ヤグルマギク

2018年05月18日

横浜イングリッシュガーデン

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横浜イングリッシュガーデンは横浜の中心部に位置するバラで有名なところ。前から評判は聞いていたが、バイクツーリング的には微妙な位置にあるので後回しになっていた。しかし、もうバイクを降りてしまったのでと。

訪れたのはちょうど1週間前の金曜日。水曜か木曜日に「横浜でバラが満開」というニュースを見て思い立つ。横浜イングリッシュガーデンのバラは定評あるが、激混みすることでも有名。エ〜イ、金曜日に行っちゃえ(^^ゞ

交通手段はは横浜駅から出ている無料送迎バスを利用するか、横浜駅から相鉄線(相模鉄道)で1駅目の平沼橋駅から徒歩10分くらい。横浜駅からだって歩けない距離じゃない。横浜駅に着いた時はバスが出てしまった後だったので(45分〜60分間隔の運行)、今回は相鉄線利用。


有名なガーデンだから駅を降りたら道案内看板くらいあると思っていたのだが、そういうものは見あたらず。だいたいの方角はわかっていたので適当に歩き出す。でも道路が行き止まりだったり、川沿いを進むのに川向こうまで渡る必要があったりと、ちょっと遠回りしたかも。

TVKハウジング・プラザ横浜という住宅展示場と同じ敷地内にあった。
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道路を挟んだ向かいに大きなガスタンク。写っていない場所にもう何基かある。過去にこういうものが爆発したことはないはずだが、何となくガスタンクの近くってビビる。
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敷地の中へ入っていく。これは横浜駅へ戻る無料送迎バスを待っている人。
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平日だからか住宅展示場は閑散としていた。
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横浜イングリッシュガーデンがあるのは展示場の一番奥まったところ。でも展示場の敷地入口には案内図はなく、どちらに進むのか迷う。ちょっと不親切。
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この看板は、もうガーデンが見えているところに置かれていたから、ほとんど意味なし。
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入口の様子。
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入園料は1000円。ただしこれは春バラのシーズンの料金で、それ以外の時期は700円または500円。秋バラのシーズンも700円。ということは秋バラはあまり咲かないのか。後で園内の係員に尋ねるつもりだったが、バラに見とれているうちに忘れてしまった。
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いよいよ入園。
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建物に入るとレストランやお土産売り場になっていて、そこを抜けるといきなりバラのアーチが出迎えてくれる。
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アーチの先にある芝生広場。下のイラストで白く色が抜けている部分。
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バラを眺めながら園内をブラブラする。
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通路が写っていないと密林の中に人がいるみたい。
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まさにバラに囲まれているように見える。
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実際、通路は狭いところが多い。
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人が立て込んでくるとこんな状態になる。さらに混雑すると歩くのも困難らしい。
平日に来て正解。
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そのせいもあってバラ密度という点では、今までに訪れたバラ園の中では群を抜いている。またこの日はかなり風があったにもかかわらずバラの香りが濃厚に漂っていた。ドップリとバラの世界に没頭できるガーデンである。
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また横浜イングリッシュガーデンはツルバラを他の樹木にそわせて、高い位置で咲かせているのも特徴。これがバラに囲まれている感を増している。
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住宅地なので周りのマンションなどは目に入る。しかし基本的に視線はバラを向いているので、それはあまり気にならない。ただし残念なのは音。相鉄線とJRの線路までは数10メートルしか離れておらず、ゴーッという電車の音がひっきりなしに聞こえる。
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バラ以外の花もたくさん咲いていた。この毛虫みたいなのは「ブラシの木」。カリステモン、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)などの別名がある。
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横浜イングリッシュガーデンはアジサイにも力を入れていて、もう少し後のシーズンならバラとアジサイの共演が見られるとのこと。でもアジサイの木はそれほど見かけなかったように思うけど。
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ひとつの房にワイン、白、ピンクと複数の色の花が咲いている。名前はわからないが色合いがきれいだった。バラ以外で本日のお気に入りナンバー1。
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マーガレットとデイジーの見分け方は難しい。私の基準は優しい雰囲気がしたらマーガレットで、元気そうならデイジー。なのでこれはデイジー(^^ゞ
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組み合わせ方がいい感じ。
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ツリガネソウ(釣鐘草)。
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これの名前もわからず。しかしバラ以外で本日のお気に入りナンバー2。
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青紫色が鮮やかなヤグルマギク(矢車菊)。
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キミドリの葉と青い空(^^ゞ
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パンジーだと思うけど。
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この水色の花の名前を知りたい。写真を撮ったら名前を教えてくれるデジタル図鑑ってできないのかな。Googleの画像検索で写真をドロップすると似たようなことはできるが、的外れな検索結果がほとんど。
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ラベンダーセージ? 自信なし。
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クレチマスかクレマチスかよく混同するクレマチス。英語でClematisと覚えたほうが間違えないかも。
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ネットで検索するとクレチマスと誤って使っている人も多い。
こんな公的ホームページまでクレチマスとーーー(/o\)


