東京オリンピック
2021年09月26日
東京オリンピック開会式あれこれ その7
開会式での日本選手のユニフォーム。
これが毎度毎度かわり映えしないというのが前回に書いた話。
どの程度かわり映えしないかについて詳しくは前回を参照して欲しいが、
日本が戦後に参加した17の大会において、
上下で色違いのブレザー&ボトムのユニフォームだったのが13回
そのうち赤と白の日の丸カラー配色が9回
とマンネリを競うオリンピックなら金メダルを取れるレベル。
それでも1992年のバルセロナから2004年のアテネまでの4大会では、著名デザイナーを起用したり、かなりアバンギャルドに攻めたり(裏目に出たけど)した時期もあった。しかし今回に至るその後の4大会ではまたブレザースタイルに戻っている。
なぜそうなったのか、その背景までは知らない。
でも邪推するとーーー
8月8日の閉会式では、次の開催国であるフランスへの引き継ぎセレモニーが行われた。その時にパリからの中継映像が流れたのをご覧になっただろうか。イベントに集まった人々があまりマスクをしていないのにも驚いたけれど(ワクチン接種有無やPCR検査陰性など厳格に管理されていたらしい)、やたらカッコイイ映像が流れて彼我のセンスや演出力の差を見せつけられた思いになった(/o\)
残念ながら資料はあまりなく、
これはそのカッコイイ映像ではなく、現地パブリックビューイングの風景。
ところで中継の最後のほうにカメラのレンズに向かって、マジックで「パリ 2024」と落書きしたちょっとイケてる男性がいたのを覚えているかな?
この人物はトニー・エスタンゲ。3度も金メダルを取ったカヌーの元選手であり、43歳と若いが現在はフランスのオリンピック大会組織委員会の会長を務めている。つまり彼がパリのオリンピックを仕切る。
同じく大会組織委員会の会長として東京のオリンピックを牛耳っていたのは84歳のこのご老人。女性は話が長いと発言して辞任に追い込まれはしたが。
そりゃトップのセンスが違えば、あれこれ変わってくるよね。
それはユニフォームに限った話ではもちろんない。
改めるなら、そういうところからだぞ日本。
前置きが長くて話もそれたが、
日本には優秀なファッションデザイナーはたくさんいるはずで、次のパリ大会ではぜひそういった人を起用して腕を振るわせてほしいもの。
さてユニフォームのデザインが大切なのは、それによって注目を集める=日本のPRにつながるからであり、その実現については少し違ったアプローチの方法もある。それが今回のメインテーマ。
今回の開会式で、最も注目を浴びネットでバズったのは、カザフスタンの旗手を務めたこの人のユニフォームというかコスチューム。まあマスクで少し得した面もあるが(^^ゞ
マッチョな上半身を披露したトンガのこの選手も人気が高かった。
バヌアツやツバルも負けじと。
日本にも相撲で裸の伝統があるのだが(^^ゞ
ちょっと事例が偏ってしまったが、ここで注目すべきなのは旗手や一部の選手に、選手団のユニフォームとは別のコスチュームを用意する手もあること。
そしてもうひとつの観点は、こういった世界各国の人々が集まる場において、民族衣装あるいはそれをベースにしたものはインパクトがあるし「バエる」。
そこから導かれるのは、
日本の旗手あるいは少数の先頭集団には
他の選手達とは別に
和装をベースとしたコスチュームを採用すべし
となる。
やはり着物のインパクトは強力である。
百合子だっていい女に見える(^^ゞ
もちろん本物の着物では、行進には向かないし真夏には暑いので、あくまで和装をモチーフにしたコスチュームデザインになる。価格や着る手間も考える必要がある。参考として上で紹介した民族衣装の選手だって、民族衣装そのものを着ているわけじゃない。
逆に旗手あるいは少数の先頭集団以外の選手はジャージでいいんじゃないかな。今回のブレザー&ボトムを制作したのは「紳士服のAOKI」で、オリパラ総勢1600人を採寸してジャストフィットのユニフォームを提供したそうである。その労はねぎらわれるべきとはいえ、オリンピック全体の戦略としては努力の方向が間違っている気がしなくもない。
カザフスタンの女神とトンガの戦士の写真は世界中に拡散した。それはそのコスチュームが人々の心をつかんだから。その結果としてそれぞれの国へなにがしかの貢献になったはず。一方で同じレベルで日本の選手を紹介した海外のメディアやSNSはほとんどないだろう。たかが服のデザインの話と捉えるべきではないのだ。
次はがんばろうね。
おしまい
これが毎度毎度かわり映えしないというのが前回に書いた話。
どの程度かわり映えしないかについて詳しくは前回を参照して欲しいが、
日本が戦後に参加した17の大会において、
上下で色違いのブレザー&ボトムのユニフォームだったのが13回
そのうち赤と白の日の丸カラー配色が9回
とマンネリを競うオリンピックなら金メダルを取れるレベル。
それでも1992年のバルセロナから2004年のアテネまでの4大会では、著名デザイナーを起用したり、かなりアバンギャルドに攻めたり(裏目に出たけど)した時期もあった。しかし今回に至るその後の4大会ではまたブレザースタイルに戻っている。
なぜそうなったのか、その背景までは知らない。
でも邪推するとーーー
8月8日の閉会式では、次の開催国であるフランスへの引き継ぎセレモニーが行われた。その時にパリからの中継映像が流れたのをご覧になっただろうか。イベントに集まった人々があまりマスクをしていないのにも驚いたけれど(ワクチン接種有無やPCR検査陰性など厳格に管理されていたらしい)、やたらカッコイイ映像が流れて彼我のセンスや演出力の差を見せつけられた思いになった(/o\)
残念ながら資料はあまりなく、
これはそのカッコイイ映像ではなく、現地パブリックビューイングの風景。
ところで中継の最後のほうにカメラのレンズに向かって、マジックで「パリ 2024」と落書きしたちょっとイケてる男性がいたのを覚えているかな?
この人物はトニー・エスタンゲ。3度も金メダルを取ったカヌーの元選手であり、43歳と若いが現在はフランスのオリンピック大会組織委員会の会長を務めている。つまり彼がパリのオリンピックを仕切る。
同じく大会組織委員会の会長として東京のオリンピックを牛耳っていたのは84歳のこのご老人。女性は話が長いと発言して辞任に追い込まれはしたが。
そりゃトップのセンスが違えば、あれこれ変わってくるよね。
それはユニフォームに限った話ではもちろんない。
改めるなら、そういうところからだぞ日本。
前置きが長くて話もそれたが、
日本には優秀なファッションデザイナーはたくさんいるはずで、次のパリ大会ではぜひそういった人を起用して腕を振るわせてほしいもの。
さてユニフォームのデザインが大切なのは、それによって注目を集める=日本のPRにつながるからであり、その実現については少し違ったアプローチの方法もある。それが今回のメインテーマ。
今回の開会式で、最も注目を浴びネットでバズったのは、カザフスタンの旗手を務めたこの人のユニフォームというかコスチューム。まあマスクで少し得した面もあるが(^^ゞ
マッチョな上半身を披露したトンガのこの選手も人気が高かった。
バヌアツやツバルも負けじと。
日本にも相撲で裸の伝統があるのだが(^^ゞ
ちょっと事例が偏ってしまったが、ここで注目すべきなのは旗手や一部の選手に、選手団のユニフォームとは別のコスチュームを用意する手もあること。
そしてもうひとつの観点は、こういった世界各国の人々が集まる場において、民族衣装あるいはそれをベースにしたものはインパクトがあるし「バエる」。
そこから導かれるのは、
日本の旗手あるいは少数の先頭集団には
他の選手達とは別に
和装をベースとしたコスチュームを採用すべし
となる。
やはり着物のインパクトは強力である。
百合子だっていい女に見える(^^ゞ
もちろん本物の着物では、行進には向かないし真夏には暑いので、あくまで和装をモチーフにしたコスチュームデザインになる。価格や着る手間も考える必要がある。参考として上で紹介した民族衣装の選手だって、民族衣装そのものを着ているわけじゃない。
逆に旗手あるいは少数の先頭集団以外の選手はジャージでいいんじゃないかな。今回のブレザー&ボトムを制作したのは「紳士服のAOKI」で、オリパラ総勢1600人を採寸してジャストフィットのユニフォームを提供したそうである。その労はねぎらわれるべきとはいえ、オリンピック全体の戦略としては努力の方向が間違っている気がしなくもない。
カザフスタンの女神とトンガの戦士の写真は世界中に拡散した。それはそのコスチュームが人々の心をつかんだから。その結果としてそれぞれの国へなにがしかの貢献になったはず。一方で同じレベルで日本の選手を紹介した海外のメディアやSNSはほとんどないだろう。たかが服のデザインの話と捉えるべきではないのだ。
次はがんばろうね。
おしまい
wassho at 18:09|Permalink│Comments(0)│
2021年09月24日
東京オリンピック開会式あれこれ その6
開会式は既に2ヶ月も前のことになってしまったが、
もう1つくらい書いても構わないかなと。
そのテーマはファッションである。
さて日本選手団の入場シーンを記憶している方も多いだろう。これを見て、いつも代わり映えのしないユニフォームだなと思ったのが今回のことを書くきっかけ。
女性用はパンツとキュロットスカートのバリエーションがある。男性用パンツもタックありとなしを選べると書いてある記事もあった。ポケットチーフは縫い付けてあるのかな? ところでベルトが白なのはセンス的にどうよ? 私なら恥ずかしいな。

こちらは1964年(昭和39年)の前回東京オリンピックの写真。
帽子を被っているのと女性はプリーツスカートという違いはあるものの、基本的には上下の配色が逆さまなだけで似たようなファッションである。
ところで、この頃はまだ軍隊調の入場行進だがレディーファーストだったんだね。
過去の大会を遡って調べてみると、
写真上の2016年リオデジャネイロと、下の2012年ロンドンはほとんど同じ。
2008年の北京では日の丸カラーから脱却している。
日本選手のユニフォームの変遷を書くつもりではなかったのに、
乗りかかった船であれこれ調べてしまった(^^ゞ
1968年メキシコ大会 男女で上下の配色が逆。
1972年ミュンヘン大会 ミニスカート!(^_^)
1976年モントリオール大会
1980年のモスクワ大会はボイコット。
1984年ロサンゼルス大会
1988年ソウル大会 なぜか集合写真が見当たらず。これは旗手の小谷実可子。
1964年の東京から1988年のソウルまで、基本的に日の丸をモチーフとした赤白のブレザー&ボトムというワンパターンを続けてきた日本のユニフォーム。しかし1992年のバルセロナからはようやくデザインに目覚めたようである。
1992年バルセロナ大会
単純に日の丸カラーで上下を分けるのではなく、白いスーツに部分的に赤で差し色を施すという手法はお見事。また背中に日の丸そのものを持ってきたのもグッドジョブ!
