緋牡丹

2021年06月20日

金盛丸と三角柱の植え替え

2019年の12月に買ってきた、金盛丸という漁船みたいな名前のサボテン。
買ってきた時から子株がついていて、
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2020年の5月に大きめのプランターに植え替え。
これは7月に撮った写真。
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9月には子株が窮屈になってきたので、
分離して別のプランターに植えた。
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それにしても買ってきた時は丸い形をしていたのに、
ずいぶんと縦長になった。

しかし金盛丸をネットで検索するとほとんどが丸い形である。ひょっとしたら、これは成長して背丈が伸びたのではなく、ヒョロヒョロになってしまう「徒長」という現象かも知れない。おもに日照不足で起きるらしい。だとしたらもっといい日当たりを求めて引っ越すしか対策がない。

もっともサボテンというと子供の頃からこんなイメージだから、
上の写真の姿は嫌いじゃないけど。
サボテン


現在はこんな感じ。
撮影は6月5日。
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新たな子株が4つ。
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12月に開かれる世田谷ボロ市で2018年に赤と黄色、2019年はピンクとオレンジを買ってきた緋牡丹。これも何となくサボテンぽくない名前である。色がついて花のように見える部分が緋牡丹で、それを支えている緑の部分は台木となっている三角柱というサボテン。

2020年の5月に4つをまとめたのだが、
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7月にピンクの緋牡丹がご臨終(>_<)
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そして9月になると主の緋牡丹を無くした三角柱から、新しい芽が出てきた(芽という表現は間違っているかも)。
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しかし肝心の緋牡丹部分は、1月にオレンジが枯れ始め、3月には赤もダメになり、そして4月には黄色も含めてとうとう全滅(/o\) なぜかこの3本は台木の三角柱も枯れた。
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ピンクの台木だった三角柱は元気いっぱい。
最初に出てきた芽は下に垂れて、途中でくびれてさらに新しい芽を伸ばしている。
また三角柱の上部から別の芽も。これも撮影は6月5日。
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白骨化した三角柱を残しておいても仕方ないので、子株を持った金盛丸を緋牡丹を植えていたプランターに移し、三角柱の新しい芽は3つに分けて新たに植え直すことにした。それが6月5日。


サボテンや多肉植物を植え替える時は、根を乾燥させてからと書いてあるものが多い。ただどれくらい乾燥させるかは1〜2日や1週間あるいは数週間など情報源によってまちまち。

乾燥中の金盛丸。
子株は親株に付けたまま植え替えるつもりだったのに、親株を土から取り出したら子株3つが親株から落ちてしまった。
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乾燥中の三角柱。
新しく伸びた芽だけを植え替えるつもりだったが、台木となっていたものも捨てるのはかわいそうになりーーー。
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翌日に根を触ったら、そんなに湿っている感じもしなかったので植え替え実行。
ちなみに昨年の9月に金盛丸を親と子に分離した時も2日後に植え替えた。

今回は初めてサボテン用の土というのを買った。
用土


けっこう砂っぽかったのでこの土を5、赤玉を3、腐葉土を2くらいの割合ででブレンド。サボテンに腐葉土なんて要らないはずだが、まったく栄養分のない土というのは何となく躊躇してしまう。それに腐葉土なら水はけに悪影響はないはず。
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あっというまに植え替え終了。
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脇目を出さずに上に伸びるように、台木となっていた三角柱は上部をスライス。この処置は思いつきで何の根拠もなし。
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すぐに水やりはせず1週間後に最初の水やり。これについては根の乾燥期間と違って、ネットの情報源による違いはあまりない。

1回目の水やりの時に金盛丸の子株は水で浮いてしまったが、2回目となる本日の水やりでは浮かなかった。多少は根が伸びているのかも知れない。

秋までにどれだけ育ってくれるか楽しみ。

wassho at 22:44|PermalinkComments(0)

2021年05月03日

悲報 緋牡丹全滅(>_<)

