鹿島灘

2017年06月15日

大竹海岸

6月11日に訪れた潮来あやめ園の続き。

午前11時半頃に潮来を離れ、霞ヶ浦の東岸を眺めてから、国道354号〜国道51号線と走って大竹海岸に着いたのは午後1時半。


快晴とはいかないものの、少しずつ雲も取れてきて初夏の雰囲気。
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駐車場はかなり広い。海水浴シーズンじゃないから無料。
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延々と続く砂浜。
鹿島灘は九十九里浜と同じくそのほとんどが砂浜である。
海岸線の全長はほぼ同じ。

    九十九里浜:太東崎〜犬吠埼 66キロ
      鹿島灘:犬吠埼〜大洗  70キロ
      (正確には犬吠埼はどちらにも属していない)

北側方向。
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南側方向。大竹海岸のさらに南には以前に訪れた鹿島灘海浜公園がある。
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波が崩れ落ちる場所からかなり内側まで海水が届いている。相当に遠浅の地形だと思う。
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サーフィンはロングボートとSUP(サップ:スタンド・アップ・パドルボード)がほとんど。この日の波サイズは小さめ。
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ライフセーバーの講習会が開かれていた。
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ビーチを北から南に歩いて行くとトラクターとノボリが。
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防波堤を上がると、古ぼけた感じがいい雰囲気を出している海の家。
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ハマグリ販売中。特大サイズは売り切れたみたい。
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お店の中でも食べられるというので、手づくり番号札をもらって待っていたのは、
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焼きハマグリ!
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見た目通りの味だけれど、甘めの醤油がかけられていて美味しかった。ハマグリが10個入りで1000円。特大サイズはお店にもなくて残念。



海の家にはこんな看板があった。
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焼きハマグリを食べ終えてお店を出ると「もうすぐハマグリの放流を開始しますので、潮干狩りをしたい方は受付をお急ぎください」とのアナウンス。ハマグリの放流?ナニソレ?


これはその放流を待っている人々。
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するとバケツに入ったハマグリを持った人が現れて、
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先ほどのトラクターでハマグリを撒いた(^^ゞ これが放流の正体!
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トラクターで板を引きずっているからハマグリが砂の下に隠れるという仕組み。これから潮干狩りをする人の前で見せちゃいかんだろうという気もするが、家族連れは楽しそうに砂浜を掘り起こしていたから問題なしか。



ビーチを北に引き返す。散らばっている貝殻がきれい。
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同じことを思った人がいたようで。
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逆さ富士ならぬ逆さボート。
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海を眺めながらしばし放心タイム。
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帰りは東水戸道路という北関東自動車道の支線に大洗海岸の近くのインターから乗る。つまり51号線を北上して大洗海岸を通る。素通りするつもりだったが、やっぱりビーチが見えると立ち寄ってみたくなりーーー

しかし大洗サンビーチの駐車場には入ったものの、
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ここは砂浜エリアまでが遠く、さらに砂浜自体も波打ち際まで距離があることを思い出し
そのままバイクにまたがって再出発。
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午後6時過ぎに帰宅。走行は320キロと久々の300キロ越え。潮来でハナショウブと嫁入り舟を見て、霞ヶ浦と大竹海岸の湖&海岸を眺めてと変わった組み合わせだったが、梅雨の晴れ間をたっぷり遊べた。


おしまい

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2013年05月01日

鹿島灘を走って帰ってくる

「ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ」のパート3である。

昨年は公園を出た後、大洗海岸あたりまで走り、そこから往きと同じ常磐自動車道へ戻って帰ってきた。今回は鹿島灘を鹿島まで南下して、そこから東関東自動車道〜京葉道路で帰ってくる作戦。特に意味はないが何となく鹿島灘を走りたかった。
地図その2



前回と同じく公園の真ん中を通っている道路で海岸線に出て、阿字ヶ浦海水浴場や中世代白亜紀の岩礁などを眺めながら走る。ところで、このあたりではあちこちにクジラのイラストやモニュメントを見かける。こんなところでクジラがとれる?あるいは沖で泳いでいるの?


