスイングパノラマで広めに撮影。
池と桃の花。
これもスイングパノラマ。
水面に花びらが落ちていてキレイだったが、
写真に撮ってみるとそうでもない。
鴨がいる場所も。
白い空とそれが映った水面で、写真の左側の角を丸めたようになってしまった。
舟でも浮かべて一杯やりたい。
桃の花をじっくり見たのはたぶん初めてかな。梅や桜とどう違うかといわれれば別にたいして違わない。まあ違いは別にどうでもよくて、木々の間を歩いて、ポケーっと花を眺めて脳みそをほぐすのが快感なのである。
半月ほどの間に梅、河津桜、桃と連続して花見ができて満足。これも手軽に出かけられるバイクだからこそかと思う。ちなみに帰りは首都高が大渋滞。しかし、おかげでライトアップされた千鳥ヶ淵のサクラもじっくり見ることができたので、よかったということにしておく。
おしまい
wassho at 23:18|Permalink│Comments(0)│
2013年03月30日
古河総合公園に桃を見に行く
偕楽園で梅、三浦海岸で桜と見たからには、やっぱり桃も外せないでしょうということで2013年春のお花見ツーリング第3弾は桃見物。
♪明かりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花〜だが、雛祭りの時には桃はまだ咲いていない。3月3日が雛祭りになっているが、本来は旧暦なので桃の節句は4月中旬がオリジナル(旧暦はだいたい1ヶ月半後れ)。基本的に梅→桜→桃の順番で咲く。ただし桜と桃の開花時期はほとんど重なっていて桃のほうが長く咲いている。
ところで梅の名所、桜の名所ならいくつかをパッと思い出せても、桃の名所というのはあまり馴染みがない。やっぱり桃は見るより食べるものという位置づけなのかなあ。
ネットで調べた限り、東京都内にたくさん植えられている場所はなかった。東京から近い桃の名所は山梨県か今回訪れた茨城県の古河総合公園。山梨県は桃の産地だからたくさんの桃畑がある。古河総合公園にあるのは花桃とよばれる観賞用の品種。小さな実はできるが食べられないらしい。
3月中旬が異常に暖かかったので古河総合公園は既に満開、山梨は標高が高いから、そろそろ見頃にさしかかってきた程度というのがネットでの情報。というわけで古河総合公園に決定。距離的には山梨のほうが10キロか20キロほど遠いが、ほとんど高速道路なので実質的にはあまり変わらないはず。ただし古河総合公園は公園に行けば目的地到着となるが、山梨の場合はどこの地区の桃畑に行くのか、標高によって咲き具合も違うし、いくつか回るとしてどういうルートが便利でバイク的に楽しいかなどを、いろいろと調べたりする必要がある。つまり面倒(^^ゞ
ーーーなどと考えて金曜日の夜に古河総合公園に行くことにした。
しかしその時点での天気予報は
土曜日:曇り
日曜日:曇りのち雨
のさえない内容。
それで朝起きて空を眺めると、思いっきりの曇り空。日中の降水確率は20%という予報でも、どう見ても50%以上の空の暗さ。
少し躊躇したが、降水確率20%といっているし、アメッシュで確認しても関東エリアのどこにも雨は降っていないし、それに私は晴れ男だし!という最後は根拠のない理由で出発を決定。
想定外だったのは気温の低さ。雨のことばかり気にして注意を払っていなかった。自宅からガレージに向かう途中ちょっと寒いなとは思ったが、バイクのキーをひねって温度計がついたらビックリの9度。自宅に寄ってタイツをはくか持って行こうかとも考えたが、何となく面倒でそのまま首都高に乗ってしまう。そして東北自動車道の途中で気温は7.5度まで下がった。耐えられないというほどでもなかったがかなり身体が冷えてしまう。
いつものグーグルマップ。
位置的にはこんな感じ。

地図で加須と書いてあるところまで東北自動車道を使う。ちなみに加須は「かぞ」と読む。それと古河も「ふるかわ」ではなく「こが」である。茨城県古河市。茨城県は「いばらぎ」ではなく「いばらき」だし、このエリアはなぜか読み方が難しい。
公園到着。
自宅からは約85キロだった。
ごらんの通りの曇天。
上の写真にチラッと駐車場が写っているが、普段は無料の駐車場が桃のシーズンだけ有料になる。でもバイクは無料。
駐車場から見えるのは桜。
せっかく桜とBMW F800Rのツーショットなのに、桜がほとんど曇り空と同化してしまって残念。
ちなみにバイクは先週タイヤ交換と定期整備をした。
その話はいずれまた。
公園の案合図。
ピンクになっている上半分くらいが桃エリアみたい。
桜も満開だった。
これで背景が青空なら、ほとんど白い花びらとの対比がキレイなはずなのに。
池というか水路というか?