いろいろあるのが世の中の常。
それが大げさならベランダの常。
ど根性リンゴのグッドニュースに続いては、緋牡丹が全滅したバッドニュース。

赤、黄色、ピンク、オレンジ色の緋牡丹というサボテンを育てていて、そのうちのピンクが枯れ、そして台木となっていた三角柱サボテンから新しい芽が出たところまでは以前に書いた。そのあたり緋牡丹の説明も含めての話に興味があれば下記のリンクからどうぞ。この投稿では写真だけを貼っておく。

https://wassho.livedoor.blog/archives/53366680.html
https://wassho.livedoor.blog/archives/53360471.html

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枝分かれした三角柱を切り離して植え直す、あるいは残った緋牡丹にできている子株を主のいなくなった三角柱に移植する等を考えていたが、それも次の春のこととして特に何もしないでいた。

寒い季節になるとベランダにある植物を部屋の中に取り込む。緋牡丹は他のプランターに隠れて少し見づらい位置に置いてあった。ある日、緋牡丹に目をやると何とオレンジの株が枯れかけているではないか! そのある日とは今年の1月1日。なんとも縁起の悪い新年の始まり(/o\)
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そして他の株も弱っていき、これが3月7日の様子。奥の右がオレンジ、その手前が赤、わずかに色が残っているのは黄色だけ。育て方が悪くて枯れたのではなく、ひょっとしたら感染症のようなものに掛かったのかも知れない。
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4月30日現在。ピンクが枯れた時と違って台木の三角柱も枯れている。真っ白になって元は植物だったとは思えないくらい。ひとつだけ頭に緋牡丹が残っているのは引っ張っても抜けなかったから。
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なお上の写真で土の表面がコツンと固まったようにようになっていて、前からそれが気がかりだった(何となく酸素不足になるようなイメージ)。しかし見た目とは裏腹に少し撫でるように触っただけでボロボロと崩れたから、あまり関係がないように思う。土は赤玉7割、培養土3割くらいのブレンド
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緋牡丹は台木となる三角柱の寿命が短いと、どこのネットを見ても書かれている。しかし具体的にどの程度の寿命なのかを解説しているものは見当たらない。

私の育てていた緋牡丹は

  赤     購入2018年12月   枯れたのが2021年2月 寿命2年3ヶ月
  黄色    購入2018年12月   枯れたのが2021年3月 寿命2年4ヶ月
  ピンク   購入2019年12月   枯れたのが2020年7月 寿命8ヶ月
  オレンジ  購入2019年12月   枯れたのが2021年1月 寿命1年2ヶ月

購入した時点での年齢がわからないから、この寿命の計算は意味がないけれど、とりあえず観賞できた期間がこれだけ。5年以上もつなら寿命が短いとはいわないだろうから、まあ2〜3年ということなのかな。そう考えるとピンクとオレンジは少し短くても、赤と黄色は平均的だった可能性もある。またこの差異は購入先の違いのような気がする。


緋牡丹はカラフルでコロンとして可愛いからまた育てましょう。

wassho at 09:59|PermalinkComments(0)

2020年09月21日

三角柱サボテンの枝分かれ?

写真の後列で、緑の茎の上に、黄色や赤の丸い花が咲いているように見えるのが緋牡丹(ひぼたん)というサボテン。「緋」は鮮やかな赤という意味だが、なぜか色に関係なく緋牡丹と呼ぶ。
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正確にいうと丸く色のついた部分が緋牡丹で、コイツらは

   葉緑素を持たないから
     ↓
   光合成してエネルギーを得られず
     ↓
   だから単体では生きられないので
     ↓
   他の柱状のサボテンを台木として、その先端に接ぎ木して育てる

ということになっている。つまりは寄生植物みたいなもの。ならば自然の状態ではどう生きているのか興味があるが、ざっと調べた程度ではわからなかった。

それで台木には袖ヶ浦や竜神木(サボテンの種類)も使われるらしいが、もっとも安価な三角柱というサボテンが一般的。私は三角柱以外の緋牡丹は見たことがない。名前の通りに三角形の柱状に伸びるサボテン。