最初に訪れたのは那珂湊(なかみなと)の漁港に隣接している那珂湊おさかな市場。いわゆる観光客向けの魚市場&海鮮飲食店街である。前回ここを通りかかった時おいしそうな匂いがしていたから。


こんな感じで賑やか。
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那珂湊はタコの街らしい。
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5〜6件店が並んでいて、そのうちの1つに入ってみる。
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カニが北海道やロシア産なのはまあ当然として、普通の魚でも那珂湊産じゃないものもチラホラ見かけた。まあしっかり産地表示されているけど。ところで今思い出したが、店の中でタコを見かけなかったような気がする。


ところで店の外にはこんなでっかい蛎殻(かきがら)が。
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正体は岩ガキ。
せっかくだから食べることにする。
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この兄ちゃん、顔はコワイが仕事は丁寧。
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一番大きな700円のは売り切れで、これは500円の岩ガキ。それでもこんなビッグサイズ。この大きさの岩ガキは初めて食べる。味はまあ普通の岩ガキ。かぶりついた時ガツンと濃厚だが普通の牡蠣よりはちょっと単調な味。ポン酢がおいてあったので後半はそれを掛けて食べる。たぶん焼いたほうがうまいと思う。でも雰囲気は楽しめた。
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干物もたくさん売っている。
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スルメは食べたことがあるが一夜干しはない。八代亜紀の♪肴はあぶったイカでいい〜というのはこんなイカのことだろうか? 買ってくればよかったとちょっと後悔。
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飲食店はどこも順番待ちだったので諦めた。
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海側は駐車場になっている。ごらんのように満車状態。この市場周辺はかなり渋滞する。市場を訪れないならここを避けるルートを選んだほうが賢明。ちなみにバイクは市場の入り口あたりに駐めるようになっている。
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駐車場から埠頭側に出ることができる。


そこそこ大きな漁船ーーーかと思ったけれど茨城県のマークがついているので、後で調べたら県所有の漁業調査船だった。ところで漁業調査船って何?
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ブリッジ部分。
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網の巻き上げ装置かな?
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係留ロープ越しに沖合の防波堤。
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こっちは小さな漁船でランプがたくさんぶら下がっているからイカ釣り漁船かな? ところで漁船の窓には丸い縁取りがある。あれは二重窓になっていて外側の窓ガラスはモーターで高速回転する。それによって雨をはじき飛ばす仕組みで目的はクルマのワイパーと同じ。でもクルーザーはたいていワイパーが付いている。同じ船なのになぜ違うんだろう? クルーザーを買うまでに調べようっと(^^ゞ
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混雑しているけれど、たまにはこういう場所も活気があっていいね。
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那珂湊を出た後は国道51号線をさらに南下する。
前回立ち寄った大洗海岸や大洗サンビーチを通り過ぎると道路は少し内陸側に寄って海は見えなくなる。でも何となく海沿いを走っているという雰囲気は感じられる。

しばらくすると道路は完全に内陸部分に。これがほどよいのどかさで開放感のあるいい道だった。基本的に直線道路。直線過ぎて取り締まりが怖くてあまりスピードを出せない(^^ゞ



次に訪れたのは鹿島灘海浜公園というところ。やっぱり一度は海岸に降りてみないとね。ここはネモフィラのエントリーで紹介したメロン産地の茨城県鉾田市(ほこたし)になる。

そこそこ広い駐車場があって、
こんな建物があって一瞬道の駅に来たのかと錯覚する。
ちなみに駐車料金は無料。
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那珂湊でランチを食べ損ねたので、上の建物の中にある食堂で食べることにする。頼んだのは「しじみラーメン」。メニューに鉾田産しじみ使用と誇らしげに書いてあったので、出来上がるのを待っている間にiPhoneで調べると、鉾田市の北にある涸沼(ひぬま)という湖はしじみの生産量全国3位とのこと。鉾田市なんてまったく知らなかったがメロンといいシジミといいなかなかの自治体のようである。

しじみラーメンの写真は撮り忘れた。
これはしじみラーメンの残骸(^^ゞ
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いわゆる塩ラーメンで具はシジミとネギだけ。特にシジミの味が濃厚という気はしないのだが、それなりにスープはおいしかった。



駐車場の隣にある芝生広場。けっこう広い。
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変わった構造の建物があったので近寄ってみると、
子供の遊び場のようだった。
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芝生があって海があるのに、こんな屋内遊戯施設が必要?
箱物行政だね。



