奥多摩
2014年11月28日
奥多摩湖〜鶴峠
寝坊したりエンジンがかからなかったりで出発が遅れてしまい、
今回のツーリングで断念したのは
川合玉堂美術館に行く。
澤乃井ガーデン(小澤酒造)で日本酒を買う。
オーロラ湖でオーロラを見る。
と、もうひとつは温泉に入ること。奥多摩エリアはポツンポツンと温泉があちこちにある。
ツーリングの途中に温泉に立ち寄るライダーは多いみたいだが、私は今までに経験がない。暑い時は下着が汗びっしょりだから着替えを持っていかなければならないし、寒い時は温泉に入った後にバイクに乗って湯冷めしないかと心配だったり。それに革ジャン革パンにブーツと重装備なバイクウエアを脱ぐのが億劫でもある。でも何事も経験が大事と今回はチャレンジするつもりだったのに残念。いずれまた機会があるだろう。
グーグルマップは久しぶりの航空写真。
奥多摩エリアが山深いところだというのが改めてよくわかる。

青梅街道(411号)で奥多摩湖を越えて帰ってくるルートは4つ。
1 そのまま411号線で柳沢峠を越えて勝沼に降りる。
2 柳沢峠を超えてから201号と218号線で甲斐大和に降りる。
3 139号線で松姫峠を越えて大月に降りる。
4 18号線で鶴峠を越えて上野原に降りる。
勝沼まで行くとかなり遠回りだから実質的には2〜4の選択肢である。2と3は以前に走ったから今回は鶴峠経由で帰ってきた。
オーロラ湖から奥多摩湖を目指して走る。パトカーやミニパト7〜8台とすれ違った。奥多摩湖周辺か走り屋のメッカ奥多摩周遊道路でネズミ取りをしていたのかもしれない。奥多摩湖に近づくとハイカーが多い。道路の隅を歩いているとはいえ歩道のない狭い場所だから結構気を遣う。青梅街道を西に進んで奥多摩湖に行くのは初めて。多摩川を堰き止めて奥多摩湖を造っている小河内(おごうち)ダムも初めて見た。
もう4時近くだったので奥多摩湖は湖畔沿いにある紅葉を眺めながら素通り。ところで奥多摩湖には湖を横切る大きな橋が3つある。この日はそのうち2つを渡ったが、湖面までかなりの高さがあるのに橋の上から釣り糸を垂れている人がたくさんいて驚いた。魚が食いついたらかなりリールを巻き上げなければいけないと思うけど。なお写真はWikipediaから拝借。

上の写真の深山橋を渡って411号線から139号線にに乗り換え。そのまま進むと山梨県の小菅村にでる。奥多摩湖はバイクやクルマも多くて賑やかだが、小菅村方面は交通量が少なくてのどかな感じ。
紅葉のあるところでBMW F800Rを駐める。
何となく頭上に視線を感じて目を上げると。
あまり人に見られる位置ではないので撮って欲しかったらしい(^^ゞ
139号線は小菅村役場の前でUターンするように曲がり、そのまま進むと松姫峠。途中で鶴峠を越える県道18号線と分岐している。18号線はまあ普通の山道。一部を除けばクネクネもやや控えめ。柳沢峠や松姫峠と違って「ここが鶴峠」という標識がなかったので、どこが峠だったのかわからなかったのが残念。ふもとの上野原に降りるまでに日が完全に落ちるのは確実だったので少し焦ったが、暗くなったところでクルマ4〜5台の集団にあたったのでその後ろをついていく。運良く割と速いペースで走る集団だった。バイクのライトで真っ暗な山道を走るのはやはり心許ない。
午後7時半帰宅で走行220キロ(だったと思う)。出発が遅くなって焦り、御岳渓谷ではオーロラ湖にいつまで日差しが差し込んでいるかが気になり、鶴峠では日没が迫りと何となくせわしなかったツーリングだった。次回はのんびりツーリングにしよう。
おしまい
今回のツーリングで断念したのは
川合玉堂美術館に行く。
澤乃井ガーデン(小澤酒造)で日本酒を買う。
オーロラ湖でオーロラを見る。
と、もうひとつは温泉に入ること。奥多摩エリアはポツンポツンと温泉があちこちにある。
ツーリングの途中に温泉に立ち寄るライダーは多いみたいだが、私は今までに経験がない。暑い時は下着が汗びっしょりだから着替えを持っていかなければならないし、寒い時は温泉に入った後にバイクに乗って湯冷めしないかと心配だったり。それに革ジャン革パンにブーツと重装備なバイクウエアを脱ぐのが億劫でもある。でも何事も経験が大事と今回はチャレンジするつもりだったのに残念。いずれまた機会があるだろう。
グーグルマップは久しぶりの航空写真。
奥多摩エリアが山深いところだというのが改めてよくわかる。

青梅街道(411号)で奥多摩湖を越えて帰ってくるルートは4つ。
1 そのまま411号線で柳沢峠を越えて勝沼に降りる。
2 柳沢峠を超えてから201号と218号線で甲斐大和に降りる。
3 139号線で松姫峠を越えて大月に降りる。
4 18号線で鶴峠を越えて上野原に降りる。
勝沼まで行くとかなり遠回りだから実質的には2〜4の選択肢である。2と3は以前に走ったから今回は鶴峠経由で帰ってきた。
オーロラ湖から奥多摩湖を目指して走る。パトカーやミニパト7〜8台とすれ違った。奥多摩湖周辺か走り屋のメッカ奥多摩周遊道路でネズミ取りをしていたのかもしれない。奥多摩湖に近づくとハイカーが多い。道路の隅を歩いているとはいえ歩道のない狭い場所だから結構気を遣う。青梅街道を西に進んで奥多摩湖に行くのは初めて。多摩川を堰き止めて奥多摩湖を造っている小河内(おごうち)ダムも初めて見た。
もう4時近くだったので奥多摩湖は湖畔沿いにある紅葉を眺めながら素通り。ところで奥多摩湖には湖を横切る大きな橋が3つある。この日はそのうち2つを渡ったが、湖面までかなりの高さがあるのに橋の上から釣り糸を垂れている人がたくさんいて驚いた。魚が食いついたらかなりリールを巻き上げなければいけないと思うけど。なお写真はWikipediaから拝借。

