食のハック

2024年06月30日

食のハックをタグ付けした

前回「餃子に酢ソース」のブログを書いた。そういえば少し前に「パンケーキを焼けなくても」も書いたし、それ以前にもちょっと変わった食べ方の話をいろいろと書いたなと思い出す。

抜き出してみた。

  餃子に酢ソース
  パンケーキを焼けなくても
  汁そばにワサビ
  夏以外はビールを冷やさずに
  夏はほうじ茶を水出しで
  ヨーグルトも常温に温めてみた
  常温牛乳で冬でもシリアル
  冷やしカップヌードル はじめました
  アイスコーヒーのブレンド
  カレーシチュー
  スイカにレモン汁
  フレンチプレスなら微粉は取り除こう
  コーヒーは温め直すより保温しておいたほうが
  手づくりの?トースタースタンド
  どん兵衛をほうじ茶で
  牛丼にチーズのトッピング
  ラーメンにチーズのトッピング
  焼き鳥にワサビ
  夏は白ワインをシャーベットにして
  アイスコーヒーは水出しで
  コーヒーを淹れるのは急須で充分
  たこ焼きにオリーブオイル
  ソーセージは茹でる?焼く?
  ざるそばに七味唐辛子
  和風で冷たいイタリアンなアメリカン
  コカコーラにバニラ・オイル
  コーヒーにシナモン
  まぜまぜ ビールとコーヒー
  まぜまぜ アレコレ
  ワインでアメリカン?
  ブラック・アイ 
  カフェ・アメリカーノ
  インスタント味噌汁をおいしく飲む方法
  トマトキムチ鍋 Ver.2
  トマトジュースの飲み方
  日韓中仏伊の適当な出会い 鍋編
  イタリアンと韓流(はんりゅう)の適当な出会い
  夏野菜エスニックカレー
  蕎麦の食べ方   
  夏を快適に暮らす方法2 水出し緑茶


なんと全部で41記事もあった(^^ゞ
ただこちらの総目次のタイトルだけで判断しているから、中身を読めばもう少しあるだろう。特に初期のブログは1つに記事に複数のテーマを含み、タイトルが内容のすべてではないページも多いから。

けっこう探すのは大変だったし、今後もまた参照したくなるかも知れないから、これらの記事には「食のハック」のタグをつけた。ここでのハック Hack とは「ちょっとしたコツや工夫」との意味。



ところで
このライブドアのブログでは記事を分類する機能として

   カテゴリー
   タグ

の2つが提供されている。
位置づけとしてはカテゴリーが大分類、タグが小分類といったところ。


カテゴリーはパソコンだとページの左側に表示されている。
1カテゴリーPC


スマホではどのページを見ているかで表示方法が異なる。

トップページの場合は下までスクロールして、プロフィール欄の上にある「カテゴリーアーカイブ」をタップすればパソコンと同じ内容がプルダウンメニューで現れる。
2カテゴリースマホトップ


個別の記事を見ているなら、記事のさらに下までスクロールするとパソコンと同じようにカテゴリーの一覧が表示されている。「バイク」「ベランダガーデニング」「海外」のように下向きマークの ∨ が記されているのはサブカテゴリーを持っている。(パソコンでの表示例を参照)
3カテゴリースマホ個別



カテゴリーと違ってどんなタグがあるかの一覧はブログ上に表示させていない。表示させることも可能なのだが、現在19個を設定しているカテゴリーと違って、タグの数は500個以上あるので実用性があまりないから。ちなみにライブドアの仕様では

 カテゴリー:設定上限500個:1つの記事に適用できるカテゴリーは2つまで

 タブ:設定上限不明、少なくとも1000個までは大丈夫みたい
   :1つの記事に適用できるタグはは10個まで

となっている。

また各記事にタグやカテゴリーは必ずしも適用させる必要はない。このブログでは(設定忘れを除いて)すべての記事がカテゴリー分けされているものの、タグはつけていない記事のほうが圧倒的に多い。なおカテゴリーとタグは独立した機能で相互の関連はない。


それでタグはどこで見るかというと、パソコンでは記事が終わったところにある。画像で「※チューリップ以外」と表示されているのはカテゴリー。
4タグ表示PC


スマホでは個別記事の後の「カテゴリーの最新記事」の下。
なぜかパソコンとはカテゴリーとタグの順番が違う。
5タグ表示スマホ


とりあえずここでカテゴリーやタグに書かれている文字をクリックなりタップすると、それに属している記事が日付の新しい順番に検索結果として表れる。ただしスマホならタイトルと最初の写真と書き出しの数行が表示されるのに対して、パソコンでは記事のすべてが表示される。例えば348記事を書いている「ツーリング」をクリックすると348記事すべての文章を延々とスクロールしなければならない。

これは是非ともタイトルだけの表示に改めて欲しい。
スマホもタイトルだけでいい。スマホで表示されるのが、タイトルと最初の写真と書き出しの数行なのは、スマホでの一覧表示が元々そういう仕様であるからに過ぎない。


なおカテゴリーやタグの機能を使わなくても、ブログ内にある検索窓にキーワードを入れれば、その言葉を含む記事を探し出せる。以前はこのツールがいい加減でヒット率が低いので表示させていなかったが、今は充分に機能している。写真は上がパソコン、下がスマホでの検索窓。
6記事検索PC

7記事検索スマホ




さてタグとはパソコン関連でよく聞く言葉。
けれどもこれを正確かつわかりやすく定義するのは難しい。
ついでにタグとタブもよく言い間違える(^^ゞ

タグ tag の本来の意味は札(ふだ)で荷札、下げ札、値札などと使われる。名札は name tag である。また商品札としてシャツなら首の所に付いているブランド名が刺繍された布や、脇腹あたりにある素材名や洗濯方法が書かれた布テープもタグと呼ばれる。

そこから発展してタグは付箋の意味も持つようになった。ブログのタグはそのニュアンスに近い。私の「餃子に酢ソース」が原稿用紙に書かれているとしたら、それに「食のハック」のポストイットを貼る感じ。Twitterのハッシュタグ#も同じ言葉の使い方。



ここまでなら素直に理解できても、
コンピューターの分野では「命令」の意味でもタグが使われるから話がややこしい。

ブラウザーやスマホのアプリなどインターネットを介してみる文字やページはHTMLやXMLなどのマークアップ言語で記述されている。HTMLは Hyper Text Markup Language の略。マークアップ言語では元の文章に「命令」を埋め込むことによって見出しや本文などの書式を整えたり、画像の表示や他のページへのリンクを張れる仕組みになっている。

このブログも画面では見えなくても様々な命令が埋め込まれ、それによって今あなたが読んでいる位置に文章が表示され、またフォントの大きさや色が設定されている。

ブログを書く際に「命令」を自分で埋め込む必要はほとんどなく、操作画面にも現れないが、追加の命令を埋め込むのも可能。

これはブログを書く画面で何も命令を埋め込んでいない状態。
10プレイン

すると普通にこう表示される。

   タグって何? → タグって何?


これにフォントサイズを400%にしろとの命令を埋め込むと、
11サイズ


   タグって何? → タグって何?


フォントの色を赤にする命令では
12カラー


   タグって何? → タグって何?

と変化する。

上の画像にあるブラウザーやスマホのアプリには表示されない < > で囲まれた命令の部分もなぜかタグと呼ばれる。言葉的にタグには命令の意味はないから、これにどうしてタグという言葉が使われるのか疑問。おそらくは < > で囲んだ部分を「命令印」みたいなニュアンスでタグと言い出したのかなと想像している。

wassho at 20:27|PermalinkComments(0)

2024年06月26日

餃子に酢ソース

お好み焼きソースの工場を見学するテレビ番組があって、
最後にそこの社員が考えたお好み焼きソースに合う料理が紹介されていた。

そのひとつが餃子のタレとしてお好み焼きソースを使うこと。餃子の材料は小麦粉と豚肉とキャベツなのだから、お好み焼きと同じで合わないわけがないとの触れ込みだったと思う。それ以外にも何点かの料理があったがもう忘れてしまった。たぶん私が作らない料理だったからだと思う。


それで先日に餃子を焼いたので試してみた。
使ったのはいわゆる中濃ソース。
ソース

ところで関東はトロッとした中濃ソース、関西はサラサラのウスターソースが主流である。また関西はウスターソース以外にとんかつソースやお好み焼きソースなど、複数のソースを使い分けている家庭が多い。

下記は日本ソース工業会が2021年に実施した調査で、自宅に常備しているソースの種類を示している。数字は% 表はhttps://nippon-sauce.or.jp/topix-past/16002.htmlから引用
日本ソース工業会

まるで醤油の濃口・薄口の違いのよう。醤油の場合は「出汁を取る」という料理文化の波及度合いから違いが生まれたと理解している。しかしソースなんてのは日本で広まったのが明治中期以降なのに、どうして地域によって違いが生まれたのだろう。また名古屋のうどんやきしめんは濃い色の出汁で関東風なのに、ソースに関しては関西寄りなのも興味深い。

何かと奥が深そうなのでいずれ調べましょう。そういえば中濃ソースなどとウスターソースの粘度の違いが何によるのかも理解していない。



さて餃子にソース。
まずは酢醤油でいつもの味を確認。

そしてソースをつけて食べてみる。
合わなくはない。
小麦粉と豚肉とキャベツでお好み焼きと同じとの理屈はうなづける。
でもちょっとソースの味が勝ちすぎて辛い。

そこで普通は酢醤油なのだからと酢でソースを割ってみる。
日本の酢はなかったのでドレッシング用のワインビネガーを使用。

ソースだけより酢ソースのほうが餃子に合う。
これはこれで悪くない。

ただし、
これから餃子は酢ソースで食べるかと問われたら、やはり酢醤油にする(^^ゞ


まっ、その程度の結論ではあるけれど、
ものは試しに、あるいは途中の「味変」としてトライしてみてちょうだい。何より酢ソースなんて日本人の1%の1%のそのまた1%も味わったことがないと思うから、それだけ特別な体験が出来るよ。

wassho at 20:22|PermalinkComments(0)

2024年04月26日

パンケーキを焼けなくても

みんな大好きパンケーキ。バターとメイプルシロップだけじゃなくて、様々なフルーツやソースと一緒に提供されるメニューも多くなり、有名店には長い行列が並んでいる。(写真はグーグルの検索画面)

パンケーキ1

一昔前までパンケーキはホットケーキと呼ばれた。パンケーキの名前は1970年代後半に雑誌で、海外のお店で出されているメニューを紹介するときに使われていた記憶はあるものの、一般に広くパンケーキと呼ばれ出したのは平成になってから。ただしファミレスではもっと前からパンケーキだったようにも思う。

その名前を初めて聞いて「まあ原料は小麦だからパンといえばパンなのかな」と思った人は多かったかも知れない。でもパンケーキのパンは、食パンなどのパンではなく、浅めの鍋を意味するパン(深い鍋はポット)が由来。日本語になっている中でいえばフライパンのパン。ケーキはオーブンで焼くが、パンケーキはフライパンなどを使うからパンケーキ。

なのでホットケーキは和製英語である。パンケーキをホットケーキと呼ぶ場合も無くはないようだが、基本的に英語圏ではパンケーキが一般的。hot cake だと「アツアツの焼きたてケーキ」になってしまう。

ついでにフライパンも和製英語で英語圏では frying pan。なおフライは炒めると揚げるのどちらでも使う。天ぷらや日本語のフライのように小麦粉などをつけて揚げる場合は deep‐fry。


どうして日本ではホットケーキの名前になったのかははっきりしない。明治に初めてパンケーキが伝わった頃の名前は「薄餅」だった模様。大正時代になりデパートの食堂でハットケーキとして提供され人気が出る。HOTの発音は hάt または hˈɔt でハットに近いからホットケーキの意味だと思う。(発音記号がお使いのスマホやパソコンで表示されなければゴメン)

そしてハットがいつ頃ホットに変わったのかも不明。しかし1957年(昭和32年)には「森永ホットケーキの素(小麦粉その他の粉材料をすべて混ぜたもの)」が発売されているので遅くともその頃。

またパンケーキ = ホットケーキではなくパンケーキ > ホットケーキとする考え方もある。その違いは甘さ。ホットケーキは原料に砂糖も加えるが、そうではなくておかずと一緒に食べるパンケーキもあるらしい。そういえば日本でビスケットはお菓子のイメージが強いものの、アメリカではパンと同じようなポジションのビスケットもある。

しかし平成になってパンケーキと呼ばれだしブームとなったのは、基本的にすべてスイーツ系のパンケーキである。だから甘くないパンケーキが登場してホットケーキと区別のために使い分けられるようになったのではなさそう。

要するに言葉としてのオシャレ感の問題。ホットケーキには昔ながらの喫茶店などで提供されるイメージもあったので、それを嫌ってオシャレなホットケーキはパンケーキと誰かが言い出したのだろう。