なかなか雰囲気よし。
横から眺める。
水路は向こう岸の森の反対側にも回り込んでいるが、この日は見に行かず。
松の木。
偕楽園で立派な松を見た後なのでーーー。
でも、この長〜い枝には驚いた。
ところどころに埋め込んであった瓦?
昔は城でも建っていたのかな。
この桜も天気がよければ、さぞかし風情が。
何か不明の植物。なにゆえ円形に?
解説らしきものはなかった。
このあたりには桜も何本か植えられていたが、
ひときわキレイだったのがこれ。
見慣れたソメイヨシノは別として、梅・桃・桜はなかなか見分けがつきにくい。植物学的にはどれもバラ目・バラ科・サクラ属なので親戚みたいなもの。花の形の見分け方としては
梅:花びらの先が丸い
桃:花びらの先がとがっている
桜:花びらの先が割れている
桃は梅や桜ほど見る機会はないが、丸いのが梅で先割れしていたら桜。どちらでなければ桃と覚えれば覚えやすい。
もっとも上の写真のように蕾だったり花が充分に開いていなかったり、あるいは高いところにあって花びらの形がよく見えないこともある。その場合は花柄(かへい)または花梗(かこう)と呼ばれる、枝と花をつないでいる部分をを見る。
梅:花柄はない。枝に直接咲いている
桃:花柄は短い
桜:花柄が長い
短い、長いっていわれても覚えられないって? 大丈夫、覚え方は簡単。花のところに実がなる。それを思い出せばいい。実になったら花柄や花梗ではなく茎(くき)というほうが普通だが、サクランボの茎は長いし、桃はリンゴくらいに短い。梅の実はスーパーに並んでいたり梅酒の瓶の中でしか見たことがないとしても、あまり茎がついているイメージがないはず。
というわけで、このキレイな花は花柄が長いからサクラ。
もし違っていたら赤っ恥。
公園の入り口からは行ってまっすぐ進んでいくと、だんだん賑やかになってきた。
桃祭り開催中。
広場にはカメラに収まりきれない長さの屋台。
写真に撮れたのは7割くらい。
屋台の前にテーブルがあって便利。
小学生のダンス大会。
このグループは5年生らしい。
ダンスを見る人たち。
親や知り合いが中心かな?
