富士五湖

2017年06月22日

長池親水公園〜山中湖交流プラザ きらら

6月17日に桂林寺でスイレンを見て、その後に吉田うどんを食べた続き。

毎度おなじみの長池親水公園で。
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山中湖に来たら、とりあえずここでバイクと富士山のツーショットを撮るのが慣例になっている。長池親水公園は山中湖の北岸ほぼ中央に位置する駐車場と遊歩道があるだけの公園。つまり山中湖越しに富士山を眺めるための場所。
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富士山をアップでドン。
何とか山頂は眺められた。五合目で観光している人はお気の毒かも。
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なぜか富士山を眺めるのが好きである。そして気分がスッキリして気持ちも落ち着く。元気も出てくる。俗に言うパワースポットなんてものはまったく信じてはいないが、私にとって唯一の例外が富士山

ところでほとんどの人は高速道路や新幹線から富士山が見えると、程度の差はあるとしても「わあ富士山だ」と思うはず。それは普段の生活で富士山が見えないからである。そこで疑問なのは、日常的に富士山が視界に入っているエリアに住んでいる人たちはどうなんだろうかということ。やっぱり見慣れたら何とも思わないのかな?




場所は変わって山中湖の東岸にある山中湖交流プラザ「きらら」というところ。一度か二度ほど来たことはあるけれど、有料の駐車場はクルマ専用のようだしバイクや自転車の駐輪場も見あたらないので中に入ったことはなかった。今回は駐車場の奥まで進み路肩にバイクを駐める。
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湖畔に降りる。ちなみに長池親水公園では湖畔に降りられない。
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写真正面が富士山だが山頂は雲に隠れてしまった。
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水はきれいで先日の霞ヶ浦とは大違い。
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サイドスロー的に投げ入れていたからルアーじゃなくてフライフィッシングかな? 知識不足でよくわからず。とりあえず釣れているところは見なかった(^^ゞ
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湖畔に降りた場所を振り返る。
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ウッドデッキの遊歩道に上がる。
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かなり先まで続いていた。
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デイジー(ヒナギク)とマーガレットの違いは未だによくわからない。ネットで調べてもこれといった解説は見あたらない。私の基準は元気そうに思えたらデイジーで優しそうに感じたらマーガレット。単に名前のイメージから(^^ゞ これはデイジーかな。
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遊歩道を最後まで進むと芝生の広場に出た。
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セグウェイに乗っている人。ここの施設で貸し出しをしているみたい。
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セグウェイの発表前(2000年頃だったと思う)は世紀の大発明とか革命的トランスポーターなど全世界的に話題となった。しかし発売から10年以上経った現在、それほど売れているとは思えず。特に日本はがんじがらめの規制があって難しいのかもしれない。

そこで提案! 安倍首相の「お友達」をセグウェイ日本の社長に迎えれば、岩盤規制に穴が空いて普及するよ(^^ゞ



ここに着いてから晴れてはいるものの富士山には雲がかかったまま。
そこで似たような形の山があったから撮ってみた(^^ゞ
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これはきららのホームページの画像。こうしてみるとかなり広い。湖畔からはよく見えなかったが野外ステージのようなものもある。野外ステージの奥がセグウェイが走っていた芝生広場。
きららホームページ



ーーー続く

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2017年04月27日

桃の花見帰りに河口湖と本栖湖で富士山

釈迦堂遺跡博物館、一宮町の花見台、御坂路さくら公園の3箇所を回った後のプランは次の3つが頭にあった。

 1)温泉に行ってマッタリする
 2)河口湖から山中湖に抜け、道志みちでクネクネを楽しむ
 3)河口湖と本栖湖で富士山を眺める

どれも捨てがたかったが、河口湖&本栖湖のプランを選択。御坂路さくら公園から137号線の旧道に戻り、しばらく走って137号本道に合流する。137号線は御坂みちと呼ばれ、河口湖の手前で旧御坂みち(県道708号)に分岐している。旧道は罰ゲーム並のクネクネなので、今回はそのまま137号線を走行。途中で新御坂トンネルという3キロ弱の長いトンネルをくぐる。


河口湖まで降りて美術館があるあたりで湖畔を散策しようと思っていたが、その付近は人出がとても多く道路も大渋滞していたので、そのままスルーして毎度おなじみの大石公園まで。到着は午後1時前。
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チューリップと富士山。
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アップでドン!
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対岸の八木崎公園ではサクラがたくさん咲いているようだ。美術館周辺でもサクラがまとまって咲いているところがあったが、この大石公園のサクラはポツンポツンとある程度。
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でも芝桜が見られたのでラッキー。大規模に植えられている芝桜のような迫力はないが、これはこれで可愛いものだ。
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芝桜と菜の花とサクラ。
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芝桜とチューリップ。
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遊歩道の両側にたくさんの花が植えられている「花街道」は現在閉鎖中。
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大石公園は湖畔沿いを歩くことはできないが、こういう水辺がいくつかある。
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魚を釣っている人。他にも何人かいた。勝手に入れるのか入漁料のようなものが必要なのかどうかは知らないが、場所によっては富士山の写真を撮るのにジャマな存在。
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この日は絵を描いている人もたくさんいた。
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冬じゃなければいつ来ても何か咲いている大石公園は私の定番スポットのひとつ。
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現地周辺のルートマップ。大石公園の後、西湖と精進湖はパスして本栖湖へ。この河口湖と西湖を結ぶ湖北ビューラインは景色のいい道路。
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ところでこの日(4月23日)はマラソン大会だったようで走っている人がたくさんいた。ところどころ道幅が狭く歩道もないところでは、カーブを回った先にランナーがいてビックリすることも。なぜかたまに見かけるマラソン大会と較べてペースが遅いし、リュック等を背負っている人も多かった。
後で調べてみると「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」という大会。それでそのコース設定は118キロ! 100キロ! 71キロ!の三種。そりゃ早く走れないはずだ。このマラソン大会は1991年から続いている由緒あるものらしい。



坂道を走るランナーに申し訳ない気持ちでアクセルを吹かし(^^ゞ本栖湖に到着。
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ここはいつも本栖湖で写真を撮る場所の少し先にある中ノ倉峠というところ。正確にいうと峠道の下にある駐車場。1000円札の富士山はこの中ノ倉峠で撮影されたもの。
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千円札


中ノ倉峠までは約30分ほどらしいが、かなり険しそうな登山道。断念というか最初から登るつもりはなかった。いいカメラに買い換えて、かつ湖面が逆さ富士になっている時に訪れたらチャレンジすることにしよう。
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ということで駐車場からの富士山。ここからでも充分に美しい。富士五湖では本栖湖から見る富士山が一番好き。
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この湖畔はそのうち歩いてみたい。
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駐車場の下はキャンプ場になっている。
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サクラ越しに富士山。
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ちょうどいいタイミングで本栖湖に着いたようで、この後は雲が多くなって富士山が隠れるようになってしまった。
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ーーー続く

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2016年11月18日

南条の里〜本栖湖〜河口湖 その2

(13日のツーリングの続き)


本栖湖北側から富士山の美しい眺めを堪能した後は、とはいっても狭い路肩に突っ立っていただけだが、Uターンして国道139号線に戻り河口湖を目指す。途中にある精進湖と西湖は今回スルー。139号線から分岐して西湖と河口湖の北側を走る県道21号線は湖北ビューラインと名付けられている。中には名ばかりのビューラインもあるが、この湖北ビューラインは本当に景色のいい道。特にこの季節は点在する紅葉を縫うように進んでいく。

今回の目的地の位置関係はこんな感じ。
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河口湖のもみじトンネル到着は午後3時。写真の左側が駐車場で空きスペースはあったけれど、ひっきりなしにクルマが出入りするので道路沿いに駐めることにした。
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まずは紅葉と河口湖と富士山のお約束三点セット。ススキも少しだけ写っている。
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湖北ビューラインは片側1車線の対面通行だが、ここだけ中央分離帯があり、そこにモミジが植えられている。東向きの車線はまさにモミジのトンネル状態。
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肝心のレッドオータムは、茶色は混じっておらず鮮やかなものの色がまだ少し薄い。やや朱色オータムといったところ。イエローオータムの色づきはしっかりしていたが、まだ緑のモミジも多く残っている。来るのが1週間ほど早かったかもしれない。
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でも、この赤・黄色・緑の競演はたまりません!!!
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話はそれるが、西洋絵画でモミジの紅葉を描いたものを見たことがない気がする。葉から透けて落ちてくる陽の光がきれいだから、印象派なんかの題材には適していると思うんだけれど。ヨーロッパにはモミジがないのか? メイプルシロップがあるから、そんなことはないはず。ナゾ



湖畔に降りる。狭いスペースだが降りてくる観光客はほとんどいないので貸し切り状態。
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ここにはベンチも適当な岩も何もないので、地ベタに腰を下ろして、釣り人や鴨を眺めながらしばしのリラックス&コーヒータイム。
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ところで、ご覧のようにさざ波が押し寄せてくるわけだが、その間隔が海の波と較べてとても早いことに気がついた。そうしたら海の波の間隔って場所や日によって違うのか同じなのか気になってきた。サーフィンで「乗れるサイズの波」が来る間隔が違うことは体験的に知っている。そうではなくて常に押し寄せるさざ波の話。考えているうちに頭の中が???になってグルグル回り出す。せっかくボケーッとリラックスしていたのに。
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富士山は何も教えてくれない(^^ゞ これはズームレンズを調節して目で見たのと富士山が同じサイズ感になるように撮ったもの。この迫力が富士山周辺まで来る醍醐味。
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まだ少し朱色ぽかったが、久し振りに茶色の混じっていない赤いモミジに満足して「もみじトンネル」を後にする。北側湖畔の東寄りにある、歩いてモミジを見て回る「もみじ回廊」のあたりはこの時間でもかなりの人出だった。中央自動車道・富士吉田線の河口湖インターへ至る道路の渋滞はいつも通り。本線に合流してからの渋滞もいつも通り(/o\) こればかりは仕方がない。出発時に心配した気温は昼頃から富士山周辺でも20度前後の陽気となり、この時期としては暖かかった。

午後6時半頃帰宅して、走行は333キロとゾロ目だったのでちょっとうれしい。


おしまい

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2016年11月13日

南条の里〜本栖湖〜河口湖

あちこちに紅葉を見に行ったが、私の好きな「茶色の混じっていない鮮やかな赤色のモミジ」がたくさんあるのは、河口湖がやはり一番だったというのが現在の認識。今まで河口湖には2回紅葉ツーリングをしている。同じ所を同じ目的でツーリングしないというのがポリシーである。今年はそれを曲げて鮮やかなレッドオータムを楽しむことにした。まあ既に2回訪れているのだから3度目もあったということで、私のポリシーなんてその程度。


でも河口湖で紅葉を見るだけじゃ芸がないのでひと工夫。それは富士宮市の下条という地区にある『富士山の形に植えられた「ざる菊」』。ここは去年、小田原の鈴木さんというお宅で初めてざる菊というものを見た後に、ざる菊のことをいろいろ調べていて知った。ちなみにざる菊とはザルをひっくり返したような丸い形に植えられた小菊のこと。


ルートは東名高速を御殿場ジャンクションで新東名に乗り換え、新富士インターで降りて富士宮市街を抜け、ざる菊のある南条の里へ。その後は富士山の西側を北上して本栖湖に立ち寄って河口湖に向かう。帰りは河口湖インターから中央自動車道。ルートのほとんどは高速道路なのだが、富士山は大きいので新富士インターから河口湖インターまで80キロほどある。そのほとんどが緩やかなカーブと富士山を眺めながら走れるルートなのでツーリングの満足度は高い。
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午前10時前出発。東京は最高気温20度越えの予報だったが、まだ13.5度だった。富士山の周りはかなり寒いのかと心配になる。東名高速に乗るには目黒通り〜環八と進む。ところがこの日は世田谷246ハーフマラソン大会というのが行われており、目黒通りが右折禁止になっていた。つまり環八に入れない。これは想定外の出来事。まあちょっと遠回りすればいいだけの話だが。