しかし三角柱は数年で枯れてしまう弱い品種。なんと緋牡丹の本体よりも寿命が短いとのこと。台木がダメになったら別の台木に移植することも可能だが、それはマニアの領域。だからその数年を楽しむのが緋牡丹というサボテン。


赤と黄色の緋牡丹は2018年、ピンクとオレンジのは2019年のそれぞれ12月の世田谷ボロ市で買った。赤と黄色は2019年の11月に1つのプランターに植え替え、今年の5月に4色をまとめて寄せ植えした。
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しかし7月にピンクの緋牡丹がご臨終(/o\)
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三角柱がダメになって緋牡丹が枯れたのではなく、緋牡丹自体が枯れた。ちょっと聞いていた話と違うけれど。またピンクのを買ってくるかと、とりあえず寄せ植えはそのままにしてあった。写真は8月22日の撮影。
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すると9月の最初に三角柱から葉のようなものが出てきて、あれよあれよという間に大きくなった。これは9月15日の撮影。1週間経った現在もほぼ同じ大きさ。葉ではなく三角の断面になっている。見てわかるように台木部分と違って新緑の鮮やかさ。台木にはないトゲまで生えている。
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これを切り取って植え直せば育つかな? それとピンクの台木だった三角柱が元気なことがわかったから、ダメ元で他の緋牡丹の子株(丸い粒みたいな部分)を移植してみようかなとかを検討中である。

wassho at 23:10|PermalinkComments(2)

2020年07月14日

緋牡丹のピンクがご臨終(>_<)

5月の初旬に植え替えをした時から、ピンク色の緋牡丹は元気がなく色が悪かった。もとに戻ることを願っていたものの、2日前の7月12日にご臨終を確認。残念。


昨年の12月にオレンジ色と一緒に世田谷のボロ市で買ってきた。
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その1年前に買った赤と黄色と4色揃い踏みの写真。3月1日撮影。
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5月4日。ショッキングピンクに近かったのに、かなり色が薄くなる。(写真の右端)
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5月17日。傷んでいる部分があるのを発見。
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6月21日。痛みが倍くらいに広がってきた。
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7月5日。傷んでいるのじゃなくて、その部分はもう死んでいるような状態。
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7月12日。一気に全体に広まってご臨終。
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せっかくまとめて4本を寄せ植えにしたのに(/o\) 他の緋牡丹に異常はないから、育て方ではなくピンクの個体が弱かったのだと考えている。しかし5月の末に多肉植物の「魅惑の月」が枯れたのに続いてだからショック。

実は緋牡丹というサボテンは色のついた丸い部分だけで、茎のように見える緑の部分は三角柱とかいう別のサボテン。緋牡丹は葉緑素を持たないので光合成ができず=成長できないので、他のサボテンに接ぎ木して育てられる。だったら野生ではどうなっているのか疑問なのだが、とにかくそういうことになっている。とりあえず三角柱は無事のようなので、しばらくはそのままで様子を見るとしよう。まったく面白みのない形ではあるが。

wassho at 21:38|PermalinkComments(0)

2020年05月09日

緋牡丹と多肉植物の植え替え

植物学的には多肉植物>サボテン。育てているのは緋牡丹(ひぼたん)と金盛丸というサボテン、そして魅惑の月という多肉植物だからタイトルが正確じゃない。でも私の頭の中で緋牡丹は独立していて、小さいサボテンは多肉植物という独自の分類になっている。


現在のベランダ・ラインナップは緋牡丹が4本。
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左が金盛丸で、右が魅惑の月。
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ゴールデンウィークにこれらを植え替えた。目的は昨年の12月に世田谷ボロ市で買ってきたままのポットに入っている多肉植物を大きなサイズの鉢に植え替えることと、緋牡丹を4本まとめて寄せ植えにすること。