上の写真の深山橋を渡って411号線から139号線にに乗り換え。そのまま進むと山梨県の小菅村にでる。奥多摩湖はバイクやクルマも多くて賑やかだが、小菅村方面は交通量が少なくてのどかな感じ。
紅葉のあるところでBMW F800Rを駐める。
何となく頭上に視線を感じて目を上げると。
あまり人に見られる位置ではないので撮って欲しかったらしい(^^ゞ
139号線は小菅村役場の前でUターンするように曲がり、そのまま進むと松姫峠。途中で鶴峠を越える県道18号線と分岐している。18号線はまあ普通の山道。一部を除けばクネクネもやや控えめ。柳沢峠や松姫峠と違って「ここが鶴峠」という標識がなかったので、どこが峠だったのかわからなかったのが残念。ふもとの上野原に降りるまでに日が完全に落ちるのは確実だったので少し焦ったが、暗くなったところでクルマ4〜5台の集団にあたったのでその後ろをついていく。運良く割と速いペースで走る集団だった。バイクのライトで真っ暗な山道を走るのはやはり心許ない。
午後7時半帰宅で走行220キロ(だったと思う)。出発が遅くなって焦り、御岳渓谷ではオーロラ湖にいつまで日差しが差し込んでいるかが気になり、鶴峠では日没が迫りと何となくせわしなかったツーリングだった。次回はのんびりツーリングにしよう。
おしまい
wassho at 08:24|Permalink│Comments(0)│
2014年11月27日
白丸湖=エメラルド湖=オーロラ湖
御岳渓谷を後にして7〜8キロ先にあるオーロラ湖に向かう。オーロラ湖というのは愛称。一般的には白丸湖(しろまるこ)で行政的な名称を白丸調整池という。白丸というのはこのあたりの地名で、そこに造られた白丸ダムで多摩川が堰き止められてできたのが白丸湖。
このダムは東京都交通局によって建設された発電用のダム。ここで造られた電気で都営地下鉄でも走らせているのかと思いきや、そのまま電力事業者に売却しているとのこと。ちなみに現在の売却先はF-Powerという会社。電力会社というと東京電力などの地域名がついた9電力会社しか思い浮かばないが、小規模なものまで含めると150社くらいある。
話のそれついでに、なにゆえ交通局が発電事業? 調べてみると東京都交通局の前身は明治の頃の東京市電気局。もともと電気を扱っていた部署が電車なども管轄するようになり、やがて電気局から交通局に名前が変わったらしい。今の時代に東京都が電力事業を行う必然性はないが、役所の仕事は肥大して減ることはないから残っているのだろう。
話は戻って白丸湖。ここはエメラルド湖とかオーロラ湖などと呼ばれている。水深がかなりあるらしく、水が緑色に見えるのでエメラルド湖。その濃い色の湖面に周りの景色が写り込んで、色合いによってはオーロラのように見える時があるのでオーロラ湖ということみたい。
だからオーロラを見るには陽の光によって景色が湖面に映り込んでいなければいけない。日没は午後五時頃だとしても白丸湖は山深いところにある細長い渓谷。つまり山に遮られてかなり早い時間から日が差し込まなくなる。当初は昼過ぎにここに着く予定だったが、最初のエントリーに書いたようにいろいろあって出発が遅れた。御岳渓谷を出たのが既に3時前。要するに絶望的(^^ゞ
まっ、通り道だし、どんなところかだけは見ておこうかと思って。青梅街道は多摩川沿いに走っているから、当然白丸湖も道路沿いにある。ただし青梅街道は川よりかなり高い位置にある。地図で見ると白丸湖の湖岸に降りられそうなのは一番端にあるダムのところか、湖の真ん中あたりに架かっている橋のところ。両方で降りる時間はなかったので橋のところでオーロラ湖の見物をすることにした。
笑顔のおばさんの看板が目印になっている奥多摩町町営の無料駐車場がある。
駐車場の隣に味噌屋があった。
米味噌、麦味噌のノボリが見える。味噌の原料は大豆のイメージが強いが、実は大豆プラス米や麦で作った麹(こうじ:説明は長くなるので省略)の複合原料で、その重量割合は同量か、甘口になるほど麹が多くなる。
それで味噌の8割は米麹を使った米味噌。でも別に米を感じるわけじゃない。麦味噌もおそらく麦の味や香りはしないと思うが、米味噌との違いが気になるね。
橋の名前は数馬峡橋という名前。
橋の上から上流側。ほとんど日陰状態だから水の色もさえない。よって写り込みもコントラスト低し。上流側は川底が見えていたから、それほど深くはなさそうだ。
下流側。紅葉の季節だから当然落ち葉が川にも落ちる。それを風情があると感じるかゴミっぽいと思うかは微妙なところ。
橋を渡ったところ。
川沿いに遊歩道が設けられているのだが、
橋のそばの遊歩道入り口は閉鎖されていた。
少し上流側に歩くとこんな建物がある。
名前を見るとあの笑顔のおばさんのお店だった。
看板のイメージとはずいぶん違う純和風な建物。
杉の木を横目に眺めながら先に進む。
こういう細い階段のある遊歩道に変わる。
見おろすエメラルドはいい感じだけれど、
遊歩道は上り下りを繰り返すだけで、いつまで経っても川辺に降りられそうにない。結局10分ほど歩いて引き返してきた。
ここは御岳渓谷と同じくカヌーが盛んな場所でもあるから、川辺に降りる場所はあるはず。今度来る時は、どこからアプローチすればいいのか調べてからにしよう。
ーーー続く
このダムは東京都交通局によって建設された発電用のダム。ここで造られた電気で都営地下鉄でも走らせているのかと思いきや、そのまま電力事業者に売却しているとのこと。ちなみに現在の売却先はF-Powerという会社。電力会社というと東京電力などの地域名がついた9電力会社しか思い浮かばないが、小規模なものまで含めると150社くらいある。
話のそれついでに、なにゆえ交通局が発電事業? 調べてみると東京都交通局の前身は明治の頃の東京市電気局。もともと電気を扱っていた部署が電車なども管轄するようになり、やがて電気局から交通局に名前が変わったらしい。今の時代に東京都が電力事業を行う必然性はないが、役所の仕事は肥大して減ることはないから残っているのだろう。
話は戻って白丸湖。ここはエメラルド湖とかオーロラ湖などと呼ばれている。水深がかなりあるらしく、水が緑色に見えるのでエメラルド湖。その濃い色の湖面に周りの景色が写り込んで、色合いによってはオーロラのように見える時があるのでオーロラ湖ということみたい。
だからオーロラを見るには陽の光によって景色が湖面に映り込んでいなければいけない。日没は午後五時頃だとしても白丸湖は山深いところにある細長い渓谷。つまり山に遮られてかなり早い時間から日が差し込まなくなる。当初は昼過ぎにここに着く予定だったが、最初のエントリーに書いたようにいろいろあって出発が遅れた。御岳渓谷を出たのが既に3時前。要するに絶望的(^^ゞ
まっ、通り道だし、どんなところかだけは見ておこうかと思って。青梅街道は多摩川沿いに走っているから、当然白丸湖も道路沿いにある。ただし青梅街道は川よりかなり高い位置にある。地図で見ると白丸湖の湖岸に降りられそうなのは一番端にあるダムのところか、湖の真ん中あたりに架かっている橋のところ。両方で降りる時間はなかったので橋のところでオーロラ湖の見物をすることにした。
笑顔のおばさんの看板が目印になっている奥多摩町町営の無料駐車場がある。
駐車場の隣に味噌屋があった。
米味噌、麦味噌のノボリが見える。味噌の原料は大豆のイメージが強いが、実は大豆プラス米や麦で作った麹(こうじ:説明は長くなるので省略)の複合原料で、その重量割合は同量か、甘口になるほど麹が多くなる。
それで味噌の8割は米麹を使った米味噌。でも別に米を感じるわけじゃない。麦味噌もおそらく麦の味や香りはしないと思うが、米味噌との違いが気になるね。
橋の名前は数馬峡橋という名前。
橋の上から上流側。ほとんど日陰状態だから水の色もさえない。よって写り込みもコントラスト低し。上流側は川底が見えていたから、それほど深くはなさそうだ。
下流側。紅葉の季節だから当然落ち葉が川にも落ちる。それを風情があると感じるかゴミっぽいと思うかは微妙なところ。
橋を渡ったところ。
川沿いに遊歩道が設けられているのだが、
橋のそばの遊歩道入り口は閉鎖されていた。
少し上流側に歩くとこんな建物がある。
名前を見るとあの笑顔のおばさんのお店だった。
看板のイメージとはずいぶん違う純和風な建物。
杉の木を横目に眺めながら先に進む。
こういう細い階段のある遊歩道に変わる。
見おろすエメラルドはいい感じだけれど、
遊歩道は上り下りを繰り返すだけで、いつまで経っても川辺に降りられそうにない。結局10分ほど歩いて引き返してきた。
ここは御岳渓谷と同じくカヌーが盛んな場所でもあるから、川辺に降りる場所はあるはず。今度来る時は、どこからアプローチすればいいのか調べてからにしよう。
ーーー続く
wassho at 08:18|Permalink│Comments(0)│
2014年11月26日
御岳渓谷 その2
御岳橋から左岸に降りて上流へ歩き、
杣(そま)の小橋を渡ると川縁の斜面に御岳苑地という公園がある。
川沿いの遊歩道より御岳園地の方がきれいな紅葉が多かった。
しばらくベンチに座って紅葉を楽しんだ後、再び行動開始。
ベストの色が赤いからレスキュー隊にも見えるが、これからラフティングボートに乗る人たち。初心者のグループのようでインストラクターが1人1人のライフジャケットを確認していた。
今度は右岸を下流に歩いて行く。
川の流れは写真で見るより激しくはないが川底はかなり浅そう。
対岸の風景。はっきりいうと紅葉はそれほどたいしたことはないけれど、渓谷の景色はなかなか見飽きない。
先日、どこの海に行っても釣り人はいると書いた。
川にもいた(^^ゞ
右岸はこんな雰囲気のところが多い。
御岳橋を下から。
上流を振り返る。
右岸を御岳橋から少し下がったところにあるのが、日本画の大家である川合玉堂の美術館。戦時中に青梅に疎開し、そのまま定住して晩年を過ごしたので郷土の画家として扱いを受けている。
この玉堂美術館は訪れる予定だったのだが、今回はツーリングのスタートが遅くなってしまったので断念。
玉堂美術館の前にある大イチョウ。御岳渓谷の紅葉のシンボル的存在。
やはり瓦とか白壁とか日本的な風景に紅葉はよく似合う。
御岳橋の200メートルほど下流にあるのが御岳小橋。こちらは歩行者専用。
この橋で再び左岸に渡る。
御岳小橋の上から。
橋を渡ったところの紅葉もきれい。
玉堂美術館の対岸より。イチョウの大きさがよくわかる。それにしても街中で見るイチョウとはずいぶん形が違う。好き放題にノビノビと育った感じ。
御岳渓谷では赤いモミジ越しに玉堂美術館の黄色いイチョウを撮るのがお約束らしいのだが、なかなかサマになるアングルを見つけられず。
こちらは紅葉ではなく右側の山に注目。
杉の木は山肌に対して直角に伸びて行くみたい。
上流は右。カヤックは流れに逆らって上流に進もうとしている。
昨日のエントリーで書いたマットを背負っている人。こんな人がたくさんいる。マットだからどこかに敷くのだろうけれど、カヤックに入れるには大きすぎるように思える。今のところ何に使うものか正体不明。
再び川原に降りる。
なぜか水しぶきが好き(^^ゞ
奥多摩湖はドヨーンとした緑色をしていることが多く、あまり水がきれいな印象を持っていなかった。御岳渓谷に来てかなり印象が変わる。
左岸をさらに1キロほど下流に歩いて行くと青梅の地酒メーカー小澤酒造(お酒のブランドは澤乃井)がある。ちょっと洒落たガーデンがあり工場見学や利き酒もできる。ふだん日本酒はまったく飲まないが正月用の日本酒を買う予定だった。しかしこれも出発が遅く時間が足らなかったので断念。蔵元でお酒を買うということに何となく憧れていたのに。
というわけで御岳渓谷での紅葉見物終了。
滞在約1時間半で次の目的地に向かう。
ーーー続く。
▢▢▢▢▢▢▢▢
2014.12.21追記
マットの正体がわかりました。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53089875.html
杣(そま)の小橋を渡ると川縁の斜面に御岳苑地という公園がある。
川沿いの遊歩道より御岳園地の方がきれいな紅葉が多かった。
しばらくベンチに座って紅葉を楽しんだ後、再び行動開始。
ベストの色が赤いからレスキュー隊にも見えるが、これからラフティングボートに乗る人たち。初心者のグループのようでインストラクターが1人1人のライフジャケットを確認していた。
今度は右岸を下流に歩いて行く。
川の流れは写真で見るより激しくはないが川底はかなり浅そう。
対岸の風景。はっきりいうと紅葉はそれほどたいしたことはないけれど、渓谷の景色はなかなか見飽きない。
先日、どこの海に行っても釣り人はいると書いた。
川にもいた(^^ゞ
右岸はこんな雰囲気のところが多い。
御岳橋を下から。
上流を振り返る。
右岸を御岳橋から少し下がったところにあるのが、日本画の大家である川合玉堂の美術館。戦時中に青梅に疎開し、そのまま定住して晩年を過ごしたので郷土の画家として扱いを受けている。
この玉堂美術館は訪れる予定だったのだが、今回はツーリングのスタートが遅くなってしまったので断念。
玉堂美術館の前にある大イチョウ。御岳渓谷の紅葉のシンボル的存在。
やはり瓦とか白壁とか日本的な風景に紅葉はよく似合う。
御岳橋の200メートルほど下流にあるのが御岳小橋。こちらは歩行者専用。
この橋で再び左岸に渡る。
御岳小橋の上から。
橋を渡ったところの紅葉もきれい。
玉堂美術館の対岸より。イチョウの大きさがよくわかる。それにしても街中で見るイチョウとはずいぶん形が違う。好き放題にノビノビと育った感じ。
御岳渓谷では赤いモミジ越しに玉堂美術館の黄色いイチョウを撮るのがお約束らしいのだが、なかなかサマになるアングルを見つけられず。
こちらは紅葉ではなく右側の山に注目。
杉の木は山肌に対して直角に伸びて行くみたい。
上流は右。カヤックは流れに逆らって上流に進もうとしている。
昨日のエントリーで書いたマットを背負っている人。こんな人がたくさんいる。マットだからどこかに敷くのだろうけれど、カヤックに入れるには大きすぎるように思える。今のところ何に使うものか正体不明。
再び川原に降りる。
なぜか水しぶきが好き(^^ゞ
奥多摩湖はドヨーンとした緑色をしていることが多く、あまり水がきれいな印象を持っていなかった。御岳渓谷に来てかなり印象が変わる。
左岸をさらに1キロほど下流に歩いて行くと青梅の地酒メーカー小澤酒造(お酒のブランドは澤乃井)がある。ちょっと洒落たガーデンがあり工場見学や利き酒もできる。ふだん日本酒はまったく飲まないが正月用の日本酒を買う予定だった。しかしこれも出発が遅く時間が足らなかったので断念。蔵元でお酒を買うということに何となく憧れていたのに。
というわけで御岳渓谷での紅葉見物終了。
滞在約1時間半で次の目的地に向かう。
ーーー続く。
▢▢▢▢▢▢▢▢
2014.12.21追記
マットの正体がわかりました。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53089875.html
wassho at 08:14|Permalink│Comments(0)│
2014年11月23日
御岳渓谷〜オーロラ湖〜鶴峠
寒くなる前に山を走っておこうというツーリング。紅葉情報を調べると有名どころは終了間際なところがほとんど。でも奥多摩はまだ多少は楽しめそうだったのでそちらに行くことにした。メインは青梅街道沿いにある御岳(みたけ)渓谷とオーロラ湖。奥多摩湖方面は何度かツーリングしているが、鶴峠を通る山梨県道18号線はまだ走っていなかったので、帰りはそれで中央高速まで降りることにした。