デザイナーは森英恵。ミセスファッション分野の人でクリエイティブなイメージはあまりなかったし、この時点で既に60歳代後半だったが、日本のファッションデザインを切り開いてきた実力は伊達じゃなかった。
1996年アトランタ大会
デザイナーは芦田淳。大御所ではあるけれど超コンサバ畑の人。どう考えたって人選を間違えている。案の定、またありきたりなブレザースタイルに戻ってしまった。赤とグレーの組み合わせは悪くないはずなのに、なぜか赤を着ていても地味な印象。
2000年シドニー大会
オリンピック関係者の間では「シドニーの悲劇」と呼ばれているらしい(^^ゞ 紺スーツの上にレインボウなマントを羽織っての登場。
今もそうだがオリンピックのユニフォームは開会前に披露されるのが通例。しかしこの時のJOC(日本オリンピック委員会)は、このデザインに絶対の自信を持ち、かつ当日のインパクトを狙って事前の発表をしなかった。
それで開会式が始まるや非難の嵐!抗議の電話が鳴り止まず! (まだネットは今ほど普及していなかった) というわけでこれを誰がデザインしたのかは未だに秘匿されている(^^ゞ
ちなみにマントの下が白くてもっとカジュアルな服装だったら、そんなに悪くなかったのでは?という気もする。
2004年アテネ大会
日本のオリンピック史上で最高にキュートなユニフォーム。プリントによる柄物というのもユニフォームとしては新鮮。デザイナーは高田賢三。
ただしキュートなデザインは女性選手だけ(^^ゞ もっとも白いユニフォーム&白地に柄物のユニフォームでチーム全体としてのバランスを取ったのかも知れない。すべて柄物じゃクドかっただろう。
このアテネの次が先に紹介した2008年の北京。そしてロンドン、リオデジャネイロ、今回の東京オリンピックへと続く。というわけでユニフォームに著名デザイナーを起用したのは、2004年の高田賢三が今のところ最後になっている。
なお1964年の東京大会以前も調べてみたのだが、写真が白黒なのでユニフォームが日の丸カラーなのか確認できず。白黒だと赤も紺も同じように写る。
1952年 ヘルシンキ大会 第二次世界大戦後に日本が参加したのはこの大会から。
1956年 メルボルン大会
1960年 ローマ大会
それではと、白黒写真をAIによってカラー化するというプログラムをいくつか試してみた。どれもブレザーを紺に着色するが、旗手の持つ日の丸が赤くなっていないので信憑性は今ひとつ。
最後におまけとして、日本が初めてオリンピックに参加した1912年(明治45年/大正元年)ストックホルム大会の入場行進。参加した選手は2名で、旗手ともう1名は日の丸に隠れているが、おそらくは競技本番用のスポーツウエアを着用している。また後ろの役員はモーニングコートにシルクハットの正装。時代を感じるね。
戦後初参加の1952年メルボルンから今回の2020年東京まで、17大会ののユニフォームを並べてみて、とりあえずわかったのは、
上下色違いのブレザー&ボトムが13回。
13回のうち日の丸カラーでの配色が9回(ただし残り4大会のうち2つは色が不明)。
9回のうち上着が赤が7回、上着が白が1回。
メキシコ大会のみ男性の上着が赤で、女性が白という配色。
1996年アトランタまでは帽子(男性は主にハット)が組み合わされていた。
2004年のアトランタでのみ帽子が復活するが、役員は無帽、女子選手はソフトハット、
男子選手はキャップなので、1996年までのフォーマル感を演出するための帽子とは
意味合いが異なる。
2000年シドニーまで男性の選手&役員はネクタイをしていた。その後はノーネクタイ
となる。前回2016年リオデジャネイロで復活したが、今回の東京では再び
ノーネクタイに戻った。
1996年のアトランタまで女子選手のユニフォームにはショルダーバッグが組み合わ
されていた(ただし1988年のソウルは未確認)。
服とは関係ないが、1970年代まで男性選手と女性選手の身長差がとても大きい
ように感じる。また(年配の)役員達はさらに背が低い。
ーーーあたりかな。もっと大きな写真、様々な角度から撮った写真があればもう少し詳しく観察できるのだが。
さて結論としては、日本のユニフォームはいくつかの例外を除き「スタイルはスポーティーでフォーマル感もあるから、いつものブレザースタイルでエエヤロ」「色は日の丸カラーの赤と白を使うのが慣例やからそれでエエヤロ、色的にもスタジアムで目立つし」と無難な選択を続けてきたことがわかる。オリンピックの場において、ファッションでも日本をアピールしようとの気概はないに等しい。まあ「シドニーの悲劇」がトラウマになっているのかも知れないが(^^ゞ
しかし、もう少しはがんばってもらいたい、そのためにはというのが次回で述べる話。
途中で書いたように、日本のユニフォームの変遷とはほとんど関係ないが。
ーーー続く
もう1つくらい書いても構わないかなと。
そのテーマはファッションである。
さて日本選手団の入場シーンを記憶している方も多いだろう。これを見て、いつも代わり映えのしないユニフォームだなと思ったのが今回のことを書くきっかけ。
女性用はパンツとキュロットスカートのバリエーションがある。男性用パンツもタックありとなしを選べると書いてある記事もあった。ポケットチーフは縫い付けてあるのかな? ところでベルトが白なのはセンス的にどうよ? 私なら恥ずかしいな。

こちらは1964年(昭和39年)の前回東京オリンピックの写真。
帽子を被っているのと女性はプリーツスカートという違いはあるものの、基本的には上下の配色が逆さまなだけで似たようなファッションである。
ところで、この頃はまだ軍隊調の入場行進だがレディーファーストだったんだね。
過去の大会を遡って調べてみると、
写真上の2016年リオデジャネイロと、下の2012年ロンドンはほとんど同じ。
2008年の北京では日の丸カラーから脱却している。
日本選手のユニフォームの変遷を書くつもりではなかったのに、
乗りかかった船であれこれ調べてしまった(^^ゞ
1968年メキシコ大会 男女で上下の配色が逆。
1972年ミュンヘン大会 ミニスカート!(^_^)
1976年モントリオール大会
1980年のモスクワ大会はボイコット。
1984年ロサンゼルス大会
1988年ソウル大会 なぜか集合写真が見当たらず。これは旗手の小谷実可子。
1964年の東京から1988年のソウルまで、基本的に日の丸をモチーフとした赤白のブレザー&ボトムというワンパターンを続けてきた日本のユニフォーム。しかし1992年のバルセロナからはようやくデザインに目覚めたようである。
1992年バルセロナ大会
単純に日の丸カラーで上下を分けるのではなく、白いスーツに部分的に赤で差し色を施すという手法はお見事。また背中に日の丸そのものを持ってきたのもグッドジョブ!
デザイナーは森英恵。ミセスファッション分野の人でクリエイティブなイメージはあまりなかったし、この時点で既に60歳代後半だったが、日本のファッションデザインを切り開いてきた実力は伊達じゃなかった。
1996年アトランタ大会
デザイナーは芦田淳。大御所ではあるけれど超コンサバ畑の人。どう考えたって人選を間違えている。案の定、またありきたりなブレザースタイルに戻ってしまった。赤とグレーの組み合わせは悪くないはずなのに、なぜか赤を着ていても地味な印象。
2000年シドニー大会
オリンピック関係者の間では「シドニーの悲劇」と呼ばれているらしい(^^ゞ 紺スーツの上にレインボウなマントを羽織っての登場。
今もそうだがオリンピックのユニフォームは開会前に披露されるのが通例。しかしこの時のJOC(日本オリンピック委員会)は、このデザインに絶対の自信を持ち、かつ当日のインパクトを狙って事前の発表をしなかった。
それで開会式が始まるや非難の嵐!抗議の電話が鳴り止まず! (まだネットは今ほど普及していなかった) というわけでこれを誰がデザインしたのかは未だに秘匿されている(^^ゞ
ちなみにマントの下が白くてもっとカジュアルな服装だったら、そんなに悪くなかったのでは?という気もする。
2004年アテネ大会
日本のオリンピック史上で最高にキュートなユニフォーム。プリントによる柄物というのもユニフォームとしては新鮮。デザイナーは高田賢三。
ただしキュートなデザインは女性選手だけ(^^ゞ もっとも白いユニフォーム&白地に柄物のユニフォームでチーム全体としてのバランスを取ったのかも知れない。すべて柄物じゃクドかっただろう。
このアテネの次が先に紹介した2008年の北京。そしてロンドン、リオデジャネイロ、今回の東京オリンピックへと続く。というわけでユニフォームに著名デザイナーを起用したのは、2004年の高田賢三が今のところ最後になっている。
なお1964年の東京大会以前も調べてみたのだが、写真が白黒なのでユニフォームが日の丸カラーなのか確認できず。白黒だと赤も紺も同じように写る。
1952年 ヘルシンキ大会 第二次世界大戦後に日本が参加したのはこの大会から。
1956年 メルボルン大会
1960年 ローマ大会
それではと、白黒写真をAIによってカラー化するというプログラムをいくつか試してみた。どれもブレザーを紺に着色するが、旗手の持つ日の丸が赤くなっていないので信憑性は今ひとつ。
最後におまけとして、日本が初めてオリンピックに参加した1912年(明治45年/大正元年)ストックホルム大会の入場行進。参加した選手は2名で、旗手ともう1名は日の丸に隠れているが、おそらくは競技本番用のスポーツウエアを着用している。また後ろの役員はモーニングコートにシルクハットの正装。時代を感じるね。
戦後初参加の1952年メルボルンから今回の2020年東京まで、17大会ののユニフォームを並べてみて、とりあえずわかったのは、
上下色違いのブレザー&ボトムが13回。
13回のうち日の丸カラーでの配色が9回(ただし残り4大会のうち2つは色が不明)。
9回のうち上着が赤が7回、上着が白が1回。
メキシコ大会のみ男性の上着が赤で、女性が白という配色。
1996年アトランタまでは帽子(男性は主にハット)が組み合わされていた。
2004年のアトランタでのみ帽子が復活するが、役員は無帽、女子選手はソフトハット、
男子選手はキャップなので、1996年までのフォーマル感を演出するための帽子とは
意味合いが異なる。
2000年シドニーまで男性の選手&役員はネクタイをしていた。その後はノーネクタイ
となる。前回2016年リオデジャネイロで復活したが、今回の東京では再び
ノーネクタイに戻った。
1996年のアトランタまで女子選手のユニフォームにはショルダーバッグが組み合わ
されていた(ただし1988年のソウルは未確認)。
服とは関係ないが、1970年代まで男性選手と女性選手の身長差がとても大きい
ように感じる。また(年配の)役員達はさらに背が低い。
ーーーあたりかな。もっと大きな写真、様々な角度から撮った写真があればもう少し詳しく観察できるのだが。
さて結論としては、日本のユニフォームはいくつかの例外を除き「スタイルはスポーティーでフォーマル感もあるから、いつものブレザースタイルでエエヤロ」「色は日の丸カラーの赤と白を使うのが慣例やからそれでエエヤロ、色的にもスタジアムで目立つし」と無難な選択を続けてきたことがわかる。オリンピックの場において、ファッションでも日本をアピールしようとの気概はないに等しい。まあ「シドニーの悲劇」がトラウマになっているのかも知れないが(^^ゞ
しかし、もう少しはがんばってもらいたい、そのためにはというのが次回で述べる話。
途中で書いたように、日本のユニフォームの変遷とはほとんど関係ないが。
ーーー続く
wassho at 23:27|Permalink│Comments(0)│
2021年09月20日
東京オリンピック開会式あれこれ その5
前回に予告したのは、開会式を誰が企画演出したとしても、おそらく私は満足しなかっただろうという話。それは「その2」で書いた内容と少し被る。
オリンピックの開会式は
選手の入場行進
国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
の3要素で構成されていた。そしていつの頃からか、その前座にショーというか各種の出し物が催されるようになり、やがてそれが第4の要素として定着する。
そのショーで断トツだったのは「その2」にも記した1984年のロサンゼルスオリンピックでの空飛ぶロケットマンだと思う。
2012年のロンドンオリンピックでは開会式に出席するためエリザベス女王が、エスコート役のジェームス・ボンドを伴ってヘリからパラシュートで飛び降りた(もちろん代役のスタントマン)。ただアイデアとしてはシビれたが、スタジアムに着地せずリアルさに欠けたのが残念。
さて過去の開会式内容をすべて調べるのはたいへんなので、あくまで記憶に頼った話になるが、1984年のロサンゼルスオリンピックの頃、ショーというのは前述の開会式3要素を盛り上げるための「余興」だったと思う。だから別にロケットマンが空を飛ぶことに意味などない。観客をビックリさせてやろう、そしてその勢いを開会式につなげようという目的だったはず。
しかし、やがてショーは余興から主要プログラムに昇格し、それに割かれる時間も長くなる。ひょっとしたらそれは放映権を握るテレビ局の意向が働いたのかも知れない(放送時間が長くなればCMもたくさん流せる)。
そしてショーの時間が長くなれば一発芸だけでは済まなくなり、ショー単独での意味合いやストーリーを持った構成にならざるを得ない。そして、そういうものはだんだんと複雑に難解になっていくのが世の常というもの。
ちなみに今回の式典コンセプトは日本での開催にもかかわらず、なぜか英語で表現され(和訳は提供されていない)、
オリ・パラ:開会・閉会の4式典の共通コンセプトが Moving Foward。
オリンピック開会式の単独コンセプトが United by Emotion。
となっている。意訳すれば「前向きに生きる」と「感動でつながる」というような意味。
そしてその United by Emotion には次のような解説が付いている。
【United by Emotion】
世界中の人々がコロナウイルスという脅威の中で日々を過ごし、これまでの大会と
は明らかに違う環境で迎える東京2020大会。私たちは年齢、国籍、立場など様々な
違いを持つ上に、今は同じ場所にいることも難しい状況にあります。
だからこそ、アスリートによってこれから繰り広げられる数々の挑戦を通じて、喜び
や悔しさを共に感じる瞬間を届けていきたい。そう、どんなに離れていても、言葉や
文化が違っても、スポーツには世界中の人々を感動でつなぐ力があると信じています。
それは私たち人類が普遍的に共有している、かけがえのない財産です。
あらためて「スポーツの役割」「オリンピックの価値」に気づき、これまでの日々を
共に進んできた世界中の人々への感謝と称賛や、未来への希望を感じることができる
時間をセレモニーでは目指します。人類は多種多様な違いを活かしながら、共感を
通じて連帯し、助け合って生きていくことができる。そう感じてもらえる体験になる
ことを願って。
ーーーだとさ。
そして7月23日に見せられたのが、
これらが Moving Foward と United by Emotion を表現していましたか?と問えば、
悪意が過ぎるかな(^^ゞ
さて言いたいことはショーの演目がコンセプトを表現するのに成功していたかどうかではない。とりあえず今回の開会式は忘れて、コンセプトに基づいた完璧なショーが実施されたと仮定して欲しい。
その上でである。
オリンピックという339種目ものスポーツ世界一を決める、人類が造り出せる最も素晴らしいイベントを前にして、Moving Foward だか United by Emotion か知らないが、そんな訳のわからない「意識高い系」なテーマに基づいた、小難しい出し物を長々と見たいかということ。
私はまったく見たいとは思わない。
そんなものよりも例えばの話、ロケットマンでも飛んできて、何ならブルーインパルスがスタジアム上空で旋回するだけでもいいけれど、ウォーと叫んで盛り上がりながら、自国での予選を勝ち上がりはるばる日本までやってきた選手達が、目の前で入場行進を果たす晴れ姿に声援を送りたい。それが正しい開会式の楽しみ方というものである。
開会式のショー演目で、これに勝っているものあった?