今のところパンケーキとホットケーキのどちらでも通じる。森永や昭和(製粉会社)で売られている粉材料は現在も「ホットケーキミックス」の名前のまま。ただし日清製粉にはホットケーキミックスとパンケーキミックスの両方がある。でも令和生まれが大人になる頃にはビフテキやライスカレーのように死語になっている予感。

パンケーキ2


さてそのパンケーキ。付き合いで有名店にも何度か入ったが、いつでも食べられるものではない。もちろん粉を練って焼いた経験もなし。でもたまに無性に食べたくなるときがある。まあこれは発作みたいな現象で1分も我慢すればたいてい収まる。

それで先日、そのパンケーキ発作が起きた。そのときにふと、パンケーキの味の多くを占めているのはメイプルシロップなのだからトーストにそれを掛ければ似たような味になるのでは?とひらめく。

幸か不幸かヨーグルトやシリアルに垂らして食べるために、
自宅にはメイプルシロップが常備されている。

そうなると発作はとまらない(^^ゞ

もう0時を回った深夜にもかかわらずコンビニにダッシュして食パンを買ってきた。いつもより少し長めにトーストし、バターも普段より多めに塗る。ちなみに私はトーストにはマーガリンよりバター派。そしてメイプルシロップを。

食べた。
バターに、メイプルシロップの甘さと香ばしさが混じった味はまさにパンケーキ。もちろん食感はまったく違う。それでも25%ほどはパンケーキを食べている雰囲気になるかな。けっこう気に入って、それ以来トーストはほとんどこのパンケーキもどきにして食べている。


発作が起きたときにはお試しを。

wassho at 21:22|PermalinkComments(0)

2024年03月25日

汁そばにワサビ

ふと思い浮かんだ疑問。

麺類と香辛料の組み合わせは一般的に、

  冷たいうどん :ショウガ
  冷たいそば  :ワサビ
 
  温かいうどん :七味唐辛子またはショウガ
  温かいそば  :七味唐辛子

となっている。

うどんは冷たくても温かくてもショウガを使うのに、
どうして温かいそばにワサビを使わないのだ?

汁そばにワサビ

試してみた(^^ゞ

特におかしくはないけれど、
別においしくもないかな。

讃岐うどんのお店で七味唐辛子とショウガの両方があれば、どちらにしようか迷う場合もある。でも汁そばならワサビがあっても迷わず七味を選ぶと思う。まあそのレベル。

面白いのはワサビの味がかすかにする出汁と一緒にソバをすすると、ざるそばを食べているような気になってくる。味覚による連想効果があるみたい。


そういえば学生の頃、大阪の淀屋橋か中之島にあった喫茶店でロールサンドウィッチなるものを食べたことがある。「ロールサンドウィッチなるもの」と書いたのは、今ではお弁当に入れたりして馴染みがあるものの、当時は一般的にそんなサンドウィッチは存在せず、目にしたのはそのときが初めてだったから。

それはハムとキュウリのサンドウィッチを、食パンを重ねるのではなくクルクルと巻いて皿にのっていた。そしてなぜかロールされたパンの内側には海苔が。

それを食べた瞬間、口の中が細巻き寿司になった!
アレッ、私は今何を食べているの?といった感じ。
醤油はつけていないのに海苔の味が脳を混乱させたのだと思う。

味覚と脳の関係も何かと興味深い。


<おまけ>
ざるそばに七味唐辛子が意外とマッチする話を以前にブログにしている。

   https://wassho.livedoor.blog/archives/53049079.html

10年ほど前のその投稿を読み返すと「温かい蕎麦にワサビは合うんだろうか?」と書いているのを発見。当時にそんな疑問をいだいたのはすっかり忘れていた。

wassho at 22:55|PermalinkComments(0)

2024年03月12日

夏以外はビールを冷やさずに

昔から自宅でビールはあまり飲まない。
しかし昨年の夏は

  平均気温が統計開始以降最高を記録!
  東京では64日間連続で最高気温30℃以上の真夏日となり過去最長を記録!
  同じく東京で最高気温35℃以上の猛暑日も22日で過去最多!
  全国で観測された猛暑日地点数の積算数も2010年以降最多!

とタスケテクレ〜な暑さだったので実によく飲んだ。部屋の中は冷房が効いていて、外気温のように例年と較べて特に暑いわけでもないのに、それでも冷たいビールを飲みたくなってしまうのが人体の不思議。

ビール

涼しくなるにつれていつの間にか飲まなくなったが、そろそろ冬になりかけた頃にキッチン棚の奥に6本パックの缶ビールが残っているのを発見。もう冷たくして飲むにはちょっと寒い頃合いーーー

以前にこんなブログを書いている。

   ビールはぬるめが意外と旨い
   https://wassho.livedoor.blog/archives/53244321.html

友人宅で出された、
冷やし忘れて冷蔵庫に入れてまだ30分ほどの「ぬるい」ビールを飲んだら、

   いわゆるホップの苦みが芳醇に感じられて、
   (スーパードライ以前の)ビール本来の味ってこんなのだったよなあと思った。

との内容。ただし

   しかしあの状態ではあまりにもぬるい。一般にビールは冷蔵庫で4時間冷やす
   と適温になるといわれている。だから30分から4時間のどこかに苦さと冷たさの
   妥協点があるはず。

とも書いた。

そのときは夏の真っ盛りだったから、そう思ったけれど、飲み忘れていた6本パックの缶ビールを見つけたのは冬。ひょっとしたらまったく冷やさずそのまま飲んでも大丈夫では?と思いつく。

   冷やさずに飲んだ。
   今まで自宅で飲んだビールで一番旨かった!

おそらく私の舌はビールの苦さが好きで、冷やすと苦みが減ると感じているようだ。あるいは味の複雑さ。実はウイスキーの水割りも氷を入れないのが好き。


もちろんビールの好みは人それぞれ。
でも興味が湧いたらとりあえず一缶試してみて。
私はたぶんこれから夏以外は冷やさないで飲むと思う。

難点はお店では冷えていないビールを飲めないこと(^^ゞ

wassho at 21:43|PermalinkComments(0)

2023年09月21日

夏はほうじ茶を水出しで

もう9月も後半なのに今年はまだ夏が終わった気がしない。東京ではここまでの21日間で最高気温30度越えが18日あった。29.6度と29.5度が1日ずつ。そこそこ気温が下がったのは台風の影響を受けた9月8日の25.2度だけ。念のために書いておくと25度以上で夏日、30度以上で真夏日が気象庁の定義である。


さて夏になるとせっせと作るのが水出しの冷たいコーヒー、紅茶、緑茶である。作り方は至って簡単でお茶パックや出汁パックとか呼ばれるものにそれらを詰めて、冷水ポットに沈めて冷蔵庫に一晩入れておくだけ。ペットボトル入りのものより圧倒的においしいし、しかも安上がり。今までに2回ブログにしている。

   夏を快適に暮らす方法2 水出し緑茶
   アイスコーヒーは水出しで

冷水ポットは2つあって、いつもはコーヒー、紅茶、緑茶をローテーションで水出ししている。でも今年の夏はほとんど紅茶だった。それはほんの少し(5:95程度)牛乳を入れてアイスミルクティー(氷は入れないけど)にすると、まろやかになってそれが気に入ったから。

ほうじ茶

画像はhttps://item.rakuten.co.jp/happynatural/000000004876/から引用

8月の終わりのある日、その時はストレートで飲んでいた。そして何気なくグラスの中のアイスティーを見て、この色はほうじ茶と同じ→ほうじ茶はサッパリしているから暑い季節にはいいかもと連想が働きーーー

さっそく次の日にほうじ茶を買ってきて試してみると、

   メチャおいしい!!!

それ以来、ほうじ茶でばかりを作っている(^^ゞ

やや難点は水出しだとちょっとお茶の出が悪く、緑茶や紅茶より3〜4割り増しほど茶葉が必要なこと。でもほうじ茶は緑茶にできないような低グレードの茶葉や茎を炒って作られたもの。当然ながら価格は安いから特に問題なし。(高級なほうじ茶もあるらしいが、スーパーなどでは見かけない)


時期的に紹介が遅れた気がしたものの、まだまだ冷たい飲み物が欲しくなる日が続くからと書いてみたしだい。また子供は麦茶が好きだけれど、同系統の味わいだからきっと口に合うはず。試して損はしないと思うよ。もちろん気温が低くなれば、ホットほうじ茶でも飲めるし。

wassho at 19:42|PermalinkComments(0)

2023年02月01日

ヨーグルトも常温に温めてみた

シリアルには牛乳をかけて食べる。
でも冬だと牛乳は冷たい。
温めたいわゆるホットミルクとシリアルの組み合わせは?な感じがする。
そうだ!牛乳を温かくするのではなく、
冷蔵庫で冷えているのを常温に戻る程度に加熱すればいいんだ!

という話を以前に書いた

もうひとつ冬の朝食には冷たくて困るものがある。
それはヨーグルト。
今回はそれを常温程度に温めてみた。

実はシリアル用の牛乳を温めた時、既にこれを思いついていた。なのに同時期に試さなかったのは、ヨーグルトを食べる時はトーストと一緒で、そちらの温かさに紛れて何とかなっていたから。でも冷たいのは冷たいわけで、2ヶ月遅れでようやく実験。

小岩井 生乳100%ヨーグルト

いつも食べているのはこの小岩井の生乳100%ヨーグルトで、ブログに画像を張るため初めてパッケージをじっくり見た。この商品は生乳を「せいにゅう」ではなく「なまにゅう」と読ませるんだ。「なま」と訓読みするなら「なまちち」がセオリーだと思うけど(^^ゞ

ちなみに生乳とは加熱殺菌などの処置を何も加えていない乳を指す。生乳を加熱殺菌して「牛乳」という商品になる。加熱殺菌していない生乳の販売は法律で禁止されているから、たとえ牧場で乳搾り体験をしても飲むことはできない。ヨーグルトは製造段階で加熱殺菌されるからいいのだろう。

だとしたらこの生乳100%とは少々紛らわしい表現。このヨーグルトは「火を入れていない生モノ」ではないのだから。加熱殺菌されている牛乳だって原材料は生乳100%である(成分無調整の普通の牛乳の場合)。ウソはついていないから優良誤認とはならないにしても、消費者の生乳についての知識のなさを巧みに利用している疑いがなきにしもあらず。

なお明治ブルガリアヨーグルトや森永ビヒダスヨーグルトなどは、原材料名として「生乳、乳製品」と書かれている。乳製品も原材料は生乳なので話はさらにややこしくなる。それにしても、この小岩井の「生乳100%」は何がありがたいのだろうか。価格はブルガリアやビヒダスが160〜170円前後なのに対して、小岩井のは250円ほどする。


そんな疑問はあっても、このヨーグルトを好んでいるのはブルガリアやビヒダスと較べて酸っぱくないから。それはおそらく生乳100%とは関係なくて、使っている乳酸菌などの違いだと思う。逆に他のヨーグルトはどうして酸っぱく仕上げているのか不思議。2008年頃に廃止となったが、それ以前はプレーンヨーグルトに砂糖をつけて売られていた。そんなことをするくらいなら酸味を抑えろよと思ってしまう。

またパッケージに「そのなめらかさ最高級」と書かれている。確かにトロトロと滑らかな口当たりは他のヨーグルトとは違う。しかし言い方を変えれば、普通のプレーンヨーグルトと、飲むヨーグルトの中間的な感じではある。小岩井の酸っぱくないのは気に入っているものの、食感的には普通のプレーンヨーグルトのほうが好み。なかなか私のニーズにピッタリのヨーグルトを作ってくれるメーカーがなくて困る(^^ゞ


さてようやく本題。

私が食べる量は容器半分。だから200gほど。それをボールに移し替えて電子レンジで30秒。まだちょっと冷たい感じがしたのでプラス10秒加熱した。温度は測っていないが25度前後だと思う。

冷たさがとれていい感じで食べられた。ただしシリアルのときは「これで冬でもシリアルを食べられる」と喜んだが、先ほど書いたように冬でもトーストと一緒に冷たいままでヨーグルトは食べていたから、前回ほどの感激はなかった。


なお温めると若干ではあるが酸味が増す。
私の場合はいつも缶詰のフルーツなどを入れるので特に影響なし。

また調べたところによると

   冷たいヨーグルトは腸を冷やすので、温めた方がカルシウムなどの吸収率がよくなる。
   ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの動きも温めると活発になる。
   ただし50度以上にすると乳酸菌やビフィズス菌は死滅してしまう。

ーーーらしい。まあヨーグルトに含まれている乳酸菌は胃液などでほとんどが死ぬのだけれど。もっとも死んだ乳酸菌も腸内の善玉菌のエサになる=善玉菌が増えるのがヨーグルトが健康にいいと言われる由縁。だから寒がりの人はもっと加熱してもいいかも。