日が落ちるのが早いので午前7時には出発するつもりだったのに寝坊。それでも9時過ぎには準備万端整ったが、今度はなんとバイクのエンジンがかからず(>_<) ディーラーが開くのは10時から。メカニックに来てもらって出発したのが10時半と遅くなってしまった。エンジンの話はまた別の機会に。
三連休なのでこの時間帯からだとどこも渋滞。中央自動車道はインターチェンジの手前から混んでいた。八王子ジャンクションで圏央道に乗り換え青梅インターで降りる。奥多摩へつながる青梅街道に向かう途中でJR青梅駅の駅前を通る。青梅駅の周辺は町おこしで古い映画の看板が街のあちこちに掲げられている。バイクで走っているとチラッと見られる程度だが、それなりに楽しめた。10日に亡くなった高倉健の看板は見なかったと思うが合掌気分で青梅を走る。
駅前を過ぎると青梅街道に入る。国道411号線の青梅街道は八王子から奥多摩を経て甲府まで延びている。奥多摩から帰る時に走ったことはあっても、往きに通るのは初めてのような気がする。いい道なんだがこの日はクルマが多くノロノロ運転。平行して奥多摩湖まで半分くらいの距離まで通じている吉野街道(都道45号線)を使ったほうがよかったかもしれない。
御岳渓谷到着。ここは45号線沿いにある青梅市市営の無料駐車場。バイク置き場にはクルマが駐まっていたので隅っこに駐める。
45号線を歩いて御岳駅に向かう。数分の距離。
多摩川をまたいで45号線と青梅街道をつないでいる御岳橋。ちなみに山梨と埼玉の県境あたりの山間部を源流とする、あちこちの流れがやがて一本にまとまったのが多摩川。それをダムで堰き止めてできたのが奥多摩湖。行政的には奥多摩湖より下流が多摩川となっている。
御岳橋の上から上流方向。
御岳駅は青梅街道沿いにある。ここを通っているのはJR青梅線。終点の奥多摩駅は奥多摩湖より数キロ手前にある。なぜ奥多摩湖まで伸ばさなかったのか不思議。
川岸へ降りる入り口は御岳橋のたもとにあった。
こんな小径を下る。
濡れた落ち葉があって滑りやすい。
とりあえず紅葉を1枚。
御岳はカヌーが盛んな渓谷でもあり、2008年には全日本選手権も開催された。サーフィンをする場所はポイントだが、カヌーの場合はフィールドと呼ぶらしい。
スラロームの練習をする人。上からぶら下げられたスキーならポール(旗門)に相当するものはゲートという名前。
写真に写っているのは川で使うリバーカヤックというカヌー。カヤックというのはカヌーの一種と何となく理解しているが詳しくは知らない。そもそもボートとカヌーは何が違うのだ? ということでいろいろ調べてみた。このページがわかりやすいかな。
カヌーのお店もあった。写真の左にあるマットを担いでいる人を多数見かけたが、何に使うものかよくわからず。
紅葉のトンネルになっているところはそんなに多くない。
奥多摩は杉の産地でもある。下枝が落とされてよく手入れされている。花粉症の人は春になったらこの付近に来ないほうがいいかも(^^ゞ
駅から上流方向へ進んで、ようやく川原に降りてきた。川は上流から下流を見て左岸右岸の区別だから左岸を歩いてきたことになる。少し先に吊り橋が見える。
川に近づいてみる。水はきれい。
ラフティング(急流川下り)のボートが通る。
ところで奥多摩湖は水道用の貯水池なので、水質保全のため泳ぐものボートを出すのも禁止されている。その下流でリバースポーツが盛んなのは何か矛盾しているような?
吊り橋は杣(そま)の小橋という名前。杣なんて漢字は知らなかったな。材木を切り出すための山を杣というらしい。木偏に山だから、そのまんまの意味ね。
注意の仕方とか対処の方法を書いておいて欲しい。
吊り橋から下流方向を眺める。
上流方向。御岳渓谷(御嶽とも書く)は御岳駅を中心に4キロほどの遊歩道が整備されている。ここは上流側1キロくらいかな。まだ先に続いているがここで右岸に渡って下流方向に戻ることにする。
ーーー続く

日が落ちるのが早いので午前7時には出発するつもりだったのに寝坊。それでも9時過ぎには準備万端整ったが、今度はなんとバイクのエンジンがかからず(>_<) ディーラーが開くのは10時から。メカニックに来てもらって出発したのが10時半と遅くなってしまった。エンジンの話はまた別の機会に。
三連休なのでこの時間帯からだとどこも渋滞。中央自動車道はインターチェンジの手前から混んでいた。八王子ジャンクションで圏央道に乗り換え青梅インターで降りる。奥多摩へつながる青梅街道に向かう途中でJR青梅駅の駅前を通る。青梅駅の周辺は町おこしで古い映画の看板が街のあちこちに掲げられている。バイクで走っているとチラッと見られる程度だが、それなりに楽しめた。10日に亡くなった高倉健の看板は見なかったと思うが合掌気分で青梅を走る。
駅前を過ぎると青梅街道に入る。国道411号線の青梅街道は八王子から奥多摩を経て甲府まで延びている。奥多摩から帰る時に走ったことはあっても、往きに通るのは初めてのような気がする。いい道なんだがこの日はクルマが多くノロノロ運転。平行して奥多摩湖まで半分くらいの距離まで通じている吉野街道(都道45号線)を使ったほうがよかったかもしれない。
御岳渓谷到着。ここは45号線沿いにある青梅市市営の無料駐車場。バイク置き場にはクルマが駐まっていたので隅っこに駐める。
45号線を歩いて御岳駅に向かう。数分の距離。
多摩川をまたいで45号線と青梅街道をつないでいる御岳橋。ちなみに山梨と埼玉の県境あたりの山間部を源流とする、あちこちの流れがやがて一本にまとまったのが多摩川。それをダムで堰き止めてできたのが奥多摩湖。行政的には奥多摩湖より下流が多摩川となっている。
御岳橋の上から上流方向。
御岳駅は青梅街道沿いにある。ここを通っているのはJR青梅線。終点の奥多摩駅は奥多摩湖より数キロ手前にある。なぜ奥多摩湖まで伸ばさなかったのか不思議。
川岸へ降りる入り口は御岳橋のたもとにあった。
こんな小径を下る。
濡れた落ち葉があって滑りやすい。
とりあえず紅葉を1枚。
御岳はカヌーが盛んな渓谷でもあり、2008年には全日本選手権も開催された。サーフィンをする場所はポイントだが、カヌーの場合はフィールドと呼ぶらしい。
スラロームの練習をする人。上からぶら下げられたスキーならポール(旗門)に相当するものはゲートという名前。
写真に写っているのは川で使うリバーカヤックというカヌー。カヤックというのはカヌーの一種と何となく理解しているが詳しくは知らない。そもそもボートとカヌーは何が違うのだ? ということでいろいろ調べてみた。このページがわかりやすいかな。
カヌーのお店もあった。写真の左にあるマットを担いでいる人を多数見かけたが、何に使うものかよくわからず。
紅葉のトンネルになっているところはそんなに多くない。
奥多摩は杉の産地でもある。下枝が落とされてよく手入れされている。花粉症の人は春になったらこの付近に来ないほうがいいかも(^^ゞ
駅から上流方向へ進んで、ようやく川原に降りてきた。川は上流から下流を見て左岸右岸の区別だから左岸を歩いてきたことになる。少し先に吊り橋が見える。
川に近づいてみる。水はきれい。
ラフティング(急流川下り)のボートが通る。
ところで奥多摩湖は水道用の貯水池なので、水質保全のため泳ぐものボートを出すのも禁止されている。その下流でリバースポーツが盛んなのは何か矛盾しているような?
吊り橋は杣(そま)の小橋という名前。杣なんて漢字は知らなかったな。材木を切り出すための山を杣というらしい。木偏に山だから、そのまんまの意味ね。
注意の仕方とか対処の方法を書いておいて欲しい。
吊り橋から下流方向を眺める。
上流方向。御岳渓谷(御嶽とも書く)は御岳駅を中心に4キロほどの遊歩道が整備されている。ここは上流側1キロくらいかな。まだ先に続いているがここで右岸に渡って下流方向に戻ることにする。
ーーー続く
wassho at 23:45|Permalink│Comments(0)│
2012年08月16日
払沢の滝、三頭大滝 その1
今年の夏のバイクツーリング・テーマは滝である。去年は別にテーマはなかったし、来年にテーマがあるかどうかはわからないか、とにかく今年のテーマは滝である。理由は単純で、滝は標高の高い場所にあって涼しいから。もっとも往き帰りは普通に暑いわけだが、それでも丸一日暑いよりは楽。それに滝はちょっと遠いところにあって、必然的に朝早く出発することになり、それもツーリングの涼しさ時間割合の向上に貢献する。
今回の滝は奥多摩にある。
地図はいつものグーグルマップで東から西へ。