つまり入場行進という最強のコンテンツが控えているのだから、開会式のショーは意識高い系なアーティストごっこはやめて、会場を盛り上げる余興に徹するべし・戻るべしというのが私の考え。つまり開会式とは?というソモソモ論からの発想。だから現状の価値観で制作されたショーなら、内容にかかわらず満足しないと前回に書いたのである。
なお今回のショーは入場行進の前後で1時間ほど費やされたと思うが、余興なら15分もあれば充分ではないか。回を重ねる毎に参加選手は増えて入場行進に時間が掛かるし、お偉いさんの話は長いし(^^ゞ
もちろん時間が短くなれば必要な費用も少なくなる。今回のオリ・パラ:開会・閉会の4式典には165億円が投じられたとされる。あの程度の出し物で、どうしてそんなに掛かるのか不思議。まあアベノマスクの260億円よりは安かったが(/o\)
こんな意見が通るとはまったく思っていないけれど、
開会式で原点に戻って一番考え直すべきことはーーーという話でした。
ーーーコロッと話題を変え「東京オリンピック開会式あれこれ」はまだ続く(^^ゞ
オリンピックの開会式は
選手の入場行進
国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
の3要素で構成されていた。そしていつの頃からか、その前座にショーというか各種の出し物が催されるようになり、やがてそれが第4の要素として定着する。
そのショーで断トツだったのは「その2」にも記した1984年のロサンゼルスオリンピックでの空飛ぶロケットマンだと思う。
2012年のロンドンオリンピックでは開会式に出席するためエリザベス女王が、エスコート役のジェームス・ボンドを伴ってヘリからパラシュートで飛び降りた(もちろん代役のスタントマン)。ただアイデアとしてはシビれたが、スタジアムに着地せずリアルさに欠けたのが残念。
さて過去の開会式内容をすべて調べるのはたいへんなので、あくまで記憶に頼った話になるが、1984年のロサンゼルスオリンピックの頃、ショーというのは前述の開会式3要素を盛り上げるための「余興」だったと思う。だから別にロケットマンが空を飛ぶことに意味などない。観客をビックリさせてやろう、そしてその勢いを開会式につなげようという目的だったはず。
しかし、やがてショーは余興から主要プログラムに昇格し、それに割かれる時間も長くなる。ひょっとしたらそれは放映権を握るテレビ局の意向が働いたのかも知れない(放送時間が長くなればCMもたくさん流せる)。
そしてショーの時間が長くなれば一発芸だけでは済まなくなり、ショー単独での意味合いやストーリーを持った構成にならざるを得ない。そして、そういうものはだんだんと複雑に難解になっていくのが世の常というもの。
ちなみに今回の式典コンセプトは日本での開催にもかかわらず、なぜか英語で表現され(和訳は提供されていない)、
オリ・パラ:開会・閉会の4式典の共通コンセプトが Moving Foward。
オリンピック開会式の単独コンセプトが United by Emotion。
となっている。意訳すれば「前向きに生きる」と「感動でつながる」というような意味。
そしてその United by Emotion には次のような解説が付いている。
【United by Emotion】
世界中の人々がコロナウイルスという脅威の中で日々を過ごし、これまでの大会と
は明らかに違う環境で迎える東京2020大会。私たちは年齢、国籍、立場など様々な
違いを持つ上に、今は同じ場所にいることも難しい状況にあります。
だからこそ、アスリートによってこれから繰り広げられる数々の挑戦を通じて、喜び
や悔しさを共に感じる瞬間を届けていきたい。そう、どんなに離れていても、言葉や
文化が違っても、スポーツには世界中の人々を感動でつなぐ力があると信じています。
それは私たち人類が普遍的に共有している、かけがえのない財産です。
あらためて「スポーツの役割」「オリンピックの価値」に気づき、これまでの日々を
共に進んできた世界中の人々への感謝と称賛や、未来への希望を感じることができる
時間をセレモニーでは目指します。人類は多種多様な違いを活かしながら、共感を
通じて連帯し、助け合って生きていくことができる。そう感じてもらえる体験になる
ことを願って。
ーーーだとさ。
そして7月23日に見せられたのが、
これらが Moving Foward と United by Emotion を表現していましたか?と問えば、
悪意が過ぎるかな(^^ゞ
さて言いたいことはショーの演目がコンセプトを表現するのに成功していたかどうかではない。とりあえず今回の開会式は忘れて、コンセプトに基づいた完璧なショーが実施されたと仮定して欲しい。
その上でである。
オリンピックという339種目ものスポーツ世界一を決める、人類が造り出せる最も素晴らしいイベントを前にして、Moving Foward だか United by Emotion か知らないが、そんな訳のわからない「意識高い系」なテーマに基づいた、小難しい出し物を長々と見たいかということ。
私はまったく見たいとは思わない。
そんなものよりも例えばの話、ロケットマンでも飛んできて、何ならブルーインパルスがスタジアム上空で旋回するだけでもいいけれど、ウォーと叫んで盛り上がりながら、自国での予選を勝ち上がりはるばる日本までやってきた選手達が、目の前で入場行進を果たす晴れ姿に声援を送りたい。それが正しい開会式の楽しみ方というものである。
開会式のショー演目で、これに勝っているものあった?
つまり入場行進という最強のコンテンツが控えているのだから、開会式のショーは意識高い系なアーティストごっこはやめて、会場を盛り上げる余興に徹するべし・戻るべしというのが私の考え。つまり開会式とは?というソモソモ論からの発想。だから現状の価値観で制作されたショーなら、内容にかかわらず満足しないと前回に書いたのである。
なお今回のショーは入場行進の前後で1時間ほど費やされたと思うが、余興なら15分もあれば充分ではないか。回を重ねる毎に参加選手は増えて入場行進に時間が掛かるし、お偉いさんの話は長いし(^^ゞ
もちろん時間が短くなれば必要な費用も少なくなる。今回のオリ・パラ:開会・閉会の4式典には165億円が投じられたとされる。あの程度の出し物で、どうしてそんなに掛かるのか不思議。まあアベノマスクの260億円よりは安かったが(/o\)
こんな意見が通るとはまったく思っていないけれど、
開会式で原点に戻って一番考え直すべきことはーーーという話でした。
ーーーコロッと話題を変え「東京オリンピック開会式あれこれ」はまだ続く(^^ゞ
wassho at 16:38|Permalink│Comments(0)│
2021年09月18日
東京オリンピック開会式あれこれ その4
パラリンピックも終わって既に2週間ほどが経ち、
もうオリ・パラの話題はほとんど聞かなくなってきた。
では、そろそろオリンピック開会式の話の続きでも書きますか(^^ゞ
何を今さら感あるあるだけれど、文末に「ーーー続く」と書いてそのままになっていたし。
それらのエントリーはこちらから。
東京オリンピック開会式あれこれ その1 一番よかったこと 一番残念だったこと
東京オリンピック開会式あれこれ その2 一番惜しかったこと
東京オリンピック開会式あれこれ その3 一番改善して欲しいこと
当初の予定では「その4」から開会式の個別的な事柄について書くつもりだった。自国開催という意味では滅多にないイベントである。だからあれこれと書き残しておきたい気持ちは強い。しかし、さすがに7月23日の話を今からはちょっとアレなので(ドレ?)、少し視点を変えた開会式に対する感想を2つほど。
開会式については評価するより批判する意見のほうが圧倒的に多かった。そんな中で飛び出したのが文春砲による「幻のオリジナル開会式企画は素晴らしかった」というスクープ。
それによると、
開会式の企画はMIKIKO(ミキコ:本名は水野幹子)という人物(Wikipediaに
よれば振付師、演出家)が担当し、骨格はほぼ固まっていた。
しかしオリンピックが1年延期された際に電通の意向によってMIKIKO氏は降板させ
られ、代わりに起用されたのが電通出身のクリエイティブ・ディレクターである
佐々木宏。クリエイティブ・ディレクターの説明は難しいが、広告などの制作に
おける監督みたいなもの。
この佐々木氏によってオリジナル企画がズタズタにコピペされたのが、開会式が
ダメダメになった原因。
などと解説されていた。
もっともらしいストーリーで、あり得そうな話ではある。
今は文春オンラインの有料会員でないと閲覧できないが、スクープされた当時はMIKIKO企画のあらすじや絵コンテ(主要場面をスケッチで表現したもの)のようなものを無料で見ることができた。もちろん私も見た。「あの開会式よりは全体的にまとまっている気はするが、このレベルの資料だけじゃ善し悪しはわからないな」というのがその感想だった。
しかしネットでの反応を見ると大絶賛の嵐。「鳥肌が立った!」「これぞクールジャパン!」「脳内にある開会式の記憶をこれと置き換えたい!」「この開会式を別途実現するクラウドファンディングがあれば絶対に出資する!」などなど。
それらのコメントを読んで思ったのは、言っちゃ悪いが「大衆って操作されやすいな」ということ。大衆という言葉がキツいなら世間と置き換えてもいい。
そう思ったのは、まず文春砲の資料だけで素人に全貌が掴めるはずがないこと。別に私がわからなかったから、そう言っているのではないよ(一応これでも多少はクリエイティブ関連の仕事経験はある)。次に、あのスクープは「MIKIKO氏=善、電通や組織委員会=悪」の設定でストーリーが煽られていたこと。
私も7月23日の開会式は落第だと思っているから、いろいろと批判したくなる気持ちはわかる。それでもまんまと文春砲の印象操作に乗せられて、MIKIKO企画をまるで神のように完璧なものとして崇めるのはどうかなという気がする。
それとこれは確信しているけれど、もしMIKIKO企画で開会式が行われたとしても、やはり多くの批判が起きただろうということ。こういった企画で万人を満足させることはできないし、ネット時代になって大衆は「権威」を批判する味を覚えた。あら探しをすれば批判はいくらでも可能で、何たって悪口を言うのは楽しいもの(^^ゞ
また佐々木氏を始め過去の発言を問われて辞職あるいは解任された関係者数名と同じように、もしMIKIKO氏がそのまま責任者のポジションにいたら、あることないこと色々と書き立てられたはず。
話はそれるが、開会式がチグハグな演出になった理由の一因として、政治家がコイツを出せアイツを出せとネジ込んできたからともいわれている。前述の大絶賛されたMIKIKO企画は、まだそれらが反映される前の内容。だからそこは割り引いて評価する必要がある。もちろん彼女がどう反映させたかは未知数であるが。
なお政治家の横やりをケシカランと思う向きもあるだろうが、まあ古今東西、世の中とはそういうものだと飲み込むしかない。優秀なクリエイターというのは、それらの口出しを上手にさばき取り入れ昇華させる能力を持った人。ミケランジェロだって注文主のリクエストを無碍(むげ)には断らない。
さて感想の2つ目は、
今まで書いたのとは違う意味で、仮にMIKIKO企画が実現しても開会式には不満を持っただろうなということ。それは開会式とは?というソモソモ論が関わってくる。
