ラムズイヤー

2018年05月28日

山下公園で春バラ

横浜トライアスロン〜大さん橋と書いてきたが、さらに5月12日の話が続く。
もともとこの日は山下公園でバラを見るためにやってきた。


とにかくたくさんのバラが賑やかに咲いていて見応え充分
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バラ越しに見るホテルニューグランド。スパゲッティ・ナポリタン、ドリア、プリンアラモードはこのホテルが発祥だとされている。
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バラと船を一緒に見られるのがいいね。
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ズームレンズ広角最大の24mmと、久し振りのスイングパノラマを同じ位置で。スイングパノラマは連写合成だから、動いている人はダブったり途切れたりする。
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山下公園の特徴はアーチが多いこと。まずはトライアスロン大会当日ならではの写真。ウォーミングアップしているのか自転車の調整をしているのか?
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アーチの全体風景。
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下からバラを仰ぎ見て撮ることが多くなる。
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公園内あれこれ。水の守護神という名前の噴水。
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いつも悩まされる、これはデイジーなのかマーガレットなのか問題。それと鮮やかな黄色は見たことがあるが、この中途半端な黄色は初めてかな。
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黄色い花(品種不明)の後ろはラムズイヤー。うぶ毛のようなもので葉だけではなく茎もツボミも覆われており手触りがよい。ラム(子羊)の耳を触ったことはない(^^
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ここはたぶんトライアスロンのバイク(自転車)置き場。
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観光船乗り場。
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氷川丸。係留されたまま保存されている重要文化財。
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北米航路の客船として1930年(昭和5年)に竣工。簡易空母に改装できるように設計されていたらしいが、第二次世界大戦中は病院船として使われる。戦後しばらくは引き揚げ船として活躍し、最後はまた北米航路へ。引退は1960年(昭和35年)。船の寿命って意外と短い。タンカーで15〜20年程度らしい。

公園に突入してきそう(^^ゞ
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山下公園は「赤い靴はいていた女の子」の銅像が有名だが、これは「日米友好ガールスカウトの像」。ところでガールスカウトって敬礼するの? ちなみにガールスカウトは大正時代に日本に広まったが、当初は「日本女子補導団」という不思議な名前だった。
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服の部分が粘土をこねくり返したようになっているのに少し違和感。
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ーーー続く

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2015年07月16日

河口湖でラベンダー その2 大石公園

八木崎公園は河口湖の南湖畔にあって、次の会場である大石公園は北湖畔。両者とも河口湖の東側に位置しているから河口湖大橋を渡って行くのが近道。でも八木崎公園から南湖畔を西へ進み、河口湖を南から北へ約半周して大石公園へ向かった。理由は河口湖の南側を走ったことがなかったから。河口湖の北湖畔は湖を挟んで富士山が見えて景色がよい。そこを通る県道21号線も湖北ビューラインと名付けられている。だからツーリングでもそちらがメインになる。初めて走った南湖畔はけっこうひなびた感じ。でも湖の地形に沿って緩いカーブが続くからそれなりに楽しかった。


大石公園到着。ここは何度か訪れている。
バイクの駐車場は広くて公園の入り口に近いので便利。
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大石公園のラベンダーは八木崎公園より色が少し濃いように感じる。遅咲き中心に植えられているらしく八木崎公園のラベンダー祭り(正式名称はハーブフェスティバル)が7月12日までなのに対して、大石公園では20日まで開かれている。香りの強さはどちらも同じくらいで、ここでもラベンダーの香りを一杯楽しむことができた。
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公園の端のほうから。
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ラベンダー沿いの小径を歩いて奥の方に進む。
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大石公園は花公園でラベンダー以外にも季節に応じて芝桜やコキアなどを集客の目玉にしている。それ以外にも花の種類の多い公園である。

ガイラルディア
夏模様のデイジーやマーガレットといった色合いの花。
DSC05082ガイラルディア


房藤空木(フサフジウツギ)
小さな花が房になって面白い形。
その花の蜜を蝶が好む花ということで英名はバタフライブッシュ。
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DSC05103ふさふじうつぎ


マツバギク
葉っぱが松のように尖っていて、花は菊みたいだからと安直につけられた名前(^^ゞ
葉っぱが肉厚のいわゆる多肉質植物の仲間。
DSC05105マツバギク


名前わからず。
マツバギクと同じところに植えられており黄色とピンクの組み合わせがキレイだった。
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花菜ガーデンで初めて見た時はビックリしたラムズイヤー。
全体が細かな毛で覆われており、ラム=子羊のイヤー=耳のような肌触りなのが名前の由来。触ると気持ちがいい。
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DSC05110ラムズイヤー