いつも必ず渋滞していて嫌いな中央高速だが午前7時に出発したせいか、あるいは夏休みの中日(なかび)だったせいか渋滞はなかった。今回は八王子インターで降りず、その先の八王子ジャンクションで圏央道(けんおうどう:首都圏中央連絡自動車道:地図で南北に走っている部分)で、あきる野まで行く。
そこからは檜原(ひのはら)街道でまた西へ。檜原街道は「山里」を走っている感じがして楽しい。ほぼ秋川渓谷沿いを走ることになるが、道路から渓谷の景色がほとんど見えないのが残念。中央高速でバイクの気温計は32度だったが、檜原街道では29度くらい。道路が木立(こだち)の陰になっている部分などは、もっと温度が低く「冷気」を感じる。BMW F800Rの気温計は30秒か1分間隔で表示が更新されるようで、一瞬で通り過ぎる冷気は表示してくれないが。
払沢の滝(ほっさわのたき)も三頭(みとう)大滝も檜原(ひのはら)村にある。ちなみに檜原村は東京都で唯一の村(離島を覗く)。
午前8時半、払沢の滝の駐車場に到着。
村営の駐車場は無料。檜原村にとって観光は主要産業(だと思う)。
ガラ空きの駐車場なのに道路の隅っこに止めたのは、バイクの駐車場がなくて遠慮したのではなく、コッチが日陰だったから。
ちなみに日陰の中にあるものを写真に撮ると、たいてい真っ黒に写るが、これはNEX-5NのDRO=dynamic range optimizerという機能を使って撮った。多少は新しいデジカメに慣れてきたか。でもイチイチ操作するのは面倒なのでフルオートで「私ができるような操作」のことは全部自動でやって欲しい。それと携帯も最近は人間の言葉を理解するのだから、デジカメも「逆光」とか「影の中を撮る」とか「デジタルズーム2倍」とかいえば反応するようにしてくれないかな。
檜原村には滝に恵まれた地形。
ここに載っているのは代表的な13の滝。小さな滝や、観光向きでない山奥の滝を含めると50カ所ほどあるらしい。
駐車場から坂を下っていく。
ほんの短い坂だが、滝までの行程で一番の急斜面。
往きは先ほどの坂以外はすべて上り。
坂を下ったら右折して川沿いに登っていく。写真は喫茶食堂みたいな小屋だが、まだ朝早いからか行きも帰りもしまっていた。なお、ここから先に売店とか飲料の自動販売機はない。
喫茶食堂のすぐ先にあった「ゆうびん館」という聞き慣れない施設。郵便だけでなく為替、貯金、保険、年金まで扱っている。しかしナゼに木曜日が定休日?
坂はソコソコの勾配。
登って、曲がって、また登る。
途中にあった美しいミニ滝。
なかなかのものだなあと思っていたら名前がついていた。
日の光の当たり方が複雑で、ほんの数歩離れると、こういうスポットライトで照らしたようには見えない。
それで、まだまだ登らされる。
こんなマイクロ滝というか段差は、そこら中にある。
水道橋?と思っていたら
こんな看板があって
人工的なものが目に入ってきた。
水道用のミニダムかな?
この程度のチョロチョロ流入量で足りるのか、他人事ながら心配。
休憩所を超えると
滝が見えてきた。
ちなみに駐車場から、ここまで写真を撮りながら歩いて15分くらい。
これが本日のメインディッシュ払沢の滝。
日本三大名瀑の華厳の滝を見た後だから、どうかな?と思っていたけれど、なかなかのたたずまい。少し神々しい雰囲気もありけっこう気に入った。
ところで滝の迫力というのは、たぶんプロのカメラマンでも写真で本当の姿は表現できない。写真に撮ると少し貧弱になる。滝の水流は速いスピードで落下しているから、人間の目の残像効果によって、生で見ると実際の水量より多く見えるから(だと思う:あくまで仮説です)。
滝の横に石積みの階段があったので登ってみると、
滝壺!
この滝壺の雰囲気がまたよろしい。払沢の滝はサイズは小振りだけれど、バランス・プロポーションがいいと思う。なお滝壺の横の岩をよじ登れば、滝壺を上からのぞき込むような感じで見られそうだったが、足場的に不安定だったので断念。
アップで。
水しぶき、感じられるかな?
滝壺から流れ出る水流。
すくってみたら、ビックリするほど冷たいというわけではなかった。普通に冷たい。飲むのはやめておいた。
滝側から見た休憩所。
ちょっと一服していると温度計発見。
気温25度。やっぱり滝は涼しい!
その2に続く(下にある)
今回の滝は奥多摩にある。
地図はいつものグーグルマップで東から西へ。

いつも必ず渋滞していて嫌いな中央高速だが午前7時に出発したせいか、あるいは夏休みの中日(なかび)だったせいか渋滞はなかった。今回は八王子インターで降りず、その先の八王子ジャンクションで圏央道(けんおうどう:首都圏中央連絡自動車道:地図で南北に走っている部分)で、あきる野まで行く。
そこからは檜原(ひのはら)街道でまた西へ。檜原街道は「山里」を走っている感じがして楽しい。ほぼ秋川渓谷沿いを走ることになるが、道路から渓谷の景色がほとんど見えないのが残念。中央高速でバイクの気温計は32度だったが、檜原街道では29度くらい。道路が木立(こだち)の陰になっている部分などは、もっと温度が低く「冷気」を感じる。BMW F800Rの気温計は30秒か1分間隔で表示が更新されるようで、一瞬で通り過ぎる冷気は表示してくれないが。
払沢の滝(ほっさわのたき)も三頭(みとう)大滝も檜原(ひのはら)村にある。ちなみに檜原村は東京都で唯一の村(離島を覗く)。
午前8時半、払沢の滝の駐車場に到着。
村営の駐車場は無料。檜原村にとって観光は主要産業(だと思う)。
ガラ空きの駐車場なのに道路の隅っこに止めたのは、バイクの駐車場がなくて遠慮したのではなく、コッチが日陰だったから。
ちなみに日陰の中にあるものを写真に撮ると、たいてい真っ黒に写るが、これはNEX-5NのDRO=dynamic range optimizerという機能を使って撮った。多少は新しいデジカメに慣れてきたか。でもイチイチ操作するのは面倒なのでフルオートで「私ができるような操作」のことは全部自動でやって欲しい。それと携帯も最近は人間の言葉を理解するのだから、デジカメも「逆光」とか「影の中を撮る」とか「デジタルズーム2倍」とかいえば反応するようにしてくれないかな。
檜原村には滝に恵まれた地形。
ここに載っているのは代表的な13の滝。小さな滝や、観光向きでない山奥の滝を含めると50カ所ほどあるらしい。
駐車場から坂を下っていく。
ほんの短い坂だが、滝までの行程で一番の急斜面。
往きは先ほどの坂以外はすべて上り。
坂を下ったら右折して川沿いに登っていく。写真は喫茶食堂みたいな小屋だが、まだ朝早いからか行きも帰りもしまっていた。なお、ここから先に売店とか飲料の自動販売機はない。
喫茶食堂のすぐ先にあった「ゆうびん館」という聞き慣れない施設。郵便だけでなく為替、貯金、保険、年金まで扱っている。しかしナゼに木曜日が定休日?
坂はソコソコの勾配。
登って、曲がって、また登る。
途中にあった美しいミニ滝。
なかなかのものだなあと思っていたら名前がついていた。
日の光の当たり方が複雑で、ほんの数歩離れると、こういうスポットライトで照らしたようには見えない。
それで、まだまだ登らされる。
こんなマイクロ滝というか段差は、そこら中にある。
水道橋?と思っていたら
こんな看板があって
人工的なものが目に入ってきた。
水道用のミニダムかな?
この程度のチョロチョロ流入量で足りるのか、他人事ながら心配。
休憩所を超えると
滝が見えてきた。
ちなみに駐車場から、ここまで写真を撮りながら歩いて15分くらい。
これが本日のメインディッシュ払沢の滝。
日本三大名瀑の華厳の滝を見た後だから、どうかな?と思っていたけれど、なかなかのたたずまい。少し神々しい雰囲気もありけっこう気に入った。
ところで滝の迫力というのは、たぶんプロのカメラマンでも写真で本当の姿は表現できない。写真に撮ると少し貧弱になる。滝の水流は速いスピードで落下しているから、人間の目の残像効果によって、生で見ると実際の水量より多く見えるから(だと思う:あくまで仮説です)。
滝の横に石積みの階段があったので登ってみると、
滝壺!
この滝壺の雰囲気がまたよろしい。払沢の滝はサイズは小振りだけれど、バランス・プロポーションがいいと思う。なお滝壺の横の岩をよじ登れば、滝壺を上からのぞき込むような感じで見られそうだったが、足場的に不安定だったので断念。
アップで。
水しぶき、感じられるかな?
滝壺から流れ出る水流。
すくってみたら、ビックリするほど冷たいというわけではなかった。普通に冷たい。飲むのはやめておいた。
滝側から見た休憩所。
ちょっと一服していると温度計発見。
気温25度。やっぱり滝は涼しい!
その2に続く(下にある)
wassho at 22:37|Permalink│Comments(0)│
払沢の滝、三頭大滝 その2