ところで市民マラソンを生で見たのは初めて。皆かなりヘロヘロで走っていた。大会ホームページを見ると目黒通りはコース終盤だし、午前8時半のスタートから計算すると、私が遭遇したのは制限時間の130分をクリアできるかどうかというレベルのランナーだったようだ。それにしてもジョギングをやめてから10年以上になるなあ。バイクばかり乗っていないで健康にいいことをしないとと、ツーリングしょっぱなから反省モード。


足柄サービスエリアで本日最初の富士山撮影。
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この季節の東名高速では厚木を超えた辺りからところどころで富士山が見える。先週に小田原へツーリングした時も見えたが、1週間で冠雪は5割くらい増えたような気がする。今年の冬は寒いというのは当たっているのかもしれない。ところで去年はこのサービスエリアにあったエヴァンゲリオンの展示やネルフ出張所(売店)はもうなくなっていた。なんとなく残念。


御殿場ジャンクションで東名から新東名に分岐する。2012年に開通当初の新東名を走った時は、いかにも「新築」といった路面の美しさを感じたが、4年経った現在では東名とあまり変わらないレベルになっている。また当時は道路と道路をつなぐ金具の段差のなさに感激した。しかし今回は乗り越える時に少しショックを感じた。高速道路というのは思っているより劣化のペースが速いのかもしれない。


新東名はところどころススキがたくさん生えている場所を通る。それを楽しんでいるうちに新富士インターに。そこからはナビに頼って走る。富士宮市の中心部を走るのはたぶん初めて。有名な富士宮焼きそばの看板が立ち並んでいるのかと思っていたが、ひとつも見なかった気がする。もっと駅前に行かないとお店はないのかな。しばらく走ると建物がまばらになって田舎的な風景に。お茶畑が多かった。お茶は斜面で栽培するイメージだがそうでもないみたい。


ざる菊を紹介するホームページには所在地が「静岡県富士宮市下条806-1(土井ファーム)」と書かれていた。今回は住所をナビに打ち込み土井ファームという牧場に着いた。しかし周りにざる菊が見あたらない。付近を少し走ってみてもそれらしいところを発見できず。ちょうど畑で農作業をしているオバサンがいたので尋ねてみると「このあたりじゃないと思いますよ。先ほども尋ねられたけど。この先にあるお寺で聞いてみれば」との答え。地元ではあまり有名じゃないらしい。

お寺に行ってみたが建物が奥の方にあったので、土井ファームに引き返して併設されているカフェで尋ねてみた。ざる菊を探してここに来る人が多いみたいで、カフェでは用意された略図を使って説明してくれた。店員さんはとても親切。ジェラードが名物のようだが、アイスクリームを食べるには少し涼しかったのでお礼だけ言って退散。

ざる菊は土井ファームからバイクでなら1〜2分離れた牧野酒造という蔵元の近くにある。住所は下条1037。

というわけでようやくざる菊園に到着。時刻は午後1時過ぎ。
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下条にあるのに南条の里とはこれいかに。ホームページによると南条というのは鎌倉時代にこの地を治めていた地頭の名前とのこと。
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富士山を背景にざる菊はキレイだったが「富士山の形」には見えなかった。
脚立が用意されていたのでそれに登ってみる。
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やっぱり富士山には見えない(/o\) もっと脚立の上まで登ればよかったかもしれないが、グラグラしていたしカメラを持っていて片手でしか支えられなかったので断念。
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畑の中に入ると、こんなシャレの効いた看板が(^^ゞ
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赤のざる菊は写真ではサマになっているけれど、実際はかなり見頃過ぎの感じ。
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他の色はきれいだった。
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ざる菊の内部構造がわかる貴重な写真かも。
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こちらの山頂から見たほうが富士山の形にしようとした意図がよくわかるかな。
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イメージしていたより小規模なざる菊園だった。これだけを目的にツーリングやドライブをすることは薦めないが、近くを通る時に話のネタに立ち寄るにはいいんじゃないかな。


南条の里から見える富士山をアップで。中腹はかなり赤富士っぽく見える。
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南条の里を後にして適当に走っていたら富士山西側のメイン道路である国道139号線に出た。途中で静岡県道71号〜75号にそれてしまったが、そのまま進めばまた139号線と朝霧高原あたりで合流する。朝霧高原では草原越しに遮るものなく富士山を眺められる。道路には途中いくつか駐車スペースがあって、多くの人が富士山を眺めたり写真を撮っている。でも反対車線側だったので停まらなかった。

停まらなかったもう1つの理由は、草原がこの季節は茶色だから。ここで写真を撮るなら草原が青々した季節でしょーーーという気持ちも少しあった。でも朝霧高原を少しすぎてから気がつく。草原が青い頃には富士に雪がない!


本栖湖の湖畔到着。
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湖畔に立ち寄ったのはオシッコ休憩のため。
ここは東側湖畔で富士山も見えないので水辺までは近づかず。
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湖畔に降りる道で記念撮影。通っている時は木々の色づきがキレイに思えたのに、写真に撮ってみるとそうでもなかった。
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湖畔を離れたら、本栖湖の北側を走る本栖みちと呼ばれる国道300号を少し走り、こんな狭い路肩にバイクを無理やり駐める。
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それはここから眺める富士山が抜群に美しいから。
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本当はもう少し先に中ノ倉展望台というものがあり、そこからだと千円札に描かれているのと同じ構図で富士山を眺めることができる。いわば本栖湖撮影の定番スポット。でも湖畔から30分ほど獣道のような登山道を上らなければならない。もっといいカメラに買い換えでもしたらチャレンジすることにしよう。


BMW F800Rとのツーショットも忘れずに。
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ーーー続く

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2015年07月17日

河口湖でラベンダー その3 御坂みち

7月12日の続き。

河口湖のラベンダーは「たんばらラベンダーパーク」などスキー場で栽培しているところと較べたら、やはり規模では較べものにならない。それとラベンダー=高原という固定観念があるせいか、公園の一角に植えられているのは何となく不似合いに感じるし爽やかさにも欠ける。でもまあ群馬や長野の山奥まで出かけずとも、東京から比較的近い距離でラベンダーを楽しめるのはありがたい。こんな話は北海道の人にしてみればメクソ・ハナクソの違いなんだろうなあ(^^ゞ


当初は河口湖でラベンダーを見た後は、西に本栖湖まで進み、そこから富士山を眺めながら南下するツーリングの予定だった。しかしこの日の富士山は厚い雲に覆われていて、ほとんど姿を見せず。というわけでツーリングルートとして有名な御坂みち(みさかみち)の旧道を走って帰ることにした。


下はbingというマイクロソフトが提供している検索サイトの地図を利用している。見た目は旧グーグルマップに近いが、動作が遅いし、縮尺を大きくして広い範囲を表示させるとルートとして引いた線が表示されないという欠陥がある。
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御坂みちとは河口湖の南東にある富士吉田市と甲府盆地にある笛吹市(ふえふきし)を結ぶ国道137号線のこと。なぜか「御坂みち」と「みち」を平仮名で書く。山中湖に行く時に利用する「道志みち」は全部漢字にすると道志道とややこしいから平仮名にする理由がわかるけれど、こちらがなぜ平仮名なのかは不明。ちなみに御坂は日本武尊(ヤマトタケル)がこの坂を越えて甲斐の国に入ったことから御坂と御をつけられたといわれている。

137号線は御坂山西側を3キロほどのトンネルで貫いているが、これは1967年に完成したもの。1994年までは有料トンネルだった。このトンネルが無料になるまでは御坂山の東側を迂回する約12キロのルートが137号線で、現在は県道708号線となっている。これが旧御坂みち。


クネクネは旧御坂みちだけかと思っていたら、137号も何カ所かヘアピンカーブがあってなかなか険しい。長いトンネルの手前で708号と分岐するのだが、分岐点は信号もないT字路で、片側1車線のセンターライン側に寄って対向車がいなくなるまで右折を待たなければいけない。交通量が多いので、後ろから追突されないか少し不安だった。


708号線は乗用車なら徐行すればすれ違えなくはない程度の道幅。地図でもわかるようにかなりクネクネしている。料金がいくらだったかは知らないが、そりゃ有料でもトンネルを利用するだろうと実感。


旧御坂みちにもトンネルがある。
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そのトンネルの手前にあるのが天下茶屋(てんがちゃや)というお店。山梨名物のほうとう料理と甘味処を兼ねたような業態。創業は昭和9年(1934年)。昔は旅館でもあったようで太宰治がよく滞在していたことで有名。お店の2階には太宰治が逗留していた部屋が残されていて公開されているらしい。
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ところで昨日、芥川賞を受賞したお笑い芸人のピース又吉は太宰ファンで墓参りまで行くらしいが、ここには来たことがあるのかな。お店には入らなかったがけっこう賑わっていた。



旧御坂みちは山の中を走るだけで他に何も見えないが、この天下茶屋のある場所だけは視界が開けていて、甲斐の富士見三景の1つに数えられている。後2つは花水坂と西行峠というところらしいが、どこにあるのかまでは調べていない。

もっともこの日は残念な眺め。
写真をクリックして拡大すれば富士山の稜線がうっすら写っているのはわかる。
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案内看板によればこういう景色が見える。
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旧御坂峠へ向かうハイキング道。国道・県道的にはここが旧御坂峠だが、さらにそれより古い峠道があるらしい。案内看板には、ここから少し登ったところに「太宰治の碑」があるとも記してあった。この先がどれほどの坂道かわからないのでやめておいた。
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トンネルは照明が暗くて走りにくい。 交通量は多くはないが、それでも1台クルマとすれ違った。大きなクルマ同士なら苦労するかも。漏水があるようで路面はウエット。


トンネルを抜けるとクネクネ度合いはさらに増してくる。最後のほうは道幅の狭いヘアピンカーブの連続。下りなのでほとんど罰ゲーム。

次々にあらわれるヘアピンカーブにゲップが出そうになったところで137号線に合流。トンネルをでてからは対向車には出会わなかった。天下茶屋では、ほとんどの人は河口湖側から登ってきてお店を訪れた後はUターンして帰っていた。


137号線も緩やかなカーブが続いて楽しい道。交通量は多いが流れは速い。だんだんと山を降りてくると甲府盆地らしい景色が目の前に広がってくる。甲府盆地に入るのは25年振りくらいかな。ところどころにブドウ畑もあって懐かしい光景。

ただし暑い! バイクの気温計は35.5度を表示し、湿度も河口湖や天下茶屋にいたときと較べて明らかに高い。さすがは盆地気候というべきか。笛吹市まで降りたら、しばらくは甲州街道を走ろうかとも考えていたが、蒸し暑さにその気も萎えて一宮御坂のインターチェンジから中央自動車道に乗った。


午後5時半頃帰宅。走行265キロ。
200キロ以上走ったのは今年になってまだ2回目という軟弱ぶり。


おしまい

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2015年07月16日

河口湖でラベンダー その2 大石公園

八木崎公園は河口湖の南湖畔にあって、次の会場である大石公園は北湖畔。両者とも河口湖の東側に位置しているから河口湖大橋を渡って行くのが近道。でも八木崎公園から南湖畔を西へ進み、河口湖を南から北へ約半周して大石公園へ向かった。理由は河口湖の南側を走ったことがなかったから。河口湖の北湖畔は湖を挟んで富士山が見えて景色がよい。そこを通る県道21号線も湖北ビューラインと名付けられている。だからツーリングでもそちらがメインになる。初めて走った南湖畔はけっこうひなびた感じ。でも湖の地形に沿って緩いカーブが続くからそれなりに楽しかった。