芝生広場の横を通って海岸のほうに向かう。
途中に「見晴らしの丘」というのがあった。ひたち海浜公園でネモフィラを見たのも「みはらしの丘」。漢字とひらがなの違いはあっても茨城県は「ミハラシ」が好きなのかな。
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金網の中に石を入れたようなものが見晴らしの丘を巻き付けるように設置されている。
補強? なんか中途半端だし丘に補強が必要とも思えないけど。
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もちろん登れるところは登ることにしている。
一番てっぺんから下を見たところ。
人生は振り返らない主義だが、登ってきたところを眺めるのは好き(^^ゞ
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頂上にある展望コーナー。
海がよく見える。
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芝生広場と駐車場を眺める。
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人は鐘があると鳴らしたくなる生き物である。
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見晴らしの丘を降りて先を進む。
こういう下り坂で視界が開けて海が見えてくると、何となくテンションが上がる。
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アレッ? 公園の外に出た。
海までバイクでも行けたのかな?
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行けたみたい。
ただし駐車場はなさそう。
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海岸線に降りたところにあった立て看板。
重々承知しております。
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少し小高いところに展望コーナーがあった。
その手前には動物の置物。
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展望コーナーの上から。
とても広い海岸線である。
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砂浜に出てみる。
きれいな海岸である。
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流木発見。
ちょっと小さめ。
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お約束のローアングル。
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こっちはカメラを持ち上げてのハイアングル。
波は小さい。マリンスポーツをしている人はいなかった。
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流木2号発見。
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防波堤に座って休憩。
なぜかクビの周りがマフラーを巻いたようなシルエットになっている。
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手を挙げてみる(^^ゞ
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流木3号。これは大物。
なぜか流木好き。
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先ほど座っていた防波堤。
大きな石がたくさんある。大波の時に海から運ばれたのかと思ったが、角張っていて海の中の石っぽくない。それと石がたくさんあるのは写真に写っているエリアのみ。誰かが運んできた? 何のために?
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ぼちぼち駐車場に戻る。


浜ユリ育成中。
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これはハマナス。
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♪知床の岬に〜ハマナスの咲く頃〜と名前は知っていたが見たのはたぶん初めて。知床の岬に咲くくらいなので寒い地方の花。鹿島灘は太平洋側でハマナスが自生している南限といわれている。花のシーズンはもう少し先の初夏。この日はチラホラ見かけた程度。


防風林として植えられている松から伸びた「松の芽」。今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)。
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駐車場に戻る途中に脇道があったので入ってみた。
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簾(すだれ)のようなものの中で何かを育成している。
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松だった。
防風林用かな。
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囲いの中の松を撮ろうとカメラを持ち上げてがんばる私(^^ゞ
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駐車場に戻ってきたのは4時53分。
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クルマもまばらになっていた駐車場のBMW F800R。
なお、この公園にバイク用の駐車スペースはない。
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きれいで広い海岸だったので大変満足。ボケーッとするにはいいところだけれど、そのために来るにはちょっと遠い。




この後も国道51号線をひたすら南下。
のどかな田舎の国道で信号も少ない。

そうこうして走っていると突然サッカーの鹿島スタジアムが現れる。
えっ!こんなところにあったの? 周りは田んぼばっかりで、けっこうヘンピな場所にあるような気がした。


鹿島スタジアムが見られるとは予想していなかったので得した気分。
このあたりから進路は南西向きになる。

ところでこの周辺の道路はところどころに大きな突起がある。地震の影響? まだ補修していない? バイクで走っていると何かを大きなものを踏んだのかと思うくらい揺すられてびっくりした。




しばらくして51号線は北浦を渡る。霞ヶ浦は誰でも知っているが、北浦はその霞ヶ浦の東側にある細長い湖である。このあたりに来てから風が強くなってきた。北浦の橋のにある吹き流しは真横を向いている。吹き流しが真横の場合は風速10メートルである。(吹き流しは真横以上にはならないので10メートルが計測の限界。真横になった吹き流しがさらにバタバタ暴れていたら10メートル以上というアバウトな計測となる)


北浦の橋を渡ったら潮来市(いたこし)。♪潮来の伊太郎〜ちょっと見なればーーの潮来である。私の年代なら橋幸夫よりボンチのおさむちゃんのほうが馴染みがある(^^ゞ


東関東自動車は潮来まで延びているので、そこから高速に乗る。後はひたすら走るだけ。京葉道路〜首都高湾岸線と乗り継いで途中の新木場で降り、ゲートブリッジ経由で帰ってきた。走行315キロで久々の300キロ越え。


写真はひたち海浜公園にあった記念撮影用のもの。
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この日4月28日は私の誕生日。
好物のチューリップを見て、ネモフィラの幻想的な丘に登って、大きな岩ガキを食べて、特産のしじみラーメンも食べて、広い海岸を散歩して、ハマナスを見つけて、ついでに鹿島スタジアムの横も通って、もちろんバイクもたっぷり乗ってなかなか楽しいよい日でした。

何歳までこんなことやっているんだろう?