払沢の滝の後は、檜原街道沿いに西に進んで「都民の森」という公園というか山歩きレクレーション施設を目指す。このあたりも檜原村。檜原村は東京都の行政区分の中でもかなり面積が広い。ただしほとんどが森林だから人口は2500名ほど。住所は東京都西多摩郡檜原村。郡というのは、たまに住所で市町村の上についているけれど、郡という行政組織があるわけでもなく、何のためにあるのかよくわからない。
都民の森に到着。
BMW F800Rと青空!
案内図。
赤く表示されている森林セラピーロード・大滝の路というのを歩いて行く。
駐車場からこの大滝の路の入り口までは少し距離がある。
これが都民の森の入り口。
いきなり、キツイんですけど(^^ゞ
本当ならそれほどきつい坂でもないのだが、きつく感じるのは革パンを履いているせい。膝にプロテクターが入って歩きにくいし重い。もちろん暑い。半ズボンにでも着替えればいいのだが、着替える場所はともかく、革パンを脱ぐにはブーツもいったん脱がなければならないし何かと面倒。夏用にメッシュの革パンもあるが、Gパンスタイルで紺や黒のものしかないから、今のところ買っていない。
話はそれるがバイクウエアメーカーにお願い。
冬用にはオーバーパンツという商品がある。サイドジッパーでズボンをはいたまま、その上から装着するもの。あの構造で夏用の商品を開発して欲しい。そうしたら走るときは、半ズボン&夏用オーバーパンツで安全を確保し、目的地でブラブラするときは半ズボンに楽に変身できる。半ズボンにブーツというのはバランス悪いが、それくらいは我慢しよう。
もちろん革製で膝や腰のプロテクター充実。走るときだけだからメッシュじゃなくてもいいかもしれない。ただしカラーは白とかベージュとかの淡色もラインナップに。しかしバイクに乗る人って、どうして夏でも黒っぽいウエアを着るんだろうか。見てるだけで暑苦しいんだけれど。
企画料は請求しないから、どこかのメーカーが作ってくれないかな。もう一つアイデアを出すと、バイクユーザーはほとんど中高年なので、礼服なんかについている「ウエスト・アジャスター」をライディングパンツに取り入れると売れると思うよ。
しばらくすると階段。
これがまた長い。
でも青空!
元気出して行こう!
階段を上りきったところが大滝の路スタート。
正直に言うと20分という表示を見て、回れ右をしそうになった(^^ゞ
こんな「セラピーロード」が続く。
道には木材にチップが敷き詰めてある。
これは抜群に歩きやすいし心地よい。
日本中の遊歩道で導入して欲しい。
クマでるらしい(/o\)
階段から後は勾配のきつい箇所はない。
まさにセラピーロード、森林浴を楽しみながら散歩できる。
途中の見晴台。
看板を見ても、知らない山ばかりで盛り上がらない。
写真に写っている道は奥多摩周遊道路。
ここで見かけた1/3くらいの人は、こんな登山というか山ハイキングな出で立ちだった。もちろん、このセラピーロードに限れば、その必要はない。
突然現れる石垣。
杉並木。
春に花粉所の人は無理かな。
暗くなってビビりながら歩いていたら、お化けに見えそうな木。
途中の休憩所。
標高1080メートルだが、そんなに涼しくない。
ようやく滝到着。
ここまで大滝の路入り口から20分はかからず15分ちょっと。
駐車場からだと25分弱。
滝の前に吊り橋が架かっている。
そこから滝を眺める仕掛け。
これが三頭大滝(みとうおおたき)。
この水がいずれ東京湾に流れるとは、当たり前でも、なぜか感慨深い。途中で自宅の蛇口からも出てくるかな(^^ゞ
三頭大滝は落差33メートル。先に見た払沢の滝の一段目(滝は下から順番に数える)は26メートルだから、こちらの方が大きいが、橋から滝までの距離が少しあるので迫力は払沢の滝の方が上。それと水量も夏枯れ気味。なお滝壺のようなものはなく、落ちたところからそのまま川として下に流れていた。
ところで吊り橋は川に架かっている。ということは橋の上に日を遮る木立はない。つまり、この滝を眺めるのはメチャ暑い! 鋼鉄製の橋の欄干を触ると火傷しそうなくらい焼けていた。
三頭大滝の先も道は都民の森の中を続いているが、
時間の関係で同じ道を引き返すことにした。
帰り道も青空!
こういうところを歩くのはけっこう楽しい。
どのくらい楽しいかというと、バイク乗っているより、コッチの方がいいかも?と思うくらい。次は山ボーイを目指そうか。ただし緩い勾配専門!
ヤマユリ(だよね?)。
往きに階段を上り終えて大滝の路のスタート地点だったところ。
森林館という建物があった。
何があるのだろうと思って、ちょっと見学。
山の動植物に関する展示コーナー。
ムササビ。
初めて見た。一緒に写っているのはウリボウと呼ばれるイノシシの子供。可愛いね。
休憩室。ここは山歩き公園だから重宝するかも。
畳の休憩室もあった。
木材工芸センターという建物も並んでいる。
ここは木工作業の体験ができる。
1階はキーホルダー製作の無料体験コーナー。
2階ではこういうものを作れる。
こちらは材料を購入する。
これは楽しいと思う。
私も子供の頃に来たかったな。
機材もいろいろ揃っている。
中庭では丸太切りの体験コーナー。
丸太を一生懸命ノコギリで切るお母さんと
クールにたたずむ息子。
そろそろ都民の森を後にする。
この急な階段も下りは楽。
都民の森は奥多摩周遊道路の入り口にある。奥多摩周遊道路は首都圏の飛ばし屋ライダーにとっては聖地みたいな存在。だから都民の森の駐車場にはいつもバイクが多くいるし、バイクの駐車場も広い。でも滝を見に歩いたり木工作業を見学する奴はあまりいないだろうなあ。ちなみに都民の森滞在は約2時間。
駐車場に戻る。
ちょうど正午頃で日差しもキツイ。
右から2代目が私のバイクで、その左3台目のバイクに注目。
なんと日傘!
しかし熱くなって困るのは主にシートのはずだが(アッチッチと座れないから)、ハンドル周りの何を保護しているのかな。もっと詳しく見ておけばよかった。
グーグルマップはなぜか奥多摩周遊道路をルートに選べない。道路に色をつけられない。地図は画像ソフトでピンクに塗り絵したもの。距離約20キロ。黄色が都民の森。約200ヘクタール。水色部分が奥多摩湖。

奥多摩湖の西から中央自動車道や甲州街道のある南に下るにはいくつかのルートがある。ひとつは青梅街道=国道411号沿いにぐるっと大回りして甲府に降りるルート。山間部は大菩薩ラインと呼ばれる。柳沢峠を含むこのルートは、後半で山梨県道201号、218号を使って去年に走った。
今回は国道139号線。
奥多摩湖から西に進み、山梨県小菅村から南下する。
地図でわかるようにかなりのクネクネ道。奥多摩湖から甲州街道に至るまで約40キロ。

小菅村に入る。
ここには村営の温泉施設があって、ちょっとそそられたが今回はパス。
なお看板の地図は立ち位置に合わせて南北が逆になっている。
観光客を呼び込む橋。
その下は清流。
139号線は国道というより林道レベル。
写真よりもっと細い場所も多い。
とりあえずカーブばかりで、最初は楽しいがだんだんイヤになってくる。
まっすぐ走りたい!
信号待ちしたい(^^ゞ
松姫峠到着。
数台分の駐車場とトイレがある。
ここは大月市と小菅村の境界線に当たる。
信玄の五女の松姫が、信長の軍勢から逃れるためにここを通ったのが松姫峠の由来と書かれていることが多い。しかし、ここは昭和の後半にできた道路。この付近のどこかを経由して甲斐の国からから八王子に逃げた松姫の伝説にちなんで、当時の山梨県知事が139号線(延長工事)開通時に松姫峠と命名したのが真相の模様。夢のない話でゴメン。
少しだけ富士山が見えた。
松姫峠からは基本的に下り。
クネクネしっぱなし。クルマなら同乗者が酔うかも。
それと舗装の状態がよくないので気を遣う。交通量はまったく多くなかったが、忘れた頃に対向車が現れるのでドキッとする。
それでも青空!
クネクネがようやく収まってきた頃に湖発見。
139号線と交わる橋を渡ると公園があった。
小金沢公園。
ダムによってできた湖らしい。
しかし水没集落の移転者の石碑を作るなんて税金の無駄遣いだと思う。
とにもかくにも青空!
さらに下って、ようやく人里が見えてくる。
山の中ばかり走っていたので、なんとなく安心する。
小菅村から南下を初めて、甲州街道手前のここまで約1時間半。
かなり暑かったけれど、夏らしい山の景色を見ながら、いかにも夏休みな気分に浸れて楽しかった。
この日は、ここから東京まで中央自動車道でも甲州街道でもなく、どうし道でもない山あいを縫って走るスペシャルルートを計画していた。でも139号線のクネクネでバイク的にはお腹いっぱいになったので、甲州街道で上野原まで走り、そこから高速に乗るという当たり前のルートで帰ってきた。
高速に入った時間が早かったからか、Uターンラッシュの渋滞もなく、ごく一部を除いてスムーズに走れた。3時半頃あっさり帰宅。走行約230キロ。8月13日のツーリングでスコールに遭ったせいか、その腹いせに、やたら青空の写真が多いツーリング・ブログでした。
おしまい
wassho at 22:36|Permalink│Comments(0)│
2011年10月12日
柳沢峠から富士山は見えず
今週の懲りないお勤めは柳沢峠。
といっても知らない人のほうが多いかも知れない。
場所は奥多摩湖から山梨の甲府方面へ降りる道の途中にある。奥多摩湖から多摩川の源流沿いを眺めて走り、ついでに山道で森林浴をしようというのが今回のプラン。連休真ん中の9日に行ってきた。
グーグルマップは奥多摩湖周遊道路をルート設定にできないので、奥多摩湖を挟んで地図を2枚に分けてみた。
前回は中央自動車道に乗ったとたん渋滞だったので、今回もそうだったらイヤだなと思って、前日に高速道路の渋滞予測ページをチェックする。何と午前7時から午後1時まで35キロの渋滞との表示が(>_<) 予測が正しいとして渋滞を避けて走るには午前5時半頃出発しなくちゃならない。そんなガッツはもちろんあるはずもなく。
当日は午前9時出発。念のため出かけに、こんどは予測ではなく現在の渋滞情報を見る。予測が外れていたらいいのになあ〜と期待するも、高井戸(中央自動車道の始点)から相模湖まで渋滞マップは真っ赤か。(←渋滞の表示は赤で示されます)
たとえほとんど動かない渋滞であっても、バイクならクルマとクルマの間をスリ抜けて走れるので高速道路を使ったほうが早い。それはわかっていたけれど、スリ抜けはやっぱり気を遣って疲れるので、今回はのんびりと一般道で行くこと。一般道も延々渋滞していたら、諦めて帰ればいいとお気楽モードのツーリング。

自宅のA地点から環七でB地点まで行き、そこからD地点まで甲州街道(国道20号)を走る。府中あたりで少し渋滞したが、思っていた以上にスイスイ走れた。中央自動車道を使わなくて正解。ちなみに中央自動車道は甲州街道とほぼ並行して走っている。
C地点はサッカーのニュースなどでよく名前を聞く「味の素スタジアム」がある場所。いわゆるネーミングライツで味の素の名前がついているが、元々は東京スタジアム。ただし東京スタジアムの名前で営業していた期間はわずかだから、「元々は東京スタジアム」といってもピンとこないかもしれない。オープンしたのは2001年だからまだ新しい施設。味の素スタジアムの場所を知らない人が多いのでついでに紹介する親切な私(^^ゞ
スタジアムの北側は調布飛行場。ユーミンが「♪中央フリーウェイ、調布基地を追い越し、山へ向かっていけば〜」と歌った場所である。日本軍〜米軍の基地だった時代もあるので、調布飛行場は調布基地と今でも呼ばれることがあるらしい。
D地点で甲州街道から秋川街道に乗り換える。前回は中央高速の八王子インターから上手く秋川街道を見つけられず、渋滞の激しい滝山街道に迷い込んでしまったけれど今回は問題なし。ところでD地点の少し手前が八王子の駅なので、少しルートを離れてグルッと一周してみる。八王子って来たことがなかったもので。
同じ街道と名前がついていても甲州街道は片側3車線の幹線道路。一方の秋川街道は片側1車線の地方道路。D地点から走り始めてすぐローカルな感じが色濃くなる。クルマはソコソコいるが渋滞はなし。地図で「あきる野市」となっているあたりまでが秋川街道で、そこから西へ延びるのが檜原(ひのはら)街道。こちらは完全に山間の田舎道。
E地点から先は奥多摩周遊道路。
グーグルマップは、この道路にルート設定できない。
奥多摩周遊道路については前回のツーリング前半編で。
3連休なので奥多摩周遊道路にバイクは多く走っていた。
今回停まったのは月夜見駐車場というところ。
ここからは奥多摩湖がよく見える。
ただし単なるの駐車場なので、トイレとか飲み物の自販機はない。
少しだけススキが生えていた。
生け花やディスプレイではなく、自然に生えているススキを見るのは久しぶりの気がする。子供の頃はどこでも生えていたのに。
ところで吉田拓郎の唄に「♪浴衣の君はススキのかんざし〜」というのがある。浴衣は夏だし、ススキは秋だから季節が合わないと、あの曲がヒットした中学生の頃から疑問なんだけれどーーー。
なぜか手前の木に、ガツンとピントが合ってしまった写真。
合成写真のようになってしまった。