とりあえず冬でもたくさんヨーグルトを食べて「腸活」したい人は、
温めると食べやすいですよ。



<2月5日追記>

 温度を測ってみた

  冷蔵庫から取り出したヨーグルトの温度は10.6度
  容器の半分、約200gを電子レンジで40秒加熱すると24.7度
  さらに20秒を追加で加熱したら31.6度

wassho at 22:56|PermalinkComments(0)

2022年11月30日

常温牛乳で冬でもシリアル

Wikipediaによるとシリアルとは

   トウモロコシ、オーツ麦、小麦、大麦、米などの穀物を、押しつぶして
   薄い破片(フレーク)にする、パフ状にする(膨化させる)、
   混ぜ合わせてシート状にしてから砕くなどの加熱調理で食べやすく加工し、
   長期保存に適した形状にした簡便食である。

とある。

すっかり一般化したとはいえ、シリアルと聞けばシリアルナンバー(シリアルは連続の意味)や、今は使われなくなったけどパソコンのシリアルポート(1ビットずつデータを転送する方式のケーブル差込口、対義語はパラレルポート)などを思い浮かべてしまい、何となく食べ物の名前として違和感を感じる。適当な日本語が作られなかったのは残念。穀物加工食品じゃピンとこないし。(なお英語では食べ物はcerealで、連続はserialとスペルが違う)

シリアル

日本ではケロッグやシスコーンのコーンフレークが最初に出回ったように記憶している。発売開始は1963年(昭和38年)。当時は子供のおやつとして普及した。だから砂糖がまぶしてあり甘みのある食べ物だったし、おまけのオモチャも付いていたように思う。またスーパーではお菓子売り場で売られていた。

そんな認識だったから、1980年代前半に初めて海外に出かけた時、ホテルの朝食(バイキング形式)でシリアルが揃えてあるコーナーを見て「外人は朝からコーンフレークを食べるのか」と驚いたのは懐かしい思い出。

メーカーがシリアルをおやつ食品から朝食食品にと、マーケティングの方向を転換したのは1990年前後。玄米なども材料に加えて健康面もアピールし始めた。また参入メーカーも増えた。

ただしメーカーの思惑通りには消費者は反応せず。それでも徐々に食に関する環境や意識が変わり、ようやく2010年前後から市場が急拡大し始める。材料の種類が増え、ドライフルーツなども加えられるようになり、また薄いフレークから粒々のグラノーラが主流になる。シリアルという言葉が一般化したのもこの頃からだと思う。

   <シリアル食品 出荷額推移>
      2005年 230億円
      2010年 248億円
      2015年 537億円
      2021年 623億円

そういうわけで、
その変遷を眺めると、シリアルは意外と興味深い食品なのである。

フルグラ、オートミール

さて、
シリアルはけっこう好きでよく食べている。いろいろ試したが今のところはカルビーのフルグラ(フルーツ・グラノーラ)と、日本食品製造のオートミール(オーツ麦のシリアル)を3対1位でブレンドすることが多い。たまにメープルシロップを加えて甘くして食べたりもする。

それでもちろん牛乳をかけて食べるわけだが、当然ながら冬には冷たすぎる。だからシルアルは春・夏・秋の食べ物だった。しかし先日、封を切ってまだほとんど残っているシリアルがあるのを思いだした。秋も終わりになると食べる頻度が減るのでありがち。今までにもそんな経験があって、春まで放置しても別に湿気たりはしないし、賞味期限的にも問題ないものの少し考えてみた。

  牛乳が冷たいのなら、温めたらどうだ。
    ↓
  それって、おいしいか?
    ↓
  そうだ! 冬でも水は飲むじゃないか。
  熱い牛乳じゃなくて、冷蔵庫で冷えた牛乳を常温に戻せばいいんだ!


ボールに牛乳を入れ電子レンジで50秒加熱。指で触ると冷たさは感じない。測ってみると26.5度だった。ちなみに水道水は21度。水道の温度なんて生まれて初めて知った。

シリアルを入れて食べてみた。冷たくもなし暖かくもなし。
これなら冬でも大丈夫。
冬でもシリアルを食べたい人は是非お試しを。

気が進まないけれど何事も経験だから、
熱々の牛乳でもそのうち試してみるつもり(^^ゞ

wassho at 22:44|PermalinkComments(0)

2021年08月30日

冷やしカップヌードル はじめました

何年か前に防災関連の情報として、もし電気やガスが止まってお湯が沸かせなくても、カップ麺などは時間をかければ水でも食べられるようになるということを知った。

その時は、おおそうなのか φ(.. )メモシテオコウ と思っただけだったが、
ひょっとしたらそれは暑い夏にもってこいの食べ物なのではとーーー

カップヌードルで試してみた。
メチャ美味しい\(^o^)/

カップヌードル

とりあえず実験というか試食結果を報告しておくと、

1)
戻し時間は45分から60分くらいが適当。
30分ではまだ少し麺が固い。

2)
お湯での3分と較べて、麺がかなりスープを吸うので、カップからこぼれるギリギリくらいまで水を入れたほうがいい。あるいは食べる前に少し水を足す。

そうすると少し味は薄くなるが、カップヌードルの味はもともとかなり濃いので、私にはそれでちょうどいいくらい。

3)
15分ほど冷蔵庫に入れて少し冷たくしたほうが美味しい。


興味があったら試してみて。
また、おそらくこれは真夏のアウトドアでの食べ物としても最強なはず。

難点は調理時間?が1時間ほど掛かってしまうことだけれど、
まあ即席麺でスローライフもオツなものかと(^^ゞ


またカップヌードルだけでなく、ラーメンのカップ麺、どん兵衛などのうどんやそば、さらにはカップ焼きそばも水で作れるらしい。中身は同じだから袋麺でもOKなはず。でもスープ少なめのカップヌードルが「冷やし」には似合っている気がする。

ちなみに今年はカップヌードルの発売50周年に当たるとのこと。「冷やし」での食べ方を50年間知らなかったのは、ちょっと損した気分かも(^^ゞ

はじめました


wassho at 20:19|PermalinkComments(0)

2020年09月10日

カレーシチュー

先日のこと、何の脈絡もなく「小学校の給食にカレーシチューというメニューがあった」ことを思い出した。どうしてそんなことを突然に閃くかな。いつもながら脳の働きは不思議である。

けっこう頻繁に登場したメニューだった記憶がある。けれどもカレーシチューがどんな味だったかが思い出せない。カレー味なのは確かだとして、具体的にどうカレーで、どうシチューだったんだろう。味が思い出せないくらいだから、それが好きだったのかどうかも不明である。好きじゃなかったから思い出せないのかな。

しかし味は思い出せないくせに、頭の中がカレーシチューで一杯になってしまったた。考えてみるとカレーシチューとは、世の中で給食にしか存在しない不思議なメニューである。レストランで食べられるところはないし、ルーやレトルトとしても売られていない。

とりあえずスーパーでレトルトのカレーとビーフシチューを買った。両方を温めてボウル皿に入れて混ぜる。思ったよりおいしかったが、給食の味がこれじゃなかったことは確かである。もちろんそれは想定していたこと。しかしその時は、何でもいいからカレーシチューを食べないと気が済まなかったのである(^^ゞ

給食


改めて調べてみると「懐かしのカレーシチュー」と手作りレシピがいろいろと公開されていた。どうやら給食でもカレーシチューはもう提供されていないらしい。埼玉県鶴ヶ島市の学校給食センターのホームページによると、

    現在の給食ではあまり出されることのないカレーシチューですが、
    1976年以前の給食では、コッペパンやソフト麺との組み合わせで出される
    ことがあったメニューです。

とある。

現在の給食は米飯を出すのでカレーは普通にカレーライス。コッペパンやソフト麺が主流の時代は、もう少しサラッと調理する必要があり「ポトフの仕上げにカレールーも使って味付けしたカレーシチュー」が主流だったようである。調べているうちに何となく味の記憶もよみがえってきた。

それにしても給食の時間って楽しかったなあ。冷静に考えればどうってことのない献立なのに、友達がたくさんいて、将来に夢や希望があればメシは旨いということか。食べているものは今のほうが断然レベルが上なのに、あんな体験がもうできないのは寂しいね。


wassho at 22:44|PermalinkComments(0)

2020年09月09日

アイスコーヒーのブレンド

2018年は9月24日に「ほぼ3ヶ月ぶりにホットコーヒーを淹れた」ことをブログにしている。夏が暑すぎてホットのコーヒーは3ヶ月間ほど飲んでいなかったという話。それで本年2020年は本日に久しぶりのホットコーヒー。だいたい2ヶ月ぶりかな。今年も暑かったけれど、超絶猛暑の記憶が未だに残っている2018年よりはマシだったということか。身体は正直なものである。

と思ったら東京の7月と8月の平均気温は、

       7月  8月
  2018年 28.3度 28.1度
  2019年 24.1度 28.4度
  2020年 24.3度 29.1度

と8月に限れば今年と去年のほうが2018年より高い。2018年は7月の気温がやたら高いから、8月になった頃にはもうヘロヘロだったのかな。もっとも気温の平均値だけでは正確なところは語れないので、やっぱりここは1ヶ月早くホットコーヒーを飲んだという身体の感覚を信じることにしよう。

コーヒー豆


ところでこの夏はアイスコーヒーをたくさん作った。淹れる回数が多いということは、それだけ創意工夫する機会も増えるということ。それで発見したゴールデンレシピを。

私の淹れるアイスコーヒーは水出しである。水出しコーヒーは味はいいが香りに乏しいという難点がある。でもアイスコーヒーは冷やすときに香りも飛ぶので、たくさん作るのに手間の掛からない水出しにしている。

作り方は極めてシンプル。豆を挽いてお茶パックや出汁パックと呼ばれる紙の袋に詰め、冷水ポットに沈めておくだけ。そのまま冷蔵庫に入れて6〜7時間で出来上がる。だから創意工夫といっても、できることは豆の分量の加減くらいしかない。

あれこれ試して私がベストだと思ったのは、水2リッターに対してコーヒーメジャーに軽く山盛り8杯分の豆を挽くこと。もっともこれは魔法瓶構造のタンブラーやマグカップを使って氷を入れないで、つまり氷で薄まらずに飲むという前提だし、そもそもが水代わりにガブガブ飲むアイスコーヒーとしてのことだから、人によって好みは違うだろう。

それでポイントは8杯の豆のうち2杯はアイスコーヒー用でない普通のホットコーヒー用の豆を使うこと。比率でいうなら3対1。これでとてもクリアな味わいのアイスコーヒーが出来上がる。いわゆるブレンドの妙。もっともこれは創意工夫というより、暑いのでホットコーヒーは淹れない〜その豆が古くなってしまうとモッタイナイいう倹約精神から生まれたものであるが。


だから是非お試しをというレベルのものじゃない。
何の手間も掛からずに好みの味になって、ちょっとうれしかったというお話。

wassho at 21:58|PermalinkComments(0)

2020年08月10日

スイカにレモン汁

スイカに塩をかけると、そのしょっぱさが甘みを引き立てる。子供の頃はそうやって食べていた時期もあったが、いつの間にかかけなくなった。品種改良によって、そんなことをしなくても充分に甘くなったからかな。ぜんざいに塩というのも聞くが、あれって最初から塩を入れて作るものなの? 少なくとも私はぜんざいに塩を振りかけたことはない。


さて昨年の秋頃にスイカにレモン汁をかけるという食べ方を知った。何となく興味を引かれ、ようやく季節が巡って本日にメデタク実現。

食べる前はどんな味になるのか想像が難しいけれど、
食べてみるとスイカにレモン汁をかければ、こうなるよねと、わかりやすい味になった。

つまり食べたことにない人に説明は難しいのだが。レモンの酸っぱさと、スイカのざくっとした食感が合わさって何となくトロピカルな味になるというか。スイカとは別の果物を食べている感じである。

それでレモン汁をかけると圧倒的においしいかというとそうでもない。スイカを何切れか食べるときに、味の変化を楽しむには面白いといったところ。当たり前ながら、レモン汁をかけ過ぎるとスっぱいよ (^^ゞ

でも試してみて損はないと思う。
コロナの夏をあれこれ楽しみましょう!
スイカ


wassho at 23:28|PermalinkComments(0)

2019年11月23日

フレンチプレスなら微粉は取り除こう その2

微粉を取るには、専用の器具も売られているが茶こしで事足りる。
挽いた豆を入れて揺すればいいだけ。

5


ただし微粉は軽いから揺すると、だんだんと上に溜まる。だからワンサイズ小さい茶こしを突っ込んで蓋をするようにして上下を反転させたりしている。でも気長にやれば1つだけでもやれなくはない。

こういった茶こしは100円ショップでもいろんなサイズが売られている。ただし網目の細かさは要チェック。あまり荒いものは適さない。

やってみればわかるが微粉というのはけっこうな量になる。目分量で挽いた豆の5%はあるかな。だから豆の量は気持ち多めに挽く。また振っても振っても無限に出てくるので、ある程度のところで諦める必要がある。(カッターが回転するタイプのミルだと微粉は少ないらしい)

前回に書いたようにペーパードリップだと、微粉を取るとスッキリしすぎて物足りない味になるが、フレンチプレスだとちょうどいいスッキリ度合い。いわゆる雑味のないクリアなコーヒーになる。お薦めである。


実はここからが本題。
どうして微粉を取り除くと雑味がなくなるのだ?