こんなところでダンスを披露できるのは楽しいと思うけれど、かなり離れた場所でもダンスミュージックが聞こえてきて、桃の花の観賞にはちょっとジャマだったのも事実。大勢の人が楽しめるように運営するのはなかなか難しいね。
屋台の裏側には桜の木がたくさんあった。
桃が名物の公園だから桜は隅っこで脇役なのかもしれない。露天商の人たちの駐車場になっていて、クルマが写り込むから桜の木は撮らずにアップのみ。
ソメイヨシノは白いからピントが合いにくい。
普通のデジカメやNEXのようなミラーレスカメラは、コントラスト方式と呼ばれるオートフォーカス機能を搭載している。コントラスト=単純にいえば色の濃淡。まったくピントの合っていなければ景色が混じり合って色の濃淡が弱い。ピントが徐々にあって写真がハッキリしてくるに従って濃淡が強くなる。ピントの位置を過ぎ逆の方向にピントがずれ出すとまた濃淡が弱まる。つまり濃淡の一番強いところ=ピントが合っているとカメラのセンサーで読み取る仕組み。だから真っ白い壁や真っ黒い壁など濃淡がないものにはオートフォーカスは機能しない。そんな理屈でソメイヨシノはなかなかクッキリ撮れない。
だから花びらがイマイチぼやけているのは私ではなくカメラのせい(^^ゞ
その桜の木の向こう側はもう公園の外なんだが芝桜が咲いていた。
芝桜は地面を覆うように咲く花。桜と名前がついているが全然別の品種。見渡す限り広場一面、丘一面に芝桜が咲いている場所があって、それも花見ツーリング計画に入っているのだが、こんなところで予告編を見られてラッキー。
肝心の桃の話は次回に。
♪明かりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花〜だが、雛祭りの時には桃はまだ咲いていない。3月3日が雛祭りになっているが、本来は旧暦なので桃の節句は4月中旬がオリジナル(旧暦はだいたい1ヶ月半後れ)。基本的に梅→桜→桃の順番で咲く。ただし桜と桃の開花時期はほとんど重なっていて桃のほうが長く咲いている。
ところで梅の名所、桜の名所ならいくつかをパッと思い出せても、桃の名所というのはあまり馴染みがない。やっぱり桃は見るより食べるものという位置づけなのかなあ。
ネットで調べた限り、東京都内にたくさん植えられている場所はなかった。東京から近い桃の名所は山梨県か今回訪れた茨城県の古河総合公園。山梨県は桃の産地だからたくさんの桃畑がある。古河総合公園にあるのは花桃とよばれる観賞用の品種。小さな実はできるが食べられないらしい。
3月中旬が異常に暖かかったので古河総合公園は既に満開、山梨は標高が高いから、そろそろ見頃にさしかかってきた程度というのがネットでの情報。というわけで古河総合公園に決定。距離的には山梨のほうが10キロか20キロほど遠いが、ほとんど高速道路なので実質的にはあまり変わらないはず。ただし古河総合公園は公園に行けば目的地到着となるが、山梨の場合はどこの地区の桃畑に行くのか、標高によって咲き具合も違うし、いくつか回るとしてどういうルートが便利でバイク的に楽しいかなどを、いろいろと調べたりする必要がある。つまり面倒(^^ゞ
ーーーなどと考えて金曜日の夜に古河総合公園に行くことにした。
しかしその時点での天気予報は
土曜日:曇り
日曜日:曇りのち雨
のさえない内容。
それで朝起きて空を眺めると、思いっきりの曇り空。日中の降水確率は20%という予報でも、どう見ても50%以上の空の暗さ。
少し躊躇したが、降水確率20%といっているし、アメッシュで確認しても関東エリアのどこにも雨は降っていないし、それに私は晴れ男だし!という最後は根拠のない理由で出発を決定。
想定外だったのは気温の低さ。雨のことばかり気にして注意を払っていなかった。自宅からガレージに向かう途中ちょっと寒いなとは思ったが、バイクのキーをひねって温度計がついたらビックリの9度。自宅に寄ってタイツをはくか持って行こうかとも考えたが、何となく面倒でそのまま首都高に乗ってしまう。そして東北自動車道の途中で気温は7.5度まで下がった。耐えられないというほどでもなかったがかなり身体が冷えてしまう。
いつものグーグルマップ。
位置的にはこんな感じ。

地図で加須と書いてあるところまで東北自動車道を使う。ちなみに加須は「かぞ」と読む。それと古河も「ふるかわ」ではなく「こが」である。茨城県古河市。茨城県は「いばらぎ」ではなく「いばらき」だし、このエリアはなぜか読み方が難しい。
公園到着。
自宅からは約85キロだった。
ごらんの通りの曇天。
上の写真にチラッと駐車場が写っているが、普段は無料の駐車場が桃のシーズンだけ有料になる。でもバイクは無料。
駐車場から見えるのは桜。
せっかく桜とBMW F800Rのツーショットなのに、桜がほとんど曇り空と同化してしまって残念。
ちなみにバイクは先週タイヤ交換と定期整備をした。
その話はいずれまた。
公園の案合図。
ピンクになっている上半分くらいが桃エリアみたい。
桜も満開だった。
これで背景が青空なら、ほとんど白い花びらとの対比がキレイなはずなのに。
池というか水路というか?