おしまい

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2013年04月30日

ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ 2

たまごの森を離れてネモフィラのある「みはらしの丘」に移動。

水のステージを先ほどと反対側から見たところ。
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何の行列かと思って先頭に行ってみると、レストハウスでメロンパンを買うためのもの。なんでも公園のある「ひたちなか市」の隣の隣の鉾田市(ほこたし)はメロンの生産量日本一で、ここでは春と秋にそのメロンを使ったメロンパンを限定発売している。昼前には売り切れる人気商品らしい。
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ところでメロンパンはメロンとは基本的に無関係。パンに格子状の模様が入っていて、それがメロンに似ているところから名付けられた。普通のメロンパンは別にメロンの味はしない。だからここで売っているようなものはメロン入りのメロンパンというややこしいネーミングになる。

並んでまで買う気はないのでパスして先に進む。
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こんな道を歩いて行く。
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いよいよネモフィラが視界に入ってくる。
もうこの時点で違う世界を見ているようである。
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そしてこれがネモフィラに覆われた丘の全景。
圧巻!
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ローアングルにして水色の正体が花だとわかるように撮ってみる。
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ネモフィラは親指の先くらいの小さな花。
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レンズ交換ができるNEX-5Nというカメラを買ったのに、レンズ交換が面倒で私には向いていないとは何度かブログで書いた。でも今回はネモフィラの丘。とてもとても広い風景である。だから本日は広角換算24ミリにワイドコンバーターを装着して18ミリの超広角にしたレンズを必ず使うと固く誓って自宅を出たのである←オオゲサ 


ズームレンズの一番広角側換算27ミリでの撮影。
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上の写真の後にレンズ交換。
こちらはほぼ同じ場所から換算18ミリにしたレンズでの撮影。
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右側の木の位置をそろえて撮ればよかったと反省。でも丘の起伏の形から18ミリは27ミリと較べて3割くらい広く写っているかな。

だからどうだ、より風景のイメージが伝わるかといえば微妙なところ。それと前から感じていたが18ミリにして横に広く写るのはいいのだけれど、縦にも広く写る。これに慣れていないせいか構図的に間延びしたような印象を受けてしまう。なおこの18ミリの写真は目で見た範囲より広い。18ミリと27ミリの比較から推測すれば、人間の視野角と同じに写るのは20〜22ミリくらいのレンズだと思う。


ここからしばらくは換算18ミリでの撮影。

先ほどまでいたのは丘の一番下。この写真の右に写っている木よりさらに右側。そして、いよいよ丘に登る。なだらかな丘だから登るのはまったくきつくない。
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ちょっと登って麓(ふもと)を眺める。古民家を移築した広場になっている。こちらの「みはらしの丘」に対して「みはらしの里」の名前がついている。
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少し地面が露出した部分がある。ズームレンズだったら画角を調整してそういうところが入らないように工夫する。このレンズは18ミリ固定なのでそういう自由がきかない。なかなか手強い。
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でもこういう風景にはやっぱりこの広々感はいいね。
ネモフィラの中に女性が入っているように見えるが、あそこにも道がある。
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さらに登ったところから見おろす。
ところどころ水色が薄くて葉っぱの緑が目立っているところがある。
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途中にある鐘。
広角レンズは望遠レンズの逆で「遠くに写す」。だからこの程度のアップの写真でも相当に接近しなければいけない。赤の他人を撮っているから何となく気まずい。
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鐘のあるところは広場になっていて、その先に頂上がある。あそこに何もないことはコキアを見たときに確認済み。
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でも登ってしまった(^^ゞ
これは広場の一番奥から撮ったもの。
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東側は海。港は造成中なのかな。
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北側はこの公園の敷地だが未利用地の部分。
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頂上からネモフィラが植えられている部分。
途中に芝生があってちょっと遠い感じになってしまった。
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ズームで調節して構図を変えられないのが不自由に感じてきたので、ズームレンズに戻すことにした。これはズームレンズの換算50ミリくらいで撮ったもの。
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下りながらネモフィラを堪能する。
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なんとなくネモフィラを見て感じたイメージに一番近い写真。去年ここでコキアを見たとき、とてもこの世の景色とは思えないと感じた。しかしネモフィラの中を歩くとまるで「あの世に来たみたい」な気分に浸れる(^^ゞ
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これはスイングパノラマで撮影。連写合成だから歩いている人が二重になっている。でも、こういう風景ならあまり気にならない。
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ネモフィラのアップをもう一度。
ネモフィラの中心部は白くておしべが黒い。風が吹いて花が揺れると白地に黒い点で目や口を描いたように見えるときがある。揺れ方によっては笑っているようにも感じる。この日、私はネモフィラの妖精に微笑みかけられた!
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ネモフィラと空のブルーが一体化して幻想的。
天国に行くときはこういうところを通る?
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麓の「みはらしの丘」。
こういう人工的なものとの対比でネモフィラを見ると、まったく違う別世界が並立しているようで、とても不思議な感覚に襲われる。
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上の写真で人々がカメラを構えているのが、この鯉のぼり。
鯉のぼりを間近で見るのは久しぶり。
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売店はとても混雑。
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名残惜しいがネモフィラとはここでお別れ。
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ゲートへ戻ることにする。
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これは水仙。
ひたち海浜公園では水仙→チューリップ→ネモフィラと春のイベントが続く。さすがに水仙はもうアップに耐えられる状態にはあらず。
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水のステージの横側にある売店エリア。
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一緒に遊びたい(^^ゞ
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この日はイベントはなかったみたい。
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午後1時16分に公園退出。
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外に出てみると来た時と較べて5倍くらいの行列。
ネモフィラを見に来るなら早起きしましょう。
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途中の売店で一鉢200円で売られていたネモフィラ。あの一面のネモフィラを見た後にこんな小さな鉢を買っても仕方ないだろう思っていたら、写真を撮っている間に2つ売れていた。
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クルマだと運転していても横に乗っていても渋滞するとイライラするから、バスで来るのもありかと思う。
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着いた時は私のバイク以外に小さなスクーターが2台だけだったのに、10台くらいの大型バイクが駐まっていた。私のBMW F800Rの隣はハーレーの珍しい水冷タイプ。
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チューリップとネモフィラを存分に楽しんだ。
でもツーリングはまだまだ続く。