地図2枚目、A地点が奥多摩周遊道路を降りたところ。
前回に来たときいろいろと道を間違えたが、今回も間違えてしまった。本当はA地点からまっすぐD地点〜E地点へと行くはずが、なぜかB地点へ。AB間は前回も間違えて走った区間である。私はどうもこの道に好かれているらしい(^^ゞ。AB間の途中まで来たときに道を間違えたのに気がついたが、今回はB地点からD地点へ向かうべきところを、さらに間違ってC地点へ行くというオマケつき(/o\)
なぜC地点へいったかというと、A〜D〜Eを走る道は411号線の青梅(おうめ)街道なのだが、その区間は大菩薩ラインという名称がついている。大菩薩嶺(だいぼさつれい)という山の北側を走るからである。道を間違えたと気づいたとき「大菩薩の道へ戻らなければ」と思い、それでB地点で見つけたのがC地点を指している「大菩薩峠コッチ」の標識。大菩薩ラインは山の北側をグルッと回る道であり、大菩薩峠は山そのものである。でも頭の中が「大菩薩、大菩薩」で一杯になっていたもので。
後で調べたところ、この道は大菩薩峠のはるか手前で終わっている一本道であった。白糸の滝という景勝を見に行くための道らしい。そういえば、この先通行止めと標識が出ていたような。
白糸の滝まで行かず、途中のC地点で引き返してきたのは、そこから先は舗装がなかったから。(写真をクリックすれば、バイクの後ろが未舗装なのがわかります)
でも、なかなか味わい深い道だったのでヨシとする。
B地点へいったん引き返して、D地点へ進む。
ここは逆方向だが前回も走ったヘアピンカーブの多い道である。
無事D地点にたどり着き大菩薩ライン・ツーリングの再スタート。
緩やかなカーブの続く快適な道路。バイクも結構走っている。ほとんどの区間を写真のような渓流沿いに走るので景色もいい。これらは多摩川の源流。
ところがである。
10月6日に発表された文部科学省の放射能汚染マップによると、東京では奥多摩湖のある奥多摩町の数値が高い。山梨県の調査結果はまだ発表されていないけれど、風は渓谷を吹き抜けるから、このあたりもおそらく数値は高いだろう。いずれにせよ水は奥多摩湖に貯まってから多摩川に流れるから、多摩川の水の汚染濃度は高いということになる。放射能汚染と水源を関連づけた報道はなかったが、何となく気がかりである。

マップは朝日新聞から引用。
全文はこちら。
E地点は柳沢峠にある茶店。
標高1500メートルほど。気温は12度くらいだった。
ここで麦とろご飯&山菜そば定食を食べる。
そば(麺)は、割とおいしかった。1300円の観光地料金。写真は撮り忘れた。まあ写真で見るほどの料理でもないが。
富士山を眺められる名所らしいのだが、この日は何も見えず。
本日のメインイベントだったのに残念。
写真の真ん中に生えている木の方向に、見えるときは見えるらしい。
峠というのは山の頂上付近だから、この後はかなり急勾配の下りになる。カーブもきつくて、けっこうビビッた。411号線をこのまま下ればワインで有名な勝沼あたりに続いている。
F地点で411号線から201号線に入る。これはグーグルマップでも、かなり倍率を上げないと表示されない細い道路。舗装されているのかどうかも不明だったが、とりあえずチャレンジ。
実際にかなり細くて険しい。
特に411号線からはいってすぐはほとんど林道に近い。山歩きのコースらしく、登山スタイルで歩いている人がチラホラいる。
こんな林道のようなところなのに、向こう側からタクシーが何台も来る。
ナンデだろうと思っていたら、G地点に登山道のスタート地点があって、そこから登山客を送迎しているらしい。「乗り合いタクシー」と看板のある乗り場があった。G地点を過ぎると、多少道は広くなり、それでも林道レベルだが、こんどは向こう側からバスが走ってくる。どうやらG地点からF地点方向へはタクシー、H地点方向へはバスが登山客の交通手段となっているようである。
G地点には広い駐車場もありマイカーもたくさん駐まっていた。登山は今ブームらしいけれどG地点はかなりの賑わい。しかしオッサン・オバハン〜ジジ・ババばかりで、可愛い「山ガール」はいなかったことを報告しておく(^^ゞ
G地点を過ぎてしばらく、ようやく道が少し広くなったところで撮影。このあたりは標高1400メートルくらい。気温は山奥なので11.5度とさらに低かったが、あまり寒さは感じなかった。ごくわずかに紅葉が始まっている。
クネクネと曲がって
短い直線があって、またクネクネと曲がる。
その繰り返し。写真の直線は、これでも長いほうである。
G地点とH地点(地図では隠れて見えていないが)の中間あたりから、道路はなだらかになってくる。日帰りの温泉施設のようなものもあった。411号線からはいってしばらくは201号線なのだが、途中から218号線に名前が変わる。その終点がH地点。ここで国道20号線(甲州街道)に接続する。
甲州街道に乗ってすぐ道の駅があったので休憩。I地点。
結構、山奥にある。
地図でI地点からしばらく道路がまっすぐになっているのは、新笹子トンネルという長いトンネルだから。全長約3キロ。
帰りもどうせ中央自動車道は渋滞しているだろうから、すぐ高速に乗らずしばらく甲州街道を走ることにする。これが景色もよく、なかなかのんびりしていい道。都心を走っている甲州街道とは大違い。いつまでも走っていたくなる。走り続ければ、いずれ新宿に着いてしまうがーーー。
残念ながら八王子に近づくにつれて混み始め、ちょうど相模湖インターチェンジのそばで大渋滞でクルマが動かなくなったので、そこから中央自動車道に乗る。中央自動車道も当然同じく大渋滞だったが、クルマの間をスリ抜けながら走る。高速道路では渋滞を抜けるまでの時間が電光掲示板で表示されているが、バイクでスリ抜けた場合、私はスリ抜けであまりスピードを出さないけれど、それでもだいたいその1/3位の時間で済むというのが今までの経験則。
帰宅は午後7時半頃。
走行距離270キロ。
本日も無事故無違反で交通安全の神様に感謝。
下の航空写真は奥多摩湖周辺の地図。
クリックで拡大したらクネクネ度合いがよくわかる。
(上の文章とは地点のアルファベットが違う)
A地点が奥多摩湖。
B地点が間違えて引き返してきたところ。
C地点が大菩薩ラインまで戻ったところ。
D地点が柳沢峠の茶屋。
E地点が201〜208号線への入り口。
F地点が登山客が集まっていたところ。
見ての通り、山また山のツーリングルート。
ところでヘルメットを被っていても、森林浴の効果ってあるんだろうか?
といっても知らない人のほうが多いかも知れない。
場所は奥多摩湖から山梨の甲府方面へ降りる道の途中にある。奥多摩湖から多摩川の源流沿いを眺めて走り、ついでに山道で森林浴をしようというのが今回のプラン。連休真ん中の9日に行ってきた。
グーグルマップは奥多摩湖周遊道路をルート設定にできないので、奥多摩湖を挟んで地図を2枚に分けてみた。
前回は中央自動車道に乗ったとたん渋滞だったので、今回もそうだったらイヤだなと思って、前日に高速道路の渋滞予測ページをチェックする。何と午前7時から午後1時まで35キロの渋滞との表示が(>_<) 予測が正しいとして渋滞を避けて走るには午前5時半頃出発しなくちゃならない。そんなガッツはもちろんあるはずもなく。
当日は午前9時出発。念のため出かけに、こんどは予測ではなく現在の渋滞情報を見る。予測が外れていたらいいのになあ〜と期待するも、高井戸(中央自動車道の始点)から相模湖まで渋滞マップは真っ赤か。(←渋滞の表示は赤で示されます)
たとえほとんど動かない渋滞であっても、バイクならクルマとクルマの間をスリ抜けて走れるので高速道路を使ったほうが早い。それはわかっていたけれど、スリ抜けはやっぱり気を遣って疲れるので、今回はのんびりと一般道で行くこと。一般道も延々渋滞していたら、諦めて帰ればいいとお気楽モードのツーリング。

自宅のA地点から環七でB地点まで行き、そこからD地点まで甲州街道(国道20号)を走る。府中あたりで少し渋滞したが、思っていた以上にスイスイ走れた。中央自動車道を使わなくて正解。ちなみに中央自動車道は甲州街道とほぼ並行して走っている。
C地点はサッカーのニュースなどでよく名前を聞く「味の素スタジアム」がある場所。いわゆるネーミングライツで味の素の名前がついているが、元々は東京スタジアム。ただし東京スタジアムの名前で営業していた期間はわずかだから、「元々は東京スタジアム」といってもピンとこないかもしれない。オープンしたのは2001年だからまだ新しい施設。味の素スタジアムの場所を知らない人が多いのでついでに紹介する親切な私(^^ゞ
スタジアムの北側は調布飛行場。ユーミンが「♪中央フリーウェイ、調布基地を追い越し、山へ向かっていけば〜」と歌った場所である。日本軍〜米軍の基地だった時代もあるので、調布飛行場は調布基地と今でも呼ばれることがあるらしい。
D地点で甲州街道から秋川街道に乗り換える。前回は中央高速の八王子インターから上手く秋川街道を見つけられず、渋滞の激しい滝山街道に迷い込んでしまったけれど今回は問題なし。ところでD地点の少し手前が八王子の駅なので、少しルートを離れてグルッと一周してみる。八王子って来たことがなかったもので。
同じ街道と名前がついていても甲州街道は片側3車線の幹線道路。一方の秋川街道は片側1車線の地方道路。D地点から走り始めてすぐローカルな感じが色濃くなる。クルマはソコソコいるが渋滞はなし。地図で「あきる野市」となっているあたりまでが秋川街道で、そこから西へ延びるのが檜原(ひのはら)街道。こちらは完全に山間の田舎道。
E地点から先は奥多摩周遊道路。
グーグルマップは、この道路にルート設定できない。
奥多摩周遊道路については前回のツーリング前半編で。
3連休なので奥多摩周遊道路にバイクは多く走っていた。
今回停まったのは月夜見駐車場というところ。
ここからは奥多摩湖がよく見える。
ただし単なるの駐車場なので、トイレとか飲み物の自販機はない。
少しだけススキが生えていた。
生け花やディスプレイではなく、自然に生えているススキを見るのは久しぶりの気がする。子供の頃はどこでも生えていたのに。
ところで吉田拓郎の唄に「♪浴衣の君はススキのかんざし〜」というのがある。浴衣は夏だし、ススキは秋だから季節が合わないと、あの曲がヒットした中学生の頃から疑問なんだけれどーーー。
なぜか手前の木に、ガツンとピントが合ってしまった写真。
合成写真のようになってしまった。