ーーー続く
ところでブログに何もビジュアルがないのも寂しいから、
開会式で最もなごめたシーンと腹立ったシーンでも貼っておこう。
もうオリ・パラの話題はほとんど聞かなくなってきた。
では、そろそろオリンピック開会式の話の続きでも書きますか(^^ゞ
何を今さら感あるあるだけれど、文末に「ーーー続く」と書いてそのままになっていたし。
それらのエントリーはこちらから。
東京オリンピック開会式あれこれ その1 一番よかったこと 一番残念だったこと
東京オリンピック開会式あれこれ その2 一番惜しかったこと
東京オリンピック開会式あれこれ その3 一番改善して欲しいこと
当初の予定では「その4」から開会式の個別的な事柄について書くつもりだった。自国開催という意味では滅多にないイベントである。だからあれこれと書き残しておきたい気持ちは強い。しかし、さすがに7月23日の話を今からはちょっとアレなので(ドレ?)、少し視点を変えた開会式に対する感想を2つほど。
開会式については評価するより批判する意見のほうが圧倒的に多かった。そんな中で飛び出したのが文春砲による「幻のオリジナル開会式企画は素晴らしかった」というスクープ。
それによると、
開会式の企画はMIKIKO(ミキコ:本名は水野幹子)という人物(Wikipediaに
よれば振付師、演出家)が担当し、骨格はほぼ固まっていた。
しかしオリンピックが1年延期された際に電通の意向によってMIKIKO氏は降板させ
られ、代わりに起用されたのが電通出身のクリエイティブ・ディレクターである
佐々木宏。クリエイティブ・ディレクターの説明は難しいが、広告などの制作に
おける監督みたいなもの。
この佐々木氏によってオリジナル企画がズタズタにコピペされたのが、開会式が
ダメダメになった原因。
などと解説されていた。
もっともらしいストーリーで、あり得そうな話ではある。
今は文春オンラインの有料会員でないと閲覧できないが、スクープされた当時はMIKIKO企画のあらすじや絵コンテ(主要場面をスケッチで表現したもの)のようなものを無料で見ることができた。もちろん私も見た。「あの開会式よりは全体的にまとまっている気はするが、このレベルの資料だけじゃ善し悪しはわからないな」というのがその感想だった。
しかしネットでの反応を見ると大絶賛の嵐。「鳥肌が立った!」「これぞクールジャパン!」「脳内にある開会式の記憶をこれと置き換えたい!」「この開会式を別途実現するクラウドファンディングがあれば絶対に出資する!」などなど。
それらのコメントを読んで思ったのは、言っちゃ悪いが「大衆って操作されやすいな」ということ。大衆という言葉がキツいなら世間と置き換えてもいい。
そう思ったのは、まず文春砲の資料だけで素人に全貌が掴めるはずがないこと。別に私がわからなかったから、そう言っているのではないよ(一応これでも多少はクリエイティブ関連の仕事経験はある)。次に、あのスクープは「MIKIKO氏=善、電通や組織委員会=悪」の設定でストーリーが煽られていたこと。
私も7月23日の開会式は落第だと思っているから、いろいろと批判したくなる気持ちはわかる。それでもまんまと文春砲の印象操作に乗せられて、MIKIKO企画をまるで神のように完璧なものとして崇めるのはどうかなという気がする。
それとこれは確信しているけれど、もしMIKIKO企画で開会式が行われたとしても、やはり多くの批判が起きただろうということ。こういった企画で万人を満足させることはできないし、ネット時代になって大衆は「権威」を批判する味を覚えた。あら探しをすれば批判はいくらでも可能で、何たって悪口を言うのは楽しいもの(^^ゞ
また佐々木氏を始め過去の発言を問われて辞職あるいは解任された関係者数名と同じように、もしMIKIKO氏がそのまま責任者のポジションにいたら、あることないこと色々と書き立てられたはず。
話はそれるが、開会式がチグハグな演出になった理由の一因として、政治家がコイツを出せアイツを出せとネジ込んできたからともいわれている。前述の大絶賛されたMIKIKO企画は、まだそれらが反映される前の内容。だからそこは割り引いて評価する必要がある。もちろん彼女がどう反映させたかは未知数であるが。
なお政治家の横やりをケシカランと思う向きもあるだろうが、まあ古今東西、世の中とはそういうものだと飲み込むしかない。優秀なクリエイターというのは、それらの口出しを上手にさばき取り入れ昇華させる能力を持った人。ミケランジェロだって注文主のリクエストを無碍(むげ)には断らない。
さて感想の2つ目は、
今まで書いたのとは違う意味で、仮にMIKIKO企画が実現しても開会式には不満を持っただろうなということ。それは開会式とは?というソモソモ論が関わってくる。
ーーー続く
ところでブログに何もビジュアルがないのも寂しいから、
開会式で最もなごめたシーンと腹立ったシーンでも貼っておこう。
wassho at 16:12|Permalink│Comments(0)│
2021年08月12日
メダルランキング3位の考察
7月28日に投稿したのは「メダル大国を目指すための国家戦略」という話。その時点で日本のメダルランキングはまだトップで「できれば過去最高となる3位または4位で踏みとどまって欲しいな」と願望を書いたら、なんと最終結果は3位と大健闘でメデタシ!
過去に3位(金メダルの数でカウント)となったのは、1964年の前回東京大会と1968年のメキシコ大会。あの頃の日本は高度成長時代で勢いがあったのだろう。メダルの枚数はメダルを競う種目の数が変化するから比較しても意味は無いが、とりあえず金メダルも金銀銅の総数も過去最高を記録。
金メダル:16枚(1964年東京、2004年アテネ)→今回は27枚
総数: 41枚(2016年リオデジャネイロ)→今回は58枚
新たに採用された競技のうち野球&ソフトボール、空手のメダル獲得は固かったが、スケボー、スポーツクライミング、サーフィンでもメダルを獲れたのが大きかったと思う。この5競技で獲得した金メダルは6枚で全体の1/4近くを占める。特にスケボーで金メダル3枚は予想外の成果だったのではないか。
仮にこの5競技が採用されていなかったら、日本の金メダルは21枚となり22枚のイギリスに3位の座を奪われていた(イギリスはこの5競技での金メダルはない)。そういう意味ではいろいろと不祥事・不手際が目立った大会関係者の唯一の功績が、この5競技をブッ込んだことといえばシバかれるかな(^^ゞ
もっとも3位に入れた最大の要因はロシアが振るわなかったことに助けられた面も大きい。今回はドーピング問題でROCという訳のわからない形での参加であるが、有力選手で出場できなかった人もいるのだろうか。
また7月28日に書いたようにアメリカ、ロシア、中国が強いのは別格として、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国も過去20年で一度もベスト10入りを逃していない。そして今大会でもキッチリとベスト10にランクイン。つまりオリンピックは3超大国プラス5強の構図である。
メダルランキングの上位に入る=幅広い競技で強い選手を育成しなくてはならないから、それは国力の反映みたいなもの。国力って何だ?というと漠然としてしまうが、オリンピックのメダルランキングでトップ10に入るのは強国を推定するひとつの目安とも思える。そう考えるとオーストラリアは意外とポテンシャル高いのかも。日本は今回を含めた過去6大会で4回のトップ10入りで、いってみればトップ10の常連国。そのポジションをキープし、願わくば6強にのし上がらんことを。
ところで開催国が強いのはいわゆる(ホームとアウェーの)ホーム効果だと思っていた。今回のように無観客でもホームは有利なのだろうか? それとも海外まで遠征しなくていいのが体力や気分的に楽なのか。まあ通訳がいても言葉が通じないと思うだけで肩が凝るもんな。
過去に3位(金メダルの数でカウント)となったのは、1964年の前回東京大会と1968年のメキシコ大会。あの頃の日本は高度成長時代で勢いがあったのだろう。メダルの枚数はメダルを競う種目の数が変化するから比較しても意味は無いが、とりあえず金メダルも金銀銅の総数も過去最高を記録。
金メダル:16枚(1964年東京、2004年アテネ)→今回は27枚
総数: 41枚(2016年リオデジャネイロ)→今回は58枚
新たに採用された競技のうち野球&ソフトボール、空手のメダル獲得は固かったが、スケボー、スポーツクライミング、サーフィンでもメダルを獲れたのが大きかったと思う。この5競技で獲得した金メダルは6枚で全体の1/4近くを占める。特にスケボーで金メダル3枚は予想外の成果だったのではないか。
仮にこの5競技が採用されていなかったら、日本の金メダルは21枚となり22枚のイギリスに3位の座を奪われていた(イギリスはこの5競技での金メダルはない)。そういう意味ではいろいろと不祥事・不手際が目立った大会関係者の唯一の功績が、この5競技をブッ込んだことといえばシバかれるかな(^^ゞ
もっとも3位に入れた最大の要因はロシアが振るわなかったことに助けられた面も大きい。今回はドーピング問題でROCという訳のわからない形での参加であるが、有力選手で出場できなかった人もいるのだろうか。
また7月28日に書いたようにアメリカ、ロシア、中国が強いのは別格として、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国も過去20年で一度もベスト10入りを逃していない。そして今大会でもキッチリとベスト10にランクイン。つまりオリンピックは3超大国プラス5強の構図である。
メダルランキングの上位に入る=幅広い競技で強い選手を育成しなくてはならないから、それは国力の反映みたいなもの。国力って何だ?というと漠然としてしまうが、オリンピックのメダルランキングでトップ10に入るのは強国を推定するひとつの目安とも思える。そう考えるとオーストラリアは意外とポテンシャル高いのかも。日本は今回を含めた過去6大会で4回のトップ10入りで、いってみればトップ10の常連国。そのポジションをキープし、願わくば6強にのし上がらんことを。
ところで開催国が強いのはいわゆる(ホームとアウェーの)ホーム効果だと思っていた。今回のように無観客でもホームは有利なのだろうか? それとも海外まで遠征しなくていいのが体力や気分的に楽なのか。まあ通訳がいても言葉が通じないと思うだけで肩が凝るもんな。
wassho at 07:50|Permalink│Comments(0)│
2021年08月09日
8位入賞だとは
昨日で閉会した東京オリンピック。
試合を観戦するのはもちろん、オリンピックが開かれる街の雰囲気を肌で感じて、
冥途の土産話にするつもりだったのに(^^ゞ
コロナのせいでそれらがかなわずに残念。
テレビでしか見られないのだから、どこで開催されているか関係ないようなものだが、それでもコロナで家にいる時間が長いし、もちろん時差もないから、今まででは最も長い時間オリンピックを見たかな。ついでに言うとテレビより gorin.jp でライブや録画動画を見ることのほうが多かった。
そうすると今まで気づかなかったことがあれこれ出てくる。
恥を忍んで書くが
8位までが入賞になるとは知らなかった(/o\)
以前は6位までが入賞だったはず。
いつから変わったのだ?と調べてみたら、何と1984年のロサンゼルス大会から!