それぞれを鉢やポットから抜く。
左側は2018年の12月に買って、2019年の11月に白い鉢に植え替えた緋牡丹。右側が2019年の12月に買ったままポットに入っていたもの。
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右側は想定通りだけれど、左側の根が少ない。
昨年の12月に植え替えた時は、右側と同じくらいの長さがあり、それをこの写真のようにカットした。そこから成長していないというか逆に減少しているようにも思える。
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左側が入っていた白い鉢は赤玉4割、バーミキュライト4割、培養土2割の配合だった。引き抜く時に感じたのはバーミキュライトがけっこう詰まった状態になっていたこと。赤玉は水はけがいいだけ、バーミキュライトは水はけがよくて保水力もあるような気がして、バーミキュライトを多めに入れたからだろうか。粒子は砂くらい細かいから固まりやすいのかなあ。もっとも根が少ないのが土のせいかどうかは不明だが。


右側の根の長いのはカットした。
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緋牡丹は植え替えの際に、根を数日は乾かせとネットに書いてあったので、
ベンジャミンのプランターに並べる。
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金盛丸と魅惑の月はこんな感じ。
何となく元気良さそう。
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植え替え完了。
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金盛丸のコブの部分は切り離して土に植えれば育つ、つまり株を増やせるらしい。しかし、こぶ付きが何となくカワイイので当面はこのままのつもり。

先ほど書いたように、緋牡丹を植えていた白い鉢はバーミキュライトが多めだったが、残りの4ポット分の土と混ぜたらイイ感じになったので、それをそのまま使った。つまり新しい土の投入はなし。あまり栄養はいらない植物だから大丈夫じゃないかと。ただしチューリップの球根を買った時にオマケでついていた顆粒状の肥料を混ぜておいた。分量的にはごくわずかで気持ち程度の配合である。


4日後に緋牡丹を1つのプランターに。
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前回の土は使い切って、こちらは新たに赤玉7割、培養土3割くらいでブレンド。今回はバーミキュライトなし。オマケの肥料も入れた。植え替えたら1週間は水をやらないらしいので現在放置中。


ところで右奥の緋牡丹。本来はピンクなのに、どうも元気がなくて色が悪くなってきた。何となくしぼんできたような気もする。これは購入した時の写真。この色に戻ってくれるかな?
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wassho at 15:06|PermalinkComments(0)

2019年12月29日

チューリップはクリスマスに初発芽

サボテンと多肉植物をヒナタボッコさせようとベランダに出てみると、
早くもチューリップが発芽していた。
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8つのプランターのうち4つで発芽が見られ全部で10芽。数が多い割には芽の大きさに差がほとんどないから一斉に発芽したと思われる。とりあえず今シーズンの初発芽は12月25日のクリスマスということにしよう。


今まで12月中に初発芽することはあまりなかった。
過去の初発芽日と、ついでに開花率のデータを調べると

   2014年  1月8日 80%
   2015年  1月25日 25%
   2016年  12月24日 57%
   2017年  1月30日 79%
   2018年  1月4日 58%
   2019年  1月20日 48%

初発芽の時期と開花率はあまり関係なさそうなのでひと安心。

ところでチューリップは冬が寒いほど春に良く育つ。しかし今年は暖冬の予報(/o\) 暖冬だと発芽率・開花率も下がるし、成長しても背が低くてブサイクなチューリップになる。とりあえず1月と2月には氷河期が来て欲しい。



日光浴中の緋牡丹。
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トゲを抜けばゼリーキャンディみたいでおいしそう(^^ゞ
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金盛丸。
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手前は「魅惑の月」という多肉植物。
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サボテンや多肉植物は暑い国が原産のイメージだが、この3品種は寒さにも強いらしい。とはいっても今の季節は部屋の中に入れているが、たまに日光に当てるようにしている。

こいつらが日を浴びているのを眺めていると、
こっちもポカポカしている気分になるから面白い。

wassho at 16:10|PermalinkComments(0)