アサギリソウ
これも細かな毛で覆われている触り心地のよい植物。ヨモギの仲間らしい。
DSC05108アサギリソウ


リアトリス
こういう細長く咲くのを槍咲きというらしい。
DSC05127リアトリス


私はたぶんナスの花を見たことはないと思うけれど、一目見てなぜか強烈にナスが頭に浮かんだ花。調べてみるとナスとは花も葉も少し違う。結局この花の名前はわからず。
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これは先日に横須賀しょうぶ園で見たタチアオイだと思う。
DSC05141タチアオイ



トリトマ
こんな形をしているがユリ科の植物。アフリカ原産らしく、そういわれてみると何となくアフリカっぽい気がしてくる。
DSC05146トリトマ


色違いの花。グラジオラスの気もするが正しい名前はわからず。
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カラー
左右非対称の変わった形だから覚えやすい花。白が多いので黄色を見るのは初めてかも。カラーは襟のカラーが名前の由来らしい。あまり襟には見えないと思うけど。
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大石公園の名物である花のナイヤガラ。
だから何?という印象がぬぐえないが、まあよそにはないかも。
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ピンク、白、赤のベゴニアでできている。
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公園の奥は花街道という名前がついている区画。
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ベゴニアで作られた富士山。
河口湖の公園はこのパターンが好きみたい。
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少し公園から離れて河口湖を望む。
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今度は水際ギリギリで。
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目の前を水上スキーが横切った。
初心者のようで普通にまっすぐ牽かれていっただけ。
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水草のあるあたりは「池」の匂いがした。子供の頃に池でしょっちゅう遊んでいたということはない。でも多少は遊んだことはあるから、その頃の記憶が脳に刻まれているのかな。何となく懐かしい匂いだったから不思議。
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公園の中心部分へ戻る。
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テラスで河口湖を眺めながら休憩。
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公園の入り口付近はいろんなお店のテントが並んでいる。それで盛り上げのためかギターの弾き語りの人が。昔のフォークソングとかを気持ちよさそうに歌っていたが、はっきり言って中学校の文化祭レベル。イベント広場だけならガマンもするが、ラベンダー畑はすぐ隣なのでイヤでも聞こえてくる。ラベンダーは八木崎公園よりキレイだったのに、このオッチャンのせいで興醒め。ヒッコメー!と心の中で叫ぶ。
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広場のお店は八木崎公園より規模はかなり小さかったが、こんな珍しいものを売っていた。
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この木製ハーレーのお値段何と100万円!
公道は走れませんと書いてあった(^^ゞ

小さなサイズもある。こちらは現実的な値段なのかな。テントの中までは入らず。
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ーーー続く


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2014年05月24日

花菜ガーデン

飽きもせずに春と秋に見に出かけているバラ。
今までの記録は昨秋の神代植物園のエントリーにリンクを張ってある。今回はあまりモチベーションが高くなかったのだが、先日のツーリングで訪れた旧吉田茂邸でバラの香りを嗅いだとたんにスイッチが入った。パブロフのイヌか(^^ゞ


今回訪れたのは何となく話しに聞いたことがあった平塚市にある花菜ガーデン。「かな」と読む。正式名称は「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター」という施設で、フラワーパークと田植えなどの体験学習ができるゾーンで構成されている。

地図は上側が往きのルート。東名で厚木まで行き、小田原厚木道路に乗り換えて平塚インターで降りれば10分ほどの場所に花菜ガーデンはある。平塚市の西隣は大磯町なので前回のツーリングの続きみたいなものである。帰りは海岸線を走って鵠沼(くげぬま)にある湘南海岸公園で海も見てきた。
140524地図


午前8時発。
この日、東名はバイクが多かった。途中で10キロほどの事故渋滞。それでなんとスリヌケ渋滞も発生! 中央車線の左右両側をそれぞれ20台くらいのバイクが一丸となってスリヌケていく。私は集団の後方にいたが、ちょっと暴走族気分を味わえた(^^ゞ