世間知らずにもほどがあるゼ w(゚o゚)w
もう37年も続いていることに今さら文句を言っても仕方ないが、何となくこの8位までが入賞というのに違和感がある。それは陸上の短距離や水泳では決勝に8人または8組しか出場しないから。つまり決勝に出た時点で(失格しなければ)入賞は確定している。だから決勝でビリでも入賞であり、それってドウヨと思ってしまう。逆にマラソンなんてたくさんの選手が走るのだから15位くらいまで入賞にしてあげればいいのに。
オリンピックで入賞が6位から8位に変更されたのは1984年であるが、おそらくその頃にいろいろな大会でもそうなったのだと思う。ただし入賞枠が2つ増えた理由はネットで探しても見当たらなかった。
それとオリンピックなど国際レベルの大会が開かれる陸上競技場は9レーン、プールは10レーンあるのが標準。なのにどうして決勝に8人または8組しか出場させないのかもナゾ
一説によると陸上では準決勝で同タイムで8位が2人になった場合に備え、9名出場できるように1レーン空けてあるらしい。しかしタイムは1000分の1秒単位で計測するのに(記録として残すのは100分の1秒まで)、そんな配慮が必要なほど同着ってよく起きるのかな。さらに短距離以外のレースでは皆が最も内側のレーンを走るので、そのレーンの摩耗が進んでおり不公平を避けるために使わないという説も。
水泳の場合はプールサイドに近いレーンは波の影響を受けるから、両端のレーンは使わないともいわれる。しかし今のプールは波の反射も計算して設計されているはず。いずれにせよ陸上短距離、水泳ともに決勝に8人または8組しか出場させない明確な理由はわからず。
さらに恥を忍ぶとブログではレーンと書いているが、心の中ではついコースと呼んでしまう昭和な人間である。これもどこかで名称に関する規約の変更があったのだろう。またゼッケンはナンバーカード、ゴールはフィニッシュというのが現在のスタンダードらしい。
いくつになっても勉強できてうれしいな(^^ゞ
試合を観戦するのはもちろん、オリンピックが開かれる街の雰囲気を肌で感じて、
冥途の土産話にするつもりだったのに(^^ゞ
コロナのせいでそれらがかなわずに残念。
テレビでしか見られないのだから、どこで開催されているか関係ないようなものだが、それでもコロナで家にいる時間が長いし、もちろん時差もないから、今まででは最も長い時間オリンピックを見たかな。ついでに言うとテレビより gorin.jp でライブや録画動画を見ることのほうが多かった。
そうすると今まで気づかなかったことがあれこれ出てくる。
恥を忍んで書くが
8位までが入賞になるとは知らなかった(/o\)
以前は6位までが入賞だったはず。
いつから変わったのだ?と調べてみたら、何と1984年のロサンゼルス大会から!
世間知らずにもほどがあるゼ w(゚o゚)w
もう37年も続いていることに今さら文句を言っても仕方ないが、何となくこの8位までが入賞というのに違和感がある。それは陸上の短距離や水泳では決勝に8人または8組しか出場しないから。つまり決勝に出た時点で(失格しなければ)入賞は確定している。だから決勝でビリでも入賞であり、それってドウヨと思ってしまう。逆にマラソンなんてたくさんの選手が走るのだから15位くらいまで入賞にしてあげればいいのに。
オリンピックで入賞が6位から8位に変更されたのは1984年であるが、おそらくその頃にいろいろな大会でもそうなったのだと思う。ただし入賞枠が2つ増えた理由はネットで探しても見当たらなかった。
それとオリンピックなど国際レベルの大会が開かれる陸上競技場は9レーン、プールは10レーンあるのが標準。なのにどうして決勝に8人または8組しか出場させないのかもナゾ
一説によると陸上では準決勝で同タイムで8位が2人になった場合に備え、9名出場できるように1レーン空けてあるらしい。しかしタイムは1000分の1秒単位で計測するのに(記録として残すのは100分の1秒まで)、そんな配慮が必要なほど同着ってよく起きるのかな。さらに短距離以外のレースでは皆が最も内側のレーンを走るので、そのレーンの摩耗が進んでおり不公平を避けるために使わないという説も。
水泳の場合はプールサイドに近いレーンは波の影響を受けるから、両端のレーンは使わないともいわれる。しかし今のプールは波の反射も計算して設計されているはず。いずれにせよ陸上短距離、水泳ともに決勝に8人または8組しか出場させない明確な理由はわからず。
さらに恥を忍ぶとブログではレーンと書いているが、心の中ではついコースと呼んでしまう昭和な人間である。これもどこかで名称に関する規約の変更があったのだろう。またゼッケンはナンバーカード、ゴールはフィニッシュというのが現在のスタンダードらしい。
いくつになっても勉強できてうれしいな(^^ゞ
wassho at 23:17|Permalink│Comments(0)│
2021年07月28日
オリンピックでメダル大国を目指すための国家戦略
下の表は過去5大会の国別メダル獲得数である。
ランキングは金メダルが基準になっている。
日本がベスト10に入ったのは3回。最高はアテネ大会の5位。200ほどの国が参加するのだからこれは立派な成績ではあるが、もう少しがんばりたいところ。アメリカ、ロシア、中国が強いのはまあそうだとして、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国だって一度もベスト10入りを逃していない。まずはそのレベルに上がりたいもの。
オリンピックでそれぞれのスポーツは競技>種別>種目という3つのヒエラルキーで区分されている。まずは大分類である「競技」というレベルで33区分。これは陸上やサッカーといったスポーツの種類そのもの。
そして、いくつかの「競技」は中分類の「種別」を持っている。
<水泳の種別>
競泳、マラソンスイミング、飛び込み、水球、
アーティスティックスイミング※2017年にシンクロナイズドスイミングから名称変更
<バレーボールの種別>
バレーボール、ビーチバレーボール
<体操の種別>
体操、新体操、トランポリン
<バスケットボールの種別>
バスケットボール、3x3
<レスリングの種別>
フリースタイル、グレコローマンスタイル
<自転車の種別>
トラック、ロード、マウンテンバイク、BMXレーシング、BMXフリースタイル
<馬術の種別>
障害馬術、馬場馬術、総合馬術
<射撃の種別>
ライフル射撃、クレー射撃
<カヌーの種別>
スプリント、スラローム
<空手の種別>
形、組み手
種別を持つ競技は10で、種別の合計は28となる。
競技と種別までがスポーツのジャンル分けだと考えると、
競技33+種別28−競技と種別の重複10=51
だからオリンピックは51種類のスポーツが集まった大会といえる。もっとも陸上競技には種別がなく100m走もマラソンもハンマー投げも種目なのに、なぜレスリングはフリーとグレコローマンで種別に分けられているのかなど、この区分けには多少の疑問もあるが。
例によって前振りが長かったけれど(^^ゞ
ここからが本題。
競技または種別の下位にくるのが「種目」。
陸上競技を例に列挙すると
100m 走高跳
200m 棒高跳
400m 走幅跳
800m 三段跳
1,500m 砲丸投
5,000m 円盤投
10,000m ハンマー投
マラソン やり投げ
10種/7種
110mハードル/100mハードル
400mハードル
3,000m障害
20km競歩
50km競歩
4×100mリレー
4×400mリレー
ここに上げたのは24項目であるが、それぞれに男女があり、ただし女子には50km競歩が無く、また4×400mリレーは男女混合もあるので24×2−1+1=48が陸上競技の種目である。
そして33競技すべての種目を合計すると339種目になる。つまり東京オリンピックは339枚の金メダルを目指して争っている大会。もちろん団体競技があるから金メダリストの人数はそれ以上になる。
さて種目の多い競技ベスト10を上げると、
水泳 49種目
陸上 48種目
自転車 22種目
体操 18種目
レスリング 18種目
カヌー 16種目
柔道 15種目
射撃 15種目
ボート 14種目
重量挙げ 14種目
と水泳と陸上が断トツに多いことがわかる。だからこの2つの競技を強化することがメダル獲得競争のポイントである。また日本が発祥の柔道も種目が多いから、これは日本のメダル獲得に有利に働いている。
そしてマイナー競技である自転車、カヌー、射撃、ボートの種目数が多いことに着目すべき。すなわちこれらの競技を国内でもっと盛んにする=強い選手を育成することが、国家としてメダル獲得競争への戦略的対応となる。あくまで比較として書いておくと、例えばサッカーなら団体競技で男子・女子の2種目なので、メダルは最大で金銀銅のどれか2枚しか取れない。
メダルを取れる可能性がとても高い野球とソフトボールが、次のオリンピックから外れてしまうのは日本にとって痛手。関係者は今後も日本が強い競技が採用されるよう、あるいは日本が強い競技の種目が増えるように画策すべき。あるいは逆に日本がほとんど勝てない競技、例えば射撃なら「銃被害社会を助長する」とかナンクセをつけて、オリンピックから排除できればメダル獲得競争で日本には有利に働く。えっ、そんなのはスポーツマンシップにもとるって? いやこれは政治マターだからキタナイこと何でもありなのよ(^^ゞ
それは冗談としてガンバレ・ガンバレだけではメダル大国になれないので、スポーツ行政関係者はそのあたりのところをよろしく。
ところで本日は大会5日目、つまりは会期の1/3ほどが経過した時点であるが、
出だし順調な日本は国別ランキングでなんとトップ\(^o^)/
できれば過去最高となる3位または4位で踏みとどまって欲しいな。
各国のメダル獲得数
7月28日午後8時30分現在
ランキングは金メダルが基準になっている。
日本がベスト10に入ったのは3回。最高はアテネ大会の5位。200ほどの国が参加するのだからこれは立派な成績ではあるが、もう少しがんばりたいところ。アメリカ、ロシア、中国が強いのはまあそうだとして、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国だって一度もベスト10入りを逃していない。まずはそのレベルに上がりたいもの。
オリンピックでそれぞれのスポーツは競技>種別>種目という3つのヒエラルキーで区分されている。まずは大分類である「競技」というレベルで33区分。これは陸上やサッカーといったスポーツの種類そのもの。
そして、いくつかの「競技」は中分類の「種別」を持っている。
<水泳の種別>
競泳、マラソンスイミング、飛び込み、水球、
アーティスティックスイミング※2017年にシンクロナイズドスイミングから名称変更
<バレーボールの種別>
バレーボール、ビーチバレーボール
<体操の種別>
体操、新体操、トランポリン
<バスケットボールの種別>
バスケットボール、3x3
<レスリングの種別>
フリースタイル、グレコローマンスタイル
<自転車の種別>
トラック、ロード、マウンテンバイク、BMXレーシング、BMXフリースタイル
<馬術の種別>
障害馬術、馬場馬術、総合馬術
<射撃の種別>
ライフル射撃、クレー射撃
<カヌーの種別>
スプリント、スラローム
<空手の種別>
形、組み手
種別を持つ競技は10で、種別の合計は28となる。
競技と種別までがスポーツのジャンル分けだと考えると、
競技33+種別28−競技と種別の重複10=51
だからオリンピックは51種類のスポーツが集まった大会といえる。もっとも陸上競技には種別がなく100m走もマラソンもハンマー投げも種目なのに、なぜレスリングはフリーとグレコローマンで種別に分けられているのかなど、この区分けには多少の疑問もあるが。
例によって前振りが長かったけれど(^^ゞ
ここからが本題。
競技または種別の下位にくるのが「種目」。
陸上競技を例に列挙すると
100m 走高跳
200m 棒高跳
400m 走幅跳
800m 三段跳
1,500m 砲丸投
5,000m 円盤投
10,000m ハンマー投
マラソン やり投げ
10種/7種
110mハードル/100mハードル
400mハードル
3,000m障害
20km競歩
50km競歩
4×100mリレー
4×400mリレー
ここに上げたのは24項目であるが、それぞれに男女があり、ただし女子には50km競歩が無く、また4×400mリレーは男女混合もあるので24×2−1+1=48が陸上競技の種目である。
そして33競技すべての種目を合計すると339種目になる。つまり東京オリンピックは339枚の金メダルを目指して争っている大会。もちろん団体競技があるから金メダリストの人数はそれ以上になる。
さて種目の多い競技ベスト10を上げると、
水泳 49種目
陸上 48種目
自転車 22種目
体操 18種目
レスリング 18種目
カヌー 16種目
柔道 15種目
射撃 15種目
ボート 14種目
重量挙げ 14種目
と水泳と陸上が断トツに多いことがわかる。だからこの2つの競技を強化することがメダル獲得競争のポイントである。また日本が発祥の柔道も種目が多いから、これは日本のメダル獲得に有利に働いている。