大石公園到着。ここは何度か訪れている。
バイクの駐車場は広くて公園の入り口に近いので便利。
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大石公園のラベンダーは八木崎公園より色が少し濃いように感じる。遅咲き中心に植えられているらしく八木崎公園のラベンダー祭り(正式名称はハーブフェスティバル)が7月12日までなのに対して、大石公園では20日まで開かれている。香りの強さはどちらも同じくらいで、ここでもラベンダーの香りを一杯楽しむことができた。
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公園の端のほうから。
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ラベンダー沿いの小径を歩いて奥の方に進む。
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大石公園は花公園でラベンダー以外にも季節に応じて芝桜やコキアなどを集客の目玉にしている。それ以外にも花の種類の多い公園である。

ガイラルディア
夏模様のデイジーやマーガレットといった色合いの花。
DSC05082ガイラルディア


房藤空木(フサフジウツギ)
小さな花が房になって面白い形。
その花の蜜を蝶が好む花ということで英名はバタフライブッシュ。
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DSC05103ふさふじうつぎ


マツバギク
葉っぱが松のように尖っていて、花は菊みたいだからと安直につけられた名前(^^ゞ
葉っぱが肉厚のいわゆる多肉質植物の仲間。
DSC05105マツバギク


名前わからず。
マツバギクと同じところに植えられており黄色とピンクの組み合わせがキレイだった。
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花菜ガーデンで初めて見た時はビックリしたラムズイヤー。
全体が細かな毛で覆われており、ラム=子羊のイヤー=耳のような肌触りなのが名前の由来。触ると気持ちがいい。
DSC05109ラムズイヤー

DSC05110ラムズイヤー


アサギリソウ
これも細かな毛で覆われている触り心地のよい植物。ヨモギの仲間らしい。
DSC05108アサギリソウ


リアトリス
こういう細長く咲くのを槍咲きというらしい。
DSC05127リアトリス


私はたぶんナスの花を見たことはないと思うけれど、一目見てなぜか強烈にナスが頭に浮かんだ花。調べてみるとナスとは花も葉も少し違う。結局この花の名前はわからず。
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これは先日に横須賀しょうぶ園で見たタチアオイだと思う。
DSC05141タチアオイ



トリトマ
こんな形をしているがユリ科の植物。アフリカ原産らしく、そういわれてみると何となくアフリカっぽい気がしてくる。
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色違いの花。グラジオラスの気もするが正しい名前はわからず。
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カラー
左右非対称の変わった形だから覚えやすい花。白が多いので黄色を見るのは初めてかも。カラーは襟のカラーが名前の由来らしい。あまり襟には見えないと思うけど。
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大石公園の名物である花のナイヤガラ。
だから何?という印象がぬぐえないが、まあよそにはないかも。
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ピンク、白、赤のベゴニアでできている。
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公園の奥は花街道という名前がついている区画。
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ベゴニアで作られた富士山。
河口湖の公園はこのパターンが好きみたい。
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少し公園から離れて河口湖を望む。
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今度は水際ギリギリで。
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目の前を水上スキーが横切った。
初心者のようで普通にまっすぐ牽かれていっただけ。
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水草のあるあたりは「池」の匂いがした。子供の頃に池でしょっちゅう遊んでいたということはない。でも多少は遊んだことはあるから、その頃の記憶が脳に刻まれているのかな。何となく懐かしい匂いだったから不思議。
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公園の中心部分へ戻る。
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テラスで河口湖を眺めながら休憩。
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公園の入り口付近はいろんなお店のテントが並んでいる。それで盛り上げのためかギターの弾き語りの人が。昔のフォークソングとかを気持ちよさそうに歌っていたが、はっきり言って中学校の文化祭レベル。イベント広場だけならガマンもするが、ラベンダー畑はすぐ隣なのでイヤでも聞こえてくる。ラベンダーは八木崎公園よりキレイだったのに、このオッチャンのせいで興醒め。ヒッコメー!と心の中で叫ぶ。
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広場のお店は八木崎公園より規模はかなり小さかったが、こんな珍しいものを売っていた。
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この木製ハーレーのお値段何と100万円!
公道は走れませんと書いてあった(^^ゞ

小さなサイズもある。こちらは現実的な値段なのかな。テントの中までは入らず。
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ーーー続く


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2015年07月12日

河口湖でラベンダー 八木崎公園

河口湖のラベンダーは梅雨の頃に咲くので、暇な時と天気の都合が合わずに今まで行きそびれていた。しかし久しぶりの晴れ週末。見頃的にはラベンダー祭りの最終日で心配もあったけれど、今回を逃せば次のチャンスは何年先になるかわからないのでブォーンとバイクで出かけてきた。


ところで今まで何度か旧グーグルマップを使う裏技を紹介してきたが、とうとうすべて通用しなくなった模様。不本意ながら今回から新グーグルマップ。もっとも新マップはブログに載せる地図が作りづらい〜見栄えが悪いというのがダメな点であって、地図本来の機能は向上している。
マップ1

中央自動車道を西に進み、大月ジャンクションで支線の富士吉田線に乗り換える。河口湖インターで降りて湖畔にある八木崎公園、次に大石公園を巡る。この2箇所がラベンダー祭りの会場。その後は御坂みち(みさかみち)の旧道をクネクネと走って、一宮御坂インターからまた中央自動車道で帰ってきた。地図の真ん中にモザイクが掛かっているのは、新グーグルマップは所要時間を表示するから。それは便利な機能に違いないが、表示を消すことができないのでブログ用には一手間掛かって面倒。


午前9時過ぎに出発。ところで自宅から環七を北上して甲州街道に至る途中に、よくネズミ取りをやっている場所がある。もちろんそこでは注意を払って走るわけだが、本日はいつもより手前の場所で張っていた。へえ〜何十年も前からあそこだったのに場所を変えたんだ〜と思って走っていくと、いつもの場所でも取り締まりをしている。??? 距離にして2〜3キロ程度しか離れていない。どちらも世田谷警察署管内。よほど反則金売り上げ不足なのかな。まあとにかく手前のネズミ取りに捕まって切符を切られた後、チクショーと頭に来てぶっ飛ばすと、すぐにもう1回捕まるからご用心。


午前11時過ぎに八木崎公園到着。バイクの駐車場はなかったが、通行止めの作の前に駐めているバイクがあったので便乗。ナビに従ってこの場所に着いたが、メインの駐車場は公園を挟んで反対側にあった。なお駐車場、入園料とも無料。
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バイクの隣で咲いているラベンダーの数は多くないのに、フルフェイスのヘルメットを脱ぐ前から既にいい香りを感じる。
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本日からはメッシュの革ジャン着用。でも下はメッシュじゃなくて普通の革パンで。アンダーシャツはピチピチの速乾性タイプだが、クールベストは着込んでいない。まあ準真夏仕様のいでたちといったところ。自宅から河口湖までは30〜32度くらいの気温で、結果的にこれくらいでちょうどよかった。もっともクールベストがないと革ジャンを脱いだ時にピチピチシャツで体型がモロにでるので、上にもう1枚Tシャツをきてごまかす。


先ほどの写真にある展望台のようなものに登ってラベンダー畑の風景。
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上の写真では後ろ向きだったのを正面から。ベゴニアで富士山をかたどっている。
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通路を挟んで湖畔側のラベンダーはもう色を失っていたが、
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反対側のラベンダーは満開状態。早咲き遅咲きで植え分けられている。
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湖面は一段低いところにあるので、ラベンダーと河口湖はあまり一緒に写らない。ここのラベンダーは少し紫色が薄い気もするが、香りがよく漂っていてブラブラ歩いているだけで幸せな気分になってくる。
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ラベンダー以外の花もいろいろ。

この白と赤のツートンの花は初めて見たが、とっても可愛い。写真がピンぼけだったのが残念。サルビアの仲間のサルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)の園芸種でホット・リップスという花。
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ところで花の名前を調べるのは結構面倒。スマホで写真を撮ったら図鑑で調べてくれるようなアプリってないのかな。


それでこの紫の花の名前はわからなかった。
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黄色いのはダイヤーズカモミール。デイジーやマーガレットと同じくキク科だがカモミールの仲間は花のセンター部分が大きい。
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これは誰でも知っているアジサイ(^^ゞ
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こちらでは数種類の花を混ぜて植えて面白い光景になっていた。
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赤い花。名前は調べられず。
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キレイのか気持ち悪いのか微妙。
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ベゴニア。
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ラベンダー畑を抜けるとイベント広場に出る。
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ハーブフェスティバルの看板。注目は右上の「富士河口湖温泉郷」の文字。河口湖に温泉のイメージはないなあ。
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物産品はごくありきたりでつまらない。客もまばら。
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こんなところで服買う?
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香り系の商品にはそれなりに人が集まっていた。
ところで数年前から富士山周辺の観光地は中国人観光客だらけ。それで彼女たちも中国語を話す。中国人だったのかも知れない。日本経済にとって観光産業が伸びていくことは必要だとしても、観光地に出かけて商品札が中国語だらけになっていたらイヤだなあ。
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昔懐かしいポン菓子かと思ったら、シューッと蒸気がでるだけだった。
中に入っているのは栗。
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郵便局も出店していた。
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メインの会場から少し離れたところにもいくつかお店があった。たぶん出店料が安いエリアなのだろうけれど、こちらの方がセンスよさそう。
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お昼ご飯は富士見焼きそばかスモーク焼きそばか迷ったが、
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ケバブにした(^^ゞ
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ケバブとはインドから中東やトルコあたりの肉を焼く料理の総称。串焼きのケバブはトルコ語でシシュ・ケバブ、インド語でシーク・カバーブ。日本ではインド語のほうがなまってシシカバブーとして広まった。この屋台のはドネルケバブで、薄切り肉を積み重ねて棒状にして、回転させながら横に設置された電熱グリルで焼く料理。それを縦にそぎ落としていく。


ピタという薄いパンに挟んで食べることも多いが、今回はケバブだけにした。メニュー名はなぜか「おつまみケバブ」。この容器だとなんとなく残念感が漂うがなかなかの味。写真では怖そうに写っているトルコ人(たぶん)のオッサンも愛想よかった。
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帰りは湖畔側を歩く。
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天候がボヤーッとしていて湖の眺めはイマイチ。
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ところで公園内にはシンセサイザーの音楽が流れている。ラベンダーとシンセサイザーってどこかであったような組み合わせだと思ったら、一昨年たんばらラベンダーパークで演奏していた人だった。
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バイクを駐めた場所の隣にある河口湖ミューズ館。
与勇輝(あたえ ゆうき)という人形作家の作品を集めた美術館。中には入らず。
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これはその代表的なキャラクターらしい。
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前庭には風鈴がたくさん釣り下げられている。
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曇り空なのが残念。
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2つめの会場である大石公園へ続くーーーー。


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2014年11月07日

山中湖の紅葉 その2

「夕焼けの渚・紅葉まつり」の入り口から東へ歩いて行く。
赤、オレンジ、黄色、緑、そしてブルースカイ。


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公園の歩道はこんな感じ。
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公園の外側の様子。
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この道路は道志みちと同じ国道413号線で、山中湖南湖畔の東半分ではマリモ通りと呼ばれている。マリモとはあの緑の丸いヤツ。山中湖はマリモの生息南限エリアらしい。有名な阿寒湖のマリモのように丸々としたものではないようだ。どこかに見せてくれるところがあるのかな。