wassho at 23:42|PermalinkComments(0)

2013年04月28日

ひたち海浜公園 ネモフィラ&チューリップ

見たいなと思っている花が3つある。困ったことに3つとも道路が大渋滞するゴールデンウイークに見頃を迎える。だから出かけるのを躊躇してしまう。でもその3つの花は来年も再来年も、その先もずっとゴールデンウイークが見頃なのである。渋滞をいやがっていたら永遠に見られない。だから「いつ行くんだ?今でしょう」と予備校の先生のキャッチフレーズを見習って、まずはそのうちの1つに出かけてきた。


バイクで向かったのは茨城県にある「ひたち海浜公園」。去年の秋にコキアをみて感激した国営の公園である。グーグルマップによれば自宅からの距離は135キロ。いい公園なのだがちょっと遠い。

地図はグーグルマップ。
自宅近くから首都高に乗り、6号向島線・三郷線から常磐自動車道に入って、途中で北関東自動車道に乗り換え「ひたち海浜公園」の出口で降りる単純明快な道順。コキアの時のブログを読み返すと午前8時過ぎに出発して10時半頃についたとある。所要時間約2時間半。その日も日曜日だったがゴールデンウイークはもっと渋滞するだろうから3時間半と計算。早起きしなくちゃと前日は早々に寝たのに、結局出発したのは7時30分(/o\)
地図その1

渋滞はところどころあったものの、何とかすり抜け走行で公園到着は10時15分。結局2時間45分の行程と前回とそれほど変わらず。ただし、これはバイクだからの話。クルマなら昼までに公園に入れたかどうか。途中の渋滞もさることながら、高速道路の「ひたち海浜公園」出口2キロ先の標識のところからビッシリと数珠つなぎ。クルマで出かける人はご参考に。


2000台規模の駐車場。
でもバイクは片隅に10台分程度。
駐車料金はクルマ500円でバイクは250円とバイクは割高。
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暖かかったので革ジャンは脱いで公園に入るとした。
スクリーン(ヘッドライトの上の風よけ)に白い縦線が入っているのは何かが写り込んでいるだけで割れているわけじゃない。ちなみにこのスクリーンはショットガンを撃ち込まれても割れないらしい。
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ヘルメットは100円ショップの鍵付きワイヤーロープでバイクのキャリアにくくりつける。グリーンのワイヤーも鍵付きで、革ジャンの袖に通してバイクのフレームと、まだ長さが余るからヘルメットにも巻き付けてある。グリーンはサイクリング用のワイヤー。ただしその気になったらこれらの切断は簡単だが。
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チケット売り場はそれなりの混雑。
でも並んでいたのは5分ほど。
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大人400円。
そういえば前回来たときは入場無料の日だった。
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入場ゲートをくぐったのは午前10時33分。
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公園内から入場ゲートを振り返ったところ。「翼のゲート」の名前がついている。なおコキアの時に入ったのは南口ゲートで今回はそれとは別の西口ゲート。
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西口ゲートを入ってすぐのところにあるのが、前回フラダンスを観て身体が溶けた「水のステージ」という施設。
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水のステージの右側にあるのが「たまごの森」と呼ばれているエリア。ここではチューリップが植えられている。ただ時期的にそろそろ終わりのはずだし、いたんだチューリップばかりだったらテンション下がるなあと、おそるおそる訪れてみるとーーー
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      まったくOK \(^o^)/