そしてマイナー競技である自転車、カヌー、射撃、ボートの種目数が多いことに着目すべき。すなわちこれらの競技を国内でもっと盛んにする=強い選手を育成することが、国家としてメダル獲得競争への戦略的対応となる。あくまで比較として書いておくと、例えばサッカーなら団体競技で男子・女子の2種目なので、メダルは最大で金銀銅のどれか2枚しか取れない。
メダルを取れる可能性がとても高い野球とソフトボールが、次のオリンピックから外れてしまうのは日本にとって痛手。関係者は今後も日本が強い競技が採用されるよう、あるいは日本が強い競技の種目が増えるように画策すべき。あるいは逆に日本がほとんど勝てない競技、例えば射撃なら「銃被害社会を助長する」とかナンクセをつけて、オリンピックから排除できればメダル獲得競争で日本には有利に働く。えっ、そんなのはスポーツマンシップにもとるって? いやこれは政治マターだからキタナイこと何でもありなのよ(^^ゞ
それは冗談としてガンバレ・ガンバレだけではメダル大国になれないので、スポーツ行政関係者はそのあたりのところをよろしく。
ところで本日は大会5日目、つまりは会期の1/3ほどが経過した時点であるが、
出だし順調な日本は国別ランキングでなんとトップ\(^o^)/
できれば過去最高となる3位または4位で踏みとどまって欲しいな。
各国のメダル獲得数
7月28日午後8時30分現在
wassho at 20:39|Permalink│Comments(0)│
2021年07月27日
マイナー競技は gorin.jp で
テレビでは毎日かなりのオリンピック中継がなされているものの、やはりメジャーな競技が中心。ワールドカップや世界大会があるようなスポーツはその時にも見られるから、オリンピックではオリンピックでしか見る機会のないマイナーな競技を見たいのだが。しかしマイナーな競技=人気が無い=視聴率が稼げない=放送されないという宿命からは逃れられずーーー
でも gorin.jp というサイトをたまたま見つけた。「民放テレビ局によるインターネットでのオリンピック公式競技動画配信サイト」ということらしい。
「Live」と「動画」のメニューがありマイナーなものまでカバーしている。マウンテンバイクの競技なんて生まれて初めて見てかな。
お勧めはLiveで、何がいいかというと(マイナースポーツなら)実況や解説の音声がほとんど入っていないこと。私はスポーツ中継で解説者の押しつけがましい話を聞かされるのが嫌いなので助かる。またこのLive中継は試合と試合の間の何もないところでも映像を流しぱなしで、なんとなく現地に出かけた感を味わえる。
難点は画質があまりよくないこと。21インチのパソコンディスプレイで全面表示にするとちょっと厳しい。だからテレビには接続していない。ただし試合会場によってかなり差があるようにも思う。
ゴチャゴチャ説明するよりアクセスしてもらえればわかると思うので。
マイナー競技を見たい人は是非に。
https://www.gorin.jp/
7月30日追伸
動画はページ最後の「もっと見る」をクリックすると過去のものに遡れるが、日付が古くなるほどクリックの反応が遅くなる。次の動画一覧が表示されるまで3秒近くかかることがあるから「もうこれより古い動画は削除された」と思わないように。今のところ開会式前のソフトやサッカーの予選の動画も見られる。
でも gorin.jp というサイトをたまたま見つけた。「民放テレビ局によるインターネットでのオリンピック公式競技動画配信サイト」ということらしい。
「Live」と「動画」のメニューがありマイナーなものまでカバーしている。マウンテンバイクの競技なんて生まれて初めて見てかな。
お勧めはLiveで、何がいいかというと(マイナースポーツなら)実況や解説の音声がほとんど入っていないこと。私はスポーツ中継で解説者の押しつけがましい話を聞かされるのが嫌いなので助かる。またこのLive中継は試合と試合の間の何もないところでも映像を流しぱなしで、なんとなく現地に出かけた感を味わえる。
難点は画質があまりよくないこと。21インチのパソコンディスプレイで全面表示にするとちょっと厳しい。だからテレビには接続していない。ただし試合会場によってかなり差があるようにも思う。
ゴチャゴチャ説明するよりアクセスしてもらえればわかると思うので。
マイナー競技を見たい人は是非に。
https://www.gorin.jp/
7月30日追伸
動画はページ最後の「もっと見る」をクリックすると過去のものに遡れるが、日付が古くなるほどクリックの反応が遅くなる。次の動画一覧が表示されるまで3秒近くかかることがあるから「もうこれより古い動画は削除された」と思わないように。今のところ開会式前のソフトやサッカーの予選の動画も見られる。
wassho at 21:13|Permalink│Comments(0)│
2021年07月26日
東京オリンピック開会式あれこれ その3
スケートボードで堀米雄斗と西矢椛の両選手が金メダルを獲得!
誠にメデタシ。ただし、このストリートという種目は階段の手すりにスケボーで飛び乗って滑り降りたりするもの。それが難しいことは想像できるとしても「決まったー!」とアナウンサーが叫ぶシーンでも「どこがすごかった」のかよくわからず。ということで必然的にまったく感動・感激できなくてーーー
でも「ケッ! 昭和生まれが」と言われたくないから、
そんな気持ちは胸にしまっておくことにしよう(^^ゞ
さて開会式について
一番よかったこと
一番残念だったこと
一番惜しかったこと
を書いてきたが、今回は一番改善して欲しいことについて。
前回に書いたようにオリンピックの開会式というのは、
1 国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
2 選手の入場行進
3 式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
4 ショーというかエンタテイメントな部分
に分かれる。
23日に行われた開会式については批判的な意見が多いように思えるが、それでも開会式を観た人はそれなりに楽しめたと思う。なぜなら開会式で一番長い時間を占めるのは2の選手の入場行進であり、それが持っている本質的な価値や楽しさが、他のメニューにマイナスがあっても、かなりの部分を帳消しにしてくれるから。
逆にいえば4だけのイベントだったら暴動が起きていたかもね(^^ゞ
開会式の放送が始まって40分ほどが経ち、イマイチ盛り上がらないショーの内容に退屈しだした頃、選手の入場行進が始まった。
先頭は伝統にしたがってオリンピック発祥国のギリシャ。その次が難民選手団だった。このカテゴリーができたのは前回のリオデジャネイロから。会場ではスタンディングオベーションで彼らを迎え入れたと記憶する。今回は無観客となって声援すらないのが残念。
その後は国名のアイウエオ順でアイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アフガニスタン、アメリカ領サモア、アメリカ領ヴァージン諸島、アラブ首長国連邦、アルジェリアと続く。
国名は知っていてもほとんど馴染みのない国々の人達である。彼らの姿を見ているうちに、コロナのことはちょっと脇に置いておいて、とりあえず世界中から集まれてよかったよなあという気分になってきた。それにオリンピック出場を勝ち取った選手の晴れ姿を見ていると、こちらまでうれしくなってくる
ちなみにアンティグア・バーブーダとかギニアビサウなどの知らない国名を聞くのもオリンピック開会式の楽しみのひとつ。全部で10カ国ほどあった。多分これまでのオリンピックで聞いているはずだけれど忘れちゃっている(^^ゞ
というわけで選手が歩いているだけなのに、
下手なショーよりはるかに満足度の高いのが入場行進。ただしーーー
やっぱり長い、長すぎる
なんたって出場する国や団体は205もある。開催国としてトリを務めた日本の選手団が入場し終えたのが放送開始から2時間40分後。つまり入場行進に要した時間は2時間。いくら楽しくてもさすがに後半は飽きてくる。
先に入場し終えた選手も座り込んだり寝転がったり。
選手団が入場する間隔は基本が30秒で、大人数の選手団の場合は1分ほどを取っているようだった。仮にすべてが30秒間隔でも205選手団あるから1時間43分かかる。
入場行進の時間を短縮するには理論的に3つしか方法がない。
1)入場行進に参加できる人数を減らす。
→君は開会式に参加できませんとオニのような宣告はできない。
2)アスリートなんだから走って入場させる。
→理屈としては成立するが、どう考えても無理がある。
というわけで残る方法は1つだけ。
ほとんどの国の入場行進のスタイルはこんな感じ。
つまり隊列は縦長に伸びている。
ただし横長に隊列を組んでいる国もある。
この場合は12列縦隊くらい。(横に長いのは横隊で数えるべきだが比較のため縦隊で)
3)つまりこのように隊列を横長にすれば短い間隔で入場させられる。
日本選手団は大人数で5列縦隊なので超縦長。これは選手間で2メートルの間隔を取るというコロナ対策ルールも影響していると思われる。
アメリカと中国はともに12〜14列縦隊。
コロナルールはあまり気にしていないみたい。
アメリカなどの写真を見ると、既にかなり横長の隊列を組んでいるようにも思えるが、
それでも会場の広さを考えれば、もっと横長に展開できる。
中央に設けられたグレー色のゾーンのうち上下を人で囲まれた内側が選手が行進するところ。それを例えばグレゾーンのすべてを使うようにすれば、今の倍の25列縦隊くらいで行進できるはず。
日本の選手団は582人(競技日程の都合で開会式に参加しない選手もいるし、入場行進に加わる関係者もいるけれど、とりあえずの数字として)。これで5列縦隊だと長さは116列になるが、25列縦隊なら23列で済む。こういうふうにしてどんどんと間隔を詰めて入場行進に要する時間を短縮すべき。ほとんどの国は1列で足りるんじゃないかな。またもっと少人数で参加している国なら3〜4カ国を同時に入場させればいい。
とりあえず「目指せ、入場行進1時間以内!」で、お願いしたいかな。
ーーー続く
誠にメデタシ。ただし、このストリートという種目は階段の手すりにスケボーで飛び乗って滑り降りたりするもの。それが難しいことは想像できるとしても「決まったー!」とアナウンサーが叫ぶシーンでも「どこがすごかった」のかよくわからず。ということで必然的にまったく感動・感激できなくてーーー
でも「ケッ! 昭和生まれが」と言われたくないから、
そんな気持ちは胸にしまっておくことにしよう(^^ゞ
さて開会式について
一番よかったこと
一番残念だったこと
一番惜しかったこと
を書いてきたが、今回は一番改善して欲しいことについて。
前回に書いたようにオリンピックの開会式というのは、
1 国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
2 選手の入場行進
3 式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
4 ショーというかエンタテイメントな部分
に分かれる。
23日に行われた開会式については批判的な意見が多いように思えるが、それでも開会式を観た人はそれなりに楽しめたと思う。なぜなら開会式で一番長い時間を占めるのは2の選手の入場行進であり、それが持っている本質的な価値や楽しさが、他のメニューにマイナスがあっても、かなりの部分を帳消しにしてくれるから。
逆にいえば4だけのイベントだったら暴動が起きていたかもね(^^ゞ
開会式の放送が始まって40分ほどが経ち、イマイチ盛り上がらないショーの内容に退屈しだした頃、選手の入場行進が始まった。
先頭は伝統にしたがってオリンピック発祥国のギリシャ。その次が難民選手団だった。このカテゴリーができたのは前回のリオデジャネイロから。会場ではスタンディングオベーションで彼らを迎え入れたと記憶する。今回は無観客となって声援すらないのが残念。
その後は国名のアイウエオ順でアイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アフガニスタン、アメリカ領サモア、アメリカ領ヴァージン諸島、アラブ首長国連邦、アルジェリアと続く。
国名は知っていてもほとんど馴染みのない国々の人達である。彼らの姿を見ているうちに、コロナのことはちょっと脇に置いておいて、とりあえず世界中から集まれてよかったよなあという気分になってきた。それにオリンピック出場を勝ち取った選手の晴れ姿を見ていると、こちらまでうれしくなってくる
ちなみにアンティグア・バーブーダとかギニアビサウなどの知らない国名を聞くのもオリンピック開会式の楽しみのひとつ。全部で10カ国ほどあった。多分これまでのオリンピックで聞いているはずだけれど忘れちゃっている(^^ゞ
というわけで選手が歩いているだけなのに、
下手なショーよりはるかに満足度の高いのが入場行進。ただしーーー
やっぱり長い、長すぎる
なんたって出場する国や団体は205もある。開催国としてトリを務めた日本の選手団が入場し終えたのが放送開始から2時間40分後。つまり入場行進に要した時間は2時間。いくら楽しくてもさすがに後半は飽きてくる。
先に入場し終えた選手も座り込んだり寝転がったり。
選手団が入場する間隔は基本が30秒で、大人数の選手団の場合は1分ほどを取っているようだった。仮にすべてが30秒間隔でも205選手団あるから1時間43分かかる。