ーーー続く

wassho at 18:08|PermalinkComments(0)

2019年11月21日

フレンチプレスなら微粉は取り除こう

朝と昼はフレンチプレス、夜はマキネッタが私の基本的なコーヒースタイル。
もう3年くらい自宅でペーパードリップは使っていない。
1


もっとも以前にフレンチプレスと急須で淹れるコーヒーは同じだと書いた。フレンチプレスはボダムのコロンビアという器具を使っていたのだが、500mlの容量が微妙に小さくてフラストレーションがたまっていた。サイズ的には2杯分のコーヒーを淹れられる計算でも、フィルターでコーヒー豆を押し込むと底に溜まったコーヒーをすべて排出できないのがその原因。


それでフレンチプレスのパッキンがヘタってきたのを契機に、急須じゃないけれど、しばらく前からこんなティーポットを使っている。サイズは750ml。底にコーヒーは溜まらないので、ギリギリまでお湯を入れれば3杯分を抽出できる。
2


このティーポットに付属の茶こしは、目が細かくて優秀。
3


それでもやっぱりコーヒーカップに多少のコーヒー粉は入ってしまう。
対策として200メッシュのとても細かな網目の茶こしも併用。
4



さてコーヒー豆を挽くと、その際に豆が割れて微粉と呼ばれるものも一緒にできてしまう。コーヒー通にはその微粉を取り除いてから淹れる人もいる。

微粉を取り除くと雑味が減ってコーヒーの味がすっきりとクリアになる。基本的にはおいしくなるものの、この雑味というのがクセ者で、味の力強さをになっていたりする。豆の性質・品質や焙煎度合い、その他諸々が影響するから一概には言えないとしても、ペーパードリップで淹れるなら微粉を取り除くと物足りなくなるというのが私の見解。だから微粉の取り除きは、ずっと以前に数回の実験をしただけで終了。


一方でフレンチプレスはペーパードリップよりヘヴィーな味わいである。悪い表現をすれば、ちょっと味に「よどみ」がある。それではと微粉を取り除いて淹れてみたら、これがドンピシャの大正解!


ーーー続く

wassho at 19:24|PermalinkComments(0)

2019年10月31日

コーヒーは温め直すより保温しておいたほうが

自宅でコーヒーはいつも2杯分を淹れる。
2杯目は電子レンジでチンして温めて飲む。

それはもう何十年も続けてきた風習。
でも先日から2杯目のコーヒーは魔法瓶で保温して飲むようになった。

使っているのはバイクツーリングで活躍した魔法瓶構造の水筒。
e7bf16a6

魔法瓶といっても内部はガラスのビンではなくステンレスの二重構造。ツーリングから帰ってきてもまだコーヒーは温かいほどの保温力があるから、自宅で2杯目を飲む30分や1時間程度では熱々のまま。魔法瓶からコーヒーカップに注ぐときにわずかに冷めるものの充分に許容範囲。


ところで2杯目のコーヒーを

    冷めたのを温め直す
    熱いまま保温しておく

ーーーのどちらがおいしいか。私には保温しておいたコーヒーのほうがおいしいように思う。エスプレッソのお湯割りであるカフェ・アメリカーノの場合は特にその差が顕著。もっともカフェ・アメリカーノではお湯をまた沸かす必要があるが。(今気がついたが、最初にカフェ・アメリカーノを作ってから保温すればいい)

何かと実験好きではあるが、温め直したのと保温しておいたコーヒーの同時飲み較べはしていない。そのうちやると思うけれど、これが気のせいだったらイヤだなあ(^^ゞ

wassho at 23:18|PermalinkComments(0)

2019年02月05日

手づくりの?トースタースタンド

小鉢の上に餅焼きの編みを載せた摩訶不思議な組み合わせ。
これは私がトーストを食べる時に欠かせない皿代わりのパン置き場である。

IMG_1294


トーストを焼いて皿に載せると、パンから出る水蒸気が皿との間に溜まってトーストが湿っぽくなる。それがどうにもイヤだった。特に長く皿に載っている2枚目がベチャっとしてしまう。

それを防ぐために、トースタースタンドあるいはトースターラックという器具がある。主にイギリスで使われているもの。イギリスのトーストはとても薄く少し湿っただけで台無しになってしまうから、こういうものが生まれたのかもしれない。
トースターラック


それを買ってもよかったのだが、私は焼き上がって最初にバターやジャムを塗る、あるいはチーズトーストにするので、縦に立てるのが何となく馴染めず。だからスプーンの盛り上がっている部分をパンの下に挟んだりしていたものの、あまり効果はなく。

それである時に思いついたのが手づくりの?トースター置き場。一部が曲がったり錆びていた網を先日に買い換えたのでブログでお披露目。写真のパンがトーストされていないのはご愛敬(^^ゞ
IMG_1295


湿気逃しとしては完璧に機能する。難点は普通のトースタースタンドでもそうらしいけれど、ちょっとトーストの冷めるのが早いこと。でも湿ったトーストを食べるより何倍もいい。

トーストが湿るのに不満がある人はお試しを。

wassho at 22:06|PermalinkComments(8)

2019年01月28日

どん兵衛をほうじ茶で

カップ麺のどん兵衛をお湯ではなくほうじ茶で作るとおいしいという話を聞いたので試してみた。少し前にネットで話題になったらしい。

どん兵衛とほうじ茶


スーパーでどん兵衛を買う。そしてほうじ茶を買おうと思ったら、ペットボトルも紙パックも売っていなかった。夏しか売っていないのかなあ。ティーバッグのはあったが、とりあえず試しに作るには数が多すぎる。

それでコンビニに寄る。ここでもなかったら諦めて普通にお湯で作るかと。セブンイレブンではプライベートブランドのほうじ茶があった。買ったことがないので記憶が定かじゃないが、夏にはもっといろんな商品があったような。ほうじ茶は麦茶のように夏の商品なのか。今では麦茶は年中売られているけれど。


さて実験。
ペットボトルのほうじ茶を鍋に入れて沸かす。なんかおかしな光景。その後はお湯の代わりにほうじ茶をカップに入れるだけで特別な手順はなし。

食べてみる。
スッゴクほうじ茶の味がすると予想していたが、まったくそうではなかった。圧倒的に醤油出汁(ダシ)の味が勝っている。

何が変わったかというとーーー
インスタントの出汁は、きちんと取った出汁と較べて、味のレベルそのものは別として、味が「死んでいる」ような印象がある。それがほうじ茶で作ることによって少しフレッシュさを取り戻した感じ。だから出汁が特別に旨くなったとか味わいが増したとは思わないまでも、ほうじ茶によるプラス効果は確かにある。一言でいうなら後味スッキリな味わいになる。インスタント味噌汁とかにも効果あるかも。

もっともどん兵衛を食べるのは実に久し振りで、お湯で作ったのと食べ較べないと正確な評価にはならないかもしれない。ちなみに全部をほうじ茶で作ると、ほうじ茶の香りが立ちすぎるので、お湯に対して半分か2/3くらいをほうじ茶にするのがいいような気がする。


ところで、これでほうじ茶に目覚めた?私はティーバッグを買ってきて、最近よく飲んでいる。コーヒーじゃちょっと重いかなというような気分の時にピッタリ。

wassho at 21:22|PermalinkComments(0)

2018年11月15日

牛丼にチーズのトッピング

前回に引き続き、
チーズをトッピングするとおいしい意外な組み合わせの第2弾。

牛丼


実は牛丼はあまり好きじゃない。「早い、安い」は認めても、あまり「旨い」とは思えないから。外回りをしている時にとてもお腹が空いて、でも時間がないといった場合に吉野家があれば入る程度。最後に行ったのは5年くらい前かな。ちなみに吉野家は「早い、安い、旨い」のキャッチフレーズをもう使っていないみたい。ホームページを見ると

   匠味 ほっとする味とぬくもり
   健康 食べる健康、歩く健康
   安全 人が見守る安全安心

と、わかったようなわからないようなことが書いてあった。

さてチーズをトッピングして食べたのは、牛丼屋のお店ではなくコンビニの牛丼。ある時セブンイレブンで弁当を買おうと思ったら、ほとんど売り切れていて丼物だけが残っていたので買ってみた。

うれしい発見その1

コンビニの丼物は容器が具とご飯に分かれている。レンジでチンした後に自分で具をご飯の上に乗せて食べる仕組み。吉野家で食べる時も生卵をかけるのだけれど、そのほとんどは具に絡まる。でもコンビニ牛丼の場合はご飯の上に生卵をかけて、それから具を乗せられる。つまりしっかり卵かけご飯になる。

それが気に入って、しばらくしてまた牛丼を買ってきた。ところでセブンイレブンの牛丼はかなり味付けが濃い。それで閃いたのが、うれしい発見その2のチーズをトッピングすること。

細切りチーズを具に載せてからレンジでチン。もちろんチーズは溶ける。卵掛けご飯にしてから具を乗せてチーズ牛丼の出来上がり。これがおいしかった。前回のラーメンにチーズは興味があったらどうぞ程度だが、牛丼にチーズはぜひ試してみるべきである。

ちなみに味はラーメンの時と同じく、それほどチーズ味にはならない。しかしよく考えたら、それは細切りチーズというものが、それほど味の濃いチーズじゃないからかもしれない。細切りチーズにも色々種類があるから、そのうちあれこれ試してみようかな。

wassho at 21:04|PermalinkComments(0)

2018年11月13日

ラーメンにチーズのトッピング

9月にチキンラーメンの味のナゾについて書いた。
その時に少し変わった食べ方をしたのだが、今回はその話。

それはチーズをトッピングしたこと。
正確にいうなら細切りチーズ。
麺と一緒にお湯を注いだから、トッピングといっても溶けて麺に絡まった状態になる。

細切りチーズ

きっかけはチキンラーメンを作るときに、卵を入れようと思って冷蔵庫を開けたら細切りチーズが目についたという偶然から。真冬に豆腐を外に置いておいたら、凍って高野豆腐になったエピソードと似ているかな(^^ゞ

ちなみに私の食生活に細切りチーズは欠かせないものとなっている。トーストはほとんどチーズトーストにして食べる。スーパーで買ってくるピザやグラタンはチーズ増量。レトルトカレーもいろんな具材を足して煮込むのだが、その時も細切りチーズは必ず加える。その他あれこれ。


話を戻すと冷蔵庫で細切りチーズを見つけたとき、チキンラーメンのあの独特のちょっとクドイ味にはチーズは合うという直感があった。だから試したわけである。

結果はおいしかったよ。かなり大量に入れたが(カレースプーンに山盛り3杯くらい)、チーズ味ラーメンになったというより、全体的にコクが増した感じ。

それに気をよくして、チキンラーメン以外の、普通の醤油味と塩味のインスタントラーメンではどうだろうと実験好きな性格が頭をもたげて(^^ゞ

買ってきたのがは、塩ラーメンのサッポロ一番と醤油ラーメンの出前一丁。現在のインスタントラーメンの袋麺(反対語はカップ麺)は生麺に近い食感のタイプが主流。でもチキンラーメンとの比較なら昔ながらのインスタントラーメンがいいかなと考えてのチョイス。味噌ラーメンが含まれていないのは、スーパーには5食パックしかなく1袋では買えなかったので。普段はほとんどインスタントラーメンを食べないものだから断念。

スライド1

なお一緒に調理して食べ較べたわけじゃない。それぞれ別の機会に食べた。麺を煮る3分間の最後1分くらいに細切りチーズ投入。

チーズを入れたことによる感想はチキンラーメンの時と同じ。チーズ味ラーメンになったというより、全体的にコクが増した感じ。逆にいうとラーメンは思っているより味が濃いものだと知る。それぞれの相性をいうと、塩ラーメンにはけっこうチーズが合うと感じた。醤油ラーメンもコクが増して悪くはないけれど別に入れなくてもいいかな。なお途中でパルメザンチーズも振りかけてみたが、これはどちらのラーメンにもイマイチ。

ラーメン店でチーズのトッピングができるところはあるのかな? 溶かさなければいけないから調理オペレーション的には煩雑になるだろうが、家系ラーメンとか濃厚味のラーメンには合うと思うなあ。