ーーー続く

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2014年05月27日

花菜ガーデン その2

バラ園を一通り見終わる。
写真でもわかるように花菜ガーデンはまわりに高い建物がないのが素晴らしい。
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園内をブラブラ歩いていくと「見晴らしデッキ」という名前の、少し小高い場所に作られた展望台がある。普通の展望台は高いところから下を眺めるものだが、これは周りの山を下から眺めるのが目的の変わった展望台。展望台の写真は撮り忘れた。


山には雲がかかっているが、デッキを造って眺める価値はある景色。新緑の季節感もあってどことなくすがすがしい。写真左側が丹沢山系。右側は頂上が雲で隠れている大山(おおやま)1252メートル。中腹にある大山寺は紅葉で有名でそのうち行きたいと思っている。
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これはセンターフィールドと名付けられた、いわば中央芝生広場。
写真左奥がバラ園へ向かう道である。
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センターフィールドと見晴らしデッキにつながる斜面にポピーが植えられていた。青い花が混じって植えられているのが珍しい。
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もうちょっとアップで。
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青い花はヤグルマギク。矢車草とも呼ぶが同じ名前で別の花もある。矢車とは鯉のぼりのポールの先端につける、矢を組み合わせた形の風車みたいなもの。あまりこの花と似ているとはいえないが。すでに花絨毯としての盛りは過ぎていたものの、青い花は少ないので見られただけ儲けもの。
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ポピー=ひなげし。
花びらが散った後のポピーって、ちょっと不気味(^^ゞ
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センターフィールドの一部ではバラの苗が販売されている。
テントを張っているのは園芸店で土や肥料、農薬なども売っていた。
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恒例の?お値段チェック!
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畳1枚くらいの花壇を作るなら7〜8万円近く必要かな。バラは基本的に種まきではなく接ぎ木で増やすから最初は苗を買うことになる。ところで枝を地面に植えることを接ぎ木と思っている人が多いみたい。それは挿し木で、接ぎ木とは別だから興味があったら検索してみて。



入場ゲート付近の建物で人が吸い込まれていくのは、
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バラ展だった。しかも記念すべき?第1回。
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要はいろんな種類のバラの室内展示。
このテーブルは日本大学の生物資源学部が出品。
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こっちは藤沢バラ会という団体。
平塚の東隣が茅ヶ崎で、その東が藤沢である。
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菊の展示会でよく見るような育て方もあった。
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ここは室内なのでバラの香りが超濃厚。それぞれのバラは状態も完璧でキレイ。しかしまさに今、バラ園で山ほどバラを見てきたばかりなので、それほど感激しなかったというのが正直なところ。これがもし、ふらっと立ち寄ったデパートなどのイベント会場ででも開催されていたら興奮したかもしれない。市内で展示して花菜ガーデンに誘導するというやり方のほうが効果的のように思える。ただし、それぞれに品種が書かれたネームプレートが付いているから、バラの勉強をしたい人にはいいかも。


別の展示室ではバラとは関係なく盆栽の展示会。嫌いじゃないんだけれど、バラを見た後に盆栽を見ても気持ちの切り替えが追いつかず1分くらいで退出。ごめんね盆栽ちゃん。
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その後、芝生広場の屋台で「湘南名物しらす丼」とやらを買って食べ、花菜ガーデンを出たのが午後1時前。今までバイクで訪れたバラ園は四カ所とも超有名どころ。まったくそれらに引けを取らないと断言できる。開放感は断トツだし湘南の海を見て帰ることもできるからお勧めのバラ園である。後で知ったのだが箱根のポーラ美術館の半券を持っていると100円引きの420円になる。しまった!と思ったが、半券なんて残していないし。次にポーラ美術館に行ったら大切に保管しておこう。


帰る時にはチケットを買う人の列がレンズに収まりらないほどに。駐車場待ちのクルマも道路に数十台。園内は広いから、それほど混雑感はないけれど来るならできるだけ早く来ましょう。
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ーーー続く

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