公園の西の端にある見晴台。
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見晴台の中から。
富士山の山頂にかかる雲は取れていた。でも左側の稜線が見えないのが残念。
冠雪はしているがまだ少なくて微妙な感じ。
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同じく見晴台の中から。
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見晴台から普通に富士山を撮った時に一緒に写る紅葉はもう枯れかけている。だから見晴台の横にあるこういうきれいな紅葉と一緒に富士山を撮りたくて、身体を乗り出してカメラを構えたりしてみるがうまくいかず。


そこで
見晴台から撮れぬなら、見晴台ごと撮ってしまえホトトギス!
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でも雲と冠雪の白色がかぶっているので、黙って見せたら富士山は気づかれないかも。





戻りは湖畔を歩くことにした。
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天高いが雲も多い空。
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まっ、見晴台に上がらなくても富士山は見えるわけで(^^ゞ
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遊覧船とヨット。
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湖畔から公園の紅葉を眺めるのもなかなかいい感じ。
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スワンボートと、
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本物のスワン。
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これはボート乗り場に飼われている白鳥のようで人が近づいても動じない。この隣で白鳥のエサも売られているから、もらえると思っているのだろう。写真に錦鯉が2匹写っているのがわかるかな。コイのエサも一緒に売っていた。



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というわけで念願かなって2年前のリベンジ達成。
でも満足度は70点くらい。

なぜかというと鮮やかな赤の紅葉がなかったから。写真だと真っ赤に見えているものもあるが、山中湖の赤はややくすみ気味あるいはダーク気味。私はまるで鮮血を吸ったような赤い紅葉が好み。そういう紅葉が好きな人はこのあたりなら河口湖に行ったほうがいい。

河口湖と較べて山中湖のいいところは、湖畔を歩けるのと、湖畔を歩きながら紅葉と富士山が見えるところ。それとこれは人気の差なんだろうけれど、山中湖の方が人が少なくて落ち着いた雰囲気。山中湖なら公園や湖畔の紅葉が見えるところでお弁当を広げることも可能。河口湖はお祭り並の人出だからそれは無理。

山中湖にはもうひとつ欠点があって、遠くからドーンドーンという音が聞こえてくる。これは自衛隊の演習場の大砲か何かの音。ずっと鳴り響いているわけじゃないが、砲撃訓練が始まると結構耳障り。この日は文化の日だったが訓練は祝日でもやるみたい。
演習場

実は富士山の東側裾野というのはほとんどが自衛隊の演習場。適当な地図が見あたらなかったので超オオザッパだが緑色が北冨士演習場、オレンジが東冨士演習場。山中湖で聞こえるのは北冨士演習場の砲撃音。これは富士山頂でも聞こえるらしい。演習場は必要だとしても、こんなものが隣にあってよく世界遺産に登録されたなとも思う。


ーーー続く

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2014年11月03日

山中湖の紅葉  夕焼けの渚・紅葉まつり

2年前「夕焼けの渚・紅葉まつり」というイベントの1週間後に訪れたら、紅葉した葉っぱが跡形もなく落ちてしまっていてガッカリだった山中湖。急遽予定を変更して河口湖で紅葉を堪能できたからよかったのだが、逃した魚は大きいというか山中湖の紅葉のことは気になっていた。文化の日の三連休はずっと雨の予報から日曜日には天候が持ちなおし、月曜日の文化の日は現地の天気予報が晴れとなったのでリベンジとばかりに出かけてきた。


今回は道志みち経由で山中湖へ向かった。中央自動車道と東名高速をつなぐ部分の圏央道(けんおうどう)が6月に全面開通したので、道志みちへのアクセスが便利になった。それまでは中央・東名のどちらの高速道路でも最寄りのインターから道志みちまで30キロ近くあって、またそれがよく渋滞するルート。今は中央道から圏央道に入り高尾山インターで降りれば15キロくらいで道志みちに入れるし、その15キロのうち半分ほどはちょっと楽しい道路なのである。

それは大垂水峠(おおたるみとうげ)。甲州街道・国道20号線の一部で高尾山の南側を横切っているクネクネした道路。全国あちこちには走り屋のメッカと呼ばれる峠がある。大垂水峠はその中でももっとも古くから有名だったんじゃないかな。なんといっても東京と神奈川の県境で都心から近い。大昔にクルマで何度か走ったことはあるが、バイクで行くのは初めてである。
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午前9時出発、気温は17.5度。革ジャンの下はトレーナー・シャツ・下着という服装で、山中湖が寒い場合に備えて極薄ダウンジャケットも持っていくことにする。連休最終日なので混雑を予想していたが環七通りはガラガラ。いつもは永福インターから首都高に乗って中央道の高井戸インターに入るのだが、甲州街道も空いていたので高井戸の先の調布インターまでそのまま走ることにした。ちなみに中央道の始点である高井戸インターは一般道から入れず首都高としか接続していない。つまり高井戸から中央道に乗るには必ず手前から首都高も利用しなければいけないというボッタクリ構造になっている。ナットクイカン!


八王子ジャンクションから圏央道をインターチェンジひとつ分だけ走って高尾山で降りる。インターの前の信号を渡ったらもう大垂水峠の入り口。こちらからは下りになる。最後に来てから25年は経っているはずなので、どんな道路か記憶もなく、したがって再訪の感激もなし。大垂水峠はかなりクネクネしているのでスピードを求めるなら相当チャレンジングな道路。まっ、私はそんなことしないが。

だたし路面状況はあまりよくないし、スピードを抑えさせるための幅広凹凸舗装がかなり長い区間に渡って施されている。それによる振動がとても不快。大垂水峠はクネクネだけを見ればいい道路だと思う。でも昭和の中頃から改装していないじゃないかと思えるラブホテルや廃屋みたいな建物があったりと、どうも寂れた田舎感が漂うエリアでもあった。


本日二品目の道志みちは、山中湖まで60キロほど続く長い山道というか山あいの谷道。一部を除いてそんなにクネクネはしていない。この季節は周りの山々のところどころが、黄土色や茶色のまだらになっていてなかなかいい景色。


山中湖まで半分より少し先にある道の駅に到着。ここはいつもバイクが多い。この日はクルマも多くて、駐車場入り待ちの渋滞が影響したのか、道の駅のかなり手前から30キロ程度で走るノロノロ運転になってしまった。
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売店は大賑わい。
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見慣れない野菜。ラベルには「ずいき」と書いてあった。調べてみると芋茎と書き、里芋やハスイモの茎(くき)らしい。ネットにはいろいろな調理方法が載っているが、今まで食べたことはないなあ。ハスイモも初耳で、これはイモの部分は食べられないからハスイモは必ずずいきということになる。
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スーパーなどでは見かけない形の大根。
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これは食べるのではなく生け花用。名前チェックは忘れた。
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こんなフラワーバスケットもあって、私が見ていたわずかの間に2つ売れていた。
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道の駅のすぐ裏を流れる道志川。遠くの山も半分くらい色づいている。
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写真に撮るとたいした紅葉ではないのだが間近で見ると結構いい雰囲気。
この日は雲が多いが空は青かった。
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遠くの赤い紅葉がきれいだったのに電線多すぎ!
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道の駅からしばらく走ると標高1100メートルくらいになる。気温計は12.5度を指していてちょっと寒い。駐車場から出るタイミングはバラバラだからか、道の駅手前の渋滞がウソのように快適走行。ただし道志みちは山中湖と接続するところの交差点で大渋滞することが多い。渋滞していたら道志みちから枝分かれしている地道の抜け道を探すつもりだったが、信号待ち2回くらいで割とスムースに山中湖到着。



北側の湖畔にある長池親水公園。山中湖に来た時はだいたい立ち寄る。
残念ながら富士山山頂には雲多し。
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先ほども書いたが雲は多くても空がきれいだった。
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生け垣のレッドオータム越しに対岸。
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※レッドオータム=赤い秋=紅葉のこと。
 イチョウなど黄色いのはイエローオータムと英語ではいう(みたい)。




グルッと反時計回りに走って南側湖畔の旭日丘湖畔緑地公園。「夕焼けの渚・紅葉まつり」が開かれている山中湖の紅葉名所。
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山中湖は湖畔沿いに無料駐車場が充実している。でもバイク用はないし、この日は紅葉見物客で混雑していたので隅っこの空き地に駐める。


湖畔沿いの細長い公園。紅葉まつりの入り口は少し先みたいだ。
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300メートルほど歩いてから後100メートルの看板。
駐める場所が手前過ぎた。
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入り口到着。
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案内板によると、ここから600メートル先に富士山展望の見晴台がある。
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ゲートをくぐって山中湖のモミジ狩りスタート。
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ーーー続く

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2013年08月16日

花の都公園でヒマワリ

(8月14日のツーリングのpart3)


道志みちを下り山中湖に出て、いつもの親水公園。
残念ながら富士山は見えず。シートの向こうの木の方向に富士山が隠れている。山中湖の気温は28〜29度とそこそこ。富士五湖の夏は朝夕は涼しいけれど昼間はそれほどでもない。
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そして、やってきたのは山中湖のすぐそばにある花の都公園。
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去年と同じく百日草(ジニア)が咲いている。
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こんな花ね。
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どこからか種が飛んできたのか、コスモスが数輪咲いていた。
秋はまだだよ。
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道路沿いの花畑は無料で、ここから先が有料ゾーン。
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こんな花が咲いているが、あまり関心も持てず。
奥の方に人口の滝もあるらしいが。
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でも、このセグウエイには、ちょっとそそられる。
ちなみに10分1000円。
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さて
ここに来た目的は百日草でも有料ゾーンでもなく
ヒマワリである。
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やっぱり夏はヒマワリを見ると元気が出る。去年はあけぼの山農業公園に見に行った。他にもヒマワリ名所は数々あるが、炎天下のヒマワリ見物は暑くて二の足を踏む。それで今年は標高の高く多少は涼しいここに。

ちなみにベランダのミニヒマワリは、残念ながら8月3日があれでも最盛期だったようでーーー。来年も再挑戦するか、別の花にするか思案中。



それはとにかくドカーンとヒマワリ、ヒマワリである。
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アップで。
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得意の青空写しは、曇り気味で色がさえない。
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ヘンなところから花びらを出しているヒマワリを発見。
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ベランダのとはまったく違う、これが正しいヒマワリのツボミ。ただし、うぶ毛が多いのは同じだから、やっぱりベランダに咲いたのも一応ヒマワリだったみたいだ(^^ゞ
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少し成長したツボミ。
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全景。ここについたのは午後1時頃。この時間帯になるとかなり逆光気味になる。逆光だと目で見たよりヒマワリの真ん中が暗くなって目玉のように写ってしまう。HDRとかDROのレベルを最大にするとか(カメラについている機能。長くなるので説明は省略)、いろいろ工夫してできるだけ暗くならないように撮ったつもり。
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そして「逆光なら後ろから撮ろうホトトギス」。開き直って順光になる花の裏側を撮影。ヒマワリの写真なんていっぱいあるけれど、裏側はめずらしいでしょ。
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後ろから見てもヒマワリは元気だ。
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後ろ姿を撮るなら、とことんスイングパノラマで!
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最後はヒマワリと百日草のコラボレーション。1時間あまり夏らしい2つの花を堪能した。ここは、もし雲がなければ背景に富士山が見えるロケーションなのだけが少し残念。
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予定ではその後、富士山を反時計方向に回って3つの滝を見るつもりだった。まだ2時過ぎ。時間的には充分な余裕がある。それでその1つめを目指して走り始めたのだが、この付近のメインストリートである139号線がかなり混んでいる。お盆休みのど真ん中だから渋滞は覚悟のツーリングだったが、帰りの高速で20キロとか30キロとかの渋滞に巻き込まれるのがやっぱりイヤダという気持ちになりーーー。