入場行進の時間を短縮するには理論的に3つしか方法がない。
1)入場行進に参加できる人数を減らす。
→君は開会式に参加できませんとオニのような宣告はできない。
2)アスリートなんだから走って入場させる。
→理屈としては成立するが、どう考えても無理がある。
というわけで残る方法は1つだけ。
ほとんどの国の入場行進のスタイルはこんな感じ。
つまり隊列は縦長に伸びている。
ただし横長に隊列を組んでいる国もある。
この場合は12列縦隊くらい。(横に長いのは横隊で数えるべきだが比較のため縦隊で)
3)つまりこのように隊列を横長にすれば短い間隔で入場させられる。
日本選手団は大人数で5列縦隊なので超縦長。これは選手間で2メートルの間隔を取るというコロナ対策ルールも影響していると思われる。
アメリカと中国はともに12〜14列縦隊。
コロナルールはあまり気にしていないみたい。
アメリカなどの写真を見ると、既にかなり横長の隊列を組んでいるようにも思えるが、
それでも会場の広さを考えれば、もっと横長に展開できる。
中央に設けられたグレー色のゾーンのうち上下を人で囲まれた内側が選手が行進するところ。それを例えばグレゾーンのすべてを使うようにすれば、今の倍の25列縦隊くらいで行進できるはず。
日本の選手団は582人(競技日程の都合で開会式に参加しない選手もいるし、入場行進に加わる関係者もいるけれど、とりあえずの数字として)。これで5列縦隊だと長さは116列になるが、25列縦隊なら23列で済む。こういうふうにしてどんどんと間隔を詰めて入場行進に要する時間を短縮すべき。ほとんどの国は1列で足りるんじゃないかな。またもっと少人数で参加している国なら3〜4カ国を同時に入場させればいい。
とりあえず「目指せ、入場行進1時間以内!」で、お願いしたいかな。
ーーー続く
wassho at 23:42|Permalink│Comments(0)│
2021年07月25日
東京オリンピック開会式あれこれ その2
前回は開会式で一番よかったことと一番残念だったことを書いたが、
今回は一番惜しかったことについて。
さて
どのオリンピックの開会式が記憶に残っているかについては、もちろん世代によるけれど、ある年齢以上なら次の2つが断トツに票を集めるだろう。というかこの2つ以外をしっかりと覚えている人はあまりいないはず。
空飛ぶロケットマンに度肝を抜かれた
1984年のロサンゼルスオリンピック。
火がついたアーチェリーでの点火に感動した
1992年のバルセロナオリンピック。
オリンピックの開会式というのは、
1 国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
2 選手の入場行進
3 式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
4 ショーというかエンタテイメントな部分
に分かれる。
1と2はあまりイジりようがないから、記憶に残る、言い換えれば評価される開会式とは3と4でレベルの高いサプライズを打ち出せるかにかかっている(ちょっとロジックが強引なのは承知の上)。
聖火の点火という狭い行為の範囲で、バルセロナ以上のサプライズを演出するのは相当に難しいかも知れない。しかしショーの内容・構成なら可能性は無限にあるわけで、37年も昔のロサンゼルスを未だに超えられないのはおかしなこと。
それはおそらくショーの企画において、いつの頃からか、サプライズよりもアーティスティックな表現だったり、あるいは問題提起を投げかけるような演出に重きをおきだしたからのように思える。クリエーターというのは観客のニーズに応えるよりも自分のやりたいことを優先しがち。それをディレクションするのがディレクターなりプロデューサーの仕事であるが、往々にしてそういう人もクリエーター上がりな訳で。そういう構造はマーケティングもエンタテイメントも同じである。
だから開会式について述べるならば、個々の演目のアーダコーダよりも、まず全体としてピントがずれていたという感想が先に出てしまう。
しかしそれでも今回は、その大切なサプライズに関して惜しいところもあったのである。
それは国立競技場の上空に浮かんだこの球体。もうほとんどの人は、これが多数のドローンに搭載されたライトによるものだと知っているだろう。その数なんと1842台
かなりの大きさである。
少し調べたが直径などの情報は得られなかった。
最初はこういう形というか光り方から変形していったのであるが、アナウンサーから解説があるまでドローンだとは思っていなかった。気球をプロジェクションマッピングのように照らしているのかなと。
なんたって1週間ほど前には、こんな巨大な顔アートがオリンピックの前座として登場していたわけで(^^ゞ ところでこの企画はおもしろかったのに単発で終わったのかな?
それはさておき、この演出はテレビで見る限りは立体感やサイズなどが把握できない。だから日本を含めて世界中のほとんどの人にとって、ドローンによるものだという解説がなければ、ミラーボールのようなものが光っている程度にしか認識されなかったと思う。そしてこの正体がドローンだと知らされてビックリしたはず。
何を言いたいかというと、どうして最初からもっとドローンだということを強調しなかったのかということ。グランドから1824台のドローンが次々と飛び立って、競技場の中でも球体だけではなく様々なトランスフォーメーションを披露して、最後に上空で地球の姿にでもなればよかったのに。ひょっとしたらロサンゼルスオリンピックのロケットマンと並ぶサプライズを演出できた可能性もあったと思う。(ロケットマンと違ってドローンショーは史上初じゃないから、その意味で「超えられない」けど)
実際はどうだったかというと、地球の模様になったドローンは特にフィナーレも無くフェードアウトして、その後は唐突にジョン・レノンのイマジンが流れて、連帯のようなものを訴える陳腐な演出。
そして、これら4人のドアップ映像が延々と流れる。
もちろんそれなりに有名な人達で、たとえば左下の男性はジョン・レジェンドといいグラミー賞を11回も獲り、また2019年の米ピープル誌で「世界で最もセクシーな男性」に選ばれたらしい。しかし「わっ、ジョン・レジェンドだ!東京オリンピックすげえ」と思った人は世界にどれくらいいたんだろうね。
ついでに書くと、残念ながらドローンや飛行制御のシステムは日本製ではなくアメリカのインテルのもの。そしてドローン自体はかなりコンパクトなサイズ。
やっぱり見たかったよね、
これが1842台も飛び上がって乱舞しながらマス・パフォーマンスする光景を。
ーーー続く
今回は一番惜しかったことについて。
さて
どのオリンピックの開会式が記憶に残っているかについては、もちろん世代によるけれど、ある年齢以上なら次の2つが断トツに票を集めるだろう。というかこの2つ以外をしっかりと覚えている人はあまりいないはず。
空飛ぶロケットマンに度肝を抜かれた
1984年のロサンゼルスオリンピック。
火がついたアーチェリーでの点火に感動した
1992年のバルセロナオリンピック。
オリンピックの開会式というのは、
1 国旗を掲揚したり大会の開始を宣言するいわば式典部分
2 選手の入場行進
3 式典部分に含まれるが、その最大の見せ場である聖火の点火
4 ショーというかエンタテイメントな部分
に分かれる。
1と2はあまりイジりようがないから、記憶に残る、言い換えれば評価される開会式とは3と4でレベルの高いサプライズを打ち出せるかにかかっている(ちょっとロジックが強引なのは承知の上)。
聖火の点火という狭い行為の範囲で、バルセロナ以上のサプライズを演出するのは相当に難しいかも知れない。しかしショーの内容・構成なら可能性は無限にあるわけで、37年も昔のロサンゼルスを未だに超えられないのはおかしなこと。
それはおそらくショーの企画において、いつの頃からか、サプライズよりもアーティスティックな表現だったり、あるいは問題提起を投げかけるような演出に重きをおきだしたからのように思える。クリエーターというのは観客のニーズに応えるよりも自分のやりたいことを優先しがち。それをディレクションするのがディレクターなりプロデューサーの仕事であるが、往々にしてそういう人もクリエーター上がりな訳で。そういう構造はマーケティングもエンタテイメントも同じである。
だから開会式について述べるならば、個々の演目のアーダコーダよりも、まず全体としてピントがずれていたという感想が先に出てしまう。
しかしそれでも今回は、その大切なサプライズに関して惜しいところもあったのである。
それは国立競技場の上空に浮かんだこの球体。もうほとんどの人は、これが多数のドローンに搭載されたライトによるものだと知っているだろう。その数なんと1842台
かなりの大きさである。
少し調べたが直径などの情報は得られなかった。
最初はこういう形というか光り方から変形していったのであるが、アナウンサーから解説があるまでドローンだとは思っていなかった。気球をプロジェクションマッピングのように照らしているのかなと。
なんたって1週間ほど前には、こんな巨大な顔アートがオリンピックの前座として登場していたわけで(^^ゞ ところでこの企画はおもしろかったのに単発で終わったのかな?
それはさておき、この演出はテレビで見る限りは立体感やサイズなどが把握できない。だから日本を含めて世界中のほとんどの人にとって、ドローンによるものだという解説がなければ、ミラーボールのようなものが光っている程度にしか認識されなかったと思う。そしてこの正体がドローンだと知らされてビックリしたはず。
何を言いたいかというと、どうして最初からもっとドローンだということを強調しなかったのかということ。グランドから1824台のドローンが次々と飛び立って、競技場の中でも球体だけではなく様々なトランスフォーメーションを披露して、最後に上空で地球の姿にでもなればよかったのに。ひょっとしたらロサンゼルスオリンピックのロケットマンと並ぶサプライズを演出できた可能性もあったと思う。(ロケットマンと違ってドローンショーは史上初じゃないから、その意味で「超えられない」けど)
実際はどうだったかというと、地球の模様になったドローンは特にフィナーレも無くフェードアウトして、その後は唐突にジョン・レノンのイマジンが流れて、連帯のようなものを訴える陳腐な演出。
そして、これら4人のドアップ映像が延々と流れる。
もちろんそれなりに有名な人達で、たとえば左下の男性はジョン・レジェンドといいグラミー賞を11回も獲り、また2019年の米ピープル誌で「世界で最もセクシーな男性」に選ばれたらしい。しかし「わっ、ジョン・レジェンドだ!東京オリンピックすげえ」と思った人は世界にどれくらいいたんだろうね。
ついでに書くと、残念ながらドローンや飛行制御のシステムは日本製ではなくアメリカのインテルのもの。そしてドローン自体はかなりコンパクトなサイズ。
やっぱり見たかったよね、
これが1842台も飛び上がって乱舞しながらマス・パフォーマンスする光景を。
ーーー続く
wassho at 22:04|Permalink│Comments(0)│
2021年07月24日
東京オリンピック開会式あれこれ
せっかく東京でオリンピックが開催されるのに、コロナのせいで無観客になって相当にガッカリである。だって次の機会がいずれまた訪れるとしても、年齢的に私はもう(^^ゞ もっともチケットは、あまりオリンピックらしさを味わえないマイナーな競技しか当選していなかったのであるが。(でもダフ屋を使えばと小声で)
昨日は20秒ほど時間をロスしているうちにブルーインパルスのスモークが消えてしまい悔しい思いをしたが、開会式はしっかりとテレビで観た。
とりあえず一番よかったことと、
一番残念だったことの2つから書いておきたい。
一番よかったというかポイントが高かったのは座席の色である。開会式を観た人なら納得してもらえるだろうし、観ていない人は「何を言い出すのか」と思うかも知れない。
無観客のサッカーや野球の試合は(テレビで)観たことはあるが、開会式という一種の祭りみたいなものを無観客で行うとどうなるのだろう、ガラガラのスタンドを写さないようにカメラはできるだけ寄り気味で撮影するのだろうかーーーなどと心配半分・興味半分だったのだが、
えっ、満席やん!
上の写真はクリックで拡大してもパッと見には無観客に見えない。
もう少し近づいた写真ではこうなっている。
座席に何色かの色が付けられ、それがモザイクのような視覚的効果を生んで空席には見えにくい仕掛けになっている。
なるほど上手く考えたものだ、布か紙で座席を覆ったのだな。辞任や解任続きの開会式制作チームもやるときはやるじゃないかとテレビを観ている時は思っていたがーーー
実は新しい国立競技場の座席はもともとこういう色で作られている。
目的はまさに空席を目立たないようにするためで、海外のスタジアムではよく使われる手法らしい。東京ドームなどの座席は単色だけれど、日本で他に導入しているところはあるのかな。スポーツもそうだがコンサートなんかでも観客が少なければテンションが下がるから、これは文武両方にプレーヤーファーストな配慮かも知れない。なおかつコスト的には単色とほとんど変わらないと思われるから実に素晴らしいアイデアである。
さらに
モザイク効果に加えて色つきのライティングで見事に無観客ぽさが消し去られていた。
ここまで来ると詐欺レベル?