まあ暇があったらインスタントラーメンで試してみてちょうだい。

ところでラーメンとチーズの組み合わせも珍しいと思うが、実はもっと意外なものとの組み合わせでおいしものを見つけた。その話はいずれそのうち!

wassho at 06:41|PermalinkComments(0)

2018年08月14日

焼き鳥にワサビ

以前に「たこ焼きにオリーブオイル」とか「ざるそばに七味唐辛子」なんてことを書いてきた。飲み物では「トマトジュースと牛乳を混ぜて飲む」。食べ物や飲み物の組み合わせについて他にも書いたかもしれないけれど、すぐには思い出せない。

つい最近に発見したのは、焼き鳥にワサビが合うこと。ステーキだと醤油系のソースにワサビを合わせるのはもはや定番。私の好みでは焼き鳥のほうがワサビと相性がいい。

ワサビを置いている焼き鳥屋はまずないから、総菜とか冷凍食品の焼き鳥でお試しを。

焼き鳥にワサビ180814


wassho at 14:05|PermalinkComments(0)

2018年08月13日

夏は白ワインをシャーベットにして

昨日の東京は最高気温が30度くらいで、ずいぶんと涼しく感じた。
30度で涼しいだなんて、感覚が麻痺してきたぜ(^^ゞ

ところで夏に限って私は白ワイン党になる。
しかも冷凍庫で凍らせてから飲む。

もしペットボトルに入った水をカチカチに凍らせれば、溶けて飲めるようになるまでかなりの時間がかかる。しかし白ワインは凍っていたとしても、室温で数分放置してからボトルを激しく振れば、あっという間にシャーベット状になる。シャーベット状になったものもすぐに液体に戻る。赤ワインもそうなのか、あるいはワインに限らずアルコールがそうなのか、他のお酒で試したことがないからわからない。とりあえず白ワインはすぐに溶ける。

この飲み方は甘めの白ワインのほうがおいしい。冷たくなると舌は甘味を感じなくなるから、ちょうどバランスが取れる。でも甘い白ワインって、なぜか最近はあまり売っていないのだが。

もし夏休みを取っているなら、ぜひ真っ昼間から一杯やってちょうだい(^^ゞ


こんな洒落た飲み方もやってみたいなあ。
白ワイン


wassho at 11:40|PermalinkComments(0)

2017年08月24日

アイスコーヒーは水出しで

夏になるとアイスコーヒーを作る。アイスコーヒーはホットコーヒーと違って、冷蔵庫に入れて数日ならあまり味は変わらない。だからまとめて作る場合が多い。まとめて作るとは時間が掛かるということである。私はマキネッタで淹れるのでなおさら。かなり面倒な作業となる。

同じく夏になると水出しの緑茶も作る。お茶パックや出汁パックと呼ばれる紙の袋に茶葉を詰めて、冷水ポットに沈めておくやり方。


そして、今年の夏のある日に閃いた。コーヒーも水出しできるのだから緑茶と同じやり方でいいのじゃないかと。

やってみたら大成功!
今までの方法と味に差はなし。
そして、あの手間は何だったんだと思うくらいに簡単。

2リッターの冷水ポットに対して、コーヒー豆(深煎り)はコーヒーメジャー10〜12杯分くらい。一晩で出来上がる。コーヒー豆の量や挽き方、抽出時間に研究の余地はありそうだが、今のところ極めて大雑把。濃すぎたら水で薄めている。


水出しコーヒーにはマニアも多い(お茶パックを沈める方法じゃないが)。しかし味はしっかり出て甘味も強いけれど、香りが立たないので私はあまり好きじゃない。でも作り置きするアイスコーヒーなら、どう淹れようと香りは最初だけだからあまり問題にならない。

とにかく手間いらずだから、アイスコーヒーをガブガブ飲みたかったら水出しがお勧め。


837777


wassho at 08:33|PermalinkComments(0)

2017年08月08日

コーヒーを淹れるのは急須で充分

急須

朝に飲むコーヒーを淹れるのにドリップはやめて、フレンチプレスを使っていることを昨年末に書いた。またフレンチプレスではコーヒーの粉がわずかに混ざるので、カップに注ぐ時に茶こしを使っていて、だったら急須と茶こしだけでもいいんじゃないかとも書いた。


遅ればせながら実験してみた。

  急須に挽いたコーヒー豆を入れ、 
  湯を注ぎ4分後に、
  茶こしで漉しながらカップに注ぐ

実験する前からわかっていたが、急須で淹れたコーヒーはフレンチプレスで淹れたものと100%同じ味がする。原理的にはまったく変わらないのだから当たり前。


ところで日本の家庭(の一部で)でレギュラーコーヒーを淹れるようになったのは昭和40年代になってからだと思う。当初に使われていたのはサイフォンで、やがて器具が安価で手入れも簡単なペーパードリップが主流になった。コーヒーメーカーも基本的にはペーパードリップである。

考えてみると日本人は、コーヒーとは特別の器具を使って淹れるものと信じて疑わなかったことになる。おそらく見た目も味もお茶とはまったく違う飲み物だから、海外のやり方をそのまま真似て、急須という発想は生まれなかったのだろう。それに紅茶だって昔は茶こしごとカップに浸す淹れ方だった。ティーポットなんてものが知られるようになったのはずっと後になってから。そしてなぜか同じ機能なのに、急須とティーポットは使い分けるものだと思っている。和と洋は区別する発想は意外と根深いのかもしれない。そういやスパゲッティはフォークなのに焼きそばはお箸だ。あっ、焼きそばは中国か(^^ゞ


さてフレンチプレスは抽出が終わった後にメッシュのフィルターをポットに押し込んで、コーヒー豆がそれ以上お湯に触れるのを防ぐ、つまりコーヒーが「出過ぎ」ないようにする機能がある。これは急須にはできない芸当。自宅の急須は小さくてカップ1杯分しか容量がないから、急須に入れっぱなしにしておいたコーヒーがどんな味になるのかはまだ試していない。でも淹れた分だけを飲むのなら関係ないし、もしお代わりも一緒に淹れたいのなら、どうせ温め直すのだから最初から別のカップに注いでしまえばいいだけのこと。


まあとにかく急須と茶こしがあれば、コーヒーと日本茶そして紅茶にも対応できる。シンプルに暮らしましょう。私はフレンチプレスを買っちゃったので、それを使うけれど。



ついでに
  カップの上に広げて淹れるドリップバッグ式のコーヒー。
  お茶や紅茶のように、カップに沈めるティーバッグ式のほうが簡単で便利と思う。
  ここはひとつ柔軟な発想で商品開発を。

ーーーーーーーーーーーーー
後日追記
現在使っているのは、こんなティーポット
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53338681.html

wassho at 08:02|PermalinkComments(0)

2017年04月12日

たこ焼きにオリーブオイル

味の素がオリーブオイルのコマーシャルをよく流している。需要拡大を狙ってオリーブオイルとは関連ないと思われている焼き鮭、納豆、味噌汁、冷や奴、目玉焼きなんかにオリーブオイルを垂らして食べるといった内容。そういえばまだ駆け出しだった頃、バターを和食的な家庭料理に使わせるといったマーケティングプランを、隣のチームが乳業メーカーに提案していたことを思い出した。

今ならCMはこちらのホームページからも見られる。
http://www.j-oil.com/sp/cm/


ずいぶんと昔だがオリーブオイルに凝っていた時期があって、いろんな料理や食材にかけて試してみたことがある。結論を言うとたいていのものにあう。特別においしくなるというものではないが、普段とはちょっと違う味になって楽しい。目玉焼きには今でもよく使っている。さすがに味噌汁はまだ試したことはないが。


それでその時に一番の発見だったのが、たこ焼きにオリーブオイルという組み合わせ。スーパーやコンビニで売っている冷凍のやつ。ソースはかけずにオリーブオイルだけで食べる。冷凍のたこ焼きは味付けがかなり濃いのでソースがなくても物足りなさは感じないはず。

   物好きだったら試してみてちょうだい(^^ゞ


ちなみに冷凍のたこ焼きを電子レンジで温めると、湿ってクターっとした状態になる。その場合、オーブントースターでしばらく焼くとカリッとした仕上がりになる。


ところでたこ焼きは「外はカリッと、中はトロトロ」がおいしいとされている。それはそうだと思うが、最近はやり過ぎなものも多い。めったにたこ焼きを「外食」することはないのだが、以前食べた「大阪の味」とうたうお店では中がまるで水で薄まったクリームコロッケみたいだった。5年ほど前に新大阪駅の中のお店も同じく。昔の大阪のたこ焼きはそんなにベチャベチャではなかったはず。最近は変わってきたのかな。

たこやき




追伸
ついでにいうと、ゴマ油もけっこう応用範囲が広い。

wassho at 20:04|PermalinkComments(0)

2015年09月29日

ソーセージは茹でる?焼く?

私はどちらかというと焼くほうが好きかな。

子供の頃の「赤いウインナー」は焼いて食べるものだったから、なんとなくソーセージは焼くものという頭になっている。日本ではシャウエッセンとかの「赤くない」ソーセージが発売されてから、茹でるという食べ方が広まったように思う。茹でたほうがプリッとした食感になって、これはこれでおいしい。だから困る(^^ゞ ちなみにシャウエッセンの発売は1985年だから30年前。

ドイツでソーセージを頼んだときは「茹でるか、焼くか」を尋ねられた。別にグルメな店ではなく居酒屋レベルだったから「さすがドイツ、ソーセージにはこだわっている」と妙な感心をしたり。逆にいえばソーセージの本場でも茹でる派と焼く派に分かれているということである。

そんな話を寿司屋でしていたら(^^ゞ、
大将が「茹でてから焼くと一番おいしい」と教えてくれた。

やってみた。
茹でた味に近いが、茹でたときよりさらにプリッと感が強くなっておいしい。

フライパンで2分ほど茹でて、お湯を捨て、少し焦げ目がつく程度に焼く。焼きすぎたり火が強いと皮が破れてプリッと感がなくなるから注意。

お試しあれ。

なお、茹でるには
   水のうちからソーセージを入れる
   お湯になってからソーセージを入れる

そして、焼くには
   油を使わずに焼く
   油を引いて焼く

と、これまた人によってこだわりが違う。したがって茹でてから焼くには4通りの組み合わせになる。暇だったら4つ試してください。
ソーセージ


wassho at 23:44|PermalinkComments(0)

2014年08月11日

コカコーラにバニラ・オイル

去年はバニラ・コカコーラのブログを書いたが、今年は販売していない模様。
あまり売れなかったのかな? 私はおいしいと思ったのに。


ということで

    売っていないなら自分で作ろうホトトギス

作るというほど大げさなものではなく、スーパーの製菓用品売り場にあるバニラ・オイルを買ってきてコーラに数滴垂らすだけ。コカコーラ社製より倍くらいの濃度のバニラ風味を楽しんでいる。
バニラオイル


バニラ・オイルは300円ほど。半額くらいでバニラ・エッセンスというのも売っていた。何が違うか知らないけれど、とりあえずバニラ・オイルを買った。小さな瓶だが数滴垂らすだけだから夏の間に使い切ることはなさそう。キャップの穴が小さくて中のオイルがなかなか出てこないのが難点。


夏はこれからが本番。
暑中お見舞い申し上げます。

wassho at 23:47|PermalinkComments(0)

2014年06月03日

ざるそばに七味唐辛子

土曜日はまだ5月なのに気温30度越え。そのままの勢いで日曜日そして月曜日も30度越えの真夏日。この時期で30度を超えたことはあったっけ? ようやく本日の東京は28.6度に収まったとはいえ、北海道では驚愕の37.8度! 地殻変動で日本列島はどんどん赤道のほうに移動しているに違いない。


暑くなったらざるそばを食べる機会も多いと思う。私の場合、季節に関係なく週に1回くらいは食べている。オフィスの近くに立ち食いの蕎麦屋があって、なぜかその店はざるそばしかやっていないからなんだけど。正確に言うならもりそば。わずかに海苔を振りかけただけで100円ほどボッタクルざるそばは消費税以上に許せない存在。

でも言葉としてはざるそばを使うかな。例えば「今日はあっさりざるそばにでも」とは思うけれど「もりそばにするか」とは頭の中で考えていない。

それはさておき
温かい蕎麦には七味あるいは一味の唐辛子を振りかけて、ざるそばにはワサビと決まっているようなものである。その組み合わせを疑ったことのある人はほとんどいないと思う。

話が前後するが、私がよく行く立ち食い蕎麦屋で目撃した変わった蕎麦の食べ方。

その1
普通ワサビはツユに溶くのに、たまに蕎麦に塗っている人がいる。食通は刺身を食べる時にワサビを醤油に溶かないで刺身にのせるというが、それと同じような流儀か。一度だけ試してみたものの、このやり方はお勧めしない。ワサビを塗るといっても、せいろの上に盛った蕎麦の数カ所ににチョンチョンと塗るだけである。ワサビのないところは物足りないし、ワサビが付いているところはワサビの辛みが勝ちすぎる。