というわけで今回はこれにて撤収。ツーリングも腹八分目がよかろうと、河口湖インターから中央自動車道で帰ってきた。途中10キロくらいの渋滞はあったものの、お盆休みで大型トラックとかはほとんどいないからスリヌケもスムーズ。気温は36.5度まで上昇。しかし夏の秘密兵器のおかげもあって何とか乗り切れた。5時前に帰宅。走行310キロ。


もちろん真夏のツーリングの〆は、玄関入って30秒後にお風呂にザブーン! 
ゴクラクゴクラクでした。


おしまい

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2012年11月22日

河口湖 もみじトンネル

(18日 日曜日の続き)

湖畔での休憩のついでに、河口湖の紅葉情報についてiPhoneでいろいろ検索する。この日は山中湖で紅葉見物をするつもりだったから、河口湖のことはあまり調べていなかった。それで今いる「もみじ回廊」の近くに「もみじトンネル」という名所があることを発見。バイクでなら5分か10分くらいの距離。


別に「もみじトンネル」という看板が出ているわけではないが、その前後と較べて明らかに道路沿いの紅葉が美しいので行けばすぐにわかる。路肩に駐めてあるクルマも急に増える。

着いてみてわかったが、ここは去年紅葉を見ようとやってきて雨にたたられ、たまらず雨宿りした場所だった。というわけで1年ぶりの再訪。バイクツーリングでは、できるだけ同じ場所に行かないように心掛けている。でもこの美しさなら、何度来てもかまわないだろう。

東側から見たもみじトンネル。
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西側から。
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これはもみじトンネルの東端を西側から見たもの。
ややこしい説明(^^ゞ
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赤の見事さ、黄色や緑とのグラデーションの美しさ、そして密集感。何時間でも見ていたくなる。残念ながらこのあたりはクルマで通り抜けすることしか想定されておらず、歩道もなければベンチもない。そんなエリアを設けるには木を切り倒さなければならず、それじゃ本末転倒だしーーー。


いちおう、お約束の構図でも撮ってみる。
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でもこの季節、この場所では主役は富士山ではなく紅葉。


見事としか言いようがない。
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写真では伝わりにくいが、この黄色やオレンジ色のグラデーションは吸い込まれそうな魅力があった。それと緑が秋なのに濃い緑ではなく、若葉のようにキミドリなのがこのグラデーションを引き立てている。自然の粋な計らい。
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これはカメラをほぼ真上に。
紅葉撮影は意外と首が疲れる(^^ゞ
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ドッカーンと大マンゾク!
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湖畔に降りて少し低い位置から撮影したもの。
間近で見る紅葉も迫力があるが、少し離れてみるのも風情がある。
湖畔側を少し埋め立てて、道路と同じくらいの高さに持ち上げるのがいいかもしれないと、勝手に河口湖観光開発計画を立ててみた。
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湖畔はこんな感じ。
あまり広くない。
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湖畔のススキ。
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あまり人が写らないように撮影しているけれど、実際はけっこう人が多い。一眼レフタイプの本格的なカメラを構えている人も多数。駐車場に戻ってみるとBMW F800Rの前後には三脚がズラーッと。バイクを脚立代わりによじ登られなくってよかった(^^ゞ
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名残惜しいが出発。
あまり日が低くならないうちに、このエリアを離れたかった。
ところで、もみじトンネルのあたりは小さな駐車場が1つあるだけでトイレとかがない。それで帰り道にある8月に花の都公園と一緒に立ち寄った大石公園へ。大石公園も花や植物がキレイな公園だった。


でも
花のナイアガラと名前が付けられていたベゴニアの壁はフェンスだけに(>_<)
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ラベンダーとかコキアが植えられていた花街道は更地に(/o\)
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まあ河口湖は標高800メートル。日が落ちればもう真冬の寒さだから仕方ないか。ちなみに山中湖は標高1000メートル。もっと寒い。だから距離的には少ししか離れていないのに、紅葉がもう落ちてしまったのかもしれない。


帰りは中央自動車道。走行約320キロで、気温は行きも帰りも現地もだいたい12〜13度くらいだった。私が好きな茶色の混じっていない真っ赤な紅葉がたくさん見られて、赤だけじゃなくて黄色や黄緑とのキレイなグラデーションも見られて大変満足な紅葉狩りツーリングだった。自然の風景の中で赤や黄色が見られるのは限られた期間だけだから、できるだけ見逃さないようにしたいと思っている。ほどよく目が刺激されて気分もすっきりするから、皆さんもぜひどうぞ。



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おしまい

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2012年11月18日

山中湖、河口湖の紅葉

コキアだけじゃ、やっぱり物足りないので本格的な紅葉でも見に行くかと。それで選んだのが山中湖。夏が長かったので今年の紅葉は全国的に遅れているらしいが、富士五湖なら標高も高いしとの判断。それがいろいろ期待はずれでメインは河口湖になるハメに。


富士五湖周辺は何度かブログに書いているので、今回は現地周辺図のみ。
ルートは下から上へ。
ちずのコピー

まず東名で御殿場へ。高速道路上からは富士山がキレイに見えたが、御殿場で降りてから眺めると山頂はほとんど雲に覆われていた。メインは紅葉で富士山じゃないけど、何となく気をもみながら山中湖を目指す


箱根裏街道という恐ろしげな名前がついている国道138号線で北上すると、山中湖の南岸の真ん中あたりに出る。そこを東へ右折してすぐのところにあるのが旭日丘湖畔緑地公園。

事前に調べたところでは、ここが山中湖の紅葉の名所。1週間前の11月11日まで「夕焼けの渚・紅葉まつり」という町を挙げてのイベントが開催されていた。イベント期間が紅葉の一番美しいタイミングだとしても、1週間くらい後でも充分に楽しめるに違いないーーーと思っていたのだが。

植え込みが真っ赤に紅葉してテンションが上がる。しかし、どうも紅葉したもみじがズラーッと並んだような場所がないのである。事前に山中湖観光協会のホームページで調べてきたような景色が見あたらない。
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場所を間違えたのかと思いバイクで移動してみる。でも湖畔沿いにある細長い公園で端から端まで1分もかからない。結局それらしい場所はなかった。たった1週間で葉が落ちてしまったのかな? それなら葉っぱが絨毯のようになっている場所がありそうなものなのに、それも見あたらず。

仕方ないのでスワンボートでも撮ってみる(^^ゞ
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少しは残っている紅葉もとりあえず。
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上の写真だけを見ると紅葉を楽しんできたイメージだが、まったく持って物足りない。ここしばらく高速道路の移動が中心で、バイクで楽しいような道をあまり走っていなかった。だから山中湖の紅葉を楽しんだら、ほどほどにクネクネした「道志みち」経由で帰ろうとというのが本日のツーリングプラン。

しかし予定変更。河口湖まで行くことにした。まあ紅葉の名所度合いでいえば山中湖より河口湖のほうが少し格上である。それと河口湖でも同じような紅葉イベントをやっていて、こちらは本日まで開催しているので、もう盛りは過ぎちゃったということもないだろう。




山中湖から河口湖へ行くには、箱根裏街道から旧鎌倉往還と名前を変える138号線だと右折を1回するだけのほぼ一本道。そのまま河口湖大橋を渡れる。でも今回は県道717号〜御坂みちと呼ばれる国道137号経由で、河口湖大橋を使わないで河口湖北岸へ出るルートを選んだ。

途中、8月に訪れた花の都公園の横を通る。百日草が咲き乱れていたお花畑は今はただの更地。この季節、山中湖の明け方は氷点下まで気温が下がるから、花は春までオアズケ。

4月に行った忍野八海(おしのはっかい)の近くを通る。このあたりからは富士山がよく見える。御殿場から、つまり南側から見た富士山は雲がかかっていたが山梨県から見る北側の富士山は遮るものナシ。

その後は富士急ハイランドを横目で眺めながら、河口湖南東岸の温泉旅館街?を抜けて北岸へ。

「富士河口湖紅葉まつり」は地図でもみじ回廊と書いたあたりで開催されている。ここは美術館とかオルゴールの森という博物館があったりと、河口湖の中でちょっと小洒落たエリア。駐車場は無料・有料がいくつがあるが、どこもいっぱい。でもバイクなので満車の無料駐車場の隅っこに駐めることができた。



とりあえず湖畔に降りて富士山を眺める。
正午過ぎだから、北側から眺める富士山は完全に真逆光。何となく霞んで写っているが肉眼でもこんな感じだった。左の稜線に御殿場側から見えた雲がのぞいている。
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画質を気にせずデジタルズーム5倍くらいで無理矢理アップ。換算400ミリの望遠レンズ相当かな。ここから見る限り、ルートを選べばスキーで滑って降りられそうな気がする。
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湖畔はこんな感じ。
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もみじ回廊コッチの看板。
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もみじ回廊の入り口。
水路沿いの木々が紅葉している。
こういう密集したレッドオータムが見たかったのよ\(^o^)/
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まだ紅葉していない場所もあった。
残念ではまったくなく、景色が変化に富んでよかった。
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紅葉とは関係ないシリーズ。
古代遺跡住居のレプリカ?
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これは富士山をバックに写真を撮ってくれるサービス。
ポストカードサイズの写真は無料で、引き伸ばした写真は1000円らしい。
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ナゼか零戦がこんなところに。
回廊沿いにある模型工房のデモンストレーション。
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赤いもみじ。
緑と混じっているのも意外とキレイ。
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こっちは黄色と赤。
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赤と黄色と緑。
葉っぱの形がもみじじゃない。何という木かは知らず。
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もみじ回廊の途中にあった久保田一竹(いっちく)美術館。辻が花染めという工芸品レベルの着物が展示されている。入館は有料だが前庭は自由に見学できる。
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実はたいした庭じゃなかったけれど、紅葉の赤と黄色と、ほかの木々の緑とのグラデーションがいい雰囲気。
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小さな滝がしつらえてある。
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池に落ちたもみじ。
水が反射してうまく撮れていない。本当はもっとキレイだった。
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入館料は1300円。辻が花染めには興味があるが、この日は時間がなくて諦めた。また暑い頃にこの辺に来ることもあるでしょう。
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中庭?部分。
ここへは入れず眺めるだけ。
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お約束のローアングルもみじ編。
もう少しキレイな葉っぱのところで撮ればよかった。
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紅葉していないもみじもなかなかいいね。
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水路沿いのもみじはまだ続くが、ほとんどの人がこの美術館のところでUターンする。私もそれに習った。ところで回廊というのは建物とか敷地の周りをグルッと回っている廊下のこと。このもみじ回廊は狭い水路の両端を歩くだけだから回廊というのはちょっと誇大表現。


紅葉祭りの期間中、夜はライトアップされる。白い三角形はその時の足元用のライト。夜は零度近いからバイクツーリングではちょっと無理。機会があったらクルマで見物に来たい。
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回廊の入り口近くまで戻ってきて、ふと水路の落ち葉を見るとイチョウの葉っぱがたくさん。もみじに気を取られてイチョウに気がつかなかった。黄色のもみじもたくさんあったし。
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もみじとイチョウのコラボレーションの図。
ちょっとわかりにくいかな。
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回廊の出口には河口湖観光協会の出店がたくさん並んでいる。
でも「もみじ饅頭」は広島の名産だと思うけど。
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再び湖畔に戻る。