もちろん歓声や声援のなさまでは隠せないが。
しかし会場の一部にモザイクではなく赤い色をしている場所もあった。
どうしてここだけ?空席が目立つじゃない?と思ったが、写真をよく見るとこのエリアにはけっこう人がいる。調べてみたら記者席らしい。赤いのはテーブルが設置されているのだろうか(写真を拡大しても不鮮明でよくわからない)。
それにしても記者席がこんなに広いエリアだとは思っていなかった。マスコミのためのオリンピックかよと思わなくもないが、このおかげで全世界の人がオリンピックを楽しめるのだから仕方ないか。
まあとにかくガラーンとした会場で寂しい開会式になるのではと心配していたが、モザイク座席のおかげでそんな雰囲気を感じることはなくてメデタシめでたし。
開会式で一番よかったのが座席の色だったということは、
式典そのものには相当批判的なのか?
まあそれは何ともいえないところではあるのだが、
次は「あくまで個人の感想です」と言い訳を付けて一番残念だったことを。
開会式ではもちろん各国選手団の入場行進がある。その先頭には国名を記したプラカードを掲げた若いオネエちゃんがーーーいると思っていたら。
さすがに一番最初に入場してくるギリシャではそれなりの人選だったが、
それ以外ではメンズだったり、
オバチャンだったりすることも。
テレビの解説では「この時代は多様性が大事なので云々〜」つまり若いオネエちゃん、キレイなオネエちゃん以外の人もプラカードを持って行進に参加していますというようなことを言っていた。
多様性あるいはダイバーシティとは最近よく聞くキーワードである。もちろん大切なことは百も承知しているが、それがプラカードを持つ人にまで反映される社会はイヤや(^^ゞ というのが正直な気持ち。さらに言えば今回はマスクで顔が隠れていて助かったかな。何でもかんでも平等にすればいいってものじゃない。
ところで今回の開会式はゲーム、アニメ、漫画といった日本のサブカルチャーをかなりフューチャーした演出となっている。それでプラカードだって漫画の吹き出しを模したデザインになっているくらい。日本の売りはサブカルしかないのかと少し寂しくも思うが、
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
そこまでサブカル推しならばアイドルをプラカード担当にすればよかったのに。こんな雰囲気の人がいっぱいいて(参加している=プラカードが必要なのは205の国や団体)プラカードを掲げるだけでなく何かパフォーマンスもすれば楽しかったと思うけど。
もっとも日本的なアイドルがワールドワイドに受け入れられる・理解されるかというと、ちょっと疑問なところもあるから、やっぱりここはコスプレーヤーに登場願おうか。コスプレなら意味はわからなくてもインパクトは抜群だし楽しさも伝わる。付け加えれば老若男女のキャラクターがあってダイバーシティだし。
もちろん権利関係の調整はたいへんかも知れないが、7年間も準備期間があったし開会式だけで165億円の予算なのだから金がなくてできないということはなかったはず(←いろいろと含むところがある表現となっています)。次のオリンピックを企画する人は参考にしてね。
ちなみに前回の東京オリンピックは1964年だったから、2020年計算で今回は56年ぶり。いっぽう冬季オリンピックは札幌が1972年で1998年なので26年後ということになる。そのペースで次回がやってくれば何とか観られるかも知れない。いや、やはり諦めてパリかロサンゼルスに行くべきかだろうな。
ーーー続く
オリンピック期間中に開会式のネタが終わるか心配である(^^ゞ
昨日は20秒ほど時間をロスしているうちにブルーインパルスのスモークが消えてしまい悔しい思いをしたが、開会式はしっかりとテレビで観た。
とりあえず一番よかったことと、
一番残念だったことの2つから書いておきたい。
一番よかったというかポイントが高かったのは座席の色である。開会式を観た人なら納得してもらえるだろうし、観ていない人は「何を言い出すのか」と思うかも知れない。
無観客のサッカーや野球の試合は(テレビで)観たことはあるが、開会式という一種の祭りみたいなものを無観客で行うとどうなるのだろう、ガラガラのスタンドを写さないようにカメラはできるだけ寄り気味で撮影するのだろうかーーーなどと心配半分・興味半分だったのだが、
えっ、満席やん!
上の写真はクリックで拡大してもパッと見には無観客に見えない。
もう少し近づいた写真ではこうなっている。
座席に何色かの色が付けられ、それがモザイクのような視覚的効果を生んで空席には見えにくい仕掛けになっている。
なるほど上手く考えたものだ、布か紙で座席を覆ったのだな。辞任や解任続きの開会式制作チームもやるときはやるじゃないかとテレビを観ている時は思っていたがーーー
実は新しい国立競技場の座席はもともとこういう色で作られている。
目的はまさに空席を目立たないようにするためで、海外のスタジアムではよく使われる手法らしい。東京ドームなどの座席は単色だけれど、日本で他に導入しているところはあるのかな。スポーツもそうだがコンサートなんかでも観客が少なければテンションが下がるから、これは文武両方にプレーヤーファーストな配慮かも知れない。なおかつコスト的には単色とほとんど変わらないと思われるから実に素晴らしいアイデアである。
さらに
モザイク効果に加えて色つきのライティングで見事に無観客ぽさが消し去られていた。
ここまで来ると詐欺レベル?
もちろん歓声や声援のなさまでは隠せないが。
しかし会場の一部にモザイクではなく赤い色をしている場所もあった。
どうしてここだけ?空席が目立つじゃない?と思ったが、写真をよく見るとこのエリアにはけっこう人がいる。調べてみたら記者席らしい。赤いのはテーブルが設置されているのだろうか(写真を拡大しても不鮮明でよくわからない)。
それにしても記者席がこんなに広いエリアだとは思っていなかった。マスコミのためのオリンピックかよと思わなくもないが、このおかげで全世界の人がオリンピックを楽しめるのだから仕方ないか。
まあとにかくガラーンとした会場で寂しい開会式になるのではと心配していたが、モザイク座席のおかげでそんな雰囲気を感じることはなくてメデタシめでたし。
開会式で一番よかったのが座席の色だったということは、
式典そのものには相当批判的なのか?
まあそれは何ともいえないところではあるのだが、
次は「あくまで個人の感想です」と言い訳を付けて一番残念だったことを。
開会式ではもちろん各国選手団の入場行進がある。その先頭には国名を記したプラカードを掲げた若いオネエちゃんがーーーいると思っていたら。
さすがに一番最初に入場してくるギリシャではそれなりの人選だったが、
それ以外ではメンズだったり、
オバチャンだったりすることも。
テレビの解説では「この時代は多様性が大事なので云々〜」つまり若いオネエちゃん、キレイなオネエちゃん以外の人もプラカードを持って行進に参加していますというようなことを言っていた。
多様性あるいはダイバーシティとは最近よく聞くキーワードである。もちろん大切なことは百も承知しているが、それがプラカードを持つ人にまで反映される社会はイヤや(^^ゞ というのが正直な気持ち。さらに言えば今回はマスクで顔が隠れていて助かったかな。何でもかんでも平等にすればいいってものじゃない。
ところで今回の開会式はゲーム、アニメ、漫画といった日本のサブカルチャーをかなりフューチャーした演出となっている。それでプラカードだって漫画の吹き出しを模したデザインになっているくらい。日本の売りはサブカルしかないのかと少し寂しくも思うが、
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
そこまでサブカル推しならばアイドルをプラカード担当にすればよかったのに。こんな雰囲気の人がいっぱいいて(参加している=プラカードが必要なのは205の国や団体)プラカードを掲げるだけでなく何かパフォーマンスもすれば楽しかったと思うけど。
もっとも日本的なアイドルがワールドワイドに受け入れられる・理解されるかというと、ちょっと疑問なところもあるから、やっぱりここはコスプレーヤーに登場願おうか。コスプレなら意味はわからなくてもインパクトは抜群だし楽しさも伝わる。付け加えれば老若男女のキャラクターがあってダイバーシティだし。
もちろん権利関係の調整はたいへんかも知れないが、7年間も準備期間があったし開会式だけで165億円の予算なのだから金がなくてできないということはなかったはず(←いろいろと含むところがある表現となっています)。次のオリンピックを企画する人は参考にしてね。
ちなみに前回の東京オリンピックは1964年だったから、2020年計算で今回は56年ぶり。いっぽう冬季オリンピックは札幌が1972年で1998年なので26年後ということになる。そのペースで次回がやってくれば何とか観られるかも知れない。いや、やはり諦めてパリかロサンゼルスに行くべきかだろうな。
ーーー続く
オリンピック期間中に開会式のネタが終わるか心配である(^^ゞ
wassho at 22:55|Permalink│Comments(0)│
2021年07月23日
幻のブルーインパルス(涙)
先ほど部屋の中にいたらゴーッという爆音が聞こえたので「まさか、ひょっとしてブルーインパルス?」と思ってベランダに飛び出すと、隣のマンションにほとんどを遮られてはいたものの、白と青とピンクの飛行機雲(正しくはスモーク)が見えた。
すぐに部屋に戻りデジカメの電源を入れる。
しかしメモリーカードが入っていないとの表示が(>_<)
慌ててカードを差し込みベランダへ。
その間、長く見積もってもおそらく20秒ほど。
なのになのに再びベランダに出た時には飛行機雲は跡形もなくなっていた(/o\)
そんなに早く消えるものなの?
ではご覧ください、ベランダから見上げる飛行機雲のないただの空(^^ゞ
写真中央にある大きな雲の前に白と青とピンクのラインが縦に伸びていたのにーーー
こちらは航空自衛隊が事前に公表していた飛行ルート。
私の自宅は都心部での飛行を終えた帰り道より約2キロほど南側に位置する。予定よりコースを外れて飛行したのだろうか。それに点線で示されているのはスモークを炊かないという意味だと思うがスモークが余っていたのかな。どちらも考えづらいが、でも私は確かにベランダからスモークを見たからそういうことなんだろう。
さて
コロナのせいですっかりケチがついた東京オリンピックはいよいよ本日から開幕。あれこれ思うところはたくさんあるけれど、とりあえずはテレビ観戦で楽しみたい。
参考までに都庁上空を飛ぶブルーインパルス。
こういうのを見たかったなあ。
写真はhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/118592から引用
ところで政府はオリンピックのお祭り気分で政権の人気上昇を狙っているらしいが、無観客の開催なんてよその国でやっているオリンピックと変わらないわけだから、東京での開催を唯一実感できるブルーインパルスの飛行を全国で展開すればいいのに。東京では三日おきぐらいに飛んでね(^^ゞ
すぐに部屋に戻りデジカメの電源を入れる。
しかしメモリーカードが入っていないとの表示が(>_<)
慌ててカードを差し込みベランダへ。
その間、長く見積もってもおそらく20秒ほど。
なのになのに再びベランダに出た時には飛行機雲は跡形もなくなっていた(/o\)
そんなに早く消えるものなの?
ではご覧ください、ベランダから見上げる飛行機雲のないただの空(^^ゞ
写真中央にある大きな雲の前に白と青とピンクのラインが縦に伸びていたのにーーー
こちらは航空自衛隊が事前に公表していた飛行ルート。
私の自宅は都心部での飛行を終えた帰り道より約2キロほど南側に位置する。予定よりコースを外れて飛行したのだろうか。それに点線で示されているのはスモークを炊かないという意味だと思うがスモークが余っていたのかな。どちらも考えづらいが、でも私は確かにベランダからスモークを見たからそういうことなんだろう。
さて
コロナのせいですっかりケチがついた東京オリンピックはいよいよ本日から開幕。あれこれ思うところはたくさんあるけれど、とりあえずはテレビ観戦で楽しみたい。
参考までに都庁上空を飛ぶブルーインパルス。
こういうのを見たかったなあ。
写真はhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/118592から引用
ところで政府はオリンピックのお祭り気分で政権の人気上昇を狙っているらしいが、無観客の開催なんてよその国でやっているオリンピックと変わらないわけだから、東京での開催を唯一実感できるブルーインパルスの飛行を全国で展開すればいいのに。東京では三日おきぐらいに飛んでね(^^ゞ
wassho at 14:17|Permalink│Comments(0)│






























































