蕎麦は繊細でわずかな味や香りしかしないから、ツユに半分しか浸さなかったり、ツユの付いていないところを噛んで食べたりすると美味しい。だからワサビを塗る食べ方は蕎麦の味を殺していると思う。もっとも30カ所くらいに細かく細かくワサビを塗ればまた違う味がする可能性はある。でもそれをお店でやる勇気はないなあ。


その2
いよいよ本題。ある日、せいろの上の蕎麦に七味唐辛子を振りかけて食べている人がいた。その立ち食い蕎麦屋は昼間はざるそば専門でも、夜は居酒屋になるので温かい蕎麦は出さなくてもテーブルには七味が置いてある。

これは結構いける。
なぜ今までざるそばにはワサビとの固定観念に縛られていたんだろうと後悔ーーーするほどではないとしても、まったくキワモノな感じはなく普通に美味しい。

ただし、ざるそばに七味を振りかけ振りかけ食べると、その時は気付かないが食べ終える頃には口の中がハーハー熱くなってしまう。そばもツユも暖かくないので七味の香りがあまり広がらない。それが七味を使いすぎる原因かもしれない。わたしは最後の2〜3口の時に七味を振りかけて味の雰囲気を変えたりしている。ツユの中に七味を入れるのもいける。

ものは試しにどうぞ。
ところで温かい蕎麦にワサビは合うんだろうか?

wassho at 22:35|PermalinkComments(0)

2013年08月18日

和風で冷たいイタリアンなアメリカン

アイスコーヒーの話である。
以前に紹介したエスプレッソのお湯割りであるカフェ・アメリカーノは、少し濃いめなのでアイスコーヒーにしてもいける。


作り方はこんな感じ。

お湯割りするのと同じ分量の水を鍋に入れ凍らせておく。そしてマキネッタに溜まった熱々のコーヒーを、鍋の氷の上にバサーッと。氷はわずかに残って、かき混ぜたら消えてなくなる程度に溶ける。つまり出来上がった時点で冷たいアイスコーヒーになっているのが、この氷鍋方式のメリット。

アイスコーヒーを普通にドリップで淹れたら熱々のコーヒーなので、しばらく放置して冷まさなければならない。冷めても、ぬるい程度じゃコップに入れた氷がすぐ溶けてアイスコーヒーが薄まってしまうので、さらに冷蔵庫で冷やす必要がある。もっともドリップで淹れるコーヒーの濃さを調節して、氷が張った鍋の上に注げば同じことになるが。でもまあ私はカフェ・アメリカーノのほうが好きなので。

氷の代わりに普通のコーヒーを凍らせて、ブラックアイのアイスコーヒー版も考えられる。でもアイスコーヒーは暑い時にガブガブ飲みたいので、ブラックアイじゃ濃すぎるような気がして今のところ試していない。手間を考えるなら普通にブラックアイを作ってから冷やしたほうがいいかもしれない。

この作り方の難点は、マキネッタはもともとエスプレッソを淹れる道具であるから容量が少ないこと。まとめてアイスコーヒーを作るにはマキネッタで何回も抽出しなければならない。熱せられたマキネッタを分解する時は火傷に気をつけなければならない。アイス用に大きなマキネッタを買うか去年の夏から検討中だが、ついグズグズと決断を先延ばし。



私は、ホットのコーヒーはクリームだけを入れて砂糖は入れない。でもなぜかアイスコーヒーは少し甘みがあるほうが好き。あるとき、思いつきでガムシロップの代わりにきな粉を買って入れてみた。ほのかな甘みときな粉の香りがなかなか美味しい。きな粉のコクもあるのでクリームも必要ない感じ。バイクでツーリングに行く時も、このきな粉入りアイス・カフェ・アメリカーノを水筒(魔法瓶)に入れて持っていく。きな粉は大豆なのでタンパク質だが、ミネラル分もかなり豊富。だから水やお茶を飲むより、熱中症予防にもいいのではないかと思っている。

ただし、きな粉はコーヒーに溶けない。かき混ぜれば拡散しているが口の中に粉っぽさを感じるのはいたしかたないところ。


マキネッタを持っている人はあまりいないだろうけど、市販のアイスコーヒーに、きな粉を入れても美味しいと思うよ。

wassho at 19:35|PermalinkComments(0)

2013年01月12日

コーヒーにシナモン

出張本来の目的は幸いにも順調。
でも残念ながら楽しいイベントはなし。
というわけで本当はもっと違う形で書くつもりだったテーマを先行披露。

写真はホテルの部屋で。部屋の備品の電気スタンドの下にあるのは、カップにセットしたドリップ式のコーヒーパック。では隣にある調味料は?
DSC06372




それはシナモン。
DSC06361


実はしばらく前からシナモン中毒
トーストにはもちろん振りかける。正月にはお餅でも試してみた(^^ゞ
そして今やシナモン抜きのコーヒーは考えられない。
というわけで出張にもシナモン持参。

自宅で使うのは主にシナモンスティック。それでコーヒーをかき混ぜるのが一般的だが、あまり経済的ではないので3センチ位にカットしてマキネッタのサーバーに転がしておいたり、ドリップの場合はコーヒーカップに沈めたり。(そうすれば何回かは繰り返し使える)

今回の出張ではお手軽にシナモンパウダー。どこでも売っているが念のため東京から持参。ドリップパックとミネラルウォーターは現地調達。問題はお湯。今やたいていのホテルに電気湯沸かしポットが備わっているが100パーセントとは限らない。だからドリップパックが一般的になった頃から、かなり昔に海外旅行用に買った湯沸かしヒーターを出張に持参している。シナモン中毒の前にコーヒー中毒である。今回のホテルには電気湯沸かしポットがあったから、湯沸かしヒーターの出番はなし。実は湯沸かしヒーターは買ってから一度も使ったことがない。


シナモンパウダーはコーヒーに直接振りかけても良いけれど、パウダーがコーヒーに溶けるわけではなく、コーヒーが粉っぽくなるからドリップパックに振りかけて、そこにお湯を注ぐという方法で淹れている。

ドリップパックレベルのコーヒーでもシナモンコーヒーにすると、それなりに満足できる味になる。それとコーヒーを飲み残して冷めた場合、それは元コーヒーだった冷たい液体。飲んでおいしいものじゃない。でもシナモンを入れてあると意外とおいしい。ときどき、わざと飲み残すこともある。


シナモンコーヒーがどんな味がするかを説明することは難しい。コーヒーが好きならパウダーでもスティックでも、数百円のレベルだから、ものは試しにやってみて。

実はシナモン以外のスパイスを使ったコーヒーも試行錯誤中。そちらはまだ満足できるレベルに達していない。おいしく淹れられるようになったらブログで紹介するので乞うご期待。

wassho at 23:24|PermalinkComments(0)

2012年06月26日

まぜまぜ ビールとコーヒー

2つ前に書いた
レッドアイ=ビールのトマトジュース割りで、
もうひとつ昔の話を思い出した。

これも70年代後半、私が大学生だった頃。仲間大勢とスキーに行ってランチタイム。食べ終わってテーブルの上には飲み残しのビールもたくさんあって。そこで何かゲームをした。負けた人には罰ゲーム。あまりに昔のことでゲームの内容も覚えていないが、何度かの罰ゲームが終わった後、誰かがテーブルにあったビールと缶コーヒーを混ぜた飲み物を作った。これが次の罰ゲーム。見るからに気持ち悪い飲み物。

それで誰かがゲームに負けて、皆の注目の元、恐る恐るビールのコーヒー割りを口元に。「勘弁してくれ」という泣き言が聞き入れられるはずもなくーーー

彼が飲んだ。
キャーハッハという歓声の中、しかし彼は冷静に「これ、おいしい」とひと言。そして「おいしいから、お前らも飲んでみろ」と言い出した。「そんな見え透いた手にのるか」と誰も相手にしなかったが、あまり熱心にいうので誰かが根負けして飲んだ。「どこがおいしいネン!」というお約束のツッコミの期待に反して、二人目も「これ、おいしい」と。それで皆で飲み、これはウマイということで、さらにビールと缶コーヒーを買ってくる羽目に(^^ゞ


当時の缶コーヒーはミルク砂糖たっぷりで、かなり甘かった。ゲレンデでは体力を使うから普段は食べないお汁粉なんかがやたらおいしい。このビールの缶コーヒー割りも、その甘さがちょうどよかったのかも知れない。その後スキーに行った時に何度か作ったけれど、いつのまにか忘れてしまった。

ワインのコーラ割りはあっても、さすがにビールのコーヒー割りはないだろうと思って検索。世界は広いね、ありました。

ハワイのコナビールのパイプラインポーターというビール。缶コーヒー割りとはずいぶん違うタイプに思えるが、どんな味がするか興味津々。冬季限定発売らしいから今から待ち遠しい。懐かしのビール缶コーヒー割りも久しぶりに作ってみるか。ブラックアイで割ったらハードなカクテルになるかな?
コナビール


wassho at 22:12|PermalinkComments(0)

2012年06月21日

まぜまぜ アレコレ

前回、前々回とエスプレッソをコーヒーで割ったり、ワインをコーラで割ったりする話を書いた。世間的には、コーヒーにエスプレッソを加えるブラックアイやレッドアイはまったくポピュラーではない飲み方ーーーなんだけれど、電車に乗って中吊り広告をボンヤリ眺めていたら、なんとレッドアイの文字がデカデカと!


実はブラックアイやレッドアイは濃いめのコーヒーだから、アイスコーヒーに向くはずと思っていた。そのうち実験するつもりだったが、同じことを考えているコーヒー飲料メーカーがあったかと思って広告に近づいてみるとーーービールをトマトジュースで割ったカクテルの宣伝だった。そういえば昔に飲んだことがあるような気がする。すっかり忘れていた。

このアサヒビールのレッドアイは発泡酒割りなのが時代を反映している。関係ないけどウォッカをトマトジュースで割ったブラッディ・マリーは結構好き。
れっどあい



それでひょっとしてと思ったのがワインのコーラ割り。こんなアホなことを考えるのは私だけかと思っていたが、検索したらありました!

カリモーチョ、あるいはカリモッチョと呼ばれるスペインのカクテル。
スペイン語の綴りはkalimotxo。このページによると、70年代のスペインでいたんで酸っぱくなった店の赤ワインを飲みやすくするために、ウエイターが作ったのが最初らしい。カリモーチョはなんかカラムーチョみたいな名前だが、それを考えたKalimero君とMotxo君という二人のウエイターの名前が由来とある。
かりもーちょ

記事では70年代としか書かれていないが、もし70年代後半なら私がワインのコーラ割りを思いついた時期とそれほど変わらない。ああ当時、思いついただけで実際に作らなかったのが悔やまれる。ひょっとしたら、ワッショーチョという名前になったかも知れないのに(^^ゞ

カリモーチョと日本語で検索すると、どうもコカコーラがいろいろとキャンペーンを展開していたようだ。でもカリモーチョなんて名前は誰も知らないから、残念ながらキャンペーンはコケたみたい。


実は私が作ったことがある混ぜ混ぜは、
もうひとつあるーーー続く。

wassho at 23:47|PermalinkComments(0)

2012年06月17日

ブラック・アイ

coffee豆以前に紹介したカフェ・アメリカーノというエスプレッソのお湯割り。そこで書いた「ひょっとしてこれが究極?」というコーヒーの飲み方がブラック・アイ。ブラック・アイとは普通のコーヒーつまりドリップコーヒーに、エスプレッソを2ショット加えたもの。カフェ・アメリカーノと同じ文法で書くならエスプレッソのコーヒー割り。でも発想としてはコーヒーのエスプレッソ乗せな飲み方。



エスプレッソの1ショット(1杯)は50cc。
普通サイズのコーヒーカップに入った普通のコーヒーは1杯150ccで、マグカップなら250cc。2ショット分100ccを足さなければいけないからマグカップにエスプレッソ100ccとドリップコーヒー150ccで飲むことになる。比率2:3。


ひょっとして究極?と書いたくらいだからとてもおいしいコーヒー。カフェ・アメリカーノだと(薄まって)エスプレッソの単調さが強調されるけれど、ブラック・アイはエスプレッソのパンチと、ドリップコーヒーの奥行きがブレンドされたような味になる。エスプレッソと違って砂糖を入れなくてもOK。私はドリップと同じようにクリームだけで飲んでいる。

以前書いたようにエスプレッソは同じ分量でドリップの倍の豆を使う。お湯割りのアメリカーノでドリップと同じに薄めても、エスプレッソの味が勝っていてドリップよりハードに感じる。ブラック・アイはコーヒーにエスプレッソを加えたものだからかなり濃い目。私はドリップコーヒーの豆を2/3くらいに減らして淹れて調節している。ただし、あまり減らすとアメリカーノと変わらなくなってしまう。