なかなか雰囲気よし。
横から眺める。
水路は向こう岸の森の反対側にも回り込んでいるが、この日は見に行かず。
松の木。
偕楽園で立派な松を見た後なのでーーー。
でも、この長〜い枝には驚いた。
ところどころに埋め込んであった瓦?
昔は城でも建っていたのかな。
この桜も天気がよければ、さぞかし風情が。
何か不明の植物。なにゆえ円形に?
解説らしきものはなかった。
このあたりには桜も何本か植えられていたが、
ひときわキレイだったのがこれ。
見慣れたソメイヨシノは別として、梅・桃・桜はなかなか見分けがつきにくい。植物学的にはどれもバラ目・バラ科・サクラ属なので親戚みたいなもの。花の形の見分け方としては
梅:花びらの先が丸い
桃:花びらの先がとがっている
桜:花びらの先が割れている
桃は梅や桜ほど見る機会はないが、丸いのが梅で先割れしていたら桜。どちらでなければ桃と覚えれば覚えやすい。
もっとも上の写真のように蕾だったり花が充分に開いていなかったり、あるいは高いところにあって花びらの形がよく見えないこともある。その場合は花柄(かへい)または花梗(かこう)と呼ばれる、枝と花をつないでいる部分をを見る。
梅:花柄はない。枝に直接咲いている
桃:花柄は短い
桜:花柄が長い
短い、長いっていわれても覚えられないって? 大丈夫、覚え方は簡単。花のところに実がなる。それを思い出せばいい。実になったら花柄や花梗ではなく茎(くき)というほうが普通だが、サクランボの茎は長いし、桃はリンゴくらいに短い。梅の実はスーパーに並んでいたり梅酒の瓶の中でしか見たことがないとしても、あまり茎がついているイメージがないはず。
というわけで、このキレイな花は花柄が長いからサクラ。
もし違っていたら赤っ恥。
公園の入り口からは行ってまっすぐ進んでいくと、だんだん賑やかになってきた。
桃祭り開催中。
広場にはカメラに収まりきれない長さの屋台。
写真に撮れたのは7割くらい。
屋台の前にテーブルがあって便利。
小学生のダンス大会。
このグループは5年生らしい。
ダンスを見る人たち。
親や知り合いが中心かな?
こんなところでダンスを披露できるのは楽しいと思うけれど、かなり離れた場所でもダンスミュージックが聞こえてきて、桃の花の観賞にはちょっとジャマだったのも事実。大勢の人が楽しめるように運営するのはなかなか難しいね。
屋台の裏側には桜の木がたくさんあった。
桃が名物の公園だから桜は隅っこで脇役なのかもしれない。露天商の人たちの駐車場になっていて、クルマが写り込むから桜の木は撮らずにアップのみ。
ソメイヨシノは白いからピントが合いにくい。
普通のデジカメやNEXのようなミラーレスカメラは、コントラスト方式と呼ばれるオートフォーカス機能を搭載している。コントラスト=単純にいえば色の濃淡。まったくピントの合っていなければ景色が混じり合って色の濃淡が弱い。ピントが徐々にあって写真がハッキリしてくるに従って濃淡が強くなる。ピントの位置を過ぎ逆の方向にピントがずれ出すとまた濃淡が弱まる。つまり濃淡の一番強いところ=ピントが合っているとカメラのセンサーで読み取る仕組み。だから真っ白い壁や真っ黒い壁など濃淡がないものにはオートフォーカスは機能しない。そんな理屈でソメイヨシノはなかなかクッキリ撮れない。
だから花びらがイマイチぼやけているのは私ではなくカメラのせい(^^ゞ
その桜の木の向こう側はもう公園の外なんだが芝桜が咲いていた。
芝桜は地面を覆うように咲く花。桜と名前がついているが全然別の品種。見渡す限り広場一面、丘一面に芝桜が咲いている場所があって、それも花見ツーリング計画に入っているのだが、こんなところで予告編を見られてラッキー。
肝心の桃の話は次回に。
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