地図2枚目、A地点が奥多摩周遊道路を降りたところ。
前回に来たときいろいろと道を間違えたが、今回も間違えてしまった。本当はA地点からまっすぐD地点〜E地点へと行くはずが、なぜかB地点へ。AB間は前回も間違えて走った区間である。私はどうもこの道に好かれているらしい(^^ゞ。AB間の途中まで来たときに道を間違えたのに気がついたが、今回はB地点からD地点へ向かうべきところを、さらに間違ってC地点へ行くというオマケつき(/o\)
なぜC地点へいったかというと、A〜D〜Eを走る道は411号線の青梅(おうめ)街道なのだが、その区間は大菩薩ラインという名称がついている。大菩薩嶺(だいぼさつれい)という山の北側を走るからである。道を間違えたと気づいたとき「大菩薩の道へ戻らなければ」と思い、それでB地点で見つけたのがC地点を指している「大菩薩峠コッチ」の標識。大菩薩ラインは山の北側をグルッと回る道であり、大菩薩峠は山そのものである。でも頭の中が「大菩薩、大菩薩」で一杯になっていたもので。
後で調べたところ、この道は大菩薩峠のはるか手前で終わっている一本道であった。白糸の滝という景勝を見に行くための道らしい。そういえば、この先通行止めと標識が出ていたような。
白糸の滝まで行かず、途中のC地点で引き返してきたのは、そこから先は舗装がなかったから。(写真をクリックすれば、バイクの後ろが未舗装なのがわかります)
でも、なかなか味わい深い道だったのでヨシとする。
B地点へいったん引き返して、D地点へ進む。
ここは逆方向だが前回も走ったヘアピンカーブの多い道である。
無事D地点にたどり着き大菩薩ライン・ツーリングの再スタート。
緩やかなカーブの続く快適な道路。バイクも結構走っている。ほとんどの区間を写真のような渓流沿いに走るので景色もいい。これらは多摩川の源流。
ところがである。
10月6日に発表された文部科学省の放射能汚染マップによると、東京では奥多摩湖のある奥多摩町の数値が高い。山梨県の調査結果はまだ発表されていないけれど、風は渓谷を吹き抜けるから、このあたりもおそらく数値は高いだろう。いずれにせよ水は奥多摩湖に貯まってから多摩川に流れるから、多摩川の水の汚染濃度は高いということになる。放射能汚染と水源を関連づけた報道はなかったが、何となく気がかりである。

マップは朝日新聞から引用。
全文はこちら。
E地点は柳沢峠にある茶店。
標高1500メートルほど。気温は12度くらいだった。
ここで麦とろご飯&山菜そば定食を食べる。
そば(麺)は、割とおいしかった。1300円の観光地料金。写真は撮り忘れた。まあ写真で見るほどの料理でもないが。
富士山を眺められる名所らしいのだが、この日は何も見えず。
本日のメインイベントだったのに残念。
写真の真ん中に生えている木の方向に、見えるときは見えるらしい。
峠というのは山の頂上付近だから、この後はかなり急勾配の下りになる。カーブもきつくて、けっこうビビッた。411号線をこのまま下ればワインで有名な勝沼あたりに続いている。
F地点で411号線から201号線に入る。これはグーグルマップでも、かなり倍率を上げないと表示されない細い道路。舗装されているのかどうかも不明だったが、とりあえずチャレンジ。
実際にかなり細くて険しい。
特に411号線からはいってすぐはほとんど林道に近い。山歩きのコースらしく、登山スタイルで歩いている人がチラホラいる。
こんな林道のようなところなのに、向こう側からタクシーが何台も来る。
ナンデだろうと思っていたら、G地点に登山道のスタート地点があって、そこから登山客を送迎しているらしい。「乗り合いタクシー」と看板のある乗り場があった。G地点を過ぎると、多少道は広くなり、それでも林道レベルだが、こんどは向こう側からバスが走ってくる。どうやらG地点からF地点方向へはタクシー、H地点方向へはバスが登山客の交通手段となっているようである。
G地点には広い駐車場もありマイカーもたくさん駐まっていた。登山は今ブームらしいけれどG地点はかなりの賑わい。しかしオッサン・オバハン〜ジジ・ババばかりで、可愛い「山ガール」はいなかったことを報告しておく(^^ゞ
G地点を過ぎてしばらく、ようやく道が少し広くなったところで撮影。このあたりは標高1400メートルくらい。気温は山奥なので11.5度とさらに低かったが、あまり寒さは感じなかった。ごくわずかに紅葉が始まっている。
クネクネと曲がって
短い直線があって、またクネクネと曲がる。
その繰り返し。写真の直線は、これでも長いほうである。
G地点とH地点(地図では隠れて見えていないが)の中間あたりから、道路はなだらかになってくる。日帰りの温泉施設のようなものもあった。411号線からはいってしばらくは201号線なのだが、途中から218号線に名前が変わる。その終点がH地点。ここで国道20号線(甲州街道)に接続する。
甲州街道に乗ってすぐ道の駅があったので休憩。I地点。
結構、山奥にある。
地図でI地点からしばらく道路がまっすぐになっているのは、新笹子トンネルという長いトンネルだから。全長約3キロ。
帰りもどうせ中央自動車道は渋滞しているだろうから、すぐ高速に乗らずしばらく甲州街道を走ることにする。これが景色もよく、なかなかのんびりしていい道。都心を走っている甲州街道とは大違い。いつまでも走っていたくなる。走り続ければ、いずれ新宿に着いてしまうがーーー。
残念ながら八王子に近づくにつれて混み始め、ちょうど相模湖インターチェンジのそばで大渋滞でクルマが動かなくなったので、そこから中央自動車道に乗る。中央自動車道も当然同じく大渋滞だったが、クルマの間をスリ抜けながら走る。高速道路では渋滞を抜けるまでの時間が電光掲示板で表示されているが、バイクでスリ抜けた場合、私はスリ抜けであまりスピードを出さないけれど、それでもだいたいその1/3位の時間で済むというのが今までの経験則。
帰宅は午後7時半頃。
走行距離270キロ。
本日も無事故無違反で交通安全の神様に感謝。
下の航空写真は奥多摩湖周辺の地図。
クリックで拡大したらクネクネ度合いがよくわかる。
(上の文章とは地点のアルファベットが違う)
A地点が奥多摩湖。
B地点が間違えて引き返してきたところ。
C地点が大菩薩ラインまで戻ったところ。
D地点が柳沢峠の茶屋。
E地点が201〜208号線への入り口。
F地点が登山客が集まっていたところ。
見ての通り、山また山のツーリングルート。
ところでヘルメットを被っていても、森林浴の効果ってあるんだろうか?
wassho at 01:03|Permalink│Comments(0)│
2011年08月23日
奥多摩湖から帰るのに道を間違える(/o\)

予定では奥多摩湖から少し山梨県側へ走って(A地点からB地点)、そこからC地点の小菅村まで降りて、139号線の松姫峠を通って南下し、大月インターから中央高速にのるつもりだった。(ピンクのルート)
あるいは小菅村の先から左に折れて18号線の鶴峠を通って、中央高速の上野原インターまで降りてくるルート(緑のルート)。小菅村の先の分岐点で、道路の雰囲気を見てどちらにするか決めようと思っていた。
ところがA〜B〜Cまでは予定通り走ったのだが、C地点の小菅村役場のところで南に降りる139号線に入らず、間違って東に向かう139号線に進んでしまう(ブルーのルート)。なぜ間違えたのかはよく思い出せない。山道をリラックスしすぎて走っていたのかもしれない。
道を間違えてるとは思わず、適度なクネクネ道を快適に走っていると突然に奥多摩湖が現れてビックリ! 引き返そうかとも考えたが、もう4時前だったのでそのまま進み、再び奥多摩湖を眺めながら青梅街道をグルッと回って八王子インターまで走った。この道もクルマはちょっと多いけれど悪い道じゃない。
奥多摩湖の西外れで撮った写真。
上流に行くほど水は緑色になってくる。
箱根の時に凍らせたお茶がすぐ溶けたので、今回はバッグを横置きにして、バッグの上ではなく私とバッグの間にお茶をおいたら少しは風が当たらないかと工夫してみたーーーが効果はなかった。
湖の写真を撮っていたら話しかけてきたおばあちゃん。
彼女にしてみたら、毎日眼にしている光景を写真に撮っているのはおかしいのかも。そういえば今回は都民の森の駐車場係のジイさんと、帰りのサービスエリアではオッサンにと見ず知らずの3人から話しかけられた。私は人が話しかけやすい人相をしていない(^^ゞ でもツーリングして顔が柔和になっていたのかな? 二言三言だけれど、知らない人と会話をするのは楽しいもんだ。
さらに上流の地図のA地点とB地点の中間あたりで撮った写真。
ここはもう山梨県。
水はますます緑色に。川はほとんど流れていないように見える。
この水を飲んでるのかと思うとあまりいい気がしない。
B地点からC地点は地図で見ると、まっすぐぽいが実際は超クネクネ道。180度のヘアピンカーブが連続する箇所もある。しかも下りの急勾配。スピードは出せないし、あまりゆっくりだと転けそうな気がするしヒヤヒヤしながら走った。
写真を撮ったのは少し道幅が広くなっているところ。
とっても山奥なのがわかってもらえるかな?
雲がきれいだった。
と、のんびりしていたら側道に熊出没注意の立て札が!
八王子インターの近くの地図にピンクのペケペケをしたところは、来たとき以上のぜんぜん動かない渋滞。帰りの中央高速もずっと渋滞。さすがに少し疲れた。サービスエリアではアイスクリームを食べて、アイスコーヒーを飲んで長めに休憩する。
午後7時半頃帰宅。
走行距離240キロ。
もちろん自宅にはお風呂をセット済み。
今回は突然思い立って出かけたので、準備不足で往きも帰りも道を間違えてしまった。出発するのも遅すぎ。でも基本は徘徊だからそれもOK! 次に行くときは、今回走りそびれた鶴峠から登って、松姫峠から下ってくるようなルートにチャレンジしてみようかと思う。
おしまい
wassho at 11:24|Permalink│Comments(2)│
2011年08月21日
奥多摩湖へ行くのに道を間違える(/o\)
16日の火曜日に箱根に行ったばかりだであるが、金曜日から週末にかけて天候が悪くなるという予報だったので(実際そのとおりになった)、いそいそと18日の木曜日に奥多摩湖までバイクで出かけてきた(^^ゞ
奥多摩湖は東京の一番北西にあって、そのすぐ西は山梨県である。東京は南北を埼玉と神奈川に挟まれているが、山梨に隣接しているという意識は普段ほとんどない。