こんな洒落たガーデンカフェもある。
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こういう茶系の入っていない真っ赤な紅葉が好き。
なぜか都会ではあまり見ない。
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換算24ミリのレンズにワイドコンバージョンレンズを足して、換算18ミリの広角レンズにするととても広い範囲が写る。それはいいんだけれど上下にも広く撮れるので何となく風景が遠くに感じるというか、構図的にしまりがないというか。それと足元の地面が写りすぎるのも邪魔。それで16:9のモードで上下を狭くして撮ってみた。
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※私のデジカメNEX-5は3:2と16:9の2つのモードを選べる。3:2とかいうのは写真の長辺と短辺の比率。わかりやすく縦を1に換算すれば

    3:2  = 縦1:横1.5
    16:9  = 縦1:横1.8
 
つまり16:9のほうが横長の写真になる。ただし横に広い範囲が写るのではなく3:2の上下をカットして、つまり縦を短くして横の比率を長くしているだけ。ちなみにレンズ交換式でない普通のデジカメは4:3=縦1:横1.3のサイズが多い。


こういう雄大な景色だと逆光なんかあまり気にならなくなってくる。それにしても富士山は雪をかぶっているのに、写真の色は濃いし太陽はギラギラだし、いつの季節かわからない風景。あとで気付いたが飛行機雲も写っていてラッキー。(写真をクリックして拡大すれば見えます)


コーヒーを飲みながらボーッとする。気温は12〜3度でも日差しがあって暖かい。しかし富士山はいいね。今後「コメ、刺身、味噌汁」を禁止されても別にかまわないくらい血中日本人濃度が低めな私なのだが、なぜか富士山には不思議と惹かれる。きっと祖先はこのあたりでマンモスを追っかけていた原始人に違いない(^^ゞ


ーーー続く

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2012年08月29日

河口湖・大石公園  山中湖・花の都公園

またまたタイトル変更であるが25日土曜日の続き。

根場浜から西湖を時計回りに走る。西湖には昔よくウインドサーフィンに来た。いつも同じコテージに泊まっていたから、そのコテージがなくなっていても湖岸を見ればその場所がわかると思っていたのに、まったく思い出せず。まあ25年ほど前の話だから仕方ないか。それよりも、あれから25年もたっていることの方がショックだ。


西湖にサヨナラして河口湖へ向かう。湖北側と湖南側と少し迷ったが湖北側を進む。湖岸を半分くらい進んだところに大石公園というのがあったので入ってみた。
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駐車場は無料。係員もおらず、ちょうど日陰になっているところがバイクを駐めるのに都合良さそうだったので。でもよく考えたら、この赤いコーンは「ここには駐めるな」との印だったのかな?
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時計台のある建物が河口湖自然生活館。中は土産物屋。公園の中に施設があるのか、この施設のための公園なのかは不明。


湖岸に下りようと思ったら、こんな看板があったので右方向へ進んでみる。
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これが花のナイアガラ。
近づいてみるとベゴニアだった。
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ちょっと企画倒れか(^^ゞ


この公園は花が名物らしい。
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紫なのはラベンダー。
もう盛りが過ぎているのか、鼻を近づけないと香りがしなかった。
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後で調べたらラベンダーの季節には、このあたりの湖岸一面がラベンダー畑になるらしい。その頃にまた是非訪れたいものの、問題はラベンダーが咲くのが6月下旬から7月上旬と梅雨の時期なこと。


これが看板にあった花街道。なかなか可愛かった。
でも誰か奥にある目障りな別荘の看板を引っこ抜いてくれないかな。
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ベゴニアが積み上げられているのが花小富士。
大石公園はベゴニアで仕掛けを作るのが好きみたい。
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いちばん目を引くのがこれ。
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このマリモみたいな植物はコキア。和名は箒木(ほうきぎ)。掃除の時に使うホウキはこれで作られている。秋になると紅葉?して赤くなる。ピンクになる種類もあってとてもキレイ。ちなみにコキアの実が畑のキャビアなどと呼ばれるトンブリである。


大石公園は事前にノーマークだったが、花咲か爺さんとしては楽しめた。
でも次の目的地もお花畑でテーマがかぶっちゃった。


最後の目的地は山中湖の近くにある花の都公園。4月に訪れた忍野八海の近く。標高が高く花が咲いているのは5月から9月くらいまでなので、そのときは訪れられなかった。


花の都公園に到着。
駐車場は広い。バイクは100円。
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こちらの赤いコーンは駐車禁止エリアではなく、係員にここに駐めてくれといわれた場所。係員のオッチャン、オジイチャンたちはとても親切だった。駐車場を出るときはゲートの精算機にお金を入れる。でもバイクはあまりこないからかバイク用の金額設定はなく、係員にお金を渡して手動でゲートを上げてもらう。
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百日草。ジニアともいう。菊の仲間。
本当に100日かどうかは知らないが、夏の間長く咲いている花である。
何色もあって賑やか。
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ローアングルで。
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NEX-5Nは液晶モニターが上向き・下向きに動かせるので何かと便利。
この写真のように低い位置から撮ったり、こちらの写真のように下からアオって撮ると、ちょっとは上手な写真に見える?
チルト2

チルト1




花一面で。
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ちょっとアップで。
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いつもなら、この後はドアップの写真になる。
しかしなぜか今回はドアップにすると花にピントが合わなかった。

ドアップで撮るときはカメラをマクロモードにする。どういう仕組みになっているのかまったく理解していないのだが、とりあえずマクロモードにすると普通モードではピントの合わなかった近い距離でもピントが合うようになる。イクシーのときは手動でマクロモードに切り替えていた。NEX-5Nは「おまかせオートモード」にすると、被写体が近くなると自動的にマクロモードに切り替わる。その切り替えがうまくいっていなかったのだろうか? NEX-5Nでも手動でマクロモードは設定できる。でもちょっと難しいことだと頼めないような「おまかせ」モードでは役に立たないんだけど。

話は変わるがマクロ=巨視的、ミクロ=近視的・微視的である。カメラのマクロは接写なんだから、マクロではなくミクロのような気がする。ナゼにマクロ? ついでにミクロとマイクロは同じ意味。スペルはどちらもmicro。マイクロが英語読みでミクロがラテン語読み。


たった1枚だけ成功したドアップ。本当はこれほどドアップではなかったけれど、写真を切り抜いてごまかしている。
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ブログの中に貼り付けたサイズではキレイに見えているかもしれない。でもクリックして大きなサイズにすれば花の手前にしかピントが合っていないのがわかる。
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黄花コスモス(きばなこすもす)
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普通のコスモスも植えられていたが、まだほとんど咲いていなかった。



ヒマワリの成長が遅れているお知らせ。
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こういう状態だと野菜に見える。
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百日草や黄花コスモスの畑の見学は無料。
この橋を渡った向こう側が有料ゾーン。
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入場料500円。
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あまり人影はなく。
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写真には写っていないが奥の方には温室や湧水池などが配置された公園もある。でも百日草や黄花コスモスでお腹いっぱいになったので無料ゾーンだけで引き上げてきた。


ヒマワリ、黄花コスモス、百日草と富士山。
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富士山周辺はとにかく広いし、いろんな観光スポットがあるから何度来ても飽きることはなさそう。もう少し近かったらいいのにと思う。

午前7時出発で帰宅は午後8時。走行距離約340キロ。12時間以上遊ぶとちょっと疲れる。
ブーツを脱いで1分後に、セットしておいたお風呂に大石公園で買ったラベンダーの入浴剤をいれてザブーン。ゴクラクゴクラク(^^ゞ


おしまい


2012.10.18追記
マクロに関する訂正投稿
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/52907002.html

wassho at 08:34|PermalinkComments(0)

2012年08月28日

開拓道路 〜 西湖

タイトルは変えたが土曜日のツーリングの続き。


白糸の滝の後は富士五湖方面へ北上する。
素直に行くなら国道139号線。景色はいいのだが休日はかなり混む。ちなみに国道139号線は、払沢の滝を見に行った帰りに通った松姫峠のある道である。つまり富士山西側の朝霧高原と奥多摩をつないでいるという変わった目的の道路。

混雑を嫌って一本富士山よりの県道71号線で北上。富士山山頂を境に北側が山梨県、南側が静岡県で、71号線は山梨県道71号線でもあり静岡県道71号線でもある。あまり道路行政に詳しくないのだが、一本の道路を違う県で同じ番号というのは珍しいのでは? また71号線は開拓道路という通称がついている。開拓って北海道をイメージするけれど、富士山にもそんな時代があったのかな。でも開拓道路のいわれをネット検索してもヒットしなかった。


富士山周辺の拡大地図を作ってみた。
すると富士山のところが白山岳となっている。あれっ、富士山の正式名称は白山岳なの?と思って調べてみるとーーー
tizu2

富士山頂の真ん中は火山の火口跡で窪んでいる。それで、その縁のデコボコに色々と山の名称がついているらしい。ちなみに一番高いのは剣が峰。写真で見るとこんなイメージ。出典は国交省富士砂防事務所
0831





さて71号線はところどころ草原も見えて、いかにも高原に来たという感じがする。交通量も少ない。しかしたまに大型ダンプが猛スピードで走っている。未だに開拓中?


寄り道して、去年も訪れた富士クラシックというゴルフ場前。クラブハウスの後ろに富士山がそびえているはずだが、この時は雲がかかっていて残念。去年は撮りそびれたBMW F800Rと富士山のツーショットを企んでいたのに。
DSC03367 のコピー のコピー

71号線から富士クラシックへ続く道は、晴れていたら富士山を正面に捉えて走ることになる。残念ながら富士山は雲の中。天気全体としては晴天なのだが、富士山だけに雲がかかっている。まあ富士山は標高が高いせいかこのパターンが多い。

というわけで富士クラシックから71号線に戻る途中で撮影。
この道の気持ちよさが伝わるかな。
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この道はゴルフ場の客くらいしか利用しない。だからゴルフ・プレー中のこの時間帯はほとんどクルマも走っていない。堂々と道の真ん中に立っての撮影(^^ゞ


71号線はさらに北上すると、山の中の峠道っぽくなってくる。
撮影スポットマークのある駐車場があったので立ち寄ってみた。
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いい景色といえばいい景色。しかし富士山周辺でこの程度なら撮影スポットというほどでもないのにと思っていると、
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本栖湖が見えた。
手前は青木ヶ原の樹海。
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ついでに恒例のBMW F800Rと青空撮影。
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しばらく走ると71号線も樹海の中を通る。
とりあえず記念撮影。
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青木ヶ原の樹海は地面が岩や露出した木の根っこでゴツゴツしているが、このあたりはそうでもなかった。やたら密集している森という感じ。
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紅葉を見に行ったときにも立ち寄った西湖(さいこ)の西の端にある根場浜。
やや雲が多いが富士山も見えている。
(案内地図は立ち位置に合わせて上が南になっている)
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根場浜の全景。
こぢんまりとした場所。
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いかにも溶岩な感じ。
西湖と西隣の精進湖は1つの湖だったが、大昔の富士山噴火の溶岩によって分断されたとされている。
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キレイなエメラルドグリーンだった。
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半周走って、西湖の東の端あたり。
根場浜のあたりは湖のコブのような地形で、そこからだと西湖は池程度の大きさにしか見えない。こちらからだと湖らしい風景。
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夏らしい明るい空。
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なのに湖を撮るとなぜか暗い(/o\)
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夕方みたいな景色になっている。
これでもフォトショップ(画像調整ソフト)で明るさを調整している。あまり明るくすると全体のバランスが崩れるので、これくらいが限度。