2019年12月21日

金盛丸と魅惑の月と緋牡丹

ボロ市で買ったサボテンは金盛丸という品種。
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トゲが可愛かったから選んでみた。
現在、直径約6センチで小さいコブは約2センチ。
白い花が咲くみたいだ。


多肉植物は「魅惑の月」という変わった名前。
種類が無数にあるからネーミングにも苦労するんだろうな。
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似たような形がたくさんある中で、これが一番バラっぽかった。
高さのある金盛丸が大きく見えるけれど、これも直径約6センチ。


緋牡丹(ひぼたん)はピンクとオレンジ。
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去年買った赤と黄色の緋牡丹も一緒に全員集合。
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なかなかいい感じじゃない。
こっち方面に深入りしそうな予感(^^ゞ

wassho at 11:24|PermalinkComments(0)

2019年12月20日

緋牡丹を買いにボロ市へ

去年のボロ市で緋牡丹(ひぼたん)というサボテンの赤と黄色を買った。
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他の色も揃えて寄せ植えでも作ろうと思いつつズルズルと1年が。
私の行動範囲で緋牡丹を売っている店はないし、
現物を見ないで通販で買うのは何となくためらわれた。
商品代より送料のほうが高かったりもするし。

というわけで、そうだ!またボロ市で買おうということに。


世田谷のボロ市は毎年12月15〜16日と1月15〜16日の開催。
混雑している15日の日曜は避けて16日に行ってきた。

それでもこんな賑わい。
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会場の風景や出店しているお店は去年と変わらないから写真はほとんど撮らず。雰囲気を知りたかったら昨年の投稿を見てちょうだい。
   http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53304273.html
   http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53304615.html

去年になかったものといえばコレ。
日本も徐々にキャッスレス社会が進行中。
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お目当てのエリアに到着。ここは植物のお店が並んでいる。
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こういうのもいずれ手を出そうとは思っているが。
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多肉植物のお店。
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こちらはサボテンコーナー。
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サボテンも多肉植物の1種。その違いの定義をよく知らないが、トゲの有無じゃないらしい。でも、こうやってグループごとに分けられていると雰囲気はずいぶん違う。ちなみにサボテンはほとんど同じ大きさで、500円のものの隣に5000円のが置いてあったりするから値札には要注意である。

ここでサボテンと多肉植物を1つずつ買った。緋牡丹は売っていなかったので別の場所で。どんなものを買ったかは次回にでも。


ボロ市は、江戸時代にワラジに編み込むためのボロ布を売っていたのが発祥。その流れを汲んで今も骨董品のお店が多い。欲しいと思うものはないのだけれど、それを眺めながらぶらぶらするのは楽しい。骨董以外も珍しいものがいろいろ売られている。

昨年の投稿を見てもらえばわかるが、
それにしてもここは断捨離とは真逆の精神に満ちあふれているエリアである。

wassho at 23:30|PermalinkComments(0)

2019年11月28日

奇跡を体験したのだけれど

昨年の世田谷ボロ市で買った、緋牡丹というサボテンを植え替えたことは以前に書いた。その植え替えの時に少し根を切った。そうした場合、根は水を吸わなくなるのでしばらくは水やりをしないものらしい。

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それで1週間ほどが経った最初の水やりの時のこと。

土は赤玉土4割、バーミキュライト4割に培養土が2割のブレンドである。つまりほとんどが赤玉土とバーミキュライト。ガーデニングをやっている人ならわかると思うが、この場合は砂並の水はけとなる。

水を注いだ。
プランターの縁いっぱいまで水が溜まる。
すぐに鉢底から水が抜けるはず。

ーーーしかし、水は溜まったまま。

    なんで?????