9時過ぎに花菜ガーデン到着。
クルマの駐車場の隣にバスロータリーがありバイクはそこの駐輪場に駐める。無料だが見ての通り収容台数は少ない。私が駐めたのは駐輪場の横のスペース。写真を撮る位置まで歩いてくるうちに隣に自転車が1台駐まり、ここを出発する時には私のバイクの左側にズラーッと自転車やスクーターが並んでいたから特に問題はないみたい。
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広々としたエントランス。
平塚のこのあたりは田んぼばかりなので土地は一杯ある。花菜ガーデンの広さは9.2ヘクタール。オープンしたのは2010年でまだ新しい。元は神奈川県の農業試験場だったらしい。
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ちょっと写真では字が小さいが入園料は520円とリーズナブル。この窓口の兄ちゃんは1000円ー520円の計算がスッとできなかった。大丈夫か日本の教育?
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チケットの半券があれば当日の出入りは自由。売店とかレストランはこのゲートの手前にあるから、逆にいえばいちいち半券を見せて再入場しなければならない。園内に入らず売店とかだけを利用しに来る人がそれほどいるとは思えず、やや疑問の建物配置設計。
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左右にあるのは展示室などの建物。
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バラ園に向かって歩いて行く。
遠くに山並みが見えて、空も広くていい感じ。
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ちょっと小技な芝生の植え込み。
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この先がバラゾーン。
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花菜ガーデンのはバラ園は「バラの轍(わだち)」と名付けられた小径(こみち)に沿ってバラが植えられたエリアと、普通の花壇形式のものがある。その小径が他のバラ園にはない特徴。バラの庭を散歩しているみたいで楽しい。
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ーーーが、なぜかその風景を撮り忘れる(>_<) 小径は狭くて人で一杯だったところが多く、写真を撮る気がしなかったのかもしれない。これは1枚だけ撮ってあった幅広の小径。
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こちらはバラ花壇の風景。
ドッカーンとバラだらけの光景を満喫できる。
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花壇は2つあって、後半ではバラを波形の柵に植えてあった。
平塚=湘南=波というのがそのココロらしい。
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バラ園といえば飾り付け植えがお約束。

壁とか
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屋根や柱とか
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塔とか
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そして欠かせないのがアーチ。
なぜかバラのアーチが大好き。
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園内で色とりどりのバラを楽しむ。
風がかなりあったのでバラの香りが辺り一面に漂うということはなかったが、今回は香りを楽しみたかったので花に近づいてクンクン作戦でカバー。不思議なものでクンクンし続けていると鼻がバラの匂いに敏感になるのか、途中からは鼻を突っ込まなくても少し近づいただけで香りを感じるようになった。
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バラ以外の花もたくさん咲いていた。

例によってデイジーかマーガレットかわからない。
わりと小振りのものが多かったのでデイジーかな。
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この紫の花はハーブのセイジの一種だと思う。
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他にも紫系統の花は何種類かあった。
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こんな植物があるのかと思ったのがこのラムズイヤー。ラム=子羊、イヤー=耳で、子羊の耳のような感触がするというのが名前の由来。そんなもの触ったことないけど(^^ゞ
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葉にも茎もツボミも、いわば身体すべてが細かな毛で覆われている。見た目通りのベルベッドのような手触りだった。(写真はクリックで大きくなる)
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これはたぶんナデシコ。
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紫色の花はクレマチス。他にも何色かあった。
クレマチスは人気のある花であるが、イマイチそのよさが私にはわからず。
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手前の黄色い葉っぱは枯れているのではなく、こういう色みたい。
奥のフサフサしているのはスティパエンジェルヘアー。これも見た目の期待を裏切らない柔らかな手触り。
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こういう細長い葉っぱの植物はたいていイネ科でグラスと呼ばれる。英語でグラスは草の総称でもあるからネーミングがややこしい。ちなみに植物のグラスはgrassで、ガラスのグラスはガラスもグラスもglassである。ガラスというのはオランダ語の発音らしい。






ごく薄い紫色。
珍しいバラとは思うが何となく地味。
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こういう真ん中がツボミのようになっているのが好み。
高島屋の包装紙の影響のような気がする(^^ゞ
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この色は珍しいと思う。
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似た色の形違い。
何度も書くが真ん中が丸まっている形が好き。
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2色模様のバラ。
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ゴージャス三連発。
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これは薄〜い茶色。
正直に言うと服に付いた醤油のシミを洗って薄くなったような色(/o\)
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口直しにキレイどころのバラ。
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マッシュルームみたいな形。
これでほとんど開花した状態。
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白バラ。
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デジカメのオードフォーカスをマルチではなく、フレキシブルスポットという一点だけでピントを合わせる方式に変えたら、以前はまったくだめだった白いバラでも、たまにはピントが合うようになった。


園内ではバラの説明をしてくれるツアーがある。私は参加していないが、ところどころでそのガイドの説明が聞こえてくる。それによると野生に近い初期の園芸種がオールドローズ、それを改良したのがモダンローズ。そしてオールドローズとモダンローズを掛け合わせてさらに改良を加えたのがイングリッシュローズという説明だった。具体的な形の違いではないようだから撮ってきた写真を見ても区別は付かないが。


ーーー続く。

wassho at 23:58|PermalinkComments(0)