とりあえず佐倉ふるさと広場にはなかった品種から。

ユリ咲き。筆で赤の線を描いたような模様のチューリップ。
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その黄色版かと思いきや、線の入り方や数が違うし、花びらもフリンジ(ギザギザ)になっている。
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佐倉にも同じ形はあったが、この色はなかった。
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これもチューリップらしい。
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たとえ植物学的にはチューリップでも、この花をチューリップと呼ぶのは間違っている気がするけど。
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これは黒に近い色。
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黄色の縁取りがフリンジになっている。なんとなく食虫植物っぽい。左下の蕾なんか指を近づけたらカパッと開いて食いちぎられそうである(^^ゞ
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赤と黄色でユリ咲き。
ところで写真を見ると蕾がたくさんあるのがわかる。自宅で育てていると同じ品種は同じ時期に一斉に咲く。開花時期が違えば長く楽しめるので、そうしたいんだけれど、どうやって育てているのだろう。密集しているから球根を違う時期に植えたとは考えにくい。ナゾ
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トロピカルフルーツみたいなチューリップ。
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話は変わるが、この日はときどき強い風が吹いた。
風が吹くと花が揺れる→写真がブレル。でもこのチューリップはスポーツモードで撮ったから、強い風が吹いて花が傾いていてもブレていない。
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スポーツモードはスポーツなど動きのあるものを撮るときに使うモードで、シャッタースピード(撮影する瞬間の長さ)を上げて(短くして)動きを止めるように撮る。この写真のシャッタースピードは1/2000秒。ちなみに1つ前のトロピカルフルーツは通常のオートモード撮影で1/15秒、一番最初の白赤は1/50秒とかなり違う。

とにかくブレなくなってこれは便利と思ったもののスポーツモードには難点もある。ややこしい話になるので説明は別の機会に。そこで風対策としてシャッタースピード優先モード(自分でシャッタースピードを設定できる)を使う。ただし、どれくらいのスピードがいいのか皆目見当もつかない。とりあえず1/1000もあればいいだろうとアバウトに。

というわけで風が吹いてきたらシャッタースピード優先モードにし、風がやんだら通常のオートモードに戻して撮影。シャッタースピードを速くするのも、いろいろ弊害があるのでできるだけ使いたくなかったから。しかし、このモード切り替えが超面倒。ボタンを押して画面をタッチして、その後ダイヤルを回さなければいけない。その繰り返し。風で花が揺れて写真がブレるなんてのはよくある話なので、被写体の揺れを検知して、それに最適なシャッタースピードにまであげるような機能を開発して欲しいと思う。



さて話はチューリップに戻って、たまごの森の中チューリップはこんな風に植えられている。松林の下に植えられるチューリップなんて珍しいと思う。
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ここがたまごの森と呼ばれているのは、
卵形の遊具がいくつか置かれているから。
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ひたち海浜公園のチューリップはなかなかセンスよく植えられている。
川が流れてきて下流には白い跳ね橋が架かっている。
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ところで青いチューリップは存在しない。
だから川を表現しているのはムスカリという植物。まあ、ズルイちゃズルイ。
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そういえば何年か前にサントリーが青いバラの品種を開発したと話題になった。是非チューリップもお願いしたい。ついでに緑も。水色とキミドリもあったらもっとうれしい。


川はさらに風車のほうへ流れていく。
チューリップは松林の下に植えられているから、日の当たるところと枝の陰影になるところができて、その対比もこれまた趣(オモムキ)あり。
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無数にあるチューリップの花を見ていたら点描写のゴッホを思い出した。この風景をゴッホならどんなエネルギッシュな絵にしただろうか。ところで彼はチューリップの本場オランダ人なのに、ゴッホの描いたチューリップの絵は聞いたことがない。ナニユエ?



川のそばにある風車。
普通、川のそばにあるのは水車。オランダは国土が低いため風車で開拓地にたまる水をすくい上げて排水していたーーーだったっけ?
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写真じゃわかりづらいものの、ここの黄色のチューリップはジャンボサイズ。赤と較べれば2倍くらいの大きさ。




ミックス植えのエリア。歌にあるように♪赤〜白〜黄色〜となっている。でも白が目立たないね。赤と黄色に対して白は倍の比率で植えるべしとアドバイスしておこう。
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もうひとつのミックスエリア。
こんな景色を想像したことある?
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もちろん得意技の下からアオって青空入りも忘れずに。
でも森の中で木があるから、佐倉の時ほど開放的なイメージにはならない。
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その他あれこれキレイどころを。
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どうよ、この密集感!
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多少はきれいなチューリップが残っていればいいかくらいの気持ちで来たから、予想外の満開ぶりに大満足。

さて、次はいよいよ本命のネモフィラ。


ーーー続く。

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2012年10月25日

国営ひたち海浜公園 その4

前2回は違うタイトルを付けたが、
「ひたち海浜公園」ツーリングの4本目。


私が広場のステージに着いたときフラダンスのプログラムはもう終盤だったらしく、3組30分くらいで観たところで残念ながらフラダンスは終了。それで前菜のコスモス、メインディッシュのコキアに続いてデザートを見に行くことにする。