まるで脳がシステムエラーを起こしたような気分。
じっとプランターを見つめる私 (。。)

勘違いして培養土を8割にしてしまったか? でもそんな間違いは考えづらいし、プランターの表面に見えているのも赤玉土とバーミキュライトだけだし。

1分以上経過。
状態に変化なし。

どんなに水はけの悪い土を使ったとしても、そんなことはあり得ない。
ひょっとして夢でも見ているのかと思ったくらい。

プランターを少し揺すってみたが、土の中にあった空気が泡となって出てきただけ。
見なかったことにしてベランダから部屋に戻ろうか(^^ゞ


しかしプランターを持ち上げて、ようやく原因がわかった。プランターの底には水が抜けるように丸い穴が1つあいている。そこに鉢底石がスポッとはまって塞いでいたというわけ。

しかし鉢底石というのはいびつな形をした石である。それなのに潜水艦なみに水が漏れてこない。ということは、いびつな形のどこかに断面では円となっている部分の石があって、それがたまたまプランターの穴のサイズとぴったりと一致したということになる。

鉢底石

断面が円となっていること、それがプランターの穴のサイズと一致して、その石が穴の真上にあったなんてーーー確率的にはあり得るとしても、そんなことが起きるなんてまるで奇跡じゃないか!



生まれて初めて体験した奇跡は、実にドーデモイイことだった(^^ゞ

wassho at 22:07|PermalinkComments(0)

2019年11月04日

緋牡丹の植え替え

昨年の12月に世田谷のボロ市で買った緋牡丹(ひぼたん)というサボテン。
これは購入直後の12月24日に撮った写真。
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今年の5月29日。
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昨日11月3日。少し色が濃いのはカメラの設定ミス。
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ほとんど成長していない(^^ゞ

買ったときのポットのままだからかな。でも大きな緋牡丹って見たことがないから、こんなものなのかもしれない。夜店の金魚のようなつもりで買ったので、ほぼ1年経っても元気な姿でいてくれてうれしい。

ポットから植え替えなかったのは、緋牡丹にはピンクやオレンジもあって、それも買って、他に小さなサボテンも加えて寄せ植えにしようと思っていたから。でも行動に移すことなくズルズルとーーー。

たまたま100円ショップで陶器の小さな鉢を見つけたので、とりあえず2本で植え替えることにした。もうすぐ部屋の中に入れることだし。

ポットから引き抜いた様子。
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少しだけ根をカット。
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土は赤玉4割、バーミキュライト4割、培養土2割に、くん炭と油かすを少々。すべてベランダにあったもので配合は適当。栄養はあまりいらないみたいだから、水はけ重視でマゼマゼ。


植え替えた緋牡丹。
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ちょっと鉢が小さかった。
春になったらまた考えましょう。

wassho at 11:50|PermalinkComments(0)

2018年12月24日

メリークリスマス

メリークリスマスということでクリスマス・カクタス。世間ではシャコバサボテンあるいはデンマーク・カクタスと呼ばれることのほうが多いが、クリスマスの頃に花が咲くのでクリスマス・カクタスという名前がついている。
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撮影は先ほど。例年よりは多く咲いているが、例年通り満開にはならない。それについてはもう諦めの境地。ちなみに今年は10日ほど前から部屋に取り込んでいる。こいつは短日植物といって、日照時間が短くなると花を咲かせる。だからツボミができたら部屋に入れたほうがよく咲く。

もっとも屋外でも冬になれば日照時間は短くなるわけだし、同じ短日植物の菊やコスモスはそんなことをしないから(秋から冬に咲くのはたいてい短日植物)、少し合点がいかない点もある。しかし株が弱ってツボミはできても花が咲かない時期があって、その時に部屋に入れたら咲いたから、とりあえずそうすることにしている。


ところで本日は天皇誕生日の振替休日。皇太子の誕生日は2月23日で天皇に即位するのは5月1日だから、来年は天皇誕生日の休日はなし(/o\) また昭和天皇の誕生日である4月29日は「昭和の日」として祝日になっているが、12月23日は「平成の日」とはならないらしいので残念。もっとも天皇は今上天皇で125代目だから、すべてを記念日にしていたら1年の1/3が祝日になってしまう。ちなみに明治天皇の誕生日である11月3日は「文化の日」だけれど、大正天皇の誕生日の8月31日は平日である。