NEX-5N(デジカメの機種名)は色合いは正確だと思うけれど、若干、暗めに写ることが多いような気がする(上の湖の写真は極端に暗かった)。どういうときに暗くなるのか、何か法則をつかめれば対処できる気もするのだが、現在そこまでの経験値に達せず。撮影した直後の液晶モニターをほとんど見ていないのも失敗写真が多い理由のひとつ。でもあまりカメラのことばかり気にしていては景色や出来事を楽しめないから、その習慣は変わらないと思う。


ーーー続く

wassho at 10:52|PermalinkComments(0)

2012年04月09日

忍野八海は小さかった(^^ゞ 続き

山中湖周辺の拡大図。
Dが西側から降りてきた道志みち
Kが昨日書いた山中湖交流プラザきらら。
0拡大地図


きららは湖畔沿いに遊歩道がある。しかしクルマ用の有料駐車場だけで、バイクは有料も無料も見あたらず。しかたないのでロータリーのようなところにバイクをこそっと停めて、昨日にアップした写真を撮っただけで引き上げてきた。

山中湖の北側を東に走って(地図には色をつけ忘れた)長池地区にある親水公園へ向かう。N地点。ここは去年に箱根ツーリングへ行った帰りに立ち寄ったのと同じ場所。ここの駐車場は無料。


曇りだった去年と違い、今年はバッチリ富士山を拝めた。
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ただしこの時間だと逆光になるので、写真だとぼやけてしまう。
肉眼ではもっとハッキリ見えている。

BMW F800Rと富士山の記念撮影。
山中湖のどこから見ても富士山の姿は変わらないが、
このツーショットを撮るために、親水公園に立ち寄ったようなもの。
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富士山以外の湖面もついでに。
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今回で親水公園は2度目なので、同じところばかりじゃ芸がないと設定したのが、今回のメイン目的地「忍野八海(おしのはっかい)」。O地点。

忍野八海とは富士山の湧き水の泉というか池。
透明度が高いことで知られる。
詳しいことはこちらやネット検索で。


山中湖から忍野八海までは10分くらい。無料駐車場があるとネットに載っていたので周辺をグルグル走り回って探すが、結局見つけられず。仕方なくお土産屋が併設している有料駐車場に留める。バイク200円、クルマなら300円。売店で1000円以上買うと無料だが、買いたいようなものは売っていなかった。


これは忍野八海から少し離れた「さかな公園」にあった看板。これにも無料駐車場が書かれているんだけれどーーー。ところで、この地図には忍野八海が7つしか載っていないが、かなり離れたところに出口池というのがある。私が停めたのは地図右下の民宿大林とか忍野タクシーとか書いてあるあたり。そこから忍野八海メインの湧池(わくいけ)までは歩いて5分くらい。駐車場の係員が案内マップをくれる。
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湧池はこんな感じの小さな池。
確かに水はキレイ。
コンコンと沸いている感じはなく静かな水面。
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いわゆるガッカリ名所とはいわないが、
見てウレシかったかと問われればーーーー(^^ゞ



これは忍野八海の8つの池ではなく、土産物屋の池。
水はそこら中に流れているので、池を掘って引き込んだのだろうか。でも水のきれいさは変わらない。はっきりいって、これが一番見応えがあった。やっぱり、最低これくらいの広さがないとーーー。
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こんな水車があった。
トウモロコシが置いてあるけれど、ソバじゃないのか?
真ん中の杵(きね)でトントン突いていた、ナゾ
トントンに気を取られて、写真左側の臼が回っていたかは覚えていない。
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観光バスが次々やってきて、観光客は多い。
ビックリしたのは観光客の半分くらいが中国人だったこと。彼らはよく喋るので、狭い忍野八海メインエリアを歩いていると日本語より中国語のほうが圧倒的に多く聞こえてくる。富士山は中国でも人気があるのかな?
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ちょっと中心部から離れてみる。
私が歩いた方向にもいくつか忍野八海の池があるのだが、中心部と較べて賑わいは1/50くらいで閑散としている。

上が銚子池、下がお釜池。
閑散としている理由がわかった(^^ゞ
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川が別れている左側が濁池(にごりいけ)。
池というより川の変形のようなイメージ。
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新名庄川。
池より川のほうが味わい深かった。

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ちょっと見通しは悪いが、川越しの冨士も眺められる。
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没頭して水面を眺めれば、場所によってはかなりの深さもあって、水の透明度と相まって神秘的な魅力のある忍野八海。でも人が多すぎて没頭できない(^^ゞ 

まあ有名観光地というのは、あまり細かなことは考えないでB級グルメのように楽しむべし。ちょっとガッカリすることがあるのもご愛敬。でも冨士の神秘に触れたいのなら、人の少ない早朝にでも訪れる方がいいかもしれない。


さて忍野八海や新名庄川をブラブラしていたら午後4時頃になってしまった。そこで当初は河口湖まで足を伸ばし違う富士山の姿を眺めて、そこから中央自動車道で帰ってくる予定を変更。道志みちを引き返すのも気が進まなかったので、御殿場まで南下して東名で帰ることに。


とりあえず忍野八海から山中湖に戻り、湖畔南側の途中まで走る。

山中湖に戻る道路。
このあたりは写真のように真っ直ぐに伸びた木が多い。
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湖畔南岸。
まだ山々の緑は薄い。
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スワンボートで遊ぶには寒すぎる。
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先は長いので、S地点の須走(すばしり)で道の駅に入る。
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「ごうりきうどん」というものを食べる。
ごうりき=強力とは、登山者の荷物を運ぶ人夫のことだったと思う。
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麺にコシがあるというより、ボソッとした食感で全体的に固い印象。ツルツル・シコシコはしていない。おもしろいのは出汁の色が関東風と関西風の中間くらいの濃さ。それと、これは「かけ」うどんなのに具だくさん。その具も変わっていて、ワカメは普通だとして、ネギは青ネギと白ネギの両方が入っている。左側の赤いのはニンジン。その上の野菜はなんとキャベツ。キャベツ入りのうどんなんて初めて食べた。なぜか表の看板は590円になっているのに、レストランに入ると550円だった。


レストランからは富士山が見える。
しかし夕方近くの強烈な逆光で雪も全然見えない。
とりあえずシャッターを押してみる。
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道の駅を後にして御殿場に向かう。
昨日の地図でF地点が須走、G地点が御殿場。
御殿場では東名25キロ渋滞の電工表示板。それでまだ明るかったので246号で帰ることにした。実は青山通り〜玉川通り〜厚木街道と場所によって名前を変える246号が、このあたりではどんな風になっているのか興味もあった。


御殿場からしばらくは長い直線道路。途中から酒匂川沿いの山の中を走ることになるが、所々かなりきつめのコーナーもある。走っているのはほとんど地元のクルマ。そしてかなり飛ばす。走行車線の流れに乗って80キロくらい。

ところどころで立派な桜の木もあって、なかなか楽しかった。ただし残念ながら山間部を降りて神奈川県郊外エリアに入ると長い渋滞につかまる。生まれて初めてコンビニでトイレを借りた。

結局、須走を午後5時に出て自宅に戻ったのは8時過ぎ。
走行距離240キロ。ここしばらくはあまり遠出していなかったので、距離の割には疲れた。でも雪の大きな富士山が見られて満足。


おしまい

wassho at 23:52|PermalinkComments(0)

2012年04月08日

忍野八海は小さかった(^^ゞ

昨年の夏に富士山をバイクで一周して、その姿を充分堪能したが、やっぱり冨士には雪がないとーーーということで富士五湖方面へ出かける。

河口湖近辺の天気予報は、金曜日時点で

  4月7日(土) 晴れ時々曇り 気温9度
  4月8日(日) 晴れ     気温18度

こりゃ暖かくていいやと、ほくそ笑んだものの土曜日の天気予報では

  4月8日(日) 晴れ     気温9度

と寒さが戻っている。
まあ実際その通りだった。


遅くとも午前8時には出発しようと考えていたのに、春眠暁を覚えず(^^ゞ
結局ガレージを出たのは午前10時半くらい。


地図の上側が往きのルート。
ピンクのTが中央自動車道。それで八王子まで行き、八王子バイパスで南下してしたところがB地点。ここまでは渋滞もなく順調だったが、B〜C地点にかなりてこずる。途中にある津久井湖をチラッと眺めながらようやくC地点に。
地図

C地点からは「道志みち」と呼ばれる東京から山中湖への約70キロの抜け道。適度なワインディングロードなのでドライブ好きには人気がある。私なら電動アシストが10基は必要だが、自転車で走っている人も多い。正式には国道413号。ただし片側1車線。


山中湖から戻ってくるクルマやバイクは多かったが、山中湖方面へはガラガラ。C地点からしばらくは、そこそこカーブがキツイ。途中で追い上げてくる大型ハーレーがきたのでパスさせる(ハーレーには大・中・小ある)。あんなに大きなバイクでコーナーでほとんど傾きもさせないのに、なぜ早く走れるのか不思議。


道志みちを2/3ほどいったところの道の駅で休憩。
ピンクのD地点。(案内看板は南が上になっている)
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バイクと車の数は同じくらい。つまりバイク比率が異常に高い道の駅。
写真はバイクの駐車場。
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こんな感じの道の駅。
広場も整備されている。
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もう1時過ぎだったので、ここでランチ。
ポークカレー620円。なかなかおいしかった。
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道志村はクレソンが名産らしくカレーにも添えられている。クレソンを練り込んだウドンというのも看板メニュー。道志ポークというのもあって、建物の外では串焼きも売っている。でも鮎の塩焼きも一緒に売っていたのが、ちょっと季節外れでインチキ臭い。



店内はウッディな感じ。
この机とかも地元で作っているのかな?
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レストランからは道志川が見える。
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カレーを食べた後、ちょっと散歩。
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護岸工事の人工的な印象が残念だけれど、
のどかでいいところである。
充分満足して、ここで引き返して帰ろうかなと気分に半分なる。


本日の気温は自宅から道志みちの入り口あたりまでは13〜14度。道志みちに入って10度くらい。この道の駅で7.5度。ここはかなり標高が高いらしい。ここから先がさらに寒くて4.5度くらいまで下がった。路肩の外側にはわずかに雪が残っているところもチラホラ。山中湖周辺は9度くらい。


道志みちを抜けて山中湖到着。
最初に向かったのは西湖畔の「山中湖交流プラザきらら」という施設。
小さな文字のD地点。

巨大な富士山に圧倒される。
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ーーー続く

wassho at 23:25|PermalinkComments(0)

2011年11月25日

紅葉を見て雨に降られる

航空写真を地形図に変更して、富士五湖周辺だけを拡大してみた。
012地図四湖のコピー


本栖湖でバイクの写真を撮っている最中に、パラパラと雨が降ってきた。傘を差すほどでのない程度。それまでの天候はずっと曇りで、特に空が暗くなってきたこともなかったので、あまり気にせず西湖に向けて出発。精進湖から本栖湖へ来た道を少し戻ることになる。


話は変わるけど精進湖と本栖湖のあるエリアは、今は町村合併によって河口湖町。その前の地名は上九一色村。珍しい地名だが「かみくいしきむら」と振り仮名を打たなくても、誰もが読めるオウムのサティアンがあったところである。

数日前、オウム関連の最後の裁判が死刑判決で確定したとかで、久しぶりにオウムのニュースがあったが、このあたりには上九一色村の名前がついた施設とかが今も残っていて、「上九一色村の何とか、コッチ」という標識というか立て看板がところどころにある。それを見ると16年たった今でも、やはり気持ちが少し緊張する。