この飲み方は「フェアゲーム」という映画で知った。主人公の女性の夫が、このコーヒーを注文する。それがちょっと不自然で、例えば空港のコーヒースタンドのようなところで「ブラックアイ」と注文する。店員がナニそれ?みたいな顔をすると、すかさず「コーヒーにエスプレッソを2ショット落としてくれ」と説明する。ちなみにそのシーンでブラックアイを飲もうがコーラを飲もうがストーリーにはまったく関係ない。そんなわざとらしいシーンが3回くらいあった。ブラックアイはスターバックスの隠しメニューにもあるらしいので、スタバが金を払ってシナリオに盛り込んだのかな?(映画に出てくるコーヒーショップがスタバだったかどうかは忘れた) ちなみにこの映画、あまりおもしろくなかった(^^ゞ


ネットでブラックアイを検索してもあまりヒットしない。「ブラックアイ コーヒー」と2つの単語で検索しないとプロレス関連の項目ばかりになる。あまり有名じゃないみたい。


それで英語で検索。こことか、こことか、その他の情報を勘案すると

  コーヒーにエスプレッソ1ショット→レッドアイ
  コーヒーにエスプレッソ2ショット→ブラックアイ
  コーヒーにエスプレッソ3ショット→デッドアイ(死んだ目)
  カフェイン抜きコーヒーにエスプレッソ→レイジーアイ(怠けた目)
  スタバの本拠地シアトルでは、ショット・イン・ザ・ダークと呼ばれてる
  ダンキンドーナッツではターボと呼ばれていてアイスコーヒーもある

などなど。
レッドアイは徹夜に耐えるために飲む、眠くて充血した目で飲むーーーというのが由来みたい。デッドアイは超濃いコーヒーを飲めば死んだような目でもシャキッとするという意味かな? ショット・イン・ザ・ダークも暗くなって飲む=目覚ましという意味だろう。つまり濃いコーヒーということを表現している。ブラックアイだけ由来が違っていて、クリームを入れたコーヒーにエスプレッソを注ぐと、注いだところが黒くなって目のように見えるかららしい。


よかったら、ものは試しに一度飲んでみて。
日本のスタバでも隠しメニューにあるかどうかは知らない。しかし最近はドトールでもどこでもエスプレッソはあるから、作ってもらえなければ普通のコーヒーとエスプレッソの両方を注文してテーブルで混ぜればいい。最初はレッドアイくらいが無難かも知れない。

wassho at 13:38|PermalinkComments(0)

2012年05月11日

カフェ・アメリカーノ

イタリアンなアメリカンの正体はエスプレッソのお湯割りである。エスプレッソと同量か、エスプレッソ6対お湯4くらいの割合で割る。要はエスプレッソのアメリカン。イタリア語ではカフェ・アメリカーノ。


アメリカンコーヒーなんて絶滅種だから若い人なら知らないかも知れない。1970年代中頃から、突如として喫茶店(これも死語っぽくなってきた)を席巻したやや薄味のコーヒー。なぜかアメリカンコーヒーと呼ばれる。アメリカでよく飲まれているコーヒーは薄いのではなく浅煎りの豆だからとか、粗挽きで短い時間であっさりと淹れるからーーーなどというウンチクは当時からあったが、ほとんどの喫茶店では普通に淹れたコーヒーをお湯で2割くらい薄めてアメリカンとして出していた。私はアメリカンを飲まなかったから、いつ頃廃れたのか記憶がない。そういえば「ブランデー、水で割ったらアメリカン」という便乗CMをサントリーがやってたっけ。CMは結構有名だったがブランデーが売れたという話は聞かなかったな(^^ゞ

関係ないけど薄味コーヒーが一般的だったアメリカで、深煎りやエスプレッソ系アレンジコーヒーなど濃いめのコーヒーを提案したことがスターバックスの成功の秘訣なのかも知れない。日本でもスタバの熱狂的ファンは多いしマーケティング的にはおもしろい観察テーマなのだが、タバコが吸えないので私は今まで2〜3回しか行ったことがない。


ところで
イタリアに行くとコーヒーに苦労する。ホテルの朝食バイキングでは外国人が多いからか普通のコーヒーが飲める。でも街中一般のレストランでは無理。日本人がお茶といったら紅茶ではなく緑茶を意味するように、イタリアではコーヒーといったらエスプレッソを指す。ドリップで淹れたコーヒーはないのかと尋ねてもドリップ式のことを知らない場合も。イタリアで普通のコーヒーを頼むということは寿司屋で紅茶を出してくれというようなものである。

そんなわけで昔イタリアで毎回甘いエスプレッソばかり飲まされて嫌気がさした私は、あるレストランでランチになったとき、一緒にいたイタリア人スタッフに何とか普通のコーヒーが飲めないか頼み込んでもらった。ボーイではラチがあかずシェフまで出てきてようやく話が通じて出てきたのがエスプレッソをお湯で割ったカフェ・アメリカーノ。2杯おかわりしてチップも弾んだのでボーイも喜んでいた。


前回計算したようにエスプレッソは普通のコーヒーの2倍の豆を使う。それを同量のお湯で割ったら普通のコーヒーになりそうなものだが、エスプレッソの苦みは少し残っていてパンチの効いたコーヒーになる。砂糖は不要。いつものようにクリームだけで飲める。私は日本では自分の家でしか飲んだことがないけれど、エスプレッソを割と専門的に出している店ならメニューにもあるみたいだからお試しあれ。普通のドリップ式コーヒーとは違う風味でおいしいよ。ただし同じ量のドリップ式と較べたら使っているコーヒー豆は多いから、普通のコーヒーでも胸焼けするような人には向かない。



エスプレッソは砂糖を入れて甘くするとはいえ苦みを楽しむコーヒーだと思う。しかし言い換えればヘビーではあるが味は単調。お湯で割ってカフェ・アメリカーノにすると苦みが薄くなって、相対的に味の単調さが強調されてちょっと物足りない気がするときもある。久しぶりにカフェ・アメリカーノを飲みたくてマキネッタを買ったようなものだが、これはちょっと問題。もちろんこれはこれで充分にアリなんだが。


テナコトを思っていた頃、
映画でおもしろいコーヒーの淹れ方というか飲み方を見つけた。
さっそく試してみると、これは結構究極かもという味。

ーーー続く

wassho at 10:53|PermalinkComments(0)

2010年04月18日

インスタント味噌汁をおいしく飲む方法

a948e807.gif昨日、味噌の話を書いたのでついでに。


【ステップ1】
できるだけおいしいインスタント味噌汁を買ってくる(^^ゞ

まあ元がダメだと効果は薄い。袋タイプでもカップタイプでもいいけれど、できるだけいいモノを。味噌はだいたい価格に正直な商品である。私は具だくさんのものが好み。さらに乾燥わかめを足して超具だくさんにする。


【ステップ2】
(インスタントではない)味噌をごく少量加えて、インスタント味噌汁を作る。

これだけ。
香りとコクが増すというか、ぼやけていた味がシャキッとするというかワンランク向上する。加える分量はパチンコ玉2つくらい。多少お湯を増やして濃さを調節する。もちろん加える味噌は、それなりのグレードでなければならない。インスタント味噌汁の味噌と違ってお箸でかき混ぜただけじゃスッと溶けないが、あまり気にしなくても味はよくなる。



もう一つ、ついでに思い出した話。
グダグダと長い時間お酒を飲み続ける人向け。

〆として、すまし汁(どうやって作るのか知らないのだが)を飲むと、なぜかもうお酒を飲む気がしなくなる。昔、飲み屋のママさんに教えてもらった、というか、いつもすまし汁を飲まされて店を追い出された(^^ゞ

wassho at 21:18|PermalinkComments(0)

2010年04月17日

トマトキムチ鍋 Ver.2

01dec1ad.png



ウ〜寒っ!
4月も半ばを過ぎたというのに、まさか革のコート(インナーにはキルティング入り)を来て出かけるとは思わなかった。東京でも一部の地域は雪が舞ったらしい。昨日の箱根は10センチの積雪だとテレビで見た。温暖化はどこへ行った?







ちなみに
  先週の土曜日:厚手のシャツ1枚で外出
  先週の日曜日:半袖ポロで外出

と暖かかった。
ところが、

  月曜日:コートで出勤
  火曜日:厚手のジャケットで出勤
  水曜日:普通のジャケットで出勤
  木曜日:コートにマフラー着用
  金曜日:コートで出勤

とジェットコースターのような気温の変化である。
明日からは暖かくなるらしいが、本日はせっかく寒いのだからと鍋を作ることにした。もちろんあの鍋である。


今年はあのトマトキムチ鍋をよく作った。
はっきりいって、もうちょっと飽きた(^^ゞ
しかし10月10日に書いたときよりちょっとレシピが進歩したので報告しておく。


一番の違いは味噌を入れることである。
これで味にぐっとコクと奥行きが出た。
締めのラーメンもそのままでイケル。


味噌を入れることに伴い、醤油と赤ワインはカット。
日本酒を入れてみたこともあるが味にそれほど変化はない。普通の和風の鍋に較べれば、もともと味が濃いからかもしれない。

味噌の分量はけっこう難しい。入れすぎると味が濃く辛くなってしまう。家にあるのが、わりと濃いめの色の味噌だからかもしれない。まあ、お湯を足せば大丈夫だけれど。ついでに書くと味噌は鍋が煮てから最後に入れる。


野菜の具はキムチをのぞくと、キノコ類とゴボウとインゲンが定番になった。ゴボウはささがきにしたものがスーパーで売っている。鍋とゴボウは意外にあう。インゲンは彩り。ただしゴボウとインゲンを入れると食感がしゃっきとするのもいい。ちなみに、この具のセットだと包丁とまな板は不要でキッチンばさみで済むのも便利。

冬の間は牡蛎も入れていた。今日もまだスーパーで売っていたので買った。でも4月だともう牡蛎の味が薄くておいしくないね。

ラーメンはつけ麺用が、麺が太くて鍋にあうことを発見。ちなみに私はつけ麺というものをまだ食べたことがない。


明日からもう作る機会はないかもしれない。
次に寒いシーズンが来たら思い出してください。

wassho at 22:56|PermalinkComments(0)

2009年10月12日

トマトジュースの飲み方

前回からトマトつながりということで。

ちょっと涼しくなってきたので、今は風呂上がりくらいにしか飲まなくなったが、私はトマトジュースをよく飲む。夏になると1日に1本(900g入りのペットボトル)以上飲んでいる。気のせいだろうが、トマトジュースをよく飲む夏の方が、何となく身体が軽い。


私のトマトジュースの飲み方はちょっと変わっている。この飲み方がどれだけポピュラーかどうかわからなかったので、私の回りの20〜30歳代の男女6名に尋ねたところ「知らない」ということだったので披露しておく。


  それは「トマトジュースと牛乳を混ぜて飲む」。


トマトジュースを6、牛乳を4くらいを基本に、そのときの気分によって割合は様々。トマトジュースが2で牛乳が8の時もある。ところで世の中にはトマトジュースが嫌いな人も、牛乳が嫌いな人もいるけれど、この2つを混ぜるとトマトジュースの酸っぱさが和らぐし、牛乳のあの牛乳臭さも押さえられるので、きっと飲めるんじゃないだろうかと思っている。できたらトマトジュースも牛乳も嫌いな人で実験してみたい。


ずっと昔から、この飲み方であるが、何年か前にトマトの「リコピン」という栄養成分は脂溶性(アブラに溶けて身体に吸収される)ので、同量牛乳と一緒に飲むとリコピンの吸収が2倍か3倍になるという記事を読んだ。2倍になるということは牛乳で半分に割っても、リコピンの摂取量は同じという理屈になる。牛乳の方がトマトジュースより単価が安いし、カルシウムとかトマトジュースには含まれていない栄養素もとれるので「おいしく、安く、栄養たっぷり」と一石三鳥である。

ちなみにリコピンの脂溶性は別に牛乳(乳脂肪分)じゃなくてもアブラなら何でもよい(たぶん)。オリーブオイルを垂らして飲んでいる友人もいる。これもちょっとスープっぽい味になっておいしい。まだ試していないが、オリーブオイル入りは暖めてもいけるような気がする。


まっ、栄養のことは横に置いておいても、
トマト牛乳ジュースはおいしいから、お試しあれ。

wassho at 23:50|PermalinkComments(0)

2009年10月10日

日韓中仏伊の適当な出会い 鍋編

64f58192.jpg懲りもせず(^^ゞ これと、これの続きである。








1)鍋に昆布を敷く(日本)

2)ホールトマトまたはカットトマトの缶詰を入れる(イタリアン)

3)キムチを入れる(韓流)