ついでに先日の世田谷ボロ市で買った緋牡丹も。
こっちのほうがクリスマスぽい雰囲気かな。

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wassho at 16:19|PermalinkComments(0)

2018年12月16日

世田谷ボロ市 その2

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会場地図のボロ市本部とあるところの横断幕。
440年、441年どっちやねん?
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2018年ー1578年=440年。今年は初年度から440年後だけれど、開催されていた年数だと初年度を含めた441年が正しいということになる。


ボロ市には1日に20万人が訪れるビッグイベントである。
それにしては警察の警備本部がビックリするくらいショボイ!
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本部の向かいにあった世田谷代官屋敷。元世田谷区民だが、こんなの知らなかったな。かつての世田谷の中心地であるので、ここの住所が東京都世田谷区世田谷1丁目。
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1737年、徳川吉宗の時代に建てられ、都内に残る唯一の代官屋敷で国の重要文化財に指定されている。ーーーではあるが、さほど有難味の感じられない建物。
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代官屋敷の中には入れないが、敷地を回れるようになっている。右側の建物は世田谷区立郷土資料館。
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白州(しらす)跡。敷き詰められていたのは白い石じゃなかった。
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代官屋敷裏側。
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郷土資料館ではボロ市の歴史展示。
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ボロ市に戻ってブラブラしているといい香りのお店が。
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このヒノキの輪切りを購入。湯船に入れたり乾かしたりで1年くらいは香りを楽しめるらしい。サイズによって値段が分かれており、とりあえず1600円のを買った。感想はいずれそのうち。
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またあれこれ写真を中心にブラ歩きの雰囲気を紹介。
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写真ではわかりにくいが、屋台で七味を配合して売っている。
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ちょうど七味がなくなりかけていたし、昔このような屋台で買った七味がおいしかったので「中がら 500円」を買ってみた。それにしてもヒノキに七味なんて、買うものが渋すぎるぜ。
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お茶詰め放題なんだけれど、詰めるのは客じゃなくて売り手のオッチャン。
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世田谷通りに突き当たると、こんな標識が。ちなみに本部前の道路が普段もボロ市通りと呼ばれておりボロ市のメインストリート。
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またメインストリートに戻りボロ市本部の横の小径。ここは植物関連のお店が多かった。
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サボテンや多肉植物。
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ガーデニング用のデコレーション
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ミニ盆栽。
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これは寒蘭(かんらん)というちょっとマニアックな植物の苗。
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小径の突き当たりは広場になっていて園芸売り場に。
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お正月の雰囲気。
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見るだけにするつもりだったのに、3軒目のお店でつい可愛さに負けて(^^ゞ写真下の赤と黄色のサボテンを購入。緋牡丹(ひぼたん)という品種。1つ500円。
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まるで花が咲いているように見えるが、赤や黄色の部分もサボテンの本体。そして緋牡丹はその赤や黄色のところだけで、下の緑は別のサボテン。つまり接ぎ木してある。緋牡丹は葉緑素を持っていないので単体では育てられないらしい。じゃ接ぎ木前の緋牡丹はどうなっているんだと疑問だが、そのあたりはまたいずれ。ただしこの緋牡丹、寿命は短いらしい。


世田谷ボロ市はグルッと回遊できるようにはなっていないので、訪れなかった場所もあるけれど、だいだい4/5くらいは見て回ったかな。お店は全部で700軒ほどあるらしい。お祭りの飲食屋台じゃなくて、こんなにたくさんの物販の出店を見て回ったのは初めてかもしれない。ちょっと懐かしい雰囲気と、気軽に「冷やかし」できるのが、これだけ多くの人が集まる人気の理由かな。毎年行くかはどうかは微妙だが(週末の開催でもないし)思っていた以上に楽しめたボロ市だった。


本日3色目の車両をゲット。世田谷線ウォッチングも面白い。
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おしまい

wassho at 19:05|PermalinkComments(0)