途中で遊園地になっているエリアを通る。
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ところでジェットコースターに乗るとヒューッと腰というか身体が浮きそうな感覚になる。それをより楽しむ乗り方を知ってる? そのコツは下りになったら足を床から浮かすこと。ヒューッの感覚がより強くなるからお試しあれ。


そろそろ秋バラの季節。
それで、ひたち海浜公園を締めるデザートはローズガーデン。
ーーーのつもりだったが、バラはほとんど咲いていなかった(/o\)
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開花率10%くらいでガッカリ。



駐車場に戻ったのは午後2時半で、この公園に4時間ほどいたことになる。この日は公園出発の時刻が読めなかったから、3パターンのツーリングプランを考えてきた。

  Aプラン
   そのまま「ひたち海浜公園」のインターチェンジから帰る。

  Bプラン
   ちょこっとだけ海岸線を走ってから帰る。

  Cプラン
   海岸線を鹿島灘の真ん中あたりまで南下し、そこから西に向かって
   ついでに霞ヶ浦も見てから帰る。


結局Bプランを選択。プランと呼ぶほど大げさなものでもないが。公園の真ん中を突っ切っている道路で海岸沿いに出る。海がよく見える気持ちのいい道だった。
帰り地図



しばらく走るとアンモナイトの化石などが発見された、中生代白亜紀の地層が海岸に露出したエリアがある。中生代白亜紀とは恐竜が絶滅した時代。その前の中生代ジュラ紀が恐竜が繁栄した時代。ジュラシックパークのジュラシックはジュラ紀の意味。中生代白亜紀はだいたい6500万年前から1億5000万年前の期間。まったく想像がつかないくらいの大昔、そして気が遠くなるほどの長い期間だね。


こんな風に岩が縦に海に突き出している。突き出しているものがあれば先端まで行くのが海に来たときのオキテ。しかしさすがに、ここはちょっと無理(^^ゞ
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いつものローアングル。
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岩が倒れたようになっているところがあった。
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近づいてみると岩の中に砂利が詰まったようになっている。色も白っぽいしコンクリートの堤防が倒れたと思ってしまいそう。
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ここは茨城県の観光スポットになっているものの、予備知識がなければ単にゴツゴツした岩がある海岸にすぎない。まあ予備知識があっても、特に感激もしなかったが。岩の景色という点では房総半島の野島崎灯台周辺のほうがおもしろい。


さらに走って大洗(おおあらい)の海岸に出る。大洗海岸の北側は割と岩が多く、南側ほど砂浜になる。ここは大洗の一番北側。海水浴シーズンの駐車場は有料だったと思うが、このシーズンは無料。1000台規模の大駐車場。
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駐車場から見下ろした海岸。
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基本的にジャリ浜なんだが、こういう風に撮ると広い砂浜に見える。
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ローアングルで撮ったら石ころにピントが合ってしまった。
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サーファーが20名くらい。これはデジタルズームでかなり拡大して撮ったから画像が荒い。何倍にしたかは忘れた。
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イカ焼きを食べる。
都内の祭りの露天で食べるイカ焼きとは、かなり鮮度が違う。
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大洗は市街地を挟んで北側と南側に海水浴場があって、南側はサンビーチと呼ばれている。ネーミングに特に意味はないと思われる。私なら大洗ノースショアとサウスショアにするけれど。(ハワイの有名なサーフポイントにノースショアというのがある)


サンビーチ到着。
見てわかるように、ここはビーチが広い。
というか、遠いっ!
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流木発見。
でもあまりいい形ではなかったので遠目に撮影。
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ローアングルも飽きたので普通に撮る。
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大きな(といっても写真じゃサイズがわからないが)貝殻がたくさん打ち上げられていた。
たぶんハマグリ。
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こんな遊びをしている人が。
スカイダイビングとかハングライダーとかとか「空飛ぶ」系のスポーツもやってみたい。私は昔パラセールを一度体験しただけ。
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サーフな光景。
でもサンビーチの波はあまりよくなかった。
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なんだかんだで午後4時半くらいになり日も傾いてきた。
本日のツーリングはここで切り上げ。水戸大洗のインターチェンジから、ひたすら高速道路を走って帰る。走行290キロ。距離的にはたいしたことないのに、現地滞在時間が長いので戻りは遅くなってしまった。でもコキアはもちろんよかったし、フラダンスが楽しいと大発見もあって何か得したようなツーリングでした。
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おしまい