4)他の野菜を入れる。
  私の場合はマイタケやエリンギなどのキノコを入れることが多い。
  キムチは白菜だから葉っぱモノはすでに入っているが、緑色も
  欲しいので水菜とか入れる。まあ、好みで何を入れてもいい。

5)お湯を入れる。
  (もちろん、正しくダシを取って作った方がいいと思う)

6)醤油を入れる(日本)

7)赤ワインをちょっと入れる(フレンチ)

8)煮る。
  書く順番を間違えたが水菜は後で入れる。

9)沸騰してから3〜4分煮て、豆腐と水菜の茎の部分を入れて
  2〜3分煮る。最後に水菜の葉っぱの部分を入れる。

10)豚しゃぶしながらいただく(日本)

11)〆に中華麺を入れる(中華)



普通に表現するなら、トマトとキムチの鍋でしゃぶしゃぶする料理。トマトの酸味がキムチの味を押さえるので、そんなに辛くはならない。牛肉でしゃぶしゃぶしてもいいし、鶏鍋でも牡蠣鍋でもいいと思うけれど、最後のラーメンを考えると豚がいいような気がする。(実は豚以外で作ったことがない)


別にどう作ってもいいのだが、注意点は1つだけ。
日本の鍋は大別すれば「寄せ」系と「チリ」系に分かれる。「寄せ」はスープに味がついている鍋。「チリ」はスープに味付けをせずポン酢とかで食べる鍋。ふつう、しゃぶしゃぶは「チリ」系である。

しかし、この鍋はトマトの酸味があるし、キムチも熱を加えると酸っぱくなるので、ポン酢とかで食べると酸っぱすぎる。というわけで醤油を入れて「寄せ」系にする。「寄せ」であっても酸味は充分あるから、しゃぶしゃぶでもしつこさはまったくない。よくできてるでしょ。

ついでにいうと赤ワインは隠し味程度なので、なければ入れなくてもない。私の家には常にあるし、国の数を増やしたい気もあって入れているだけである。


〆はもちろんご飯を入れて雑炊でもいいと思う。リゾット風で旨いかもしれない。私の場合、ご飯を炊くのが面倒なので麺にしている。それと近所のスーパーではちょっと高級(160円くらい)な中華の生麺を売っていて、それがけっこうおいしいので。ただし中華麺を鍋の中で1から茹でるとスープがヘンな味になる。事前に半分くらい茹でて、水で締めておく。


最後の裏技。
この鍋のスープはラーメンにしては味が薄いし、ちょっと酸っぱすぎる。そこで登場するのがジャーン!「麻婆豆腐の素」。スープにコッテリ感が出て、また辛さのトーンが変わって2度目の味を楽しめる。実をいうと、さらに麺の上に粉チーズを振りかけてもおいしい。しかし、ここまでくると何を食べているのかわからなくなるけれど(^^ゞ


変わったものを食べたくなったら是非どうぞ。

wassho at 23:08|PermalinkComments(0)

2009年07月18日

イタリアンと韓流(はんりゅう)の適当な出会い

たまには料理もする。
数えていないけれど、作る料理の半分以上はパスタだ。
簡単で、そこそこおいしくできるので飽きもせず食べている。


一番多く作るのはトマトソースのパスタ。
だいたいこんな感じ。


【魚介類】
ホタテ、またはエビ、またはアサリ。
ホタテとエビは冷凍のものを買いだめておく。正しい解凍の仕方というものを知らないのだけれど、ビニールの袋に入れて、小さな鍋に水を入れてつけておく。浮き上がってくるのでコップも一緒に入れて沈めている。1時間くらいで柔らかくなる。アサリは水煮の缶詰。解凍するのが面倒なので最近はこれを使うことが多い。オイルサーデンもたまに使う。


【キノコ類】
シメジ、またはマイタケ、またはブラウンマッシュルーム。
シメジは茶色のより、灰色の方が好きなのに最近はあまり売っていない。


【青い野菜類】
絹さや、またはブロッコリー、またはアスパラ、またはピーマン。今の季節ならオクラ。使わないこともある。茄子の時もある。


【トマトソース】
瓶詰めのタイプ。
どこのスーパーでも売っているこんなのや、高級スーパーで売っている輸入品など。普通に買えるものはほとんど試したが、突出しておいしいブランドはないというのが今の認識。生のトマトがメインの時もある。


材料をオリーブオイルで適当に炒め、トマトソースを足してちょっと煮込む。味付けはガーリック、スライスチーズや粉チーズ、鷹の爪、バジルペースト、赤ワインなどを適当に組み合わせて。たまにカレー粉やエスニック系の調味料を使うこともある。ワンパターンにならないように工夫するというか、気まぐれを優先して作る(^^ゞ 仕上げに黒コショウと、エキストラバージンのオリーブオイル。


味付けよりも大事なのは、茹でるときの塩の量である。これと茹で時間さえ間違わなければ、適当に作ったって食べられる料理にはなる。

パスタはスパゲッティ以外に、フェットチーネ(キシメンみたいなパスタ)やショートパスタもよく使う。ショートパスタではフスィリというグルグルねじれたのが好き。これらを使うとイタリアンを作った!という気分になる(^^ゞ 残念ながらミラノで気に入ったガルガネリというパスタは、まだ日本では見つけていない。ちなみにスパゲッティでは茹で時間指定9分のところ7分くらいがちょうどいいが、なぜかフェットチーネやショートパスタは指定時間通りで茹でないと硬すぎる。


前置きが長くなった。


先日、キムチを入れてみた。
キムチを入れるためのアレンジは一切なし。
上で書いたようなイタリアンなトマトソースパスタの、一つの材料として入れただけ、つまりキムチが増えただけ。


これがなかなかイケル。

たくさん(手で3つかみくらいのイメージ)入れると、カレーと同じように、食べている途中で汗が噴き出してくる。おなかも温かくなる。夏バテ対策にはいいかもしれない。1つかみくらいだとトマトソースの味が勝ってキムチの味はほとんどしない。熱を加えたキムチの酸味がまわって、これも夏向きかもしれない。


前置きと較べて本題が短かったが、気が向いたらお試しあれ。


追伸
調子に乗ってソース焼きそばにもキムチを入れてみた。
信じられないかもしれないけれど、これまたイケます。

wassho at 23:25|PermalinkComments(0)

2008年08月13日

夏野菜エスニックカレー

オグシオの対戦相手は男みたいな選手だった。
あのドッシリ体型は自然にそうなったとしても、
あのショートカットヘアは相手をビビらすための
イメージ戦略だったらスゴイと思う。


柔道も水泳も、もう見飽きてきた。
早く陸上が始まらないかなという気分。
本当はもっとマイナーなスポーツを見たいのだが、テレビではあまりやっていないのが残念。


さて、夏になると何回かは作る料理。


  茄子、オクラ、トマトを刻む。
  炒める。
  少し塩味をつける。
  カレー粉をふる。
  チリパウダーをふる。
  フライパンにレトルトカレーを入れる。
  パクチーを刻んで入れる。

ちょっと煮たらできあがり。
最後にタバスコを少々。


今や野菜で季節を感じることは難しいものの、何となくオクラが入っていると夏っぽい感じが私はする。フライパンで炒めていると、オクラの緑と茄子の白とトマトの赤がキレイだし、野菜=健康!というイメージ。でもカレーとして出来上がったときは、野菜がカレー色になって色鮮やかじゃないのが残念。ちなみに秋にはキノコをいろいろ入れると秋野菜エスニックカレーになる。


レトルトカレーに追加の具を入れる料理だから、カレー味が薄まらないようカレー粉を使う。チリパウダーは赤唐辛子の粉末でスーパーで胡椒と同じ棚に並んでいる。赤唐辛子の粉末だけのものと、ニンニクや他のスパイスがブレンドされているものがある。これで辛みがエスニックぽっくなる。


もちろん野菜を炒めた後、普通にカレーを作ってもいいんだけれど、手っ取り早くレトルトカレー。日本風=茶色でどろっとしたルーのカレーより、インド風=黄土色でさらっとしたルーの方が合う。パクチーはコリアンダーとか香菜(しあんつぁい)とも呼ばれる、これさえ入れれば何でもエスニック風味になるという便利な野菜。独特の香りで好き嫌いを分かれるが、嫌いな人はこのカレーはあきらめてください。
 
なお煮るときに野菜が水分を吸うらしくルーの汁気が足らなくなるので、少し水を足した方がいい。


言っておくけれど、びっくりするくらいおいしい料理じゃないよ。
ちょっと変わったカレーが食べたいときにどうぞ。

wassho at 20:50|PermalinkComments(0)

2007年05月29日

蕎麦の食べ方

昼飯は最近ほとんど蕎麦にしていると以前に書いた。あれから一軒ちょっと旨い店も見つけた。特盛りとか2枚盛りとか頼んでいるのでダイエット効果は微妙とはいえ、とりあえず寒くなるまでは続けようと思っている。


蕎麦通は蕎麦をあまりツユに漬けないという。またそれが粋な食べ方らしいとも子供の頃から何となく知っていた。でも、それが美味しいとは思えなかったので、おそらくほとんどの人と同じように、蕎麦をいったんツユに浸してから食べている。


蕎麦はいろいろビタミンとかが含まれていて健康にいいといわれている。しかしほとんど毎日蕎麦を食べていると、ツユ=醤油=塩分みたいな連想で、そちらの方が気にかかってくる。それで先日、生まれて初めてあまりツユに漬けない食べ方にトライ。


旨かった(^_^)


正確にいうと旨かったというより、蕎麦の味がよくわかって楽しかった。

考えてみれば蕎麦とは繊細で言い換えれば薄い味である。それをツユにドップリ漬けたらツユの味が勝ってしまうのは当たり前。よくグルメガイドなんかで「口に含むと蕎麦の香りがいっぱいに広がりーーー」なんて書いてあって、結構な高級蕎麦屋にも行ったことがあるのにそんな経験はないなあと思っていたけれど、ツユにあまり漬けないで食べると、その意味がよくわかった。


食べ方はちょっとコツがあって、箸ですくった蕎麦をツユのお椀に垂らし半分浸したところで、蕎麦を上(箸のところ)から口の中に吸い込む感じ。当然1回に食べる分量は吸い込める分量だけだから少なめに。

ただし吸い込むからズズズッと大きな音がする。普通に浸して食べるときの倍くらいの音量。日本文化的に麺類はそれでいいとなっていても欧米人はビックリするかも。今度海外クライアントが来たら、蕎麦屋に連れて行こうと企んでいる(^^ゞ

wassho at 16:25|PermalinkComments(0)

2005年08月13日

夏を快適に暮らす方法2 水出し緑茶

昨日は深夜に大きく雷が鳴りドシャブリとなった。本日は夕方に同じように雷とドシャブリ。どちらも30分くらいで、まるでスコールである。地球温暖化のせいか、都心部のヒートアイランド現象かどうかは知らないものの、だんだん東京は亜熱帯になってきている気がする。


本日の朝日新聞によると8月の東京の平均気温は、すでにフィリピンのマニラと同じらしい。また記事によると2030年頃、東京の夏の気温は43度と予想されている。やれやれである。しかしこの予測は中途半端。40度になるのがいつか教えて欲しい。


きっかけが何だったか思い出せないのだが、5〜6年前から夏は「水出し緑茶」を飲んでいる。お茶はだんだんとペットボトルで買うものになってきた。特に夏はそうかも知れない。私もそうだったけれど、一度水出し茶を飲むと、ペットボトルのものは「本当にお茶なの?」と思うようになる。是非お試しを。


作り方は簡単。用意するのは
・2リッターくらいの容器。
・お茶パックとか、だしパックとか呼ばれている紙製の袋
・お茶の葉と水。


お茶パックに茶葉を入れる。大体ティスプーンに5〜8杯くらい。それを水を入れた容器に沈めて6時間くらい。お茶の成分が下の方にたまっているので容器をグルグル振れば出来上がり。抹茶をスプーン一杯程度お茶パックに混ぜておくとさらに美味。


そこそこ高級な茶葉のほうが甘みが出ておいしい。相当高級な茶葉を使ってもペットボトルよりははるかに経済的。重たいペットボトルを持って運ぶ必要もない。難点は茶渋で容器が汚くなってくるので時々漂白を。1日で飲むならお茶パックは沈めたままでいい。


お茶にはカテキンの成分が含まれていて、それが身体にもいいとされる。ただお茶に詳しい人に聞くとカテキンはお湯が何度(忘れた)以上じゃないと抽出されないので水出し茶には含まれないらしい。しかし別の人は、それは短時間の話で何時間もかけて水出しするならカテキンはお湯で入れるよりはるかに多く抽出されるという。さらに別の人は何時間もかけて水出しすると、お湯で入れる数分なら抽出されない残留農薬まで染み出してくるから身体に悪いとの意見。

さて水出し茶は身体にいいのか、悪いのか?
まあいいや、おいしいから(^_^)

wassho at 23:42|PermalinkComments(0)