私はよくこのブログでネーミングの重要性を欠くが、上九一色村はその珍しい名前が災いして、人々の記憶から消えないマイナスのネーミング効果である。これが山田町とか富士本町とか何のへんてつもない名前だったら、とっくに忘れられている。

注)最近はすっかり旅日記と化しているこのブログは、
  本人も忘れかけているけれど
  もともとはマーケティングがテーマのブログです(^^ゞ



ついでに脱線。地図で本栖湖と精進湖の東側に水色で塗ったエリアは青木ヶ原の樹海。迷い込んだら絶対に抜け出せないとか、自殺の名所とか、どちらかといえば怖いイメージがある。年間100体くらいの遺体が見つかるらしいから自殺者が多いことは事実だが、一部にはハイキングコースやキャンプ場もあり、洞窟探検のツアーもある観光スポットでもある。

ずいぶん昔に歩いたことがあるが、ここは溶岩の上に木が生えている珍しいところで、地形も木々もゴツゴツしていて秘境気分が味わえる。富士山の裾野全部が樹海だと思っている人が意外と多いが、樹海があるのは富士山の北西部だけ。それでも山手線の内側くらいの面積はある。それだけ富士山というのは、この日本では例外的にスケールの大きな存在。前回のブログの航空写真をクリックして、富士山の大きさと東京都心部の大きさを見較べてみて。


その青木ヶ原あたりから雨がだんだん強くなってきた。まだ路面が完全に濡れるほどではなかったが、注意しながら走る。35年ぶりにバイクを買ってからは「キツネの嫁入り」しか出会っていないし、35年前も雨が降ったらよほどのことがない限り乗らなかった。つまり私は雨の中を走った経験がほとんどない。

精進湖近くまで戻ってから東に進み、西湖と河口湖はその北側を走る。この道は21号線で湖北ビューラインという名前がついている。つまり湖越しに富士山を眺められる道路。もちろんが雨が降っていては何も見えない。


西湖あたりに来ると雨はあまり降っていなかった。
写真は西湖の一番西側。写真に写っている地図は上が南になっている。
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でも、この写真を撮った後あたりから本降りになってくる。西湖は昔ウインドサーフィンをよくしに来たので、当時の場所などを探したかったが、雨でくじけて、北湖畔を通り抜けただけで河口湖へ向かう。それに西湖は景色もあまりパッとしない。


カッパも持ってきていたが、革ジャン革パンで、それなりに水をはじいて中まで濡れてこなかったので、とりあえずそのまま走る。頭はヘルメットがあるので、もちろん全く濡れない。

バイクは道路が濡れたからと言って、すぐスリップすることはないが、マンホールなどの鉄板がやばい。バイクはカーブを曲がるときに傾く。その状態でマンホールに乗るとツルンと滑って転ける(らしい。経験がないのでよくわからない)。幸い、こんな観光道路は下に下水が走っているわけでもないので、マンホールはほとんどない。

マンホールの次に危ないのはセンターラインや横断歩道などの塗装だが、これを避けるのはそれほど難しくはない。雨の中を走るなんてまっぴらゴメンと思っていたが、身体が濡れない限り、路面に最大限注意しながら走るのも、なんか修行っぽくて意外と楽しめた。


河口湖まで来ると、茶色ではなくて鮮やかな紅葉が増えてくる。ちなみに紅葉を指す英語はいろいろあるが、逆に言えばはっきりと決まった言い方はないが、赤い葉ならred autumn(レッドオータム)、黄色い葉ならyellow autumn(イエローオータム)で通じる。オータムとは秋のことだから、直訳すれば赤い秋・黄色い秋となる。赤い秋なんて、なかなか詩的な言い回しである。


これが河口湖のレッドオータム。
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しかし紅葉に見とれて写真を撮っていると、何か怪しい霊が写っている。やっぱり青木ヶ原の樹海のそばを通ったからか? 南無阿弥陀仏(>_<) 種明かしをすると、これはストロボに反射した雨。
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紅葉の下でF800Rは雨宿り。
河口湖には紅葉の中を散策できる場所がいくつかある。現地に着いてから探すつもりだったが、雨なので断念。
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ところで、今まではグーグルマップでルートを確かめて、それをプリントして持ってきていた。しかし先日iPhoneを購入して、今回からはツーリング先でもアクセスできるのでプリントはなし。グーグルマップは市販の地図じゃ載っていないような細い道路も拡大してみられる。これからいろいろ活用できると期待。しかしiPhoneには天気予報関連のアプリもいくつかインストールしてあるのだが、今回は見るのを忘れた(^^ゞ


結局河口湖でバイクを停めて紅葉を眺めたのは、上の写真の場所だけであるが、その後もレッドオータムを眺めながら湖畔を走れたのでまあ満足。きれいなイエローオータムが少なかったのがちょっと残念。機会があったらイエローオータムの場所をどこか探して訪れたい。


本日は家を出たときの気温が15度。精進湖についた時が11.5度。雨が降ってからは6.5度まで下がった。気温が低くて、あるいは風が冷たくて寒いという感覚はまったくないのに、バイクで走っていると身体の芯が冷えてくるのがわかる。ちょっと不思議な感覚だった。革ジャンが雨に濡れて気化熱で体温を奪われたのかな? 結局この後、八王子あたりにつくまでずっと本降りの雨だったが、特に必要を感じなかったのでカッパは着なかった。革ジャン革パンだけで案外と濡れないものだ。


走行285キロ。雨の中を走るのも意外と楽しいというか、そんなに苦にならないという発見があった紅葉ツーリングでした。もっとも最初から降っていたら出かけないけれど。


おしまい

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2011年11月23日

富士四湖へ紅葉を見に行く

まとまった距離を走るのは、11月3日の湘南海岸以来の久しぶりのバイクツーリング。そろそろ出かけておかないと紅葉のシーズンが終わってしまう。それで富士五湖を訪れることにした。ただし、いろいろ事情があってスタートが昼前と遅れる。週末に延期してもよかったが、山中湖は8月に箱根のついでに寄ったから、山中湖を省いて行き帰りとも中央自動車道を使えば何とかなるかと思い出発。だから富士四湖ツーリング。


富士五湖は富士山の北側にある湖である。西から

   本栖湖(もとすこ)
   精進湖(しょうじこ)
   西湖(さいこ)
   河口湖
   山中湖

ただし山中湖だけは少し離れた場所にある。

写真はいつものグーグルマップ。
A地点の自宅を出て、中央自動車道でB地点の甲府南インターチェンジまで、ひたすら西へ向かう。そこから358号線を南下するとC地点の精進湖。その後D地点の本栖湖、E地点の西湖、F地点の河口湖を回る。

G地点は中央自動車道の河口湖インターチェンジ。H地点の大月ジャンクションまでは中央自動車道の富士吉田線という支線になっている。このエリアの観光のための道路。
011地図全体


航空写真でA地点とB地点の中間、上野原市という文字の少し左側あたりに位置する談合坂サービスエリア。
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ここはもともと大きなサービスエリアだが、さらに拡張工事をしているらしい。
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クルマやバイクに乗らない人でも、最近の高速道路サービスエリアの充実ぶりはテレビの情報番組等でご存じかと思う。焼きたてパンあり、有名飲食店の支店ありでデパ地下のように賑わっている。トイレも清潔。これらは民営化の成果。ただ第三京浜のトイレなんかは壁が木目調で、一瞬ホテルのトイレかと見間違える豪華さ。そこまで金をかけなくていいから、その分の高速代を安くして欲しいと思うのは私だけかな。

ちなみに談合坂と聞くとゼネコンの談合とか思い出す。この談合坂の由来は、戦国時代に武田と北条の武将がこのあたりで停戦交渉=談合したからという説がある。


土日祝日は慢性的に渋滞している中央自動車道だが、本日はスタートが遅かったので快調そのもの。週末に延期しなかった理由のひとつは、次の週末は最後の紅葉を見ようと出かけるクルマが多くて、いつもより渋滞すると思ったから。


甲府南インターチェンジから精進湖・本栖湖へ向かう358号線は、かなりクネクネしていて意外とおもしろい道路だった。途中から遅いクルマにブロックされたけれど、色づいている山々を眺めながらライディング(バイクの運転のことです)を楽しむ。


精進湖。
残念ながら富士山には雲がかかっていた。
稜線から、富士山の姿を想像して楽しんでください。
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湖畔の道路。
精進湖は富士五湖の中で一番小さい。湖と言うより、大きな池という感じ。あっという間に湖畔を一周してしまう。
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精進湖と本栖湖は3キロくらいしか離れていない。
写真は本栖湖の西湖畔。
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グルッと一周できるが、南と西の湖畔の道は結構狭い。ところどころクルマがすれ違うのが難しい場所もある。写真のように道路と湖の間に木が生えているところが多い。


色づいている=葉が枯れかけているであって、
やっぱり赤や黄色がないとキレイじゃない。
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本栖湖の北側の湖畔から(だと思う)。
右側の雲で隠れているのが富士山(のはず)。
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本栖湖の東側湖畔にある、本栖湖に降りる入り口のようなところ。
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Z Technikのスクリーンを付けたBMW F800R。
頭でっかちになっちゃったけ。でも私のバイクは白黒なので大きさの割には、それなりにおさまっていると思っている。
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別アングル。
けっこう角度のたったスクリーンである。
装着後の感想は別の機会に。
もっとも装着前の記憶が、だんだん薄れているんだけれど(^^ゞ
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西湖と河口湖の話は次回に。

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2011年08月18日

三国峠〜山中湖

箱根を後にして山中湖へ向かう。
地図4


A地点がポーラ美術館。
そこから「箱根裏街道」の138号線を北西に走って乙女峠を抜ける。地図で富士屋ホテルと書いてある上のクネクネとしたところが乙女峠。ここは御殿場から箱根に至る幹線道路でもあるので道幅はそこそこ広い。

東名高速の御殿場インターチェンジをくぐって国道246でB地点まで。C地点が冨士スピードウエイ。このあたりはのどかな田舎風景。147号線から730号線が三国峠を越えて山中湖へ至る道である。

三国峠というのは3つの国(地域)が隣接している峠のことで、三国とか三国峠という地名は日本のそこら中にある。地図で下の方の芦ノ湖スカイラインにも三国山があるが、あのあたりも三国峠と呼ばれている。でも、こんなに近くに三国山が2つもあったらややこしいだろうな。

山中湖の三国峠は、こんな感じの道や景色が続く。
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ちょっと道幅が狭いけれどクネクネが楽しい道。昔はクルマ好きがよく走っていたが、本日は夏休みだというのにガラガラ。若者のクルマ離れとやらを実感する。そういえば芦ノ湖スカイラインでかっ飛ばしているクルマが何台かいたが、ドライバーはみんなオッサンだった。

地図で730と書いてあるちょっとしたあたりに展望台がある。ここは山中湖越しに富士山、そしてその右側に遠く南アルプスも見える絶景ポイント。アマチュアカメラマンが集まる場所としても有名である。

でもまあ本日は雲多く(/o\)
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晴れていたらこんな感じということで。
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山中湖を反時計回りに1周する。バイクだと30分ほどである。
写真を撮ったのはE地点あたり。条件がよければ、湖面に映る逆さ冨士が見られるところ。写真をクリックして大きくすれば、富士の裾野がかすかに写っているのがわかるはず。とにかくこの日は晴れているのに、やたら空に雲の多い日だった。
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山中湖湖畔、特に南側はけっこう賑やかな観光地である。観光地を毛嫌いする人も多いが、普段気疲れする仕事をしているせいか、私は観光地で人々が楽しそうにしている姿を見るのが好きである。もちろんあまり人が多いとイヤになるけれど。


ーーー続く

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