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2012年10月24日

フラダンスを観た、溶けた

コキアが植えられている「みはらしの丘」のふもとは「みはらしの里」と名付けられている。古民家があったり、ソバが畑に植えられていたりと和風テイストがコンセプト。

写真手前の白い小さな花が、ソバの花。
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古民家が2軒。
コメが乾されていて、足踏み式の脱穀機を使った脱穀体験コーナーがあった。
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古民家の内部。
この手の古民家は割とあちこちで展示されているので、特に目新しさはなし。
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かやぶき屋根って何層にもなっているのね。
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コキアでホウキ作りのイベント。
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ホウキ作りも楽しいと思うが、ここはコキアを見た人が感激して降りてくるんだから、なぜコキアの種を売らないかな。儲かりまっせ(^^ゞ

ところでコキアを育てるのは難しくないとのことだが、鉢植えではあのモッコリとしたカワイイ形にはならないらしい。残念。


ステージのある広場に戻ってくる。
先ほどよりさらに混雑。
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ご当地アイドルだって。
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ステージではフラダンスをやっていた。
地元のフラダンス愛好家のお姉様方らしい。
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出番待ちのお姉様方。
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そこそこの観客。
私がいたのはステージ前のセンターだから、この2倍の観客数。
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さてフラダンス。
ほとんどの人が何となく知っていても、それほど詳しいわけでもないだろう。ゆったりしたフラダンスと、腰を激しく振るタヒチダンスの違いもよくわからない。私もそんな一人。男性ダンサーがタイマツを振り回して口から火を噴くのは何ダンスだっけ?

フラダンスはテレビとかでチラッと見たことがある程度。初めてじっくりフラダンスを観た。とてもとてもよかった。ゆったりとしたハワイアンミュージックにあわせて、ゆったりと踊るフラダンス。観ているだけで身体も気持ちも溶けそうになる。うまく表現できないが、とても自然とシンクロしたような感覚になるダンスなのである。踊っている人も気持ちよさそうに見える。屋外イベントなのもよかったと思う。

今までフラダンスなんかに興味もなかったし、このステージに腰を下ろしたのも、たまたま「みはらしの丘」で歩き疲れたから。しかしフラダンスの認識が180度変わった。機会があったらまた観たい。ナポリを見て死ねという言葉があるが、フラダンスも見ておくべきである(2回目の比喩)。


ただしダンスは一連の動きなので、
瞬間しか撮れない写真だと、その良さを伝えるのは難しい。
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シェーみたいになってしまった(^^ゞ
シェーが懐かしかったら、間違いなく中高年以上!
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ーーー続く

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2012年10月23日

コキアのレッドオータム

レッドオータムとは紅葉のこと。コキアは和名を箒草(ほうきぐさ)といい、ホウキの材料になるくらいだから少々固い。でもじつは木ではなく草である。つまり1年で枯れる。草が赤くなって紅葉というのかどうかは自信がない。でも、とにかく赤くなる。たまに見かけるからそれは知っていたものの、そのコキアが丘一面に群集していると聞いてはるばるやってきたのが、この「ひたち海浜公園」。


理屈抜きで写真でお楽しみを。
よかったらクリックして大きく見てください。


この世の植物とは思えない可愛らしさ。
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こんな感じでコキア、コキア、コキアである。
その数3万6000株。
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上から見たところ。
逆光だから、ちょっとハードな感じに撮れている。
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丘の上の方のコキアは、わずかに緑色が残っている。
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あそこが頂上。
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登ってみたら、別に何もないんだけれど、
でも周りに遮るものもないので360度パノラマな風景が楽しめる。
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紅葉は山の中で見ることが多いから、紅葉と海を一緒に見られる機会はあまりないかもしれない。
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ススキとセイタカアワダチ草。子供の頃、セイタカアワダチ草はどこの空き地でも生えていたような気がするが、そういえば最近はあまり見ない。もっとも都会の真ん中で暮らしていたらそんな空き地もないが。
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ずーっと広がっているのは、この公園の使われていない敷地。前回書いたように総面積350ヘクタールのうち開業しているのが190ヘクタールで、160ヘクタールが手つかずという太っ腹。
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遠くに少しピンクがかってキレイなコキアがあったので、デジタルズーム3倍くらいで撮ってみた。でも写真じゃ、あまり違いがわからず残念。
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コキアを取り囲むようにコスモスも植えられている。
花の状態は中央フラワーガーデンよりよかった。
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丘の横側に降りる。
コスモスとコキアの対比がファンタジック。
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この日も換算24ミリの広角レンズと、それに装着すると換算18ミリになるワイドコンバーターを持って出かけたのに、面倒なのでレンズ交換せず。やっぱり私には無理みたい。


これはスイングパノラマで撮影。
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コスモス、コキア、芝生があって空は青くて、写真に写っているより何倍もキレイな風景だった。キレイなだけじゃなく、コキアはそのユニークな形で心がなごむ。ナポリを見て死ねとの言葉があるが、コキアも見ておくべきである。


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ーーー続く

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