写真はいつものグーグルマップ。B地点が中央自動車道(通称:中央高速)の八王子インターチェンジ。突然思い立ったので、出発は午前10時半頃。それでここまでずっと渋滞。バイクはクルマの間をスリヌケながら走れるけれど、もしクルマで出かけたなら途中で諦めて帰ったかもしれない。バイクの温度計は八王子あたりでなんと40度を表示していた(/o\)
奥多摩湖に行く一番素直なルートは、青梅(おうめ)街道と呼ばれる国道411号で奥多摩湖の東から入る道。でも今回は檜原(ひのはら)街道を使って奥多摩湖に南側から入ることにした。下の地図のD地点からB地点がそのルート。八王子インターからはA地点からD地点への32号線を走るつもりだった。なぜならC地点からD地点、とくに「あきる野」インターチェンジあたりまでの道路はよく渋滞することで有名だから。
八王子インターは大きなインターチェンジで降り口もたくさんある。どこで降りたのかも忘れたが、グルグル走っているうちに自分の居場所がわからなくなってしまう。少し南に下がりすぎてしまったと思う。でもそんなこともあろうかとD地点あたりにある警察署の電話番号を控えておいた。それをナビにセットして再出発。でもナビは32号線を案内してくれずC〜D地点に遠回りさせられ、気がついたときには渋滞にどっぷりと。ここはかなり細い片側1車線なのでスリヌケもあまりできない。

BMWの純正ナビは表示される地図がとってもわかりにくい。だから走りながらナビの地図を参考にルートを変更することは難しい。道案内は割と正確だが、今回のように近道を選ばないこともたまにある。バイクには満足しているが、このナビを選んだことは後悔している。もっとも他のバイク用ナビがどんなものかは知らないのだが。
高速で渋滞、降りてからまた渋滞でD地点通過は12時半くらい。距離にして約55キロ。
D地点の手前からは順調に流れて檜原街道の林間田舎道をのんびりと走る。さっきまでの渋滞はすっかり忘れて笑顔になってくる。ところどころに製材所があって材木のいい香りもした。
上の地図がB地点で切れているのは、またしてもグーグルマップの不具合でその先の奥多摩周遊道路がルート検索できず、地図に色づけできなかったから。それでファイルに保存してからペイント(お絵かき)ソフトで奥多摩周遊道路をピンクで塗ったのが下の地図。

さて奥多摩周遊道路だが、この道路は一本道で「周遊」はしていない。ヘンなネーミングである。それはともかく見てわかるように、ここはまるでサーキットのようなクネクネ道路。というわけでバイクで飛ばしすぎての事故が絶えず、しばらくバイク通行禁止の措置が執られていたが、今年の4月からそれが解除になった。
走った。飛ばしたくなる気持ちはよくわかる。それとちょっとミスったら、すぐ事故ル可能性が高いのもよくわかった。1つコーナーをクリアできたら、次はもっと速いスピードで試したくなる。また次々とコーナーが現れるので集中力も必要。というわけで私はコーナーとコーナーのあいだの直線番長に徹して安全に走る。
途中の駐車場にはこんな看板が。
センターラインをはみ出して対向車と接触する事故が多かったのだろうか? ほとんどの区間のセンターラインには、こんなポールがずーっと並んでいる。バイクを思い切りバンクさせて(傾けて)、つまり暴走するなら邪魔かもしれないが、私にはコーナーの曲がり具合がよくわかって意外と便利だった。クルマだと道幅が狭く感じて走りにくいかもしれない。
奥多摩周遊道路を走ってしばらくすると、都民の森というところにつく。
周りは深い山々。
ハイキングコースがあるみたい。
バイクは数台。
左隣のバイクはタンクがアルミの地金むき出しのようで格好良かった。
午後1時過ぎで気温は32度くらい。あまり涼しくない。
しばらく休憩して奥多摩サーキットを湖のほうに進む。
とってもゆっくり走っているバイクを何台か追い抜いたけれど、幸いにも後ろから煽ってくるバイクやクルマには遭遇せず。いわゆる走り屋連中はもっと朝早く来るんだろうな。
2時前、奥多摩湖到着。ここまで約110キロ。
先日の自宅から箱根より少し遠かった。
湖畔をのんびり走る。
写真を撮ったのは湖の東端のほう。自然っていいなあ〜と思ってしまうが、奥多摩湖はダムで堰き止められてできた人口のダム湖である。
「水と緑のふれあい館」という、ダムの付属観光施設のようなところで休憩。
建物の中はこんな感じで、
子供向けの遊び&教育コーナーのような部屋がいくつかある。
郷土の資料館のようなものも。
この施設の食堂で山菜そばを食べる。立ち食いそばレベルの味はまあ想定内。二日前のポーラ美術館のランチとはずいぶん落差がある。値段は観光地相場で750円。
ーーー続く
奥多摩湖は東京の一番北西にあって、そのすぐ西は山梨県である。東京は南北を埼玉と神奈川に挟まれているが、山梨に隣接しているという意識は普段ほとんどない。

写真はいつものグーグルマップ。B地点が中央自動車道(通称:中央高速)の八王子インターチェンジ。突然思い立ったので、出発は午前10時半頃。それでここまでずっと渋滞。バイクはクルマの間をスリヌケながら走れるけれど、もしクルマで出かけたなら途中で諦めて帰ったかもしれない。バイクの温度計は八王子あたりでなんと40度を表示していた(/o\)
奥多摩湖に行く一番素直なルートは、青梅(おうめ)街道と呼ばれる国道411号で奥多摩湖の東から入る道。でも今回は檜原(ひのはら)街道を使って奥多摩湖に南側から入ることにした。下の地図のD地点からB地点がそのルート。八王子インターからはA地点からD地点への32号線を走るつもりだった。なぜならC地点からD地点、とくに「あきる野」インターチェンジあたりまでの道路はよく渋滞することで有名だから。
八王子インターは大きなインターチェンジで降り口もたくさんある。どこで降りたのかも忘れたが、グルグル走っているうちに自分の居場所がわからなくなってしまう。少し南に下がりすぎてしまったと思う。でもそんなこともあろうかとD地点あたりにある警察署の電話番号を控えておいた。それをナビにセットして再出発。でもナビは32号線を案内してくれずC〜D地点に遠回りさせられ、気がついたときには渋滞にどっぷりと。ここはかなり細い片側1車線なのでスリヌケもあまりできない。

BMWの純正ナビは表示される地図がとってもわかりにくい。だから走りながらナビの地図を参考にルートを変更することは難しい。道案内は割と正確だが、今回のように近道を選ばないこともたまにある。バイクには満足しているが、このナビを選んだことは後悔している。もっとも他のバイク用ナビがどんなものかは知らないのだが。
高速で渋滞、降りてからまた渋滞でD地点通過は12時半くらい。距離にして約55キロ。
D地点の手前からは順調に流れて檜原街道の林間田舎道をのんびりと走る。さっきまでの渋滞はすっかり忘れて笑顔になってくる。ところどころに製材所があって材木のいい香りもした。
上の地図がB地点で切れているのは、またしてもグーグルマップの不具合でその先の奥多摩周遊道路がルート検索できず、地図に色づけできなかったから。それでファイルに保存してからペイント(お絵かき)ソフトで奥多摩周遊道路をピンクで塗ったのが下の地図。

さて奥多摩周遊道路だが、この道路は一本道で「周遊」はしていない。ヘンなネーミングである。それはともかく見てわかるように、ここはまるでサーキットのようなクネクネ道路。というわけでバイクで飛ばしすぎての事故が絶えず、しばらくバイク通行禁止の措置が執られていたが、今年の4月からそれが解除になった。
走った。飛ばしたくなる気持ちはよくわかる。それとちょっとミスったら、すぐ事故ル可能性が高いのもよくわかった。1つコーナーをクリアできたら、次はもっと速いスピードで試したくなる。また次々とコーナーが現れるので集中力も必要。というわけで私はコーナーとコーナーのあいだの直線番長に徹して安全に走る。
途中の駐車場にはこんな看板が。
センターラインをはみ出して対向車と接触する事故が多かったのだろうか? ほとんどの区間のセンターラインには、こんなポールがずーっと並んでいる。バイクを思い切りバンクさせて(傾けて)、つまり暴走するなら邪魔かもしれないが、私にはコーナーの曲がり具合がよくわかって意外と便利だった。クルマだと道幅が狭く感じて走りにくいかもしれない。
奥多摩周遊道路を走ってしばらくすると、都民の森というところにつく。
周りは深い山々。
ハイキングコースがあるみたい。
バイクは数台。
左隣のバイクはタンクがアルミの地金むき出しのようで格好良かった。
午後1時過ぎで気温は32度くらい。あまり涼しくない。
しばらく休憩して奥多摩サーキットを湖のほうに進む。
とってもゆっくり走っているバイクを何台か追い抜いたけれど、幸いにも後ろから煽ってくるバイクやクルマには遭遇せず。いわゆる走り屋連中はもっと朝早く来るんだろうな。
2時前、奥多摩湖到着。ここまで約110キロ。
先日の自宅から箱根より少し遠かった。
湖畔をのんびり走る。
写真を撮ったのは湖の東端のほう。自然っていいなあ〜と思ってしまうが、奥多摩湖はダムで堰き止められてできた人口のダム湖である。
「水と緑のふれあい館」という、ダムの付属観光施設のようなところで休憩。
建物の中はこんな感じで、
子供向けの遊び&教育コーナーのような部屋がいくつかある。
郷土の資料館のようなものも。
この施設の食堂で山菜そばを食べる。立ち食いそばレベルの味はまあ想定内。二日前のポーラ美術館のランチとはずいぶん落差がある。値段は観光地相場で750円。
ーーー続く
wassho at 18:32|Permalink│Comments(0)│